JP2020176408A - 扉ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】扉を閉める際に手指が押圧され難いアウトセットタイプの扉ユニットを提供する。【解決手段】幅方向における一端側の部位がピボットヒンジにより回動自在に支持されており、壁に設けられた開口を見込み方向における一方側から覆うことが可能な扉と、前記ピボットヒンジが取り付けられ、前記開口の縁部にて躯体に固定される縦枠と、を有し、前記ピボットヒンジの回動軸は、前記縦枠と見込み方向に対向するとともに前記開口側に偏った位置に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、壁に設けられた開口を見込み方向における一方側から覆うことが可能な扉を有する扉ユニットに関する。
壁に設けられた開口を見込み方向における一方側から覆うことが可能な扉を有する扉ユニットとしては、例えば、建物が有する前側空間と後側空間を往来するための開口部の前側空間側に配置され、ピボット丁番を介して揺動可能に支持されて、閉じ状態では開口部全体を前側空間側から覆うように構成された、所謂アウトセットタイプのドア(扉)を有する揺動型ドア装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この揺動型ドア装置のドアは、右端部である吊り元の端部が、開口部の周縁部をなす既存の右縦枠より右側の壁に取り付けられたピボット丁番により揺動可能に支持されている。
特開2016−3543号公報
上記揺動型ドア装置のドアは、右端部が、開口部の周縁部をなす既存の右縦枠よりも右側の壁にピボット丁番を介して支持されているので、ドアを閉じるときに、既存の右縦枠及び既存の右縦枠よりも右側の壁とドアとの間に手指が挟まれて押圧される虞があるという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、扉を閉める際に手指が押圧され難いアウトセットタイプの扉ユニットを提供することにある。
かかる目的を達成するための主たる発明は、幅方向における一端側の部位がピボットヒンジにより回動自在に支持されており、壁に設けられた開口を見込み方向における一方側から覆うことが可能な扉と、前記ピボットヒンジが取り付けられ、前記開口の縁部にて躯体に固定される縦枠と、を有し、前記ピボットヒンジの回動軸は、前記縦枠と見込み方向に対向するとともに前記開口側に偏った位置に配置されていることを特徴とする扉ユニットである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、扉を閉める際に手指が押圧され難いアウトセットタイプの扉ユニットを提供することが可能である。
本発明にかかる扉ユニットの一例を第1室側から見た外観図である。 扉ユニットを示す横断面図である。 扉ユニットを示す縦断面図である。 図4(a)は、床から天井にわたる開口に設けられている縦枠を示す図であり、図4(b)は、開口の内面側に回り込む部位を有する縦枠を示す斜視図であり、図4(c)は、垂壁の下に設けられている開口に設けられている縦枠を示す図である。 垂壁の下に設けられている開口に設けられている扉ユニットを示す縦断面図である。 規制部材として間隔確保部材が設けられている扉ユニットを示す外観図である。 間隔確保部材が設けられている扉ユニットを示す横断面図である。 戸先に遮光部材が設けられている扉ユニットを示す横断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る扉ユニットについて図面を参照して説明する。本実施形態では、隣り合う2つの居室間を仕切る室内用の扉10を有する扉ユニット1を例に挙げて説明する。
図1、図2に示すように、扉10は、隣り合う2つの居室となる第1室R1と第2室R2とを仕切る壁2の、例えば、第1室R1側に配置される、所謂アウトセットタイプの扉10である。
以下の説明においては、扉ユニット1が建物に取り付けられている状態で、見込み方向における一方側をなす第1室R1側から見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となり扉10の幅となる方向を左右方向、壁2に設けられた開口2aを出入りする方向を見込み方向として示す。扉ユニット1の各部位であっても、また、扉ユニット1を構成する各部材については単体の状態であっても、扉ユニット1が取り付けられた状態で上下方向、左右方向、見込み方向等となる方向にて方向を特定して説明する。
