JP2020185315A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価で、効率的に帯電微粒子水を衣類に満遍なく拡散できる構造を提供すること。【解決手段】静電霧化により帯電微粒子水を生成する静電霧化発生ユニット81は、外郭部91の回転ドラム74内を上方から臨む位置に配設され、制御手段70は、静電霧化発生ユニット81を動作させて、帯電微粒子水を回転ドラム74内に拡散させる構成とすることにより、安価な構成で、帯電微粒子水を減少させることなく、直接、回転ドラム74内の衣類に拡散させて、帯電微粒子水を衣類全体にむらなく接触させることができ、衣類の除菌や消臭を短時間で行うことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、回転ドラム内の衣類に帯電微粒子水を供給することによって、衣類の除菌や消臭を可能とする衣類乾燥機に関するものである。
従来、この種の衣類乾燥機や衣類乾燥機能を持つ洗濯乾燥機は、衣類に付着した雑菌を殺菌したり、衣類を消臭したりするために、静電霧化発生ユニットにより生成した帯電微粒子水を回転ドラム内に放出する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載された洗濯乾燥機の概略断面図である。
図5に示すように、洗濯乾燥機1の外郭を構成する外枠2内に洗濯乾燥槽3が内装され、洗濯乾燥槽3は内部に回転ドラム4を配置した水槽5により構成している。
回転ドラム4は多数の小孔(図示せず)を構成し、モータ6により回転駆動する。水槽5には給水路7、排水路8が接続してある。洗濯乾燥槽3には開口部9が設けてあり、該開口部9に開閉自在に蓋10を設けている。
外枠2内で、且つ洗濯乾燥槽3(つまり水槽5)の外部に静電霧化発生ユニット11が設けられ、該静電霧化発生ユニット11は、ケース12内に入れられ、該ケース12にはファン13が設けてある。ケース12には、給気路14を構成する給気ホース14aの一端が連通接続してあり、該給気ホース14aの他端が外枠2に開口して外部と連通する。また、ケース12には放出経路15を構成する放出ホース15aの一端が連通接続してあり、該放出ホース15aの他端が洗濯乾燥槽3の開口部9の端部に配管され、回転ドラム4の内部に臨んでいる。
静電霧化発生ユニット11にて生成されたナノメータサイズの帯電微粒子水は、ファン13の運転により給気路14を通って供給された外部空気により、放出経路15を経て、洗濯乾燥槽3内に放出されて、回転ドラム4内部の衣類の除菌、脱臭を行うものである。
また、この特許文献1は図示していないが、洗濯乾燥槽3には温風または冷風を噴出する噴出し口を設けて、温風または冷風を洗濯乾燥槽3内に噴出して、回転ドラム4内の衣類を乾燥している。
特開2008−237441号公報
しかしながら、前記従来の構成では、帯電微粒子水が衣類に接触する前に放出経路の側壁に当たって付着し、衣類に放出する帯電微粒子水の量が減少してしまうという課題があった。
本発明は、静電霧化発生ユニットで発生させた帯電微粒子水の量が減少することを抑制し、衣類の除菌・消臭効果を向上させる衣類乾燥機を提供する。
本発明の衣類乾燥機は、外枠と、有底円筒状に形成され、前記外枠に回転自在に内包されている回転ドラムと、前記外枠の前面に形成された開口部と、前記開口部を開閉自在に覆う蓋と、前記回転ドラムの開口端を回転自在に支持するドラム支持板と、静電霧化により帯電微粒子水を生成する静電霧化発生ユニットと、を備える。前記静電霧化発生ユニットは、前記ドラム支持板又は前記蓋の内部に配設され、前記回転ドラムの内部に向けて帯電微粒子水を放出する。
本発明の衣類乾燥機は、静電霧化発生ユニットで発生させた帯電微粒子水の量が減少することを抑制できるので、衣類の除菌や消臭を短時間で行うことができる。
本発明の第1の実施の形態おける衣類乾燥機の概略縦断面図 同衣類乾燥機の静電霧化発生ユニットの横方向からの概略断面図 本発明の第2の実施の形態における衣類乾燥機の静電霧化発生ユニットの横方向からの概略断面図 本発明の第3の実施の形態における衣類乾燥機の静電霧化発生ユニットの横方向からの概略断面図 従来の洗濯乾燥機の概略縦断面図
