JP2020176425A - 雨樋 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工性に優れた雨樋を提供する。【解決手段】雨樋本体2と、雨樋本体2に取り付けられる連結部材11と、連結部材11を介して雨樋本体2を取付箇所である壁面5に取り付ける固定部10と、雨樋本体2の長手方向に沿って設けた左右一対の取付レール3,3と、取付レール3,3に設けた弾性係止受部6を備え、連結部材11は、断面略コ型に形成され、その開放端である連結側板部19,19に前記弾性係止受部6が係止可能な弾性係止部20,20を備えたことにより、雨樋本体2に対して連結部材11を容易に取り付けることができるので、作業性の向上を図ることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、雨樋に関するものである。
従来、この種のものとして、雨樋本体に支持部(連結部材に相当)を一体に設け、壁面などの取付箇所に支持部材(固定部に相当)を取り付け、この支持部を一対の挟持部により挟んだ状態で複数のボルトにより締め付けて支持部材に取り付けるもの(例えば特許文献1)があった。
特開2007−205007号公報
しかし、特許文献1では、雨樋本体の支持部を支持部材に取り付ける作業が煩雑となり、施工に時間がかかるという問題点があった。
そこで、本発明は、上記課題を解消するものであり、施工性に優れた雨樋を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、雨樋本体と、前記雨樋本体に取り付けられる連結部材と、前記連結部材を介して前記雨樋本体を取付箇所に取り付ける固定部と、前記雨樋本体の長手方向に沿って設けた左右一対の取付レールと、前記取付レールに設けた弾性係止受部を備え、前記連結部材は、断面略コ型に形成され、その開放端に前記弾性係止受部が係止可能な弾性係止部を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記固定部は、前記連結部材に外嵌可能な断面略コ型に形成され、その開放端によって外方から前記連結部材の開放端の開きを規制可能に備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、前記雨樋本体と前記取付箇所の間隔を調整する間隔調整手段を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明は、前記間隔調整手段は、前記連結部材の貫通部と前記固定部の貫通部を連通する軸部材と、前記連結部材の貫通部と前記固定部の貫通部のいずれか一方を長孔とした構成からなることを特徴とする。
請求項5の発明は、前記雨樋本体と前記取付箇所の隙間を塞ぐ登攀防止部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、雨樋本体に対して連結部材を容易に取り付けることができるので、作業性の向上を図ることができる。
また、本発明によれば、連結部材の開放端が外向きに開こうとするのを固定部の開放端によって規制される構成となっており、連結部材の開放端が不用意に外向きに開いて、雨樋本体の弾性係止受部と連結部材の弾性係止部の係止状態が解除されるのを防ぐことができる。
また、本発明によれば、雨樋本体と取付箇所の間隔を容易に調整することができるので、作業性の向上を図ることができる。
また、本発明によれば、簡便な構成で、雨樋本体と取付箇所の間隔を調整することができる。
また、本発明によれば、雨樋本体と取付箇所の間に雨樋本体をよじ登る際に足を掛ける隙間が生じるのを防ぐことができる。
本発明の実施例1を示す雨樋の平面図である。 同上、雨樋の分解状態の平面図である。 同上、雨樋の分解斜視図である。 同上、図3とは異なる形態の雨樋の分解斜視図である。 同上、雨樋本体と連結部材の取り付け状態を示す平面図である。 同上、高さ固定手段を備えた雨樋の斜視図である。 同上、高さ固定手段回りの一部切り欠き背面図である。 同上、雨樋の使用状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施例における雨樋の使用状態を示す斜視図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な雨樋を採用することにより、従来にない雨樋が得られ、その雨樋について記述する。
以下、本発明の雨樋を添付図面を参照して説明する。図1〜図8は、本発明の実施例1を示し、同図に示すように、雨樋1は、雨樋本体2の上下方向に沿って取付部たる取付レール3を設け、この取付レール3に取付部材4を連結し、この取付部材4を取付箇所たる建築物の壁面5に固定することにより、この壁面5と間隔をおいて前記雨樋本体2が該壁面5に固定される。尚、この例では前記雨樋本体2の断面形状は円形である。また、取付レール3を一体に設けた雨樋本体2は、アルミニウム又はアルミニウム合金製が例示されるが、材質に係らず押出し成型機や曲げ成型機などによる押出し成型や曲げ加工などにより形成され、図に示す断面形状が長さ方向全長に連続して形成され、以下の実施例の取付部材4も断わりのない場合、同一断面形状が長さ方向に連続する。
