JP2020188742A - 三糖類を含有するアルコール飲料 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、アルコール飲料のアルコール感を向上させることである。【解決手段】アルコール飲料における糖類の含有量と割合を特定範囲にする。【選択図】なし

Description

本発明は、三糖類を含有するアルコール飲料、その製造方法、及び関連する方法に関する。
近年、RTDと呼ばれるアルコール飲料の人気が高まっている。RTDとは、「Ready to Drink」の略語であり、それには、そのまますぐ飲める缶チューハイや缶カクテル、缶ハイボールなどのアルコール飲料が包含される。
アルコール飲料においてアルコール感を向上させるためには、アルコール度数を増加させることが考えられる。しかしながら、アルコール度数を上げると、健康志向にしたがってアルコールの摂取をできるだけ減らしたいという消費者のニーズを満たすことができない。
この点、特許文献1には、セイボリーを用いてアルコール感を増強させる技術が記載されている。しかしながら、この技術には、セイボリー特有の香りを付与してしまうという問題がある。
また、特許文献2には、二糖類の一種であるゲンチオビオースを用いてアルコール感を付与する技術が記載されている。しかしながら、ゲンチオビオースは独特の苦味を有する。
チューハイなどのアルコール飲料の多くは、単糖類や二糖類などの糖類を含有し、それらがアルコール飲料に甘味を付与している。糖類を含有するアルコール飲料に関しては、特許文献3に、単糖類、二糖類及びオリゴ糖の含有量が特定範囲にある飲料が記載されている。
特開2016−26476号公報 特開2017−12039号公報 特開2017−216991号公報
本発明の課題は、アルコール飲料におけるアルコール感を向上させることである。
本発明者らは、鋭意検討した結果、アルコール飲料において、三糖類の合計含有量の、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量に対する割合が特定範囲にあり、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量が特定範囲にあると、優れたアルコール感がもたらされることを見出した。
本発明は、以下のものに関するが、これらに限定されない。
(1)三糖類を含有するアルコール飲料であって、
三糖類の合計含有量が、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量に対して6〜68w/w%であり、
単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量が1.5〜3.3w/v%であり、そして
アルコール度数が1.0〜10.0v/v%である、前記アルコール飲料。
(2)四糖類の合計含有量が、三糖類と四糖類との合計含有量に対して90w/w%以下である、(1)に記載の飲料。
(3)さらに四糖類を含有し、三糖類と四糖類との合計含有量が、単糖類と二糖類と三糖類と四糖類との合計含有量に対して7〜71w/w%である、(1)又は(2)に記載の飲料。
(4)三糖類が、マルトトリオース、イソマルトトリオース、パノース及びラフィノースからなる群から選択される少なくとも一種である、(1)〜(3)のいずれか1項に記載の飲料。
(5)四糖類が、マルトテトラオース、イソマルトテトラオース及びスタキオースからなる群から選択される少なくとも一種である、(2)〜(4)のいずれか1項に記載の飲料。
(6)単糖類が、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、リボース、キシロース及びアラビノースからなる群から選択される少なくとも一種である、(1)〜(5)のいずれか1項に記載の飲料。
(7)二糖類が、スクロース、ラクトース及びマルトースからなる群から選択される少なくとも一種である、(1)〜(6)のいずれか1項に記載の飲料。
(8)イソα酸の含有量が0〜0.000010w/v%である、(1)〜(7)のいずれか1項に記載の飲料。
(9)酒石酸の含有量が0〜0.020w/v%であり、酒石酸の含有量の、クエン酸の含有量に対する重量比が0〜0.5である、(1)〜(8)のいずれか1項に記載の飲料。
