JP2020188433A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送信号を送受信するための送信部及び受信部によるビット長の変動量を抑制する。【解決手段】ECU1のトランシーバ7は、送信部11と、受信部13と、調整部15とを備える。送信部11は、コントローラ5からの、ハイレベルとローレベルとに変化する送信信号TXDに応じて、伝送路3における伝送信号の電位を第1レベルと第2レベルとに変化させる。受信部13は、伝送路3における伝送信号を、ハイレベルとローレベルとに変化する受信信号RXDに変換し、当該受信信号RXDをコントローラ5に出力する。調整部15は、送信信号TXDのパルス幅を測定すると共に、この測定対象のパルス幅に対応する受信信号RXDのパルス幅を測定し、これらの測定結果に基づいて、送信信号TXDと受信信号RXDとのパルス幅の差が少なくなるように、送信部11による伝送信号の波形と、受信部13による受信信号RXDの波形との一方又は両方を調整する。【選択図】図1

Description

本開示は、通信装置に関する。
車両に搭載される通信システムとして、CANの通信システムが知られている。CANは「Controller Area Network」の略である。CANは登録商標である。CANの通信速度は、最大1Mbpsであり、車両におけるデータ通信量の増加に対応し難くなってきている。そこで、CANよりも高速通信が可能なCAN FDの採用が進んでいる。しかし、CAN FDであっても通信速度の高速化には限界がある。CAN FDは、「CAN with Flexible Data-Rate」の略である。CAN FDも登録商標である。CAN FDについては、例えば下記特許文献1に記載されている。
特表2016−536862号公報
発明者の詳細な検討の結果、下記の課題が見出された。
CANやCAN FD等のシリアル通信方式において、通信速度の高速化を阻害する要因として、トランシーバの個体差によるビット長の変動が挙げられる。ここで言うビット長とは、1ビットあたりのパルス幅のことである。
シリアル通信方式では、通信速度が上がると、伝送路における伝送信号のビット長が小さくなる。一方、通信速度が同じであっても、パルス幅としてのビット長はトランシーバの個体差によって変動する。そして、トランシーバの個体差によるビット長変動量は、通信速度に関わらず概ね一定である。このため、通信速度が高速化されると、トランシーバの個体差によるビット長変動量の割合が大きくなり、信号を正常に送受信することができなくなってしまう。
そこで、本開示の1つの局面は、通信装置において、伝送信号を送受信するための送信部及び受信部によるビット長の変動量を抑制する。
本開示の1つの態様による通信装置は、送信部(11)と、受信部(13)と、調整部(15)と、を備える。
送信部には、コントローラ(5)から、ハイレベルとローレベルとに変化する送信信号が入力される。そして、送信部は、コントローラからの入力信号としての送信信号に応じて、伝送路(3)における伝送信号の電位を、前記ハイレベルに対応する第1レベルと、前記ローレベルに対応する第2レベルとに、変化させる。
受信部は、伝送路に接続される。そして、受信部は、伝送路における伝送信号を、前記ハイレベルと前記ローレベルとに変化する受信信号に変換し、当該変換後の受信信号をコントローラに出力する。
調整部は、前記送信信号のパルス幅である送信パルス幅を測定すると共に、測定対象の送信パルス幅に対応する前記受信信号のパルス幅である受信パルス幅を測定する。そして、調整部は、送信パルス幅と受信パルス幅との測定結果に基づいて、送信パルス幅と受信パルス幅との差が少なくなるように、送信部により伝送路に出力される伝送信号の波形と、受信部からコントローラに出力される受信信号の波形との、一方又は両方を調整する。
このような構成によれば、コントローラからの送信信号が送信部により伝送路に伝送信号として出力(即ち、送信)される。また、送信部により伝送路に出力された伝送信号は、受信部により受信信号に変換されてコントローラに出力される。このため、送信信号のパルス幅と、このパルス幅に対応する受信信号のパルス幅とには、送信部及び受信部の動作特性に起因して、差が生じる可能性がある。しかし、調整部により、上記差が抑制される。よって、送信部及び受信部によるビット長の変動量を抑制することができる。
