JP2020179376A - 殺菌装置および給湯装置 - Google Patents

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麻紀子 辻
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Tomoki Sakanoue
智樹 坂上
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聡 稲村
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Abstract

【課題】水路を流れる水を効果的に殺菌することができる殺菌装置およびこの殺菌装置を備えた給湯装置を提供することである。【解決手段】給湯装置は、第八水路31に設けられた殺菌装置100を備える。殺菌装置100は、第八水路31を流れる水に対して300nm未満の波長の紫外線を照射する第1LED光源101と、第八水路31を流れる水に対して300nm以上の波長の紫外線を照射する第2LED光源102と、を有する。第1LED光源101は、第八水路31の水流に対して第2LED光源102が紫外線を照射する位置よりも下流の位置に紫外線を照射する。【選択図】図2

Description

本発明は、殺菌装置およびこの殺菌装置を備えた給湯装置に関するものである。
特許文献1に、温水循環器における殺菌装置が記載されている。この殺菌装置は、波長が紫外線を発生する紫外線ランプを複数備えている。
特開平10−249356号公報
特許文献1に記載された殺菌装置は、第1の紫外線ランプと、この第1の紫外線ランプによって紫外線を照射された後の水に対して紫外線を照射する第2の紫外線ランプを備えている。この第2の紫外線ランプは、300nm以上の波長の紫外線を照射するものである。しかしながら、紫外線によって損傷した菌に対して300nm以上の波長の紫外線が照射された場合、光回復によって当該菌の損傷が回復してしまう可能性がある。このため、特許文献1に記載された殺菌装置では、水路を流れる水を効果的に殺菌することは難しい。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、水路を流れる水を効果的に殺菌することができる殺菌装置およびこの殺菌装置を備えた給湯装置を提供することである。
本発明に係る殺菌装置は、水路を流れる水に対して300nm未満の波長の紫外線を照射する第1光源と、水路を流れる水に対して300nm以上の波長の紫外線を照射する第2光源と、を有する。第1光源は、水路の水流に対して第2光源が紫外線を照射する位置と同じ位置または水路の水流に対して第2光源が紫外線を照射する位置よりも下流の位置に紫外線を照射する。また、本発明に係る給湯装置は、上記の殺菌装置と、上記の水路と、を備えるものである。
本発明によれば、水路を流れる水を効果的に殺菌することができる殺菌装置およびこの殺菌装置を備えた給湯装置を提供することができる。
実施の形態1による殺菌装置を備えた給湯装置の全体構成を示す図である。 実施の形態1による殺菌装置の構成を模式的に示す断面図である。 実施の形態1による殺菌装置の構成の第1の変形例を模式的に示す断面図である。 実施の形態1による殺菌装置の構成の第2の変形例を模式的に示す断面図である。 実施の形態2による殺菌装置の構成を模式的に示す断面図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。各図における同一の符号は、同一の部分または相当する部分を示す。本開示では、重複する説明については、適宜に簡略化または省略する。なお、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において、以下の各実施の形態によって開示される構成のあらゆる変形およびあらゆる組み合わせを含み得るものである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による殺菌装置100を備えた給湯装置1の全体構成を示す図である。図2は、実施の形態1による殺菌装置100の構成を模式的に示す断面図である。まず、図1を参照し、殺菌装置100を備えた給湯装置1について説明する。
図1に示されるように、実施の形態1による殺菌装置100を備えた給湯装置1は、ヒートポンプユニット2および貯湯タンクユニット3を備える。ヒートポンプユニット2は、屋外に設置される。貯湯タンクユニット3は、屋外に設置されてもよいし、屋内に設置されてもよい。図示の構成ではヒートポンプユニット2と貯湯タンクユニット3とが別体であるが、ヒートポンプユニット2と貯湯タンクユニット3とが一体でもよい。
ヒートポンプユニット2は、冷媒回路4を備える。冷媒回路4は、圧縮機5、熱交換器6、減圧装置7、蒸発器8および冷媒配管9を備える。圧縮機5、熱交換器6、減圧装置7および蒸発器8は、冷媒配管9によって環状に接続されている。