(10)コハク酸の含有量が0〜0.0020w/v%である、(1)〜(9)のいずれか1項に記載の飲料。
(11)リノール酸の含有量が0〜0.0010w/v%である、(1)〜(10)のいずれか1項に記載の飲料。
(12)三糖類を含有するアルコール飲料の製造方法であって、
当該飲料中の三糖類の合計含有量を、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量に対して6〜68w/w%に調整する工程、
当該飲料中の単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量を1.5〜3.3w/v%に調整する工程、及び
当該飲料中のアルコール度数を1.0〜10.0v/v%に調整する工程
を含む、前記製造方法。
(13)アルコール飲料におけるアルコール感を向上する方法であって、
当該飲料中の三糖類の合計含有量を、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量に対して6〜68w/w%に調整する工程、
当該飲料中の単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量を1.5〜3.3w/v%に調整する工程、及び
当該飲料中のアルコール度数を1.0〜10.0v/v%に調整する工程
を含む、前記方法。
本発明は、比較的低いアルコール度数を有するにもかかわらず、アルコール感の点で優れたアルコール飲料を提供することができる。さらに、当該飲料は、飲みやすさの点でも優れている。
なお、「アルコール感」とは厚み、若干の苦味を有する酒らしい味わいを意味する。
また、本発明の飲料との関係で用いられる「飲みやすさ」とは、口あたりが良く、味の引っかかりがない様を意味する。
本発明の、三糖類を含有する飲料、及び関連する方法について、以下に説明する。
(糖類)
本発明の飲料においては、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量が特定範囲にある。すなわち、本発明の飲料は、三糖類を含有し、さらに単糖類と二糖類からなる群から選択される少なくも一種の糖を含有し、それらの糖類の合計含有量は、1.5〜3.3w/v%、好ましくは1.5〜3.0w/v%、より好ましくは2.5〜3.0w/v%である。この合計含有量範囲を逸脱すると、本発明の所望の効果が得られないことがある。
本明細書における「単糖類」とは、当該技術分野で用いられる通常の意味を有する。本発明に用いられる単糖類には、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、リボース、キシロース及びアラビノース等が含まれるが、これらに限定されない。好ましい単糖類は、グルコース及びフルクトースである。本発明の飲料には、これらの単糖類のいずれか一種類だけが含まれていてもよいし、二種類以上が含まれていてもよい。
本明細書における「二糖類」との用語は、2分子の単糖がグリコシド結合した糖類を意味する。本発明に用いられる二糖類には、スクロース、ラクトース、マルトース等が含まれるが、これらに限定されない。二糖類は、好ましくはスクロース及びマルトースから選択され、より好ましくはスクロースである。本発明の飲料には、これらの二糖類のいずれか一種類だけが含まれていてもよいし、二種類以上が含まれていてもよい。
本明細書における「三糖類」との用語は、3分子の単糖がグリコシド結合した糖類を意味する。本発明に用いられる三糖類には、マルトトリオース、イソマルトトリオース、パノース、ラフィノースなどが含まれるが、これらに限定されない。三糖類は、好ましくはマルトトリオース及びイソマルトトリオース、より好ましくはマルトトリオースである。本発明の飲料には、一種類の三糖類だけが含まれていてもよいし、二種以上の三糖類が含まれていてもよい。
前記単糖類、二糖類及び三糖類が上記の特定のものに限定される場合も、それらの合計含有量は、上記したとおりである。例えば、本発明における好ましい態様において、単糖類と二糖類は、グルコース、フルクトース、マルトース、及びスクロースから選択され、三糖類はマルトトリオースであり、単糖類、二糖類及び三糖類の合計含有量は、1.5〜3.3w/v%、好ましくは1.5〜3.0w/v%、より好ましくは2.5〜3.0w/v%である。
