JP2020190645A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読み取り面の汚れが写り込んだ画像が画像形成装置に取り込まれることを防ぐ。【解決手段】原稿を載置するための読み取り面を有する載置部と、読み取り面に光を照射することによって、読み取り面または読み取り面に載置されている原稿を光学的に読み取るスキャナー20と、画像形成装置を制御する制御部100とを備える。制御部100は、第1タイミングでスキャナー20が読み取った領域の位置と、当該領域に含まれる画像または当該画像の特徴と、を対応付けた領域情報を記憶し、第1タイミングよりも後の第2タイミングでスキャナー20が読み取った領域のうち領域情報が示す領域の位置に領域情報が示す画像または当該画像の特徴が存在するか否かを判定する。【選択図】図4

Description

本開示は、画像形成装置に関する。
近年、紙媒体をスキャンして電子化する傾向がある。スキャン方法には、自動原稿送り装置を使ってスキャンする方法と、読み取り面を使ってスキャンする方法とがある。
一般的に、ユーザーは、領収書、見積もり書、または契約書などの重要書類をスキャンする場合には、サイズが不定形であったり、書類の損傷を避けたいといった理由から、自動原稿送り装置を使わずに読み取り面を使ってスキャンすることが多い。これら重要書類には捺印や署名がされていることも多く、スタンプや万年筆のインクが乾ききらないうちに書類を読み取り面に載せてしまうと、読み取り面がインクで汚れてしまう。画像形成装置は書類だけでなく読み取り面の汚れも読み取って画像に変換してしまうので、ユーザーが汚れている読み取り面を使って書類をスキャンした場合には、読み取り面の汚れが写り込んだ画像が画像形成装置に取り込まれてしまう。
これに対し、特開2004−245992号公報(特許文献1)は、原稿を読取面が上向きになるように設置し、その上にある読取部を走査することによって原稿を読取る光学式原稿読取装置において、原稿の読取面とその上にあるガラスとの間に一定間隔の間隙を形成する技術を開示している([要約]参照)。
特開2004−245992号公報
特開2004−245992号公報によれば、読み取り面が原稿で汚れないようにすることができる。しかしながら、画像形成装置は、読み取り面に載置されている原稿を読み取り面の下側から光を照射することによって読み取るので、画像形成装置に特開2004−245992号公報に開示された技術を適用して、原稿と読み取り面との間に隙間を設けたとしても原稿の自重で原稿が読み取り面に接触してしまい、読み取り面が汚れてしまう。画像形成装置は原稿だけでなく読み取り面の汚れも読み取って画像に変換してしまうので、ユーザーが汚れている読み取り面を使って原稿をスキャンした場合には、読み取り面の汚れが写り込んだ画像が画像形成装置に取り込まれてしまう。そこで、読み取り面の汚れが写り込んだ画像が画像形成装置に取り込まれることを防ぐ技術が必要とされている。
本開示は、係る実情に鑑みてなされたものであり、読み取り面の汚れが写り込んだ画像が画像形成装置に取り込まれることを防ぐことを一つの目的とする。
ある実施の形態に従う画像形成装置は、原稿を載置するための読み取り面を有する載置部と、読み取り面に光を照射することによって、読み取り面または読み取り面に載置されている原稿を光学的に読み取る読み取り部と、画像形成装置を制御する制御部とを備え、制御部は、第1タイミングで読み取り部が読み取った領域の位置と、当該領域に含まれる画像または当該画像の特徴と、を対応付けた領域情報を記憶し、第1タイミングよりも後の第2タイミングで読み取り部が読み取った領域のうち領域情報が示す領域の位置に領域情報が示す画像または当該画像の特徴が存在するか否かを判定する。
本開示によれば、読み取り面の汚れが写り込んだ画像が画像形成装置に取り込まれることを防ぐことができる。
画像形成装置を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。 自動原稿送り装置およびスキャナーを示す図である。 画像形成装置の機能的構成を示す図である。 制御部の全体処理を示すフローチャートである。 スキャナーの読取領域の一例を示す図である。 読取領域特定処理を示すフローチャートである。 蓄積領域特定処理を示すフローチャートである。 スタンプ領域特定処理を示すフローチャートである。 手書き文字領域特定処理を示すフローチャートである。 文字の画像パターンとフォントデータとの一致率のイメージを示す図である。 領域情報蓄積処理を示すフローチャートである。 ハードディスクに保存されている領域情報のデータ構造を示す図である。 蓄積領域特定処理で特定した領域を説明するための図である。 領域情報取得処理を示すフローチャートである。 判定処理を示すフローチャートである。 ユーザーへの通知の一例を示す図である。 出力処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における制御部の全体処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における領域情報取得処理を示すフローチャートである。 原稿のフォーマット別の除外領域を示す図である。 除外領域登録処理を示す図である。 実施の形態3における領域情報取得処理を示すフローチャートである。
以下、各実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、画像形成装置1を示す図である。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成を示す図である。画像形成装置1は、スキャナー機能、コピー機能、ファクシミリ機能、ネットワーク機能、BOX機能といった複数の機能が搭載された複合機(MFP:Multi Function Peripheral)である。しかしながら、画像形成装置1は複合機に限定されるものではなく、複写機、プリンター、またはファクシミリといったどのような形態で実装されてもよい。
画像形成装置1は、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)10、スキャナー20、プリンター30、給紙部35、給紙キャビネット40、自動両面ユニット50、操作パネル60、ファクシミリ70、通信インターフェース75、制御部100、およびハードディスク120を備える。自動原稿送り装置10、スキャナー20、プリンター30、給紙部35、給紙キャビネット40、自動両面ユニット50、操作パネル60、ファクシミリ70、通信インターフェース75、制御部100、およびハードディスク120は、バス80を介して接続されている。
自動原稿送り装置10は、給紙トレイ11と排紙トレイ16とを備え、給紙トレイ11にセットされた1枚または複数枚の原稿を排紙トレイ16へ搬送する。自動原稿送り装置10は、原稿の有無を検出するセンサーを備える。
自動原稿送り装置10は、スキャナー20の読み取り面21を覆うカバーとして、開閉可能に構成されている。画像形成装置1のユーザーは、自動原稿送り装置10を持ち上げて読み取り面21を露出させ、読み取り面21に原稿を載置することができる。
スキャナー20は、自動原稿送り装置10によって原稿が搬送されてきた場合には、その原稿を走査して画像に変換する。スキャナー20は、読み取り面21に原稿が置かれている場合には、その原稿を走査して画像に変換する。スキャナー20は、変換した画像のデータを制御部100へ送る。以下では、スキャナー20が原稿を走査して画像に変換することを“原稿を読み取る”とも称す。また、変換された画像を“読み取った画像”とも称す。