実施形態のECUの構成を示すブロック図である。 調整部が行う調整処理のフローチャートである。 実施形態の作用を説明する説明図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.構成]
図1に示す実施形態のECU1は、車両に搭載される通信システムにおけるノードとしてのECUである。ECU1と、図示省略された他の1つ以上のECUは、通信システムにおける通信バスとしての伝送路3に接続され、この伝送路3を介して通信する。ECUは、「Electronic Control Unit」の略である。また、他のECUも、ECU1と同様の構成を有する。
通信システムの通信プロトコルは、例えばCAN FDである。このため、伝送路3は、高電位側信号線3a及び低電位側信号線3bを備える差動伝送路であり、いわゆるCANバスである。以下では、高電位側信号線3aの電位をCANHと言い、低電位側信号線3bの電位をCANLと言う。尚、電位は、ECU1におけるグランドの電位(即ち、接地電位)を基準とした電位である。また、後述する各電圧値も、接地電位を基準とした電位の値である。
伝送路3に、伝送信号としてドミナントの信号が出力される場合、CANHが所定の伝送用高電位(以下、VH)となり、CANLがVHよりも低い所定の伝送用低電位(以下、VL)となる。VHは、例えば3.5Vであり、VLは、例えば1.5Vである。よって、CANHとCANLとの差である差動電圧Vdifは、「VH−VL」となり、例えば2Vになる。また、伝送路3に、伝送信号としてレセッシブの信号が出力される場合、CANHとCANLとの両方が、VHより低く且つVLよりは高い所定の中間電位(以下、VM)となり、差動電圧Vdifは0Vになる。VMは、例えば2.5Vである。ドミナントとは、伝送路3において優位な方の信号を意味し、レセッシブとは、伝送路3において劣位な方の信号を意味する。
差動電圧Vdifは、伝送路3における伝送信号の電位に該当する。差動電圧Vdifが上記「VH−VL」であることは、伝送路3における伝送信号の電位がドミナントのレベル(以下、ドミナントレベル)であることに該当する。一方、差動電圧Vdifが0Vであることは、伝送路3における伝送信号の電位がレセッシブのレベル(レセッシブレベル)であることに該当する。
尚、上記各電圧値は、標準値の一例であり、予め定められた許容範囲内であれば、標準値とは異なる値になっても良い。
ECU1は、通信に関する処理を行うコントローラ5と、伝送路3に接続されて伝送信号の送受信を行うトランシーバ7と、を備える。
トランシーバ7は、送信部11と、受信部13と、調整部15と、を備える。
送信部11には、コントローラ5から、ハイレベルとローレベルとに変化する送信信号TXDが入力される。送信信号TXDは、NRZ(即ち、Non Return to Zero)の信号である。図3に示すように、送信信号TXD及び後述する受信信号RXDのハイレベルは例えば5Vであり、送信信号TXD及び受信信号RXDのローレベルは例えば0Vである。尚、5V及び0Vも、標準値の一例であり、予め定められた許容範囲内であれば、標準値とは異なる値になっても良い。
図3に示すように、送信信号TXD及び受信信号RXDのハイレベルは、データ値としては例えば論理1に該当し、伝送路3における伝送信号の電位としては、レセッシブレベル(即ち、0V)に対応する。また、送信信号TXD及び受信信号RXDのローレベルは、データ値としては例えば論理0に該当し、伝送路3における伝送信号の電位としては、ドミナントレベル(即ち、「VH−VL」)に対応する。本実施形態において、レセッシブレベルは、第1レベルに相当し、ドミナントレベルは、第2レベルに相当する。
送信部11は、伝送路3に接続されている。送信部11は、高電位側信号線3aに接続された第1トランジスタ21と、低電位側信号線3bに接続された第2トランジスタ22と、送信信号TXDに応じて第1トランジスタ21及び第2トランジスタ22を駆動するドライバ23と、電圧生成部25と、を備える。