圧縮機5は、低圧冷媒ガスを圧縮する。冷媒は、例えば、二酸化炭素、R410A、R32、炭化水素、のうちの一つである。熱交換器6は、圧縮機5により圧縮されて高温高圧になった冷媒と水との間で熱を交換する。水は、熱交換器6内で加熱されることで湯になる。減圧装置7は、熱交換器6を通過した高圧冷媒を減圧させて膨張させる。膨張弁を減圧装置7として用いてもよい。蒸発器8は、減圧装置7を通過した低圧冷媒を蒸発させる。蒸発器8は、外気の熱を冷媒に吸収させることで冷媒を蒸発させるものでもよい。蒸発器8で蒸発した低圧冷媒ガスは、圧縮機5に吸入される。
貯湯タンクユニット3内には、貯湯タンク10、第一ポンプ11、切替弁12、風呂熱交換器13、第二ポンプ14、第三ポンプ15、減圧弁16、給湯混合弁17、風呂混合弁18および殺菌装置100が備えられている。また、本実施の形態において、貯湯タンクユニット3には、制御装置50が備えられている。
貯湯タンク10は、低温の水とヒートポンプユニット2によって加熱された湯とを貯留することができる。貯湯タンク10内には、温度による水の密度の違いによって、温度成層を形成することができる。貯湯タンク10内は、上側が高温で下側が低温になる。
貯湯タンクユニット3の内部には、外部から第一給水路21が引き込まれている。第一給水路21には、例えば、上水道等の水源からの水が流れる。第一給水路21は、貯湯タンクユニット3の内部で減圧弁16に接続されている。減圧弁16は、第一給水路21から供給される水の圧力を、所定圧力に減圧する。
第一給水路21は、減圧弁16の下流において、第二給水路22と第三給水路23とに分岐している。第二給水路22は、貯湯タンク10の下部にある水入口10aに接続されている。水源からの水が第一給水路21および第二給水路22を通って貯湯タンク10の下部に供給されることで、貯湯タンク10は、満水状態に維持される。また、第三給水路23は、給湯混合弁17および風呂混合弁18のそれぞれに、水を供給可能に接続されている。
ヒートポンプユニット2は、貯湯タンク10から供給された水を沸き上げることができる。給湯装置1には、貯湯タンクユニット3の貯湯タンク10からヒートポンプユニット2へ水を供給するための第一水路24および第二水路25が備えられている。図1に示されるように、第一水路24は、貯湯タンク10の下部にある水出口10bと切替弁12の入口とを接続する。第二水路25は、切替弁12の第一出口とヒートポンプユニット2内の熱交換器6の入口とを接続する。
第一ポンプ11は、第二水路25の途中の位置に設けられている。第一ポンプ11は、貯湯タンク10とヒートポンプユニット2との間で水を循環させる。なお、図示の構成では第一ポンプ11が貯湯タンクユニット3に内蔵されているが、第一ポンプ11がヒートポンプユニット2内に配置されていてもよい。
ヒートポンプユニット2内の熱交換器6の出口は、第三水路26によって、貯湯タンク10の上部にある湯入口10cに接続されている。第二水路25および第三水路26の一部は、ヒートポンプユニット2および貯湯タンクユニット3の外部を通る。図1に示されるように、第三水路26の途中の箇所は、第四水路27によって、切替弁12の第二出口と接続されている。切替弁12は、第一水路24を第二水路25および第三水路26に連通させる状態と、第一水路24を第四水路27および第三水路26に連通させる状態とに、流路を切替可能である。
本実施の形態の給湯装置1は、浴室にある浴槽200に湯を供給することができる。以下の説明では、浴槽200に供給された湯を「浴槽水」と呼ぶことがある。風呂熱交換器13は、浴槽水を再加熱するための熱交換器である。風呂熱交換器13は、一次側流路及び二次側流路を備える。
貯湯タンク10の上部にある第一湯出口10dは、第五水路28を介して、風呂熱交換器13の一次側流路の入口である第一入口13aに接続されている。風呂熱交換器13の一次側流路の出口である第一出口13bは、第六水路29を介して、貯湯タンク10の戻り口10fに接続されている。戻り口10fは、貯湯タンク10の下部において、水入口10aおよび水出口10bより高い位置にある。第二ポンプ14は、第六水路29の途中の位置に設けられている。第二ポンプ14は、貯湯タンク10と風呂熱交換器13との間で水を循環させる。
第五水路28、風呂熱交換器13の一次側流路および第六水路29は、浴槽水を追い焚きするための熱源が循環する追い焚き用熱源回路を構成している。第二ポンプ14は、この追い焚き用熱源回路に湯を循環させるためのポンプである。
風呂熱交換器13の二次側流路の入口である第二入口13cは、第七水路30を介して、浴槽200に接続されている。図1に示されるように、第三ポンプ15は、第七水路30の途中の位置に設けられている。風呂熱交換器13の二次側流路の出口である第二出口13dは、第八水路31を介して、浴槽200に接続されている。第七水路30および第八水路31は、浴槽アダプタ210を介して、浴槽200内に連通している。
第三ポンプ15は、浴槽200と風呂熱交換器13との間で浴槽水を循環させる。第七水路30、風呂熱交換器13の二次側流路および第八水路31は、浴槽水が循環する回路である浴槽循環回路を構成している。
