JP2020183055A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020183055A JP2020183055A JP2019087263A JP2019087263A JP2020183055A JP 2020183055 A JP2020183055 A JP 2020183055A JP 2019087263 A JP2019087263 A JP 2019087263A JP 2019087263 A JP2019087263 A JP 2019087263A JP 2020183055 A JP2020183055 A JP 2020183055A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- unit
- carriage
- ventilation pipe
- outside
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 68
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 38
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 37
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 21
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 3
- 239000003595 mist Substances 0.000 abstract description 26
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 7
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 abstract description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 15
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 8
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000001454 recorded image Methods 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000003936 working memory Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
Description
例えば、特許文献1には、駆動部に放熱板を接続し、放熱板に対して送風を行うことで、駆動部に直接インクミストが付着するのを抑制しつつ駆動部を冷却する技術が開示されている。
また、特許文献2には、インクミストが送風ファンに至るまでの経路にセパレーターを設けて、駆動部に送風される空気にインクミストが混入するのを抑制する技術が開示されている。
また、特許文献3には、インク吐出ヘッドの上方に駆動部を配置し、ノズルから最も遠い上方から駆動部に対して送風を行うことで、駆動部に送風される空気にインクミストが混入するのを抑制する技術が開示されている。
入力される駆動信号に応じてノズルからインクを吐出するインク吐出ヘッドと、前記駆動信号を前記インク吐出ヘッドに出力する駆動部と、前記インク吐出ヘッド及び前記駆動部を格納するヘッド筐体と、を有し、前記ヘッド筐体の外部に露出した前記ノズルからインクを記録媒体に吐出させて画像を形成する画像形成部と、
少なくとも前記画像形成部を格納する本体筐体と、
前記本体筐体の外部と前記ヘッド筐体の内部とを繋ぐ通気管と、
前記本体筐体の外部の空気を、前記通気管を介して前記ヘッド筐体の内部に供給する空気供給部と、
を備えることを特徴としている。
前記ヘッド筐体には、前記駆動部に電気的に接続される配線を格納して案内する配線格納部材が取り付けられており、
前記通気管の少なくとも一部が前記配線格納部材に格納されていることを特徴としている。
前記空気供給部は、前記ヘッド筐体の内部の気圧が、前記ヘッド筐体の外部の気圧より高くなる供給量で、前記本体筐体の外部の空気を前記ヘッド筐体の内部に供給することを特徴としている。
前記ヘッド筐体には、当該ヘッド筐体の内部と外部とを連通させる連通孔が設けられていることを特徴としている。
前記連通孔の位置及び向きは、当該連通孔から前記ヘッド筐体の外部への空気の流出方向が、前記ノズルからのインクの吐出方向と同じ向きの成分を有しないように定められていることを特徴としている。
前記連通孔には、前記ヘッド筐体の内部の気圧と前記ヘッド筐体の外部の気圧との差分が所定値を超えている場合に開放されて前記ヘッド筐体の内部と外部とを連通させる差圧調整弁が接続されていることを特徴としている。
前記空気供給部は、前記本体筐体の外部の空気を前記通気管内に吸引する吸引ファンを有し、前記通気管のうち前記本体筐体側の端部に接続されていることを特徴としている。
前記駆動部は、前記駆動信号を出力する駆動回路を構成する電装部品を有し、
前記通気管は、当該通気管を介して前記ヘッド筐体の内部に供給される空気が前記電装部品に当たる位置及び向きに配置されていることを特徴としている。
前記駆動部は、前記駆動信号を出力する駆動回路が実装されている駆動基板を有し、
前記通気管は、当該通気管を介して前記ヘッド筐体の内部に供給される空気が前記駆動基板に当たる位置及び向きに配置されていることを特徴としている。
前記駆動部は、前記駆動信号を出力する駆動回路に電力を供給する電源部を有し、
前記通気管は、当該通気管を介して前記ヘッド筐体の内部に供給される空気が前記電源部に当たる位置及び向きに配置されていることを特徴としている。
前記本体筐体の外部の空気を冷却する空気冷却部を備え、
前記空気供給部は、前記空気冷却部により冷却された空気を前記ヘッド筐体の内部に供給することを特徴としている。
インクジェット記録装置1は、ここでは、主に業務用、産業用に用いられる大型サイズの記録媒体や、布帛といった特定材質の記録媒体に対して高速高精度で画像形成が可能なものであって、本体筐体2と、媒体供給部3と、媒体排出部4と、画像形成部10などを備える。