扉ユニット1は、扉10と、扉10を回動自在に支持するピボットヒンジ3と、壁2内の躯体をなす柱4に固定される縦枠5と、扉10の回動を規制する規制部材6と、を有している。
扉10は、壁2に設けられた開口2aの幅よりも広く、開口2aを第1室R1側から覆うことが可能である。扉10は、当該扉の幅方向における一端側となる右側の部位が、上端及び下端においてピボットヒンジ3により支持されている。図3に示すように、ピボットヒンジ3の回動軸3aは、扉10の右端側にて、当該扉10の厚み方向の中央に設けられており、扉10の右端の側面は、ピボットヒンジ3の回動軸3aと同心の円弧状に形成されている。このため、扉10は、閉じた状態から180度回動可能に設けられている。
扉10の上下端部を支持するピボットヒンジ3はいずれも、縦枠5に取り付けられる。ピボットヒンジ3は、鉛直方向に沿って設けられる回動軸3aと、回動軸3aを支持し水平面をなす支持板部3bと、断面がL字状をなすように支持板部3bと繋がって縦枠5に固定される固定部3cとを有している。ピボットヒンジ3は、縦枠5に設けられ第2室R2側に窪む凹部5aに固定部3cが収容された状態で縦枠5に固定され、固定された固定部3cと縦枠5の第1室R1側の面がほぼ同一面をなしている。
開口2aは、床7から天井8の下面に至るように設けられており、ピボットヒンジ3が取り付けられる縦枠5は、壁2において開口2aの縁部、より具体的には右縁部をなす部位(以下、右壁部という)2bに、上下方向に沿って取り付けられている。
右壁部2bは、柱4の第1室R1、第2室R2、及び、開口2aにそれぞれ臨む面に石膏ボードなどの壁面材2cが設けられ、それらの表面に壁紙2d等が貼り付けられている。右壁部2bの柱4の第1室R1側の面には、柱4の左側の部分に、壁面材2cが設けられていない部位が設けられており、縦枠5は、柱4の左側の部分にて当該柱4に直接当接されると共に、右壁部2bよりも開口2a側に突出させて柱4にビス止めされている。すなわち、扉10を支持するピボットヒンジ3が取り付けられている縦枠5は、右壁部2bが有する見付け面のみに第1室R1側から固定されている。
ピボットヒンジ3により支持された扉10は、扉10の右端部分と、固定部3c及び縦枠5の第1室R1側の面5bとの間に、僅かな隙間S1が設けられており、扉10の回動時に、扉10と、固定部3c及び縦枠5の第1室R1側の面とが接触しないように配置されている。また、縦枠5に取り付けられた扉10と縦枠5とは、扉10を閉じた状態で、扉10と縦枠5との隙間S1から、第1室R1及び第2室R2のいずれか一方側からの光が直接または回折して扉10よりも他方側に進入しないように配置されている。
本実施形態の規制部材6は、図1に示すように、床7に設けられている規制部材本体6aと、扉10の下端に設けられている規制部材受け部材6bと、を有している。
規制部材本体6aは、開口2aの左縁をなす部位(以下、左壁部という)2eの近傍の床7に埋設させて設けられており、ほぼ平坦に設けられている。すなわち、扉10の幅方向における他端側となる戸先側の床7に設けられている。規制部材本体6aは、例えば、マグネットにより床7より上方に突出する突出部材6cを有している。
規制部材受け部材6bは、扉10の下端に設けられたマグネット(不図示)と、床7から突出した突出部材6cが当接される当接部6dと、を有している。
規制部材6は、開いている扉10が回動し、扉10の戸先側が左壁部2eに近づいたときに、規制部材受け部材6bのマグネットにより、規制部材本体6aの突出部材6cが床7から立ち上がり、扉10の当接部6dに当接することにより、扉10の第2室R2側への移動を規制する。このとき、扉10と壁2の左壁部2eとの間は見込み方向に隙間S2が空けられており、扉10と壁2の左壁部2eとの間の隙間S2は、手指が挿通可能な間隔(所定の間隔)W1が確保されている。
