JP2020178438A - モータ - Google Patents

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陽 渡邉
Hiromi Watanabe
陽 渡邉
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Abstract

【課題】端子取付部を覆う樹脂製カバー部を備えるモータで、樹脂の端子部の導通部材接続箇所への到達を防止する。【解決手段】複数のティース上にコイルが巻回されてなる固定子と、固定子に取り付けられる端子台41と、固定子および端子台の少なくとも一部を覆う樹脂製のケーシングと、を有する。端子台は、導体と、導体と電気的に接続する端子部と、導体の一部および端子部の一部を収容する端子取付部43と、端子取付部を覆う樹脂製のカバー部42と、を有する。端子取付部は、一方側に開口し、端子部を保持する凹状の穴部と、端子取付部の側面に設けられ、穴部と連通するスリット溝と、を有する。導体の一方側は、スリット溝に保持され、端子部は、導体と接続する導体接続部と、カバー部から突出し、導通部材と電気的に接続可能な導通部材接続部と、を有する。カバー部は、少なくとも導体の一部、導体接続部、穴部、およびスリット溝を樹脂で一体に覆う。【選択図】図2

Description

本発明は、固定子が樹脂によってモールドされたモールドモータに関する。
特許文献1に記載のように、従来より、固定子が樹脂によってモールドされたモールドモータが知られている。
国際公開特許第2016−103396号公報
特許文献1のモータは、端子台が端子の一部を収納する収納溝を有し、収納溝には接着剤が充填される。本体外殻は接着剤が充填された収納溝を樹脂でモールドして形成される。また、特許文献1の図4には、収納溝と連通し、巻線を一部収容するスリット溝が開示されている。この構造において、本体外郭を射出成型にて成型する際、収納溝内に充填された接着剤が、スリット溝から侵入した樹脂の圧力により変形し、収納溝内に樹脂が流れ込む虞がある。その結果、収納溝内に流れ込んだ樹脂が、端子の外部電源との接続箇所にまで到達してしまう虞がある。特に、生産性向上のため射出成型速度を上げると、上記課題が顕著となる。
本発明の目的は、本体外殻を射出成型にて成型する場合、樹脂が端子の外部電源との接続箇所にまで到達しない端子台を提供することにある。
本願の例示的な第1発明は、モータであって、複数のティース上にコイルが巻回されてなる固定子と、固定子に取り付けられる端子台と、固定子および端子台の少なくとも一部を覆う樹脂製のケーシングとを有し、端子台は、導体と、導体と電気的に接続する端子部と、導体の一部及び端子部の一部を収容する端子取付部と、端子取付部を覆う樹脂製のカバー部と、を有し、端子取付部は一方側に開口し端子部を保持する凹状の穴部と、端子取付部の側面に設けられ、穴部と連通するスリット溝と、を有し、導体の一方側はスリット溝に保持され、端子部は、導体と接続する導体接続部と、カバー部から突出し、導通部材と電気的に接続可能な導通部材接続部と、を有し、カバー部は、少なくとも、導体の一部、導体接続部、穴部、およびスリット溝を樹脂で一体に覆う。
本願の例示的な第1発明によれば、ケーシングを射出成型にて成型する場合、樹脂が端子部の導通部材接続部にまで到達しない。
図1は、本発明の実施形態に係るモールドモータの断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る端子台の斜視図である。 図3は、本発明の実施形態に係る端子の正面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る端子の側面図である。 図5は、本発明の実施形態に係る端子取付部の斜視図である。 図6は、本発明の実施形態に係る端子台において、導体にコイルの端部を接続した構造を示す斜視図である。 図7は、本発明の実施形態に係る端子取付部において、スリット凸部側を示す斜視図である。 図8は、本発明の実施形態に係るカバー部の斜視図である。 図9は、本発明の実施形態に係る端子台において、スリット凸部被覆部を示す斜視図である。 図10は、本発明の実施形態に係るコイルの端部と接続した端子台の斜視図である。 図11は、本発明の実施形態に係る端子台に導通部材を取り付けた状態を示す断面図である。 図12は、本発明の実施形態に係るインシュレータを固定部側から見た斜視図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本明細書では、図1に示すモータ1の中心軸2と平行な方向を「軸方向」、モータ1の中心軸2に直交する方向を「径方向」、モータ1の中心軸2を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」とそれぞれ称する。また、本明細書では、中心軸2が延びる方向を上下方向と定義する。ただし、上下方向は単に説明のために用いられる名称であって、実際の位置関係及び方向を限定しない。
