JP6781614B2 - アセスルファムカリウムを含有する飲料 - Google Patents

アセスルファムカリウムを含有する飲料 Download PDF

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Description

本発明は、アセスルファムカリウムを含有するアルコール飲料又はアルコールテイスト
飲料、その製造方法、及び関連する方法に関する。
チューハイ(酎ハイ)はもともとは焼酎ハイボールの略称である。現在ではその定義は様々であるが、一般的には、蒸留酒を別の飲料で割ったアルコール飲料を意味する。チューハイは、酒感、甘味、酸味、フルーツ感のバランスがとれたすっきりとした味わいを特徴とし、カクテルは、ベースとなる酒に果汁等を混ぜて作るアルコール飲料であり、共に広く受け入れられている。
近年では、消費者の健康志向の高まりに伴い、或いは道路交通法上の飲酒運転の罰則の
強化により、様々なタイプのノンアルコール飲料に対する需要も高まっている。例えば、
チューハイやカクテルに味を似せたノンアルコール飲料は、それぞれチューハイテイスト
飲料、ノンアルコールカクテルと呼ばれ、或いは総称として、アルコールテイスト飲料と
も呼ばれる。
チューハイ、カクテル、アルコールテイスト飲料における重要な香味としては、甘味、
酸味、苦味、アルコール感、炭酸感などが挙げられるが、再度味わいたいと感じるかどう
かの観点を取り入れて甘味の質を評価するという研究は、行われてこなかった。これまで
の飲料中の高甘味度甘味料に関する知見は、カロリー低減効果や後味に関するものがほと
んどであった。しかし、甘味の質が飲料の再度味わいたいと感じさせる味に及ぼす効果が明らかになれば、おいしい飲料の設計が容易になる。
高甘味度甘味料であるアセスルファムカリウムは、ショ糖と異なり少量のカロリーしか
有さないため、飲食品のカロリーを抑制する目的で広く用いられている。アセスルファム
カリウムは、甘味の発現が早く、甘味が後に引かないことを特徴とするが、それだけでは
味わいとして不十分であるという問題がある。それらを解決するために、他の甘味料と併
用することが非特許文献1で報告されている。
月刊フードケミカル(食品化学新聞社)16(5)、23−29,2000−05
本発明の課題の一つは、アセスルファムカリウムを含有する飲料の甘味の質を改善する
ことである。言い換えると、摂取者が再度味わいたくなる甘味の性質、即ち優れた甘味の
嗜好性を有する、アセスルファムカリウム含有飲料を提供することである。「嗜好性」と
は、その飲料に対する摂取者の香りや味わいの好みに基づいた飲料傾向で、1回飲用後に
再度味わいたくなる性質のことを言う。
本発明の別の課題は、アセスルファムカリウム含有飲料の、酒感のあるおいしさ、即ち
酒らしさを向上させることである。
本発明者らは、鋭意検討した結果、アセスルファムカリウムを、ごく少量の特定の多糖類と組み合わせると、アセスルファムカリウムの甘味の質、特に嗜好性を改善することができることを見出した。また、そのような組み合わせを含有する飲料は、優れた酒らしさを有していた。
本発明は、以下のものに関するが、これらに限定されない。
1.アセスルファムカリウムを含有するアルコール飲料又はアルコールテイスト飲料であって、デンプン、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン、大豆多糖類、グアーガム、アラビアガム、寒天、カラギナン、ポリデキストロース、及び難消化性デキストリンからなる群から選択される少なくとも一種の多糖類を含有し、
アセスルファムカリウムの含有量(A)が0.005〜0.60g/Lであり、そして
当該多糖類の含有量の合計(B)が0.001〜0.8g/Lである、前記飲料。
2.前記多糖類の含有量の合計(B)が0.001〜0.01g/Lである、1に記載の飲料。
3.B/Aが、重量比で0.005〜10である、1又は2に記載の飲料。
4.総酸がクエン酸換算で0.2〜10g/Lである、1〜3のいずれか1項に記載の飲料。
5.ショ糖換算で甘味度が0.5〜160g/Lである、1〜4のいずれか1項に記載の飲料。
6.甘味度/総酸が0.2〜200である、1〜5のいずれか1項に記載の飲料。
7.さらに炭酸を含有する、1〜6のいずれか1項に記載の飲料。
