JP2020183031A - 液圧でクランプ可能なツールホルダ/工作物ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】液圧でクランプ可能なツールホルダ/工作物ホルダを提供する。【解決手段】本発明は、ツール又は工作物をクランプするためのクランプ部2を有する、ツール又は工作物を液圧でクランプするための装置、略して、ツールホルダ又は工作物ホルダ1に関し、そのクランプ部2の内部には、チャンネルシステム4によって流体連通するように接続された複数のチャンバ3を有する。液圧でクランプ可能なツール/工作物ホルダ1の動剛性の変化、特に、増加を可能とするために、さらに、中央スロットル点5が調整エレメント6とともにチャンネルシステム4に配置されることが提供され、それを使用して、中央スロットル点5の流れ断面7は変化させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、ツール又は工作物をクランプするためのクランプ部を有する、ツール又は工作物を液圧でクランプするための装置、略して、ツールホルダ又は工作物ホルダに関し、そのクランプ部の内部は、チャンネルシステムによって流体連通するように接続された複数のチャンバを有する。
シャンク側でチャックされるツールのシャンクは、ツールホルダの、通常、スリーブ部として具現化される環状独立部の中央受入開口への圧入によって保持されることが知られている。スリーブ部は、別の従来の設計のツールホルダのツール側端部を形成し、長手方向に、又は、ツールホルダの長手方向軸に沿って軸方向に延在する。回転ツール又はツールホルダの場合、長手方向軸は、ツールホルダの回転軸にも対応する。
さらにまた、ツールホルダのスリーブ部にチャックされるツールのシャンクを保持する前記圧入を実現するさまざまな可能性も知られている。
よって、第1の可能性によると、ツールホルダの前記スリーブ部は、加熱によって大きく径方向に広げることができるので、ツールの冷えたシャンクは、スリーブ部に押し込むことができる、又は、スリーブ部から引き抜くことができる。
スリーブ部を再び冷却するとすぐに、前記スリーブ部とツールのシャンクとの間に締まり嵌めが確立され、その締まり嵌めによって、ツールは、ツールホルダに確実に固定される(焼嵌め技術、たとえば、(特許文献1)参照)。
第2の代替形態は、いわゆる、コレットチャックを含み、それらにおいては、ツールシャンクは、外円錐が設けられ、相補的な円錐座に挿入され、結果として、閉鎖させるコレットによって、摩擦チャックするように保持される。
或いは、第3の可能性によると、ツールは、ツールホルダ、すなわちスリーブ部に液圧でチャックすることもできる。
このために、液圧式クランプ部材は、このような液圧でクランプ可能なツールホルダの前記スリーブ部内に配置され、前記液圧式クランプ部材は、たとえば、油などの液圧媒体によって増大させる/生じさせることができる液圧が加えられたとき、ツールシャンクのまわりに係合するその内径を減少させ、そうして、ツールシャンクを摩擦でチャックする。
このような液圧でクランプ可能なツールホルダは、たとえば、パンフレット(非特許文献1)で知られている。
この液圧でクランプ可能なツールホルダは、前記スリーブ部内の(そこでは全体的に(圧力)チャンバシステムと呼ばれる)チャンネルシステムによって流体連通するように接続された複数の、本事例では2つの、(圧力)チャンバの形態の液圧式クランプシステムを提供し、これは、そこでのツールのためのクランプ機能のために、以下でツールホルダのクランプ部とも呼ばれる。
2つの(圧力)チャンバは、クランプ部の内部に配置され、ツールホルダ/液圧式エキスパンションチャックの長手方向軸を中心とした周方向に、(液圧でクランプ可能なツールホルダの長手方向軸を基準として)中央受入開口を同軸状に取り囲み、(液圧でクランプ可能なツールホルダの長手方向軸に対して)互いに軸方向に隣り合う環状キャビティとして設計される。
2つの(圧力)チャンバは、2つのチャンバ間の環状間隙として同様に設計された接続チャンネルを介して、互いに流体連通するように接続、略して、流体接続しており、環状間隙は、ツールホルダ/液圧式エキスパンションチャックの長手方向軸を中心とした周方向に、同軸状にまわっている。受入開口のより近くに位置付けられたチャンバは、ツールホルダのクランプチャンバに圧力チャンネルを介して接続され、圧力は、(外側からねじ込むことができる)クランプねじ、及び、液圧媒体で満たされたチャンバシステムのクランプピストンによって増大させることができる。この圧力により、クランプ領域は、ツールシャンクに対して長手方向軸を基準に径方向内向きに曲がり、その結果、ツールシャンクは摩擦でチャックされる。
欧州特許第1 353 768 B1号 独国特許第10 2013 103 168 B3号
"TENDO, E compact, Das Hydro-Dehnspannfutter"(TENDO, E compact, The hydraulic expansion chuck, Superior clamping and gripping)
この種類の、又はこのようなチャンバシステムを有するこのような液圧式エキスパンションチャックの液圧でクランプ可能なツールホルダは、チャックされたツールに負荷がかけられるとき、曲がりやすいという欠点を有する。
すなわち、ツールに負荷をかけると、液圧媒体は、実質的にチャンバシステム内で大きな抵抗なしに、チャンネルシステムを介して「あちこち」流れることができる。
たとえば、ツールが横方向に移動した、又は、加工力によって傾斜した場合、チャンバの断面は、負荷の方向に狭くなり、負荷の反対方向に広くなる。同時に、別のチャンバの断面は反対方向に広くなる、又は、狭くなる。明確に述べると、液圧媒体は、ツールの移動に対する抵抗を与えることなく、チャンバシステムの一方の領域から他方の領域に流れる。この種類の、又はこのような液圧式エキスパンションチャックの液圧でクランプ可能なツールホルダのクランプ領域は曲がりやすく、その結果、それらは動剛性、すなわち、負荷の急速な変化の間に発生する剛性を失う。
前記液圧でクランプ可能なツールホルダのこのような動剛性の減少は、加工精度の低下とも関連する。
同じことは、本事例で工作物をクランプする、対応する液圧式クランプ部材を有する液圧でクランプ可能なツールホルダにもあてはまる。
本発明は、より高い動剛性及び加工精度が可能である液圧でクランプ可能なツールホルダ/工作物ホルダを提供する目的に基づく。
本目的は、独立請求項の特徴を有する、ツール又は工作物を液圧でクランプするための装置、略して、液圧でクランプ可能なツールホルダ又は液圧でクランプ可能な工作物ホルダによって達成される。本発明の有利な発展は、従属請求項の、及び以下の説明の主題である。