−全体構成−
図1は、本発明の実施形態に係るモールドモータの断面図である。モータ1は、樹脂によってモールドされた略円筒状の固定子4と、固定子4の内方に位置する回転子5と、を備えている。すなわち、固定子4は、樹脂によって構成されたモータ1の略有底円筒状のケーシング8内に埋設されている。このケーシング8は、開口側を略円盤状のブラケット9によって覆われていて、これにより、ケーシング8内には、回転子5を収容するための略円筒状の空間が形成されている。
固定子4は、複数の鋼板を積層してなる固定子コア11と、固定子コア11上に巻回された複数のコイル12とを備えている。コイル12は、一例として銅材、又は、アルミ材の導線を巻回して形成される。特に図示しないが、固定子コア11は、リング状のコアバック部と、コアバック部から内方に向かって突出する複数のティース部と、を有している。この複数のティース部上に、コイル12が巻回されている。すなわち、これらのコイル12は、回転子5を収容可能な略円柱状の空間を形成するように、中心軸2の周りに略環状に配置されている。
また、図1に示すように、固定子コア11には、コイル12が巻回される固定子コア11の表面を覆う樹脂製のインシュレータ13が設けられている。インシュレータ13は、コアバック被覆部131と、ティース被覆部132と、後述する壁部133とを有する。コアバック被覆部131は、固定子コア11のコアバック部を覆う。ティース被覆部132は、固定子コア11のティース部を覆う。壁部133は、コイル12の径方向外側において軸方向に延びる。
固定子コア11の各ティースに巻回されたコイル12同士をつなぐ渡り線は、コアバック被覆部131内に収納される。そして、コアバック被覆部131の軸方向一方側には、後述する固定部14が設けられる。固定部14は、端子台41を保持する。固定部14は、コアバック被覆部131と同一の部材により形成される。なお、固定部14は、コアバック被覆部131と別部品であっても良い。
インシュレータ13は、固定子コア11とコイル12との間に介在することで、固定子コア11とコイル12とを電気的に絶縁する。インシュレータ13は、少なくとも固定子コア11の各ティースの径方向先端部を露出させ、固定子コア11を覆っている。
ケーシング8の内周面上には、回転子5の位置を検出するセンサを搭載した樹脂製の基板ホルダー32が配置されている。基板ホルダー32は、ケーシング8の所定位置にネジ止めされていて(図示せず)、センサが回転子5の位置を精度良く検出可能に配置されている。
ブラケット9は、略円盤状のアルミ合金製の部材からなり、略有底円筒状のケーシング8の開口側に固定されている。ブラケット9には、端子台41内の端子40に接続された後述する導通部材15のリード線15aを通すことができる貫通穴9aが形成されている。また、ブラケット9には、平面視において略中央に、ベアリング22を収納可能なベアリング凹部9cが形成されている。
回転子5は、回転軸20が取り付けられている。回転軸20は、その両端部でベアリング21,22によって回転可能に支持されている。回転軸20の一方の端部は、ケーシング8から外部へ突出していて、ファンなどの負荷(図示せず)が取り付けられる。具体的には、ベアリング21は、略有底筒状のケーシング8の底部に配置されていて、回転軸20は、ケーシング8の底部を貫通している。一方、ベアリング22は、ブラケット9のブラケット凹部9c内に配置されていて、回転軸20の他方の端部は、ケーシング8内に位置する。なお、ベアリング21,22は、樹脂製のケーシング8及びアルミ合金製のブラケット9に取り付けられる。なお、ベアリング21は、金属製のベアリングブラケット23を介して樹脂製のケーシング8に取り付けられる。
回転子5は、複数の鋼板を積層してなる回転子コア25と、回転子コア25の外周に取り付けられた複数の略直方体状の磁石26と、を備えている。回転子5は、回転子コア25の外周面側を除く箇所を樹脂によって全体を覆われている。
図2に示すように、端子台41は、端子40が取り付けられる。端子40は、固定子4のコイル12の一方側と、導通部材15とを電気的に接続する。