8.アルコールを含有し、アルコール含有量が0.5〜13.0v/v%である、1〜7のいずれか1項に記載の飲料。
9.チューハイ、チューハイテイスト飲料、カクテル、又はノンアルコールカクテルである、1〜8のいずれか1項に記載の飲料。
10.イソα酸の含有量が0〜0.0001g/Lである、1〜9のいずれか1項に記載の飲料。
11.コハク酸の含有量が0〜0.0001g/Lである、1〜10のいずれか1項に記載の飲料。
12.タンニン酸の含有量が0〜0.0001g/Lである、1〜11のいずれか1項に記載の飲料。
13.アセスルファムカリウムを含有するアルコール飲料又はアルコールテイスト飲料の製造方法であって、
当該飲料中のアセスルファムカリウムの含有量(A)を0.005〜0.60g/Lに調
整する工程、及び
当該飲料中のデンプン、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン、大豆多糖類、グアーガム、アラビアガム、寒天、カラギナン、ポリデキストロース、及び難消化性デキストリンからなる群から選択される多糖類の含有量の合計(B)を0.001〜0.8g/Lに調整する工程、
を含む、前記製造方法。
14.アセスルファムカリウムを含有するアルコール飲料又はアルコールテイスト飲料の甘味の嗜好性を改善する、及び/又は当該飲料の酒らしさを向上させる方法であって、
当該飲料中のアセスルファムカリウムの含有量(A)を0.005〜0.60g/Lに調
整する工程、及び
当該飲料中のデンプン、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン、大豆多糖類、グアーガム、アラビアガム、寒天、カラギナン、ポリデキストロース、及び難消化性デキストリンからなる群から選択される多糖類の含有量の合計(B)を0.001〜0.8g/Lに調整する工程
を含む、前記方法。
本発明は、アセスルファムカリウムを含有する飲料の甘味の質を改善することができる。
また、本発明の飲料は、摂取者に、再度味わいたいと感じさせるという性質、即ち優れた嗜好性を有する。したがって、本発明は、優れた甘味と共に優れた嗜好性を有する、これまでにないタイプの甘味を有する飲料を提供することができる。
また、本発明の飲料は、優れた酒らしい味わい、即ち酒らしさを有する。ここで、酒らしい味わいとは、アルコール飲料を飲んだ時に感じる酒類特有の甘味、苦味、複雑味、重
量感および刺激感などによって構成される複合的な味わいを意味する。典型的には、チューハイやカクテルに特有の味を意味する。
本発明の飲料、及び関連する方法について、以下に説明する。
(アセスルファムカリウム)
本発明の飲料はアセスルファムカリウムを含有し、アセスルファムカリウムの含有量(
A)は、0.005〜0.60g/L、好ましくは0.05〜0.40g/L、より好ま
しくは0.10〜0.30g/Lである。アセスルファムカリウムの含有量が0.005
g/Lより低いと飲料の甘味が不十分となることがあり、当該含有量が0.60g/Lよ
り高いと、甘味が強くなりすぎることがある。
アセスルファムカリウムの含有量の測定方法は特に限定されないが、例えばHPLCを
用いることができる。
(多糖類)
本発明の飲料は、アセスルファムカリウムと、デンプン、α−シクロデキストリン、β
−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン、大豆多糖類、グアーガム、アラビアガ
ム、寒天、カラギナン、ポリデキストロース、及び難消化性デキストリンの11種の多糖
類からなる群から選択される少なくとも一種の多糖類を含有する。本発明における好まし
い多糖類は、難消化性デキストリン、およびポリデキストロースである。
本発明の飲料における当該多糖類の含有量の合計(B)は、0.001〜0.8g/L
である。当該多糖類は少量でも有効であり、その含有量は、0.001〜0.1g/L、
又は0.001〜0.01g/Lでもよい。前記多糖類が上記の好ましい特定のものに限
定される場合、限定された範囲の好ましい多糖類の含有量の合計の値も、上記と同じ範囲
となる(本明細書中、以下の記載においても(B)の値は同様に扱われる)。そのように
多糖類が好ましいものに限定される場合でも、当該11種の多糖類全ての含有量の合計量
は一定量以下であり、好ましくは、1.0g/L以下、好ましくは0.1g/L以下、よ
