JP2020178466A - ステータの製造方法及びステータ - Google Patents

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貴宏 菊一
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崇人 大矢
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Atsushi Yamaguchi
敦之 山口
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Abstract

【課題】コイルエンドの長さを従来よりも短くすることができるコイル挿入装置を提供する。
【解決手段】ステータコア4の軸方向に延び且つステータコア4の径方向内周面に周方向に並んで位置する複数のティース4bを有するステータコア4を備えるステータ2の製造方法であって、ティース4bの表面、コイル6の表面または絶縁紙7の少なくとも一つに潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布工程S110と、コイル6を少なくとも複数回巻いたコイル束5を形成するコイル束形成工程S120と、ティース4b同士の間に位置するスロット4a内に、コイル束5をステータコア4に対して軸方向に挿入するコイル挿入工程S140と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、ステータの製造方法及びステータに関する。
モータのステータコアのスロット内にコイル束を軸方向から挿入するコイル挿入方法が知られている。このようなコイル挿入方法として、例えば特許文献1には、ブレードにコイル束を保持させ、このコイル束をストリッパにより押圧してスロット内に挿入する構成が開示されている。
前記特許文献1に開示されている方法では、ステータコアにおけるティースとティースとの間の空間であるスロット内のコイルの占積率を高めるせるために挿入するコイル束を2回に分けて挿入する。第1のストリッパが、第1回目挿入分コイル束を押してスロット内に押しこんだ後に、第2のストリッパが第2回名挿入分コイル束をスロット内に押し込む。この方法により、スロット内に高い占積率でコイルを挿入することができる。
特開2000−69723号公報
ところで、上述の特許文献1に開示されている方法では、ブレードに保持された複数のコイル束を、複数のストリッパによって軸方向からスロット内挿入することでスロット内に大量のコイルを挿入している。そのため、ステータコアのスロット内にコイル束を挿入する場合、スロット内におけるコイルの占積率を高めるほど、コイルとコイルとの間およびコイル束とステータコアのティースとの間で摩擦が発生する接触箇所が増えるとともに接触箇所で発生する摩擦力が大きくなり、コイル束をステータコアのスロット内に挿入する際の抵抗が増大する点で不利であった。
本発明の目的は、ステータコアにおけるティースの間にコイル束を挿入する際の抵抗を低減することができるステータの製造方法及びステータを提供することにある。
本発明の一実施形態に係るステータの製造方法は、ステータコアの軸方向に延び且つ前記ステータコアの径方向内周面に周方向に並んで位置する複数のティースを有するステータコアを備えるステータの製造方法である。前記ティースの表面、コイルの表面または絶縁紙の少なくとも一つに潤滑剤を塗布する塗布工程と、前記コイルを少なくとも複数回巻いたコイル束を形成するコイル束形成工程と、ティース同士の間に位置する前記スロット内に、前記コイル束を前記ステータコアに対して軸方向に挿入する挿入工程と、を備える。
本発明の一実施形態に係るステータの製造方法によれば、ステータコアにおけるティースの間にコイル束を挿入する際の抵抗を低減することができるステータの製造方法を提供できる。
