JP2020192586A - レーザー光にて半田付けを行う半田付け装置および半田付け装置を備えるロボット装置 - Google Patents

レーザー光にて半田付けを行う半田付け装置および半田付け装置を備えるロボット装置 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザー光によるワークの損傷を抑制する半田付け装置を提供する。【解決手段】半田付け装置2は、レーザー光30を出射するレーザーヘッド31と、レーザー光30の経路に糸半田35を供給する半田供給機とを備える。半田付け装置2は、レーザー光30により溶融した半田を受ける半田受け部材23と、溶融した半田をワークに注ぐ注ぎ部材25とを備える。半田受け部材23は、溶融した半田が溜まる形状を有する凹部23aを有する。注ぎ部材25は、凹部23aに連通して半田が流れる溝部25aを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、レーザー光にて半田付けを行う半田付け装置および半田付け装置を備えるロボット装置に関する。
半田付けを行うことにより、部品同士を固定したり、電気回路に部品を電気的に接続したりすることができる。例えば、電子部品をプリント基板等の基板に固定する場合に半田付けを行うことができる。半田付けを行うことによって、電子部品を基板に固定すると共に、基板に形成された電気回路に電子部品を接続することができる。半田付けを行う場合には、半田を加熱して半田を溶融する。溶融した半田を電子部品のリードまたは端子等の電子部品を固定する部分に供給する。この後に、半田の温度が低下することにより半田が硬化する。
従来の技術においては、半田を加熱して溶融するために、レーザー光を半田に照射することが知られている(例えば、特開2011−216503号公報、特開2010−89159号公報、および特開平8−8284号公報)。レーザー光にて半田を溶融することにより、短時間にて半田を溶融することができて、半田付けを行う時間を短くすることができる。
特開2011−216503号公報 特開2010−89159号公報 特開平8−8284号公報
レーザー光にて半田を溶融する半田付け装置においては、例えば、DIP(Dual Inline Package)部品のリードまたは表面実装部品の端子が配置されている部分に溶融する前の半田を配置する。そして、半田に対してレーザー光を照射することにより、半田は溶融するとともに、リードまたは端子が配置されている部分に溶融した半田が供給される。
半田付けの作業においては、例えば、プリント基板に形成されたスルーホールに電子部品のリードを挿通する。そして、プリント基板の裏側からリードが配置されている部分に半田を配置する。レーザー光を照射することにより半田が溶融して、スルーホールに配置されたリードを基板に固定することができる。
このような半田付けの作業を行う場合に、電子部品のリードの表面でレーザー光が反射する場合がある。反射したレーザー光は、プリント基板のスルーホールの周りの部分に到達する場合がある。例えば、リードの先端部にてレーザー光が反射して、プリント基板のスルーホールの周りの部分が焼けてしまう場合がある。または、レーザー光がリードの先端部において反射して、半田付けを行う電子部品の周りに配置された電子部品に到達する場合がある。そして、電子部品がレーザー光にて焼けてしまう場合がある。
特に、電子部品のリードが円柱とは異なる形状を有する場合には、先端部が様々な形状を有する。例えば、リードが板状に形成されており、リードの弾性により電子部品がスルーホールに一時的に固定されている場合がある。レーザー光は、リードの先端部にて様々な方向に反射されるために、プリント基板が焼けてしまったり、周りの電子部品が焼けてしまったりする場合がある。
または、レーザー光がリードとスルーホールとの間の隙間からプリント基板を貫通して、電子部品の本体部に到達する場合がある。この結果、素子を覆うモールド部にレーザー光が照射されて、本体部を焦がしてしまう場合がある。特に、リードが円柱とは異なる形状を有する場合には、リードとスルーホールとの間の空間が大きくなり、電子部品の本体部にレーザー光が到達しやすくなる。
または、電子部品によっては、温度が高くなると信頼性が低下する部品がある。レーザー光にて半田を溶融した時に、レーザー光の出力に依存して電子部品が瞬時に高温になり、電子部品の信頼性が低下する場合がある。
このように、レーザー光を用いた半田付けを行った結果、プリント基板の品質が低下する場合があった。例えば、製造時には正常に機能していた電気回路においても、プリント基板が焼けたり、電子部品が焼けたりすることにより、耐久性が低下するという問題があった。特に、機械の制御装置などの長期間にわたって正常に作動する必要が有る装置では、プリント基板の製造時にプリント基板が焼けたり電子部品が焼けたりすることが問題になっていた。
プリント基板の設計を行う設計者は、レーザー光を用いて半田付けを行う時にプリント基板または電子部品が損傷しないように、プリント基板を設計していた。例えば、レーザー光がスルーホールを通過しないように、スルーホールの径が小さくなるように設計を行っていた。しかしながら、スルーホールの径を小さくすると、電子部品のリードをスルーホールに挿入する作業において、挿入の失敗が生じやすくなる。または、熱に弱い電子部品を使用する場合には、レーザー光により生じる熱が広がる範囲をプリント基板の設計時に検証していた。または、レーザー光を照射すると、電子部品の内部の素子が損傷する場合がある。このために、耐熱性を有する電子部品を選定したり、電子部品の配置を検討したりしていた。
