JP2020195594A - 車両構造 - Google Patents
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Abstract
Description
車両の荷室に設けられた開口部と、
前記荷室に設けられるクレーンと、を備える車両構造であって、
前記クレーンは、
先端部と基端部と、前記先端部と前記基端部との間に介在する中間部とを有するアームと、
前記先端部から吊り下げられる吊り具と、
前記先端部に設けられ、前記吊り具を昇降させる駆動部と、
前記荷室の車幅方向の一方側に設けられ、前記基端部を前記荷室内に支持する取付部と、を有し、
前記アームが車幅方向に沿った状態において、
前記先端部が前記荷室の車幅方向の中央から車幅方向の他方側にずれて位置し、
前記吊り具が前記先端部における前記駆動部よりも前記中間部側に位置する。
図1〜図4を参照して、実施形態1に係る車両構造1について説明する。車両構造1は、図1に示すように、車両100の荷室2に設けられた開口部3と、荷室2に設けられるクレーン10とを備える。クレーン10は、アーム20の先端部21に吊り具30を有する。クレーン10は、代表的には、荷物200(図2、図4)の積み降ろし作業に使用される。車両構造1の特徴の一つは、図2、図3に示すように、アーム20が車幅方向に沿った状態において、先端部21が荷室2の車幅方向の中央(図2、図3中、一点鎖線Cで示す)からずれて位置する点にある。また、吊り具30(図2)が先端部21における駆動部40よりも中間部23側に位置する。まず、車両100及びクレーン10の概要を説明する。次いで、車両構造1について詳しく説明する。
図1に示す車両100は、その後部に荷室2を有する。荷室2の後部に、開口部3が設けられている。開口部3は、バックドア4により開閉される。バックドア4は、その上端部がルーフパネル120の後端部にヒンジ(図示せず)を介して回動自在に取り付けられている。車両100の車室内には、座席5が設置されており、座席5の後方に荷室2が車室と一体に設けられている。バックドア4には、バックドアガラス4g(図2)が設けられている。説明の便宜上、図2では、座席5を省略して示す。図4では、バックドア4を省略して示す。
クレーン10は、図2に示すように、アーム20と、吊り具30と、駆動部40と、取付部60とを有する。アーム20は、先端部21と基端部22と、先端部21と基端部22との間に介在する中間部23を有する。吊り具30は先端部21から吊り下げられる。駆動部40は、先端部21に設けられ、吊り具30を昇降させる。取付部60は、基端部22を荷室2内に支持する。取付部60は、荷室2の車幅方向の一方側(本例では右側)に設けられている。
本例の取付部60は、開口部3から先端部21が荷室2の内外にわたるように、基端部22を荷室2内に回動自在に支持する。そのため、アーム20は車高方向(車両上下方向)の軸回りに回動することが可能である。本例の場合、図3に示すように、アーム20の基端部22に上下方向に貫通する軸孔22hが設けられている。取付部60は、図2に示すように、基端部22を上下方向から挟む]状の部材である。取付部60は、基端部22の上側に配置される上側支持部61と、基端部22の下側に配置される下側支持部62と、軸孔22h(図3)に挿通される軸63とを有する。軸63は、上側支持部61と下側支持部62との間に上下方向に沿って設けられている。アーム20の基端部22は、軸孔22h(図3)に軸63が挿通された状態で、上側支持部61と下側支持部62との間に挟まれることによって、軸63を中心として回動自在に支持される。
吊り具30は昇降可能である(図4参照)。吊り具30は、図2に示すように、紐状体31の一端に取り付けられており、紐状体31によって先端部21から吊り下げられている。吊り具30は、荷物200(図2)を引っ掛けられるものであればよく、例えばフックやカラビナが挙げられる。フックとしては、例えばS字フック、J字フックが挙げられる。紐状体31には、テザー、ワイヤ、ロープ、チェーンなどが好適に利用できる。
駆動部40は、図2に示すように、紐状体31が巻き付けられるドラム41と、ドラム41を回転するモータ42とを含む。ドラム41には、紐状体31の他端が固定されている。モータ42は正転と逆転が可能である。モータ42が正転することによって、紐状体31がドラム41から繰り出される。モータ42が逆転することによって、紐状体31がドラム41に巻き取られる。つまり、モータ42が正転すると、吊り具30が下降し、モータ42が逆転すると、吊り具30が上昇する。クレーン10を使用しない初期状態では、紐状体31がドラム41に巻き取られている。
その他、クレーン10は、スイッチ50を有する。スイッチ50は、駆動部40を操作して吊り具30の昇降を行う。スイッチ50は、図2に示すように、UPスイッチ51とDOWNスイッチ52とを有する。UPスイッチ51は、モータ42を逆転させる。UPスイッチ51がONになると、モータ42が逆転して紐状体31がドラム41に巻き取られることにより、吊り具30が上昇する。DOWNスイッチ52は、モータ42を正転させる。DOWNスイッチ52がONになると、モータ42が正転して紐状体31がドラム41から繰り出されることにより、吊り具30が下降する。本例では、先端部21の車両後方側の面にスイッチ50が設けられている。具体的には、スイッチ50が後述する傾斜面25に設けられている。