本発明の飲料において、三糖類の合計含有量は、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量に対して6〜68w/w%であり、好ましくは10〜68w/w%であり、より好ましくは10〜56w/w%であり、より好ましくは10〜53w/w%であり、より好ましくは10〜50w/w%であり、より好ましくは20〜50w/w%であり、より好ましくは20〜42w/w%であり、さらにより好ましくは27〜42w/w%である。この範囲を逸脱すると、本発明の所望の効果が得られないことがある。
前記単糖類、二糖類及び三糖類が上記の特定のものに限定される場合も、三糖類の合計含有量の、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量に対する割合の範囲は、上記したとおりである。例えば、本発明における好ましい態様において、単糖類と二糖類は、グルコース、フルクトース、マルトース、及びスクロースから選択され、三糖類はマルトトリオースであり、三糖類(マルトトリオース)の含有量は、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量に対して6〜68w/w%であり、好ましくは10〜68w/w%であり、より好ましくは10〜56w/w%であり、より好ましくは10〜53w/w%であり、より好ましくは10〜50w/w%であり、より好ましくは20〜50w/w%であり、より好ましくは20〜42w/w%であり、さらにより好ましくは27〜42w/w%である。
また、本発明の飲料は、四糖類も含有してよい。本発明に用いられる四糖類には、マルトテトラオース、イソマルトテトラオース、スタキオースなどが含まれるが、これらに限定されない。四糖類は、好ましくはマルトテトラオースである。本発明の飲料には、一種類の四糖類だけが含まれていてもよいし、二種以上の四糖類が含まれていてもよい。
本発明において、三糖類と四糖類との合計含有量は、単糖類と二糖類と三糖類と四糖類との合計含有量に対して好ましくは7〜71w/w%、より好ましくは7〜60w/w%、より好ましくは15〜60w/w%、より好ましくは30〜60w/w%、さらにより好ましくは40〜60w/w%である。
本発明において、四糖類の合計含有量は、三糖類と四糖類との合計含有量に対して好ましくは90w/w%以下、より好ましくは82w/w%以下、さらに好ましくは52w/w%以下、さらにより好ましくは32w/w%以下である。四糖類は本発明の飲料に含有されなくてもよいため、上記の割合の下限値は特に限定されないが、当該下限値はたとえば0.1w/w%である。
なお、前記単糖類、二糖類、三糖類、四糖類が特定のものに限定される場合も、それらの重量割合は、上記したとおりである。例えば、本発明における好ましい態様において、単糖類と二糖類は、グルコース、フルクトース、マルトース、及びスクロースから選択され、三糖類はマルトトリオースであり、四糖類はマルトテトラオースであり、三糖類(マルトトリオース)と四糖類(マルトテトラオース)との合計含有量は、単糖類と二糖類と三糖類と四糖類との合計含有量(グルコース、フルクトース、スクロース、マルトース、マルトトリオース、マルトテトラオースの合計含有量)に対して、好ましくは7〜71w/w%、より好ましくは7〜60w/w%、より好ましくは15〜60w/w%、より好ましくは30〜60w/w%、さらにより好ましくは40〜60w/w%である。また、好ましい態様において、三糖類はマルトトリオースであり、四糖類はマルトテトラオースであり、四糖類(マルトテトラオース)の含有量は、三糖類と四糖類(マルトトリオースとマルトテトラオース)の合計含有量に対して好ましくは90w/w%以下、より好ましくは82w/w%以下、さらに好ましくは52/w%以下、さらにより好ましくは32w/w%以下である。
好ましい態様において、本発明の飲料における三糖類の合計含有量の、五糖類と六糖類との合計含有量に対する重量比は、0.4以上、好ましくは0.5以上である。ここで、五糖類と六糖類の例は、マルトペンタオース、マルトヘキサオースである。
また、本発明において、糖類の含有量の測定方法は特に限定されないが、例えば、「ELSD‐LTII」を接続した「高速液体クロマトグラフ Prominence」(いずれも島津製作所製)を用いてHPLC法で測定することができる。