画像形成部10は、インク吐出ヘッド121(図3参照)を格納するキャリッジ11(ヘッド筐体)と、搬送部14などを備える。
搬送部14は、媒体供給部3に供給された記録媒体Mを本体筐体2内に移動させるために媒体供給部3に設けられた供給ベルトや、画像が形成された記録媒体Mを媒体排出部4に移動させるために媒体排出部4に設けられた排出ベルトとは別個のものとすることができ、このような構成では、供給ベルトから搬送ベルト141に記録媒体Mが受け渡され、また搬送ベルト141から排出ベルトに記録媒体Mが受け渡される。ただし、搬送部14の搬送ベルト141を媒体供給部3及び媒体排出部4まで延設して、搬送ベルト141が供給ベルト及び排出ベルトを兼ねる構成としても良い。この場合には、搬送ベルト141のうち画像の形成に用いられる部分が、画像形成部10における記録媒体Mの搬送部を構成する。
また、キャリッジ11のうち+Y方向及び−Y方向に突出した部分(以下では突出部11bと記す)には、−X方向に向いた面に、各種の配線や通気管をまとめて格納して保護及び案内する配線格納部材50(配線格納部材)が接続されている。配線格納部材50は、突出部11bから−X方向に引き出され、下方に曲げられて180度反転し、突出部11bの下方の空隙を通って+X方向に引き出されている。配線格納部材50としては、例えばケーブルベア(登録商標)を用いることができる。
また、キャリッジ11の上面(+Z方向に向いた面)には、キャリッジ11の内部と外部とを連通させる複数の連通孔11aが設けられている。キャリッジ11は、樹脂や金属といった空気を通さない材質で構成されており、キャリッジ11のうち連通孔11aを除いた部分は気密性を有した状態で密閉されている。
また、キャリッジ11は、X方向に延在する案内部材(図示略)に沿って、キャリッジ移動部16(図7参照)によりX方向に往復移動可能に設けられている。
キャリッジ11の内部には、入力される駆動信号に応じてノズルからインクを吐出する複数のインク吐出ヘッド121と、駆動信号をインク吐出ヘッド121に出力する駆動部13などが格納されている。
また、マゼンタ(M)のインクを吐出する4つのインク吐出ヘッド121がY方向に沿って千鳥格子状に配列されて、マゼンタの画像を形成するためのヘッド群12Mを構成している。
また、シアン(C)のインクを吐出する4つのインク吐出ヘッド121がY方向に沿って千鳥格子状に配列されて、シアンの画像を形成するためのヘッド群12Cを構成している。
また、ブラック(K)のインクを吐出する4つのインク吐出ヘッド121がY方向に沿って千鳥格子状に配列されて、ブラックの画像を形成するためのヘッド群12Kを構成している。
以下では、ヘッド群12Y、12M、12C、12Kのうち任意の1つを指して、ヘッド群12とも記す。また、ヘッド群12を構成するインク吐出ヘッド121の数は4つに限られず、3つ以下又は5つ以上であっても良い。
図4に示すように、ヘッド群12を構成する各インク吐出ヘッド121では、複数のノズルNが、キャリッジ11の移動方向(X方向)と直行する方向(Y方向)に等間隔に配列されている。詳しくは、各インク吐出ヘッド121は、Y方向に等間隔に一次元配列されたノズルNの列(ノズル列)を4つ有している。これらの4つのノズル列は、ノズルNのY方向についての位置が重ならないように幅方向の位置が互いにずらされて配置されている。また、ヘッド群12を構成する4つのインク吐出ヘッド121は、ノズルNの幅方向についての配置範囲が連続するように千鳥格子状に配置されている。
なお、インク吐出ヘッド121が有するノズル列の数は4つに限られず、3つ以下又は5つ以上であっても良い。
駆動基板131には、上述の駆動信号を生成して出力する駆動回路が実装されている。詳しくは、駆動基板131には、駆動回路を構成する複数の電装部品131aが実装されている。電装部品131aには、ディスクリート回路を構成する部品や、半導体集積回路が含まれ得る。なお、電装部品131aの少なくとも一部が駆動基板131以外の部材に実装されていても良い。
図3(a)の例では、4つのヘッド群12に対応して4つの駆動基板131が設けられている。また、各駆動基板131は、対応するヘッド群12の−Y方向側に配置されており、図示しないケーブル配線を介して、ヘッド群12の各インク吐出ヘッド121と接続されている。ただし、駆動基板131は、一のヘッド群12に対して複数設けられていても良く、例えばインク吐出ヘッド121ごとに設けられていても良い。
この問題に対し、キャリッジ11を完全な密閉構造としてインクミストの侵入を防ぐと、駆動部13の動作熱がキャリッジ11の内部に籠りやすくなる。駆動部13の動作熱によりキャリッジ11の内部温度が上昇すると、駆動部13の回路素子の特性が変化したり、インクの粘度が変化したりすることで、記録画像の画質の低下に繋がる。
図5に示すように、キャリッジ11には、本体筐体2の外部とキャリッジ11の内部とを繋ぐ通気管51(エアチューブ)が接続されている。また、通気管51の本体筐体2側の端部には、本体筐体2の外部の空気を、通気管51を介してキャリッジ11の内部に供給する空気供給部20が接続されている。ここでは、空気供給部20は、本体筐体2の壁面に埋め込まれている。また、空気供給部20は、吸引ファン21を有し、当該吸引ファン21により、本体筐体2の外部の空気を、通気管51のうち本体筐体2側の端部の開口から通気管51内に吸引する。
図6は、配線格納部材50の断面を示す図である。図6には、図2に示す一対の配線格納部材50のうち一方の断面が示されているが、他方の配線格納部材50の構成も同様である。
図6に示すように、配線格納部材50は、ケーブル類を格納可能な複数の格納空間を構成する仕切部材501を有し、仕切部材501により構成される格納空間に、通気管51と、駆動部13に電気的に接続される複数の配線52と、が格納されている。通気管51は、ここでは2本用いられているが、通気管51の本数はこれに限られず、キャリッジ11の内部への空気の供給量などに応じて1本や3本以上とされていても良い。通気管51及び配線52は、配線格納部材50に格納されて案内され、キャリッジ11に接続される。
