JP2020190395A - 温度調節システム - Google Patents

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Akinobu Hayakawa
明伸 早川
森田 健晴
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健晴 森田
智仁 宇野
Tomohito Uno
智仁 宇野
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Abstract

【課題】本発明は、空調機器を駆動させるための電源を公共の電気設備から構築物に引くための工事を必要とせず、構築物内の温度調節を簡便に行なうことができる温度調節システムを提供する。【解決手段】 本発明の温度調節システムは、構築物の外面に配設一体化されたフレキシブル太陽電池と、上記構築物内の温度を調節するための空調機器と、上記構築物内の温度を測定する温度センサと、上記温度センサにて測定された温度が温度閾値を超えたときに上記フレキシブル太陽電池にて発電された電力を上記空調機器に供給して上記空調機器を駆動させ、上記構築物内の温度を制御する温度制御手段とを備えていることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、温度調節システムに関する。
従来から、倉庫などの構築物内の温度が、夏季において高温となり、構築物内に保管している物品の品質が劣化するのを防止するために空調システムが導入されている。
特許文献1には、物品が載置される棚と、前記物品を前記棚の選択された位置へ搬送可能な搬送装置を備えた倉庫の空調システムであって、前記倉庫内に気流を発生させる送風部と、該送風部を支持する支持体を備えた送風ユニットを具備し、該送風ユニットの前記支持体は、前記搬送装置により、前記棚へ移動載置可能な被搬送部を備えている倉庫の空調システムが開示されている。
特開2018−118792号公報
しかしながら、上記倉庫の空調システムは、送風ユニットの電源として充電ステーションを設ける必要があり、設備が大がかりになるという問題点の他、送風ユニットを駆動させるために必要な電力を公共の電気設備から倉庫に引くための工事も必要であるという問題点を有している。
本発明は、空調機器を駆動させるための電源を公共の電気設備から構築物に引くための工事を必要とせず、構築物内の温度調節を簡便に行なうことができる温度調節システムを提供する。
本発明の温度調節システムは、
構築物の外壁に配設一体化されたフレキシブル太陽電池と、
上記構築物内の温度を調節するための空調機器と、
上記構築物内の温度を測定する温度センサと、
上記温度センサにて測定された温度が温度閾値を超えたときに上記フレキシブル太陽電池にて発電された電力を上記空調機器に供給して上記空調機器を駆動させ、上記構築物内の温度を制御する温度制御手段とを備えていることを特徴とする。
本発明の温度調節システムは、フレキシブル太陽電池から電力の供給を受けて空調機器を駆動させており、構築物に公共の送電線などから電力を導入するための電源設備を設ける必要がなく、構築物の立地条件に左右されることなく、構築物にこの構築物内の温度を調節するための空調機器を容易に配設することができる。
本発明の温度調節システムのハードウエア構成を示した図である。 本発明の温度調節システムの温度制御手段の動作を示したフローチャートである。 本発明の温度調節システムの劣化報知手段の動作を示したフローチャートである。
本発明の温度調節システムAの一例を図面を参照しながら説明する。本発明の温度調節システムAは、構築物の外面に配設一体化されたフレキシブル太陽電池を有している。
構築物としては、特に限定されず、例えば、倉庫、店舗などが挙げられる。そして、構築物の外面にはフレキシブル太陽電池が配設一体化されている。構築物の外面とは、外気に接触し且つ日光などの光が照射される面をいい、例えば、外壁面、屋根を構成している構築部材における日光が照射される面、マンションなどのビルの屋上における日光が照射される面などが挙げられる。