また、貯湯タンク10の上部にある第二湯出口10eは、第九水路32の一端が接続されている。第九水路32の他端側は、途中で分岐し、給湯混合弁17および風呂混合弁18のそれぞれに、湯を供給可能に接続されている。
本実施の形態の給湯装置1は、給湯栓300に湯を供給することができる。給湯栓300は、例えば、浴室のシャワー、キッチンシンクの蛇口、洗面所の蛇口等の少なくとも1つである。給湯栓300は、使用者が手で操作して開栓するものである。給湯栓300は、使用者がセンサを感応させて自動的に開栓させるものでもよい。
給湯混合弁17の出口は、第一給湯管33を介して、給湯栓300に接続されている。また、給湯栓300には、貯湯タンクユニット3の外部において、給水管34が接続されている。給水管34は、第一給水路21から分岐して延びて、給湯栓300に接続されている。
風呂混合弁18の出口は、第二給湯管35を介して、第七水路30の途中の位置に接続されている。第二給湯管35の途中の位置には、風呂電磁弁38が設置されている。風呂電磁弁38は、第二給湯管35内の流路を開閉する。
図1に示されるように、第七水路30には、風呂往き温度センサ39が設けられている。風呂往き温度センサ39は、浴槽200から第七水路30へ取り出される浴槽水の温度を検出する。給湯装置1による追い焚き運転は、風呂往き温度センサ39が検出した水温が設定温度に到達すると、終了する。
図1に示されるように、第八水路31には、風呂戻り温度センサ40が設けられている。風呂戻り温度センサ40は、風呂熱交換器13を通過した浴槽水の温度を検出する。第一ポンプ11の動作は、風呂戻り温度センサ40が検出した水温に応じて制御される。これにより、風呂熱交換器13の二次側流路の流量が制御される。
図1に示されるように、殺菌装置100は、一例として、第八水路31の途中の位置に設置されている。本実施の形態において、殺菌装置100は、浴槽水が循環する回路に設置されている。本実施の形態において、殺菌装置100が設けられている水路は、浴槽水が熱交換器を経由して循環する回路に含まれる。殺菌装置100は、水路を流れる水に対して紫外線を照射して、当該水の殺菌を行う装置である。殺菌装置100についてのより詳細な説明は後述する。
制御装置50は、給湯装置1の運転を制御する。給湯装置1が備えるアクチュエータ、センサなどの電子機器は、制御装置50に接続される。上述した圧縮機5、減圧装置7、第一ポンプ11、切替弁12、第二ポンプ14、第三ポンプ15、給湯混合弁17、風呂混合弁18、風呂電磁弁38および殺菌装置100等の動作は、制御装置50により制御される。風呂往き温度センサ39および風呂戻り温度センサ40で検出された温度情報は、制御装置50に入力される。制御装置50は、本開示に係る制御手段の一例である。
制御装置50には、無線または有線により、双方向にデータ通信可能な端末装置60が接続されている。端末装置60は、給湯装置1のユーザーインターフェースとして機能する。端末装置60は、例えば、キッチン、リビング、浴室の壁等に設置されている。制御装置50には、異なる場所に設置された複数の端末装置60が接続されていてもよい。また、例えば、スマートフォンのような持ち運び可能な携帯端末が端末装置60として機能してもよい。制御装置50と端末装置60とは、他の機器またはネットワークを介して通信してもよい。
端末装置60は、操作部61および表示装置62を備える。操作部61は、使用者が操作する複数の入力スイッチを有する。使用者は、操作部61を操作することで、例えば、給湯温度の設定、浴槽200に湯を供給する運転、浴槽水を再加熱する運転などの指令または予約、蓄熱運転の制御モードの選択等に関する入力操作を行うことができる。すなわち、使用者は、給湯装置1の運転に関する指令及び設定値の変更等を、端末装置60に対して入力できる。
端末装置60は、使用者によって入力された情報を制御装置50へ送信する。制御装置50は、端末装置60から受信した情報に応じて、給湯装置1の運転を制御する。表示装置62は、例えば、液晶表示パネル、有機EL表示パネル等のフラットディスプレイパネルを用いて構成される。表示装置62は、文字、図形、キャラクタ等を視覚表示することで情報を表示できる。表示装置62は、報知装置の例である。端末装置60は、例えば、音声出力装置などの他の報知装置をさらに備えてもよい。
次に、給湯装置1が行う各種の運転について説明する。まず、給湯装置1の蓄熱運転について説明する。蓄熱運転は、ヒートポンプユニット2により加熱された湯を貯湯タンク10内に蓄積する運転である。
蓄熱運転が行われる際には、ヒートポンプユニット2および第一ポンプ11が動作する。また、切替弁12は、第一水路24を第二水路25および第三水路26に連通させる状態にさせられる。ヒートポンプユニット2、第一ポンプ11および切替弁12は、制御装置50によって制御される。貯湯タンク10の下部の水出口10bから流出した低温水が、第一水路24および第二水路25を通って、ヒートポンプユニット2の熱交換器6に導かれる。水が熱交換器6内で加熱されることで、湯、すなわち高温水が生成される。この湯が、第三水路26を通って、湯入口10cから貯湯タンク10の上部へ流入する。蓄熱運転が行われることで、貯湯タンク10内には、上から下へ向かって湯が蓄積していく。