なお、通気管51と配線52とは、図5に示すように、キャリッジ11から本体筐体2に至る経路の途中で分岐し、分岐後の配線52は、本体筐体2の内部にある所定の接続先に接続される。また、分岐後の通気管51及び配線52のうち一方が配線格納部材50に格納され、他方については他の配線格納部材に格納されても良いし、配線格納部材に格納されない状態で延設されても良い。したがって、通気管51は、その全体が配線格納部材50に格納されていても良いし、一部のみが配線格納部材50に格納されていても良い。
あるいは、図5のように通気管51と配線52とを分岐させず、双方を本体筐体2の外部まで延設させる構成としても良い。
なお、インク吐出への影響が抑制される範囲内で、キャリッジ11の側面などに連通孔11aが設けられていても良い。
詳しくは、図3(a)及び図3(b)の右側の配線格納部材50に案内されてキャリッジ11に接続された2本の通気管51は、当該通気管51を介してキャリッジ11の内部に供給される空気が駆動基板131及び電装部品131aに当たる位置及び向きに配置されている。また、図3(a)及び図3(b)の左側の配線格納部材50に案内されてキャリッジ11に接続された2本の通気管51は、当該通気管51を介してキャリッジ11の内部に供給される空気が電源部132に当たる位置及び向きに配置されている。これにより、動作熱が生じる駆動基板131、電装部品131a及び電源部132が効果的に冷却されるようになっている。
なお、図3(a)及び図3(b)では、キャリッジ11の内部で駆動基板131、電装部品131a及び電源部132の付近まで通気管51が延設されているが、これに限られない。すなわち、駆動基板131、電装部品131a及び電源部132の近傍位置で通気管51をキャリッジ11に接続し、キャリッジ11の内部までは通気管51を延設しないようにしても良い。
インクジェット記録装置1は、ヘッド制御部15、インク吐出ヘッド121、キャリッジ移動部16、搬送駆動部17及び搬送ローラー142を有する画像形成部10と、吸引ファン駆動部22及び吸引ファン21を有する空気供給部20と、CPU31(Central Processing Unit)、RAM32(Random Access Memory)及び記憶部33を有する制御部30と、操作表示部41と、通信部42などを備え、これらは、バス43を介して信号を送受信可能に接続されている。
CPU31は、記憶部33に記憶されている制御プログラムを読み出して画像形成やその設定などに係る各種制御処理を行う。
RAM32は、CPU31に作業用のメモリー空間を提供し、一時データを記憶する。
記憶部33は、制御プログラムや設定データなどを記憶する不揮発性メモリーを含む。また、記憶部33は、通信部42を介して外部から取得された画像形成命令(プリントジョブ)に係る設定や記録画像の画像データなどを一時的に記憶するDRAMなどを備えても良い。
続いて上記実施形態の変形例1について説明する。本変形例は、キャリッジ11の内部の気圧を一定にするための差圧調整弁60が設けられている点で上記実施形態と異なる。以下では、上記実施形態との相違点について説明する。
本変形例のキャリッジ11では、上面に1つの連通孔11aが設けられており、この連通孔11aの外部に差圧調整弁60が接続されている。差圧調整弁60は、キャリッジ11の内部の気圧と外部の気圧との差分が所定値を超えている場合に開放され、当該差分が所定値未満である場合に閉止される。よって、キャリッジ11の内部の気圧が所定値となるまでは、差圧調整弁60が閉止された状態に維持され、通気管51からの空気の供給によりキャリッジ11の内部の気圧が増大する。キャリッジ11の内部の気圧が所定値を超えると、差圧調整弁60が開放され、連通孔11aから空気が外部に流出し、気圧が所定値未満に低下すると再び差圧調整弁60が閉止される。この動作が繰り返されることで、キャリッジ11の内部の気圧を所定値近傍に維持することができる。
続いて上記実施形態の変形例2について説明する。本変形例のインクジェット記録装置1は、キャリッジ11に供給される空気を冷却する空気冷却部70を備えている点で上記実施形態と異なる。以下では、上記実施形態との相違点について説明する。
本変形例では、本体筐体2の外部のうち空気供給部20に隣接する位置に、本体筐体2の外部の空気を冷却する空気冷却部70が設けられている。空気冷却部70は、例えば冷媒を介した熱の移動により空気を冷却する空調機(エアコン)である。空気冷却部70により冷却された空気は、空気供給部20に送られ、空気供給部20は、当該冷却された空気を、通気管51を介してキャリッジ11の内部に送出する。これにより、キャリッジ11の内部をより効果的に冷却することが可能となる。
なお、空気冷却部70を空気供給部20から離れた位置に設けて、空気冷却部70により冷却された空気を配管などにより空気供給部20に供給する構成としても良い。また、空気冷却部70により、本体筐体2の外部全体の空気を冷却可能である場合には、上記配管を省略しても良い。
このような構成によれば、インク吐出ヘッド121のノズルからのインク吐出に伴ってインクミストが生じても、インクミストのない本体筐体2の外部の空気を直接キャリッジ11の内部に供給することができる。このため、駆動部13に対するインクミストの付着を避けつつ駆動部13に対して送風して駆動部13を冷却することができる。また、キャリッジ11の内部の温度は、駆動部13の動作熱により、環境温度(本体筐体2の外部温度)よりも高くなるが、空気供給部20により、環境温度となっている本体筐体2の外部の空気をキャリッジ11に供給することで、キャリッジ11の内部を効果的に冷却することができる。よって、上記構成によれば、インクミストに起因する不具合の発生をより確実に抑制しつつ駆動部13を冷却することができる。
例えば、上記実施形態では、ヘッド筐体として、インク吐出ヘッド121の移動(主走査)に用いられるキャリッジ11を例に挙げて説明したが、ヘッド筐体はこれに限られず、インク吐出ヘッド121の移動に用いられない固定された筐体であっても良い。
2 本体筐体
3 媒体供給部
4 媒体排出部
10 画像形成部
11 キャリッジ(ヘッド筐体)
11a 連通孔
11b 突出部
12 ヘッド群
121 インク吐出ヘッド
13 駆動部
131 駆動基板
131a 電装部品