伝送路3は、第1トランジスタ21及び第2トランジスタ22がオフされている場合、即ち、当該伝送路3が送信部11によって駆動されない場合には、CANHとCANLが両方ともVMとなるように構成されている。
第1トランジスタ21は、オンすることで、CANHをVMからVHに変化させる。
第2トランジスタ22は、オンすることで、CANLをVMからVLに変化させる。
ドライバ23は、コントローラからの送信信号TXDがハイレベルの場合に、第1トランジスタ21及び第2トランジスタ22をオフさせ、送信信号TXDがローレベルの場合に、第1トランジスタ21及び第2トランジスタ22をオンさせる。
このため、図3に示すように、送信信号TXDがハイレベルからローレベルになると、伝送信号の電位がレセッシブレベルからドミナントレベルに変化する。逆に、送信信号TXDがローレベルからハイレベルになると、伝送信号の電位がドミナントレベルからレセッシブレベルに変化する。
電圧生成部25は、トランシーバ7に供給される電源電圧Vcc(例えば5V)を例えば降圧することにより、調整部15からの指令に応じた値の電圧を出力する。つまり、電圧生成部25は、調整部15からの指令に応じて出力電圧を変える機能(即ち、電位調整機能)を備える。
そして、電圧生成部25の出力電圧は、第1トランジスタ21がオンすることで、高電位側信号線3aに印加される。つまり、電圧生成部25の出力電圧は、VHとして使用される。このため、電圧生成部25の出力電圧が変わることで、VHが変わる。尚、電圧生成部25と高電位側信号線3aとの間に存在する1つ以上の電子部品での電圧降下を、Vdpとすると、電圧生成部25の出力電圧は、VHの目標値よりもVdpだけ高い電圧値に制御されて良い。第1トランジスタ21は、上記電子部品に含まれる。
また、送信部11は、第1トランジスタ21及び第2トランジスタ22のスイッチング速度の特性が、調整部15からの指令に応じて変わるように構成されていて良い。
受信部13も、伝送路3に接続されている。そして、受信部13は、伝送路3における伝送信号を、ハイレベルとローレベルとに変化する受信信号RXDに変換し、この変換後の受信信号RXDをコントローラ5に出力する。
例えば、受信部13は、高電位側信号線3a及び低電位側信号線3bに接続された差動回路31と、比較回路33と、閾値電圧出力部35とを備える。
差動回路31は、差動電圧Vdifを出力する。
比較回路33は、差動回路31から出力される差動電圧Vdifと、閾値電圧出力部35から出力される閾値電圧(即ち、閾値電位)Vthとを大小比較することにより、差動電圧Vdifを受信信号RXDに変換する。具体的には、比較回路33は、図3に示すように、差動電圧Vdifが閾値電圧Vthよりも高い場合に、受信信号RXDをローレベルにし、差動電圧Vdifが閾値電圧Vthよりも低い場合に、受信信号RXDをハイレベルにする。
閾値電圧出力部35は、調整部15からの指令に応じた値の閾値電圧Vthを出力する。閾値電圧Vthは、「VH−VL」の値(即ち、ドミナントレベル)よりも低く、且つ、0V(即ち、レセッシブレベル)よりは高い値に設定される。
また、受信部13は、比較回路33の出力変化速度の特性が、調整部15からの指令に応じて変わるように構成されていて良い。
調整部15には、コントローラ5から送信部11への送信信号TXDと、受信部13からコントローラ5への受信信号RXDとが、入力される。そして、調整部15は、後述する調整処理を行うことにより、送信信号TXDのパルス幅と、このパルス幅に対応する受信信号RXDのパルス幅との差が少なくなるように、送信部11と受信部13との一方又は両方の動作特性を調整する。
[2.処理]
次に、調整部15が行う調整処理について、図2のフローチャートを用い説明する。
調整部15は、送信信号TXDのパルス幅と、このパルス幅に対応する受信信号RXDのパルス幅とを、それぞれ測定するが、この実施形態では、測定対象のパルス幅がハイレベルのパルス幅であるとして説明する。尚、ローレベルのパルス幅が測定されても良い。また、以下では、送信信号TXDのパルス幅のことを、送信パルス幅とも言い、受信信号RXDのパルス幅のことを、受信パルス幅とも言う。
調整部15は、例えば送信信号TXDのローレベルからハイレベルへの変化(即ち、立ち上がり)を検知すると、図2の調整処理を開始する。