以下、発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態おける衣類乾燥機の概略縦断面図、図2は、同衣類乾燥機の静電霧化発生ユニットの横方向からの概略断面図である。
図1において、外枠72内には、衣類を収容する略円筒状の回転ドラム74が、回転中心軸が略水平方向になるよう配設されている。回転ドラム74は、メタル86を介してシャフト87によってその一端を支持され、このシャフト87は固定板88によって外枠72の後部に固定されている。
外枠72の前部に設けられた衣類投入用の開口部79には、開口部79を開閉自在に覆う蓋80と、蓋80を保持する保持部89と、ドラム支持板90とからなる外郭部91が配設されている。そして、回転ドラム74の他端はドラム支持板90によって回転自在に支持されているため、開放されている。
外枠72の内後部には、回転ドラム74内から空気を吸い込む吸気手段としての熱交換型ファン92を収納するファンケース93を配設している。
外枠72の内後部下側にはモータ76が配設され、モータ76は、回転ドラム74及び熱交換型ファン92を回転駆動させる。
モータ76の回転は、ベルト94により熱交換型ファン92に伝えられ、ベルト95により回転ドラム74に伝えられる。熱交換型ファン92が回転すると回転ドラム74の後方より回転ドラム74内の空気が熱交換型ファン92に向かって吸い込まれる。
回転ドラム74に設けた風胴96は、熱交換型ファン92によって吸気された空気を回
転ドラム74内に戻すものであり、熱源97は送風された空気を加熱する。
開口部79に設けられたドラム支持板90の回転ドラム74内を上方より臨む位置には、静電霧化により生成した帯電微粒子水を回転ドラム74内に拡散させる(矢印)ための静電霧化発生ユニット81が配設されている。
また、外枠72内の前面下部には、モータ76や静電霧化発生ユニット81の動作を制御し、各行程を制御する制御手段70が配設されている。
図2において、静電霧化発生ユニット81は、外周を取り囲む樹脂ケース103内に固定されており、放電極98及び放電極98に対向配置した対向電極99と、放電極98に水を供給する水供給手段100と、放電極98と対向電極99との間に高電圧を印加する電圧印加手段(図示せず)とを備えている。
そして、電圧印加手段(図示せず)にて、放電極98と対向電極99との間に高電圧を印加することで放電極98に供給した水を静電霧化し、帯電粒子水を発生させるものである。
ここでは、5.5kVの負電圧を印加して静電霧化させ、その時の放電電流値が6μAとなるようにフィードバック制御を行っている。
静電霧化は、高電圧の印加によって放電極98側が負電極となって電荷が集中するとともに、放電極98の表面に付着した水が円錐形状に盛り上がってテイラーコーンが形成され、このテイラーコーンの先端に電荷が集中して高密度となり、この高密度の電荷の反発力ではじけるようにして水が分裂・飛散するレイリー分裂を繰り返すことで行われる。
この時、テイラーコーンの形成は放電極98の表面の濡れ性に影響されるもので、濡れ性が小さいと所定のテイラーコーンが形成されず静電霧化される量が確保できないため、放電極98の表面の濡れ性を所定量確保する必要がある。
水供給手段100は、ペルチェ素子101からなる冷却手段を備えたもので、この冷却手段にて放電極98を冷却させて、空気中の水分(湿気)を放電極98の先端部の表面に結露させることで水を供給するものである。
ここで静電霧化に必要な水量は、0.5ml/h程度である。ペルチェ素子101の放電極98側の端部が冷却部101a、その反対側の端部が放熱部101bとなっており、冷却部101aは放電極98に熱的に接続してあるとともに、放熱部101bは発熱部である放熱フィン102に熱的に接続してある。
樹脂ケース103は、分割した第1の収容部111と第2の収容部112で構成されており、第1の収容部111に静電霧化発生ユニット81の放電極98部が位置し、第1の収容部111から第2の収容部112にまたがって水供給手段100部が位置し、第2の収容部112に放熱フィン102部が位置している。
そして、第1の収容部111の上面部には、空気が出入りする空気口104、105、106が設けられ、第2の収容部112の上面部には、空気口107が設けられている。つまり、空気口104、105、106は放電極98上部に、空気口107は放熱フィン102と連通する位置に設けられている。また、矢印A1、B1、C1、D1は、各空気口から樹脂ケース103の第1の収容部111、第2の収容部112に出入りする空気の流れを示している。