図1は、モータの概略構成を示す断面図である。 図2は、ステータコアの概略構成を示す斜視図である。 図3は、コイル束の模式図である。 図4は、一側を折り曲げたコイル束の模式図である。 図5は、ステータ製造工程のフロー図である。 図6は、潤滑剤塗布工程とコイル巻き付け工程とを示す模式図である。 図7は、コイル束圧縮工程を示す模式図である。 図8は、通過部形成工程を示す模式図である。 図9は、通過部形成工程を示す別の模式図である。 図10は、コイル挿入工程におけるステータコアとコイル束の位置関係を示す模式図である。 図11は、コイル挿入工程を示す模式図である。 図12は、ウェッジ挿入工程を示す模式図である。 図13は、他の実施形態における軸方向のコイル挿入工程を示す模式図である。 図14は、他の実施形態における径方向のコイル挿入工程を示す模式図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、図中の同一または相当部分については同一の符号を付してその説明は繰り返さない。また、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
なお、以下の説明では、回転子の中心軸Cと平行な方向を「軸方向」、中心軸Cに直交する方向を「径方向」、中心軸Cを中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。また、径方向において、対象とする構成に対して中心軸C側を「径方向内側」、対象とする構成に対して中心軸Cとは反対側を「径方向外側」と、それぞれ称する。ただし、方向の定義により、本発明に係るモータ1の使用時の向きを限定する意図はない。
また、以下の説明において、“固定”、“接続”及び“取り付ける”等(以下、固定等)の表現は、部材同士が直接、固定等されている場合だけでなく、他の部材を介して固定等されている場合も含む。すなわち、以下の説明において、固定等の表現には、部材同士の直接的及び間接的な固定等の意味が含まれる。
モータ1の構成を簡単に説明する。図1は、モータ1の概略構成を示す断面図である。図2は、モータ1のステータコア4の概略構成を示す斜視図である。
モータ1は、ステータ2と、ロータ3とを有する。ステータ2は、円筒状である。ロータ3は、円柱状である。ロータ3は、ステータ2の径方向内側で、中心軸Cを中心として回転可能である。ステータ2は、ステータコア4と、ステータコア4の複数のスロット4a内に挿入されるコイル束5とを有する。スロット4aは、ステータコア4の周方向に隣り合うティース4bの間に位置する。スロット4aの径方向内側は、開口部4cを有する。ロータ3の構成は、従来と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態では、モータ1は、円筒状のステータ2内に、ロータ3が中心軸Cを中心として回転可能に配置された、いわゆるインナーロータ型のモータ1である。
次に、筒状のコイル束5について説明する。図3及び図4は、コイル束5の模式図である。以下の説明においては、特段の記載が無い限り、コイル束5において、筒状のコイル6が筒状に複数束ねられた際の筒の長さに相当する方向を「高さ方向」とする。高さ方向の一端側を内側、他端側を外側とする。また、コイル束5においてコイル6の巻き付け方向の一つであって、ステータコア4の軸方向に一致する方向を「挿入方向」とする。挿入方向に沿った一端側を前側、他端側を後側とする。さらに、コイル束5においてコイル6の巻き付け方向のうち、挿入方向および高さ方向と直交する方向を「幅方向」とする。
コイル束5は、後述のコイル束形成工程S120において、コイル6を後述の巻き付け型110に巻き付けることによって形成される。コイル束5は、1本のコイル6を複数回巻き付けることによって形成される。コイル束5は、高さ方向から見て略矩形状に形成される。つまり、コイル束5は、高さ方向から見て、前側と後側とが幅方向に略平行なコイル辺部として形成される。また、コイル束5は、高さ方向からみて、前側のコイル辺部と後側のコイル辺部とをつなぐ挿入方向に略平行なコイル辺部として形成される。
ここで、コイル束5の幅方向に略平行な前側のコイル辺部を天井部5cとする。また、コイル束5の幅方向に略平行な後側のコイル辺部を底部5fとする。さらに、コイル束5の挿入方向に平行なコイル辺部のうち高さ方向の上側を柱部5pとし、高さ方向の下側を整列部5dとする。整列部5dは、後述のコイル挿入工程S140以降において、ステータコア4のスロット4aに収納される。
整列部5dの挿入方向に垂直な断面の断面積は、ステータコア4のスロット4aの軸方向に垂直な断面の断面積と略同一である。なお、「略同一」とは、設計公差および挿入のための隙間を除けば同一とする。整列部5dは、後述するコイル束圧縮工程S123によって圧縮されるため、整列部5dの挿入方向に垂直な断面の断面形状は、整列部5d以外のコイル束5の挿入方向に垂直な断面の断面形状よりも小さい。整列部5dの幅方向の長さは、スロット4aにおける開口部4cの開口幅よりも大きい。