次に、給湯栓300への給湯運転について説明する。使用者によって給湯栓300が開かれると、給湯栓300への給湯運転が開始する。給湯栓300への給湯運転が行われる際には、水源から供給される低温水が、第一給水路21および第三給水路23を通って、給湯混合弁17の第一入口に流入する。また、貯湯タンク10の上部の第二湯出口10eから流出した高温水が、第九水路32を通って、給湯混合弁17の第二入口に流入する。このとき、第二湯出口10eから流出した高温水と同量の低温水が、第二給水路22を通って、水入口10aから貯湯タンク10の下部に流入する。
給湯混合弁17は、当該給湯混合弁17に流入した低温水と高温水とを混合する。給湯混合弁17は、低温水と高温水との混合比を変えることができる。給湯混合弁17での混合により生成された湯は、第一給湯管33を通って給湯栓300へ供給される。制御装置50は、例えば、第一給湯管33に設置された図示しない温度センサにより検出される給湯温度が目標値に等しくなるように、給湯混合弁17の動作を制御する。給湯温度の目標値は、使用者が端末装置60によって設定した温度でもよい。また、使用者は、給湯栓300を操作することで、第一給湯管33から供給される湯に、給水管34から供給される低温水を混合することができる。
次に、浴槽200への給湯運転について説明する。浴槽200への給湯運転は、制御装置50が風呂電磁弁38を開くことで開始する。浴槽200への給湯運転が行われる際には、水源から供給される低温水が、第一給水路21および第三給水路23を通って、風呂混合弁18の第一入口に流入する。また、貯湯タンク10の上部の第二湯出口10eから流出した高温水が、第九水路32を通って、風呂混合弁18の第二入口に流入する。このとき、第二湯出口10eから流出した高温水と同量の低温水が、第二給水路22を通って、水入口10aから貯湯タンク10の下部に流入する。
風呂混合弁18は、当該風呂混合弁18に流入した低温水と高温水とを混合する。風呂混合弁18は、低温水と高温水との混合比を変えることができる。風呂混合弁18での混合により生成された湯は、第二給湯管35、第七水路30および第八水路31を通って、浴槽200へ注入される。制御装置50は、第二給湯管35に設置された図示しない温度センサにより検出される給湯温度が目標値に等しくなるように、風呂混合弁18の動作を制御する。給湯温度の目標値は、使用者が端末装置60にて設定した温度でもよい。
次に、浴槽200に対する追い焚き運転について説明する。追い焚き運転は、浴槽水を再加熱する運転である。追い焚き運転が行われる際には、第二ポンプ14および第三ポンプ15が駆動する。第三ポンプ15が駆動することで、浴槽200内の浴槽水は、第七水路30、風呂熱交換器13および第八水路31を通過してから浴槽200に戻るように循環する。
また、第二ポンプ14が駆動することで、貯湯タンク10の上部の第一湯出口10dから流出した高温水が、第五水路28を通って、風呂熱交換器13に流入する。風呂熱交換器13内で、浴槽水が高温水によって加熱される。風呂熱交換器13内で、高温水は、浴槽水に熱を奪われることで、中温水になる。風呂熱交換器13から流出した中温水は、第六水路29を通って、戻り口10fから貯湯タンク10内に流入する。
図1によって示される実施例では、第八水路31に殺菌装置100が設けられている。すなわち、殺菌装置100は、追い焚き運転時に、風呂熱交換器13から浴槽200へと再加熱後の水を供給する流路中に設けられている。図1によって示される実施例において、殺菌装置100は、追い焚き運転時に循環する浴槽水の殺菌を行うことができる。追い焚き運転時には、浴槽水が殺菌装置100に殺菌されつつ循環することで、やがて、浴槽200内の浴槽水の全体が殺菌される。
なお、給湯装置1は、例えば、追い焚き運転とは別の運転として、浴槽水殺菌運転を実行可能に構成されていてもよい。浴槽水殺菌運転が行われる際には、第三ポンプ15が駆動する。これにより、浴槽水が循環する。循環する浴槽水は、殺菌装置100によって殺菌される。また、浴槽水殺菌運転が行われる際には、第二ポンプ14は停止している。浴槽水殺菌運転によれば、浴槽水を昇温させることなく殺菌することができる。
次に、図2を参照し、殺菌装置100の構成について説明する。図2は、一例として、第八水路31に設けられた殺菌装置100の構成例を示している。なお、殺菌装置100が設けられる位置は、図1および図2に示される実施例に限定されるものではない。殺菌装置100は、給湯装置1に備えられた任意の水路に設置されてもよい。例えば、殺菌装置100は、水源から貯湯タンク10に水を流入させる水路に設置されてもよい。また、給湯装置1には、複数の殺菌装置100が備えられていてもよい。以下では、あくまで一例として、第八水路31に設けられた殺菌装置100の構成について説明する。
上記したように、殺菌装置100は、水路を流れる水に対して紫外線を照射する装置である。本実施の形態において、殺菌装置100は、第八水路31を通過する水に紫外線を照射する。殺菌装置100は、例えば、波長が200nmから400nmである近紫外線を照射することで、水を殺菌する。