空気口104、105から吸気された矢印A1の空気は、帯電粒子水を伴って空気口106から矢印B1として放出される。放熱フィン102は、空気口107から流入した矢印C1の空気により冷却され、暖められた空気は空気口107から矢印D1の方向に放出される。
以上の構成によって、静電霧化発生ユニット81から回転ドラム74内に放出された帯電粒子水が、回転ドラム74内の自然対流により、回転ドラム74内に拡散するが、発熱部である放熱フィン102により暖められた空気による回転ドラム74内の対流で、さらに、多量の帯電粒子水を拡散させることができる。
また、回転ドラム74を回転させて衣類を混ぜることにより、むらなく帯電粒子水を衣類に付着させることができる。これにより、回転ドラム74内の衣類の除菌や消臭を短時間で行うことができる。
なお、本実施の形態1では、開口部79に設けられたドラム支持板90に静電霧化発生ユニット81を配設したが、開口部79の蓋80に配設しても同様の効果が得られるものである。
また、熱交換型ファン92と回転ドラム74を1つのモータ76により駆動しているが、それぞれ別のモータにより駆動させても良い。これにより、回転ドラム74を間欠に回転させることもできる。
また、静電霧化発生ユニット81は、ドラム支持板90に配設したが、蓋80の保持部89に配設しても良い。
以上のように、実施の形態1における衣類乾燥機は、外枠72と、有底円筒状に形成され、外枠72に回転自在に内包されている回転ドラム74と、外枠72の前面に形成された開口部79と、開口部79を開閉自在に覆う蓋80と、回転ドラム74の開口端を回転自在に支持するドラム支持板90と、静電霧化により帯電微粒子水を生成する静電霧化発生ユニット81と、を備える。静電霧化発生ユニット81は、ドラム支持板90又は蓋80の内部に配設され、回転ドラム74の内部に向けて帯電微粒子水を放出する。
これにより、静電霧化発生ユニット81と回転ドラム74との間に複雑な経路を設けることなく、回転ドラム74の内部に向けて帯電微粒子水を直接放出できる。
そのため、帯電微粒子水を減少させることなく、帯電微粒子水を衣類に接触させることができるので、衣類の除菌や消臭を短時間で行うことができる。
また、本実施の形態のように、静電霧化発生ユニット81は、分割した第1の収容部111と第2の収容部112を有し、第1の収容部111に静電霧化発生ユニット81の放電極98を、第1の収容部111から第2の収容部112にまたがって放電極98に水を供給する水供給手段100を、第2の収容部112に放熱フィン102を位置させるとともに、放電極98に対向する対向電極99側に空気が出入りする複数の空気口104,105,106,107を設ける構成としてもよい。
これにより、帯電微粒子水を衣類全体にむらなく接触させることができ、衣類の除菌や消臭を短時間で行うことができる。
また、本実施の形態のように、帯電微粒子水を回転ドラム74の内部に放出する時、回
転ドラム74を回転させるようにしてもよい。
これにより、帯電微粒子水を衣類全体にむらなく接触させることができ、衣類の除菌や消臭を短時間で行うことができる。
また、本実施の形態のように、回転ドラム74内の空気を吸い込み回転ドラム74内を負圧状態にするための熱交換型ファン92を備え、静電霧化発生ユニット81で帯電微粒子水を放出する時、熱交換型ファン92を動作させることで回転ドラム74内を負圧状態にしてもよい。
これにより、負圧状態となった回転ドラム74内に帯電微粒子水が流入する。そのため、帯電微粒子水を衣類全体にむらなく接触させることができ、衣類の除菌や消臭を短時間で行うことができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における衣類乾燥機の静電霧化発生ユニットの横方向からの概略断面図である。静電霧化発生ユニットの構成以外は、第1の実施の形態と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