このように、レーザー光を用いて半田付けを行う場合には、プリント基板などのワークの損傷またはワークに固定される部品の損傷を抑制するために、ワークの特別な設計が必要となる。この結果、ワークを設計する作業では、設計者は大きな労力を費やしているという問題があった。
本開示の態様の半田付け装置は、レーザー光にて溶融した半田をワークに供給する。半田付け装置は、レーザー光を出射するレーザー光出射部材と、レーザー光の経路に半田を供給する半田供給機とを備える。半田付け装置は、レーザー光により溶融した半田を受ける半田受け部材と、溶融した半田をワークに注ぐ注ぎ部材とを備える。半田受け部材は、溶融した半田が溜まる形状を有する受容部を有する。注ぎ部材は、半田受け部材に固定され、受容部に連通して半田が流れる半田流路を有する。
本開示の態様のロボット装置は、前述の半田付け装置と、半田付け装置の位置および姿勢を変更する多関節ロボットとを備える。ロボット装置は、多関節ロボットを制御する制御装置を備える。制御装置は、溶融した半田が受容部から半田流路を通ってワークに供給されるように半田付け装置を傾ける制御を実施する。制御装置は、半田付け装置を傾けた状態でレーザー光を照射して半田をワークに供給する制御を実施する。
本開示の一態様によれば、レーザー光によるワークの損傷またはワークに固定される部品の損傷を抑制する半田付け装置および半田付け装置を備えるロボット装置を提供することができる。
実施の形態におけるロボット装置の斜視図である。 実施の形態における半田付け装置の主要部をレーザーヘッドが配置されている側から見たときの斜視図である。 半田付け装置の主要部を振動器が配置されている側から見たときの斜視図である。 半田付け装置の半田を溶融する部分の拡大斜視図である。 半田受け部材の凹部および注ぎ部材の溝部の拡大断面図である。 半田受け部材の凹部および注ぎ部材の溝部の他の形態の拡大断面図である。 半田受け部材に形成された穴部および半田付け部材に取り付けられた加熱器を説明する半田付け装置の主要部の拡大斜視図である。 実施の形態におけるロボット装置のブロック図である。 半田付けの第1の工程におけるロボット装置の斜視図である。 半田付けの第2の工程におけるロボット装置の斜視図である。 プリント基板に半田を供給する時の半田付け装置の拡大斜視図である。 変形例の半田付け装置の拡大斜視図である。 実施の形態における半田付けシステムの概略側面図である。
図1から図13を参照して、実施の形態における半田付け装置および半田付け装置を備えるロボット装置について説明する。本実施の形態の半田付け装置は、半田をレーザー光にて溶融して、溶融した半田をワークに供給する。
図1は、本実施の形態におけるロボット装置の概略斜視図である。ロボット装置5は、作業ツールと、作業ツールを移動するロボット1とを備える。本実施の形態の作業ツールは、半田付け装置2である。半田付け装置2は、ロボット1に連結されている。ロボット装置5は、半田付け装置2の位置および姿勢を変更して、ワークの予め定められた位置に溶融した半田を供給する。
本実施の形態のロボット1は、複数の関節部を含む多関節ロボットである。ロボット1は、ベース部14と、ベース部14に支持された旋回ベース13とを含む。ベース部14は、設置面に固定されている。旋回ベース13は、ベース部14に対して回転するように形成されている。ロボット1は、上部アーム11および下部アーム12を含む。下部アーム12は、関節部を介して旋回ベース13に回動可能に支持されている。上部アーム11は、関節部を介して回動可能に下部アーム12に支持されている。また、上部アーム11は、上部アーム11の延びる方向に平行な回転軸の周りに回転する。
ロボット1は、上部アーム11の端部に連結されているリスト15を含む。リスト15は、関節部を介して回動可能に上部アーム11に支持されている。リスト15は、回転可能に形成されているフランジ16を含む。本実施の形態のロボット1は、6個の駆動軸を有するが、この形態に限られない。半田付け装置2の位置および向きを変更することができる任意のロボットを採用することができる。
本実施の形態におけるロボット装置5は、作業ツールを自動的に交換可能な自動工具交換装置(ATC)を有する。自動工具交換装置は、ロボット1のフランジ16に取り付けられたロボット側プレート71と、半田付け装置2に取り付けられたツール側プレート72とを有する。ツール側プレート72は、ロボット側プレート71に連結されたり解放されたりするように形成されている。ロボット装置5は、自動的に作業ツールを交換することができる。なお、半田付け装置2は、自動工具交換装置を介さずに、フランジ16に固定されていても構わない。
図2に、本実施の形態における半田付け装置を一方の側から見たときの斜視図を示す。図3に、本実施の形態における半田付け装置を他方の側から見たときの斜視図を示す。図2および図3を参照して、半田付け装置2は、自動工具交換装置のツール側プレート72に固定された支持部材20と、支持部材20に固定された断熱部材21とを備える。断熱部材21は、熱伝導性の小さな部材にて形成されることができる。例えば、断熱性に優れたファインセラミックとしての、ジルコニアまたはステアタイト等の材料にて形成されることができる。