単純化するためにどちらも一般に以下では単に「ツールホルダ」と呼ばれる、液圧でクランプ可能なツールホルダ又は液圧でクランプ可能な工作物ホルダには、ツール又は工作物(単純化するためにどちらも一般に以下では単に「ツール」と呼ばれる)、たとえば、ドリルビット、ミリングカッタ、リーミングツール、又はカッタヘッドなどの回転ツール、或いは、(機械的に)処理される任意の物体をクランプするためのクランプ部が設けられ、そのクランプ部の内部には、チャンネルシステムによって流体連通するように接続された複数のチャンバを有する。
ここで、チャンバは、要望通りに、しかし、(明記できるスケールに従って)定められた方法で形づくられた、特に、少なくとも一時的に液圧媒体、たとえば、油を受け入れることが可能である(中空)空間を意味すると理解することができる。ツールホルダ/工作物ホルダ又はクランプ部の材料構造における不確定の点で発生する偶発的なシュリンクホール、微細構造孔、又は他の欠陥は、本発明の文脈内のチャンバにはあたらない。
よって、このようなチャンバは、たとえば、クランプ部内の環状キャビティとすることができ、前記キャビティは、周方向に環状部分の形状である又は閉じられており、好ましくは、クランプ部の完全な内部で、ツールホルダ/工作物ホルダの長手方向軸に対して同心円状に延びる。
このような複数のチャンバ、すなわち、2つ、3つ、4つ、又はさらに多くのチャンバが、ツールホルダ/工作物ホルダ内に設けられる。
チャンネルは、同様に、要望通りに、しかし、(明記できるスケールに従って)定められた方法で形成され、特に、少なくとも一時的に液圧媒体を受け入れることができ、ここでは、特に、液圧媒体を流れ方向に導く又は案内することもできる(中空)空間を意味すると理解することができる。
このようなチャンネルは、たとえば、クランプ部の内部のボア又は間隙とすることができ、前記ボア又は間隙は、半径方向及び/又は軸方向に延び、及び/又は、周方向に(少なくとも部分的に)取り囲む。
特に、ツールホルダ/工作物ホルダのこのようなチャンネルの断面は、小さくすることができる、又は、ツールホルダ/工作物ホルダのチャンバの断面に対して小さくすることができる。
チャンネルシステムのチャンネル経路がチャンバの間に省スペースに置かれる場合、それは特に好都合である(よって、その結果、ツールホルダ/工作物ホルダにおいて、細長い外輪郭を実現することができる)。
簡単にするために、チャンバ及びチャンネルシステムは、以下で全体としてチャンバシステムと呼ぶこともできる。
流体連通するようには、液圧媒体が(あちこちに)流れることができるネットワークをチャンバシステムが形成し、その内圧は、液圧式エキスパンションチャックの場合に知られているように、たとえば、クランプねじ/クランプピストンによって、集中制御又は集中設定することができる、ことを明確に意味し得る。
ここで、「軸方向」及び「径方向」及び「周方向」、「中心に」/「同心円状に」、並びに「取り囲む」などの使用される用語は、慣例的な理解に従って、ツールホルダ/工作物ホルダの長手方向軸に対して理解される。特に、回転可能なツールホルダ/工作物ホルダが含まれる場合、長手方向軸は、ツールホルダ/工作物ホルダの回転軸にも対応する。
クランプ部の内部に形成されるチャンバシステムは特に、閉じられた、すなわち、特に外部に対して気密であるシステムである。
特に、このようなチャンバ又はこのようなチャンバシステムは、液圧でクランプ可能なツールホルダ/工作物ホルダの液圧式クランプシステムの(圧力)チャンバシステムの一部とすることができる(液圧式エキスパンションチャック又は液圧でクランプ可能なクランプアーバ参照)。
中央スロットル点は、調整エレメントとともに、チャンネルシステムに配置され、それを使用して、中央スロットル点の流れ断面を能動的に変化させることができる(略して「(能動)調整可能スロットル」、「調整可能スロットル」)。
流れ断面は、調整エレメントによって、中央スロットル点内の/における複数の点で変化させることができることも提供することができる。
このような調整エレメントは、中央スロットル点又はスロットル点の断面(又は、スロットル点の複数の断面)に突出する、たとえば、ねじなどの要素とすることができる(よって、(その位置が変化した場合に)前記断面を変化させることが可能である)。中央スロットル点の弾性変形可能な壁でさえ、このような調整エレメントとすることができる。
ツールホルダ/工作物ホルダのこのような中央スロットル点は、特に、(液圧)媒体を受け入れることができる(中空)空間を意味すると理解することができ、中央スロットル点を介して、中央スロットル点に通じている供給チャンネルは、直接、流れ接続している。よって、前記中央スロットル点を介して、チャンバシステムのすべてのチャンバは、(間接的及び/又は直接的に)互いに流体接続もしている。
明確に述べると、液圧媒体、たとえば、油、特に、高粘度の油は、中央スロットル点を介してチャンバシステム内で(あちこちに)流れることができる。
このような中央スロットル点は、本事例では、たとえば、チャンバ、ボア、又は同様のものとすることもできる。中央スロットル点の断面は当然、小さいことが好都合である可能性がある。
特に、チャンネルシステムが複数の供給チャンネルを提供することも提供することができ、チャンネルシステムの複数の供給チャンネルのそれぞれは、いずれの場合にも、チャンバシステムのチャンバのうちの1つにのみつながる。それぞれの供給チャンネルの第1の供給チャンネル端部は、ただ1つのチャンバで終わり/開き、それぞれの供給チャンネルの第2の供給チャンネル端部は、中央スロットル点で終わる/開く(「個別の供給チャンネル」)。
簡単に且つ明確に述べると、チャンネルシステムによって接続された複数のチャンバの各チャンバは、チャンバを中央スロットル点に接続するだけの、又は、(中央接続点/交点と同様に)すべて中央スロットル点に通じている、その独自の個別の供給チャンネルを有する。
この手段によって、すなわち、チャンバのためのこのような個別の供給チャンネルによって、チャンバシステムのチャンバ間を(あちこち)流れる液圧媒体は、中央スロットル点を介して(強制的に)流される。
液圧でクランプ可能なツールホルダ/工作物ホルダは、(チャンバシステムが液圧媒体、たとえば油、特に、高粘度の油で満たされる場合に)調整エレメントによってもたらすことができる流れ断面の変化、特に、流れ断面の狭小化によって、液圧媒体、たとえば、油の流れ抵抗を中央スロットル点で変えることができる、特に、増加させることができる(「調整可能であるスロットル」)という考慮事項に基づく。