(アルコール)
本発明の飲料は、アルコールを含有する飲料、すなわちアルコール飲料である。本明細書に記載の「アルコール」との用語は、特に断らない限りエタノールを意味する。
本発明の飲料のアルコール度数は、1.0〜10.0v/v%、好ましくは1.0〜9.0v/v%、より好ましくは1.0〜8.0v/v%、さらに好ましくは1.0〜7.0v/v%、さらにより好ましくは4.0〜7.0v/v%である。アルコール度数が前記の範囲にあると、アルコール感が向上されやすくなる。
本明細書においては、飲料のアルコール度数は、公知のいずれの方法によっても測定
することができるが、例えば、振動式密度計によって測定することができる。具体的には
、飲料から濾過又は超音波によって必要に応じて炭酸ガスを抜いた試料を調製し、そして、その試料を水蒸気蒸留し、得られた留液の15℃における密度を測定し、国税庁所定分析法(平19国税庁訓令第6号、平成19年6月22日改訂)の付表である「第2表 アルコール分と密度(15℃)及び比重(15/15℃)換算表」を用いて換算して求めることができる。
本発明の飲料には、アルコールをどのような手段で飲料に含有させてもよいが、典型的には、本発明の飲料は蒸留酒を含有し、それによってアルコールを含有する。当該蒸留酒は、その原料や製造方法によって限定されない。当該蒸留酒としては、例えば、スピリッツ(例えば、ウオッカ、ラム、テキーラ、ジン、アクアビット)、ニュートラルスピリッツ、リキュール類、焼酎が挙げられる。好ましくは、当該蒸留酒はニュートラルスピリッツである。
本発明のアルコール飲料の種類は特に限定されないが、好ましくは、ハイボール、チューハイ(酎ハイ)、カクテル、サワーなどである。「ハイボール」、「チューハイ」との用語は、本発明の飲料との関連で用いられる場合、水と蒸留酒と炭酸とを含有する飲料を意味する。ハイボール、チューハイは、さらに果汁を含有してもよい。また、「サワー」との用語は、本発明の飲料との関連で用いられる場合、スピリッツと、柑橘類などの酸味のある果汁と、甘味成分と、炭酸とを含有する飲料を意味する。「カクテル」との用語は、本発明の飲料との関連で用いられる場合、ベースとなる酒に果汁等を混ぜて作られたアルコール飲料を意味する。
好ましい態様において、本発明の飲料は、醸造酒を全く含まないか、ほとんど含まない。この態様においては、本発明のアルコール飲料における、醸造酒由来の成分、例えばイソα酸、コハク酸の含有量が極めて低い。あるいは、酒石酸の含有量の、クエン酸の含有量に対する重量比が特定範囲にある。
具体的には、この態様における本発明のアルコール飲料は、以下の条件の少なくとも一つ、好ましくは全ての条件を満たす。
イソα酸の含有量が0〜0.000010w/v%、0〜0.0000080w/v%、又は0〜0.0000050w/v%である。ここでいうイソα酸は、イソフムロン、イソコフムロン、イソアドフムロンを意味し、イソα酸の含有量はそれらの合計量を意味する。イソα酸は、ビールやビールテイスト飲料に含まれている成分である。
酒石酸の含有量が0〜0.020w/v%であり、酒石酸の含有量の、クエン酸の含有量に対する重量比が0〜0.5である。酒石酸は、ワインに比較的多く含まれている成分である。
コハク酸の合計含有量が0〜0.0020w/v%、0〜0.0010w/v%、又は0〜0.00050w/v%である。日本酒には比較的多量のコハク酸が含まれていることが知られている。
また、好ましい態様において、本発明の飲料は、ウイスキーを全く含まないか、ほとんど含まない。この態様においては、本発明の飲料におけるウイスキーに特徴的な成分であるリノール酸の含有量は、0〜0.0010w/v%、0〜0.00050w/v%、又は0〜0.00010w/v%である。
イソα酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸、リノール酸の含有量の分析方法は特に限定されないが、例えば、「高速液体クロマトグラフ Prominence」(島津製作所製)を用いて、HPLC法で分析することができる。
(炭酸ガス)