そして、構築物の外面にはフレキシブル太陽電池7が配設一体化されている。フレキシブル太陽電池7としては、特に限定されず、例えば、フレキシブル基材と、透明電極と、光電変換層とがこの順序で積層一体化されてなる太陽電池などが挙げられる。なお、光電変換層における透明電極の積層面とは反対側の面にも、透明電極とフレキシブル基材とがこの順序で積層一体化されていてもよい。
フレキシブル基材としては、例えば、耐熱性ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂及びポリイミドなどの耐熱高分子材料、薄膜金属基材などが挙げられる。
透明なフレキシブル基材を用いる場合、透明電極を構成する材料としては特に限定されず、例えば、CuI、ITO(インジウムスズ酸化物)、SnO2、AZO(アルミニウム亜鉛酸化物)、IZO(インジウム亜鉛酸化物)、GZO(ガリウム亜鉛酸化物)、FTO(フッ素ドープスズ酸化物)などの導電性無機化合物や、導電性透明ポリマーなどが挙げられ、熱線反射性能に優れており、フレキシブル太陽電池の遮熱効果を向上させることができるので、導電性無機化合物が好ましく、ITO、GZO、AZO、FTO及びATOがより好ましい。
なお、フレキシブル太陽電池の光電変換層における光の照射面とは反対側の面に積層されている透明電極及びフレキシブル基材として、アルミニウム箔及びステンレス箔などの金属箔を用いてもよい。この場合、金属箔は、電極及びフレキシブル基材の双方の作用を奏する。金属箔の外面は絶縁処理が施される。
光電変換層を構成する材料としては、特に限定されず、例えば、単結晶シリコン、微結晶シリコン、アモルファスシリコン、GaAsなどの結晶系材料、CIGS、CdTe、有機半導体、有機・無機ペロブスカイトなどの薄膜系材料などが挙げられ、近赤外領域以外に光吸収帯を有し、光変換効率が高いことから、アモルファスシリコン、有機半導体、有機無機ペロブスカイト化合物が好ましく、有機無機ペロブスカイト化合物がより好ましい。
有機無機ペロブスカイト化合物としては、例えば、一般式R−M−X3(但し、Rは有機分子又はアルカリ金属、Mは金属原子、Xはハロゲン原子又はカルコゲン原子である。)で表される有機無機ペロブスカイト化合物が挙げられる。光電変換層に有機無機ペロブスカイト化合物を用いることにより、近赤外領域(800nmを超え且つ2000nm以下)の熱線を反射しながら、近赤外領域以外の光(400〜800nm)によって発電することができ、フレキシブル太陽電池による構築物への遮熱効果を向上させ、構築物内の雰囲気温度の昇温を抑制することができる。Rは、ClNmHn(l、m、nはいずれも正の整数)で示されることが好ましい。Mとしては、例えば、鉛、スズ、亜鉛、チタン、アンチモン、ビスマス、ニッケル、鉄、コバルト、銀、銅、ガリウム、ゲルマニウム、マグネシウム、カルシウム、インジウム、アルミニウム、マンガン、クロム、モリブデン、ユーロピウム等が挙げられる。Xとしては、ハロゲン原子又はカルコゲン原子であり、例えば、塩素、臭素、ヨウ素、硫黄、セレンなどが挙げられる。
構築物の外面にフレキシブル太陽電池が配設一体化されるが、フレキシブル太陽電池は可撓性を有するシート状に形成されており、構築物の外面に汎用の粘着剤を用いて一体化することで容易に配設することができる。なお、粘着剤には接着剤も含まれる。
そして、フレキシブル太陽電池はその形状を自由に設計することができるので、構築物の外面に障害物が存在していても、その障害物を回避しながら、構築物の外面に隙間なくフレキシブル太陽電池を敷設することができ、構築物の外面を利用してフレキシブル太陽電池による発電を効率良く行なうことができる。
フレキシブル太陽電池は、多結晶シリコン素子を多数板状に成形したパネルを有するシリコン系太陽電池(アモルファスSi太陽電池)と比較して、蓄熱作用が極めて低く、日光の照射によるフレキシブル太陽電池内への蓄熱量は極めて低い。従って、フレキシブル太陽電池に蓄積した熱によって構築物内の雰囲気温度が上昇することを概ね抑制することができる。
又、フレキシブル太陽電池は、構築物の外面に粘着剤を用いて配設(敷設)されることから、フレキシブル太陽電池と構築物の外面との間に隙間は殆ど形成されておらず、風雨によってフレキシブル太陽電池が構築物の外面から剥離されるという不測の事態は殆ど生じることはない。