プリンター30は、電子写真方式により用紙に画像を印刷する。プリンター30は、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックのトナー像を形成するための感光体ドラム31a,31b,31c,31dと露光装置32a,32b,32c,32dとを備える。プリンター30は、各色のトナー像を転写ベルト33に重ねて転写し、重なったトナー像を給紙部35から搬送されてきた用紙に転写する。トナー像が転写された用紙は、原稿排紙トレイ5へ排出される。
給紙部35は、用紙を収納しておくための給紙カセット36,38と、給紙カセット36,38から用紙を繰り出すためのピックアップローラ37,39とを備える。ピックアップローラ37,39によって繰り出された用紙は、プリンター30へ搬送される。
給紙キャビネット40は、用紙を収納しておくための給紙カセット41,43と、給紙カセット41,43から用紙を繰り出すためのピックアップローラ42,44とを備える。ピックアップローラ42,44によって繰り出された用紙は、給紙部35の用紙搬送路を経由してプリンター30へ搬送される。
自動両面ユニット50は、両面印刷を可能にする。自動両面ユニット50は、片面に画像が印刷された用紙をプリンター30から取り込んで表裏を反転させた後、プリンター30へ戻す。
操作パネル60は、ユーザーによる入力操作を受け付ける。操作パネル60は、タッチパネルディスプレイ61とボタン62とを備える。タッチパネルディスプレイ61は、ユーザーによる入力操作のための画面を表示する。操作パネル60は、ユーザーによる入力操作に応じた信号を制御部100に送る。
ファクシミリ70は、電話回線に接続し、他の装置との間で画像データを送受信する。
通信インターフェース75は、パーソナルコンピューター(図示せず)、スマートフォン(図示せず)、または、画像形成装置1に着脱可能なUSBメモリー(図示せず)などの外部機器と通信回線を介して通信する。通信回線は、LAN(Local Area Network)回線、インターネット回線、近距離無線通信回線などである。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、およびROM(Read Only Memory)103を備える。
CPU101は、ROM103等に保存されている動作プログラムを実行することにより、画像形成装置1全体を総括的に制御する。実施の形態1においては、CPU101による動作プログラムの実行により、スキャナー20で読み取った原稿の画像に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性があるか否かを判定する。
ROM103は、CPU101が実行するプログラムやその他のデータを記憶する。RAM102は、CPU101がプログラムを実行する際の作業領域となるものであり、プログラムやプログラムを実行する際のデータ等を一時的に記憶する。
ハードディスク120は、プログラムや各種データを記憶する。各種データは、例えば、制御部100から送られてくる画像データである。
図3は、自動原稿送り装置10およびスキャナー20を示す図である。スキャナー20は、フラットヘッド型であり、光源ユニット22、ミラーユニット23、結像レンズ26、およびイメージセンサ27を備える。光源ユニット22は、光源24とミラー25aとを備える。光源24は、原稿を載置するための読み取り面21に向けて光を照射する。読み取り面21は、ガラス、あるいは、光を通す透明の部材で構成される。ミラー25aは、原稿からの反射光をミラーユニット23へ導く。ミラーユニット23は、ミラー25b,25cを備える。ミラー25b,25cは、光源ユニット22から入射する光を折り返してイメージセンサ27へ入射させる。光源ユニット22およびミラーユニット23は、読み取り面21と平行に移動可能に構成されている。
自動原稿送り装置10によって搬送されてきた原稿を読み取る場合には、光源ユニット22およびミラーユニット23は移動しない。一方、読み取り面21に置かれている原稿を読み取る場合には、光源ユニット22およびミラーユニット23は各々一定の速度で移動する。いずれの場合においても、光源24は、原稿に向けて光を照射する。この光は、原稿に反射してミラー25a,25b,25cおよび結像レンズ26を経てイメージセンサ27に入射する。これにより、照射された原稿の像がイメージセンサ27の撮像面に結像する。イメージセンサ27は、結像した像を一列に並ぶ画素の列として読み取る。
このように、原稿を読み取る方法には、自動原稿送り装置10を使用する方法と、読み取り面21を使用する方法との2種類がある。ユーザーにとって、自動原稿送り装置10を使用する方法は、読み取り面21を使用する方法よりも、複数枚の原稿を一度に読み取ることができるので効率的である。その一方で、自動原稿送り装置10を使用する方法は、原稿を搬送させることから、原稿が破損する可能性がある。そこで、ユーザーが領収書、見積もり書、または契約書などの重要書類をスキャンする場合には、原稿の損傷を避けるという目的から、読み取り面21が使用されることが多い。
これら重要書類には捺印や署名がされていることも多く、スタンプや万年筆のインクが乾ききらないうちに書類を読み取り面21に載せてしまうと、読み取り面21がインクで汚れてしまう。ユーザーが汚れている読み取り面を使って書類をスキャンした場合に、従来の画像形成装置は、読み取り面の汚れが写り込んだ画像を取り込んでしまっていた。しかしながら、実施の形態1における画像形成装置1は、以下に示す処理により、読み取り面の汚れが写り込んだ画像が画像形成装置に取り込まれることを防ぐことができる。
図4は、画像形成装置1の機能的構成を示す図である。スキャナー20は、読み取り面21に置かれている原稿を読み取った画像(図4に示す画像G1)を制御部100へ送る。制御部100は、その画像G1を受け取り、スキャナー20が読み取った領域を特定する処理(処理A)、画像G1を蓄積する処理(処理B)、および、画像G1に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性があるか否かを判定する処理(処理C)を行う。処理Aは、読取領域特定部410によって実行される。処理Bは、蓄積領域特定部420および領域情報蓄積部430によって実行される。処理Cは、領域情報取得部440、判定部450、および出力部460によって実行される。読取領域特定部410、蓄積領域特定部420、領域情報蓄積部430、領域情報取得部440、判定部450、および出力部460によって実行される処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
読取領域特定部410は、スキャナー20が読み取った領域を特定する。
蓄積領域特定部420は、ハードディスク120に蓄積する画像G1の領域を特定する。領域情報蓄積部430は、蓄積領域特定部420が特定した領域の位置を、その領域に含まれる画像またはその画像の特徴と対応付けてハードディスク120へ保存する。これにより、画像G1の領域情報がハードディスク120に蓄積される。画像G1の領域情報は、次回以降の読み取りで読み取った画像に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性があるか否かを判定するために活用される。
領域情報取得部440は、ハードディスク120に保存されている以前に読み取った画像(図4に示す画像G0)の領域情報をハードディスク120から取得する。判定部450は、領域情報取得部440が取得した領域情報に対応付けられている領域において画像G1と画像G0とで同一の画像または特徴が存在するか否かを判定する。