本発明の飲料は、炭酸ガスを含んでもよい。炭酸ガスは、当業者に通常知られる方法を用いて飲料に付与することができ、例えば、これらに限定されないが、二酸化炭素を加圧下で飲料に溶解させてもよいし、ツーヘンハーゲン社のカーボネーター等のミキサーを用いて配管中で二酸化炭素と飲料とを混合してもよいし、また、二酸化炭素が充満したタンク中に飲料を噴霧することにより二酸化炭素を飲料に吸収させてもよいし、飲料と炭酸水とを混合してもよい。これらの手段を適宜用いて炭酸ガス圧を調節する。
本発明の飲料が炭酸ガスを含有する場合、その炭酸ガス圧は、特に限定されないが、好ましくは0.7〜3.5kgf/cm、より好ましくは0.8〜2.8kgf/cmである。本発明において、炭酸ガス圧は、京都電子工業製ガスボリューム測定装置GVA−500Aを用いて測定することができる。例えば、試料温度を20℃にし、前記ガスボリューム測定装置において容器内空気中のガス抜き(スニフト)、振とう後、炭酸ガス圧を測定する。本明細書においては、特に断りがない限り、炭酸ガス圧は、20℃における炭酸ガス圧を意味する。
(果汁又は野菜汁)
本発明の飲料は、果汁及び/又は野菜汁を含有してもよい。果汁は、果実を搾汁して得
られる果汁をそのまま使用するストレート果汁、あるいは濃縮した濃縮果汁のいずれの形
態であってもよい。また、透明果汁、混濁果汁を使用することもでき、果実の外皮を含む
全果を破砕し種子など特に粗剛な固形物のみを除いた全果果汁、果実を裏ごしした果実ピ
ューレ、或いは、乾燥果実の果肉を破砕もしくは抽出した果汁を用いることもできる。野
菜汁も、上記の果汁と同様の形態で用いることができる。
果汁の種類は、特に限定されないが、例えば、柑橘類(オレンジ、うんしゅうみかん、
グレープフルーツ、レモン、ライム、柚子、いよかん、なつみかん、はっさく、ポンカン
、シイクワシャー、かぼす等)、仁果類(りんご、なし、など)、核果類(もも、梅、ア
ンズ、スモモ、さくらんぼ、など)、しょうか類(ブドウ、カシス、ブルーベリー、など
)、熱帯、亜熱帯性果実類(パイナップル、グアバ、バナナ、マンゴー、ライチ、など)
、果実的野菜(いちご、メロン、スイカ、など)の果汁が挙げられる。これらの果汁は、
1種類を単独使用しても、2種類以上を併用してもよい。また、野菜汁の種類は、例えば
、トマト汁、コーン汁、かぼちゃ汁、ニンジン汁等が挙げられ、野菜汁は、1種類を単独
使用しても、2種類以上を併用してもよい。また、果汁と野菜汁を組み合わせてもよい。
本発明の飲料における果汁の含有量は、特に限定されないが、典型的には、果汁率に換
算して0〜100w/w%、又は10w/w%未満である。
本発明では、飲料中の「果汁率」を、飲料100g中に配合される果汁配合量(g)を用いて下記換算式によって計算することとする。また濃縮倍率を算出する際はJAS規格に準ずるものとし、果汁に加えられた糖質、はちみつ等の糖用屈折計示度を除くものとする。
果汁率(w/w%)=<果汁配合量(g)>×<濃縮倍率>/100mL/<飲料の比重>×100
本発明の飲料における野菜汁の含有量は、特に限定されないが、典型的には、0〜100w/w%、又は10w/w%未満である。ここで、野菜汁の含有量は、上記の果汁率に換算した果汁の含有量に準じて求める。
(他の成分)
本発明における飲料には、他にも、本発明の効果を損なわない限り、飲料に通常配合する添加剤、例えば、香料、ビタミン、色素類、酸化防止剤、保存料、調味料、エキス類、pH調整剤、品質安定剤等を配合することができる。
なお、本発明の飲料は、麦芽エキスを含んでもよいし、麦芽エキスを含まなくともよいが、好ましい態様においては、本発明の飲料は麦芽エキスを含まない。
(容器詰め飲料)
本発明の飲料は、容器詰めの形態で提供することができる。容器の形態には、缶等の金
属容器、ペットボトル、紙パック、瓶、パウチなどが含まれるが、これらに限定されない
。例えば、本発明の飲料を容器に充填した後にレトルト殺菌等の加熱殺菌を行う方法や、
飲料を殺菌して容器に充填する方法を通じて、殺菌された容器詰め製品を製造することが
できる。
(方法)
本発明は、別の側面ではアルコール飲料の製造方法である。当該方法は、当該飲料中の三糖類の合計含有量を、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量に対して6〜68w/w%に調整する工程、当該飲料中の単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量を1.5〜3.3w/v%に調整する工程、及び当該飲料中のアルコール度数を1.0〜10.0v/v%に調整する工程を含む。