コイル束5は、複数のコイル群として、挿入方向の長さが互いに異なる、第1コイル束5Aと、第2コイル束5Bと、第3コイル束5Cと、を備える。
ここで、第1コイル束5Aの柱部5pを柱部5Apとする。第2コイル束5Bの柱部5pを柱部5Bpとする。第3コイル束5Cの柱部5pを柱部5Cpとする。柱部5Cpは、柱部5Bpの幅方向の外側に形成される。柱部5Bpは、柱部5Apの幅方向の外側に形成される。
ここで、第1コイル束5Aの天井部5cを天井部5Acとする。第2コイル束5Bの天井部5cを天井部5Bcとする。第3コイル束5Cの天井部5cを天井部5Ccとする。天井部5Ccは、天井部5Bcよりも挿入方向において前側に形成される。天井部5Bcは、天井部5Acよりも挿入方向において前側に形成される。
底部5fは、後述するコイル挿入工程S140以降において、ステータコア4のスロット4aの間を跨ぐ。底部5fは、整列部5dの間に形成される。
コイル束5は、後述する通過部形成工程S130において、巻き付け型110によって天井部5cが高さ方向の上側に向かって傾斜され、傾斜した天井部5cに追従して柱部5pが直線状または曲線状に折り曲げられる。折り曲げられた柱部5pのうち、後述するコイル挿入工程S140において、スロット4aの開口部4cを通過する部分を通過部5tとする。通過部5tの幅方向の長さは、スロット4aにおける開口部4cの開口幅よりも小さい。
ここで、折り曲げられた柱部5Apのうち、スロット4aの開口部4cを通過する部分を通過部5Atとする。折り曲げられた柱部5Bpのうち、スロット4aの開口部4cを通過する部分を通過部5Btとする。折り曲げられた柱部5Cpのうち、スロット4aの開口部4cを通過する部分を通過部5Ctとする。このように、通過部5tは、コイル群である第1コイル束5A、第2コイル束5B、第3コイル束5C毎に形成されている。通過部5At、5Bt、5Ctの幅方向の長さは、スロット4aの開口部4cのステータ基準の周方向の長さよりも小さい。また、通過部5At、5Bt、5Ctは、それぞれが挿入方向に積層して形成される。
次に、図5から図12を用いて、ステータコア4の軸方向に延び且つステータコア4の径方向内周面に周方向に並んで位置する複数のティース4bを有するステータコア4を備えるステータの製造工程S100について説明する。図5は、ステータの製造工程S100をフローによって表す。ステータの製造工程S100は、潤滑剤塗布工程S110と、コイル束形成工程S120と、通過部形成工程S130と、コイル挿入工程S140と、復元工程S150と、ウェッジ挿入工程S160と、を備える。
図6と図7は、潤滑剤塗布工程S110と、コイル束形成工程S120とを模式図にて表す。以下では、図を分かり易くするため、コイル6の一部を省略して表す。
図6に示すように、潤滑剤塗布工程S110では、コイル6の表面に潤滑剤を塗布する。潤滑剤は、鉱物油または合成油から構成される。潤滑剤塗布工程S110において、潤滑剤塗布装置100が図示しないコイルボビンから引き出されたコイル6の表面に潤滑剤を塗布する。潤滑剤塗布装置100は、潤滑剤が供給されたスポンジ等の保水性の高い部材からなる塗布部101を有する。潤滑剤塗布装置100は、コイル6に塗布部101を接触させることでコイル6の表面に潤滑剤を塗布する。
なお、本実施形態において、潤滑剤塗布工程S110では、コイル束5の形成前に潤滑剤を塗布しているがこれに限定するものではない。以下の実施形態において、潤滑剤をコイル束5の形成後に塗布しても良い。また、潤滑剤は、通過部5tと整列部5dとのうち少なくとも一方に塗布されていれば良い。
本実施形態において、潤滑剤塗布工程S110では、コイル6の表面に潤滑剤を塗布しているがこれに限定するものではない。潤滑剤は、スロット4a内に挿入されるコイル束5と接触する部材に塗布されていれば良い。例えば、潤滑剤をコイル束5が接触するティース4bの表面や絶縁紙7の表面に塗布しても良い。
コイル束形成工程S120では、巻き付け型110にコイル6を少なくとも複数回巻き付けて筒状のコイル束5を形成する。コイル束形成工程S120は、コイル巻き付け工程S121と、絶縁紙巻き付け工程S122と、コイル束圧縮工程S123と、を備える。