すなわち、扉10と壁2の左壁部2eとの間隔W1は、扉10と縦枠5との見込み方向における間隔W2よりも広い。このとき、扉10の戸先側の端は、開口2aの右縁よりも十分に左側に位置しており、扉10を閉じた状態で、扉10と左壁部2eとの隙間から、第1室R1及び第2室R2のいずれか一方側からの光が直接または回折して扉10よりも他方側に進入しないように配置されている。
本実施形態の扉ユニット1によれば、ピボットヒンジ3の回動軸3aが、開口2aの右壁部2bに固定される縦枠5と見込み方向に対向するとともに開口2a側に偏った位置に配置されているので、扉10を閉じた状態では、扉10と縦枠5とが対向する幅が狭い。このため、扉10を閉める際に、扉10と縦枠5との間には手指が置かれ難いので、扉10を閉める際に手指は押圧され難い。このため、扉10を閉める際に手指が押圧され難いアウトセットタイプの扉ユニット1を提供することが可能である。
また、扉10の吊り元側となる右側の端部が回動軸3aと同心の円弧状をなしているので、扉10を縦枠5側に近接させて設けても回動させることが可能である。このため、扉10と縦枠5との見込み方向における間隔W2を狭くできるので、扉10と縦枠5との間に手指が挿入できないように扉10を配置することが可能である。
また、吊り元側が回動自在に支持された扉10は、規制部材6により扉10の他端側となる戸先側の部位が、左壁部2eと見込み方向に間隔W2を空けて対向する位置にて回動が規制されるので、扉10の戸先側の部位は左壁部2eに当接しない。このため、扉10を閉める際に、扉10の戸先側の部位と左壁部2eとの間に手指が置かれていたとしても、手指が押圧され難い。このため、扉10を閉める際に、扉10の戸先側においても手指が押圧され難いアウトセットタイプの扉ユニット1を提供することが可能である。
また、規制部材6にて規制された扉10の戸先側の部位と左壁部2eとの間には手指が挿通可能なので、扉10の戸先側において手指を挟むことをより確実に防止することが可能である。
また、扉10の吊り元側の間隔W2は、戸先側の間隔W1より狭いので、扉10の吊り元側では、ピボットヒンジ3の回動軸3aを開口2a寄りに配置しつつも光の漏れをより抑えることが可能であり、扉10の戸先側では、手指が押圧されることを抑制することが可能である。
また、規制部材6は、扉10の下端に設けられたマグネットにより床7から突出部材6cが突出して扉10の下端に設けられた規制部材受け部材6bの当接部6dに当接(係合)するので、扉10開いている状態では突出部材6cは突出していない。このため、ユーザー等が突出部材6cには手指で触れないので安全性が高く、また、床7に収容されて視認され難いので意匠性にも優れている。
また、扉10を支持するピボットヒンジ3が縦枠5を介して柱4に固定されるので、上下に設けられるピボットヒンジ3が天井8と床7など異なる部材に取り付けられる場合、または、施工現場にて直接柱等に取り付けられる場合よりも、上下の回動軸3aの位置をより正確に合わせて取り付けることが可能である。このため、ピボットヒンジ3により支持される扉10を安定した状態で支持することが可能であり、上下の回動軸3aの位置ずれによる扉10の脱落を防止することが可能である。
また、ピボットヒンジ3が固定される縦枠5は、図4(a)に示すように、右壁部2bの第1室R1側から見込み面4aのみに当接されて固定されているので、図4(b)に示す縦枠50のように、開口2aの内側、すなわち、右壁部2bと左壁部2eとが対向する部位側に回り込む部位50aを有していない。このため、例えば、図4(c)、図5に示すように開口2aの上部に垂壁2fが設けられている場合であっても、垂壁2fを有していない壁2の開口2aと同一の縦枠5を用いることが可能である。
上記実施形態においては、規制部材6が、扉10の下端に設けられているマグネットにより床7から立ち上がって扉10の回動を規制する例について説明したが、これに限るものではない。例えば、図6、図7に示すように、扉10の上端部側であって、戸先側の部位と左壁部2eとの互いに対向する部位に、扉10の戸先側の部位と左壁部2eとが見込み方向に間隔W1を空けた状態で互いに当接される規制部材6eを備えている形態であっても構わない。