図1などに示すように、取付レール3は、雨樋本体2の外面から突出し、外側に向かって間隔が僅かに狭まる左右対称の雨樋本体側弾性係止部たる弾性係止受部6,6を一体に備え、これら弾性係止受部6,6は略一定厚さの板状の弾性片7,7を有し、それら弾性片7,7の先端に、係止部たる係止頭部8,8を有する。また、前記係止頭部8の先端部8Aは円弧面に形成されている。さらに、弾性係止受部6,6は、雨樋本体2の略全長に設けられる。この例では、係止頭部8,8の基端の左右外側に係止段部9,9が設けられている。そして、雨樋本体2の外周面側を弾性係止受部6の弾性片7の基端側とする。この例では、固定部10の弾性係止部20が前記雨樋本体2の前記弾性係止受部6に嵌合する。
この例では、前記取付部材4は、前記壁面5に固定される固定部10と、この固定部10と前記取付レール3とを連結する連結部材11とを備え、この連結部材11を雨樋本体2に固定した後、前記固定部10に前記連結部材11が連結される。そして、固定部10が取付箇所側部材であり、取付レール3と連結部材11が雨樋本体側部材である。
また、この例では、前記連結部材11の長さは前記取付レール3の長さより短く、固定部10の長さは連結部材11の長さと等しく、複数の取付部材4が雨樋本体2の長さ方向に間隔を置いて壁面5に取り付けられる。
前記固定部10は、前記壁面5に当接する板状の固定本体12を備えている。前記固定本体12には、長さ方向に間隔を置いて単数又は複数の長孔13が穿設され、この長孔13に、取付箇所への固定手段であるアンカーボルト14を挿通し、このアンカーボルト14を壁面5に埋設固定している。長孔13は、横方向に長手方向を有する。また、固定部10は、前記固定本体12の左右両側から先端側(雨樋本体2側)に突設した固定側板部(固定部10の側板部)15,15を備えている。固定側板部15,15には、長さ方向に間隔を置いて単数又は複数の透孔16,16が穿設されている。
前記連結部材11は、固定本体12と対向する板状の連結本体17を備えている。前記固定本体12には、長さ方向に間隔を置いて単数又は複数の透孔18が穿設され、この透孔18に、アンカーボルト14が挿通される。また、連結部材11は、連結本体17の左右両側から先端側(雨樋本体2側)に突設した連結側板部(連結部材11の側板部)19,19と、この連結側板部19の先端に設けられた雨樋本体側弾性係止部たる弾性係止部20とを備え、この弾性係止部20は先端側内面に傾斜面20Aを設け、この傾斜面20Aの基端に左右方向の係止段部20Bが設けられている。連結側板部19,19には横方向に長手方向を有する長孔21が穿設されている。
連結側板部19,19間の間隔は、固定側板部15,15間の間隔より小さく形成されており、固定部10の内部に連結部材11を収容することが可能な構成としている。固定部10と連結部材11は同じ長さとしており、固定側板部15と連結側板部19は上下方向の寸法を略同一に形成されている。尚、前記弾性係止部20が取付箇所側弾性係止部であり、前記弾性係止受部6が雨樋本体側弾性係止部である。
前記左右の弾性係止受部6,6が前記弾性係止部20,20に前後方向(近付く方向)から係止することにより前記固定部10に前記連結部材11が連結される。具体的には、弾性係止受部6,6と前記弾性係止部20,20を近付けると、前記傾斜面20Aに湾曲状の先端部8Aが当接し、さらに、近付けると、左右の弾性係止受部6,6が近付くように弾性変形した後、係止段部9,20B同士が係止する。尚、この場合、左右の弾性係止部20,20を設けた固定側板部19も弾性変形して開くように構成してもよい。そして、前記係止受部6により、連結部材11を固定部10に連結する固定部側連結部を構成している。前記係止段部9,20B同士が係止した連結状態で、前記弾性係止部20の先端部20Cが、雨樋本体2に当接又は近接する。
前記連結側板部19,19の内面の左右には、前記弾性係止部20,20に近接して基端側に、ビスホール22,22を設け、このビスホール22は前後一対の湾曲状突片23,23により形成され、これらビス用の突片23,23の先端間に開口部が設けられている。そして、図1に示すように、前記係止頭部8の係止段部9に、前記弾性係止部20の係止段部20Bを係止した状態で、先端部8Aが一方のビス用突片23の外面に当接すると共に、弾性係止部20の先端部20Cが雨樋本体2に当接する。或いは、当接ではなく、近接でもよい。これらの当接又は近接により、それ以上、雨樋本体2を壁面5側に押し込むことができない。