判定部450で、領域情報取得部440が取得した領域情報に対応付けられている領域において画像G1と画像G0とで同一の画像または特徴が存在すると判定された場合には、画像G1に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性があるといえる。その場合には、出力部460は、操作パネル60に、画像G1に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性がある旨を表示する。これにより、ユーザーは、画像G1に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性があることを知ることができる。
一方、判定部450で、領域情報取得部440が取得した領域情報に対応付けられている領域において画像G1と画像G0とで同一の画像または特徴が存在しないと判定された場合には、画像G1に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性がないといえる。その場合には、画像G1の取り込みが続行される。出力部460は、ユーザーが画像G1の印刷を指示している場合には、取り込みが完了した画像G1をプリンター30で印刷し、ユーザーが画像G1の外部機器への転送を指示している場合には、取り込みが完了した画像G1を通信インターフェース75を介して指定の外部機器へ転送する。
図5は、制御部100の全体処理を示すフローチャートである。図5に示す処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
まず、制御部100は、スキャンの指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS505)。スキャンの指示は、ユーザーが操作パネル60より行う。制御部100は、スキャンの指示を受け付けるまでステップS505を繰り返し、スキャンの指示を受け付けた場合には(ステップS505においてYES)、ステップS510に移行する。
ステップS510において、制御部100は、読み取り面21に置かれている原稿をスキャナー20に走査させて読み取らせる。スキャナー20が読み取った画像を画像G1とする。
次いで、制御部100は、読取領域特定処理を行う(ステップS520)。読取領域特定処理は、スキャナー20が読み取った領域を特定する処理である。読取領域特定処理の詳細は、図6および図7を参照して後述する。
次いで、制御部100は、蓄積領域特定処理を行う(ステップS530)。蓄積領域特定処理は、ハードディスク120に蓄積する画像G1の領域を特定する処理である。蓄積領域特定処理の詳細は、図8〜図11を参照して後述する。
次いで、制御部100は、領域情報蓄積処理を行う(ステップS540)。領域情報蓄積処理は、ステップS530で特定した領域の位置を、その領域に含まれる画像またはその画像の特徴と対応付けてハードディスク120へ保存する処理である。領域情報蓄積処理の詳細は、図12〜図14を参照して後述する。
次いで、制御部100は、領域情報取得処理を行う(ステップS550)。領域情報取得処理は、ハードディスク120に保存されている以前に読み取った画像G0の領域情報をハードディスク120から取得する処理である。領域情報取得処理の詳細は、図15を参照して後述する。
次いで、制御部100は、判定処理を行う(ステップS560)。判定処理は、ステップS550で取得した領域情報に対応付けられている領域において画像G1と画像G0とで同一の画像または特徴が存在するか否かを判定する処理である。判定処理の詳細は、図16を参照して後述する。
次いで、制御部100は、出力処理を行う(ステップS570)。出力処理の詳細は、図17および図18を参照して後述する。制御部100は、ステップS570の後、図5に示す一連の処理を終了する。
図6および図7を参照して、スキャナー20が読み取った領域(以下、「読取領域」とも称す)を特定する処理について説明する。図6は、スキャナー20の読取領域の一例を示す図である。図6における点線P1は、読み取り面21にA4サイズの原稿が縦向きに置かれている場合のスキャナー20の読取領域を示す。図6における点線P2は、読み取り面21にA4サイズの原稿が横向きに置かれている場合のスキャナー20の読取領域を示す。
図7は、読取領域特定処理を示すフローチャートである。スキャナー20の読取領域は、制御部100が図7に示す処理を実行することにより特定される。図7に示す処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
まず、制御部100は、ユーザーが操作パネル60で設定した原稿のサイズ(A4、A3等)と原稿の向き(縦向き、横向き)とを取得する(ステップS710)。これにより、読取ラインセンサーの主走査方向の有効サイズと副走査方向の有効サイズとが決まり、読み取り面21上の読み取り位置が特定される。なお、画像形成装置1が読み取り面21に載置されている原稿のサイズおよび向きを自動で検出するセンサーを備えている場合には、制御部100はそのセンサーで検知したサイズおよび向きを取得する。
次いで、制御部100は、ステップS710で取得した情報を基に、スキャナー20の読取領域を特定する(ステップS720)。
次いで、制御部100は、ステップS720で特定した読取領域を画像G1の読取領域としてRAM102に保存し(ステップS730)、図7に示す一連の処理を終了する。
図8〜図11を参照して、制御部100がハードディスク120に蓄積する画像G1の領域を特定する処理について説明する。図8は、蓄積領域特定処理を示すフローチャートである。図8に示す処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。特定された領域の画像または特徴は、図12に示す処理によってハードディスク120に保存され、次回以降の読み取りで読み取った画像に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性があるか否かを判定するために活用される。
まず、制御部100は、スキャナー20で読み取った画像G1を取得する(ステップS810)。
次いで、制御部100は、読取領域のうち全領域を保存しない設定が画像形成装置1になされているか否かを判定する(ステップS820)。読取領域のうち全領域を保存しない設定が画像形成装置1になされている場合には(ステップS820においてYES)、制御部100は、図8に示す一連の処理を終了する。一方、読取領域のうち全領域を保存しない設定が画像形成装置1になされていない場合には(ステップS820においてNO)、制御部100は、ステップS830に移行する。
ステップS830において、制御部100は、読取領域のうち特定領域のみを保存する設定が画像形成装置1になされているか否かを判定する。読取領域のうち特定領域のみを保存する設定が画像形成装置1になされている場合には(ステップS830においてYES)、制御部100は、ステップS840に移行する。一方、読取領域のうち特定領域のみを保存する設定が画像形成装置1になされていない場合には(ステップS830においてNO)、制御部100は、ステップS870に移行する。
ステップS840において、制御部100は、ステップS520で特定した画像G1の読取領域の中からスタンプの領域を特定する処理(以下、「スタンプ領域特定処理」とも称す)を行う。なお、スタンプ領域特定処理の詳細は、図9を参照して後述する。