この場合には、扉10及び左壁部2eの両方に設けられた規制部材6eが互いに当接することにより、扉10の回動が規制されるので、より確実に扉10の回動を規制することが可能である。また、規制部材6eは、ユーザーの手が届かない高い位置に設けられているので安全性が高く、また、扉10の上端部側に設けられて視認され難いので意匠性にも優れている。図6、図7の例では、扉10と左壁部2eとにいずれも規制部材eが設けられている例について説明したが、規制部材6eは、扉10と左壁部2eとのいずれか一方のみに設けられていても構わない。
また、上記実施形態においては、扉10の戸先側の端は、開口2aの左縁よりも十分に左側に位置するように構成して、扉10を閉じた状態で、第1室R1及び第2室R2のいずれか一方側からの光が直接または回折して扉10よりも他方側に進入しないように、配置する例について説明したが、これに限るものではない。例えば、図8に示すように、扉10の戸先側の端部に、軟質合成樹脂製の遮光部材9を設けても構わない。
遮光部材9が設けている場合には、遮光部材9が設けていない場合よりも、扉10の戸先側の端部を開口2aの左縁2g側に配置しても、第1室R1及び第2室R2のいずれか一方側からの光が直接または回折して扉10よりも他方側に進入し難くなる。このため、扉10の幅を狭くすること、より具体的には、扉10において開口2aの左縁よりも左側に突出する部位を小さくすることが可能である。
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
本実施形態には、少なくとも以下の発明が含まれる。
幅方向における一端側の部位がピボットヒンジにより回動自在に支持されており、壁に設けられた開口を見込み方向における一方側から覆うことが可能な扉と、前記ピボットヒンジが取り付けられ、前記開口の縁部にて躯体に固定される縦枠と、を有し、前記ピボットヒンジの回動軸は、前記縦枠と見込み方向に対向するとともに前記開口側に偏った位置に配置されていることを特徴とする扉ユニットである。
このような扉ユニットによれば、ピボットヒンジの回動軸が、開口の縁部に固定される縦枠と見込み方向に対向するとともに開口側に偏った位置に配置されているので、扉を閉じた状態では、扉と縦枠とが対向する幅は狭い。このため、扉を閉める際に、扉と縦枠との間には手指が置かれ難いので、扉を閉める際に手指は押圧され難い。このため、扉を閉める際に手指が押圧され難いアウトセットタイプの扉ユニットを提供することが可能である。
かかる扉ユニットであって、前記扉の前記一端側の端部は、前記回動軸と同心の円弧状をなしていることを特徴とする。
このような扉ユニットによれば、扉の一端側の端部が回動軸と同心の円弧状をなしているので、扉を縦枠側に近接させて設けても回動させることが可能である。このため、扉と縦枠との見込み方向における間隔を狭くできるので、扉と縦枠との間に手指が挿入できないように扉を配置することが可能である。
かかる扉ユニットであって、前記縦枠は、前記壁の、見込み方向における前記一方側の見付け面のみに固定されていることを特徴とする。
このような扉ユニットによれば、ピボットヒンジが固定される縦枠は、壁の、見込み方向における一方側の見付け面のみに固定されているので、開口をなす壁の見込み面に回り込む部位を有していない。このため、例えば、開口の上部に垂壁が設けられている場合であっても、垂壁を有していない壁の開口と同一の縦枠を用いることが可能である。
かかる扉ユニットであって、前記扉の前記幅方向における他端側の部位が、前記壁と見込み方向に所定の間隔を空けて対向する位置にて、前記扉の前記壁側への回動を規制する規制部材を有していることを特徴とする。
このような扉ユニットによれば、一端側が回動自在に支持された扉は、規制部材により扉の他端側の部位が、壁と見込み方向に間隔を空けて対向する位置にて回動が規制されるので、扉の他端側の部位は壁に当接しない。このため、扉を閉める際に、扉の他端側の部位と壁との間に手指が置かれていたとしても、手指が押圧され難い。このため、扉を閉める際に、扉の他端側においても手指が押圧され難いアウトセットタイプの扉ユニットを提供することが可能である。
かかる扉ユニットであって、前記所定の間隔は、前記扉の前記他端側の部位と前記壁との間に手指が挿通可能な間隔であることを特徴とする。
このような扉ユニットによれば、規制部材にて規制された扉の他端側の部位と壁との間には手指が挿通可能なので、扉の他端側において手指を挟むことをより確実に防止することが可能である。