図7に示すように、巻き付け型110は、本体115と、支持部111、112、113と、スライド部116、117と、図8に示すガイド部118と、を備える。
本体115は、略直方体に形成される。本体115の挿入方向の長さは、ステータコア4のステータ基準の軸方向の長さと略同一とされる。本体115の高さ方向の長さは、ステータコア4のスロット4aのステータ基準の径方向の長さと略同一とされる。本体115の幅方向の長さは、コイル束5が挿入されるステータコア4の2つのスロット4aの間隔と略同一とされる。なお、「略同一」は、寸法公差および巻き付け時の隙間を除いては同一とする。
支持部111、112、113は、本体115に対し図示しないアームによって支持される。アームは、本体115の所定位置に回転自在に支持される。アームは、図示しない電動機によって、回転可能に支持される。
スライド部116は、本体115の両側面と対向する位置にそれぞれ設けられる。スライド部117は、本体115の底面と対向する位置に設けられる。スライド部116およびスライド部117は、図示しないアクチュエータによって本体115に向かって移動可能に構成される。
ガイド部118は、コイル束5が巻き付け型110において形成される際の、通過部5At、5Bt、5Ctにそれぞれ設けられる。ガイド部118には、凹部が形成される。凹部の幅方向の長さは、通過部5At、5Bt、5Ctの幅方向の長さと略同一とされる。なお、「略同一」は、寸法公差および圧縮時の隙間を除いては同一とする。
本体115の両側面には、絶縁紙7を設ける。本体115の両側面に絶縁紙7を配する際には、接着剤で本体115の両側面に絶縁紙7を仮に配しても良い。または、図示せぬ把持具によって絶縁紙7を把持して本体115の両側面に絶縁紙7を仮に配しても良い。また、本体115の底面に絶縁紙7を配しても良い。
コイル巻き付け工程S121では、コイル6を、本体115と支持部111とから構成される第1型枠FAに巻き付け、天井部5Ac、柱部5Ap、整列部5Adおよび底部5Afからなる第1コイル束5Aを形成する。コイル6を第1型枠FAに巻き付ける際には、図示せぬコイル引き出し装置からコイル6を引き出し、第1型枠FAを、環状軸を中心として回転させて巻き付けても良い。または、固定した第1型枠FAにコイル引き出し装置から引き出されるコイル6を巻き付けても良い。
同様にして、コイル6を、本体115と支持部112とから構成される第2型枠FBに巻き付け、天井部5Bc、柱部5Bp、整列部5Bdおよび底部5Bfからなる第2コイル束5Bを形成する。同様にして、コイル6を、本体115と支持部113とから構成される第3型枠FCに巻き付け、天井部5Cc、柱部5Cp、整列部5Cdおよび底部5Cfからなる第3コイル束5Cを形成する。
絶縁紙巻き付け工程S122では、コイル巻き付け工程S121において本体115の側面と整列部5dとの間に挟まれた絶縁紙7をコイル束5の整列部5dに巻き付ける。絶縁紙7を整列部5dに巻き付ける際には、絶縁紙7をコイル束5の整列部5dに接着剤で固定しても良い。または、絶縁紙7の縁部同士を接着剤で固定しても良い。
コイル束圧縮工程S123では、スライド部116およびスライド部117を本体115に巻き付けられたコイル束5に押し付けることによって、絶縁紙7が巻き付けられた整列部5dおよび底部5fを圧縮する。コイル束圧縮工程S123において、整列部5dの形状は、巻き付け型110の本体115の側面形状、および、本体115の側面形状に対向する、スライド部116の側面形状にならって成形される。その結果、整列部5dは、コイル6同士の隙間やコイル6と本体115との隙間が小さくなるよう圧縮され、整列される。つまり、整列部5dのコイル6は、幅方向に圧縮される。整列部5dは、高さ方向に延びて整列することで、スロット4a内に収納した際の占積率を向上させることができる。
次に、スライド部117が本体の115の底面に向かって進み、コイル束5の底部5fにスライド部117を押し付けることによって圧縮する。その結果、底部5fは、隙間なく整列される。また、底部5fのコイル6は、挿入方向に圧縮される。このようにして、コイル束5の整列部5dを隙間なく整列させ、整列部5dのコイル6を幅方向に圧縮することができる。その結果、ステータ2の占積率を向上することができる。