り好ましくは0.01g/L以下である。
デンプンは、広く知られた物質であり、多数のα−グルコース分子がグリコシド結合に
よって重合した高分子化合物である。
難消化性デキストリンは、デキストリンの一種であり、デンプンを酵素処理して得られ
る難消化性の物質である。また、本発明における難消化性デキストリンには、水素添加さ
れた還元難消化性デキストリンも含まれる。典型的な難消化性デキストリンは、松谷化学
工業株式会社のE−ファイバーである。
α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、及びγ−シクロデキストリンは、
それぞれ、D−グルコースが6つ、7つ、及び8つα(1→4)結合した環状構造を有す
るデキストリンである。これらのシクロデキストリンの典型的な製品は、株式会社シクロ
ケムのCAVAMAX(登録商標) W6 Food(α−シクロデキストリン)、CA
VAMAX(登録商標)W7 Food(β−シクロデキストリン)、及びCAVAMA
X(登録商標) W8 Food(γ−シクロデキストリン)である。
本明細書における「大豆多糖類」との用語は、大豆に由来する、ヘミセルロースを主成
分として含む水溶性の食物繊維を意味する。当該大豆多糖類は、通常、大豆から豆腐など
の大豆加工品を製造する過程で生成するおからなどの不溶性素材から、抽出・精製を経て
製造することができる。典型的な大豆多糖類は、不二製油株式会社の「ソヤファイブ−S
」、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社の大豆多糖類である。
グアーガムは、グアー豆から得られる水溶性の天然多糖類である。グアーガム分子の主
鎖はマンノースで、側鎖はガラクトースで構成されており、ガラクトースとマンノースは
1:2の比率で均一に存在する。典型的なグアーガムは、三栄源エフ・エフ・アイ株式会
社のビストップである。
アラビアガムは、アカシア属セネガル種(Acacia senegal)の樹脂から
得られる多糖類である。アラビアガム分子はポリウロン酸と呼ばれる構造を有し、その主
鎖はガラクトースで構成され、側鎖はガラクトース、アラビノース、ラムノース、グルク
ロン酸で構成されている。典型的なアラビアガムは、三栄薬品貿易株式会社のアラビック
コールSSである。
寒天は、テングサ(天草)、オゴノリなどの紅藻類の粘液質から得られる多糖類である
。主成分はアガロース及びアガロペクチンである。典型的な寒天は、伊那食品工業株式会
社の粉末寒天である。
カラギナンは、紅藻類から抽出される多糖類であり、D−ガラクトースと硫酸から構成
される。必ず硫酸基を有しており、その硫酸基の結合状態により、カッパカラギナン、イ
オタカラギナン、ラムダカラギナンの3つに分類される。いずれも本願発明において用い
ることができるが、好ましいカラギナンはカッパカラギナンとイオタカラギナンである。
ポリデキストロースは、ブドウ糖とソルビトールを重合させて得られる、水溶性食物繊
維である。典型的なポリデキストロースは、ダニスコ株式会社のライテス(登録商標)である。
多糖類の含有量の測定方法は特に限定されないが、例えばHPLCを用いることができ
る。例えば、難消化性デキストリンの含有量は、衛新第13号(「栄養表示基準における
栄養成分等の分析方法等について」)に記載の食物繊維の分析方法である高速液体クロマ
トグラフ法(酵素−HPLC法)で測定することができる。
本発明の飲料において、アセスルファムカリウムの含有量(A)に対する前記多糖類の
含有量の合計(B)の比、即ちB/Aは、重量比で、好ましくは0.005〜10、より
好ましくは0.01〜8、より好ましくは0.01〜5、より好ましくは0.01〜3で
ある。
(総酸)
本発明の飲料における総酸は、クエン酸換算で好ましくは0.2〜10g/L、より好
ましくは0.7〜7.0g/L、より好ましくは1.0〜5.0g/Lである。総酸が前
記の範囲にあると、甘味、嗜好性の点で優れているだけでなく、酒らしさの観点からより
好ましい飲料が得られる。
本明細書における「総酸」とは、飲料中の酸が全て一価の酸であると仮定して、その酸
の総モル濃度をクエン酸量に換算した値を指す。試料となる飲料中の酸の総モル濃度は、
滴定などの公知の方法で測定することができ、例えば、試料が中性(pH7.0)となる