図2に示すように、調整部15は、S110にて、送信信号TXDのパルス幅(即ち、送信パルス幅)を測定すると共に、この測定される送信パルス幅に対応する受信信号RXDのパルス幅(即ち、受信パルス幅)を測定する。
調整部15は、S110では、図3における1段目に示すように、送信信号TXDの電圧値と所定の閾値電圧Vaとを比較し、送信信号TXDの電圧値が閾値電圧Vaよりも高くなっている時間を、送信パルス幅として測定する。尚、調整部15において、当該調整処理の開始トリガとなる送信信号TXDの立ち上がりを検知するための閾値電圧は、上記閾値電圧Vaよりも低い値に設定されている。
更に、調整部15は、S110では、図3における3段目に示すように、受信信号RXDの電圧値と所定の閾値電圧Vbとを比較し、受信信号RXDの電圧値が閾値電圧Vbよりも高くなっている時間を、受信パルス幅として測定する。
尚、図3では、測定されるパルス幅が、1ビットのパルス幅(即ち、ビット長)である場合が表されている。測定対象のパルス幅は、複数の同じ論理値が連続した場合の複数ビット分のパルス幅であっても良い。また、上記閾値電圧Va,Vbは、同じ値に設定されていて良い。また、上記閾値電圧Va,Vbは、コントローラ5において受信信号RXDのレベル判定に使用される閾値電圧と同じ値に設定されていて良い。ここで言うレベル判定とは、ハイレベルかローレベルかを判定することである。
調整部15は、次のS120にて、上記S110で測定した送信パルス幅の値(以下、送信パルス幅測定値)Wtと、上記S110で測定した受信パルス幅の値(以下、受信パルス幅測定値)Wrとが、同じであるか否かを判定する。例えば、調整部15は、送信パルス幅測定値Wtと受信パルス幅測定値Wrとの差が所定値よりも小さければ、送信パルス幅測定値Wtと受信パルス幅測定値Wrとが同じであると判定するようになっていて良い。
調整部15は、上記S120にて、送信パルス幅測定値Wtと受信パルス幅測定値Wrとが同じであると判定した場合には、当該調整処理を終了する。
また、調整部15は、上記S120にて、送信パルス幅測定値Wtと受信パルス幅測定値Wrとが同じでないと判定した場合には、S130に進む。
調整部15は、S130では、受信パルス幅測定値Wrが送信パルス幅測定値Wtよりも小さいか否かを判定し、受信パルス幅測定値Wrが送信パルス幅測定値Wtよりも小さいと判定した場合には、S140に進む。
調整部15は、S140では、送信パルス幅と受信パルス幅との差を小さくするための処理として、下記〈1a〉〜〈4a〉の処理を行う。〈1a〉〜〈4a〉の処理は、測定対象の受信パルス幅、即ち、受信信号RXDのハイレベルのパルス幅を、大きく(即ち、長く)するための処理である。
〈1a〉調整部15は、送信部11によって伝送路3に出力される伝送信号の電位を下げる。本実施形態では、ドミナントレベルとレセッシブレベルとのうち、例えばドミナントレベルを下げる。具体的には、送信部11における電圧生成部25の出力電圧を下げることにより、高電位側信号線3aにおける伝送用高電位(即ち、VH)を下げる。VHが下がることで、上記「VH−VL」の値、即ち、伝送信号のドミナントレベルが下がる。
図3における縦方向の点線よりも左側に示された「補正前」の部分には、受信信号RXDのハイレベルのパルス幅が、送信信号TXDのハイレベルのパルス幅よりも小さい(即ち、短い)場合が示されている。この場合、受信パルス幅測定値Wrは、送信パルス幅測定値Wtよりも小さくなるため、当該〈1a〉の処理により、図3における「補正後」の部分に示されるように、伝送信号のドミナントレベルが下げられる。そして、伝送信号のドミナントレベルが下げられると、伝送信号がドミナントレベルからレセッシブレベルに変化する場合に、当該伝送信号の電位が受信部13における閾値電圧Vthを下回るまでの時間が短くなるため、受信信号RXDのハイレベルのパルス幅が大きくなる。ここで言う受信信号RXDのパルス幅は、コントローラ5が認識するパルス幅である。
また他の例として、例えば、伝送信号のレセッシブレベルの標準値が0Vよりも高い電位に設定されているのであれば、〈1a〉の処理では、伝送信号のレセッシブレベルを下げても良い。伝送信号のレセッシブレベルが下げられると、伝送信号がレセッシブレベルからドミナントレベルに変化する場合に、当該伝送信号の電位が受信部13における閾値電圧Vthを上回るまでの時間が長くなるため、受信信号RXDのハイレベルのパルス幅が大きくなる。
