JP2020176603A - 触媒温度調整装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内燃機関の排気ガスを浄化する排気浄化触媒について、状況に応じて触媒温度を調整すること。【解決手段】内燃機関の排気通路に配置され、内燃機関の排気ガスを浄化する排気浄化触媒と、排気浄化触媒の周りを内管と外管からなる二重管構造に構成した排気管と、内燃機関とは独立した燃焼室、および当該燃焼室へ空気を供給する送風機構を有する燃焼式ヒータと、燃焼式ヒータを制御する制御装置と、を備え、排気管は、内管の内部が内燃機関の排気通路となり、内管と外管との間が燃焼式ヒータの排気通路となるように構成されている触媒温度調整装置であって、制御装置は、燃焼室で燃料を燃焼しない状態で送風機構を作動し、燃焼式ヒータの排気経路に空気を流すことによって排気浄化触媒を冷却する(ステップS13)。【選択図】図3
Description
本発明は、触媒温度調整装置に関する。
特許文献1には、燃焼式ヒータを有する内燃機関において、排気管を内管と外管とからなる二重管構造とし、内燃機関の排気ガスを浄化する排気浄化触媒を内管の内部に配置し、内管と外管との間の隙間が燃焼式ヒータの排気通路となる構成が開示されている。この二重管構造の排気管を有する構成では、内管と外管との隙間に燃焼式ヒータの燃焼ガスを流すことによって、内管の内部に収容されている排気浄化触媒を暖機することができる。
内燃機関の排気ガスを浄化する排気浄化触媒は、浄化特性を向上するために暖機が必要になる場合だけではなく、状況によっては冷却が必要になる場合もある。そのため、排気浄化触媒の温度を上昇させることができるとともに、排気浄化触媒の温度を低下させることもできる構成の触媒温度調整装置が望まれる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、内燃機関の排気ガスを浄化する排気浄化触媒について、状況に応じて触媒温度を調整することができる触媒温度調整装置を提供することを目的とする。
本発明は、内燃機関の排気通路に配置され、前記内燃機関の排気ガスを浄化する排気浄化触媒と、前記排気浄化触媒の周りを内管と外管からなる二重管構造に構成した排気管と、前記内燃機関とは独立した燃焼室、および当該燃焼室へ空気を供給する送風機構を有する燃焼式ヒータと、前記燃焼式ヒータを制御する制御装置と、を備え、前記排気管は、前記内管の内部が前記内燃機関の排気通路となり、前記内管と前記外管との間が前記燃焼式ヒータの排気通路となるように構成されている触媒温度調整装置であって、前記制御装置は、前記燃焼室で燃料を燃焼しない状態で前記送風機構を作動し、前記燃焼式ヒータの排気経路に空気を流すことによって前記排気浄化触媒を冷却する冷却制御を実行することを特徴とする。
本発明では、制御装置が冷却制御を実行することによって、排気浄化触媒を冷却することができる。これにより、内燃機関の排気ガスを浄化する排気浄化触媒の暖機と冷却とが可能になるため、状況に応じて排気浄化触媒の温度を調整することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態における触媒温度調整装置について具体的に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
図1は、実施形態の触媒温度調整装置を模式的に示す図である。触媒温度調整装置1は、エンジン2の排気ガスを浄化する排気浄化触媒10について、触媒温度を調整するものである。図1に示すように、触媒温度調整装置1は、エンジン2の排気系を含む二重管構造の排気管3と、エンジン2とは独立した燃焼室41を有する燃焼式ヒータ4と、エンジン2および燃焼式ヒータ4を制御する電子制御装置(以下、ECUという)5とを備えている。また、この触媒温度調整装置1は、走行用の動力源として駆動用モータ(MG)6を備える電動車100に搭載されている。
電動車100は、エンジン2と駆動用モータ6とを備えるシリーズ式のハイブリッド車両である。電動車100では、エンジン2の動力によって発電機(図示せず)を回転させて、発電機で発電した電力を使用して駆動用モータ6から動力を出力する。駆動用モータ6が出力した動力はデファレンシャルギヤ機構7を介して駆動輪8に伝達される。駆動用モータ6とデファレンシャルギヤ機構7との間の動力伝達経路には、図示しない変速機構が設けられていてもよい。
