JP2020185235A - 保冷剤を入れ替えて使用できる首巻き保冷具 - Google Patents

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Abstract

【課題】保冷剤を入れ替えて使用できる首巻き保冷具を提供する。【解決手段】面ファスナー107、108により着脱できるベルト部材100と、ベルト部材に取り付けられる複数個のポケット102とを有し、ポケットの上部に保冷剤の挿入開口部104を持つことを特徴とした首部に巻く保冷具10。【選択図】図1

Description

本発明は、人の首部を冷却する保冷具に関する。
暑気から体を守るため保冷剤の冷却効果を利用した首部に巻く保冷具の先行するアイデアはいくつかあるが、特許文献1によるものは保冷袋に保冷剤を円柱状に配置して冷凍させ、首部側にスリットを持たせた金属蒸着シートに円柱形の保冷剤を挿入し使用する。断熱性をあげることで保冷時間を維持するもので構造が複雑である。
特許文献2による保冷剤を内部に収める首部の保冷具は、C字型芯材で首の周りを巻く形を形成し、横にある隙間から首周囲方向の収納部に保冷剤を出し入れする方法は容易ではないし、保冷剤の大きさに制限が出てくる。
特開2011−38214号 特開2013−180084号
高温下での運動や作業において、冷凍・冷蔵商品の保冷のために付される保冷剤をネッカチーフなどにくるみ両端部を首前で結び、暑気対策を行っている。このやり方は保冷剤を交換することで連続して冷やすことができるので使用時間の制限はないが、ネッカチーフが緩んでずれること、保冷剤が動くこと、保冷剤の交換にその都度巻き直しをしなければならないことなど手間がかかる。
本発明の目的は、保冷時間を長く維持できるようにすることを一回の凍った保冷剤で行うより、簡単に保冷剤が交換できる構造にすることで装着を継続させて使用時間を伸ばせる保冷具を提供することにある。
もう一つの本発明の目的は、保冷具そのものが既に上市されている一般的な素材の布材、ニット材、パイル材、弾性繊維などを組み合わせることで製造しやすいものを提供することにある。
保冷剤がずれたり保冷具そのものがずれたりしないことや装着時の肌触りや密着させた時に違和感がないこと、保冷剤の入れ替えや首への装着に手間がかからないことが必要となる。
面ファスナーにより着脱できるベルト部材と、前記ベルト部材に取り付けられる複数個のポケットとを有し、前記ポケットの上部に保冷剤の挿入開口部を持つことを特徴とした首部に巻く保冷具を提供する。
市場に多く出回っている保冷剤を再利用することで保冷剤にコストをかけることなくクーラーボックスに別途交換用として必要個数を用意し、使用時間に制限のない首部の保冷具として熱中症の対策をすることができる。
一体型保冷具の姿図である 図1におけるA―A断面図である。 分離型保冷具の分離した形の姿図である。 分離型保冷具を一体にした形の姿図である。 図4におけるB―B断面図である。
第一の形態は、本発明が首部に巻く保冷具の基本的な形状で、取り付けた時に保冷剤交換用のポケットが連なって複数個あり、それぞれのポケットの上側に開口部を持つことである。
第二の形態の保冷具(10)は、図1に示すよう縫合の主体となる保冷具ベルト(100)に着脱ができるようフック側面ファスナー(107)とループ側面ファスナー(108)を取り付け、前記保冷具ベルト(100)にニットなどの伸縮性を持つ保冷剤保持ベルト(101)をポケット端部縫合部(103)とポケット分離縫合部(106)で縫合し、ポケットの上部に開口を設けることで保冷剤(111)の出し入れをする。
第三の形態の保冷具(10)は、保冷具ベルト(100)と伸縮性のある保冷剤ポケットベルト(109)とを保冷具ベルト付フック側面ファスナー(110)で分離でき、前記保冷剤ポケットベルト(109)はパイル生地やニットなどの伸縮性を持つ材料で、保冷剤(111)を出し入れする上部に開口を持つ保冷剤ポケット(102)を複数個有している。
縦長のポケットはポケット開口部(104)の幅より保冷剤(111)の挿入方向の深さ方向が深いことを示し、小さな保冷剤(111)は複数個入れることが可能である。
保冷具(10)の保冷剤ポケット(102)を成すニット部分は、綿とポリウレタン、ナイロン、ポリエステル、ラテックスを選択的に混紡した伸縮、吸湿、肌触りの良い生地が上市されており、パイル生地としてもリストバンド等に利用される繊維を利用する。保冷具ベルト(100)は伸縮性の必要はニットほどなく、既存の綿と化繊の混紡品やポリウレタンを主とする弾性繊維で良い。この組み合わせにより汚れた時でも洗濯することができるので清潔さが保てる。
保冷剤(111)は冷凍・冷蔵商品に付される流通品を再利用するので、比較的多く使われている5cm幅の保冷剤(111)の使用を基本に保冷剤保持ベルト(101)又は保冷剤ポケットベルト(109)を3〜5ポケットに区切り、保冷剤(111)にあった幅としてズレを防ぐ。
保冷具(10)は、冷凍した保冷剤(111)が無くなった時でも保冷剤保持ベルト(101)又は保冷剤ポケットベルト(109)が綿と化繊の混紡品であるので保冷具(10)自体が吸水可能あり、水があれば水分が気化する際の吸熱作用で首部の体熱上昇を抑えることが引き続きできる。
保冷具ベルト(100)は、首への密着についてベルト部材に伸縮性のあるニットや弾性を持つ繊維を利用することで首の太さに合うよう伸ばし、長さを調節して面ファスナーで固定をする。
面ファスナーを利用して首部に固定するに当たって、フックが肌に当たらないようループ側面ファスナー(108)はフック側面ファスナー(107)より幅を広くして、フックが肌に当たる不快感を防ぐ。