半田付け装置2は、レーザー光を出射するレーザー光出射部材としてのレーザーヘッド31を備える。レーザーヘッド31は、支持部材20および断熱部材21に支持されている。本実施の形態におけるレーザーヘッド31には、光ファイバ32にてレーザー光30が供給される。半田付け装置2は、レーザー光30の経路に半田を供給する半田供給機34を備える。本実施の形態における半田供給機34は、糸半田35を供給する。半田供給機34は、糸半田35を送り出す送出機と、糸半田35を予め定められた位置まで導く半田供給管36とを含む。送出機は、ローラー等の機構を有し、糸半田35を半田供給管36の内部に供給する。送出機は、例えば、ロボット1に取り付けられている。半田供給管36は、断熱部材21に固定されている。糸半田35は、半田供給管36の先端から飛び出す。半田供給管36から供給される糸半田35に、レーザーヘッド31からレーザー光30が照射される。
なお、本実施の形態の半田供給機34は、糸半田を供給するが、この形態に限られない。半田供給機は、任意の形態の半田を供給することができる。例えば、半田供給機は、ペースト状の半田、または、球状の半田を供給しても構わない。半田供給機は、ペースト状の半田または球状の半田をレーザー光の経路に供給することができる。
図4に、糸半田にレーザー光が照射される部分の拡大斜視図を示す。図2から図4を参照して、半田付け装置2は、レーザー光30により溶融した半田を受ける半田受け部材23を備える。半田受け部材23は、断熱部材21に固定されている。半田受け部材23は、耐熱性を有する材料にて形成されている。また、半田受け部材23は、熱伝導性の優れた材料にて形成されることができる。例えば、半田受け部材23は、熱伝導性の優れたファインセラミックである炭化珪素または窒化アルミニウムなどにて形成されることができる。
半田受け部材23は、レーザー光30にて溶融した半田が落下する受容部としての凹部23aを有する。受容部は、溶融した半田が溜まる形状を有する。半田が落下する受容部としては、凹部に限られずに、液体の半田が一時的に溜まる形状を有していれば構わない。例えば、溶融した半田を堰き止めるように、半田が落下する領域の周りに壁部が形成されていても構わない。
本実施の形態における半田受け部材23は、側面視した時にL字形に形成されている。半田受け部材23の一部分は、レーザー光30の経路上に形成されている。レーザーヘッド31から見た時に、糸半田35の後側には半田受け部材23が配置されている。半田供給機34にて糸半田35を供給しない場合に、レーザー光30は半田受け部材23に到達する。本実施の形態では、半田供給機34にて糸半田35を供給しない場合に、レーザー光30は凹部23aに到達する。
半田付け装置2は、半田受け部材23にて受けられた半田をワークに注ぐための注ぎ部材25を有する。注ぎ部材25は、半田受け部材23と同様の材料にて形成されることができる。注ぎ部材25は、半田受け部材23に固定されている。注ぎ部材25は、半田受け部材23の凹部23aに連通して、溶融した半田が流れる半田流路としての溝部25aを有する。
本実施の形態においては、半田流路として注ぎ部材の溝部が形成されているが、この形態に限られない。半田流路は、溶融した半田が流れる任意の構成を採用することができる。例えば、注ぎ部材が管にて形成され、管の内部に半田が流れるように形成されていても構わない。
図5に、本実施の形態における半田受け部材の凹部と、注ぎ部材の溝部との拡大断面図を示す。溝部25aの底面は、凹部23aの底面に対して傾斜するように形成されている。本実施の形態では、凹部23aの底面は、溝部25aの底面の端部と同じ高さになるように形成されている。すなわち、凹部23aの底面と、溝部25aの底面との境界部には段差は形成されていない。
図4および図5を参照して、半田供給機34が駆動すると半田供給管36の先端から糸半田35が突出する。矢印91に示すように、レーザー光30が照射されると糸半田35が溶融する。また、糸半田35が溶融すると共に半田供給機34にて糸半田35が供給される。糸半田35は、凹部23aの上方において溶融する。溶融した半田は、矢印92に示すように、凹部23aの内部に落下する。この後に、溶融した半田は、矢印93に示すように、注ぎ部材25の溝部25aを通った後に、溝部25aの先端から落下する。溝部25aの先端が半田付けを行う部分の上方に配置されることにより、半田付けを行う部分に溶融した半田を供給することができる。
このように、凹部23aに落下した半田は、直ちに溝部25aを伝ってワークに供給される。本実施の形態の半田付け装置2は、半田を溶融してから半田をワークに供給するまでの時間が短いために、半田の酸化を抑制することができる。
図6に、変形例における半田受け部材の凹部と注ぎ部材の溝部との拡大断面図を示す。図5に示す例では、凹部23aの底面と、溝部25aの底面との境界に段差は形成されていないが、この形態に限られない。凹部23aの底面と、溝部25aの底面との境界部に段差が形成されていても構わない。図6に示す例では、凹部23aは、溝部25aの端部の底面よりも深くなるように形成されている。凹部23aの底面と、溝部25aの底面との境界部に段差が形成されている。この場合においても、レーザー光にて溶融した半田は、矢印92に示すように、凹部23aの内部に落下する。その後に、半田は、矢印93に示すように溝部25aを流れる。そして、半田は、溝部25aの先端からワークに供給される。