中央スロットル点でのこのような流れ抵抗の変化又は増加は、液圧でクランプ可能なツールホルダ/工作物ホルダの剛性の動的変化は又は剛性の増加に関連し、ツールホルダ/工作物ホルダのクランプ部を構成するチャンバは、それらのチャンネルシステムと、特に、各事例において、必然的に個別の供給チャンネルと、中央スロットル点を介して(流体)流れ接続している。
要するに、簡単に述べると、中央スロットル点の流れ断面を調整エレメントによって小さくすることができる場合、それによって、チャンバシステムの液圧媒体の流れ抵抗、よって、ツールホルダ/工作物ホルダの動剛性を増加させることが可能である。
さらに、その調整可能である流れ断面を有する中央スロットル点が、特に、個別の供給チャンネルの場合に、「強制される」狭い点である場合、それによって、減衰効果も生じる可能性がある。すなわち、ツールホルダ/工作物ホルダの対応する負荷(及び、たわみ)が発生し、液圧媒体がチャンバから中央スロットル点に押される、又は、そこへと流れる場合、狭い点での流れ断面のために、中央スロットル点に抵抗が生じる。液圧媒体は、前記流れ断面を通して押されなければならない。ここで、高い流速及び摩擦が生じ、そのために、エネルギを加えなければならない。このエネルギは、適用された移動(振動)から抽出される。油圧緩衝器の場合と同様に、減衰効果が生じる。たわみは減少する。
液圧媒体又は圧力媒体を使用することも好都合であることがあり、その粘性は、圧力及び/又は移動の発生時に増加する。
特に、複雑なチャンバシステムのため、クランプ部(又は、その実質的な部分)、特にチャンバシステムが、付加的な製造方法、たとえば、熱溶解積層法によって作成された又は作成されることは好都合である。
このような熱溶解積層法は、もともと粉末形態で一般に存在する金属材料のさらなる層が一般にレーザによって各前層上に融解又は焼結されるという事実によって、構成要素が層ごとに作成されるという点で特徴付けられる。
クランプ部は好ましくは、クランプ部(又は、実質的な部分、たとえば、局所的にのみ形成されるアンダーカット領域)が特定の形状を有するまで、たとえば、互いに連続的に加えられる個別の金属層から作り上げることができる。
ここで、クランプ部を形成する金属層は好ましくは、異なる金属又は異なるように合金にされた金属の混合物から溶融させることができる。
それによって、クランプ部の特定の領域は、特定の作業のための材料に関して改良することができる。よって、局所的に特に応力を加えられる点は、多くの場合高価であるこのような材料から等しくクランプ部全体を製造する必要なしに、増加した耐性を有する材料から製造することができ、及び/又は、消費時間の増加のみで所望の形状にすることができる。
その点の同様のものについても同じであり、たとえば、特に高い電気及び/又は磁気伝導率が予想される。たとえば、スリーブ部として具現化されるクランプ部は、交番磁界の影響の下で誘導的に熱を発生させることができる金属材料から構成される外側部分を設けることができ、前記スリーブ部は、その金属材料による1つの材料で外側部分に接続され、ツールの取付けを形成し、外側部分の材料よりも高い熱膨張を有する金属材料から構成される内側部分を得ることができる。
すなわち、金属層の組成は、金属層が特定の機械的特性及び/又は電気的特性及び/又は磁気的特性を局所的に有するように、単なる非現実的なものではなく、局所的に変化する。
供給チャンネルの断面がチャンバの断面に対して小さい場合も好都合である。(より広く、より大きなチャンバに対して)短い狭い供給チャンネルは好都合である。
すなわち、ツールホルダ/工作物ホルダ(そして、たわみ)の対応する負荷が発生し、次いで、液圧媒体がチャンバから狭い供給チャンネルに押された、又は、狭い供給チャンネルに流れ込んだ場合、狭いチャンネル断面のために、抵抗が生じる。液圧媒体は、チャンネルを通して押されなければならない。ここで、高い流速及び摩擦が生じ、そのために、エネルギを加えなければならない。このエネルギは、適用された移動(振動)から抽出される。油圧緩衝器の場合と同様に、減衰効果が生じる。たわみは減少する。
ツールホルダ/工作物ホルダのクランプ部が振動から抽出されたエネルギによって加熱される場合、前記熱は周囲に出力される。
特に、液圧式エキスパンションチャックなどの液圧でクランプ可能なツールホルダ、又は、液圧でクランプ可能なクランプアーバなどの工作物ホルダの場合に、チャンバシステムがクランプ部材の一部である場合、それは好都合である可能性がある。すなわち、中央スロットル点が、クランプチャンバであり、及び/又は、調整エレメントが、液圧でクランプ可能なツールホルダ/工作物ホルダの液圧式クランプシステムのクランプねじ/クランプピストンである場合である。
短く簡単に述べると、調整可能スロットル/中央スロットル点がクランプチャンバと同じである、又は、調整エレメント及びクランプねじ/クランプピストンが同じものである。
クランプねじ/クランプピストンが操作されると、液圧媒体は、液圧式クランプシステム、又は、(圧力)チャンバシステム/(圧力)チャンバに(知られている方法で)押され、その結果、クランプ部は変形する。クランプ部はクランプされる(「外向きに、又は、内向きに」)。クランプ操作の最後にかけて、中央スロットル点又はクランプチャンバに通じる供給チャンネルは、次いで、クランプねじ/調整エレメントによって実質的に閉じることができる。
調整エレメントが完全にねじ込まれた場合、そして、次に、供給チャンネルがクランプねじ/調整エレメントによって閉じることができた場合、それによって、個別の閉じたチャンバが形成され、それは、ツールホルダ/工作物ホルダにより大きい剛性をもたらす。
クランプねじ/調整エレメントと中央スロットル点又はクランプチャンバに通じる供給チャンネルとの間の小さい残りの断面のために、スロットル効果が生じる。
ここで、供給チャンネル自体も比較的大きな断面を有することができ、それは、製造がより簡単であるので有利である。
調整エレメントを含むチャンバシステム、略して全体システムが、不均衡ではない、すなわち、細かく均衡である場合も好都合である。ここで、チャンバ及び/又はチャンネルが対称的に配置される場合、特に好都合である。調整エレメントからの不均衡は、チャンバシステム及び/又はさらなるキャビティなどの他の「不均衡要素」の構成によって補償することができる。
調整エレメント又はクランプねじは、端位置まで必ず回転させる必要はない。調整エレメント又はクランプねじの位置に応じてスロットル断面を変えることができるように、調整エレメント又はクランプねじを構成することができる。
ツールホルダ/工作物ホルダでチャックされたツール/工作物によって負荷がかけられた場合、液圧媒体は、負荷をかけられた(圧力)チャンバからそれぞれの供給チャンネルを通って、中央スロットル点又はクランプチャンバの方向に流れ出ることができる。ここで、流れは、(供給チャンネル及び/又は中央スロットル点の)狭い点で抑えられる。クランプチャンバ又は中央スロットル点から、液圧媒体は、(圧力)チャンバへの供給チャンネルにさらに流れ込むことができ、いずれの場合にも、次に狭い点を通って、負荷から解放される。よって、剛性及び減衰作用の動的な増加とともに、ダブルスロットル効果が生じる。