飲料中の糖類の含有量、割合、重量比、アルコール度数を調整する方法は、当該飲料に関する上の記載から自明である。そのタイミングも限定されない。例えば、上記工程を同時に行ってもよいし、別々に行ってもよいし、工程の順番を入れ替えてもよい。最終的に得られた飲料が、上記の条件を満たせばよい。また、好ましい成分の種類、上記の含有量、割合、濃度、重量比の好ましい範囲は、飲料に関して上記した通りである。さらに、追加的な他の成分の具体例や量も、飲料に関して上記した通りである。
本発明の製造方法は、アルコール飲料のアルコール感を向上させることができる。
従って、当該製造方法は、別の側面では、アルコール感を向上する方法である。
(数値範囲)
明確化のために記載すると、本明細書における数値範囲は、その端点、即ち下限値及び上限値を含む。例えば、「1〜2」により表される範囲は、1及び2を含む。
以下に実施例に基づいて本発明の説明をするが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
以下の実施例に示された全ての表において、特に断りがない限り、糖類の割合又は比率は重量ベースで表され、アルコール度数に関する「%」は「v/v%」を意味する。
(官能試験方法)
後述の各試験例で得られたアルコール飲料を専門パネル3名が飲用し、アルコール感と飲みやすさについて4段階で評価し、その後協議により最終スコアを決定した。
なお、各観点の評価は、以下の基準にしたがった。
◎:すごくある
〇:ある
△:すこしある
×:ない
アルコール感と飲みやすさのいずれかが×のとき、総合評価は×とし、いずれも×でないとき、総合評価は〇とした。
なお、評価の個人差を少なくするために、各パネラーは、各評価レベル(◎、○、△、×)に対応する標準サンプルを使用して、各評価レベルと味との関係の共通認識を確立してから評価試験を実施した。
(試験例1)
三糖類の合計含有量の、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量に対する割合(以下、「三糖割合」とも記載する)、及びアルコール度数の影響を検討した。
単糖類と二糖類と三糖類の供給源として、果糖ぶどう糖液糖(グルコースとフルクトースを含有)と市販オリゴ糖製品Aを用い、アルコール供給源としてニュートラルスピリッツを用いた。市販オリゴ糖製品Aは固形分を75w/w%含み、固形分中にマルトトリオースが60w/w%、単糖類と二糖類があわせて22w/w%含まれる。この単糖類と二糖類の殆どは、グルコースとマルトースである。この試験例、及び類似の試験例では、グルコース、フルクトースの合計含有量を単糖類の含有量とし、マルトースの含有量を二糖類の含有量とした。また、全ての試験例において、マルトトリオースの含有量を三糖類の含有量とした。
これらの原料を水と共に混合して、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量が3.0w/v%であるアルコール飲料を調製した。それらの飲料における三糖割合とアルコール度数は以下の表に記載のとおりである。なお、市販オリゴ糖製品Aの固形分中にはマルトテトラオースが8.0w/v%含まれており、その含有量を四糖類の含有量として計算したところ、調製された飲料においては、四糖類の含有量の、三糖類と四糖類との合計含有量に対する割合(以下、「四糖割合」とも記載する)は12w/w%であった。以下の全ての試験例でも、マルトテトラオースの含有量を四糖類の含有量とした。
得られた飲料についての官能評価試験結果も以下に示す。
Figure 2020188742
これらの試験結果から明らかなとおり、三糖割合とアルコール度数が特定範囲にある場合に、アルコール感が向上し、飲みやすさも良好であった。
(試験例2)
次に、単糖類と二糖類の種類の影響を確認するため、試験例1の飲料の果糖ぶどう糖液糖をスクロースに置き換えて、試験例1と上記と同様の実験を行った。全ての飲料において、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量(ここでは、スクロース、グルコース、マルトース、マルトトリオースの合計含有量。以下の類似の試験例でも同様。)は3.0w/v%であり、四糖割合は12w/w%であった。糖の割合、アルコール度数、官能評価結果を以下の表に示す。