本実施形態のコイル束圧縮工程S123では、スライド部116を押し付けることによって整列部5dの幅方向について圧縮するが、これに限定されない。整列部5dの高さ方向についても圧縮しても良い。具体的には、例えば、整列部5dの高さ方向にスライド部116を押し付ける。また、スライド部116を押し付けることによって圧縮するが、これに限定されない。例えば、ローラーを押し付けることによって幅方向の外側から整列部5dを同時に段階的に圧縮しても良い。
図8と図9は、通過部形成工程S130を模式図にて表す。通過部形成工程S130では、コイル束5の天井部5cを傾斜させることでコイル束5における一端側の柱部5pを折り曲げて通過部5tを形成する。通過部形成工程S130は、折り曲げ工程S131と、通過部圧縮工程S132とを備える。
折り曲げ工程S131では、電動機によって、支持部111を高さ方向の上側に所定角度、例えば略60°回転させる。このとき、第1コイル束5Aの天井部5Acは、高さ方向の上側に向かって傾斜する。同時に、第1コイル束5Aの柱部5Apは、天井部5Acに追従して折り曲げられる。このとき、柱部5Apは、孤状に形成される。さらに、ガイド部118が高さ方向に略平行な状態で第1コイル束5Aの柱部5Apを挟み込んで通過部5Atを形成する。
通過部圧縮工程S132では、図示しないスライド部を通過部5Atに押し付けることによって通過部5Atを圧縮する。なお、通過部5Atは、後述するコイル挿入工程S140において、ステータコア4にコイル束5を挿入する際にスロット4aの開口部4cを通過する部分である。
通過部圧縮工程S132では、図示しないスライド部を通過部5Atに押し付けることによって、ガイド部118に挟まれた通過部5Atを挿入方向の後側に押し付け、通過部5Atを圧縮する。このとき、通過部5Atを含む柱部5Apは、ガイド部118に挟まったまま後側に押し付けられ、弧状から直線状に変形される。その結果、通過部5Atのコイル6同士の隙間が小さくなるよう圧縮される。さらに、通過部5Atのコイル6が幅方向に圧縮される。これにより、通過部5tの幅方向の長さは、スロット4aにおける開口部4cの開口幅よりも小さく形成される。
同様にして、折り曲げ工程S131では、電動機によって、支持部112と支持部113とを高さ方向の上側に所定角度、例えば略60°回転させる。このとき、第2コイル束5Bの天井部5Bcと第3コイル束5Cの天井部5Ccは、高さ方向の上側に向かって傾斜する。同時に、第2コイル束5Bの柱部5Bpと第3コイル束5Cの柱部5Cpとは、天井部5Bc、天井部5Ccに追従して折り曲げられる。このとき、柱部5Bp、柱部5Cpは、孤状に形成される。さらに、ガイド部118が高さ方向に略平行な状態で柱部5Bp、柱部5Cpを挟み込んで通過部5Bt、通過部5Ctを形成する。
同様にして、通過部圧縮工程S132では、スライド部を通過部5Bt、通過部5Ctに押し付けることによって、ガイド部118に挟まれた通過部5Bt、通過部5Ctを挿入方向の後側に押し付け、通過部5Bt、通過部5Ctを圧縮する。このとき、通過部5Bt、通過部5Ctを含む柱部5Apは、ガイド部118に挟まったまま後側に押し付けられ、弧状から直線状に変形される。その結果、通過部5Bt、通過部5Ctのコイル6同士の隙間が小さくなるよう圧縮される。さらに、通過部5Bt、通過部5Ctのコイル6が幅方向に圧縮される。
このようにして、コイル束5には、一端側に通過部5tが形成され、他端側に整列部5dが形成される。また、コイル束5は、一端側に折り曲げられた柱部5Ap、柱部5Bp、柱部5Cpの長さを最短にすることができる。その結果、コイル6の全体長さを短くすることができる。また、通過部5At、通過部5Bt、通過部5Ctの挿入方向の長さを短くすることができる。つまり、通過部5At、通過部5Bt、通過部5Ctを高さ方向において低い位置から積むことができる。その結果、コイル6の長さを短くすることができ、ステータ2のコイルエンドの長さを短くすることができる。
図10と図11は、コイル挿入工程S140を模式図にて表す。コイル挿入工程S140では、ステータコア4のティース4b同士の間に位置する2つのスロット4aに向けてコイル束5を軸方向に挿入する。なお、本実施形態では、折り曲げたコイル束5を挿入する2つのスロット4aは、スロット4aを2つ挟んだ一のスロット4aと他のスロット4aとされるが、これに限定されない。
図10に示すように、ステータコア4の軸方向の下方に、コイル束5の天井部5cを前側に向けて、かつ天井部5cをステータコア4の径方向の内側を向けてコイル束5を配置する。