実施形態1の車両構造1は、図2、図3に示すように、取付部60が荷室2の車幅方向の一方側(右側)に設けられている。そして、アーム20が車幅方向に沿った状態において、先端部21が荷室2の車幅方向の中央(一点鎖線C)に重ならず、荷室2の中央から車幅方向の他方側(左側)にずれて位置する。具体的には、先端部21の全域が荷室2の中央から基端部22と反対側にずれている。また、吊り具30が先端部21における駆動部40よりも中間部23側に位置する。車幅方向の中央とは、左右のサイドパネル110の内面同士の間隔を二等分する線のことをいう。先端部21における中間部23側とは、先端部21を長手方向に二等分、好ましくは三等分したときに、中間部23側に位置する一方側(右側)の領域を指す。
図4を参照して、クレーン10を使用して荷物200を積み降ろす方法を説明する。ここでは、荷室2に荷物200を積み込む場合を説明する。荷物200は、折り畳まれた車椅子である。積み降ろし作業は、作業者が車両後方から行う。
実施形態1の車両構造1は、クレーン10におけるアーム20が車幅方向に沿った状態において、先端部21が荷室2の車幅方向の中央から基端部22と反対側にずれて位置する。そのため、上述したように、アーム20が車幅方向に沿った状態で荷室2内に収納されたとき、アーム20の先端部が、バックミラー6の視界を遮ったり、ハイマウントストップランプ7と干渉したりすることを回避できる。よって、車両構造1は、アーム20によってバックミラー6の視界範囲が狭くなることを抑制できると共に、アーム20がハイマウントストップランプ7と干渉することを抑制できる。したがって、車両構造1は、クレーン10を荷室2内に収納したときにアーム20が邪魔になり難い。
1 車両構造
2 荷室
3 開口部
4 バックドア
4g バックドアガラス
5 座席
6 バックミラー
7 ハイマウントストップランプ
10 クレーン
20 アーム
21 先端部
22 基端部
22h 軸孔
23 中間部
25 傾斜面
30 吊り具
31 紐状体
40 駆動部
41 ドラム
42 モータ
50 スイッチ
51 UPスイッチ
52 DOWNスイッチ
60 取付部
61 上側支持部
62 下側支持部
63 軸
110 サイドパネル
111 インナパネル
112 アウタパネル
113 内装パネル
120 ルーフパネル
121 リアヘッダパネル
130 フロアパネル
200 荷物
Claims (1)
- 車両の荷室に設けられた開口部と、
前記荷室に設けられるクレーンと、を備える車両構造であって、
前記クレーンは、
先端部と基端部と、前記先端部と前記基端部との間に介在する中間部とを有するアームと、
前記先端部から吊り下げられる吊り具と、
前記先端部に設けられ、前記吊り具を昇降させる駆動部と、
前記荷室の車幅方向の一方側に設けられ、前記基端部を前記荷室内に支持する取付部と、を有し、
前記アームが車幅方向に沿った状態において、
前記先端部が前記荷室の車幅方向の中央から車幅方向の他方側にずれて位置し、
前記吊り具が前記先端部における前記駆動部よりも前記中間部側に位置する車両構造。
Priority Applications (1)
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JP2019104008A JP7260239B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | 車両構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019104008A JP7260239B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | 車両構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP7260239B2 JP7260239B2 (ja) | 2023-04-18 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019104008A Active JP7260239B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | 車両構造 |
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Citations (3)
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JP2001334861A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-04 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両における荷物昇降装置 |
JP2005192663A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Toru Sone | 車輛用人員乗降補助装置 |
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2019
- 2019-06-03 JP JP2019104008A patent/JP7260239B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2005192663A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Toru Sone | 車輛用人員乗降補助装置 |
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JP7260239B2 (ja) | 2023-04-18 |
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