また、連結部材11の連結側板部19,19の先端は自由端であるが、その連結側板部19の先端側にビスホール22を設けることにより、連結後、風などにより雨樋本体2を左右斜めにしようとする力などが加わっても、ビスホール22,22の箇所が対抗し、変形を防止することができ、連結側板部19,19の先端側の強度を確保することができる。
次に、上記構成につきその作用・効果を説明する。固定部10をアンカーボルト14により壁面5に固定する。一方、雨樋本体2の弾性係止受部6と連結部材11の弾性係止部20とを係止して、雨樋本体2に連結部材11を取り付ける。図2の状態から雨樋本体2に連結部材11を押し付けて雨樋本体2の弾性係止受部6と連結部材11の弾性係止部20とを係止させる以外に、図5に示すように、雨樋本体2の弾性係止受部6の一方と、これと対向する連結部材11の弾性係止部20の一方とを係止させた状態で、雨樋本体2の弾性係止受部6の一方と連結部材11の弾性係止部20の一方との連結部分を回転軸として雨樋本体2を横方向(水平方向)に回転させて、雨樋本体2の弾性係止受部6の他方と、これと対向する連結部材11の弾性係止部20の他方とを近づけていき、雨樋本体2の弾性係止受部6の他方と、連結部材11の弾性係止部20の他方とを係止させる。雨樋本体2の弾性係止受部6の他方と、連結部材11の弾性係止部20の他方とが係止する際、先端部8Aが傾斜面20Aに沿って摺動していくので、雨樋本体2の弾性係止受部6の他方と、連結部材11の弾性係止部20の他方とを容易に係止させることができる。このように弾性係止受部6と弾性係止部20は、弾性片7と連結側板部19のそれぞれの弾性性能を活かしたスナップバック式のワンタッチでの係止が可能となっている。
次に、雨樋本体2及び連結部材11を固定部10に固定する。固定部10の開放側である固定側板部15,15間に連結部材11を閉塞側である連結本体17側から挿入していき、透孔16に長孔21を合わせる。そして、透孔16,16と長孔21,21に雄ねじ部材であるボルト24を挿通した状態で、長孔21,21の長辺21Aに沿ってボルト24が移動可能な範囲内において連結部材11を固定部10の固定側板部15に沿って前後方向に出し入れすることで、雨樋本体2と固定部10との間隔や雨樋本体2の傾きを調整する位置決め作業を行う。
この位置決め状態で、ボルト24に雌ねじ部材である袋ナット25を螺合して締めることにより、固定部10に連結部材11が連結固定され、雨樋本体2が固定部2に固定される。このように、長孔21,21とボルト24・袋ナット25の組み合わせからなる連結手段により、雨樋本体2の位置決め作業と固定作業を容易に行うことができる。断面略コ型の連結部材11に対して断面略コ型の固定部10が横方向から外嵌されると、固定部10と連結部材11は横向きに積み重なった状態となる。
この重なった状態では、連結側板部19の外側に固定側板部15が配置されており、連結側板部19が外向きに開こうとするのを固定側板部15によって規制される構成となっており、連結側板部19が不用意に外向きに開いて、雨樋本体2の弾性係止受部6と連結部材11の弾性係止部20の係止状態が解除されるのと防ぐことができる。
図6及び図7に示すように、ビス26を弾性片7に螺合して、このビス26が連結側板部19の上端に係止されることで、雨樋本体2が連結部材11に対して下がるのを防止することができる。必要に応じて、連結部材11の上端位置で弾性片7にビス26を螺合し、このビス26の頭部26Tを連結側板部19の上縁に係止する。これにより、連結部材11に対して雨樋本体2の下方へのズレを防止できる。尚、ビス26の頭部26Tは連結側板部19の上縁に当接又は近接する。そして、ビス26が高さ固定手段である。また、ビス26にはタッピングネジを用いることができる。図6では、両方の弾性片7,7にビス26を螺合したが、一方の弾性片7のみにビス26を螺合してもよい。尚、ビス26以外でも、弾性片7に孔を穿設し、この孔にピン(図示せず)を圧入などにより固定し、このピンを連結側板部19の上縁に係止してもよく、前記ビス26もピン状部材である。
図3及び図4に示すように固定本体12には、ビスホール27が設けられており、固定部10の上部を被覆するカバー部材28がビス29を介してビスホール27に取り付けられる。カバー部材28で固定部10の上部を被覆することで、固定部10の内部にゴミや雨が侵入するのを防ぐとともに、固定部10の変形を防ぐことで、固定側板部15により連結側板部19を外側から抑えるという効果を高め、弾性係止受部6と弾性係止部20の係止が不意に解除されるのを防ぐことができる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、雨樋本体2と、雨樋本体2に取り付けられる連結部材11と、連結部材11を介して雨樋本体2を取付箇所である壁面5に取り付ける固定部10と、雨樋本体2の長手方向に沿って設けた左右一対の取付レール3,3と、取付レール3,3に設けた弾性係止受部6を備え、連結部材11は、断面略コ型に形成され、その開放端である連結側板部19,19に前記弾性係止受部6が係止可能な弾性係止部20,20を備えたことにより、雨樋本体2に対して連結部材11を容易に取り付けることができるので、作業性の向上を図ることができる。