尚、ドミナントレベル又はレセッシブレベルを変える電位量は、予め定められた固定値でも良いが、送信パルス幅測定値Wtと受信パルス幅測定値Wrとの差分(即ち、差の絶対値)ΔWに応じて、当該差分ΔWが大きいほど、大きい値に設定されて良い。
〈2a〉調整部15は、受信部13における閾値電圧Vthを、図3における「補正前」の部分と「補正後」の部分との差で示されるように、上げる。
閾値電圧Vthが上がると、伝送信号がドミナントレベルからレセッシブレベルに変化する場合に、当該伝送信号の電位が閾値電圧Vthを下回るまでの時間が短くなる。また、伝送信号がレセッシブレベルからドミナントレベルに変化する場合に、当該伝送信号の電位が閾値電圧Vthを上回るまでの時間が長くなる。よって、受信信号RXDのハイレベルのパルス幅が大きくなる。
尚、閾値電圧Vthを変える量は、予め定められた固定値でも良いが、上記差分ΔWに応じて、当該差分ΔWが大きいほど、大きい値に設定されて良い。
〈3a〉調整部15は、送信部11によって伝送路3に出力される伝送信号の立ち下がりの傾きを、図3における「補正前」の部分と「補正後」の部分との差で示されるように、急峻にする。伝送信号の立ち下がりとは、伝送信号のドミナントレベルからレセッシブレベルへの変化のことである。伝送信号の立ち下がりの傾きとは、伝送信号がドミナントレベルからレセッシブレベルへ変化する(即ち、立ち下がる)場合における当該伝送信号の電位変化の傾きである。例えば、調整部15は、送信部11における第1トランジスタ21及び第2トランジスタ22の、オフのスイッチング速度を速くすることにより、伝送信号の立ち下がりの傾きを急峻にして良い。
伝送信号の立ち下がりの傾きが急峻になると、当該伝送信号の電位が受信部13における閾値電圧Vthを下回るまでの時間が短くなるため、受信信号RXDのハイレベルのパルス幅が大きくなる。
また他の例として、〈3a〉の処理では、伝送信号の立ち上がりの傾きを緩やかにしても良い。伝送信号の立ち上がりとは、伝送信号のレセッシブレベルからドミナントレベルへの変化のことである。伝送信号の立ち上がりの傾きとは、伝送信号がレセッシブレベルからドミナントレベルへ変化する(即ち、立ち上がる)場合における当該伝送信号の電位変化の傾きである。例えば、調整部15は、送信部11における第1トランジスタ21及び第2トランジスタ22の、オンのスイッチング速度を遅くすることにより、伝送信号の立ち上がりの傾きを緩やかにして良い。
伝送信号の立ち上がりの傾きが緩やかになると、当該伝送信号の電位が受信部13における閾値電圧Vthを上回るまでの時間が長くなるため、受信信号RXDのハイレベルのパルス幅が大きくなる。
尚、伝送信号の立ち下がり又は立ち上がりの傾きを変える度合いは、予め定められた固定の度合いでも良いが、上記差分ΔWに応じて、当該差分ΔWが大きいほど、大きい度合いに設定されて良い。
〈4a〉調整部15は、受信部13における比較回路33の出力変化速度を調整することにより、受信信号RXDの立ち上がりの傾きを、図3における「補正前」の部分と「補正後」の部分との差で示されるように、急峻にする。受信信号RXDの立ち上がりとは、受信信号RXDのローレベルからハイレベルへの変化のことである。受信信号RXDの立ち上がりの傾きとは、受信信号RXDがローレベルからハイレベルへ変化する(即ち、立ち上がる)場合における当該受信信号RXDの電位変化の傾きである。
更に、調整部15は、比較回路33の出力変化速度を調整することにより、受信信号RXDの立ち下がりの傾きを、図3における「補正前」の部分と「補正後」の部分との差で示されるように、緩やかにする。受信信号RXDの立ち下がりとは、受信信号RXDのハイレベルからローレベルへの変化のことである。受信信号RXDの立ち下がりの傾きとは、受信信号RXDがハイレベルからローレベルへ変化する(即ち、立ち下がる)場合における当該受信信号RXDの電位変化の傾きである。
受信信号RXDの立ち上がりの傾きが急峻になり、立ち下がりの傾きが緩やかになると、当該受信信号RXDのハイレベルのパルス幅が大きくなる。