図3および図4に示すように、端子40は、銅合金製の金属板を打ち抜き変形させたものである。端子40は、導体44と接続する導体接続部40aと、カバー部42から突出し、導通部材15と電気的に接続可能な導通部材接続部40cとを有する。ここで、端子40の長手方向を長手方向A、端子40の短手方向を短手方向B、奥行方向を奥行方向Cとする。導体接続部40aは、直方体状であり、長手方向Aの一方側に形成される。また、導体接続部40aから短手方向Bに突出する突出部40dを有する。導通部材接続部40cは、平板状であり、長手方向Aの他方側に形成される。また、導体接続部40aには、長手方向Aの一端側から窪むスリット40bが形成されている。スリット40bの短手方向Bの幅は、導体44の線径よりも小さい。これにより、導体44は、スリット40b内で導体接続部40aによって挟持される。本実施形態では、導体44は、コイル12の端部と端子40とを電気的に導通する部品である。ここで、導体44の他方端をコイル12の端部と接続することで、コイル12と端子40とを電気的に接続する。なお、本実施形態では、コイル12と端子40とを導体44を介して電気的に接続しているが、コイル12の端部と端子40とを直接接続する構成であっても良い。
−端子台の構成−
次に、固定子4のインシュレータ13に配置された端子台41の構成について図2から図12に基づいて詳細に説明する。
図2に示すように、端子台41は、導体44と、導体44と電気的に接続する端子40と、導体44の一部および端子40の一部を収容する端子取付部43と、端子取付部43を覆う樹脂製のカバー部42により形成される。
図5および図6に示すように、端子取付部43は、略直方体状である。ここで、端子取付部43の長手方向を長手方向X、端子取付部43の短手方向を短手方向Y、端子取付部43の奥行方向を奥行方向Zとする。端子取付部43は、短手方向Yの一方側に開口する凹状の穴部43aが複数(本実施形態では4つ)形成されている。各穴部43aは、平面視で略矩形状に形成されている。各穴部43a内には、端子40が挿入される。端子取付部43は、端子取付部43の奥行方向Z両側の側壁に設けられ、穴部43aと連通するスリット溝43b、43cをそれぞれ有する。スリット溝43b、43cは、ひとつの穴部43aに対してひとつずつ形成される。スリット溝43b、43cは、端子取付部43の側壁から短手方向Yに窪む。穴部43aに取り付けられた各端子40は、奥行方向Z視において、スリット40bと、スリット溝43b、43cとが重なる位置に配置される。各端子40の導通部材接続部40cは、穴部43aの短手方向Yから突出する。
導体44の一方側は、スリット溝43b、43cに保持される。スリット溝43b、43cの長手方向Xの幅は、導体44の線径よりも大きく形成される。また、スリット溝43b、43cの短手方向Yの深さは、穴部43a内に端子40を挿入した状態において、導体44が収納可能な位置まで窪む。これにより、導体44は、端子40を穴部43aに挿入した際に、端子40のスリット40b内において導体接続部43aに挟持される。これにより、端子40に対して、導体44を容易に接続可能である。
端子40は、導体接続部40aの短手方向Bから突出する突出部40dを有する。端子40は、導体44を挟みこんだ状態において、突出部40dが穴部43aの内側に係合することで保持される。これにより、端子40が、端子取付部43から外れることを防止できる。
端子取付部43は、スリット溝43b、43cと直交する方向に延びる段差部43dを有する。具体的には、段差部43dは、スリット溝43bが設けられる端子取付部43の奥行方向Zの一方側の側壁に形成される。段差部43dの短手方向Yの端面には、スリット溝43bの底部から奥行き方向zに延びる配線溝43eが形成される。導体44は、スリット溝43b内及び配線溝43e上に配置される。カバー部42は、段差部43d、配線溝43e、および導体44の一部を一体に覆う。
端子取付部43は、端子取付部43の側面から突出する凸部43hが形成される。具体的には、凸部43は、端子取付部43の長手方向Xの両端部に形成される。これらの凸部43hは、端子取付部43の長手方向Xの両端面から同じ高さ位置で外方に向かって突出している。
図7に示すように、端子取付部43は、スリット溝43cの底部からスリット溝43cの開口側に延びるスリット凸部43cが形成される。具体的には、スリット凸部43fは、スリット溝43cが設けられる端子取付部43の奥行方向Zの側壁に形成される。スリット凸部43fの短手方向Yの端面には、スリット溝43bの底部から奥行方向Zに延びる配線溝43gが形成される。導体44の端部は、軸方向視において、配線溝43gと重なる位置に配置される。導体44の端部およびスリット凸部43fは、後述するカバー部42のスリット凸部被覆部42dにより覆われる。