第八水路31内の水の中には、例えば、レジオネラ菌のような細菌が存在する可能性がある。レジオネラ菌は、自然界の土壌及び淡水に生息するグラム陰性の桿菌である。レジオネラ菌は、20℃から50℃の温度範囲で生育し、36℃前後で最もよく生育するといわれている。紫外線は、細菌などの微生物を死滅または不活化する作用を有する。本開示では、紫外線による細菌等の死滅または不活化をまとめて、「殺菌」と総称している。第八水路31内の水に含まれる細菌のような微生物は、殺菌装置100からの紫外線により、殺菌される。本実施の形態であれば、浴槽水に、例えばレジオネラ菌のような細菌類を含む微生物が生育する可能性を低減できる。なお、本開示では、例えばレジオネラ菌のような細菌類を含む微生物を単に「微生物」と呼ぶ場合がある。
図2に示されるように、殺菌装置100は、第1LED光源101および第2LED光源102を備えている。第1LED光源101および第2LED光源102は、紫外線を発する発光ダイオードである。第1LED光源101および第2LED光源102は、それぞれ、予め設定された波長の紫外線を発する。
第1LED光源101は、300nm未満の波長の紫外線を照射する。より具体的には、第1LED光源101が照射する紫外線の中心波長は、220nmから300nmの範囲に含まれる。本実施の形態における第1LED光源101は、300nm未満の波長の紫外線を照射する第1光源の一例である。
近紫外線の中でも、300nm未満の波長の紫外線は、紫外線は細菌の原形質である核酸に作用して増殖能力を奪うだけでなく、原形質を破壊して細菌を死滅させる作用を有する。第1LED光源101が照射する300nm未満の波長の紫外線は、細菌の遺伝子を破壊する効果を有する。
第2LED光源102は、第1LED光源101が照射する紫外線とは異なる波長域の紫外線を照射する。第2LED光源102は、300nm以上の波長の紫外線を照射する。より具体的には、第2LED光源102が照射する紫外線の中心波長は、365nmから450nmの範囲に含まれる。本実施の形態における第2LED光源102は、300nm以上の波長の紫外線を照射する第2光源の一例である。
300nm以上の波長の紫外線が細菌に照射されると、当該細胞内に活性酸素が生成される。細菌の細胞内に生成された活性酸素は、細胞の内側から細胞膜を破壊する。300nm以上の波長の紫外線は、細菌の増殖能力を停止させる作用を有する。
上記したように、殺菌装置100は、互いに異なる作用の紫外線を照射する2つの光源を備えている。殺菌装置100は、異なる作用の紫外線を照射することで、より効果的に水を殺菌することができる。
図2に示されるように、殺菌装置100は、第1基板103aおよび第2基板103bを備えている。第1LED光源101は、第1基板103aに設けられている。第2LED光源102は、第2基板103bに設けられている。第1LED光源101は、外部の電源部から第1基板103aを介して直流電流が供給されることにより点灯して紫外線を照射する。第2LED光源102は、外部の電源部から第2基板103bを介して直流電流が供給されることにより点灯して紫外線を照射する。第1基板103aおよび第2基板103bの制御、すなわち、第1LED光源101および第2LED光源102の点灯の制御は、制御装置50によって行われる。
また、殺菌装置100は、図2に示されるように、第1台座部104aおよび第2台座部104bを備えている。第1LED光源101が設けられた第1基板103aは、第1台座部104aに設けられている。第2LED光源102が設けられた第2基板103bは、第2台座部104bに設けられている。第1台座部104aおよび第2台座部104bの材質は、例えば、アルミニウムである。
第1台座部104aおよび第2台座部104bには、放熱部105が設けられている。本実施の形態において、第1台座部104aおよび第2台座部104bは、共通の放熱部105に設けられている。放熱部105は、第1LED光源101および第2LED光源102から生じた熱を放熱するためのものである。放熱部105は、第八水路31および殺菌装置100の周囲の空気に露出している
第1LED光源101の発光面側は、第1窓部106aによって覆われている。第2LED光源102の発光面側は、第2窓部106bによって覆われている。第1窓部106aおよび第2窓部106bは、紫外線透過性を有する材料によって形成されている。第1窓部106aおよび第2窓部106bの材質は、例えば、石英ガラス等である。なお、第1窓部106aの一部および第2窓部106bの一部は、紫外線を拡散させるように構成されてもよい。
図2に示されるように、第1窓部106aおよび第2窓部106bは、第八水路31を構成する配管に組み込まれている。本実施の形態において、殺菌装置100は、第八水路31を構成する配管に設置されている。第1窓部106aおよび第2窓部106bは、第八水路31の内側に露出している。第1LED光源101が照射した紫外線は、第1窓部106aを透過して、第八水路31を通過する水に照射される。第2LED光源102が照射した紫外線は、第2窓部106bを透過して、第八水路31を通過する水に照射される。