図11に示すように、コイル束5を軸方向の上方に向けて移動させ、柱部5pをスロット4aに挿入する。このとき、コイル束5の一端側に形成されている通過部5tがスロット4aの開口部4cを通過し、天井部5cがステータコア4の径方向の内側を通過する。通過部5tがガイド部118によって挟まれることによって、通過部5tをスムーズにスロット4aの開口部4cに案内することができる。なお、通過部5tがスロット4aの開口部4cを通過する前に、ガイド部118は通過部5tから取り外されても良い。
さらに、コイル束5を軸方向の前側に向けて移動させ、コイル束5の他端側に形成されている図示しない整列部5dをスロット4aに挿入する。このとき、天井部5cおよび柱部5pは、ステータコア4の上方に移動する。また、底部5fは、ステータコア4の底部5fでスロット4a間を跨ぐ。コイル束5は、他端側に形成された整列部5dがスロット4a内に収納される。
これにより、ステータコア4は、ティース4bの表面、コイル6の表面または絶縁紙7の表面の少なくとも一つに潤滑剤を有し、ティース4bに絶縁紙7を介して環状に巻き付けられ、ティース4b同士の間のスロット4a内に絶縁紙7を介して収納された二つのコイル辺部を有するコイル束5を備える。コイル束5には、スロット4a内に収納されるコイル辺部である整列部5dが形成され、整列部5dにおける挿入方向に垂直な断面の断面積は、スロット4aにおける軸方向に垂直な断面の断面積と略同一であって、整列部5dにおける挿入方向および高さ方向と直交する方向の長さは、スロット4aにおける開口部4cの開口幅よりも大きい。
このように、ステータ2の製造方法では、潤滑剤塗布工程S110において潤滑剤を塗布したコイル6を、コイル束形成工程S120において複数回巻き付けてコイル束5を形成している。従って、コイル束形成工程S120と通過部形成工程S130とにおいて形成されたコイル束5の一部である通過部5tと整列部5dとが、コイル挿入工程S140においてスロット4aの開口部4cを構成するティース4bに接触した場合にティース4bと通過部5t及びティース4bと整列部5dの間に潤滑膜が形成される。これにより、ティース4bと通過部5t及びティース4bと整列部5dとの間の摩擦係数が小さくなるため、複数のコイル群毎に通過部5tが形成されていてもコイル束5をステータコア4のスロット4a内に挿入する際の抵抗を低減することができる。また、スロット4aと略同一の断面積を有する整列部5dをスロット4a内に挿入することができる。
復元工程S150では、コイル挿入工程S140においてスロット4a内にコイル束5を挿入した後、通過部形成工程S130において折り曲げられたコイル束5の一端側の天井部5cをステータコア4の径方向外側に向けて元の形状に戻す。コイル束5は、整列部5dをスロット4aに収納した状態で、底部5fはスロット4aを跨ぐ。コイル束5の復元は、作業者の作業により変形させても良い。また、天井部5cを回転させて柱部5pを挿入方向に対し平行に変形させる復元装置を用いて自動的に復元させても良い。この結果、コイル束5は、一端側において径方向に折り曲げられた折曲痕を有する。
このように、ステータ2の製造方法では、潤滑剤塗布工程S110において潤滑剤を塗布しているので、隣接するコイル6同士の間に潤滑膜が形成される。これにより、隣接するコイル6同士の間の摩擦係数が小さくなるため、復元工程S150においてコイル束5の天井部5cを元の形状に復元する際の抵抗を低減することができる。
図12は、ウェッジ挿入工程S160を模式図にて表す。ウェッジ挿入工程S160では、コイル束5が挿入されたスロット4a内の開口部4c側に、ウェッジ8を軸方向に挿入する。ウェッジ挿入工程S160において、スロット4a内に挿入されたコイル束5をスロット4aの開口部4cから径方向外側に押すことにより、スロット4aの開口側にウェッジ8を挿入するスペースを形成する。スロット4a内に形成されたスペースにウェッジ8を挿入する。
このように、ステータ2の製造方法では、潤滑剤塗布工程S110において潤滑剤を塗布しているので、ウェッジ8がコイル束5に接触した場合にウェッジ8とコイル束5との間に潤滑膜が形成される。これにより、ウェッジ8とコイル束5との間の摩擦係数が小さくなるため、ウェッジ8をスロット4aに挿入する際の抵抗を低減することができる。