132 電源部
14 搬送部
141 搬送ベルト
142 搬送ローラー
15 ヘッド制御部
16 キャリッジ移動部
17 搬送駆動部
20 空気供給部
21 吸引ファン
22 吸引ファン駆動部
30 制御部
31 CPU
32 RAM
33 記憶部
41 操作表示部
42 通信部
43 バス
50 配線格納部材
501 仕切部材
51 通気管
52 配線
60 差圧調整弁
70 空気冷却部
M 記録媒体
N ノズル
Claims (11)
- 入力される駆動信号に応じてノズルからインクを吐出するインク吐出ヘッドと、前記駆動信号を前記インク吐出ヘッドに出力する駆動部と、前記インク吐出ヘッド及び前記駆動部を格納するヘッド筐体と、を有し、前記ヘッド筐体の外部に露出した前記ノズルからインクを記録媒体に吐出させて画像を形成する画像形成部と、
少なくとも前記画像形成部を格納する本体筐体と、
前記本体筐体の外部と前記ヘッド筐体の内部とを繋ぐ通気管と、
前記本体筐体の外部の空気を、前記通気管を介して前記ヘッド筐体の内部に供給する空気供給部と、
を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記ヘッド筐体には、前記駆動部に電気的に接続される配線を格納して案内する配線格納部材が取り付けられており、
前記通気管の少なくとも一部が前記配線格納部材に格納されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記空気供給部は、前記ヘッド筐体の内部の気圧が、前記ヘッド筐体の外部の気圧より高くなる供給量で、前記本体筐体の外部の空気を前記ヘッド筐体の内部に供給することを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ヘッド筐体には、当該ヘッド筐体の内部と外部とを連通させる連通孔が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 前記連通孔の位置及び向きは、当該連通孔から前記ヘッド筐体の外部への空気の流出方向が、前記ノズルからのインクの吐出方向と同じ向きの成分を有しないように定められていることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
- 前記連通孔には、前記ヘッド筐体の内部の気圧と前記ヘッド筐体の外部の気圧との差分が所定値を超えている場合に開放されて前記ヘッド筐体の内部と外部とを連通させる差圧調整弁が接続されていることを特徴とする請求項4又は5に記載のインクジェット記録装置。
- 前記空気供給部は、前記本体筐体の外部の空気を前記通気管内に吸引する吸引ファンを有し、前記通気管のうち前記本体筐体側の端部に接続されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記駆動部は、前記駆動信号を出力する駆動回路を構成する電装部品を有し、
前記通気管は、当該通気管を介して前記ヘッド筐体の内部に供給される空気が前記電装部品に当たる位置及び向きに配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記駆動部は、前記駆動信号を出力する駆動回路が実装されている駆動基板を有し、
前記通気管は、当該通気管を介して前記ヘッド筐体の内部に供給される空気が前記駆動基板に当たる位置及び向きに配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記駆動部は、前記駆動信号を出力する駆動回路に電力を供給する電源部を有し、
前記通気管は、当該通気管を介して前記ヘッド筐体の内部に供給される空気が前記電源部に当たる位置及び向きに配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記本体筐体の外部の空気を冷却する空気冷却部を備え、
前記空気供給部は、前記空気冷却部により冷却された空気を前記ヘッド筐体の内部に供給することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019087263A JP7351101B2 (ja) | 2019-05-07 | 2019-05-07 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019087263A JP7351101B2 (ja) | 2019-05-07 | 2019-05-07 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020183055A true JP2020183055A (ja) | 2020-11-12 |
JP7351101B2 JP7351101B2 (ja) | 2023-09-27 |
Family
ID=73044464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019087263A Active JP7351101B2 (ja) | 2019-05-07 | 2019-05-07 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7351101B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021122942A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-30 | 京セラ株式会社 | プリンタ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006175645A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット画像形成装置 |
JP2012096514A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Ricoh Co Ltd | インクジェット式記録装置及び冷却方法 |
JP2012179802A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Seiko I Infotech Inc | インクジェットプリンター |