図2は一体型の保冷具(10)の断面を図示しており、保冷具ベルト(100)と保冷剤保持ベルト(101)をポケット底部縫合部(105)で縫合して袋状となるよう上部にポケット開口部(104)を設け、保冷剤ポケット(102)を成すことにより保冷剤(111)を上部の開口より出し入れする。
図3は分離型の保冷具(10)の分かれた状態の姿図で、保冷具ベルト(100)と伸縮性のあるパイル生地でできた複数個の保冷剤ポケット(102)を持つ保冷剤ポケットベルト(109)で構成される。分離型の保冷具(10)は保冷剤ポケット(102)の伸縮に自由度がとれ、ポケットのサイズより大き目の保冷剤(111)の出し入れも容易にすることができる。
図4は分離型の保冷具(10)の使用状態を示す一体化した姿図で、保冷具ベルト(100)に保冷具ベルト付フック側面ファスナー(110)が取り付けられており、パイル生地の保冷剤ポケットベルト(109)は面ファスナーのフックを利用して保冷具ベルト(100)に取り付けられる。
図5が分離型の保冷具(10)の保冷具ベルト付フック側面ファスナー(110)が保冷剤ポケットベルト(109)に取り付けられた状態の断面で、保冷剤ポケットベルト(109)の上部にポケット開口部(104)があり、下側の終端にはポケット底部縫合部(105)があることで袋形を成し、上部開口より保冷剤(111)を出し入れできる。
図1の保冷剤保持ベルト(101)のポケット分離縫合部(106)又は図3の保冷剤ポケットベルト(109)のポケット分離縫合部(106)において保冷剤ポケット(102)は、保冷剤(111)の横ズレを防ぐため一定の間隔となるように縫い合わせる。
本発明の保冷具は、保冷剤ポケット(102)を3ポケットから5ポケットと複数個のポケットにすることによって、首の細い人から首の太い人の首部サイズに合わせ、首筋に適切に保冷剤ポケット(102)が当たるようにする。
市場に流通する保冷剤(111)は、5cmx6cm、5cmx8cmが多く、比較的大きなものでも7cmx11cmであるので、図1又は図3に示す保冷剤ポケット(102)の幅は5cmが適当である。
保冷剤保持ベルト(101)又は保冷剤ポケットベルト(109)を伸縮性のあるニットや弾性を持つ繊維で作ることにより、開口幅を超える7cmx11cmの保冷剤(111)も保冷剤ポケット(102)が伸びることにより出し入れが可能である。
保冷剤保持ベルト(101)又は保冷剤ポケットベルト(109)は、首の太さに合わせて保冷剤ポケット(102)を複数個とし、ポケット数が3ポケットあれば首の太さ27cm〜35cm、4ポケットで33cm〜41cm、5ポケットで39cm〜47cmと分けることで適切に首筋に保冷剤部が当たるサイズになる。
一体型保冷具又は分離型保冷具の保冷具ベルト(100)の長さは、3ポケットで33cm程度、4ポケットで38cm程度、5ポケットで43cm程度となり、保冷具ベルト(100)に付けられるループ側面ファスナー(108)の長さを6cm程度とし、フック側面ファスナー(107)の長さを2cm程度とすることで、首の太さに合わせて面ファスナーを適切に固定することができる。
保冷具(10)の高さは、保冷剤ポケット(102)を袋状として深さの有効寸法8cmを確保し、市場で多く流通する5cmx8cmの保冷剤(111)が入るようにするが、本発明の保冷剤ポケット(102)の深さの有効寸法はこれに限らない。
首の太さについて小学校低学年の子供の首の太さは、細い方で27cm程度でありこれを最小寸法として使用できるようにする。また保冷具ベルト(100)の高さについては、5cm高程度のものでは男性の喉仏の上か下に寄ってしまい装着感が良くないので、喉仏を包む形の寸法として8cmを超える方が良好であり成人男子の首の高さにも対応できるようにする。
10 保冷具
100 保冷具ベルト
101 保冷剤保持ベルト
102 保冷剤ポケット
103 ポケット端部縫合部
104 ポケット開口部
105 ポケット底部縫合部
106 ポケット分離縫合部
107 フック側面ファスナー
108 ループ側面ファスナー
109 保冷剤ポケットベルト
110 保冷具ベルト付フック側面ファスナー
111 保冷剤

Claims (4)

  1. 面ファスナーにより着脱できるベルト部材と、前記ベルト部材に取り付けられる複数個のポケットとを有し、前記ポケットの上部に保冷剤の挿入開口部を持つことを特徴とした首部に巻く保冷具。
  2. 請求項1の保冷具において、繊維で出来たベルト部材に、上部より保冷剤を入れるための開口を成すように伸縮性を持つ繊維を縫合して複数個の縦長のポケットを作り、前記ベルト部材に取り付けられた面ファスナーにより着脱ができることを特徴とした首部に巻く保冷具。
  3. 請求項1の保冷具において、両端に面ファスナーが付けられた繊維で出来たベルト部材と、前記ベルト部材と取り外しができる上部に保冷剤を入れるための開口を持つ伸縮性のある繊維で出来た複数個の縦長のポケットを持つ部材とで構成され、前記ベルト部材に取り付けられた面ファスナーで着脱できることを特徴とした首部に巻く保冷具。
  4. 請求項2又は請求項3の保冷具において、ベルト部材の一部又は全部に伸縮性を持つ生地あるいは弾性を持つ繊維を使用したことを特徴とした保冷具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022178801A1 (zh) * 2021-02-26 2022-09-01 喔设计工作室有限公司 降温装置

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