までに要した水酸化ナトリウムの添加量から算出することができる。詳しくは、試料20
mLをホールピペットで100mLのビーカーに分取し、蒸留水を加えて液量を約50m
Lとし、当該液中にpHメーターの電極を挿入する。その後、当該液を撹拌しながら1/
10N水酸化ナトリウム溶液をビュレットから滴下し、pHメーターの目盛りが7.0を
示すところを終点とする。そして、終点に達するまでに要した水酸化ナトリウム溶液量か
ら、試料中の酸の総モル濃度を求める。さらに、得られた酸の総モル濃度とクエン酸(確
認のために記載するが、ここでは、遊離のクエン酸を意味する)の分子量及びカルボン酸
の数を考慮して、以下の式に基づき試料中の総酸を算出する:総酸=試料中の酸の総モル濃度×(クエン酸の分子量/クエン酸のカルボン酸の数)。なお、滴定には自動滴定装置を用いてもよい。
本発明の飲料が含有する酸の典型的な例は、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、リン酸、酒石
酸などである。特に、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸が好ましい。
本発明の飲料において、アセスルファムカリウムの含有量(A)に対する総酸の比は、
好ましくは2〜600である。
本発明の飲料において、総酸に対する前記多糖類の含有量の合計(B)の比は、好ましくは0.0033〜10である。また、総酸に対する多糖類の総量の比は、好ましくは0.0033〜10である。
(甘味度)
本発明の飲料の甘味度は、ショ糖換算で好ましくは0.5〜160g/L、より好まし
くは1〜120g/L、より好ましくは5〜120g/L、より好ましくは5〜80g/L、より好ましくは20〜60g/Lである。飲料の甘味度は、当該飲料に含まれる各甘味成分の量(重量濃度)を、ショ糖の甘味1に対する当該甘味成分の甘味の相対比に基づいて、ショ糖の相当量に換算して、次いで当該飲料に含まれる全ての甘味成分のショ糖甘味換算量(果汁等由来の甘味成分も含む)を総計することによって求めることができる。なお、ショ糖の甘味1に対する各種甘味成分の甘味の相対比は、公知の砂糖甘味換算表(例えば、ビバレッジジャパン社「飲料用語辞典」資料11頁)等から求めることができる。
本発明の飲料において、甘味度/総酸は、好ましくは0.2〜200、0.2〜150
、より好ましくは3〜30、より好ましくは6.7〜20である。
(アルコール飲料、アルコールテイスト飲料)
本発明の飲料は、アルコールを含有する飲料、即ちアルコール飲料でもよい。本明細書
に記載の「アルコール」との用語は、特に断らない限りエタノールを意味する。
アルコール飲料の種類は特に限定されないが、好ましくは、チューハイ(酎ハイ)、カ
クテル、サワーなどである。
アルコールはどのような手段で飲料に含有させてもよく、本発明の飲料は蒸留酒又は醸
造酒を含有することができ、好ましくは蒸留酒を含有する。蒸留酒は、その原料や製造方
法によって限定されない。当該蒸留酒としては、例えば、スピリッツ(例えば、ウオッカ
、ラム、テキーラ、ジン、アクアビット、コルン)、ニュートラルスピリッツ、リキュー
ル類、ウイスキー類(例えば、ウイスキー及びブランデー)、焼酎が挙げられる。
本発明の飲料のアルコール含有量は、好ましくは0.5〜13.0v/v%であり、より好ましくは0.5〜12.5v/v%であり、より好ましくは0.5〜12.0v/v%であり、より好ましくは1.5〜10.5v/v%、より好ましくは3.0〜9.0v/v%である。アルコール含有量が前記の範囲にあると、アルコール飲料として好ましい味わいが強くなる。
本明細書においては、飲料のアルコール含有量は、公知のいずれの方法によっても測定
することができるが、例えば、振動式密度計によって測定することができる。具体的には
、飲料から濾過又は超音波によって炭酸ガスを抜いた試料を調製し、そして、その試料を
直火蒸留し、得られた留液の15℃における密度を測定し、国税庁所定分析法(平19国
税庁訓令第6号、平成19年6月22日改訂)の付表である「第2表 アルコール分と密
度(15℃)及び比重(15/15℃)換算表」を用いて換算して求めることができる。