特に、クランプ部内に複数又は多数のチャンバがある場合、記載されたチャンネルシステムに従って少なくとも2つのチャンネルシステムを提供することは好都合である可能性があり、次いで、少なくとも2つのチャンネルシステムの少なくとも2つの中央スロットル点の流れ断面は、単一の共通調整エレメント(のみ)使用して変更可能とすることができる。
つまり単一の調整エレメントは、少なくとも2つのチャンネルシステムの少なくとも2つのスロットル点を「操作/変更」する(そして、その流れ断面を変えることができる)。
すなわち、ツールホルダ/工作物ホルダ又はクランプ部は、多数の(圧力)チャンバを有し(よって、ある条件下では空間的理由のために、すべての供給チャンネルが単一の中央スロットル点に通じることを可能とすることはできない)、よって、好ましくは、(多数の供給チャンネルを有する)(「当初」)1つ(のみ)のチャンネルシステムは、(それぞれの、特に、個々の/個別の供給チャンネルに対応して減らした数を有する)2つ(以上)のチャンネルシステムの間で「分割することができる」ことを提供することができる。
次いで、分割に対応し、2つ以上の中央スロットル点が生じた場合、特に、(可能な2つ以上の調整エレメントの代わりに)特に、同時に、現在の2つ以上の中央スロットル点の流れ断面を変化させる1つ「のみ」の単一の調整エレメントをさらに提供することが好都合であることがある。
ここで、(ツールホルダ/工作物ホルダの長手方向軸に対して)互いに径方向にオフセットされるように、特に、同じ軸方向の高さでクランプ部に2つ以上の中央スロットル点を配置することは特に好都合である可能性がある。
次いで、(ツールホルダの長手方向軸に対して)互いに径方向にオフセットされて配置される、又は、(このような調整ねじに対して)互いに軸方向にオフセットされて配置される中央スロットル点についての流れ断面は、径方向に挿入可能な調整エレメント、たとえば、径方向ボアによって(外側から)クランプ部に径方向に螺合させることができる調整ねじによって(同時に)変えることができる。
ここで、調整エレメントのねじ込み方向は、ツールホルダ/工作物ホルダの長手方向軸に対して横方向にオフセットされてもよい。
ここで、このようなボアは、ボアと調整エレメント又は調整ねじとの間で、密封要素によって外側に対して密封することができる。
ここで、多数の(圧力)チャンバは、設計及び/又は構造的要件/状況に従って、1つ、2つ、又はそれ以上のチャンネルシステムに分割することができる。特に、構造的状況下で単純で省スペースのチャンネルルーティングは好都合である。
さらにまた、構造化された形態での、特に、対称的及び/又は規則的な構造での、クランプ部へのチャンバの配置も提供することができ、その結果、ツールホルダ/工作物ホルダ又はクランプ領域におけるツール/工作物の均一且つ中心にあるクランプを実現することができる。
このような構造は、たとえば、チャンバが、クランプ部において周方向に均一に分布するように、特に、ツールホルダ/工作物ホルダの長手方向軸に対して同心円状に配置される、及び/又は、チャンバが、1つ又は複数の、ツールホルダ/工作物ホルダの長手方向軸に対して垂直な平面においてクランプ部に配置されるということにも本質がある可能性がある。複数の垂直平面がチャンバに設けられた場合、前記垂直平面は、いずれの場合にも互いから同じ軸方向距離に特に配置することもできる。これは、特に平衡度に関して高品質を実現することを可能にする。
チャンバ構造のための多数の構成は、たとえば、(特許文献2)からわかる。
さらにまた、調整エレメント、特に、1つの単一の調整エレメントが、2つ以上の中央スロットル点の場合に、円錐部分又は複数の円錐部分を有する場合、それは好都合であることがある。ここで、円筒部分は、円錐部分の間に形成することができる。
次に、流れ断面が、中央スロットル点の前記円錐部分の位置移動によって変化する場合、それによって、剛性の非常に「敏感」且つ連続的な動的変化/適合をもたらすことができる。
上で与えられた本発明の有利な構成の説明は、個別の従属請求項で繰り返され、場合によっては、群に組み合わせられる多数の特徴を含む。しかしながら、当業者は便宜上、これらの特徴も個々に考慮し、それらを組み合わせて適切なさらなる組合せを与える。
いくつかの用語がいずれの場合にも、明細書及び/又は特許請求の範囲において、単数で、又は、数詞と組み合わせて使用されるとしても、本発明の範囲は、これらの用語に関して、単数又はそれぞれの数詞に限定することは意図されない。さらにまた、単語「1つの(a)」又は「1つの(an)」は、数詞としてではなく、むしろ不定冠詞として理解されることが意図される。
上記の本発明の特性、特徴、及び利点と、それらを実現する方法とは、図面との関連においてより詳細に説明される、本発明の例示的な実施形態の以下の説明との関連において、より明快且つ明確に理解できるであろう(同一の構成要素及び機能は、図面において同じ参照符号を有する)。
例示的な実施形態は、本発明を説明するために使用され、本発明を、説明に記載された特徴の組合せには限定せず、機能的特徴に関しても限定しない。この目的のために、各例示的な実施形態の適切な特徴を、明確に分離して考察し、1つの例示的な実施形態から外し、別の例示的な実施形態にその捕捉のために導入し、任意の請求項と組み合わせることもさらに可能である。
第1の実施形態による液圧でクランプ可能なツールホルダのクランプ部の断面を示す。 第2の実施形態による液圧でクランプ可能なツールホルダのクランプ部の断面を示す。 第3の実施形態による液圧でクランプ可能なツールホルダのクランプ部の断面を示す。 2つの中央スロットル点のための調整ねじを有する、図3によるツールホルダのカットアウトを示す。 一体型の調整/クランプねじを有する、修正されたツールホルダのカットアウトを示す。 ある実施形態による液圧でクランプ可能な工作物ホルダのクランプ部の断面を示す。
図1〜図5に従って以下で説明される実施形態は、液圧でクランプ可能なツールホルダ1(以下では略して単に、ツールホルダ1)に関し、それらは、一般に、液圧式エキスパンションチャックとしても知られている。ミリングカッタなどのツールは、このようなツールホルダによって液圧でチャックされる(示されていない)。
このために、液圧式クランプ部材は、このようなツールホルダ1の、以下でクランプ部2とも呼ばれるスリーブ部内に配置され、前記クランプ部材は、たとえば、油などの液圧媒体によって増大させる/生じさせることができる液圧が加えられたとき、ツールシャンクのまわりに係合するその内径を減少させ、そうして、ツールシャンクを摩擦でチャックする。