図7に、本実施の形態における半田付け装置をレーザーヘッドが配置される側と反対側から見た時のときの拡大斜視図を示す。図3、図4、および図7を参照して、本実施の形態の半田付け装置2は、半田受け部材23に取り付けられた加熱器26a,26b,26cを有する。本実施の形態の加熱器26a,26b,26cは、板状に形成されたマイクロセラミックヒータである。本実施の形態の加熱器26a,26b,26cは、半田受け部材23に埋め込まれている。
加熱器26a,26b,26cは、使用される半田の融点よりも高い温度に、半田受け部材23および注ぎ部材25の温度を維持するように形成されている。加熱器26a,26b,26cが駆動することにより、半田受け部材23および注ぎ部材25が高温に維持される。本実施の形態の加熱器26a,26b,26cは、半田受け部材23および注ぎ部材25の温度を、半田に融点に応じた温度の範囲内に維持することができる。鉛を含まない半田の融点は、例えば、約220℃である。この場合に、加熱器26a,26b,26cは、半田受け部材23および注ぎ部材25の温度を、250℃以上350℃以下の範囲内に維持することができる。または、共晶半田の場合には、例えば、半田の融点は約180℃である。この場合に、加熱器26a,26b,26cは、半田受け部材23および注ぎ部材25の温度を、220℃以上280℃以下の範囲内に維持することができる。
半田受け部材23に加熱器26a,26b,26cが配置されることにより、半田が凹部23aおよび溝部25aを通る時に、半田の温度が低下することを抑制できる。ワークに半田を供給する前に半田が硬化することを抑制できる。特に、本実施の形態における加熱器26cは、凹部23aが形成されている部分および注ぎ部材25の近傍に配置されている。このために、凹部23aの温度および注ぎ部材25の温度を、効果的に高く維持することができる。なお、半田受け部材に加熱器が配置されていなくても構わない。この場合には、半田付け装置とは異なる加熱装置にて予め半田受け部材を加熱しておくことができる。例えば、半田を供給する度に、加熱装置にて半田受け部材を加熱することができる。
本実施の形態の半田付け装置2では、レーザー光30は半田受け部材23に向かって出射される。レーザーヘッド31から見て半田の後側には、半田受け部材23が配置されている。このために、レーザー光がワークまたはワークに取り付けられる部品において反射して、ワーク、ワークに取り付けられる部品、またはワークに固定されている部品を焼いてしまうことを抑制できる。本実施の形態の半田付け装置は、レーザー光によるワークの損傷またはワークに固定される部品の損傷を抑制することができる。
本実施の形態における半田付け装置2は、ワークに向けて高温の空気を噴き出すことができるように形成されている。半田付け装置2は、半田受け部材23に空気を供給する空気供給機28を備える。本実施の形態における空気供給機28は、空気を加圧する圧縮機と、空気を送る空気供給管27と、空気供給管27を半田受け部材23に連結する接続部材29とを含む。空気を加圧する圧縮機は、例えば、ロボット1に取り付けられている。
半田受け部材23は、空気の流路として機能する穴部23bを有する。穴部23bは、半田受け部材23の内部に形成され、空気供給機28に接続されている。半田受け部材23は、穴部23bの端部に形成された噴出し口23cを有する。本実施の形態における穴部23bは、半田受け部材23の長手方向において、一方の端面から他方の端面まで延びている。空気供給管27は、接続部材29により穴部23bに接続されている。
複数の加熱器26aは、半田受け部材23の長手方向に沿って1列に並ぶように配置されている。また、複数の加熱器26bは、半田受け部材23の長手方向に沿って1列に並ぶように配置されている。加熱器26aの列と、加熱器26bの列との間の領域に、穴部23bが形成されている。
空気供給機28は、加圧された空気を空気供給管27に供給する。空気供給管27に供給された空気は、穴部23bを通ることにより加熱される。加熱された空気は、矢印94に示すように、噴出し口23cから放出される。本実施の形態における半田付け装置2は、穴部23bから放出される高温の空気により、ワークの予熱を行うことができる。噴出し口23cが半田付けを行う部分に対向するように、半田付け装置2を配置することにより、ワークの予熱を行うことができる。
本実施の形態の半田受け部材23では、加熱器26aの列と加熱器26bの列とに挟まれる領域に、穴部23bが形成されているために、効率よく空気を加熱することができる。なお、本実施の形態における穴部23bは、直線状に形成されているが、この形態に限られない。空気の流路は、曲線状の部分を有しても構わない。この構成を採用することにより、空気を加熱するための流路が長くなり、より効果的に空気を加熱することができる。
半田付けを行う場合には、溶融した半田を供給する前に半田付けを行う部分を加熱する予熱の作業を実施する。予熱の作業を行うことにより、半田の濡れ性が良くなり、半田を適度に広げることができる。レーザー光にて半田付けを行う装置においては、レーザー光を直接的に半田付けを行う部分に照射することにより、予熱を行うことができる。しかしながら、熱容量の大きい部品を半田付けする場合には、高出力のレーザー発振器が必要になる。これに対して、本実施の形態の半田付け装置2では、熱容量の大きな部品の半田付けを行う場合には、高温の空気を噴き付ける時間を長くすることができる。この制御により、容易にワークの予熱を行うことができる。高出力のレーザー光を発振するレーザー発振器は不要であり、半田付け装置の構成を簡易にすることができる。