そして、フレキシブル太陽電池は優れた遮熱性能を有していることから、構築物内の雰囲気温度の上昇を安定的に抑制することができる。更に、光電変換層が近赤外領域以外に光吸収帯を有し、近赤外領域以外の光によって発電するフレキシブル太陽電池を用いることによって、構築物の外面に優れた遮熱性能を付与しながら、フレキシブル太陽電池の発電効率を更に向上させることができ、構築物内の雰囲気温度の上昇をより安定的に抑制することができる。
構築物には、構築物内の全体又は一部の雰囲気温度を調節するための空調機器が配設されている。空調機器としては、特に限定されず、例えば、扇風機(ファン)、エアーコンディショナーなどの構築物内の雰囲気温度を調節可能な機器であればよい。フレキシブル太陽電池にて発電される電流は直流であるので、空調機器は直流電源で駆動することが好ましい。直流電源で駆動する空調機器を用いることで、パワーコンディショナーが不要となり、温度調節システムの簡素化を図ることができる。
又、構築物には、構築物内の雰囲気温度を測定するための温度センサが配設されている。温度センサとしては、雰囲気温度を測定することができ、測定された温度をデータとして後述するCPUに送信することができる汎用の温度計が用いられる。
更に、温度調節システムAは光量計を有している。光量計は、フレキシブル太陽電池の配設面に配設され、フレキシブル太陽電池の配設面に入射する光量を測定する。光量計としては、フレキシブル太陽電池の配設面に入射する光量を測定することができ、測定された光量をデータとして後述するCPUに送信することができる汎用の光量計が用いられる。
温度調節システムAは、図1に示した通り、CPU(Central Processing Unit)1と、ROM(Read Only Memory)2と、RAM(Random Access Memory)3と、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)などの補助記憶装置4と、ディスプレイ及びスピーカなどの出力装置11とを更に備えている。
CPU1に、ROM2、RAM3、補助記憶装置4、温度センサ5、光量計6及び出力装置11が接続されている。又、フレキシブル太陽電池7と空調機器8とが電気的に接続されており、フレキシブル太陽電池7にて発電された電力が空調機器8に送られて空調機器8が駆動するように構成されている。
更に、フレキシブル太陽電池7と空調機器8とを電気的に接続している送電線などの回路には、フレキシブル太陽電池7と空調機器8とを電気的に接続又は切断するスイッチ部9が介在されており、スイッチ部9が閉じることによってフレキシブル太陽電池7にて発電された電力が空調機器8に送られる一方、スイッチ部9が開放されることによってフレキシブル太陽電池7と空調機器8との電気的な接続が切断され、フレキシブル太陽電池7にて発電された電力の空調機器8への供給が停止されるように構成されている。そして、スイッチ部9にCPU1が接続されており、CPU1がスイッチ部9の開閉を制御している。
又、フレキシブル太陽電池7と空調機器8とを電気的に接続している送電線には、フレキシブル太陽電池7の発電量を測定するための発電量測定装置10が介在されている。発電量測定装置10は、フレキシブル太陽電池7と空調機器8とを電気的に接続している回路を流れる直流電流の電圧(V)及び電流量(A)を測定してフレキシブル太陽電池7の発電量を算出し、この算出した発電量をCPU1にデータとして送信する。発電量測定装置10としては、汎用の測定装置を用いることができる。
温度調節システムAは、CPU1やROM2上に所定のプログラムを読み込ませることにより、CPU1の制御のもとで温度センサ5、光量計6、空調機器8、スイッチ部9、発電量測定装置10及び出力装置11を作動させると共に、RAM3や補助記憶装置4におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
温度調節システムAの温度制御手段及び劣化検出手段は、CPU1を備えたものであってROM2などに記憶されているプログラムを実行することで所定の機能を発揮する。