下記のツールホルダ1のクランプ部2は、熱溶解積層法によって作成される。
図1は、このようなツールホルダ1のクランプ部2の、(液圧でクランプ可能なツールホルダ1の長手方向軸9(さらに回転軸)に対する)垂直断面を示す。
図1が示すように、長手方向軸9に対して同心円状に環状部の形状である2つの(個別の)対称的な(圧力)チャンバ3は、クランプ部2の内側に形成され、前記(圧力)チャンバ3は、ツールホルダの長手方向軸9に対して同心円状にクランプ部2内で軸方向に延在している。
2つのチャンバ3は、図1がまた示すように、(断面にある)チャンネルシステム4を介して互いに流体的に接続されている。すなわち、2つのチャンバは、チャンネルシステム4(及び、下記の中央スロットル点5)を介して、互いに流体接続されている。油などの液圧媒体/液圧流体10は、チャンネルシステム4(及び、中央スロットル点5)を介して、2つのチャンバ3の間であちこちに流れることができる。
よって、チャンバ3及びチャンネルシステム4は、ツールホルダ1にチャンバシステム13も形成する。
図1がまた示すように、チャンネルシステム4は、特定の部分を取り囲む同心ボアの形態の、2つの供給チャンネル8を提供し、2つの供給チャンネル8のそれぞれは、2つのチャンバ3のうちの1つをチャンネルシステム4の中央(スロットル)点5に接続し(「個別の供給チャンネル」)、その中央スロットル点5を介して、液圧媒体10は、2つのチャンバ3の間であちこちに流れることができる(又は、流れる必要がある)。
図1にも示されるように、中央スロットル点5は、径方向に延びる円筒状キャビティとして設計され、チャンバ3の2つの供給チャンネル8が横方向に通じている。
その位置で調整可能である、調整ねじの形態の調整エレメント6は、キャビティ又は中央スロットル点5に突出している。
中央スロットル点5を外部に接続して、雌ねじ12を有する径方向ボア11を介して、調整ねじ6は、ボア11に、よってキャビティ/中央スロットル点5にねじ込むことができる、そして、調整ねじ6は、ボア11から、よってキャビティ/中央スロットル点5から取り外すことができる。よって、チャンネルシステム4はまた、調整ねじ6を介して外部に対して気密に閉じられている。シール20は、この目的のために設けることもできる。
ここで、調整ねじ5(よって、さらに雌ねじ12を有する径方向ボア11)の直径は、中央スロットル点/キャビティ5の直径より小さく、その結果、チャンバシステム13の液圧媒体10が「あちこち流れる」ことは維持される(中央スロットル点5の可変流れ抵抗の場合)。
中央スロットル点5の流れ断面7は、調整ねじをねじ込む又はゆるめることによって変化するが、中央スロットル点5を介したチャンネルシステム4の流れを完全に抑制することはない。
中央スロットル点5の内部は、示されたものと異なり、(少なくとも部分的に)径方向に延びる中空円錐として設計されていてもよい。調整ねじ6はまた、(中空円錐に対応する)円錐形に/円錐形状に(少なくとも部分的に)形成することができる。
2つのチャンバ3、及び、調整ねじ6によってその流れ断面が調整可能/変更可能である前記チャンネルシステムのスロットル点5を接続するチャンネルシステム4に関係なく、ツールホルダ1のチャンバシステムは、(それ自体は従来のものである)チャンバシステムに流体接続もされている、圧力チャンバ(示されていない)も提供し、ツールホルダ1をクランプするための圧力を増大させるための、及びツールホルダ1をクランプするための、そこに配置される外部に作動可能なクランプねじ/クランプピストンを有する(示されていない)。
この目的のために、たとえば、ツールホルダ1の2つのチャンバ3のうちの1つは、さらなる(圧力)チャンネルを介して、クランプチャンバに接続させることができる(示されていない)。
クランプねじ/クランプピストンの作動によって、液圧媒体はチャンバシステム13に押し込まれて、(クランプ)圧力は増大される、その結果、クランプ部2、すなわち、特に、スリーブ部の内壁は、受入開口の方へ内側に弓形になる。
ツールホルダ1は、調整ねじ6によってもたらすことができる流れ断面の変化、特に、中央スロットル点5内の/での流れ断面の狭小化によって、中央スロットル点5内の/での液圧媒体10の流れ抵抗を変えることができる、特に、増加させることができる(「調整可能であるスロットル」)という考慮事項に基づく。
ツールホルダ1のクランプ部2を構成するチャンバ3が、(個別の供給チャンネルによって強制される)それらのチャンネルシステム4に、中央スロットル点5を介して(流体)流れ接続している場合、中央スロットル点5内の/でのこのような流れ抵抗の変化又は増加は、ツールホルダ1の剛性の動的変化又は剛性の増加に関連する。
さらにまた、図1が示すように、供給チャンネル8の断面がチャンバ3の断面に対して小さい(同じことが中央スロットル点5にも適用される)場合、ツールホルダ1の対応する負荷(及び、たわみ)の場合には、液圧媒体は、1つのチャンバ3からその狭い供給チャンネル8に押し込まれ、狭いチャンネル断面のために抵抗が生じる。液圧媒体10は、供給チャンネル8を通して押さなければならない。ここで、高い流速及び摩擦が生じ、その目的のために、エネルギを加えなければならない。このエネルギは、適用された移動(振動)から抽出される。油圧緩衝器の場合と同様に、減衰効果が生じる。たわみは減少する。
図2は、ツールホルダ1のさらなる実施形態を示し、ここでも、ツールホルダ1のクランプ部2の垂直断面を示す。
本実施形態は、チャンバシステム13の構成のみ、(図1による)第1の実施形態と異なる。
その他の点では、ツールホルダ1は、前で詳細に記載した実施形態のように構築され、したがって、相互に対応する部分も同じ参照符号が提供される。その説明に関しては、第1の実施形態を参照する。ここでは、第1の実施形態によるツールホルダ1に関しての対応する効果も生じる。
図2が示すように、長手方向軸9に対して同心円状に均一に分布し、環状部の形状であり、ツールホルダの長手方向軸9に対して軸方向にクランプ部2内で延在する3つの(個別の)(圧力)チャンバ3は、ツールホルダ1のクランプ部2の内側に形成されている。
3つのチャンバ3は、(断面にある)チャンネルシステム4を介して互いに流体的に接続されている。すなわち、3つのチャンバ3は、チャンネルシステム4(及び、中央スロットル点5)を介して、互いに流体接続されている。油などの液圧媒体/液圧流体10は、チャンネルシステム4(及び、中央スロットル点5)を介して、3つのチャンバ3の間であちこちに流れることができる。