Figure 2020188742
単糖類及び二糖類を変更しても、試験例1と同様の傾向が見られた。
(試験例3)
糖類とアルコール以外の成分の影響を調べるため、上記の原料に加えて香料及び炭酸を用いることを除いて試験例1と同様の方法にしたがってアルコール飲料を調製し、官能評価試験を実施した。炭酸の添加のためには炭酸水を用い、レモン香料を用いた(飲料中の香料量0.1%)。また、いずれの飲料においても、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量は3.0w/v%であり、四糖割合は12w/w%であった。
糖の割合、アルコール度数、官能評価試験結果を以下に示す。
Figure 2020188742
香料及び炭酸が含まれていても、試験例1と同様の傾向が見られた。
また、果糖ぶどう糖液糖をスクロースに置き換えて、表3と同様の実験を行った。糖の割合、アルコール度数、官能評価試験結果を以下に示す。この場合でも、表3と同様の傾向が見られた。
Figure 2020188742
(試験例4)
単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量の影響を検討した。
試験例1と同様の原料を用いて、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量が0.5〜4.0w/v%の飲料を調製して官能評価を実施した。結果を以下の表に示す。なお、この飲料のアルコール度数は5.0v/v%であり、三糖割合は42w/w%であり、四糖割合は12w/w%であった。
Figure 2020188742
単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量が特定範囲にある場合に、アルコール感が向上した。また、飲みやすさは、当該合計量が特定範囲にある場合に優れていた。
次いで、表5と同様の試験を、果糖ぶどう糖液糖をスクロースに置き換えて実施した。結果を以下の表に示す。なお、この飲料のアルコール度数は5.0v/v%であり、三糖割合は42w/w%であり、四糖割合は12w/w%であった。
Figure 2020188742
単糖類と二糖類を変更しても、同様の傾向が見られた。
(試験例5)
三糖類と四糖類の比率の影響を検討した。
試験例1と同様の原料を用いて、アルコール度数が5.0v/v%であり、四糖割合が12〜82%となるように飲料を調製した。単糖類と二糖類と三糖類と四糖類との合計含有量、三糖類と四糖類との合計含有量、三糖類と四糖類の合計含有量の単糖類と二糖類と三糖類と四糖類との合計含有量に対する割合(w/w%)、三糖割合は下記の表の記載のとおりであった。
なお、四糖類の量を調整するために、市販のオリゴ糖製品Aに加えて、市販のオリゴ糖製品Bも用いた。市販のオリゴ糖製品Bは固形分を75w/w%含み、固形分中のマルトトリオースは11w/w%、マルトテトラリオースは50w/w%であった。
糖の割合と官能評価試験結果を以下に示す。
Figure 2020188742
四糖割合が特定範囲にある時に、アルコール感がと飲みやすさが共に良好となった。
次いで、表7と同様の試験を、果糖ぶどう糖液糖をスクロースに置き換えて実施した。結果を以下の表に示す。なお、この飲料のアルコール度数は5.0v/v%であり、四糖割合、単糖類と二糖類と三糖類と四糖類との合計含有量、三糖類と四糖類との合計含有量、三糖類と四糖類の合計含有量の単糖類と二糖類と三糖類と四糖類との合計含有量に対する割合(w/w%)、三糖割合は下記の表に記載のとおりであった。
Figure 2020188742
単糖と二糖類を変更しても、同様の傾向が認められた。
(試験例6)
さらに、試験例5で使用した原料に加えて、レモン香料及び炭酸を含む飲料を調製して官能評価を実施したところ、アルコール感が良好な飲料が得られた。結果を以下の表に示す。
表9は、単糖類と二糖類の供給源として果糖ぶどう糖液糖を用いた実験の結果を示す。表10は、果糖ぶどう糖液糖をスクロースに置き換えて行った実験の結果を示す。
なお、これらの飲料のアルコール度数は5.0v/v%であり、四糖割合、単糖類と二糖類と三糖類と四糖類との合計含有量、三糖類と四糖類との合計含有量、三糖類と四糖類の合計含有量の単糖類と二糖類と三糖類と四糖類との合計含有量に対する割合(w/w%)、三糖割合は下記の表に記載のとおりであった。