図2に示されるように、第1LED光源101は、第2LED光源102よりも下流側に配置されている。第1LED光源101は、第八水路31内の水流に対して第2LED光源102が紫外線を照射する位置よりも下流の位置に紫外線を照射する。
第八水路31を流れる水に対しては、まず、第2LED光源102によって300nm以上の波長の紫外線が照射される。第1LED光源101は、第2LED光源102によって照射された紫外線を通過した後の水に対して、300nm未満の波長の紫外線が照射される。第2LED光源102によって紫外線が照射された水流中の細菌の内部には活性酸素が生成される。活性酸素は、当該細胞の核酸へ作用する。すなわち、第1LED光源101が紫外線を照射する水に含まれる細菌の内部には、予め活性酸素が生成される。これにより、第1LED光源101が照射する紫外線による細菌への作用が促進される。上記のように構成された殺菌装置100であれば、水路を流れる水を効果的に殺菌することができる。
第八水路31を形成する配管のうち、殺菌装置100によって照射される紫外線が当たる可能性のある範囲は、以下のように構成されることが望ましい。紫外線が当たる可能性のある配管は、例えば、紫外線耐性および耐水性を有する材料で構成されることが望ましい。当該配管は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂で構成されていることが望ましい。フッ素系樹脂は、紫外線耐性に優れるだけでなく、紫外線を反射する。当該配管の内壁面をフッ素系樹脂により構成することで、殺菌装置100からの紫外線が当該内壁面で反射し、殺菌装置100からより遠い範囲にまで紫外線が照射される。なお、当該配管の全体が上記のような材料で構成されていてもよいし、当該配管の内壁面のみが上記のような材料で被覆されていてもよい。
本実施の形態において、殺菌装置100は、浴槽水が循環する回路に設置されている。殺菌装置100は、浴槽水の殺菌を行う。本実施の形態であれば、使用者が触れる浴槽水に微生物が生育する可能性を低減できる。
殺菌装置100は、例えば、上記した追い焚き運転または浴槽水殺菌運転が行われる際に動作する。なお、殺菌装置100は、追い焚き運転および浴槽水殺菌運転のいずれも行われていないとき、すなわち、給湯装置1の水路内に流れが生じていないときに動作をしてもよい。
殺菌装置100は、例えば、浴槽200に湯張りがされてから間欠的に紫外線を照射さしてもよい。これにより、第1LED光源101および第2LED光源102が点灯している時間の総時間を短くしつつ、浴槽水の清潔性を維持することができる。第1LED光源101および第2LED光源102の点灯時間が短くなることで、第1LED光源101および第2LED光源102の劣化が抑制され、殺菌装置100の殺菌機能が長期間維持される。
給湯装置1は、例えば、浴槽水の汚れ量を検知するセンサを備えていてもよい。殺菌装置100は、浴槽水が一定以上汚れてから紫外線の照射を開始するように制御されてもよい。また、給湯装置1は、使用者が入浴したことを検知するための水位センサまたは人感センサ等を備えていてもよい。給湯装置1は、この水位センサまたは人感センサの検知結果に基づいて、所定期間内における入浴人数を判定する機能を有していても良い。殺菌装置100が紫外線の照射を開始するタイミングは、所定期間内における入浴人数に応じて制御されてもよい。
以上に示したように、本実施の形態に係る殺菌装置100は、水路を流れる水に対して300nm未満の波長の紫外線を照射する第1LED光源101と、水路を流れる水に対して300nm以上の波長の紫外線を照射する第2LED光源102と、を有する。上記のように構成された殺菌装置100は、第1LED光源101から照射される300nm未満の波長の紫外線と第2LED光源102から照射される300nm以上の波長の紫外線との組み合わせにより、水路を流れる水を効果的に殺菌することができる。
また、第1LED光源101は、水路の水流に対して第2LED光源102が紫外線を照射する位置よりも下流の位置に紫外線を照射する。上記の構成によれば、第2LED光源102が照射する紫外線によって、第1LED光源101が照射する紫外線による細菌への作用が促進される。上記のように構成された殺菌装置100であれば、水路を流れる水を効果的に殺菌することができる。また、紫外線によって損傷した菌が光回復によって再生してしまう可能性も抑制される。
上記の実施の形態によれば、水路を流れる水を効果的に殺菌することができる殺菌装置100を備えた給湯装置1が得られる。なお、以上のように構成された殺菌装置100は、給湯装置1以外にも、例えば、浄水器等の水路を有する任意の機器にも適用可能である。