次に、温度調節システムAの動作を説明する。温度調節システムAの温度センサ5は、構築物内の予め定められた空間(例えば、部屋、区画など)(以下「温度調節空間」という)内の雰囲気温度を常時、計測しており、温度センサ5にて測定された温度(以下「測定温度」という)は、常時、CPU1にデータとして送信される(ステップ1)。なお、温度センサ5による構築物の温度調節空間内における雰囲気温度の測定は、常時行なわれる必要はなく、一定時間毎であってもよい。図において、ステップは「S」と表記する。
一方、補助記憶装置4内には、構築物の温度調節空間の許容される雰囲気温度の上限又はこの温度よりも低い温度が温度閾値として予め記憶されている。
又、フレキシブル太陽電池7と空調機器8とを電気的に接続している回路に介在させているスイッチ部9は開放状態とされており、フレキシブル太陽電池7にて発電された電力は空調機器8に供給されておらず、空調機器8は駆動していない。
CPU1は、温度センサ5から受信した測定温度と、補助記憶装置4内に記憶している温度閾値(又は補助記憶装置4内から読み出してRAM3に記憶させている温度閾値)とを比較する(ステップ2)。
CPU1は、温度センサ5から受信した測定温度が、上記温度閾値以下の温度であると判断したときは、スイッチ部9の開放状態を維持し、フレキシブル太陽電池7から空調機器8に電力は供給せず、空調機器は停止させた状態を維持し、ステップ1に戻って温度センサ5による構築物の温度調節空間内における雰囲気温度の測定が継続される。
一方、CPU1は、測定温度が温度閾値を超えている(上回っている)と判断したときは、スイッチ部9を閉じて、フレキシブル太陽電池7と空調機器8とを電気的に接続し、フレキシブル太陽電池7にて発電された電力を回路を通じて空調機器8に供給して空調機器8を駆動させる(ステップ3)。空調機器8によって構築物の温度調節空間内が温度調節されて、温度調節空間内は温度閾値以下の雰囲気温度に維持される。
又、構築物の温度調節空間内の雰囲気温度が十分に下がったと判断し、空調機器8を停止させる基準となる温度(駆動停止温度)が、補助記憶装置4内に記憶されている。温度調節空間内の雰囲気温度は、その後も温度センサ5によって常時又は一定時間毎に測定されている。CPU1は、温度センサ5から受信した温度調節空間内の雰囲気温度と、駆動停止温度とを比較し(ステップ4)、温度調節空間内の雰囲気温度が駆動停止温度以下の温度であると判断したとき、スイッチ部9を開放して、フレキシブル太陽電池7から空調機器8への電力の供給を停止し、空調機器8を停止させて待機状態とする(ステップ5)。なお、上記駆動停止温度として、具体的な温度を設定してもよいし、温度閾値を基準とし、温度閾値よりも所定温度だけ低い温度を設定してもよい。そして、ステップ1に戻って、温度センサ5による構築物の温度調節空間内における雰囲気温度の測定が継続される。
一方、CPU1は、温度センサ5によって測定された、温度調節空間内の雰囲気温度が駆動停止温度以下とならない限り、スイッチ部9を閉じた状態に維持し、フレキシブル太陽電池7と空調機器8とを電気的に接続し、フレキシブル太陽電池7にて発電された電力を回路を通じて空調機器8に供給して空調機器8の駆動を継続する(ステップ6)。
以上のように、温度調節システムAは、構築物の温度調節空間内の雰囲気温度を常時又一定時間毎に測定し、この測定温度が温度閾値を上回ったときに、フレキシブル太陽電池7にて発電された電力によって空調機器8を駆動させ、構築物の温度調節空間内の雰囲気温度が適正な温度となるように調整している。
又、温度調節システムAは、光量計6を有しており、CPU1による制御のもと、光量計6によってフレキシブル太陽電池7の配設面における単位面積当たり(例えば、1m2など)の光量が常時又は一定時間毎に測定されており、測定された光量はCPU1に送信される。
更に、温度調節システムAは、発電量測定装置10を有しており、CPU1による制御のもと、発電量測定装置10によって、フレキシブル太陽電池7にて発電される発電量が、上記光量計6による光量の測定と同じタイミング又は光量の測定から所定時間以内で測定されており、測定された発電量はCPU1に送信される(ステップ7)。