駆動用モータ6は、走行用の動力を出力し、駆動輪8を駆動するためのモータである。この駆動用モータ6は、インバータ21を介してバッテリ22と電気的に接続されている。インバータ21は、複数のスイッチング素子を有する電力変換装置であり、スイッチング素子のオンとオフとを切り替えることによって駆動用モータ6を駆動する。このインバータ21のスイッチング素子はECU5によってオンとオフとが制御される。バッテリ22は、駆動用モータ6に供給するための電力として、上述した発電機で発電した電力を蓄えることができる二次電池である。バッテリ22に蓄えられた電力はインバータ21を介して駆動用モータ6に供給される。バッテリ22から供給された電力によって駆動用モータ6が駆動する。また、電動車100では、上述した発電機がインバータ21と電気的に接続されているため、エンジン2が始動した後は、発電機で発電した電力はバッテリ22を介さずに駆動用モータ6に供給することができる。
エンジン2は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなど、周知の内燃機関により構成されている。また、エンジン2は、図示しないウォータジャケットを流れる冷却水によって冷却されるように構成され、この冷却水が循環する冷却水回路9に接続されている。そして、電動車100では、上述した発電機による発電を行う際に、エンジン2を始動する。エンジン2を始動後、エンジン2の気筒内(燃焼室)では燃料を燃焼するため、排気ガスが発生し、この排気ガスはエンジン2の排気通路11に排出される。エンジン2の排気通路11には、排気浄化触媒10が設けられている。このエンジン2の排気通路11は、エンジン2に接続された排気管3(詳細には内管31)によって形成される。
排気管3は、内管31と外管32とからなる二重管構造に構成されている。内管31は、エンジン2に接続された排気管である。内管31の内部が、エンジン2の排気通路11を形成している。一方、外管32は、燃焼式ヒータ4に接続された排気管である。外管32の内部が、燃焼式ヒータ4の排気通路12を形成する。図1に示すように、排気浄化触媒10が配置されている部分において、排気管3は二重管構造となっており、内管31と外管32との間が燃焼式ヒータ4の排気通路12を形成している。すなわち、二重管構造となる部分において、内管31の内部に、排気浄化触媒10が収容されている。
排気浄化触媒10は、エンジン2の排気ガスを浄化することが可能な周知の触媒によって構成されている。例えば、エンジン2がガソリンエンジンの場合、排気浄化触媒10は、三元触媒により構成されている。エンジン2がディーゼルエンジンの場合、排気浄化触媒10は、酸化触媒、選択還元型リーンNOX触媒、吸蔵還元型リーンNOX触媒、ディーゼル・パティキュレート・フィルタ(DPF)などにより構成されている。なお、内管31には、排気浄化触媒10よりも下流側に、図示しないマフラが接続されている。
燃焼式ヒータ4は、ハウジング4aの内部に、エンジン2とは独立した燃焼室41を有するものであり、この燃焼室41に空気を供給する送風機構42を含んで構成されている。燃焼室41は、例えばエンジン2と同じ燃料を燃焼することが可能に構成されている。また、燃焼室41と外管32とは連通されている。送風機構42は、図示しない電動モータによって回転するブロワにより構成されている。送風機構42を駆動する電動モータはECU5によって制御される。
燃焼式ヒータ4では、送風機構42を作動して燃焼室41に空気を供給して、燃焼室41で燃料を燃焼すると、燃焼ガスが発生する。この燃焼ガスが、燃焼式ヒータ4の排気通路12に排出され、外管32の内部を流れる。そして、排気管3における二重管構造の部分において、内管31と外管32との間の排気通路12を燃焼ガスが通過する。この場合に、内管31の内部に収容されている排気浄化触媒10の周りを燃焼式ヒータ4の燃焼ガスが通過する。その際、燃焼ガスの熱によって排気浄化触媒10を暖機することできる。つまり、燃焼式ヒータ4の燃焼ガスを排気浄化触媒10に直接触れさせることなく、排気浄化触媒10を暖機することが可能になる。
また、燃焼式ヒータ4は、主に車室の暖房に使用されるヒータである。図1に示すように、燃焼式ヒータ4は、エンジン2の冷却水(エンジン冷却水)が循環する冷却水回路9に接続されており、冷却水回路9を流れる冷却水との間で熱交換を行う熱交換器として機能する。