また、本発明の飲料は、アルコールテイスト飲料であってもよい。本明細書において用いられる「アルコールテイスト飲料」との用語は、アルコールを含有しないか又はアルコール含有量が極めて低い(典型的には、四捨五入するとアルコール含有量が0%、好ましくは0.00%である)飲料であって、アルコール飲料に似た味を有する飲料を意味する。本発明におけるアルコールテイスト飲料としては、チューハイテイスト飲料、ノンアルコールカクテルなどが例示されるが、これらに限定されない。ここで、チューハイテイスト飲料やノンアルコールカクテルとは、アルコール度数0%でありながらモデルとなったチューハイやカクテルのような甘味、厚み、および若干の苦味を含む「酒らしい味わい」を実現させた飲料のことを指す。
(炭酸ガス)
本発明の飲料は、炭酸ガスを含んでもよい。炭酸ガスは、当業者に通常知られる方法を
用いて飲料に付与することができ、例えば、これらに限定されないが、二酸化炭素を加圧
下で飲料に溶解させてもよいし、ツーヘンハーゲン社のカーボネーター等のミキサーを用
いて配管中で二酸化炭素と飲料とを混合してもよいし、また、二酸化炭素が充満したタン
ク中に飲料を噴霧することにより二酸化炭素を飲料に吸収させてもよいし、飲料と炭酸水
とを混合してもよい。これらの手段を適宜用いて炭酸ガス圧を調節する。
本発明の飲料が炭酸ガスを含有する場合、その炭酸ガス圧は、特に限定されないが、好
ましくは0.7〜3.5kgf/cm、より好ましくは0.8〜2.8kgf/cm
である。本発明において、炭酸ガス圧は、京都電子工業製ガスボリューム測定装置GVA
−500Aを用いて測定することができる。例えば、試料温度を20℃にし、前記ガスボ
リューム測定装置において容器内空気中のガス抜き(スニフト)、振とう後、炭酸ガス圧
を測定する。本明細書においては、特に断りがない限り、炭酸ガス圧は、20℃における
炭酸ガス圧を意味する。
(果汁又は野菜汁)
本発明の飲料は、果汁及び/又は野菜汁を含有してもよい。果汁は、果実を搾汁して得
られる果汁をそのまま使用するストレート果汁、あるいは濃縮した濃縮果汁のいずれの形
態であってもよい。また、透明果汁、混濁果汁を使用することもでき、果実の外皮を含む
全果を破砕し種子など特に粗剛な固形物のみを除いた全果果汁、果実を裏ごしした果実ピ
ューレ、或いは、乾燥果実の果肉を破砕もしくは抽出した果汁を用いることもできる。野
菜汁も、上記の果汁と同様の形態で用いることができる。
果汁の種類は、特に限定されないが、例えば、柑橘類(オレンジ、うんしゅうみかん、
グレープフルーツ、レモン、ライム、柚子、いよかん、なつみかん、はっさく、ポンカン
、シイクワシャー、かぼす等)、仁果類(りんご、なし、など)、核果類(もも、梅、ア
ンズ、スモモ、さくらんぼ、など)、しょうか類(ブドウ、カシス、ブルーベリー、など
)、熱帯、亜熱帯性果実類(パイナップル、グアバ、バナナ、マンゴー、ライチ、など)
、果実的野菜(いちご、メロン、スイカ、など)の果汁が挙げられる。これらの果汁は、
1種類を単独使用しても、2種類以上を併用してもよい。また、野菜汁の種類は、例えば
、トマト汁、コーン汁、かぼちゃ汁、ニンジン汁等が挙げられ、野菜汁は、1種類を単独
使用しても、2種類以上を併用してもよい。また、果汁と野菜汁を組み合わせてもよい。
本発明の飲料における果汁の含有量は、特に限定されないが、典型的には、果汁率に換
算して0〜100w/w%、又は10w/w%未満である。
本発明では、飲料中の「果汁率」を飲料100g中に配合される果汁配合量(g)を用
いて下記換算式によって計算することとする。また濃縮倍率を算出する際はJAS規格に
準ずるものとし、果汁に加えられた糖質、はちみつ等の糖用屈折計示度を除くものとする
果汁率(w/w%)=<果汁配合量(g)>×<濃縮倍率>/100mL/<飲料の比重>×100
本発明の飲料における野菜汁の含有量は、特に限定されないが、典型的には、0〜10
0w/w%、又は10w/w%未満である。ここで、野菜汁の含有量は、上記の果汁率に
換算した果汁の含有量に準じて求める。
(他の成分)
本発明における飲料には、他にも、本発明の効果を損なわない限り、飲料に通常配合す
る添加剤、例えば、香料、ビタミン、色素類、酸化防止剤、保存料、調味料、エキス類、
pH調整剤、品質安定剤等を配合することができる。ただし、イソα酸、コハク酸、及びタンニン酸は好ましくない。なぜなら、これらの成分は、本発明の飲料における甘味の質や嗜好性を低下させ、又はアルコール飲料又はアルコールテイスト飲料として好ましい味を低下させるからである。