本実施の形態における加熱器26a,26b,26cは、半田受け部材23に埋めこまれているが、この形態に限られず、任意の加熱器にて、半田受け部材を加熱することができる。例えば、半田受け部材を加熱する加熱線が半田受け部材の周りに巻回されていても構わない。
図3を参照して、本実施の形態における半田付け装置2は、半田受け部材23を振動させる振動器37を備える。本実施の形態における振動器37は、支持部材20に固定されている。振動器37は、振動を生じる任意の機構を採用することができる。例えば、振動器37は、モータの出力シャフトに偏心した錘が取り付けられた構造を有する。振動器37は、偏心した錘を回転することにより、振動を発生することができる。
振動器37は、溶融した半田を供給する時に、半田受け部材23および注ぎ部材25を振動させる機能を有する。溶融した半田は、粘性を有するために、凹部23aから注ぎ部材25の溝部25aに沿って滑らかに流れない場合がある。半田を供給する時に、半田受け部材23および注ぎ部材25を振動させることにより、半田を滑らかに流すことができる。なお、振動器37は、配置されていなくても構わない。
図8に、本実施の形態におけるロボット装置のブロック図を示す。図1から図3および図8を参照して、ロボット1は、ロボット1の位置および姿勢を変化させるロボット駆動装置を含む。ロボット駆動装置は、アームおよびリスト等の構成部材を駆動する複数のロボット駆動モータ17を含む。ロボット駆動モータ17は、複数の構成部材ごとに配置されている。ロボット駆動モータ17が駆動することにより、それぞれの構成部材の向きが変化する。
ロボット装置5は、ロボット装置5を制御する制御装置4を備える。制御装置4は、プロセッサとしてのCPU(Central Processing Unit)を有する演算処理装置(コンピュータ)を含む。演算処理装置は、CPUにバスを介して接続されたRAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)等を有する。制御装置4には、ロボット1および半田付け装置2の制御を行うために、動作プログラム41が入力される。または、制御装置4は、作業者による教示操作により動作プログラム41を生成する。
制御装置4は、ロボット装置5の制御に関する情報を記憶する記憶部42を含む。記憶部42は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、またはハードディスク等の情報を記憶可能な記憶媒体にて構成されることができる。動作制御部43として機能するプロセッサは、記憶部42に記憶された情報を読み取り可能に形成されている。動作プログラム41は、記憶部42に記憶される。本実施の形態の制御装置4は、動作プログラム41に基づいてロボット1および半田付け装置2を制御する。
制御装置4は、動作指令を送出する動作制御部43を含む。動作制御部43は、動作プログラム41に従って駆動するプロセッサに相当する。プロセッサが動作プログラム41を読み込んで、動作プログラム41に定められた制御を実施することにより、動作制御部43として機能する。動作制御部43は、動作プログラム41に基づいてロボット1を駆動するための動作指令をロボット駆動部45に送出する。ロボット駆動部45は、ロボット駆動モータ17を駆動する電気回路を含む。ロボット駆動部45は、動作指令に基づいてロボット駆動モータ17に電気を供給する。
ロボット1は、ロボット1の位置および姿勢を検出するための状態検出器を含む。本実施の形態における状態検出器は、ロボット駆動モータ17に取り付けられた位置検出器18を含む。制御装置4は、位置検出器18の出力に基づいて、ロボット1の位置および姿勢を検出する。
動作制御部43は、動作プログラム41に基づいて半田付け装置2を駆動する動作指令を作業ツール駆動部44に送出する。作業ツール駆動部44は、半田付け装置2の駆動装置を駆動する電気回路を含む。作業ツール駆動部44は、動作指令に基づいて、レーザーヘッド31を制御する装置、振動器37、および加熱器26a,26b,26cに電気を供給する。また、作業ツール駆動部44は、動作指令に基づいて空気供給機28および半田供給機34に電気を供給する。
ロボット装置5は、レーザー光を発振するレーザー発振器7を備える。レーザー発振器7は、レーザー光の発振を制御するレーザー制御装置を含む。レーザー制御装置は、制御装置4と互いに通信が可能なように形成されている。レーザー制御装置は、CPUおよびRAM等を含む演算処理装置(コンピュータ)を含む。動作制御部43は、レーザー光を出射する指令をレーザー制御装置に送出する。レーザー制御装置は、動作指令に基づいてレーザー光を発振する。レーザー発振器7は、動作プログラム41に基づいて制御される。レーザー発振器7は、レーザー光を発振する光源を含む。本実施の形態の光源は、半導体レーザーである。なお、レーザー発振器7は、半田を溶融することができる任意の光源を含むことができる。
次に、本実施の形態におけるロボット装置にて、半田付けを行う例について説明する。図9に、半田付けを行うときの第1の工程におけるロボット装置の斜視図を示す。図2、図3、図7、図8、および図9を参照して、本実施の形態におけるワークとしてのプリント基板74は、架台76に固定されている。本実施の形態では、プリント基板74にDIP部品などの電子部品を固定する。半田付け装置2は、プリント基板74の裏面に半田を供給する。