図8に示すように、端子取付部43は、端子40の導通部材接続部40cが露出するようにカバー部42によって覆われている。このカバー部42は、端子取付部43と一体に成型された樹脂製の部材からなる。より具体的には、カバー部42は、導体44の一部、導体接続部43a、穴部43a、および、スリット溝43b、43c、を樹脂で一体に覆う。そして、端子40の導通部材接続部40aおよび導体44の端部は、カバー部42によりインサート成型される。これにより、端子取付部43の穴部43aおよびスリット溝43bをカバー部42が覆うことにより、ケーシング8を射出成型にて成型する際、スリット溝43bから穴部43a内に樹脂が侵入し、端子取付部43の穴部43aから導通部材接続部40cまで樹脂が到達することを抑制する。特に、射出成型する際の射出速度を上げた場合においてより有効である。射出成型の速度を上げることで、大型のモータのケーシングを成型する時間を短縮できる。また、樹脂が固まるまでに各所に流れるため、未充填箇所が発生するのを抑制することができる。
また、穴部43aは樹脂で埋められるため、カバー部42から露出した導通部材接続部40cとカバー部42の隙間から穴部43aの内部に水が侵入することを抑制する。それにより、穴部43a内に配置された導体44から、導体44とコイル12との接続箇所まで水が到達することを抑制し、異種金属間腐食が発生することを防止できる。
カバー部42は、端子取付部43の長手方向Xの両側の側面から突出する凸部43hの長手方向Xの端面および短手方向Yの両端面を一体に覆う凸部被覆部42hを有する。凸部被覆部42hが凸部42hを一体に覆うことにより、カバー部42と端子取付部43とが短手方向Yに分離することを防止する。
カバー部42は、段差部43dを覆う段差部被覆部42dを有する。段差部被覆部42dは、段差部43d、スリット溝43b、配線溝43b、および、導体44の一部を一体に覆う。このように、段差部被覆部42dが段差部43dを覆うことで、ケーシング8を成型する際の樹脂が、穴部43aへ侵入するまでの経路を長くすることができる。それにより、上記樹脂が穴部43aまで上記樹脂が侵入することを抑制し、穴部43aから導通部材接続部40cまで上記樹脂が到達することを抑制する。
図9に示すように、カバー部42は、スリット凸部43fおよび導体44の端部の全周を一体に覆うスリット凸部被覆部42dを有する。これにより、導体44とスリット凸部43fとの間の隙間がカバー部42により覆われるため、モールド部10の樹脂が導体44とスリット凸部43fの隙間から穴部43aに侵入することを防止できる。
図10に示すように、導体44の一方側は、端子40と接続し、導体44の他方側は、コイル12と接続する。これにより、コイル12と端子40とは電気的に接続される。ここで、コイル12がアルミ材の場合、コイル12と銅合金製の端子40とを直接接続せず、銅合金製の導体44を介して接続することで、端子40と導体44との接続箇所に水が侵入した場合であっても異種金属間腐食が発生することを防止できる。また、導体44とコイル12との接続箇所は、端子取付部43から十分に離れた位置に配置される。これにより、端子取付部43の内部に浸入した水が、導体44とコイル12との接続箇所に到達することを抑制し、異種金属間腐食が発生することを抑制できる。更に、端子台41は、カバー部42を端子取付部43に一体に成型し、形成される。これにより、端子台41の内部に浸入した水が、端子台41の外部へ漏れ出すことを抑制できる。したがって、端子台41の内部に浸入した水が、端子台41の外部に位置する導体44とコイル12との接続箇所に到達することを抑制でき、異種金属間腐食が発生することを抑制できる。
図11に示すように、カバー部42は、端子40に隣接する溝部42aを有する。具体的には、溝部42aは、端子部40の導通部材接続部40cと隣接する箇所に形成される。また、導通部材接続部40cに接続される導通部材15のコネクタ15bは、端子取付部43の短手方向Yに突出する突出部15cを有する。突出部15cは溝部42f内に収容される。これにより、カバー部42に対して、コネクタ15bのまわり止めを行うことができる。
図12に示すように、コアバック被覆部131は、端子台41を固定する固定部14を有する。端子台41は固定部14に対して固定される。例えば、固定部14および端子取付部43は、固定用の凹部もしくは凸部を有し、互いに嵌め合うことで固定される。
インシュレータ13は、コイル12の径方向外側において、軸方向に延びる壁部133を有する。壁部133の径方向内側には、ティース被覆部132が位置し、ティース被覆部132上にコイル12が巻回される。これにより、コイル12が巻き崩れることを防止する。
さらに、壁部133は、径方向外側面から窪む凹部133aを有する。端子台41は壁部133と接触し、凹部133a内には、スリット凸部被覆部42fが収容される。これにより、端子台41は壁部133に対して位置決めされる。
《その他の実施形態》
本発明の例示的な実施形態では、端子40とコイル12とを導通部材44を介して接続しているが、端子40とコイル12とを直接接続してもよい。
また、本発明の例示的な実施形態では、端子台41に取り付けられた端子40は4つであるが、この限りではなく、3つであってもよい。