本発明の飲料において、イソα酸の含有量の合計は、好ましくは0〜0.0001g/L、より好ましくは0〜0.00008g/L、より好ましくは0〜0.00005g/Lである。ここでいうイソα酸は、イソフムロン、イソコフムロン、イソアドフムロンを意味する。イソα酸は、ビールなどのビールテイスト飲料に含まれている成分である。
本発明の飲料において、コハク酸の含有量の合計は、好ましくは0〜0.0001g/L、より好ましくは0〜0.00008g/L、より好ましくは0〜0.00005g/Lである。
本発明の飲料において、タンニン酸の含有量の合計は、好ましくは0〜0.0001g/L、より好ましくは0〜0.00008g/L、より好ましくは0〜0.00005g/Lである。
イソα酸、コハク酸、及びタンニン酸の含有量の分析方法は特に限定されないが、例えばHPLC法を用いることができる。
(容器詰め飲料)
本発明の飲料は、容器詰めの形態で提供することができる。容器の形態には、缶等の金
属容器、ペットボトル、紙パック、瓶、パウチなどが含まれるが、これらに限定されない
。例えば、本発明の飲料を容器に充填した後にレトルト殺菌等の加熱殺菌を行う方法や、
飲料を殺菌して容器に充填する方法を通じて、殺菌された容器詰め製品を製造することが
できる。
(方法)
本発明は、別の側面ではアルコール飲料又はアルコールテイスト飲料の製造方法である。当該方法は、当該飲料中のアセスルファムカリウムの含有量(A)を0.005〜0.60g/Lに調整する工程、及び当該飲料中のデンプン、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン、大豆多糖類、グアーガム、アラビアガム、寒天、カラギナン、ポリデキストロース、及び難消化性デキストリンからなる群から選択される多糖類の含有量の合計(B)を0.001〜0.8g/Lに調整する工程を含む。
飲料中のアセスルファムカリウム含有量、及び多糖類の合計含有量を調整する方法は、当該飲料に関する上の記載から自明である。そのタイミングも限定されない。例えば、上記工程を同時に行ってもよいし、別々に行ってもよいし、工程の順番を入れ替えてもよい。最終的に得られた飲料が、上記の条件を満たせばよい。また、各成分の種類や含有量の好ましい範囲は、飲料に関して上記した通りである。また、追加される他の成分の具体例や量、甘味度、総酸、量比も、飲料に関して上記した通りである。
本発明の製造方法は、アセスルファムカリウムを含有するアルコール飲料又はアルコー
ルテイスト飲料の甘味の質を改善する、及び/又は当該飲料の嗜好性を向上させることが
できる。従って、当該製造方法は、別の側面では、アセスルファムカリウムを含有するア
ルコール飲料又はアルコールテイスト飲料の甘味の質を改善する、及び/又は当該飲料の
嗜好性を向上させる方法である。また、当該製造方法は、当該飲料の酒らしさを向上させることもでき、別の側面では、アセスルファムカリウムを含有するアルコール飲料又はアルコールテイスト飲料の酒らしさを向上させる方法でもある。
(数値範囲)
明確化のために記載すると、本明細書において下限値と上限値によって表されている数
値範囲、即ち「下限値〜上限値」は、それら下限値及び上限値を含む。例えば、「1〜2
」により表される範囲は、1及び2を含む。
以下に実施例に基づいて本発明の説明をするが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
(試験例1)
アセスルファムカリウム、多糖類(アラビアガム:アラビックコールSS(三栄薬品貿易株式会社))、クエン酸(無水クエン酸)、アルコールの配合量を調整して、炭酸ガス圧1.6kgf/cmの飲料(試料及び比較例)を製造した。アルコール源となる材料は、原料用アルコール(アルコール含有量59%)であった。それらの配合は表2A−1〜2Bに示すとおりである。
得られた試料及び比較例について、訓練された専門パネル3名が官能評価を行った。具
体的には、甘味についての評価と、飲料のお酒としての総合評価を実施した。試験項目、
試験方法、評点を表1に示す。甘味については、それらの3名の評価結果の平均値を2A−1〜2Bに示した。「お酒としての総合評価」は酒らしさの評価であり、3名の平均値を表1に示された基準に当てはめ、評価結果を決定し、表2A−1〜2Bに示した。表1の後味については、ショ糖を用いた場合の評価を1.0点としている。これらの試験方法は、特に断りがない限り他の試験例でも用いた。