次いで、制御部100は、読取領域のうち手書き文字の領域を保存する設定が画像形成装置1になされているか否かを判定する(ステップS850)。読取領域のうち手書き文字の領域を保存する設定が画像形成装置1になされている場合には(ステップS850においてYES)、制御部100は、ステップS860に移行する。一方、読取領域のうち手書き文字の領域を保存する設定が画像形成装置1になされていない場合には(ステップS850においてNO)、制御部100は、図8に示す一連の処理を終了する。
ステップS860において、制御部100は、ステップS520で特定した画像G1の読取領域の中から手書き文字の領域を特定する処理(以下、「手書き文字領域特定処理」とも称す)を行い、図8に示す一連の処理を終了する。なお、手書き文字領域特定処理の詳細は、図10および図11を参照して後述する。
ステップS870において、制御部100は、ステップS520で特定した画像G1の読取領域のうち全領域を特定し、図8に示す一連の処理を終了する。
このように、スキャナー20で読み取った画像G1を保存するか否かや、スキャナー20で読み取った画像G1を保存する場合にどの領域の画像を保存するかついては、予め、ユーザーが操作パネル60から設定しておく。なお、制御部100は、ハードディスク120の記憶容量に基づいて、スキャナー20で読み取った画像G1を保存するか否かや、スキャナー20で読み取った画像G1を保存する場合にどの領域の画像を保存するかを決定してもよい。
図9は、スタンプ領域特定処理を示すフローチャートである。図9に示す処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
まず、制御部100は、スキャナー20で読み取った画像G1のエッジを検出する(ステップS910)。
次いで、制御部100は、検出したエッジに一定以上の連続性があるか否かを判定する(ステップS920)。エッジに一定以上の連続性がある場合には(ステップS920においてYES)、制御部100は、ステップS930に移行する。一方、検出したエッジに一定以上の連続性がない場合には(ステップS920においてNO)、制御部100は、図9に示す一連の処理を終了する。
ステップS930において、制御部100は、エッジに一定以上の連続性がある領域を線画領域と特定する。スキャナー20で読み取った画像G1内に線画領域が複数存在する場合には、制御部100は、その全てを特定する。
次いで、制御部100は、ステップS930で特定した各線画領域における画像の色を算出する(ステップS940)。
次いで、各線画領域における画像がスタンプに用いられるインクの色で構成され、かつ、所定サイズ以上であるか否かを判定する(ステップS950)。各線画領域における画像がスタンプに用いられるインクの色で構成され、かつ、所定サイズ以上である場合には(ステップS950においてYES)、制御部100は、ステップS960に移行する。一方、各線画領域における画像がスタンプに用いられるインクの色で構成されていない、または、各線画領域における画像が所定サイズ以上ではない場合には(ステップS950においてNO)、図9に示す一連の処理を終了する。
ステップS960において、制御部100は、スタンプに用いられるインクの色で構成され、かつ、所定サイズ以上である線画領域をスタンプ領域と特定する。制御部100は、ステップS960の後、図9に示す一連の処理を終了する。
このように、制御部100は、スキャナー20で読み取った画像G1のうち、スタンプに用いられるインクの色から一定範囲内にある色で構成され、所定サイズ以上の線画領域をスタンプ領域と特定する。なお、制御部100は、エッジの劣化度を算出し、エッジの劣化度が一定以上の線画領域をスタンプ領域と特定してもよい。
図10および図11を参照して、制御部100が画像G1の読取領域の中から手書き文字の領域を特定する処理について説明する。図10は、手書き文字領域特定処理を示すフローチャートである。図10に示す処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。図11は、文字の画像パターンとフォントデータとの一致率のイメージを示す図である。
図10を参照して、まず、制御部100は、ステップS930で特定した各線画領域から文字を示す画像パターンを抽出する(ステップS1010)。
次いで、制御部100は、抽出した画像パターンとOCR(Optical Character Recognition)用データベースに登録されている文字の画像パターンとの一致率を算出する(ステップS1020)。OCR用データベースには、1文字毎に文字の画像パターンと文字コードとが対応付けられたフォントデータが登録されている。OCR用データベースは、ROM103またはハードディスク120に保存されている。
次いで、制御部100は、算出した一致率が所定値以下であるか否かを判定する(ステップS1030)。算出した一致率が所定値以下である場合には(ステップS1030においてYES)、ステップS1040に移行する。制御部100は、ステップS1010で抽出した画像パターンが図11に示す直線Q上または直線Qよりも左側に位置する画像パターンである場合には、OCR用データベースに登録されている文字の画像パターンとの一致率が所定値以下であると判定する。一方、算出した一致率が所定値を超えている場合には(ステップS1030においてNO)、制御部100は、図10に示す一連の処理を終了する。
ステップS1040において、制御部100は、OCR用データベースに登録されている文字の画像パターンとの一致率が所定値以下の画像パターンを有する線画領域を手書き文字領域と特定し、図10に示す一連の処理を終了する。
このように、制御部100は、OCR用データベースに登録されている文字の画像パターンとの一致率が所定値以下の画像パターンを有する線画領域を手書き文字領域と特定する。なお、制御部100は、線画領域から文字を示す画像パターンを抽出し、文字の高さ、または、文字の間隔が一定ではない場合に、その領域を手書き文字領域と特定してもよい。
図12〜図14を参照して、制御部100がスキャナー20で読み取った画像G1のうちステップS530で特定した領域の画像または特徴を保存する処理について説明する。図12は、領域情報蓄積処理を示すフローチャートである。図12に示す処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
まず、制御部100は、ステップS530で特定した領域があるか否かを判定する(ステップS1205)。ステップS530で特定した領域がある場合には、制御部100は、ステップS1210に移行する。一方、ステップS530で特定した領域がない場合には、制御部100は、図12に示す一連の処理を終了する。
ステップS1210において、制御部100は、ステップS530で特定した領域から1つを選択する。
次いで、制御部100は、ステップS1210で選択した領域の位置と、その領域の画像、または、その画像の特徴とを対応付けた領域情報をハードディスク120へ保存する(ステップS1220)。
次いで、制御部100は、ステップS530で特定した領域の全てについて領域情報をハードディスク120に保存したか否かを判定する(ステップS1230)。ステップS530で特定した領域の全てについて領域情報をハードディスク120に保存した場合には(ステップS1230においてYES)、制御部100は、図12に示す一連の処理を終了する。一方、まだステップS530で特定した領域の全てについて領域情報をハードディスク120に保存していない場合には(ステップS1230においてNO)、制御部100は、ステップS1210に移行する。