また、本発明の例示的な実施形態では、固定子4、端子台41及びカバー部42を樹脂でモールドしているが、この限りではなく、固定子4のみを樹脂でモールドしたり、固定子4及び端子台41のみを樹脂でモールドしたりしてもよい。
以上に説明したように、本発明は、固定子が樹脂によってモールドされたモールドモータに有用である。
1 モータ
2 中心軸
4 固定子
5 回転子
8 ケーシング
9 ブラケット
9a 貫通孔
9c ブラケット凹部
11 固定子コア
12 コイル
13 インシュレータ
131 コアバック被覆部
132 ティース被覆部
133 壁部
133a 凹部
14 固定部
15 導通部材
15a リード線
15b コネクタ
15c 突出部
20 回転子
21,22 ベアリング
23 ベアリングブラケット
25 回転子コア
26 磁石
32 基板ホルダー
40 端子
40a 導体接続部
40b 導通部材接続部
40c スリット
40d 突出部
41 端子台
42 カバー部
42a 溝部
42d 段差被覆部
42f スリット凸部被覆部
42h 凸部被覆部
43 端子取付部
43a 穴部
43b、43c スリット溝
43d 段差部
43e、43g 配線溝
43f スリット凸部
43h 凸部
44 導体


Claims (9)

  1. モータであって、
    前記モータは、
    複数のティース上にコイルが巻回されてなる固定子と、
    前記固定子に取り付けられる端子台と、
    前記固定子の少なくとも一部、および、前記端子台の少なくとも一部を覆う樹脂製のケーシングと、
    を有し、
    前記端子台は、
    導体と、
    前記導体と電気的に接続する端子部と、
    前記導体の一部および前記端子部の一部を収容する端子取付部と、
    前記端子取付部を覆う樹脂製のカバー部と、を有し、
    前記端子取付部は、
    一方側に開口し、前記端子部を保持する凹状の穴部と、
    前記端子取付部の側面に設けられ、前記穴部と連通するスリット溝と、
    を有し、
    前記導体の一方側は、前記スリット溝に保持され、
    前記端子部は、
    前記導体と接続する導体接続部と、
    前記カバー部から突出し、導通部材と電気的に接続可能な導通部材接続部と、を有し、
    前記カバー部は、少なくとも前記導体の一部、前記導体接続部、前記穴部、および前記スリット溝を樹脂で一体に覆う 。
  2. 請求項1に記載のモータであって、
    前記導体の一方側は、前記端子部と接続し、
    前記導体の他方側は、前記コイルと接続する。
  3. 請求項2に記載のモータであって、
    前記コイルは、アルミ材である
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のモータであって、
    前記端子取付部は、前記スリット溝と直交する方向に延びる段差部を有し、
    前記段差部の上面は、前記スリット溝から延びる配線溝を有し、
    前記導体は、前記配線溝上に設けられ、
    前記カバー部は、前記段差部、前記配線溝、および前記導体の一部を一体に覆う。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のモータであって、
    前記端子取付部は、一つの前記穴部に対して、二つの前記スリット溝を有し、
    前記導体の端部は、前記スリット溝のどちらか一方から露出し、
    前記カバー部は、前記導体の端部を覆う。
  6. 請求項5に記載のモータであって、
    前記端子取付部は、前記スリット溝の底部から前記スリット溝の開口側に延びるスリット凸部を有し、
    前記導体の端部は、前記スリット凸部上に位置し、
    前記カバー部は、前記導体の端部および前記スリット凸部を覆うスリット凸部被覆部を有する。
  7. 請求項6に記載のモータであって、
    前記固定子は、
    固定子コアと、
    固定子コアを覆うインシュレータと、
    を有し、
    前記インシュレータは、前記コイルの径方向外側において、軸方向に延びる壁部を有し、
    前記壁部は、凹部を有し、
    前記スリット凸部被覆部は、前記凹部内に収容される
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のモータであって、
    前記端子取付部は、側面から突出する凸部を有する
    前記カバー部は、前記凸部を覆う凸部被覆部を有する。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のモータであって、
    前記カバー部は、前記端子部に隣接する溝部を有し、
    前記導通部材の一部は、前記溝部内に収容される。


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