静電霧化発生ユニット181は、外周を取り囲む樹脂ケース113に、空気口104、105、106、107に加えて、第1の収容部111の横面部に空気口114、第2の収容部112の横面部に空気口115が設けられている。つまり、空気口114は放電極98の横側に、空気口115は放熱フィン102の横側に設けられている。
矢印A2、B2、C2、D2は、各空気口から樹脂ケース113の第1の収容部111、第2の収容部112に出入りする空気の流れを示している。
以上の構成にて、空気口114から第1の収容部111に流入した外気(矢印A2)は、空気口104、105、106から矢印B2の方向に帯電粒子水を伴って放出される。空気口115から第2の収容部112に流入した外気(矢印C2)は、放熱フィン102を冷却したのち、空気口107から矢印D2の方向に放出される。そして、回転ドラム74内の衣類に拡散される。
回転ドラム74内に放出された帯電粒子水が、回転ドラム74内の自然対流と、発熱部である放熱フィン102により暖められた空気による回転ドラム74内の対流により、回転ドラム74内に拡散するが、空気口114、115から空気を導入することにより、さらに多量の帯電粒子水を拡散させることができる。
また、空気口114、115の大きさを調整することにより、帯電粒子水の拡散量を可変させて、さらに多量の帯電粒子水を回転ドラム74内の衣類に拡散させることができる。
以上のように、本実施の形態においては、静電霧化発生ユニット181は、第1の収容部111で放電極98の横側、及び、第2の収容部112で放熱フィン102の横側にそれぞれ空気口114、115を形成する。
これにより、空気口114、115から空気を導入することにより、さらに多量の帯電粒子水を拡散させることができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の第3の実施の形態における衣類乾燥機の静電霧化発生ユニットの横方向からの概略断面図である。静電霧化発生ユニット構成の一部以外は、第2の実施の形態と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
静電霧化発生ユニット281には、空気口114及び空気口115の空気の出入りを制御する開閉弁116を樹脂ケース113に設けている。制御手段70は開閉弁116を制御して空気口114と空気口115の開閉を行う。
矢印A3、B3、C3、D3は、各空気口から樹脂ケース113の第1の収容部111、第2の収容部112に出入りする空気の流れを示している。
以上の構成にて、衣類の乾燥運転においては運転開始から余熱乾燥期間、乾燥速度が一定となる効率乾燥期間、乾燥速度が徐々に小さくなる減率乾燥期間の順に移行し、送風の後、乾燥運転を終了する。
ここで、減率乾燥期間と送風時に開閉弁116を開くことにより、空気口114から第1の収容部111に流入した外気(矢印A3)は、空気口104、105、106から矢印B3の方向に帯電粒子水を伴って放出される。
空気口115から第2の収容部112に流入した外気(矢印C3)は、放熱フィン102を冷却したのち、空気口107から矢印D3の方向に放出される。そして、回転ドラム74内の衣類に拡散される。
恒率乾燥期間では、回転ドラム74内の湿度が100%近くになり、開閉弁116を開いて空気口114と空気口115から空気を回転ドラム74内に取り入れると、流入した分だけ湿度が100%近くの空気が熱交換型ファン92とファンケース93などの隙間から衣類乾燥機の外に出るために、周囲の湿度が高くなってしまう。そこで、開閉弁116を閉じて湿度が高くなるのを防いでいる。
減率乾燥期間や送風時は、回転ドラム74内の空気の湿度が低くなるので、空気が外に漏れても周囲の湿度も高くなることはほとんどない。逆に、周囲の乾いた空気を回転ドラム74内に取り込み、回転ドラム74内の少し湿った空気を周囲に排出するので、減率乾燥期間が短くなり、運転時間が短くなるという利点がある。
回転ドラム74内に放出された帯電粒子水が、回転ドラム74内の自然対流と、発熱部である放熱フィン102により暖められた空気による回転ドラム74内の対流により、回転ドラム74内に拡散するが、空気口114、115から空気を導入することにより、さらに多量の帯電粒子水を拡散させることができる。
また、空気口114、115の大きさを調整することにより、帯電粒子水の拡散量を可変させて、さらに多量の帯電粒子水を回転ドラム74内の衣類に拡散させることができる。