制御装置4は、複数の加熱器26a,26b,26cに通電する。半田付けを行っている期間中には、加熱器26a,26b,26cによる加熱は維持される。半田受け部材23および注ぎ部材25は、半田の融点よりも高い温度に維持される。
次に、プリント基板74の半田付けを行う部分の予熱を実施する。制御装置4は、ロボット1の位置および姿勢を変更する。制御装置4は、半田受け部材23の噴出し口23cがプリント基板74の半田付けを行う部分に対向するように、半田付け装置2を配置する。噴出し口23cは、プリント基板74の半田付けを行う部分に接近する。
制御装置4は、空気供給機28を駆動することにより、半田受け部材23の穴部23bに空気を供給する。半田受け部材23の噴出し口23cから高温の空気が噴き出される。そして、半田付けを行う部分に、高温の空気が衝突することにより、半田付けを行う部分を加熱することができる。
なお、本実施の形態の半田付け装置は、ワークの予熱を行う機能を有するが、この形態に限られない。ワークの予熱は、他の装置にて行っても構わない。例えば、ワークの予熱を行う作業ツールを予め準備しておくことができる。ロボットに予熱を行う作業ツールを連結して、ワークの予熱を行っても構わない。または、予め予熱を行ったワークを架台に配置しても構わない。
次に、プリント基板74に半田を供給する制御を実施する。図10に、半田付けを行うときの第2の工程におけるロボット装置の斜視図を示す。図11に、半田付けを行っているときの半田受け部材の凹部および注ぎ部材の拡大斜視図を示す。図10および図11を参照して、ここでの例では、プリント基板74に、スルーホール74aが形成されている。スルーホール74aから電子部品のリード75が突出している。ロボット装置5は、スルーホール74aに溶融した半田を供給する。
制御装置4は、プリント基板74の予熱を行った後に、動作プログラム41に基づいて、ロボット1の位置および姿勢を変更する。ロボット1は、溶融した半田が凹部23aから注ぎ部材25の溝部25aを通ってスルーホール74aに流れるように、半田付け装置2を傾ける。本実施の形態においては、凹部23aの底面が水平方向に対して傾くように、半田付け装置2の姿勢を変更する。すなわち、凹部23aに落下した半田が重力にて溝部25aに向かうように、半田付け装置2の姿勢を変更する。また、溝部25aの先端がスルーホール74aの上方に配置されるように、半田付け装置2を配置する。
次に、半田付け装置2が傾いた状態において、糸半田35をレーザー光30にて溶融する。制御装置4は、レーザー光30を照射して半田を供給する期間中には、振動器37を駆動する。レーザー発振器7は、レーザー光30を発振する。半田供給機34は、動作プログラム41に基づいて予め定められた量の糸半田35を供給する。半田供給機34は、レーザー光30で半田を溶融するときに、1回の半田付けに対応する量の半田を供給する。すなわち、凹部23aの内部に溶融した半田を溜めておかずに、半田を供給する直前に1回の半田付けを行うために必要な量の半田を溶融する。この制御により、凹部23aの内部に半田が残留して酸化することを回避することができる。
制御装置4は、予め定められた量の半田が溶融した時に、糸半田35の供給およびレーザー光30の発振を停止する。本実施の形態の半田供給機34では、糸半田35を供給する速度が一定であるために、予め定められた時間にて糸半田35が供給される。
溶融した半田は、凹部23aの内部に落下する。半田は、溝部25aを通ってスルーホール74aに流される。半田は、凹部23aに止まらずに、プリント基板74に供給される。本実施の形態では、半田付け装置2を傾けた状態にて半田を溶融しているために、溶融した半田は即時にプリント基板74に供給される。このために、半田付けを行う時の半田の酸化を抑制することができる。
なお、上記の実施の形態においては、半田付け装置を傾けた後に半田を溶融しているが、この形態に限られない。半田を溶融した後に半田付け装置を傾けても構わない。または、半田付け装置を傾けずに、半田の供給を行っても構わない。例えば、半田受け部材の凹部の底面が水平方向に延びるように半田付け装置を配置して、半田を供給しても構わない。
本実施の形態における半田付け装置2では、レーザーヘッド31から出射されたレーザー光30は、半田に向かって進行する。また、半田が供給されていないときには、レーザー光30は、半田受け部材23に向かって進行する。このために、レーザー光が電子部品のリードにて反射して、基板を焼いてしまったり、半田付けを行う電子部品の周りに配置されている電子部品を焼いてしまったりすることを抑制できる。また、リードと基板のスルーホールとの間の空間にレーザー光が進行し、電子部品の本体部を焼いてしまうことを抑制できる。
このように、本実施の形態の半田付け装置においては、基板の損傷または電子部品の損傷を抑制することができる。プリント基板などの基板に形成された電気回路の信頼性を向上することができる。特に、本実施の形態の半田付け装置は、長期的に信頼性を維持する必要がある装置の製造に好適である。
また、本実施の形態の半田付け装置では、基板または基板に固定される部品の損傷を抑制することができるために、レーザー光にて半田付けを行うための特別な基板の設計を行う必要がない。基板の設計を行う作業者の労力を低減することができる。例えば、レーザー光を用いないで半田付けを行う基板の基本設計を変更せずに使用することができる。すなわち、従来の技術に用いていた基板の基本設計を変更せずに用いることができる。
図12に、本実施の形態における他の半田付け装置の拡大斜視図を示す。本実施の形態の他の半田付け装置9は、レーザー光30を取り囲むように形成された壁部材38を備える。