このようにして、ステータの製造工程では、占積率の高いステータ2を製造することができる。すなわち、コイル束5を形成して整列部5dを圧縮し、コイル束5を折り曲げコイル束5に変形し、スロット4aの開口部4cに通過部5tを通過させつつ整列部5dをスロット4aに収納することによって、占積率の高いステータ2を製造することができる。この際、潤滑剤を塗布したコイル6を複数回巻き付けてコイル束5を形成しているので、隣接するコイル6同士の間、コイル束5と絶縁紙7との間およびコイル束5とステータコア4のティース4bとの間に潤滑膜が形成される。これにより、隣接するコイル6同士の間およびコイル束5とステータコア4との間の摩擦係数が小さくなるため、コイル束5をステータコア4のスロット4aに挿入する際の抵抗を低減することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
前記実施形態では、コイル束5は、ステータコア4のスロット4aに軸方向から挿入した後に、折り曲げられたコイル束5の一端側をステータコア4の径方向外側に向けて曲げることで元の形状に復元している。しかしながら、コイル束5は、軸方向所定位置まで軸方向に移動させながら収納し、前記軸方向所定位置に位置付けられたコイル束5を、スロット4aに対して径方向に移動させてスロット4a内に収納しても良い。
以下に、ステータコア4に対してコイル束5を軸方向と径方向とに挿入するコイル挿入方法を、図13、図14を用いて説明する。
図13は、コイル6を軸方向に挿入する様子を示す模式図である。図14は、コイル6を径方向に挿入する様子を示す模式図である。図5に示す状態を模式的に示す図である。
図13及び図14に示すように、潤滑剤が塗布されているコイル束5を、ステータコア4及びコイル挿入装置におけるブレード120の径方向内側に挿入する。このとき、ストリッパ121がブレード120の間を軸方向一端側に向かって移動する。このストリッパ121の移動により、ブレード120に引っ掛けられているコイル束5が軸方向一端側に向かって移動する。図13において、ブレード120及びコイル束5の移動方向を白抜き矢印で示す。
その後、図14に示すように、テーパ状の移動ピン122が軸方向一端側に向かって移動することにより、プッシャ123が移動ピン122の外周面によって径方向外側に押し出される。このプッシャ123の移動によって、ブレード120に引っ掛けられたコイル束5は、周方向に隣り合うブレード120の間に位置する搬送路内を径方向外側に移動する。図7において、移動ピン122の移動方向を実線矢印で示し、プッシャ123の移動方向を白抜き矢印で示す。
上述のように移動ピン122の移動によってプッシャ123が径方向外側に移動することにより、コイル束5は、プッシャ123によって、ステータコア4のスロット4a内に径方向に挿入される。これにより、コイル束5を径方向に移動させてスロット4a内により確実に挿入することができる。
このように構成することで、コイル束5を軸方向及び径方向に移動させてスロット4a内に挿入する際、潤滑剤を塗布したコイル6を複数回巻き付けてコイル束5を形成しているので、隣接するコイル6同士の間、コイル束5と絶縁紙7との間およびコイル束5とステータコア4のティース4bとの間に潤滑膜が形成される。これにより、隣接するコイル6同士の間およびコイル束5とステータコア4との間の摩擦係数が小さくなるため、コイル束5を軸方向及び径方向に移動させてステータコア4のスロット4aに挿入する際の抵抗を低減することができる。
なお、本実施形態では、コイル束5を、ステータコア4の軸方向及び径方向に移動させてステータコア4のスロット4a内に挿入する。しかしながら、周方向に隣り合うブレード120の間に位置するコイル束5をステータコア4の軸方向他端側から軸方向一端側まで軸方向に移動させて、スロット4a内に収納しても良い。
本発明は、ステータコア4の複数のスロット4a内にコイル6を挿入するステータ2の製造方法に適用可能である。
1 モータ
2 ステータ
3 ロータ
4 ステータコア
5 コイル束
5a 整列部
5c 天井部
5p 柱部
5f 底部
5t 通過部
6 コイル
7 絶縁紙
8 ウェッジ
C 中心軸

Claims (10)

  1. ステータコアの軸方向に延び且つ前記ステータコアの径方向内周面に周方向に並んで位置する複数のティースを有するステータコアを備えるステータの製造方法であって、