図13は、ハードディスク120に保存されている領域情報のデータ構造を示す図である。図14は、蓄積領域特定処理で特定した領域を説明するための図である。図13に示すように、領域情報は、「ジョブ番号」、「ページ数」、「領域」、および「画像または特徴」の項目を備える。
「ジョブ番号」は、スキャナー20で読み取った原稿単位に付与される。原稿は1ページの場合もあれば、複数ページの場合もある。「ページ数」は、スキャナー20が原稿の何ページ目を読み取ったのかを示している。「領域」は、ステップS530で特定した領域であり、「左上の位置(x、y)」および「右下の位置(x、y)」の項目を含む。「左上の位置(x、y)」および「右下の位置(x、y)」は、ステップS530で特定した領域の左上の位置と右下の位置とを、図14に示すように、読み取り面21の左上を(0、0)として座標で示している。「画像または特徴」は、ステップS530で特定した領域の画像、または、ステップS530で特定した領域の画像の特徴を示している。図13には、画像形成装置1が4ページの原稿を読み取った場合の領域情報が示されている。
図12〜図14に示すように、スキャナー20で読み取った画像G1のうちステップS530で特定した領域の画像、または、その領域の画像の特徴が、その領域の位置と対応付けられた上で、ハードディスク120に保存される。画像G1の領域情報は、次回以降の読み取りで読み取った画像に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性があるか否かを判定するために活用される。
図15を参照して、ハードディスク120に保存されている以前に読み取った画像G0の領域情報をハードディスク120から取得する処理について説明する。図15は、領域情報取得処理を示すフローチャートである。図15に示す処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
まず、制御部100は、以前に読み取った画像G0の領域情報がハードディスク120に保存されているか否かを判定する(ステップS1505)。以前に読み取った画像G0の領域情報がハードディスク120に保存されている場合には(ステップS1505においてYES)、制御部100は、ステップS1510に移行する。一方、以前に読み取った画像G0の領域情報がハードディスク120に保存されていない場合には(ステップS1505においてNO)、図15に示す一連の処理を終了する。
ステップS1510において、制御部100は、ハードディスク120に保存されている以前に読み取った画像G0の領域情報の中から一つの領域を選択する。
次いで、制御部100は、ステップS1510で選択した領域がステップS520で特定した読取領域内であるか否かを判定する(ステップS1520)。ステップS1510で選択した領域がステップS520で特定した読取領域内である場合には(ステップS1520においてYES)、制御部100は、ステップS1530に移行する。一方、ステップS1510で選択した領域がステップS520で特定した読取領域内ではない場合には(ステップS1520においてNO)、制御部100は、ステップS1540に移行する。
ステップS1530において、制御部100は、ステップS1510で選択した領域に対応付けられている画像または特徴をハードディスク120から取得する。次いで、制御部100は、ステップS1540に移行する。
ステップS1540において、制御部100は、ハードディスク120に保存されている以前に読み取った画像G0の領域情報の全ての領域についてステップS1510〜ステップS1530の処理を実行したか否かを判定する。ハードディスク120に保存されている以前に読み取った画像G0の領域情報の全ての領域についてステップS1510〜ステップS1530の処理を実行した場合には(ステップS1540においてYES)、制御部100は、図15に示す一連の処理を終了する。一方、まだハードディスク120に保存されている以前に読み取った画像G0の領域情報の全ての領域についてステップS1510〜ステップS1530の処理を実行していない場合には(ステップS1540においてNO)、ステップS1510に移行する。
図16を参照して、制御部100がステップS550で取得した領域情報に対応付けられている領域において画像G1と画像G0とで同一の画像または特徴が存在するか否かを判定する処理について説明する。図16は、判定処理を示すフローチャートである。図16に示す処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
まず、制御部100は、ステップS550で取得した画像または特徴があるか否かを判定する(ステップS1605)。ステップS550で取得した画像または特徴がある場合には(ステップS1605においてYES)、ステップS1610に移行する。一方、ステップS550で取得した画像または特徴がない場合には(ステップS1605においてNO)、図16に示す一連の処理を終了する。
ステップS1610において、制御部100は、ステップS550で取得した画像または特徴の中から一つを選択する。
次いで、制御部100は、スキャナー20で読み取った画像G1の中から、ステップS1610で選択した画像または特徴に対応付けられている領域と同一の領域の画像または特徴を抽出する(ステップS1620)。
次いで、制御部100は、ステップS1610で選択した画像または特徴とステップS1620で抽出した画像または特徴とが一致するか否かを判定する(ステップS1630)。ステップS1610で選択した画像または特徴とステップS1620で抽出した画像または特徴とが一致する場合には(ステップS1630においてYES)、制御部100は、ステップS1640に移行する。一方、ステップS1610で選択した画像または特徴とステップS1620で抽出した画像または特徴とが一致しない場合には(ステップS1630においてNO)、制御部100は、ステップS1650に移行する。
ステップS1640において、制御部100は、画像または特徴が一致する領域とその領域の画像または特徴とを対応付けた情報をRAM102に記憶し、ステップS1660に移行する。
ステップS1650において、制御部100は、画像または特徴が一致しない領域に対応付けられている領域情報をハードディスク120から削除し、ステップS1660に移行する。
ステップS1660において、制御部100は、ステップS550で取得した画像または特徴の全てについてステップS1610〜ステップS1650を実行したか否かを判定する。ステップS550で取得した画像または特徴の全てについてステップS1610〜ステップS1650を実行した場合には(ステップS1660においてYES)、制御部100は、図16に示す一連の処理を終了する。一方、まだステップS550で取得した画像または特徴の全てについてステップS1610〜ステップS1650を実行していない場合には(ステップS1660においてNO)、制御部100は、ステップS1610に移行する。
なお、ステップS1630における、ステップS1610で選択した画像とステップS1620で抽出した画像との一致度は、以下のような方法で算出される。
(1)2値化結果による画素値の総和もしくは排他的論理和による結果を指標とした算出方法。下記の2式により算出される。
(2)画素値差の二乗和を指標とした算出方法。下記式により算出される。
(3)画素値差の絶対値差を指標とした算出方法。下記式により算出される。
(4)正規化相関を用いた算出方法。下記式により算出される。