冷却水回路9は、エンジン2のウォータジャケットと、燃焼式ヒータ4内の水路とに接続されている。この冷却水回路9は、ウォータポンプ(WP)91と、ヒータコア92とを備えている。ウォータポンプ91は、電動ポンプにより構成され、ECU5によって制御される。このウォータポンプ91が作動することによって冷却水回路9内を冷却水が循環する。ヒータコア92は、電動車100の空調システムに含まれ、車室を暖房する際に空気との間で熱交換を行う。この空調システムは、送風ファン(図示せず)によってヒータコア92に送風すると、ヒータコア92の熱で温められた空気を車室内に送ることができる。そして、エンジン2が停止している場合には、燃焼式ヒータ4の燃焼室41で燃料を燃焼して、冷却水の温度を上昇させることができる。電動車100では、エンジン2を停止した状態であっても、駆動用モータ6によって走行可能であるため、エンジン2で冷却水の温度を上昇できない状況において、燃焼式ヒータ4を使用して車室の暖房を行うことができる。
ECU5は、CPUと、各種プログラム等のデータが格納された記憶部と、各種の演算を行う演算処理部と、を備えている。ECU5には各種のセンサからの信号が入力される。例えば、エンジン2のクランクシャフトの回転角(クランク角度)を検出するクランクポジションセンサや、冷却水回路9内の冷却水の温度を検出する水温センサや、電動車100の外気温を検出する外気温センサなどからの信号がECU5に入力される。そして、ECU5は、エンジン2を制御するエンジン制御、駆動用モータ6を制御するモータ制御、燃焼式ヒータ4を制御するヒータ制御をそれぞれ実行する。
具体的には、ECU5は、エンジン制御として、エンジン2の燃料噴射および点火時期を制御する。また、ECU5は、モータ制御として、インバータ21のスイッチング素子のオンとオフとを切り替えるスイッチング制御を実行する。また、ECU5は、ヒータ制御として、燃焼式ヒータ4の燃焼室41への燃料供給および送風機構42の作動を制御する。さらに、ECU5は、冷却水回路9のウォータポンプ91の作動を制御する。
ECU5は、電動車100の走行制御を実行する。この走行制御が実行されることによって、電動車100は、エンジン2を停止させた状態で、バッテリ22の電力を消費して出力される駆動用モータ6の動力によって走行する。駆動用モータ6での電力消費に伴い、バッテリ22の充電容量であるSOCが低下する。そして、SOCが所定値まで低下すると、停止中のエンジン2を始動して、上述した発電機による発電を行う。エンジン2の始動時において、排気浄化触媒10の浄化特性が十分に発揮されるよう、触媒温度が高い状態となっている必要がある。そこで、エンジン始動が予測される場合に、ECU5は、エンジン2の始動に備えて、排気浄化触媒10の温度を上昇させる暖機制御を実行する。
図2は、排気浄化触媒の暖機制御フローを示すフローチャートである。図2に示す暖機制御はECU5によって実行される。
ECU5は、電動車100において、低温時に車室の暖房要求があるか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1では、車室内のエアコンスイッチが操作され、暖房要求を受け付けたか否かが判定される。また、ステップS1の判定処理が実施される際、電動車100では、エンジン2が停止した状態となっている。すなわち、ステップS1では、エンジン2が停止状態にある電動車100において、低温時に車室の暖房要求があるか否かが判定される。
低温時に車室の暖房要求がない場合(ステップS1:No)、この制御ルーチンは終了する。
低温時に車室の暖房要求がある場合(ステップS1:Yes)、ECU5は、バッテリ22のSOCが所定値以上、かつ電動車100の外気温が所定温度以上であるか否かを判定する(ステップS2)。SOCの閾値となる所定値は、バッテリ22に充電が必要になると判断される閾値に設定される。外気温の閾値となる所定温度は、冷間時であると判断される温度に設定される。また、ECU5には、バッテリ22のSOCを測定するセンサからの信号、および外気温センサからの信号が入力される。