壁部材38は、レーザー光30が糸半田35に衝突する部分を取り囲むように形成されることができる。壁部材38は、半田の融点よりも高い融点を有する耐熱性の材料にて形成されることができる。例えば、壁部材38は、ファインセラミック、金属、または半田の融点よりも高い融点を有する樹脂等により形成されることができる。この構成を採用することにより、壁部材38は、溶融した半田が半田付け装置9の外側に飛散することを防止する飛散防止壁として機能する。
レーザー光30が半田に照射された時に、半田の小さな粒子が飛散する現象が生じる場合がある。すなわち、スパッタが生じる場合がある。特に、レーザー光30にて急激に半田の温度が上昇すると、スパッタが生じる場合がある。このように飛び散った半田の粒子により基板に形成された電気回路がショートする場合がある。例えば、狭いピッチにてリードまたはスルーホールが並ぶ基板に半田の粒子が付着すると電気回路がショートする場合がある。
飛散防止壁として機能する壁部材38を配置することにより、スパッタによる半田の飛散を防止することができる。また、半田の温度が上昇すると、半田の内部に含まれるフラックスが破裂して、フラックスが飛散する場合がある。飛散防止壁は、フラックスの飛散を防止することができる。
また、本実施の形態の壁部材38は、レーザー光30が半田受け部材23に到達する部分を取り囲むように形成されることができる。本実施の形態では、壁部材38は、半田受け部材23の凹部23aの周りを取り囲むように形成されている。また、壁部材38は、レーザー光30を透過しない材料にて形成されることができる。例えば、壁部材38は、金属またはファインセラミックにて形成されることができる。この構成を採用することにより、壁部材38は、半田受け部材23にて反射したレーザー光30が半田付け装置9の外側に漏れることを防止するレーザー光遮断壁として機能する。
レーザーヘッド31から出射されたレーザー光30は、半田受け部材23に到達する場合がある。例えば、糸半田35の供給を終了する時には、レーザー光30が凹部23aに到達する場合がある。そして、レーザー光30は、半田受け部材23の表面にて反射して、半田付け装置9の外部に漏れる場合がある。半田付け装置2の外部に漏れたレーザー光は、基板または電子部品などの部材に到達して、部材を焼く場合がある。レーザー光30を透過しない壁部材38を配置することにより、レーザー光30が反射して、基板または電子部品などの部材に到達することを抑制できる。
なお、本実施の形態における壁部材38は、出射されるレーザー光30の全体を取り囲むように配置されている。また、壁部材38は、凹部23aが形成されている部分からレーザーヘッド31の先端部までの領域を囲むように形成されている。更に、壁部材38は、レーザー光を透過せずに耐熱性を有する材料にて形成されている。このために、本実施の形態の壁部材38は、飛散防止壁およびレーザー光遮断壁として機能する。
本実施の形態のロボット装置は、半田付け装置が多関節ロボットにて支持されている。ロボット装置は、半田付け装置の様々な位置および姿勢にて半田付けを行うことができる。例えば、特定の部品を回避しながら半田付けを行うことができる。または、半田付けを行う場合に、様々な角度から半田を供給することができる。このように、半田付け装置を移動する装置として、多関節ロボットを採用することにより、様々な部品の半田付けを行うことができる。
図13に、本実施の形態の半田付け装置を備える半田付けシステムの概略側面図を示す。上記の実施の形態では、半田付け装置は、多関節ロボットに支持されているが、この形態に限られない。半田付け装置は、様々な装置またはシステムに配置することができる。
半田付けシステム8は、基台としてのベッド51と、ベッド51から立設するコラム52とを備える。ベッド51の上面には、X軸方向に延びるX軸ガイドレール56が配置されている。X軸ガイドレール56の上にはサドル53が配置されている。サドル53は、矢印95に示すようにX軸ガイドレール56に沿って移動するように形成されている。サドル53の上面には、Y軸方向に延びるY軸ガイドレール57が配置されている。Y軸ガイドレール57の上にはテーブル54が配置されている。テーブル54は、Y軸ガイドレール57に沿って移動するように形成されている。ワークとしてのプリント基板74は、基板保持部材77を介してテーブル54に固定されている。
コラム52には、Z軸方向に延びるZ軸ガイドレール58が配置されている。Z軸ガイドレール58には、移動部材59が係合している。移動部材59には、半田付け装置2が固定されている。移動部材59は、矢印96に示すように、Z軸ガイドレール58に沿って移動するように形成されている。
本実施の形態の半田付けシステム8は、数値制御式である。半田付けシステム8は、送り軸に沿って半田付け装置2およびプリント基板74のうち少なくとも一方を移動する移動装置を備える。半田付けシステム8は、半田付けシステム8を制御する制御装置6を備える。制御装置6は、移動装置を制御する。制御装置6は、CPUおよびRAM等を含む演算処理装置(コンピュータ)を含む。移動装置は、それぞれの送り軸に対応して配置されたモータを含む。本実施の形態の半田付けシステム8では、移動部材59、サドル53、およびテーブル54がモータにより移動する。制御装置6は、動作プログラムに基づいて送り軸に対応するモータを駆動する。