ここでも、チャンバ3及びチャンネルシステム4は、ツールホルダ1にチャンバシステム13も形成する。
図2がまた示すように、チャンネルシステム4は、いくつかの部分を取り囲む同心ボアの形態の、3つの供給チャンネル8を提供し、供給チャンネル8のそれぞれは、3つのチャンバ3のうちの1つをチャンネルシステム4の中央(スロットル)点5に接続し(「個別の供給チャンネル」)、その中央スロットル点5を介して、液圧媒体10は、3つのチャンバ3の間であちこちに流れることができる(又は、流れる必要がある)。
中央スロットル点5は、図2にも示されているように、径方向に延びる円筒状キャビティとして設計され、チャンバ3の3つの供給チャンネル8が横方向に通じている。
その位置で調整可能である、調整ねじの形態の調整エレメント6は、キャビティ又は中央スロットル点5に突出している。
中央スロットル点5を外部に接続して、雌ねじ12を有する径方向ボア11を介して、調整ねじ6は、ボア11に、よってキャビティ/中央スロットル点5にねじ込むことができる、そして、調整ねじ6は、ボア11から、よってキャビティ/中央スロットル点5から取り外すことができる。よって、チャンネルシステム4はまた、調整ねじ6を介して外部に対して気密に閉じられている。
ここで、調整ねじ5(よって、さらに雌ねじ12を有する径方向ボア11)の直径は、中央スロットル点/キャビティ5の直径より小さい。
中央スロットル点5の流れ断面7は、調整ねじをねじ込む/ゆるめることによって変化するが、中央スロットル点5を介したチャンネルシステム4の流れを完全に抑制することはない。
ここでも、特定の動剛性及び減衰特性がツールホルダ1で生じる。
前記第2の実施形態と代替的に、3つのチャンバ3のうちの1つを、3つのチャンバ3のうちの第2のチャンバ3を介して、中央スロットル点5に間接的にのみ接続することも提供することができる(示されていない)。この場合、供給チャンネル8は、この1つの間接的に接続されたチャンバ3を、第2のチャンバ3に接続し、中央スロットル点5に(直接)接続しない。
さらに、代わりに、記載されたような、このようなチャンネルシステム4及び中央スロットル点5を介して互いに接続される4つ又はさらに多くのチャンバ3を、ツールホルダ1に設けることも可能である。
図3も、ツールホルダ1のさらなる実施形態を示し、ここでは、ツールホルダ1のクランプ部2の概略の長手方向断面/軸方向断面を示す。図4は、垂直断面における図3によるツールホルダの関連するカットアウトを示す。
本実施形態は同様に、チャンバシステム13の構成が、(図1による)第1の実施形態と異なる。チャンバシステム13は本事例では、2つのチャンネルシステム4及び4’を有する(第2のチャンネルシステムの構成要素は「’」によって識別される)。
その他の点では、ツールホルダ1は、前で詳細に記載した実施形態のように構築され、したがって、相互に対応する部分(「’」が続くものも)も同じ参照符号が提供される。その説明に関しては、第1の実施形態を参照する。ここでは、第1の実施形態によるツールホルダ1の場合に対応する効果も生じる。
図3が示すように、長手方向軸9に対して同心円状に均一に分布し、環状部の形状である2つの(個別の)(圧力)チャンバ3及び3’は、いずれの場合にも、ツールホルダ1のクランプ部2の内側に、2つの軸方向の高さ/平面で形成され、前記(圧力)チャンバ3及び3’は、ツールホルダの長手方向軸9に対してクランプ部2内で軸方向に延在している(参照、軸方向の高さ/平面に対して図1と同じように)。
各事例における2つのチャンバ3及び3’の軸方向の高さは、いずれの場合にも、チャンネルシステム4及び4’を介して互いに流体的に接続されている(図3及び図4参照)。すなわち、軸方向高さの2つのチャンバ3及び3’は、チャンネルシステム4及び4’(及び、それぞれの中央スロットル点5及び5’)を介して、互いに流体接続されている。油などの液圧媒体/液圧流体10は、(軸方向の高さ/平面の各事例において)チャンネルシステム4及び4’(及び、中央スロットル点5及び5’)を介して、チャンバ3と3’との間であちこちに流れることができる。
ここでも、チャンバ3/3’及びチャンネルシステム4/4’は、ツールホルダ1にチャンバシステム13も形成する。
図3がまた示すように、チャンネルシステム4及び4’は(いずれの場合にも)、いくつかの部分で軸方向に延びるボア、さらにいくつかの部分を取り囲む同心ボアの形態の、2つの供給チャンネル8及び8’を提供し、供給チャンネル8及び8’のそれぞれは、2つのチャンバ3及び3’のうちの1つを、チャンネルシステム4及び4’のそれぞれの中央(スロットル)点5及び5’に接続し(図3及び図4)、その中央スロットル点5及び5’を介して、それによって、液圧媒体10は、2つのチャンバ3と3’との間であちこちに流れることができる。
図4に示されるように、2つの中央スロットル点5及び5’は、(共通の)径方向に延びる円筒形キャビティ15として設計され、各事例において、チャンバ3及び3’の2つの供給チャンネル8及び8’が横方向に通じている。
その位置で調整可能である、調整ねじの形態の、共通調整エレメント6は、(1つの共通)キャビティ15又は2つの中央スロットル点5及び5’に突出している。
2つのチャンネルシステム4及び4’は、2つの中央スロットル点5と5’との径方向間に共通キャビティ15に配置されたシール14によって、密封されて、互いに分離されている。よって、この点において、チャンバシステム13に位置する液圧媒体10は、いずれの場合にも、2つのチャンバ3と3’との間の1つのチャンネルシステム4又は4’においてのみ中央スロットル点5又は5’を介してあちこちに流れることができる。しかし、2つのチャンネルシステム4と4’との間ではない。
共通キャビティ15を外部に接続して、雌ねじ12を有する径方向ボア11を介して、調整ねじ6は、ボア11に、さらに共通キャビティ15又は2つの中央スロットル点5及び5’にねじ込むことができる、そして、調整ねじ6は、ボア11から、さらに共通キャビティ15又は2つの中央スロットル点5及び5’から取り外すことができる。よって、チャンバシステム13又はチャンネルシステム4及び4’は、調整ねじ6を介して外部に対して気密に閉じられている。
図4が示すように、共通調整ねじ5は、いくつかの部分における円筒部分(16、17)と、(円筒部分16、17と交互に並ぶ)円錐部分(18、19)とを有し、共通調整ねじ6は、円錐部分18及び19が共通キャビティ15への供給チャンネル8及び8’の開口の領域にあるように(共通キャビティ15に対して)形成される(共通キャビティ15への共通調整ねじ5のねじ込み深さとは全く実質的に無関係に)。
2つのチャンネルシステム4及び4’を互いに密封するシール14は、共通調整ねじ5の円筒部分17にあり、その円筒部分は、共通調整ねじ5の2つの円錐部分18と19との間に形成されている。