また、本実施例では、請求項2に対応して、固定部10は、連結部材11に外嵌可能な断面略コ型に形成され、その固定側板部15によって外方から連結部材11の連結側板部19の開きを規制可能に備えことにより、連結部材11の連結側板部19が外向きに開こうとするのを固定部10の固定側板部15によって規制される構成となっており、連結部材11の連結側板部19が不用意に外向きに開いて、雨樋本体2の弾性係止受部6と連結部材11の弾性係止部20の係止状態が解除されるのを防ぐことができる。
また、本実施例では、請求項3に対応して、雨樋本体2と壁面5の間隔を調整する間隔調整手段である長孔21とボルト24・ナット25を備えたことにより、雨樋本体2と壁面5の間隔と容易に調整することができるので、作業性の向上を図ることができる。
また、本実施例では、請求項4に対応して、間隔調整手段は、連結部材11の貫通部である長孔21と前記固定部10の貫通部である透孔16を連通する軸部材であるボルト24と、連結部材11の長孔21とした構成とすることで、簡便な構成で、雨樋本体2と壁面5の間隔を調整することができる。
図9は本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例の固定部10と連結部材11は、図9に示すように雨樋本体2と略同じ長さのものを用いており、図1に示すように連結部材11に対して固定部10が横方向から外嵌されて、固定部10と連結部材11が横向きに積み重なった状態では、固定側板部15と連結側板部19によって雨樋本体2と壁面5の隙間が塞がれており、雨樋本体2をよじ登る際に足を掛けることができない。固定側板部15と連結側板部19からなる登攀防止部30が設けられているため、雨樋1を用いてよじ登ることを防止できる。また、固定側板部15に対して連結側板部19をスライド自在に備えているため、雨樋本体2と壁面5との隙間に応じて、連結側板部19が固定側板部15から出し入れされるので、雨樋本体2と壁面5の隙間に雨樋本体2をよじ登る際に足を掛ける隙間を生じさせない。
このように本実施例では請求項5に対応して、雨樋本体2と壁面5の隙間を塞ぐ登攀防止部30を備えたことにより、雨樋本体2と壁面5の間に雨樋本体2をよじ登る際に足を掛ける隙間が生じるのを防ぐことができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、実施例では、連結部材の連結側板部に長孔を設けたが、逆に、固定部の固定側板部に長孔を設けてもよい。また、雨樋本体は断面円形に限らず、方形や多角形でもよい。
1 雨樋
2 雨樋本体
3 取付レール
5 壁面(取付箇所)
6 弾性係止受部
10 固定部
11 連結部材
15 固定側板部(開放端)
16 透孔(貫通部)
19 連結側板部(開放端)
20 弾性係止部
21 長孔(貫通部、間隔調整手段)
24 ボルト(雄ねじ部材、間隔調整手段)
25 袋ナット(雌ねじ部材、間隔調整手段)
30 登攀防止部

Claims (5)

  1. 雨樋本体と、
    前記雨樋本体に取り付けられる連結部材と、
    前記連結部材を介して前記雨樋本体を取付箇所に取り付ける固定部と、
    前記雨樋本体の長手方向に沿って設けた左右一対の取付レールと、
    前記取付レールに設けた弾性係止受部を備え、
    前記連結部材は、断面略コ型に形成され、その開放端に前記弾性係止受部が係止可能な弾性係止部を備えたことを特徴とする雨樋。
  2. 前記固定部は、前記連結部材に外嵌可能な断面略コ型に形成され、その開放端によって外方から前記連結部材の開放端の開きを規制可能に備えたことを特徴とする請求項1に記載の雨樋。
  3. 前記雨樋本体と前記取付箇所の間隔を調整する間隔調整手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の雨樋。
  4. 前記間隔調整手段は、前記連結部材の貫通部と前記固定部の貫通部を連通する軸部材と、前記連結部材の貫通部と前記固定部の貫通部のいずれか一方を長孔とした構成からなることを特徴とする請求項3記載の雨樋。
  5. 前記雨樋本体と前記取付箇所の隙間を塞ぐ登攀防止部を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の雨樋。
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