    前記ティースの表面、コイルの表面または絶縁紙の少なくとも一つに潤滑剤を塗布する塗布工程と、
    前記コイルを少なくとも複数回巻いたコイル束を形成するコイル束形成工程と、
    ティース同士の間に位置する前記スロット内に、前記コイル束を前記ステータコアに対して軸方向に挿入する挿入工程と、
    を備える、ステータの製造方法。
  2. 請求項1に記載のコイル巻線方法において、
    前記コイル束の一側に、前記コイル束の挿入方向および高さ方向と直交する幅方向の長さが前記スロットの開口部の開口幅よりも小さい通過部を形成する通過部形成工程を、さらに備え、
    前記挿入工程において、前記コイル束を前記一側から前記スロット内に前記軸方向に挿入し、前記通過部が前記スロットの開口部を前記軸方向に通過する、ステータの製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコイル巻線方法において、
    前記通過部は、前記コイル束の一側を折り曲げて形成される、ステータの製造方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコイル巻線方法おいて、
    前記コイル束の他側には、前記スロット内に収納される整列部が形成され、
    前記整列部における前記挿入方向に垂直な断面の断面積は、前記スロットにおける前記軸方向に垂直な断面の断面積と略同一であり、
    前記整列部における前記挿入方向および前記高さ方向と直交する幅方向の長さは、前記スロットの開口部の開口幅よりも大きい、コイル巻線方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコイル巻線方法において、
    前記コイル束は、前記コイル束における前記挿入方向の長さが異なる複数のコイル群を備え、
    前記通過部は、前記コイル群毎に形成される、コイル巻線方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコイル巻線方法において、
    前記コイル挿入工程において前記コイル束を前記スロット内に挿入した後、前記通過部形成工程において折り曲げた前記コイル束の一側を元の形状に復元する復元工程を、さらに備える、コイル巻線方法。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のコイル巻線方法において、
    前記コイル束が挿入された前記スロット内の開口部側に、ウェッジを軸方向に挿入するウェッジ挿入工程をさらに有する、コイル巻線方法。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のステータの製造方法において、
    前記潤滑材は、鉱物油または合成油である、ステータの製造方法。
  9. ステータコアの軸方向に延び且つ前記ステータコアの径方向内周面に周方向に並んで位置する複数のティースを有するステータコアと、
    コイルが前記ティースに絶縁紙を介して環状に巻き付けられ、前記ティース同士の間のスロット内に絶縁紙を介して収納された二つのコイル辺部を有するコイル束と、を備え、
    前記ティースの表面、前記コイルの表面または前記絶縁紙の表面の少なくとも一つに潤滑剤が塗布されていて、
    前記コイル束は、一側において径方向に折り曲げられた折曲痕を有する、ステータ。
  10. ステータコアの軸方向に延び且つ前記ステータコアの径方向内周面に周方向に並んで位置する複数のティースを有するステータコアと、
    コイルが前記ティースに絶縁紙を介して環状に巻き付けられ、前記ティース同士の間の前記スロット内に収容された二つのコイル辺部を有するコイル束と、を備え、
    前記ティースの表面、前記コイルの表面または前記絶縁紙の表面の少なくとも一つに潤滑剤が塗布されていて、
    前記コイル束は、前記スロット内に収納される整列部を有し、
    前記整列部における前記挿入方向に垂直な断面の断面積は、前記スロットにおける前記軸方向に垂直な断面の断面積と略同一であり、
    前記整列部における前記挿入方向および前記高さ方向と直交する方向の長さは、前記スロットの開口部の開口幅よりも大きい、ステータ。
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