上記の表において、「多糖類/アセK」は、配合された多糖類の総量の、アセスルファムカリウム量に対する比率を意味する。
表2A−1〜2A−2に示されているとおり、アセスルファムカリウムと、ごく少ない
特定量の多糖類とを用いると、良好な結果が得られた。また、表2Bにおいては、アセス
ルファムカリウムの量を増やしても良好な結果が得られている。
(試験例2)
アセスルファムカリウムの量について検討した。具体的には、以下の表に示されている
配合で、炭酸ガス圧1.6kgf/cmの飲料を製造し、官能評価試験をした。結果も
以下の表に示す。試験結果から明らかなとおり、特定量のアセスルファムカリウムを用い
ると良好な結果が得られた。
(試験例3)
アセスルファムカリウムと多糖類以外の成分の影響を検討した。具体的には、以下の表
に示されている配合で、炭酸ガス圧1.6kgf/cmの飲料を製造し、官能評価試験
をした。結果も以下の表に示す。試験結果から明らかなとおり、ビールの苦味成分である
イソα酸、日本酒に多く含まれるコハク酸、ワインの渋味成分であるタンニン酸は、本発
明の効果に悪影響を及ぼす。なお、イソα酸を含有する飲料を調製するために、三栄源F
FI社製の香料製剤を用いた。当該香料組成物は、イソフムロン、イソコフムロン、及び
イソアドフムロンを総量で1.5%含有し、飲料中のイソα酸の量が下記の表に示された
値になるように添加した。
(試験例4)
クエン酸の代わりにリンゴ酸を用いて、試験例1と同様の試験をした。具体的には、以下の表に示されている配合で、炭酸ガス圧1.6kgf/cmの飲料を製造し、官能評価試験をした。結果も以下の表に示す。試験結果から明らかなとおり、クエン酸の代わりにリンゴ酸を用いても結果に大きな違いはなかった。
(試験例5)
アルコール含有量について検討した。具体的には、以下の表に示されている配合で、炭酸ガス圧1.6kgf/cmの飲料を製造し、官能評価試験をした。結果も以下の表に示す。試験結果から明らかなとおり、アルコール含有量がお酒としての総合評価だけでなく、甘味にも影響したが、アルコール含有量を上昇させて12.0v/v%をある程度超えたとしても(例えば、13.0v/v%程度に)甘味の質及び/又は酒らしさは改善されると考えられる。また、実施例6−1と、多糖類を含まない比較例6−1’を比較すると、多糖類の添加が、甘味の質を改善するだけでなく、酒らしさも向上したことが明らかとなる。
(試験例6)
酸の量について検討した。具体的には、以下の表に示されている配合で、炭酸ガス圧1
.6kgf/cmの飲料を製造し、官能評価試験をした。結果も以下の表に示す。試験
結果から明らかなとおり、酸の量が一定範囲にあると良好な結果が得られた。
(試験例7)
種々の多糖類を用いて効果を確認した。具体的には、以下の表に示されている配合で、
炭酸ガス圧1.6kgf/cmの飲料を製造し、官能評価試験をした。結果も以下の表
に示す。試験結果から明らかなとおり、特定の多糖類を用いた場合において、アラビアガ
ムを用いた場合と類似の傾向が認められたが、アルギン酸を用いた場合には効果が弱かっ
た。なお、用いたα−シクロデキストリンはCAVAMAX(登録商標)W6 Food(株式会社シクロケム)であり、β−シクロデキストリンはCAVAMAX(登録商標)W7 Food(株式会社シクロケム)であり、γ−シクロデキストリンはCAVAMAX(登録商標)W8 Food(株式会社シクロケム)であり、大豆多糖類は「大豆多糖類SM-1250」(三栄源エフ・エフ・アイ株式会社)であり、グアーガムはビストップ」(三栄源エフ・エフ・アイ株式会社であり、アラビアガムはアラビックコールSS」(三栄薬品貿易株式会社であり、寒天は粉末寒天」(伊那食品工業株式会社であり、カラギナンは「カラギニンCS−470(F)」(三栄源エフ・エフ・アイ株式会社)であり、ポリデキストロースはライテス(登録商標)」(ダニスコ株式会社であり、難消化性デキストリンはE−ファイバー」(松谷化学工業株式会社である。

(試験例8)