バッテリ22のSOCが所定値以上、かつ電動車100の外気温が所定温度以上である場合(ステップS2:Yes)、ECU5は、電気的ヒータを作動させる(ステップS3)。ステップS3では、バッテリ22のSOCが十分に高く、電力に余裕があるため、バッテリ22の電力を使用して電気的ヒータを作動させる。この電気的ヒータは空調システムのヒートポンプに含まれる(図示せず)。電気的ヒータが作動することによって、ヒートポンプの熱輸送媒体を温めることができる。すなわち、ステップS3では、電力を消費する熱源を利用して暖房を行うことになる。ステップS3を実施すると、この制御ルーチンは終了する。
バッテリ22のSOCが所定値以上、かつ電動車100の外気温が所定温度以上ではない場合(ステップS2:No)、ECU5は、燃焼式ヒータ4を作動し、エンジン2の始動に備えて排気浄化触媒10を暖機する(ステップS4)。ステップS4では、エンジン2が停止している状態で、燃焼式ヒータ4の燃焼室41で燃料を燃焼する。ステップS4を実施すると、送風機構42が作動して燃焼式ヒータ4の燃焼ガスが外管32内の排気通路12を流れる。そして、二重管構造の排気管3であるため、燃焼式ヒータ4の燃焼ガスの熱によって排気浄化触媒10を暖機することができる。ステップS4を実施すると、この制御ルーチンは終了する。
このように、図2に示す暖機制御は、バッテリ22のSOCが低下した場合や、電動車100の加速時などで動力源の出力要求がある場合に、エンジン2を始動して、SOCの上昇、もしくは駆動用モータ6への供給電力量を増加する際に行われる。エンジン2の始動後は、排気浄化触媒10が浄化性能を発揮できる温度にある場合、かつエンジン2の気筒内(燃焼室)において理論空燃比の混合気が燃焼している場合には、排気浄化触媒10が排気ガスを浄化できていることになる。すなわち、エンジン始動時に排気浄化触媒10の浄化性能が十分に発揮される温度まで触媒温度が上昇しているよう、エンジン始動前に、排気浄化触媒10の暖機を行う必要がある。そこで、エンジン始動が予測される状況では、上述した図2に示す暖機制御を実行する。これにより、電動車100では、エンジン2の始動直後から、エンジン2の排気ガスを排気浄化触媒10で十分に浄化でき、CO排出量を低減することができる。また、エンジン2の排気通路11に配置された排気浄化触媒10に、直接、燃焼式ヒータ4の燃焼ガス(排気ガス)を入れない構造であるため、エンジン2のCO排出量に影響を与えず、燃焼式ヒータ4のA/Fフィードバックを必要としない。
また、ECU5は、排気浄化触媒10が必要以上に高温になることを抑制する目的で、排気浄化触媒10の温度を低下させるための冷却制御を実行することも可能である。例えば、ECU5は、エンジン2の高負荷時に、排気浄化触媒10の冷却制御が実行する。触媒温度調整装置1では、ECU5が排気浄化触媒10の冷却制御を実行することによって、燃焼式ヒータ4の燃焼室41で燃料を燃焼しない状態において送風機構42のみを作動させることができる。
図3は、排気浄化触媒の冷却制御フローを示すフローチャートである。図3に示す冷却制御はECU5によって実行される。
ECU5は、エンジン2が気筒内で燃料を燃焼している運転状態にあり、かつ電動車100が走行中であるか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11では、エンジン2で燃料噴射および点火が行われている状態、かつ駆動用モータ6によって駆動輪8を駆動している状態であるか否かが判定される。
エンジン2が気筒内で燃料を燃焼している運転状態、かつ電動車100が走行中ではない場合(ステップS11:No)、この制御ルーチンは終了する。
エンジン2が気筒内で燃料を燃焼している運転状態、かつ電動車100が走行中である場合(ステップS11:Yes)、ECU5は、排気浄化触媒10の温度が所定温度以上であるか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12では、排気浄化触媒10の温度を検出する温度センサからの信号がECU5に入力される。ステップS12で、排気浄化触媒10の温度との比較に用いられる所定温度は、例えば触媒温度を低下させたほうが浄化特性は向上すると判断できる温度に設定されている。
排気浄化触媒10の温度が所定温度以上である場合(ステップS12:Yes)、ECU5は、燃焼式ヒータ4の送風機構42のみを作動して、排気浄化触媒10を冷却する(ステップS13)。ステップS13では、ECU5によって排気浄化触媒10の冷却制御が実行される。燃焼式ヒータ4の燃焼室41で燃料を燃焼しない状態、すなわち燃焼式ヒータ4の燃焼ガスが発生しない状態で、送風機構42のみを作動させる。燃焼式ヒータ4で送風機構42のみを作動すると、燃焼式ヒータ4の排気通路12には空気(燃焼ガスではない気体)が流れる。ステップS13を実施すると、この制御ルーチンは終了する。