(5)相互輝度影響を考慮した正規化相関を用いた算出方法。下記式により算出される。
上記の各式において、I(i,j)はステップS1620で抽出した画像の各画素の値を示し、T(i,j)はステップS1610で選択した画像の各画素の値を示している。
図17および図18を参照して、制御部100がステップS560における判定結果に基づき行う出力処理について説明する。
図17は、ユーザーへの通知の一例を示す図である。ステップS560における判定の結果、画像G1と画像G0とで同一の読取領域における画像または特徴が一致する場合には、スキャナー20で読み取った画像G1に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性があるということである。そこで、このような場合には、操作パネル60に、スキャナー20で読み取った画像G1に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性があることを知らせるメッセージと、読み取り面21の確認を促すメッセージと、画像G1の取り込みの続行または中止の選択を促すメッセージとが表示される。
ユーザーが画像G1の取り込みの続行を選択した場合には、スキャナー20で読み取った画像G1はハードディスク120に保存される。その後、画像G1は、ユーザーよりコピーが指示されている場合には、プリンター30によって印刷され、ユーザーより外部機器へのデータ送信が指示されている場合には、通信インターフェース75を介して指定の外部機器へ送信される。
一方、ユーザーが画像G1の取り込みの中止を選択した場合には、スキャナー20で読み取った画像G1の取り込みが中止される。
図18は、出力処理を示すフローチャートである。図18に示す処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
まず、制御部100は、画像G1と画像G0とで同一性のある画像または特徴が検出されたか否かを判定する(ステップS1810)。制御部100は、ステップS1630においてYESと判定した場合には、画像G1と画像G0とで同一性のある画像または特徴が検出されたと判定する。一方、制御部100は、ステップS1630においてNOと判定した場合には、画像G1と画像G0とで同一性のある画像または特徴が検出されなかったと判定する。
画像G1と画像G0とで同一性のある画像または特徴が検出された場合には(ステップS1810においてYES)、制御部100は、ステップS1820に移行する。一方、画像G1と画像G0とで同一性のある画像または特徴が検出されなかった場合には(ステップS1810においてNO)、制御部100は、ステップS1840に移行する。
ステップS1820において、制御部100は、その領域とその画像またはその特徴をユーザーに通知する。具体的には、図17で示したように、制御部100は、操作パネル60に、スキャナー20で読み取った画像G1に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性があることを知らせるメッセージと、読み取り面21の確認を促すメッセージと、画像G1の取り込みの続行または中止の選択を促すメッセージとを表示する。
次いで、制御部100は、スキャナー20で読み取った画像G1の取り込みを続行するか否かを判定する(ステップS1830)。ユーザーが図17の操作パネル60に表示されている「はい」を押した場合には、制御部100は、スキャナー20で読み取った画像G1の取り込みを続行すると判定する。一方、ユーザーが図17の操作パネル60に表示されている「いいえ」を押した場合には、制御部100は、スキャナー20で読み取った画像G1の取り込みを続行しないと判定する。
スキャナー20で読み取った画像G1の取り込みを続行する場合には(ステップS1830においてYES)、制御部100は、ステップS1840に移行する。一方、スキャナー20で読み取った画像G1の取り込みを続行しない場合には(ステップS1830においてNO)、制御部100は、ステップS1850に移行する。
ステップS1840において、制御部100は、スキャナー20で読み取った画像G1をハードディスク120に保存する。その後、制御部100は、ユーザーよりコピーが指示されている場合には、画像G1をプリンター30で印刷し、ユーザーより外部機器へのデータ送信が指示されている場合には、画像G1を通信インターフェース75を介して指定の外部機器へ送信する。
ステップS1850において、制御部100は、スキャナー20で読み取った画像G1の取り込みを中止する。
制御部100は、ステップS1840またはステップS1850の後、図18に示す一連の処理を終了する。
このように、実施の形態1における画像形成装置1は、スキャナー20で読み取った画像G1を以前にスキャナー20で読み取った画像G0と比較することで、画像G1に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性があるか否かを判定し、画像G1に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性がある場合には、その旨をユーザーに通知する。これにより、読み取り面21が汚れている場合でも、その汚れが写り込んだ画像が画像形成装置1に取り込まれることを防ぐことができる。
また、実施の形態1における画像形成装置1は、画像G1に読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性がある場合には、ユーザーに画像G1の取り込みの続行または中止を選択させる。これにより、ユーザーは画像G1の取り込みの続行または中止を選択することができ、適切な処置をとることが可能となる。
なお、ハードディスク120内の領域情報は、ユーザーが任意に削除できるようにしてもよい。
[実施の形態2]
実施の形態1では、画像形成装置1は、読み取り面21に置かれている原稿を読み取った画像G1をハードディスク120に保存されている以前に読み取った画像G0と比較した。これに対し、実施の形態2では、画像形成装置は、原稿を読み取るに先立って、読み取り面を読み取って、読み取った画像をハードディスクに保存する。その後、画像形成装置は、読み取り面に置かれている原稿を読み取り、原稿を読み取った画像を読み取り面を読み取った画像と比較する。以下では、実施の形態1と異なる点についてのみ説明し、実施の形態1と同様の構成については同じ符号を付して、その説明は繰り返さない。
図19は、実施の形態2における制御部100の全体処理を示すフローチャートである。図19に示す処理は、原稿を読み取るに先立って読み取り面21を読み取るモード(以下「Aモード」とも称す)が設定されている場合に実行される。Aモードの設定は、ユーザーが操作パネル60から設定する。図19に示す処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
まず、制御部100は、Aモードでのスキャンの指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS1905)。制御部100は、Aモードでのスキャンの指示を受け付けるまでステップS1905を繰り返し、Aモードでのスキャンの指示を受け付けた場合には(ステップS1905においてYES)、ステップS1910に移行する。
ステップS1910において、制御部100は、読み取り面21をスキャナー20に読み取らせる。スキャナー20が読み取り面21を読み取る仕組みは、スキャナー20が原稿を読み取る仕組みと同様である。