また他の例として、調整部15は、受信信号RXDの立ち上がりと立ち下がりのうち、一方だけの傾きを調整するように構成されても良い。
尚、受信信号RXDの立ち上がり又は立ち下がりの傾きを変える度合いは、予め定められた固定の度合いでも良いが、上記差分ΔWに応じて、当該差分ΔWが大きいほど、大きい度合いに設定されて良い。
調整部15は、S140にて上記〈1a〉〜〈4a〉の処理を行った後、当該調整処理を終了する。
また、調整部15は、上記S130にて、受信パルス幅測定値Wrが送信パルス幅測定値Wtよりも小さくないと判定した場合、即ち、受信パルス幅測定値Wrが送信パルス幅測定値Wtよりも大きい場合には、S150に進む。
調整部15は、S150では、送信パルス幅と受信パルス幅との差を小さくするための処理として、下記〈1b〉〜〈4b〉の処理を行う。〈1b〉〜〈4b〉の処理は、受信信号RXDのハイレベルのパルス幅を小さく(即ち、短く)するための処理であり、S140での〈1a〉〜〈4a〉の処理とは逆の処置を行う処理である。
〈1b〉調整部15は、送信部11によって伝送路3に出力される伝送信号の電位を上げる。本実施形態では、例えばドミナントレベルを上げる。具体的には、送信部11における電圧生成部25の出力電圧を上げることにより、VHを上げる。
伝送信号のドミナントレベルが上げられると、伝送信号がドミナントレベルからレセッシブレベルに変化する場合に、当該伝送信号の電位が受信部13における閾値電圧Vthを下回るまでの時間が長くなるため、受信信号RXDのハイレベルのパルス幅が小さくなる。
また、伝送信号のレセッシブレベルを上げても良い。伝送信号のレセッシブレベルが上げられると、伝送信号がレセッシブレベルからドミナントレベルに変化する場合に、当該伝送信号の電位が受信部13における閾値電圧Vthを上回るまでの時間が短くなるため、受信信号RXDのハイレベルのパルス幅が小さくなる。
〈2b〉調整部15は、受信部13における閾値電圧Vthを下げる。
閾値電圧Vthが下がると、伝送信号がドミナントレベルからレセッシブレベルに変化する場合に、当該伝送信号の電位が閾値電圧Vthを下回るまでの時間が長くなる。また、伝送信号がレセッシブレベルからドミナントレベルに変化する場合に、当該伝送信号の電位が閾値電圧Vthを上回るまでの時間が短くなる。よって、受信信号RXDのハイレベルのパルス幅が小さくなる。
〈3b〉調整部15は、送信部11によって伝送路3に出力される伝送信号の立ち下がりの傾きを、緩やかにする。例えば、調整部15は、送信部11における第1トランジスタ21及び第2トランジスタ22の、オフのスイッチング速度を遅くすることにより、伝送信号の立ち下がりの傾きを緩やかにして良い。
伝送信号の立ち下がりの傾きが緩やかになると、当該伝送信号の電位が受信部13における閾値電圧Vthを下回るまでの時間が長くなるため、受信信号RXDのハイレベルのパルス幅が小さくなる。
また、伝送信号の立ち上がりの傾きを急峻にしても良い。例えば、調整部15は、送信部11における第1トランジスタ21及び第2トランジスタ22の、オンのスイッチング速度を速くすることにより、伝送信号の立ち上がりの傾きを急峻にして良い。
伝送信号の立ち上がりの傾きが急峻になると、当該伝送信号の電位が受信部13における閾値電圧Vthを上回るまでの時間が短くなるため、受信信号RXDのハイレベルのパルス幅が小さくなる。
〈4b〉調整部15は、受信部13における比較回路33の出力変化速度を調整することにより、受信信号RXDの立ち上がりの傾きを、緩やかにする。更に、調整部15は、比較回路33の出力変化速度を調整することにより、受信信号RXDの立ち下がりの傾きを、急峻にする。
受信信号RXDの立ち上がりの傾きが緩やかになり、立ち下がりの傾きが急峻になると、当該受信信号RXDのハイレベルのパルス幅が小さくなる。
また、調整部15は、受信信号RXDの立ち上がりと立ち下がりのうち、一方だけの傾きを調整するように構成されても良い。
調整部15は、S150にて上記〈1b〉〜〈4b〉の処理を行った後、当該調整処理を終了する。