共通調整ねじ5はさらに、その長さについて、共通キャビティ15に完全にねじ込まれた場合に、キャビティ底部までの距離が残っているように形成されている。
共通調整ねじ5の、少なくとも円錐部分18及び19、並びに間に位置する円筒部分17の領域において、調整ねじ5の直径は、共通キャビティ15又は中央スロットル点5及び5’の直径より小さい。すなわち、(中央スロットル点5及び5’の領域において)共通調整ねじ6と共通キャビティ15との間に間隙が残り、その間隙を介して、液圧媒体は、それぞれのチャンネルシステム4又は4’のチャンバ3又は3’の間であちこち流れることができる。
中央スロットル点5及び5’の流れ断面7及び7’は、共通調整ねじ6をねじ込む又はゆるめることによって変化するが、チャンネルシステム4及び4’の流れは中央スロットル点5及び5’を介して完全には抑制されない。
ここでも、特定の動剛性及び減衰特性がツールホルダ1で生じる。
図3及び図4によるツールホルダ1の前記チャンバ構造と代替的に、軸平面につき2つ超のチャンバ3(3’)、2つ超のチャンバ平面、クランプ領域2の他の供給チャンネルプロファイル、及び/又は、(非対称に分布する偶数のチャンバ3(3’)を有する)任意の他の偶数の非対称チャンバ装置を有するチャンバ構造を提供することもできる。
図5は、図3及び図4によるツールホルダ1の実施形態の変更を示し、その変更されたツールホルダは、そのチャンバシステム13に関して、図3及び4によるツールホルダ1の実施形態によるチャンバシステム13と同一であり(チャンバの数/配置/接続)、したがって、相互に対応する部分(「’」が続くものさえ)も同じ参照符号が提供される。その説明に関しては、第1の実施形態を参照する。ここでは、第1の実施形態によるツールホルダ1の場合に対応する効果も生じる。
ツールホルダ1の実施形態は、図5が明らかにするように、ここで(構造的に且つ機能的に)一体型のクランプチャンバ/中央スロットル点5として形成された共通キャビティ15の構成に対して修正を受ける。
よって、共通調整ねじ6は、ツールホルダ1のクランプシステムのクランプねじ(クランプピストンによる)にもなる。
図5が(図4に対応して)示すように、シール14が、(図4又は図4によるツールホルダ1の実施形態に対して)共通キャビティ15に存在しない、その結果、チャンバ3及び3’のすべてが、共通キャビティ15を介して流体的に(直接)接続されている。液圧媒体10は、共通キャビティ15(よって、再び、2つの中央スロットル点5及び5’の代わりに、ただ1つの中央スロットル点5又は5’)(同様に、2つのチャンネルシステム4及び4’の代わりに、1つのチャンネルシステム4又は4’)を介して、すべてのチャンバ3及び3’の間であちこちに流れることができる。
共通調整ねじ6(ここでは、さらにクランプねじ/クランプピストン)が作動すると、液圧媒体10は、液圧式クランプシステム、すなわち、チャンバシステム13に(知られている方法で)押し込まれ、その結果、本事例では、ツールホルダ1の場合、流れ断面の縮小が共通キャビティ15においてもたらされる。クランプ部2はクランプされる。
ここで、共通調整ねじ6と共通キャビティ15又は中央スロットル点5(5’)に通じる供給チャンネル8又は8’との間の小さい残りの断面のために、同時のスロットル作用が生じる。
図1〜5に従って提供されたツールホルダと代替的に、これらの実施形態は、工作物ホルダとしても提供することができる。
図6に従って以下で説明される例示的な実施形態は、液圧でクランプ可能な工作物ホルダ1(以下では略して単に、工作物ホルダ1)に関する。それは、一般に、液圧でクランプ可能なクランプアーバとしても知られている。工作物は、このような工作物ホルダによって液圧でチャック又は保持される(示されていない)。
このために、液圧式クランプ部材は、このような工作物ホルダ1の、以下でクランプ部2とも呼ばれるスリーブ部内に配置され、前記液圧式クランプ部材は、たとえば、油などの液圧媒体によって増大させる/生じさせることができる液圧が加えられたとき、その外径を増加させ、そうして、スリーブ部の上にある工作物を摩擦でクランプする。
下記の工作物ホルダ1のクランプ部2は好ましくは、熱溶解積層法によって作成される。
図6は、このような工作物ホルダ1のクランプ部2の、(液圧でクランプ可能な工作物ホルダ1の長手方向軸9に対する)垂直断面を示す。
図6が示すように、長手方向軸9に対して同心円状に環状部の形状である2つの(個別の)対称的な(圧力)チャンバ3は、クランプ部2の内部に形成され、前記(圧力)チャンバは、工作物ホルダの長手方向軸9に対して同心円状にクランプ部2内で軸方向に延在している。
図6がまた示すように、2つのチャンバ3は、(断面にある)チャンネルシステム4を介して互いに流体的に接続されている。すなわち、2つのチャンバは、チャンネルシステム4(及び、下記の中央スロットル点5)を介して、互いに流体接続されている。油などの液圧媒体/液圧流体10は、チャンネルシステム4(及び、中央スロットル点5)を介して、2つのチャンバ3の間であちこちに流れることができる。
よって、チャンバ3及びチャンネルシステム4は、工作物ホルダ1にチャンバシステム13も形成する。
図6がまた示すように、チャンネルシステム4は、いくつかの部分を取り囲む同心ボアの形態の、2つの供給チャンネル8を提供し、2つの供給チャンネル8のそれぞれは、2つのチャンバ3のうちの1つをチャンネルシステム4の中央(スロットル)点5に接続し(「個別の供給チャンネル」)、その中央スロットル点5を介して、液圧媒体10は、2つのチャンバ3の間であちこちに流れることができる(又は、流れる必要がある)。
図6にも示されるように、中央スロットル点5は、径方向に延びる円筒状キャビティとして設計され、チャンバ3の2つの供給チャンネル8が横方向に通じている。
その位置で調整可能である、調整ねじの形態の調整エレメント6は、キャビティ又は中央スロットル点5に突出している。
中央スロットル点5を外部に接続して、雌ねじ12を有する径方向ボア11を介して、調整ねじ6は、ボア11に、よってキャビティ/中央スロットル点5にねじ込むことができる、そして、調整ねじ6は、ボア11から、よってキャビティ/中央スロットル点5から取り外すことができる。よって、チャンネルシステム4はまた、調整ねじ6を介して外部に対して気密に閉じられている。シール20は、この目的のために設けることもできる。
ここで、調整ねじ5(よって、さらに雌ねじ12を有する径方向ボア11)の直径は、中央スロットル点/キャビティ5の直径より小さく、その結果、チャンバシステム13の液圧媒体10が「あちこち流れる」ことは維持される(中央スロットル点5の可変流れ抵抗の場合)。