半田付けシステム8は、レーザー光を発振するレーザー発振器7を備える。レーザー発振器7にて発振されたレーザー光は、光ファイバ32を通って半田付け装置2に供給される。レーザー発振器7は、レーザー制御装置を含む。レーザー制御装置および半田付け装置2は、制御装置6により制御されている。
本実施の形態の半田付けシステム8では、プリント基板74に対する半田付け装置2の相対位置を変更することができる。制御装置6は、動作プログラムに基づいてプリント基板74の半田が供給される部分が予め定められた位置になるように、プリント基板74をX軸方向およびY軸方向に移動する。また、制御装置6は、半田付け装置2がプリント基板74に対して予め定められた距離にて離れるように、移動部材59をZ軸方向に移動する。
このように、プリント基板74に対して半田付け装置2を相対的に移動することにより、プリント基板74上の様々な部分に予熱を実施して、更に、半田を供給することができる。
なお、半田付けシステム8では、半田付け装置2を傾ける機構が配置されていないが、この形態に限られない。半田付けシステム8は、半田付け装置2を傾ける機構を有していても構わない。例えば、移動部材59に、半田付け装置2を回動する機構を配置しても構わない。
また、半田付けシステム8では、プリント基板74を、X軸方向およびY軸方向に移動する一方で、半田付け装置2をZ軸方向の移動するように形成されているが、この形態に限られない。任意の機構にてワークに対する半田付け装置の相対位置を変更することができる。
本実施の形態においては、プリント基板に電子部品を固定するために、半田付けを行っているが、この形態に限られない。ワークに対して溶融した半田を供給する任意の装置に本実施の形態の半田付け装置を適用することができる。例えば、導線同士を半田にて接続する装置に本実施の形態の半田付け装置を適用することができる。
上記の実施の形態は、適宜組み合わせることができる。上述のそれぞれの図において、同一または相等する部分には同一の符号を付している。なお、上記の実施の形態は例示であり発明を限定するものではない。また、実施の形態においては、特許請求の範囲に示される実施の形態の変更が含まれている。
1 ロボット
2,9 半田付け装置
4,6 制御装置
5 ロボット装置
23 半田受け部材
23a 凹部
23b 穴部
23c 噴出し口
25 注ぎ部材
25a 溝部
26a,26b,26c 加熱器
28 空気供給機
30 レーザー光
31 レーザーヘッド
34 半田供給機
35 糸半田
37 振動器
38 壁部材
74 プリント基板

Claims (8)

  1. レーザー光にて溶融した半田をワークに供給する半田付け装置であって、
    レーザー光を出射するレーザー光出射部材と、
    レーザー光の経路に半田を供給する半田供給機と、
    レーザー光により溶融した半田を受ける半田受け部材と、
    溶融した半田をワークに注ぐ注ぎ部材とを備え、
    前記半田受け部材は、溶融した半田が溜まる形状を有する受容部を有し、
    前記注ぎ部材は、前記半田受け部材に固定され、前記受容部に連通して半田が流れる半田流路を有する、半田付け装置。
  2. 前記半田受け部材に取り付けられた加熱器を備え、
    前記加熱器は、半田の融点よりも高い温度に前記半田受け部材および前記注ぎ部材の温度を維持するように形成されている、請求項1に記載の半田付け装置。
  3. 前記半田受け部材に空気を供給する空気供給機を備え、
    前記半田受け部材は、前記空気供給機に接続された空気の流路と、空気の流路の端部に形成された噴出し口とを有し、加熱された空気を噴き出すように形成されている、請求項2に記載の半田付け装置。
  4. 溶融した半田が半田付け装置の外側に飛散することを防止する飛散防止壁を備え、
    前記飛散防止壁は、レーザー光が半田に衝突する部分を取り囲むように形成され、半田の融点よりも高い融点を有する材料にて形成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の半田付け装置。
  5. 前記半田受け部材にて反射したレーザー光が半田付け装置の外側に漏れることを防止するレーザー光遮断壁を備え、
    前記レーザー光遮断壁は、レーザー光が前記半田受け部材に到達する部分を取り囲むように形成され、レーザー光を透過しない材料にて形成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の半田付け装置。
  6. 前記半田受け部材を振動させる振動器を備え、
    前記振動器は、ワークに半田を供給するときに前記半田受け部材を振動させる、請求項1から5のいずれか一項に記載の半田付け装置。
  7. 前記半田供給機は、レーザー光で半田を溶融するときに、1回の半田付けに対応する量の半田を供給する、請求項1から6のいずれか一項に記載の半田付け装置。
  8. 請求項1に記載の半田付け装置と、
    前記半田付け装置の位置および姿勢を変更する多関節ロボットと、
    前記多関節ロボットを制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、溶融した半田が前記受容部から前記半田流路を通ってワークに供給されるように前記半田付け装置を傾ける制御と、前記半田付け装置を傾けた状態でレーザー光を照射して半田をワークに供給する制御とを実施する、ロボット装置。
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