Figure 2020188742
Figure 2020188742
この試験例においても、試験例5と同様の傾向が認められた。

Claims (13)

  1. 三糖類を含有するアルコール飲料であって、
    三糖類の合計含有量が、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量に対して6〜68w/w%であり、
    単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量が1.5〜3.3w/v%であり、そして
    アルコール度数が1.0〜10.0v/v%である、前記アルコール飲料。
  2. 四糖類の合計含有量が、三糖類と四糖類との合計含有量に対して90w/w%以下である、請求項1に記載の飲料。
  3. さらに四糖類を含有し、三糖類と四糖類との合計含有量が、単糖類と二糖類と三糖類と四糖類との合計含有量に対して7〜71w/w%である、請求項1又は2に記載の飲料。
  4. 三糖類が、マルトトリオース、イソマルトトリオース、パノース及びラフィノースからなる群から選択される少なくとも一種である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料。
  5. 四糖類が、マルトテトラオース、イソマルトテトラオース及びスタキオースからなる群から選択される少なくとも一種である、請求項2〜4のいずれか1項に記載の飲料。
  6. 単糖類が、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、リボース、キシロース及びアラビノースからなる群から選択される少なくとも一種である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の飲料。
  7. 二糖類が、スクロース、ラクトース及びマルトースからなる群から選択される少なくとも一種である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の飲料。
  8. イソα酸の含有量が0〜0.000010w/v%である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の飲料。
  9. 酒石酸の含有量が0〜0.020w/v%であり、酒石酸の含有量の、クエン酸の含有量に対する重量比が0〜0.5である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の飲料。
  10. コハク酸の含有量が0〜0.0020w/v%である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の飲料。
  11. リノール酸の含有量が0〜0.0010w/v%である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の飲料。
  12. 三糖類を含有するアルコール飲料の製造方法であって、
    当該飲料中の三糖類の合計含有量を、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量に対して6〜68w/w%に調整する工程、
    当該飲料中の単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量を1.5〜3.3w/v%に調整する工程、及び
    当該飲料中のアルコール度数を1.0〜10.0v/v%に調整する工程
    を含む、前記製造方法。
  13. アルコール飲料におけるアルコール感を向上する方法であって、
    当該飲料中の三糖類の合計含有量を、単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量に対して6〜68w/w%に調整する工程、
    当該飲料中の単糖類と二糖類と三糖類との合計含有量を1.5〜3.3w/v%に調整する工程、及び
    当該飲料中のアルコール度数を1.0〜10.0v/v%に調整する工程
    を含む、前記方法。
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