果汁などの他の成分の影響を検討した。具体的には、以下の表に示されている配合で、炭酸ガス圧1.6kgf/cmの飲料を製造し、官能評価試験をした。結果も以下の表に示す。試験結果から明らかなとおり、果汁、炭酸、香料の存在は、本発明の効果に大きな影響を与えなかった。なお、表中の果汁量(ストレート)は、果汁率に相当する。

Claims (11)

  1. アセスルファムカリウムを含有するアルコール飲料又はアルコールテイスト飲料であっ
    て、デンプン、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキスト
    リン、大豆多糖類、グアーガム、アラビアガム、寒天、カラギナン、及びポリデキストロースからなる群から選択される少なくとも一種の多糖類を含有し、
    アセスルファムカリウムの含有量(A)が0.005〜0.60g/Lであり、
    当該多糖類の含有量の合計(B)が0.001〜0.8g/Lであり、
    イソα酸の含有量が0〜0.0001g/Lであり、
    コハク酸の含有量が0〜0.0001g/Lであり、そして
    タンニン酸の含有量が0〜0.0001g/Lである、前記飲料。
  2. 前記多糖類の含有量の合計(B)が0.001〜0.01g/Lである、請求項1に記
    載の飲料。
  3. B/Aが、重量比で0.005〜10である、請求項1又は2に記載の飲料。
  4. 総酸がクエン酸換算で0.2〜10g/Lである、請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の飲料。
  5. ショ糖換算で甘味度が0.5〜160g/Lである、請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の飲料。
  6. 甘味度/総酸が0.2〜200である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の飲料。
  7. さらに炭酸を含有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の飲料。
  8. アルコールを含有し、アルコール含有量が0.5〜13.0v/v%である、請求項1
    〜7のいずれか1項に記載の飲料。
  9. チューハイ、チューハイテイスト飲料、カクテル、又はノンアルコールカクテルである
    、請求項1〜8のいずれか1項に記載の飲料。
  10. アセスルファムカリウムを含有するアルコール飲料又はアルコールテイスト飲料の製造
    方法であって、
    当該飲料中のアセスルファムカリウムの含有量(A)を0.005〜0.60g/Lに調
    整する工程、及び
    当該飲料中のデンプン、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロ
    デキストリン、大豆多糖類、グアーガム、アラビアガム、寒天、カラギナン、及びポリデキストロースからなる群から選択される多糖類の含有量の合計(B)を0.001〜0.8g/Lに調整する工程、
    を含
    前記飲料において、イソα酸の含有量が0〜0.0001g/Lであり、
    コハク酸の含有量が0〜0.0001g/Lであり、そして
    タンニン酸の含有量が0〜0.0001g/Lである、
    前記製造方法。
  11. アセスルファムカリウムを含有するアルコール飲料又はアルコールテイスト飲料の甘味
    の嗜好性を改善する、及び/又は当該飲料の酒らしさを向上させる方法であって、
    当該飲料中のアセスルファムカリウムの含有量(A)を0.005〜0.60g/Lに調
    整する工程、及び
    当該飲料中のデンプン、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロ
    デキストリン、大豆多糖類、グアーガム、アラビアガム、寒天、カラギナン、及びポリデキストロースからなる群から選択される多糖類の含有量の合計(B)を0.001〜0.8g/Lに調整する工程
    を含
    前記飲料において、イソα酸の含有量が0〜0.0001g/Lであり、
    コハク酸の含有量が0〜0.0001g/Lであり、そして
    タンニン酸の含有量が0〜0.0001g/Lである、
    前記方法。
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