S140又はS150で実施される上記〈1a〉〜〈4a〉,〈1b〉〜〈4b〉の処理うち、同じ数字が付された処理は、実施する調整内容が互いに逆の内容になっている一対の処理である。そして、〈1a〉,〈1b〉の処理と、〈3a〉,〈3b〉の処理により、送信パルス幅と受信パルス幅との差が少なくなるように、伝送信号の波形が調整される。また、〈2a〉,〈2b〉の処理と、〈4a〉,〈4b〉の処理により、送信パルス幅と受信パルス幅との差が少なくなるように、受信信号RXDの波形が調整される。
[3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、下記(A)〜(E)の効果を奏する。
(A)調整部15は、送信パルス幅と受信パルス幅との測定結果に基づいて、送信パルス幅と受信パルス幅との差が少なくなるように、送信部11により伝送路3に出力される伝送信号の波形と、受信部13からコントローラ5に出力される受信信号RXDの波形とを、調整する。このため、送信パルス幅と受信パルス幅との差が抑制され、送信部11及び受信部13の個体差に起因するビット長の変動量を抑制することができる。
(B)調整部15は、上記〈1a〉,〈1b〉の処理にて、伝送信号のドミナントレベルとレセッシブレベルとの少なくとも一方を調整することで、伝送信号の波形を調整する。このため、送信パルス幅と受信パルス幅との差を少なくするための伝送信号の波形調整を、容易に実施することができる。
(C)調整部15は、上記〈3a〉,〈3b〉の処理にて、伝送信号の立ち下がりの傾きと、立ち上がりの傾きとの、少なくとも一方を調整することで、伝送信号の波形を調整する。このことによっても、送信パルス幅と受信パルス幅との差を少なくするための伝送信号の波形調整を、容易に実施することができる。
(D)調整部は、上記〈2a〉,〈2b〉の処理にて、受信部13における閾値電位Vthを調整することにより、受信信号RXDの波形を調整する。このため、送信パルス幅と受信パルス幅との差を少なくするための受信信号RXDの波形調整を、容易に実施することができる。
(E)調整部15は、上記〈4a〉,〈4b〉の処理にて、受信部13による受信信号RXDの立ち上がりの傾きと、立ち下がりの傾きとの、少なくとも一方を調整することで、受信信号RXDの波形を調整する。このことよっても、送信パルス幅と受信パルス幅との差を少なくするための受信信号RXDの波形調整を、容易に実施することができる。
[4.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
例えば、上記〈1a〉,〈1b〉の処理と、上記〈2a〉,〈2b〉の処理と、上記〈3a〉,〈3b〉の処理と、上記〈4a〉,〈4b〉の処理とのうち、何れかが実施されない構成であっても良い。
また、図2の調整処理では、測定対象のパルス幅が、レセッシブに対応するハイレベルのパルス幅であったが、ドミナントに対応するローレベルのパルス幅が測定されても良い。この場合、図2の調整処理では、S140とS150とが、入れ替えられて実施されれば良い。つまり、S130で「YES」と判定された場合にS150の処理が実施され、S130で「NO」と判定された場合にS140の処理が実施されれば良い。
また、伝送路3は、差動伝送路に限らず、例えば1つの信号線で伝送信号を伝送するものであっても良い。
また、本開示に記載のECU1及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されても良い。あるいは、本開示に記載のECU1及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されても良い。もしくは、本開示に記載のECU1及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されても良い。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されても良い。ECU1に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されても良い。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしても良い。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしても良い。また、上記実施形態の構成の一部を省略しても良い。
