JP2020185702A

JP2020185702A - しおり

Info

Publication number: JP2020185702A
Application number: JP2019091053A
Authority: JP
Inventors: 近藤　和雄; Kazuo Kondo; 和雄近藤
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2019-05-14
Filing date: 2019-05-14
Publication date: 2020-11-19

Abstract

【課題】本発明は、従来の紙等でできたしおりの構造を変更することなく、右ページ（または上ページ）を読んでいたか、または、左ページ（または下ページ）を読んでいたか、また、読んでいたページのおおよその行位置を識別する機能を具備したしおりを提供する。【解決手段】本発明に係わるしおりは、上端に右ページを読んでいたことを示す右ページマーク（２）と、読んでいたおおよそのページ位置を示す行位置マーク（１）、下端に下向きに書かれた左ページマーク（４）とおおよそのページ位置を示す行位置マーク（３）から構成される。下端の左ページマーク・行位置は、上下逆転させて左ページ用のしおりとして使用する。上下見開きの本の場合、右端に上ページマーク（８）・行位置（７）、左端に下向きに書かれた下ページマーク（６）・行位置（５）を配置し、上ページ用のしおり、下ページ用のしおりとして使用する。【選択図】図５

Description

本発明は、書籍等にはさんで使用し、読みかけのページや行位置を示す、しおりに関する。

特許第4390158号(P4390158) 特許公報(B1)

特開2011-025534（解決手段）特開2010-17924（解決手段）特開2009-101674（解決手段）

上記先行技術にあるように、本をどこまで読んだか、また、どの行まで読んだかを記録するしおりは、従来の紙等でできたしおりの構造に何らかの部品を追加する、または、構造を複雑にすることで、その機能を実現していた。

本発明は、従来の紙等でできたしおりの構造を変更することなく、しおりに印刷する情報を変更するだけで、右ページ（または上ページ）または左ページ（または下ページ）を読んでいたか、かつ、読んでいたページのおおよその行位置を識別できる機能を具備したしおりを提供する。

本発明に係わるしおりは、しおりの上端に右ページを読んでいたことを示す右ページマーク（２）と、読んでいたおおよそのページ位置を示す行位置マーク（１）、下端に下向きに書かれた左ページマーク（４）とおおよそのページ位置を示す行位置マーク（３）から構成される。下端の左ページマーク、行位置は、しおりを上下逆転させて左ページ用のしおりとして使用する。
上下見開きの本の場合、しおりの右端に上ページマーク（８）・行位置（７）、しおりの左端に下向きに書かれた下ページマーク（６）・行位置（５）を配置し、上ページ用のしおり、下ページ用のしおりとして使用する。
当該しおりの素材は特定するものではないが、可撓性を有するものが望ましい。

本発明において、縦書きの本の右ページのどの行まで読んだ箇所を記録する場合、しおりを（９）のように挟むことで、右ページのおおよそどの行まで読んだかを記録できる。

また、縦書きの本の左ページのどの行まで読んだ箇所を記録する場合、しおりを上下逆転させて（１０）のように挟むことで、左ページのおおよそどの行まで読んだかを記録できる。

本発明において、横書きの本の上ページのどの行まで読んだ箇所を記録する場合、しおりを（１１）のように挟むことで、上ページのおおよそどの行まで読んだかを記録できる。

また、横書きの本の下ページのどの行まで読んだ箇所を記録する場合、しおりを左右逆転させて（１２）のように挟むことで、下ページのおおよそどの行まで読んだかを記録できる。

縦書きの本に挿入するしおりの構造である。横書きの本に挿入するしおりで構造である。本発明を縦書きの本に挿入した場合の例である。本発明を横書きの本に挿入した場合の例である。本発明の要約を示した図である。

図３ないし図４に本発明の実施例を示す。
図３（９）においてしおりは右ページの１０行目まで読んだことを示す。また、図３（１０）においてしおりは左ページの２０行目まで読んだことを示す。
図４（１１）においてしおりは上ページの１０行目まで読んだことを示す。また、図４（１２）においてしおりは下ページの３０行目まで読んだことを示す）

１右ページ位置
２右ページマーク
３左ページ位置
４左ページマーク
５下ページ位置
６下ページマーク
７上ページ位置
８上ページマーク
9 縦本にしおりを入れた例（右の10ページまで読んだ例）
10 縦本にしおりを入れた例（左の20ページまで読んだ例）
11 横本にしおりを入れた例（上の10ページまで読んだ例）
12 横本にしおりを入れた例（下の30ページまで読んだ例）

Claims

右ページマーク（２）と行位置マーク（１）を片側に、及び左ページマーク（４）と行位置マーク（３）をその反対側に設けたことを特徴とするしおり。
上ページマーク（８）と行位置マーク（７）を片側に、及び下ページマーク（６）と行位置マーク（５）をその反対側に設けたことを特徴とするしおり。
両面に対してページマークと行位置マークを設けたことを特徴とする請求項１または請求項２に記載のしおり。