次いで、制御部100は、蓄積領域特定処理を行う(ステップS1915)。蓄積領域特定処理は、実施の形態1におけるステップS530の処理と同様である。
次いで、制御部100は、領域情報蓄積処理を行う(ステップS1920)。領域情報蓄積処理は、実施の形態1におけるステップS540の処理と同様である。
次いで、制御部100は、読み取り面21に置かれている原稿をスキャナー20に読み取らせる(ステップS1930)。
次いで、制御部100は、読取領域特定処理を行う(ステップS1940)。読取領域特定処理は、実施の形態1におけるステップS520の処理と同様である。
次いで、制御部100は、領域情報取得処理を行う(ステップS1950)。領域情報取得処理は、ステップS1920で保存した領域情報をハードディスク120から取得する処理である。領域情報取得処理の詳細は、図20を参照して後述する。
次いで、制御部100は、判定処理を行う(ステップS1960)。判定処理は、実施の形態1におけるステップS560の処理と同様である。
次いで、制御部100は、出力処理を行う(ステップS1970)。出力処理は、実施の形態1におけるステップS570の処理と同様である。
図20は、実施の形態2における領域情報取得処理を示すフローチャートである。図20に示す処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
まず、制御部100は、ステップS1920で保存した領域情報の中から一つの領域を選択する(ステップS2010)。
次いで、制御部100は、ステップS2010で選択した領域がステップS1940で特定した読取領域内であるか否かを判定する(ステップS2020)。ステップS2010で選択した領域がステップS1940で特定した読取領域内である場合には(ステップS2020においてYES)、制御部100は、ステップS2030に移行する。一方、ステップS2010で選択した領域がステップS1940で特定した読取領域内ではない場合には(ステップS2020においてNO)、制御部100は、ステップS2040に移行する。
ステップS2030において、制御部100は、ステップS2010で選択した領域に対応付けられている画像または特徴をハードディスク120から取得する。次いで、制御部100は、ステップS2040に移行する。
ステップS2040において、制御部100は、ステップS1920で保存した領域情報の全ての領域についてステップS2010〜ステップS2030の処理を実行したか否かを判定する。ステップS1920で保存した領域情報の全ての領域についてステップS2010〜ステップS2030の処理を実行した場合には(ステップS2040においてYES)、制御部100は、図20に示す一連の処理を終了する。一方、ステップS1920で保存した領域情報の全ての領域についてステップS2010〜ステップS2030の処理を実行していない場合には(ステップS2040においてNO)、ステップS2010に移行する。
このように、実施の形態2における画像形成装置1は、Aモードが設定されている場合には、原稿を読み取るに先立って読み取り面21を読み取る。その後、画像形成装置1は、原稿を読み取って、原稿を読み取った画像と読み取り面21を読み取った画像とで同一の読取領域における画像または特徴が一致するか否かを判定する。
一般的に、同一フォーマットの原稿はスタンプや手書き文字が同じ領域に存在する可能性が高い。すなわち、画像形成装置1が以前に読み取った原稿と同一フォーマットの原稿を読み取った場合に、以前に読み取ったときと同じ読取領域にスタンプや手書き文字が存在したとしても、そのスタンプや手書き文字は読み取り面21の汚れが写り込んだものではなく、今回読み取った原稿に押印されているスタンプや今回読み取った原稿に手書きされている文字である可能性が高い。実施の形態2における画像形成装置1は、原稿を読み取った画像を読み取り面21を読み取った画像と比較する。これにより、実施の形態2における画像形成装置1は、スタンプや手書き文字が以前に読み取った原稿と同一の領域に存在したとしても、読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性がある旨をユーザーに通知しない。その結果、ユーザーは不必要な通知に煩わされずにすむ。
[実施の形態3]
実施の形態1では、画像形成装置1は、読み取った画像G1の全領域をハードディスク120に保存されている以前に読み取った画像G0と比較して、同一の読取領域において同一の画像または特徴が存在するか否かを判定(以下、「同一性の判定」とも称す)した。これに対し、実施の形態3では、画像形成装置は、同一性の判定を行わない領域(以下では、「除外領域」とも称す)をあらかじめ登録しておき、その除外領域を除いて同一性の判定を行う。以下では、実施の形態1と異なる点についてのみ説明し、実施の形態1と同様の構成については同じ符号を付して、その説明は繰り返さない。
図21は、原稿のフォーマット別の除外領域を示す図である。除外領域とは、読み取り面21に置かれている原稿を読み取った画像と以前に読み取った画像との同一性の判定を行わない領域のことである。一般的に、同一フォーマットの原稿は、スタンプや手書き文字が同じ領域に存在する可能性が高い。そこで、実施の形態3における画像形成装置1では、そのような領域を除外領域としてあらかじめ登録しておくことで、その領域については同一性の判定が行われないようにすることができる。フォーマットAでは、点線R1の領域が除外領域である。フォーマットBでは、点線R2の領域が除外領域ある。除外領域は、ユーザーが原稿のフォーマット毎に操作パネル60から登録する。
図22は、除外領域登録処理を示す図である。図22に示す処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
まず、制御部100は、ユーザーから原稿のフォーマットが入力されたか否かを判定する(ステップS2210)。制御部100は、ユーザーから原稿のフォーマットが入力されるまでステップS2210を繰り返し、ユーザーから原稿のフォーマットが入力された場合には(ステップS2210においてYES)、ステップS2220に移行する。
ステップS2220において、制御部100は、ユーザーから除外領域が入力されたか否かを判定する。制御部100は、ユーザーから除外領域が入力されるまでステップS2220を繰り返し、ユーザーから除外領域が入力された場合には(ステップS2220においてYES)、ステップS2230に移行する。除外領域は、読み取り面21の左上を(0、0)として、左上の位置と右下の位置とが座標で示される。
ステップS2230において、制御部100は、入力された原稿のフォーマットと入力された除外領域とを対応付けてハードディスク120に保存し、図22に示す一連の処理を終了する。
図23は、実施の形態3における領域情報取得処理を示すフローチャートである。図23に示す処理は、同一性の判定を除外領域を除いて行うモード(以下「Bモード」とも称す)が設定されている場合に実行される。Bモードの設定は、ユーザーが操作パネル60から設定する。図23に示す処理は、CPU101がROM103に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。
まず、制御部100は、以前に読み取った画像G0の領域情報がハードディスク120に保存されているか否かを判定する(ステップS2305)。以前に読み取った画像G0の領域情報がハードディスク120に保存されている場合には(ステップS2305においてYES)、制御部100は、ステップS2310に移行する。一方、以前に読み取った画像G0の領域情報がハードディスク120に保存されていない場合には(ステップS2305においてNO)、図23に示す一連の処理を終了する。