中央スロットル点5の流れ断面7は、調整ねじをねじ込む又はゆるめることによって変化するが、中央スロットル点5を介したチャンネルシステム4の流れを完全に抑制することはない。
中央スロットル点5の内部は、示されたものと異なり、(少なくとも部分的に)径方向に延びる中空円錐として設計することもできる。調整ねじ6はまた、(中空円錐に対応する)円錐形に/円錐形状に(少なくとも部分的に)設計することができる。
2つのチャンバ3、及び、調整ねじ6によってその流れ断面が調整可能/変更可能であるそのスロットル点5を接続するチャンネルシステム4に関係なく、工作物ホルダ1のチャンバシステムは、(それ自体は慣例的なものである)チャンバシステムに流体接続もされている、圧力チャンバ(示されていない)も提供し、工作物ホルダ1をクランプするための圧力を増大させるための、及び工作物ホルダ1をクランプするための、そこに配置されて、外側から作動可能であるクランプねじ/クランプピストンを有する(示されていない)。
この目的のために、たとえば、工作物ホルダ1の2つのチャンバ3のうちの1つは、さらなる(圧力)チャンネルを介して、クランプチャンバに接続させることができる(示されていない)。
クランプねじ/クランプピストンの作動によって、液圧媒体はチャンバシステム13に押し込まれて、(クランプ)圧力は増大される、その結果、クランプ部2、すなわち、特に、スリーブ部の外壁は、外側に弓形になる。
或いは、スリーブ部の対応する構成では、工作物は内向きにクランプすることもできる。
さらにまた、図6によって提供された工作物ホルダと代替的に、本実施形態は、ツールホルダとしても提供することができる。
本発明が好ましい例示的な実施形態によって詳細にさらに具体的に示されて、説明されたが、本発明は、開示された例によって限定されず、他の変形形態は、本発明の保護の範囲を逸脱しない限り、それから導き出すことができる。
1 ツール/工作物を液圧でクランプするための装置、液圧でクランプ可能なツールホルダ/工作物ホルダ
2 クランプ部
3、3’ チャンバ
4、4’ チャンネルシステム
5、5’ 中央スロットル点
6 (共通)調整エレメント、(共通)調整ねじ
7、7’ 流れ断面
8、8’ 供給チャンネル
9 長手方向軸
10 液圧媒体、油
11 (径方向)ボア
12 雌ねじ
13 チャンバシステム
14 シール
15 共通キャビティ
16 円筒部分
17 円筒部分
18 円錐部分
19 円錐部分
20 シール

Claims (10)

  1. ツール又は工作物をクランプするためのクランプ部(2)を有する、前記ツール又は前記工作物を液圧でクランプするための装置(1)であって、前記クランプ部(2)の内部が、チャンネルシステム(4)によって流体連通するように接続された複数のチャンバ(3)を有する、ツール又は工作物を液圧でクランプするための装置(1)において、
    中央スロットル点(5)が、調整エレメント(6)とともに、前記チャンネルシステム(4)に配置され、それを使用して、前記中央スロットル点(5)の流れ断面(7)を変化させることができることを特徴とする、ツール又は工作物を液圧でクランプするための装置(1)。
  2. 前記チャンバ(3)を接続する前記チャンネルシステム(4)が、複数の供給チャンネル(8)を有し、
    前記複数の供給チャンネルのそれぞれが、いずれの場合にも、前記チャンバのうちの1つにのみつながり、
    前記それぞれの供給チャンネルの第1の供給チャンネル端部が、ただ1つのチャンバで終わり、
    前記それぞれの供給チャンネルの第2の供給チャンネル端部が、前記中央スロットル点で終わることを特徴とする、請求項1に記載のツール又は工作物を液圧でクランプするための装置(1)。
  3. 前記調整エレメント(6)が、特に1つ又は複数の円錐部分(18、19)を有する調整ねじであり、及び/又は、
    その断面が、前記中央スロットル点(5、5’)の断面より小さいことを特徴とする、請求項1又は2に記載のツール又は工作物を液圧でクランプするための装置(1)。
  4. 前記中央スロットル点(5、5’)が円筒状キャビティであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のツール又は工作物を液圧でクランプするための装置(1)。
  5. 複数のチャンバ(3及び3’)が、軸平面に、特に、周方向で均一に分布するように、及び/又は、ツール/工作物ホルダ1の長手方向軸(9)に対して同心円状に配置され、及び/又は、
    前記チャンバ(3、3’)が、前記クランプ部(2)の複数の軸平面に配置されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のツール又は工作物を液圧でクランプするための装置(1)。
  6. 前記チャンバ(3、3’)が環状部の形状のキャビティであり、及び/又は、
    供給チャンネル(8、8’)がボアであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のツール又は工作物を液圧でクランプするための装置(1)。
  7. 前記中央スロットル点(5、5’)が、前記ボア(11)を介して外部接続されており、
    特に、前記スロットル点(5、5’)が、前記ボア(11)を介して外部に対して気密に閉じられていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のツール又は工作物を液圧でクランプするための装置(1)。
  8. 加算的に作成されたクランプ部(2)を特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のツール又は工作物を液圧でクランプするための装置(1)。
  9. 前記チャンネルシステム(4)による少なくとも2つのチャンネルシステム(4、4’)を特徴とし、
    前記少なくとも2つのチャンネルシステム(4、4’)の前記少なくとも2つの中央スロットル点(5、5’)の前記流れ断面(7、7’)を、単一の共通調整エレメント(6)を使用して変えることができる、請求項1〜8のいずれか1項に記載のツール又は工作物を液圧でクランプするための装置(1)。
  10. 前記中央スロットル点(5)がクランプチャンバであり、及び/又は、
    前記調整エレメント(6)が、前記液圧でクランプ可能なツール/工作物ホルダ(1)の液圧式クランプシステム(8)のクランプねじであることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の、ツール又は工作物を液圧でクランプするための装置(1)。
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