上記の実施の形態の殺菌装置100は、図2に示されるように、第1LED光源101および第2LED光源102が1つの放熱部105に対して固定されている1つのパッケージとして構成されている。1つのパッケージを構成する第1LED光源101および第2LED光源102は、例えば、共通の基板に設けられていてもよい。また、1つのパッケージを構成する第1LED光源101および第2LED光源102は、例えば、共通の台座部に対して固定されていてもよい。
また、図3は、実施の形態1による殺菌装置100の構成の第1の変形例を模式的に示す断面図である。殺菌装置100は、図3に示されるように、2つのパッケージから構成されていてもよい。殺菌装置100は、第1放熱部105aおよび第2放熱部105bを備えていてもよい。第1放熱部105aは、第1台座部104aに設けられている。第2放熱部105bは、第2台座部104bに設けられている。
図3に示される第1の変形例において、第1LED光源101、第1基板103a、第1台座部104aおよび第1放熱部105aは、第1照射部100aを構成している。第2LED光源102、第2基板103b、第2台座部104bおよび第2放熱部105bは、第2照射部100bを構成している。図3に示される第1の変形例において、殺菌装置100は、第1照射部100aと第2照射部100bという2つのパッケージから構成されている。第1照射部100aは、第2照射部100bよりも下流側に配置されている。
図4は、実施の形態1による殺菌装置100の構成の第2の変形例を模式的に示す断面図である。図4に示される第2の変形例において、殺菌装置100は、図3に示される第1の変形例と同様に、第1照射部100aと第2照射部100bという2つのパッケージから構成されている。
図4に示される第2の変形例において、第1照射部100aは、第2照射部100bに対向するように配置されている。図4に示される第2の変形例において、第1LED光源101は、第2LED光源102に対向するように配置されている。図4に示される第2の変形例において、第1LED光源101が紫外線を照射する方向は、第2LED光源が紫外線を照射する方向に対向する。
特定の光源から照射された紫外線の照度は、当該光源からの距離に応じて変化する。光源が照射する紫外線の照度には分布が生じる。一般的に、光源からの距離が遠いほど、当該光源から照射される紫外線の量は少なくなる。
図4に示される変形例によれば、例えば、第2LED光源102からの距離が遠い位置を通過する細菌は、第1LED光源101からの距離が近い位置を通過する。図4に示される変形例によれば、第2LED光源102から弱い紫外線を受けた菌は、第1LED光源101から強い紫外線を受けることになる。また、図4に示される変形例によれば、例えば、第1LED光源101からの距離が遠い位置を通過する細菌は、予め、第2LED光源102からの距離が近い位置を通過する。図4に示される変形例によれば、第1LED光源101から弱い紫外線を受ける菌は、予め、第2LED光源102から強い紫外線を受けることになる。このように、第1LED光源101が紫外線を照射する方向と第2LED光源が紫外線を照射する方向とが対向することによって、水路内が均一に殺菌されることとなる。
図1に示される給湯装置1の構成例において、殺菌装置100は、風呂熱交換器13側に寄った位置で、第八水路31に設けられている。殺菌装置100は、例えば、浴槽200側に寄った位置で、第八水路31に設けられていてもよい。殺菌装置100は、浴槽200へ水を供給する流路の末端側に設けられていてもよい。換言すると、殺菌装置100は、当該流路と浴槽200との接続部または当該接続部の近傍に設けられていてもよい。すなわち、殺菌装置100は、風呂熱交換器13よりも浴槽200に近い位置において、当該浴槽200の上流側に設けられていてもよい。上記のように配置された殺菌装置100によれば、浴槽200に供給される水を、当該浴槽200に供給される直前により確実に殺菌することができる。
また、殺菌装置100は、例えば、第七水路30に設けられていてもよい。殺菌装置100は風呂熱交換器13よりも浴槽200に近い位置において、浴槽200の下流側に設けられていてもよい。この場合、第1LED光源101の上流側に配置された第2LED光源102は、当該第1LED光源101と比べて、浴槽200側に寄せられた位置で第七水路30に設けられる。第2LED光源102が照射する300nm以上の波長の紫外線は、第1LED光源101が照射する300nm未満の波長の紫外線に比べて、浴槽200を劣化させてしまう効果が少ない。第1LED光源101と比べて浴槽200側に寄せられた位置で第七水路30に設けられた第2LED光源102によれば、浴槽200を損傷させることなく、当該浴槽200内へ紫外線を照射することができる。これにより、浴槽200に接続された水路内だけでなく当該浴槽200内を殺菌することができる。
上記の実施の形態において、第1LED光源101は、300nm未満の波長の紫外線を照射する第1光源の一例である。また、第2LED光源102は、300nm以上の波長の紫外線を照射する第2光源の一例である。本開示に係る第1光源および第2光源は、発光ダイオードに限られない。例えば、第1光源および第2光源は、交流電源から供給される電力によって点灯する低圧水銀ランプ等でもよい。
実施の形態2.