排気浄化触媒10の温度が所定温度以上ではない場合(ステップS12:No)、送風機構42は作動せず(ステップS14)、この制御ルーチンは終了する。
以上説明した通り、実施形態によれば、触媒温度調整装置1は、排気浄化触媒10の暖機と冷却とを両方ともできるため、状況に応じて排気浄化触媒10の温度を調整することが可能になる。
なお、触媒温度調整装置1を適用可能な電動車100は、上述したシリーズ式のハイブリッド車両に限定されず、パラレル式のハイブリッド車両、シリーズパラレル式のハイブリッド車両、プラグインハイブリッド車両(PHV)、レンジエクステンダーEV(REEV)であってよい。
例えば、電動車100がパラレル式のハイブリッド車両、またはシリーズパラレル式ハイブリッド車両である場合、出力要求がある際に、駆動用モータ6のみで走行している状態から、エンジン2を始動して、駆動用モータ6の動力(モータトルク)にエンジン2の動力(エンジントルク)を付加して駆動輪8を駆動することになる。つまり、上述したエンジン始動後は、エンジン2が動力源として機能する。また、電動車100がプラグインハイブリッド車両、またはレンジエクステンダーEVである場合、バッテリ22には外部電源からの電力を充電することができるように構成されている。
1 触媒温度調整装置
2 エンジン
3 排気管
4 燃焼式ヒータ
5 電子制御装置(ECU)
6 駆動用モータ(MG)
9 冷却水回路
10 排気浄化触媒
11,12 排気通路
31 内管
32 外管
41 燃焼室
42 送風機構
2 エンジン
3 排気管
4 燃焼式ヒータ
5 電子制御装置(ECU)
6 駆動用モータ(MG)
9 冷却水回路
10 排気浄化触媒
11,12 排気通路
31 内管
32 外管
41 燃焼室
42 送風機構
Claims (1)
- 内燃機関の排気通路に配置され、前記内燃機関の排気ガスを浄化する排気浄化触媒と、
前記排気浄化触媒の周りを内管と外管からなる二重管構造に構成した排気管と、
前記内燃機関とは独立した燃焼室、および当該燃焼室へ空気を供給する送風機構を有する燃焼式ヒータと、
前記燃焼式ヒータを制御する制御装置と、
を備え、
前記排気管は、前記内管の内部が前記内燃機関の排気通路となり、前記内管と前記外管との間が前記燃焼式ヒータの排気通路となるように構成されている触媒温度調整装置であって、
前記制御装置は、前記燃焼室で燃料を燃焼しない状態で前記送風機構を作動し、前記燃焼式ヒータの排気経路に空気を流すことによって前記排気浄化触媒を冷却する冷却制御を実行する
ことを特徴とする触媒温度調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019081306A JP2020176603A (ja) | 2019-04-22 | 2019-04-22 | 触媒温度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019081306A JP2020176603A (ja) | 2019-04-22 | 2019-04-22 | 触媒温度調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020176603A true JP2020176603A (ja) | 2020-10-29 |
Family
ID=72936479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019081306A Pending JP2020176603A (ja) | 2019-04-22 | 2019-04-22 | 触媒温度調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020176603A (ja) |
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2019
- 2019-04-22 JP JP2019081306A patent/JP2020176603A/ja active Pending
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