一方、補助記憶装置4には、フレキシブル太陽電池7に入射する光量と、フレキシブル太陽電池にて発電される発電量との相関性を示す式又はグラフなどの相関データが記憶されている。
CPU1は、測定された光量を用いて、補助記憶装置4内に記憶させている相関データに基づき、フレキシブル太陽電池7にて発電される想定発電量を算出する。更に、CPU1は、想定発電量に基づいて必要に応じて予め設定された料率(例えば、80%、70%など)を乗じて発電量閾値を算出する(ステップ8)。なお、料率を100%としてもよく、その場合は、想定発電量が発電量閾値となる。
そして、CPU1は、発電量閾値と、発電量測定装置10にて測定された発電量(リアル発電量)とを比較し(ステップ9)、リアル発電量が、発電量閾値を下回ったとき、フレキシブル太陽電池7の劣化が進んでいると判断する。CPU1は、フレキシブル太陽電池7が劣化している旨の警告信号を出力装置11に送信して管理者に注意喚起する(ステップ10)。
一方、CPU1は、リアル発電量が、発電量閾値以上であるとき、フレキシブル太陽電池7は正常に作動していると判断し、必要に応じて、フレキシブル太陽電池7は正常に作動している旨の正常信号を出力装置11に送信して管理者に報告する(ステップ11)。
上記の通り、ステップ10又はステップ11において、警告信号又は正常信号を出力装置11に送信した後、ステップ7に戻り、光量計6及び発電量測定装置10によって光量及び発電量がそれぞれ継続して測定される。
ステップ10及び11にてそれぞれ、警告信号及び正常信号が出力装置11に送信された後は、警告信号及び正常信号が出力装置11に多数回、出力されることにより管理者が却って混乱する虞れもあるため、予め定められた一定時間以内は警告信号及び正常信号は出力装置11に出力されないように設定しておいてもよい。
以上のように、温度調節システムによれば、フレキシブル太陽電池7の劣化を早期に発見し、フレキシブル太陽電池7の修理又は交換により構築物内の温度調節を確実に行なうことができる。
1 CPU
2 ROM
3 RAM
4 補助記憶装置
5 温度センサ
6 光量計
7 フレキシブル太陽電池
8 空調機器
9 スイッチ部
10 発電量測定装置
11 出力装置
A 温度調節システム

Claims (4)

  1. 構築物の外面に配設一体化されたフレキシブル太陽電池と、
    上記構築物内の温度を調節するための空調機器と、
    上記構築物内の温度を測定する温度センサと、
    上記温度センサにて測定された温度が温度閾値を超えたときに上記フレキシブル太陽電池にて発電された電力を上記空調機器に供給して上記空調機器を駆動させ、上記構築物内の温度を制御する温度制御手段とを備えていることを特徴とする温度調節システム。
  2. フレキシブル太陽電池は、フレキシブル基材と、透明電極と、光電変換層とが積層一体化されてなることを特徴とする請求項1に記載の温度調節システム。
  3. フレキシブル太陽電池が配設されている配設面に入射する光量を測定する光量計と、
    上記フレキシブル太陽電池の発電量を測定する発電量測定装置と、
    出力装置と、
    上記光量計にて測定された光量を用いて、フレキシブル太陽電池に入射する光量とフレキシブル太陽電池にて発電される発電量との相関性を示す相関データに基づいて発電量閾値を算出し、上記発電量閾値と、上記発電量測定装置にて測定されたリアル発電量とを比較して、上記リアル発電量が、上記発電量閾値を下回ったとき、上記フレキシブル太陽電池が劣化している旨の警告信号を上記出力装置に送信する劣化報知手段とを更に備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の温度調節システム。
  4. フレキシブル太陽電池は、構築物の屋上に粘着剤によって配設一体化されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の温度調節システム。
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