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態1と同一または相当する部分については、同じ符号を付し、また、説明を簡略化および省略する。図5は、実施の形態2による殺菌装置100の構成を模式的に示す断面図である。
本開示に係る殺菌装置100は、実施の形態1における第1の変形例および第2の変形例と同様に、第1照射部100aおよび第2照射部100bから構成されている。第1照射部100aは、300nm未満の波長の紫外線を照射する第1LED光源101を備える。第2照射部100bは、300nm以上の波長の紫外線を照射する第2LED光源102を備える。
本実施の形態において、第1照射部100aと第2照射部100bとは、第八水路31内の水流に対して紫外線を照射するように設けられている。第1LED光源101は、殺菌装置100が設けられた水路の水流に対して第2LED光源102が紫外線を照射する位置と同じ位置に紫外線を照射する。第1LED光源101と第2LED光源102とは、同時に紫外線を照射する。
本実施の形態において、殺菌装置100が設けられた水路の水流には、300nm以上の波長の紫外線と300nm未満の波長の紫外線とが、同時に照射される。殺菌装置100が設けられた水路を流れる水に含まれる細菌は、異なる作用の紫外線を同時に受ける。本実施の形態の殺菌装置によれば、水路を流れる水に含まれる細菌を効果的に死滅させることができる。
なお、第1照射部100aと第2照射部100bとは、図5に示されるように、互いに対向するように配置されていると特によい。すなわち、第1LED光源101が紫外線を照射する方向は、第2LED光源が紫外線を照射する方向に対向していると、特によい。第1LED光源101が紫外線を照射する方向と第2LED光源が紫外線を照射する方向とが対向することによって、水路内が均一に殺菌されることとなる。
1 給湯装置、 2 ヒートポンプユニット、 3 貯湯タンクユニット、 4 冷媒回路、 5 圧縮機、 6 熱交換器、 7 減圧装置、 8 蒸発器、 9 冷媒配管、 10 貯湯タンク、 10a 水入口、 10b 水出口、 10c 湯入口、 10d 第一湯出口、 10e 第二湯出口、 10f 戻り口、 11 第一ポンプ、 12 切替弁、 13 風呂熱交換器、 13a 第一入口、 13b 第一出口、 13c 第二入口、 13d 第二出口、 14 第二ポンプ、 15 第三ポンプ、 16 減圧弁、 17 給湯混合弁、 18 風呂混合弁、 21 第一給水路、 22 第二給水路、 23 第三給水路、 24 第一水路、 25 第二水路、 26 第三水路、 27 第四水路、 28 第五水路、 29 第六水路、 30 第七水路、 31 第八水路、 32 第九水路、 33 第一給湯管、 34 給水管、 35 第二給湯管、 38 風呂電磁弁、 39 風呂往き温度センサ、 40 風呂戻り温度センサ、 50 制御装置、 60 端末装置、 61 操作部、 62 表示装置、 100 殺菌装置、 100a 第1照射部、 100b 第2照射部、 101 第1LED光源、 102 第2LED光源、 103a 第1基板、 103b 第2基板、 104a 第1台座部、 104b 第2台座部、 105 放熱部、 105a 第1放熱部、 105b 第2放熱部、 106a 第1窓部、 106b 第2窓部、200 浴槽、 210 浴槽アダプタ、 300 給湯栓

Claims (6)

  1. 水路を流れる水に対して300nm未満の波長の紫外線を照射する第1光源と、
    前記水路を流れる水に対して300nm以上の波長の紫外線を照射する第2光源と、
    を有し、
    前記第1光源は、前記水路の水流に対して前記第2光源が紫外線を照射する位置と同じ位置または前記水路の水流に対して前記第2光源が紫外線を照射する位置よりも下流の位置に紫外線を照射する殺菌装置。
  2. 前記第1光源は、位置または前記水路の水流に対して前記第2光源が紫外線を照射する位置よりも下流の位置に紫外線を照射する請求項1に記載の殺菌装置。
  3. 前記第1光源が紫外線を照射する方向は前記第2光源が紫外線を照射する方向に対向している請求項2に記載の殺菌装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に殺菌装置と、
    前記水路と、
    を備え、
    前記水路は、浴槽内の水が熱交換器を経由して循環する回路に含まれる給湯装置。
  5. 前記殺菌装置は、前記熱交換器よりも前記浴槽に近い位置において前記浴槽の上流側に設けられている請求項4に記載の給湯装置。
  6. 請求項2または請求項3に殺菌装置と、
    前記水路と、
    を備え、
    前記水路は、浴槽内の水が熱交換器を経由して循環する回路に含まれ、
    前記殺菌装置は、前記熱交換器よりも前記浴槽に近い位置において前記浴槽の下流側に設けられている給湯装置。
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