かかる扉ユニットであって、前記扉の前記一端側の部位と前記縦枠との見込み方向の間隔は、前記所定の間隔よりも狭いことを特徴とする。
このような扉ユニットによれば、扉の一端側の間隔は、他端側の間隔より狭いので、扉の一端側では、ピボットヒンジの回動軸を開口寄りに配置しつつも光の漏れをより抑えることが可能であり、扉の他端側では、手指が押圧されることを抑制することが可能である。
かかる扉ユニットであって、前記規制部材は、前記扉の下端及び床のいずれか一方から突出して他方と係合することを特徴とする。
このような扉ユニットによれば、規制部材は、扉の下端及び床のいずれか一方から突出して他方と係合するので、扉がない状態では規制部材は突出していない。このため、規制部材はユーザー等が手指で触れ難いので安全性が高く、また、視認され難いので意匠性にも優れている。
かかる扉ユニットであって、前記規制部材は、前記扉の上端部側において、前記扉及び前記壁のいずれか一方に設けられて他方に当接する、または、前記扉及び前記壁の両方に設けられて互いに当接することにより、前記扉の回動を規制することを特徴とする。
このような扉ユニットよれば、扉及び壁のいずれか一方に設けられた規制部材が他方に当接する、または、扉及び壁の両方に設けられた規制部材が互いに当接することにより、扉の回動が規制されるので、より確実に扉の壁側への回動を規制することが可能である。また、規制部材は、扉の上端部側に設けられている。このため、規制部材には、ユーザー等が手指で触れ難いので安全性が高く、また、視認され難いので意匠性にも優れている。
1 扉ユニット、2 壁、2a 開口、2b 右壁部、2e 左壁部、
3 ピボットヒンジ、3a 回動軸、4 柱、5 縦枠、6 規制部材、
6c 突出部材、6e 規制部材、7 床、10 扉、
W1 扉と左壁部との間隔、W2 扉と縦枠との間隔

Claims (8)

  1. 幅方向における一端側の部位がピボットヒンジにより回動自在に支持されており、壁に設けられた開口を見込み方向における一方側から覆うことが可能な扉と、
    前記ピボットヒンジが取り付けられ、前記開口の縁部にて躯体に固定される縦枠と、を有し、
    前記ピボットヒンジの回動軸は、前記縦枠と見込み方向に対向するとともに前記開口側に偏った位置に配置されていることを特徴とする扉ユニット。
  2. 請求項1に記載の扉ユニットであって、
    前記扉の前記一端側の端部は、前記回動軸と同心の円弧状をなしていることを特徴とする扉ユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の扉ユニットであって、
    前記縦枠は、前記壁の、見込み方向における前記一方側の見付け面のみに固定されていることを特徴とする扉ユニット。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の扉ユニットであって、
    前記扉の前記幅方向における他端側の部位が、前記壁と見込み方向に所定の間隔を空けて対向する位置にて、前記扉の前記壁側への回動を規制する規制部材を有していることを特徴とする扉ユニット。
  5. 請求項4に記載の扉ユニットであって、
    前記所定の間隔は、前記扉の前記他端側の部位と前記壁との間に手指が挿通可能な間隔であることを特徴とする扉ユニット。
  6. 請求項4または請求項5に記載の扉ユニットであって、
    前記扉の前記一端側の部位と前記縦枠との見込み方向の間隔は、前記所定の間隔よりも狭いことを特徴とする扉ユニット。
  7. 請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の扉ユニットであって、
    前記規制部材は、前記扉の下端及び床のいずれか一方から突出して他方と係合することを特徴とする扉ユニット。
  8. 請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の扉ユニットであって、
    前記規制部材は、前記扉の上端部側において、前記扉及び前記壁のいずれか一方に設けられて他方に当接する、または、前記扉及び前記壁の両方に設けられて互いに当接することにより、前記扉の回動を規制することを特徴とする扉ユニット。
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