以上のように、本実施の形態においては、静電霧化発生ユニット181は、第1の収容部111で放電極98の横側、及び、第2の収容部112で放熱フィン102の横側にそれぞれ空気口114、115を形成し、その空気口114、115を開閉する開閉弁116を備える。
これにより、開閉弁116を開閉することで、空気口114、115から導入する空気を制御することにより、周囲の湿度が高くなるのを防ぐことができるとともに、最適に衣
類に帯電粒子水を拡散させることができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1及び2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されない。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1及び2においては、熱交換型ファン(吸気手段)92と回転ドラム74を1つの駆動手段(モータ)76により駆動しているが、それぞれ別の駆動手段(モータ)76により駆動させても構わない。これにより、回転ドラム74を間欠に回転させることもできる。
また、実施の形態1及び2においては、静電霧化発生ユニット81は蓋80またはドラム支持板90に配設したが、蓋80の保持部89に配設しても同様の効果が得られる。すなわち、開口部79に位置する静電霧化発生ユニット81から高濃度の帯電粒子水を直接、回転ドラム74に放出できるので、衣類の除菌や消臭を短時間で行うことができる。
また、実施の形態3においては、開閉弁116は静電霧化発生ユニット81の吸気側に配設したが、排気側すなわち空気口104、105、106、107の位置する対向電極99側に配設しても同様の効果が得られる。
また、実施の形態3においては、開閉弁116は、静電霧化発生ユニット81に配設したが、ドラム支持板90または蓋80の保持部89に配設しても空気の流れを制御できるので、同様の効果が得られる。
本開示は、静電霧化発生ユニットを備える衣類処理装置に適用可能である。具体的には、衣類乾燥機、乾燥機能を有するドラム式洗濯乾燥機、等に適用可能である。
70 制御手段
72 外枠
74 回転ドラム
76 モータ
79 開口部
80 蓋
81 静電霧化発生ユニット
89 保持部
90 ドラム支持板
91 外郭部
92 熱交換型ファン
98 放電極
99 対向電極
100 水供給手段
102 放熱フィン
104、105、106、107 空気口
114、115 空気口
111 第1の収容部
112 第2の収容部
116 開閉弁
181 静電霧化発生ユニット
281 静電霧化発生ユニット

Claims (5)

  1. 外枠と、有底円筒状に形成され、前記外枠に回転自在に内包されている回転ドラムと、前記外枠の前面に形成された開口部と、前記開口部を開閉自在に覆う蓋と、前記回転ドラムの開口端を回転自在に支持するドラム支持板と、静電霧化により帯電微粒子水を生成する静電霧化発生ユニットと、を備え、前記静電霧化発生ユニットは、前記ドラム支持板又は前記蓋の内部に配設され、前記回転ドラムの内部に向けて帯電微粒子水を放出する衣類乾燥機。
  2. 静電霧化発生ユニットは、分割した第1の収容部と第2の収容部を有し、前記第1の収容部に前記静電霧化発生ユニットの放電極を、第1の収容部から第2の収容部にまたがって前記放電極に水を供給する水供給手段を、第2の収容部に放熱フィンを位置させるとともに、前記放電極に対向する対向電極側に空気が出入りする複数の空気口を設けた請求項1に記載の衣類乾燥機。
  3. 静電霧化発生ユニットは、前記空気口の空気の出入りを制御する開閉弁を設けた請求項1または2に記載の衣類乾燥機。
  4. 帯電微粒子水を前記回転ドラムの内部に放出する時、前記回転ドラムを回転させる請求項1〜3のいずれか一項に記載の衣類乾燥機。
  5. 前記回転ドラム内の空気を吸い込み前記ドラム内を負圧状態にするための吸気手段を備え、前記静電霧化発生ユニットで帯電微粒子水を放出する時、前記吸気手段を動作させることで前記ドラム内を負圧状態にする請求項1〜4のいずれか一項に記載の衣類乾燥機。
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