ステップS2310において、制御部100は、画像G0の領域情報の中から一つの領域を選択する。
次いで、制御部100は、読み取り面21に置かれている原稿のフォーマットを取得する(ステップS2313)。読み取り面21に置かれている原稿のフォーマットは、あらかじめユーザーが操作パネル60より指定する。
次いで、制御部100は、ステップS2313で取得したフォーマットに対応付けられている除外領域をハードディスク120から取得する(ステップS2315)。
次いで、制御部100は、ステップS2310で選択した領域がステップS520で特定した読取領域内であって、ステップS2315で取得した除外領域以外の領域であるか否かを判定する(ステップS2320)。ステップS2310で選択した領域がステップS520で特定した読取領域内であって、ステップS2315で取得した除外領域以外の領域である場合には(ステップS2320においてYES)、制御部100は、ステップS2330に移行する。一方、ステップS2310で選択した領域がステップS520で特定した読取領域外、または、ステップS2315で取得した除外領域である場合には(ステップS2320においてNO)、制御部100は、ステップS2340に移行する。
ステップS2330において、制御部100は、ステップS2310で選択した領域に対応付けられている画像または特徴をハードディスク120から取得する。次いで、制御部100は、ステップS2340に移行する。
ステップS2340において、制御部100は、ハードディスク120に保存されている以前に読み取った画像G0の領域情報の全ての領域についてステップS2310〜ステップS2330の処理を実行したか否かを判定する。ハードディスク120に保存されている以前に読み取った画像G0の領域情報の全ての領域についてステップS2310〜ステップS2330の処理を実行した場合には(ステップS2340においてYES)、制御部100は、図23に示す一連の処理を終了する。一方、まだハードディスク120に保存されている以前に読み取った画像G0の領域情報の全ての領域についてステップS2310〜ステップS2330の処理を実行していない場合には(ステップS2340においてNO)、ステップS2310に移行する。
このように、実施の形態3における画像形成装置1は、Bモードが設定されている場合には、除外領域を除いて同一性の判定を行う。一般的に、同一フォーマットの原稿はスタンプや手書き文字が同じ領域に存在する可能性が高い。すなわち、画像形成装置1が以前に読み取った原稿と同一フォーマットの原稿を読み取った場合に、以前に読み取ったときと同じ読取領域にスタンプや手書き文字が存在したとしても、そのスタンプや手書き文字は読み取り面21の汚れが写り込んだものではなく、今回読み取った原稿に押印されているスタンプや今回読み取った原稿に手書きされている文字である可能性が高い。実施の形態3における画像形成装置1は、同一フォーマットに共通して見られるスタンプや手書き文字の領域を同一性の判定を行わない除外領域としてあらかじめ登録しておく。これにより、実施の形態3における画像形成装置1は、スタンプや手書き文字が以前に読み取った原稿と同一の領域に存在したとしても、それが除外領域であれば、読み取り面21の汚れが写り込んでいる可能性がある旨をユーザーに通知しない。その結果、ユーザーは不必要な通知に煩わされずにすむ。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置、20 スキャナー、21 読み取り面、100 制御部、101 CPU、102 RAM、103 ROM、120 ハードディスク。

Claims (7)

  1. 画像形成装置であって、
    原稿を載置するための読み取り面を有する載置部と、
    前記読み取り面に光を照射することによって、前記読み取り面または前記読み取り面に載置されている原稿を光学的に読み取る読み取り部と、
    前記画像形成装置を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    第1タイミングで前記読み取り部が読み取った領域の位置と、当該領域に含まれる画像または当該画像の特徴と、を対応付けた領域情報を記憶し、
    前記第1タイミングよりも後の第2タイミングで前記読み取り部が読み取った領域のうち前記領域情報が示す領域の位置に前記領域情報が示す画像または当該画像の特徴が存在するか否かを判定する、画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記第2タイミングで前記読み取り部が読み取った領域のうち前記領域情報が示す領域の位置に前記領域情報が示す画像または当該画像の特徴が存在すると判定した場合に、所定の報知を行う、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1タイミングで前記読み取り部が読み取った領域に含まれる画像とは、スタンプに用いられるインクの色で構成され、かつ、所定サイズ以上の画像である、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1タイミングで前記読み取り部が読み取った領域に含まれる画像とは、フォントデータとの類似度が所定値以下の画像である、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記第2タイミングで前記読み取り部が読み取った領域のうち前記領域情報が示す領域の位置に前記領域情報が示す画像または当該画像の特徴が存在しないと判定した場合に、前記領域情報を削除する、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記第1タイミングで前記読み取り面に第1原稿を載置した状態で前記読み取り面に光を照射することによって前記第1原稿を読み取った後、前記第2タイミングで前記読み取り面に第2原稿を載置した状態で前記読み取り面に光を照射することによって前記第2原稿を読み取る場合と、前記第1タイミングで前記読み取り面に原稿を載置しない状態で前記読み取り面に光を照射することによって前記読み取り面を読み取った後、前記第2タイミングで前記読み取り面に原稿を載置した状態で前記読み取り面に光を照射することによって当該原稿を読み取る場合とのいずれにおいても、前記第2タイミングで前記読み取り部が読み取った領域のうち前記領域情報が示す領域の位置に前記領域情報が示す画像または当該画像の特徴が存在するか否かを判定可能である、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記第2タイミングで前記読み取り部が読み取った領域のうち前記領域情報が示す領域の位置に前記領域情報が示す画像または当該画像の特徴が存在するか否かを判定しない特定領域を原稿のフォーマット別に記憶し、
    前記第2タイミングで前記読み取り部が読み取った原稿のフォーマットが記憶されているフォーマットである場合に、前記第2タイミングで前記読み取り部が読み取った領域のうち前記特定領域を除く領域であって前記領域情報が示す領域の位置に前記領域情報が示す画像または当該画像の特徴が存在するか否かを判定可能である、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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