また、上述したECU1の他、当該ECU1を構成要素とするシステム、当該ECU1又は調整部15としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、トランシーバ特性の補正方法あるいはビット長の補正方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…ECU、3…伝送路、5…コントローラ、7…トランシーバ、11…送信部、13…受信部、15…調整部。

Claims (5)

  1. コントローラ(5)から、ハイレベルとローレベルとに変化する送信信号が入力され、当該送信信号に応じて、伝送路(3)における伝送信号の電位を、前記ハイレベルに対応する第1レベルと、前記ローレベルに対応する第2レベルとに、変化させるように構成された送信部(11)と、
    前記伝送路に接続され、当該伝送路における前記伝送信号を、前記ハイレベルと前記ローレベルとに変化する受信信号に変換し、当該変換後の受信信号を前記コントローラに出力するように構成された受信部(13)と、
    前記送信信号のパルス幅である送信パルス幅を測定すると共に、測定対象の前記送信パルス幅に対応する前記受信信号のパルス幅である受信パルス幅を測定し、前記送信パルス幅と前記受信パルス幅との測定結果に基づいて、前記送信パルス幅と前記受信パルス幅との差が少なくなるように、前記送信部により前記伝送路に出力される前記伝送信号の波形と、前記受信部から前記コントローラに出力される前記受信信号の波形との、一方又は両方を調整するように構成された調整部(15)と、を備える、
    通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記調整部は、前記送信パルス幅と前記受信パルス幅との差が少なくなるように、少なくとも、前記伝送信号の波形を調整するように構成され、
    更に、前記調整部は、前記第1レベルと前記第2レベルとの一方又は両方の電位を調整することにより、前記伝送信号の波形を調整するように構成されている、
    通信装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の通信装置であって、
    前記調整部は、前記送信パルス幅と前記受信パルス幅との差が少なくなるように、少なくとも、前記伝送信号の波形を調整するように構成され、
    更に、前記調整部は、前記送信部が前記伝送信号の電位を前記第1レベルから前記第2レベルへ変化させる場合における当該伝送信号の電位変化の傾きと、前記送信部が前記伝送信号の電位を前記第2レベルから前記第1レベルへ変化させる場合における当該伝送信号の電位変化の傾きとの、一方又は両方を調整することにより、前記伝送信号の波形を調整するように構成されている、
    通信装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の通信装置であって、
    前記調整部は、前記送信パルス幅と前記受信パルス幅との差が少なくなるように、少なくとも、前記受信信号の波形を調整するように構成され、
    前記受信部は、前記伝送信号の電位と所定の閾値電位とを大小比較することにより、前記伝送信号を前記受信信号に変換するように構成され、
    更に、前記調整部は、前記閾値電位を調整することにより、前記受信信号の波形を調整するように構成されている、
    通信装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の通信装置であって、
    前記調整部は、前記送信パルス幅と前記受信パルス幅との差が少なくなるように、少なくとも、前記受信信号の波形を調整するように構成され、
    更に、前記調整部は、前記受信部が前記受信信号の電位を前記ローレベルから前記ハイレベルへ変化させる場合における当該受信信号の電位変化の傾きと、前記受信部が前記受信信号の電位を前記ハイレベルから前記ローレベルへ変化させる場合における当該受信信号の電位変化の傾きとの、一方又は両方を調整することにより、前記受信信号の波形を調整するように構成されている、
    通信装置。
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