JP2018099865A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-06-28 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置及び回路基板 |
-
2019
- 2019-05-07 JP JP2019087263A patent/JP7351101B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006175645A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット画像形成装置 |
JP2012096514A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Ricoh Co Ltd | インクジェット式記録装置及び冷却方法 |
JP2012179802A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Seiko I Infotech Inc | インクジェットプリンター |
JP2018099865A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-06-28 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置及び回路基板 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021122942A (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-30 | 京セラ株式会社 | プリンタ |
JP7449103B2 (ja) | 2020-01-31 | 2024-03-13 | 京セラ株式会社 | プリンタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7351101B2 (ja) | 2023-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8382276B2 (en) | Inkjet recording apparatus | |
US9586412B2 (en) | Ink-jet printer | |
US9061504B2 (en) | Liquid jetting apparatus | |
US9701122B2 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
JP6631709B2 (ja) | 液滴吐出装置 | |
US20180361765A1 (en) | Inkjet printer and inkjet print head | |
JP7351101B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5646195B2 (ja) | インクジェット記録装置及び断熱処理方法 | |
JP2008137158A (ja) | 画像形成装置 | |
US9409430B2 (en) | Inkjet printer | |
US11241881B2 (en) | Liquid ejection apparatus and inkjet recording apparatus capable of cooling a control board of a liquid ejection head without cooling a liquid supply path | |
JP5172361B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6064650B2 (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP2011245732A (ja) | 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 | |
JP7346950B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP6417234B2 (ja) | インクジェット印刷装置 | |
US10155404B2 (en) | Liquid discharging apparatus | |
JP2009137176A (ja) | 画像記録装置 | |
JP2016137574A (ja) | インクジェット印刷装置 | |
JP6379560B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7385335B2 (ja) | インクジェット印刷装置 | |
JP2017121710A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2015063088A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2018158545A (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP6390729B2 (ja) | 液体吐出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230418 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230530 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230815 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230828 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7351101 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |