JP2020175706A - 不整地走行車両用のタイヤ - Google Patents

不整地走行車両用のタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2020175706A
JP2020175706A JP2019077618A JP2019077618A JP2020175706A JP 2020175706 A JP2020175706 A JP 2020175706A JP 2019077618 A JP2019077618 A JP 2019077618A JP 2019077618 A JP2019077618 A JP 2019077618A JP 2020175706 A JP2020175706 A JP 2020175706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ridge
tire
ridges
less
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019077618A
Other languages
English (en)
Inventor
能寿 野口
Takatoshi Noguchi
能寿 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2019077618A priority Critical patent/JP2020175706A/ja
Publication of JP2020175706A publication Critical patent/JP2020175706A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

【課題】良好なトラクション性能が安定的に発揮される、不整地走行車両用のタイヤの提供。【解決手段】タイヤは、ミドルブロック24を有している。このミドルブロック24は、主部32、第一突条34及びの第二突条36を有している。主部32は、上底面38と、2つの縦側面40と、2つの横側面42とを有している。第一突条34は、縦側面40から突出している。1つの縦側面40から突出する第一突条34の数N1は、4である。第二突条36は、横側面42から突出している。1つの横側面42から突出する第二突条36の数N2は、3である。【選択図】図3

Description

本発明は、不整地走行車両用のタイヤに関する。詳細には、本発明は、このタイヤのトレッドの改良に関する。
山林、岩場等の不整地を走行するモーターサイクルタイヤは、ブロックパターンを有するトレッドを備えている。このブロックパターンは、多数のブロックを含んでいる。これらのブロックのエッジ効果により、このタイヤは、不整地において優れたトラクション性能を発揮する。
特開2017−121895公報には、ブロックがその側面に突起を有するタイヤが開示されている。この突起を有するブロックでは、ランドのエッジが多い。突起は、タイヤのトラクション性能に寄与しうる。
特開2013−35537公報には、ブロックが直線状エッジと円弧状エッジとを有するタイヤが開示されている。これらのエッジは、タイヤのトラクション性能に寄与しうる。
特開2017−121895公報 特開2013−35537公報
ブロックを有するタイヤが悪路を走行すると、ブロックとこれに隣接する他のブロックとの間に、泥が詰まる。泥が詰まると、ブロックのエッジ効果が発揮されにくい。泥が詰まった状態でのこのタイヤのトラクション性能は、不十分である。
本発明の目的は、良好なトラクション性能が安定的に発揮される不整地走行車両用のタイヤの提供にある。
本発明に係る不整地走行車両用のタイヤは、複数のブロックを有するトレッドを備える。それぞれのブロックは、
(1)多角形である上底面と、複数の側面とを有する主部
及び
(2)この主部の側面から突出しており、かつそれぞれが端面を有する複数の突条
を有する。1又は2以上の側面のそれぞれから、2以上の突条が突出する。上底面及び端面は、ランドを形成する。
好ましくは、 全ての側面のそれぞれから、2以上の突条が突出する。
好ましくは、突条の幅の、ブロックの幅に対する比率は、5%以上20%以下である。好ましくは、突条の突出長さの、ブロックの幅に対する比率は、5%以上20%以下である。好ましくは、突条とこれに隣接する他の突条との間隔の、ブロックの幅に対する比率は、15%以上30%以下である。
ブロックが、縦側面、横側面、複数の第一突条及び複数の第二突条を有してもよい。縦側面の延在方向の、周方向に対する角度の絶対値は、0°以上45°未満である。横側面の延在方向の、周方向に対する角度の絶対値は、45°以上90°以下である。それぞれの第一突条は、縦側面から突出する。それぞれの第二突条は、横側面から突出する。好ましくは、第二突条の幅W2は、第一突条の幅W1よりも大きい。好ましくは、第一突条の突出長さL1は、第二突条の突出長さL2よりも大きい。好ましくは、1つの縦側面から突出する第一突条の数は、1つの横側面から突出する第二突条の数よりも多い。
本発明に係る不整地走行車両用のタイヤでは、突条がエッジ効果を発揮する。突条はさらに、振動することによって、ブロックに付着した泥の排出を促す。このタイヤでは、優れたトラクション性能が安定的に発揮される。
図1は、本発明の一実施形態に係る不整地走行車両用のタイヤが示された断面図である。 図2は、図1のタイヤのトレッドが示された展開図である。 図3は、図2のトレッドのミドルブロックが示された斜視図である。 図4は、図3のミドルブロックの主部が示された斜視図である。 図5は、図3のミドルブロックのランドが示された平面図である。 図6は、図5のVI−VI線に沿った断面図である。 図7は、図5のVII−VII線に沿った断面図である。 図8は、本発明の他の実施形態に係る不整地走行車両用のタイヤのミドルブロックが示された平面図である。 図9は、本発明のさらに他の実施形態に係る不整地走行車両用のタイヤのミドルブロックが示された平面図である。 図10は、本発明のさらに他の実施形態に係る不整地走行車両用のタイヤのミドルブロックが示された平面図である。 図11は、本発明の実施例8に係る不整地走行車両用のタイヤのミドルブロックが示された平面図である。 図12は、本発明の実施例9に係る不整地走行車両用のタイヤのミドルブロックが示された平面図である。 図13は、本発明の実施例10に係る不整地走行車両用のタイヤのミドルブロックが示された平面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、不整地走行車両用タイヤとしてのモーターサイクルタイヤ2が示されている。このタイヤ2は山林、原野等を走行する。このタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、ビード8、カーカス10、ベルト12、チェーファー14及びインナーライナー16を備えている。このタイヤ2は、チューブタイプである。図1において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。このタイヤ2は、図1中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ2の赤道面を表す。
トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。このトレッド4は、ベース18と、キャップ20とから構成される。ベース18は、架橋ゴムからなる。キャップ20は、半径方向において、このベース18の外側に位置している。このキャップ20は、架橋ゴムからなる。
キャップ20は、センターブロック22、ミドルブロック24及びショルダーブロック26を有している。それぞれのブロックは、ランドLを有している。トレッド4の表面のうち、ランドL以外の部分は、シーSである。
サイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6は、架橋ゴムからなる。サイドウォール6は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール6は、カーカス10の外傷を防止する。本実施形態では、サイドウォール6の材質は、ベース18の材質と同等である。サイドウォール6とベース18とは、一体に成形されている。
ビード8は、サイドウォール6よりも半径方向略内側に位置している。ビード8は、コア28と、このコア28から半径方向外向きに延びるエイペックス30とを備えている。コア28は、リング状である。コア28において、非伸縮性ワイヤーが複数回に巻かれている。非伸縮性ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。エイペックス30は、半径方向外向きに先細りである。
カーカス10は、両側のビード8の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6の内側に沿っている。カーカス10は、コア28の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。このカーカス10は、2つの層からなる。カーカス10の層の数は、1でもよく、3以上でもよい。
図示されていないが、カーカス10は、並列された多数のコードとトッピングゴムとを含んでいる。各コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、典型的には30°から60°である。換言すれば、このカーカス10はバイアス構造を有する。コードは、典型的には有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。カーカス10が、ラジアル構造を有してもよい。
ベルト12は、カーカス10の半径方向外側に位置している。ベルト12は、カーカス10と積層されている。ベルト12は、カーカス10を補強する。このベルト12は、2つの層からなる。ベルト12の層の数は、1でもよく、3以上でもよい。図示されていないが、ベルト12は、並列された多数のコードとトッピングゴムとを含む。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、10°以上35°以下である。コードは、典型的には有機繊維からなる。コードの材質が、スチールであってもよい。
図2は、図1のタイヤ2のトレッド4が示された展開図である。図2において、上下方向が周方向であり、左右方向が軸方向である。図2には、複数のセンターブロック22、複数のミドルブロック24及び複数のショルダーブロック26が示されている。
それぞれのセンターブロック22は、赤道面CLを跨いで存在している。複数のセンターブロック22が、周方向に沿って並んでいる。本実施形態では、これらのセンターブロック22は、等ピッチで並んでいる。
それぞれのショルダーブロック26は、タイヤ2の軸方向外側に位置している。トレッド4は、ショルダーブロック26の2つの列を有している。それぞれの列において、複数のショルダーブロック26が、周方向に沿って並んでいる。本実施形態では、これらのショルダーブロック26は、等ピッチで並んでいる。一方の列のショルダーブロック26は、他方の列のショルダーブロック26と、赤道面CLに対してミラー対称である。
それぞれのミドルブロック24は、軸方向において、センターブロック22とショルダーブロック26とに挟まれている。トレッド4は、ミドルブロック24の2つの列を有している。それぞれの列において、複数のミドルブロック24が、周方向に沿って並んでいる。本実施形態では、これらのミドルブロック24は、等ピッチで並んでいる。一方の列のミドルブロック24は、他方の列のミドルブロック24と、赤道面CLに対してミラー対称である。
図3は、ミドルブロック24が示された斜視図である。図4は、このミドルブロック24の主部32(後に詳説)が示された斜視図である。図3及び4において、矢印Xはタイヤ2の軸方向を表し、矢印Yはタイヤ2の周方向を表す。
このミドルブロック24は、主部32及び複数の突条を有している。本実施形態では、ミドルブロック24は、複数の第一突条34及び複数の第二突条36を有している。主部32は、ブロック24のうち、突条34、36を除く部分である。換言すれば、主部32は、突条34、36が存在しないと仮想されたときの、ブロックである。従って図4では、主部32が仮想線(二点鎖線)で画かれている。図4における矢印Wmは、主部32の幅である。幅Wmは、軸方向Xに沿って測定される。
図4に示されるように、主部32は、上底面38と、2つの縦側面40と、2つの横側面42とを有している。上底面38は、実質的に正方形である。側面38、40の数は、4である。それぞれの縦側面40は、周方向Yに沿って延在している。それぞれの横側面42は、軸方向Xに沿って延在している。本発明では、その延在方向の周方向に対する角度の絶対値が、0°以上45°未満である側面は、「縦側面」と称される。図3及び4に示された実施形態では、縦側面40の延在方向の、周方向に対する角度の絶対値は、0°である。本発明では、その延在方向の周方向に対する角度の絶対値が、45°以上90°以下である側面は、「横側面」と称される。図3及び4に示された実施形態では、横側面42の延在方向の、周方向に対する角度の絶対値は、90°である。
図5は、図3のミドルブロック24のランドLが示された平面図である。図5では、トレッド4の法線方向の無限遠からミドルブロック24が見られている。図6は、図5のVI−VI線に沿った断面図である。図7は、図5のVII−VII線に沿った断面図である。
図3−7に示されるように、それぞれの第一突条34は、縦側面40から突出している。この第一突条34は、主部32と一体である。第一突条34は、第一端面44を有している。この第一端面44は、実質的に矩形である。この第一端面44は、主部32の上底面38と面一である。本実施形態では、1つの縦側面40から突出する第一突条34の数N1は、4である。前述の通り、このミドルブロック24は2つの縦側面40を有している。従って、このミドルブロック24における第一突条34の総数TN1数は、8である。1つの縦側面40から突出する第一突条34の数N1は3以上が好ましく、4以上が特に好ましい。この数N1は、6以下が好ましく、5以下が特に好ましい。この実施形態では、1つのミドルブロック24における、突条が存在する縦側面40の数NS1は、2である。
それぞれの第二突条36は、横側面42から突出している。この第二突条36は、主部32と一体である。第二突条36は、第二端面46を有している。この第二端面46は、実質的に矩形である。この第二端面46は、主部32の上底面38と面一である。本実施形態では、1つの横側面42から突出する第二突条36の数N2は、3である。前述の通り、このミドルブロック24は2つの横側面42を有している。従って、このミドルブロック24における第二突条36の総数TN2は、6である。1つの横側面42から突出する第二突条36の数N2は2以上が好ましく、3以上が特に好ましい。この数N2は、5以下が好ましく、4以下が特に好ましい。この実施形態では、1つのミドルブロック24における、突条が存在する横側面42の数NS2は、2である。
このミドルブロック24では、上底面38、8個の第一端面44及び6個の第二端面46により、ランドLが形成されている。このランドLには、エッジが多い。このタイヤ2が走行するとき、ミドルブロック24によって優れたエッジ効果が発揮される。このタイヤ2は、トラクション性能に優れる。トラクション性能の観点から、全ての側面のそれぞれから2以上の突条が突出することが好ましい。
第一突条34及び第二突条36は、ミドルブロック24に比べて十分薄い。従って、タイヤ2が走行するとき、第一突条34及び第二突条36は変形を繰り返す。換言すれば、第一突条34及び第二突条36は振動する。この振動により、トレッド4に付着した泥がこのトレッド4から剥離する。このミドルブロック24は、泥はけ性能に寄与する。このタイヤ2では、泥によるトラクション性能の阻害が、生じにくい。このタイヤ2では、優れたトラクション性能が安定的に発揮される。
安定的なトラクション性能の観点から、1つの側面から突出する突条の数は2以上が好ましく、3以上が特に好ましい。この数は、6以下が好ましく、5以下が特に好ましい。
図5において矢印W1で示されているのは、第一突条34の幅である。この幅W1の、主部32の幅Wmに対する比率は、5%以上20%以下が好ましい。この比率が5%以上である第一突条34は、耐久性に優れる。この第一突条34はさらに、十分な剛性を有するので、エッジ効果に寄与しうる。この比率が20%以下である第一突条34は、走行中に十分に振動する。この第一突条34は、泥はけ性能に寄与しうる。幅Wm及び幅W1は、ランドLにおいて測定される。
図5において矢印W2で示されているのは、第二突条36の幅である。この幅W2の、主部32の幅Wmに対する比率は、5%以上20%以下が好ましい。この比率が5%以上である第二突条36は、耐久性に優れる。この第二突条36はさらに、十分な剛性を有するので、エッジ効果に寄与しうる。この比率が20%以下である第二突条36は、走行中に十分に振動する。この第二突条36は、泥はけ性能に寄与しうる。幅W2は、ランドLにおいて測定される。
好ましくは、第二突条36の幅W2は、第一突条34の幅W1よりも大きい。このミドルブロック24では、主として第一突条34が泥はけ性能に寄与し、主として第二突条36がエッジ効果に寄与しうる。この観点から、比(W2/W1)は1.1以上が好ましく、1.2以上が特に好ましい。比(W2/W1)は、2.0以下が好ましく、1.8以下が特に好ましい。
図5において矢印L1で示されているのは、第一突条34の突出長さである。この長さL1の、主部32の幅Wmに対する比率は、5%以上20%以下が好ましい。この比率が5%以上である第一突条34は、走行中に十分に振動する。この第一突条34は、泥はけ性能に寄与しうる。この比率が20%以下である第一突条34は、耐久性に優れる。この第一突条34はさらに、十分な剛性を有するので、エッジ効果に寄与しうる。長さL1は、ランドLにおいて測定される。
図5において矢印L2で示されているのは、第二突条36の突出長さである。この長さL2の、主部32の幅Wmに対する比率は、5%以上20%以下が好ましい。この比率が5%以上である第二突条36は、走行中に十分に振動する。この第二突条36は、泥はけ性能に寄与しうる。この比率が20%以下である第二突条36は、耐久性に優れる。この第二突条36はさらに、十分な剛性を有するので、エッジ効果に寄与しうる。長さL2は、ランドLにおいて測定される。
好ましくは、第一突条34の長さL1は、第二突条36の長さL2よりも大きい。このブロックでは、主として第一突条34が泥はけ性能に寄与し、主として第二突条36がエッジ効果に寄与しうる。この観点から、比(L1/L2)は1.1以上が好ましく、1.2以上が特に好ましい。比(L1/L2)は、2.0以下が好ましく、1.8以下が特に好ましい。
図5において矢印S1で示されているのは、第一突条34とこれに隣接する他の第一突条34との間隔である。この間隔S1の、主部32の幅Wmに対する比率は、15%以上30%以下が好ましい。この比率が15%以上であるミドルブロック24では、走行中に第一突条34が十分に振動する。この第一突条34は、泥はけ性能に寄与しうる。この比率が30%以下であるミドルブロック24は、十分なエッジを有する。このエッジは、トラクション性能に寄与しうる。間隔S1は、ランドLにおいて測定される。
図5において矢印S2で示されているのは、第二突条36とこれに隣接する他の第二突条36との間隔である。この間隔S2の、主部32の幅Wmに対する比率は、15%以上30%以下が好ましい。この比率が15%以上であるミドルブロック24では、走行中に第二突条36が十分に振動する。この第二突条36は、泥はけ性能に寄与しうる。この比率が30%以下であるミドルブロック24は、十分なエッジを有する。このエッジは、トラクション性能に寄与しうる。間隔S2は、ランドLにおいて測定される。
1つの縦側面40から突出する第一突条34の数N1が、1つの横側面42から突出する第二突条36の数N2よりも大きいことが好ましい。このミドルブロック24では、主として第一突条34が泥はけ性能に寄与し、主として第二突条36がエッジ効果に寄与しうる。この観点から、比(N1/N2)は1.25以上が好ましく、1.33以上が特に好ましい。比(N1/N2)は2.0以下が好ましい。
1つのミドルブロック24におけるランドLの面積は、100mm以上300mm以下が好ましく、150mm以上250mm以下が好ましい。面積は、平面視において測定される。1つのタイヤ2におけるミドルブロック24の数は、20以上200以下が好ましい。
全てのセンターブロック22、全てのミドルブロック24及び全てのショルダーブロック26におけるランドLの合計面積SLと、シーSの面積SSとの比率(SL/SS)は、10/90以上30/70以下が好ましく、15/80以上25/75以下が特に好ましい。
センターブロック22が、突条を有してもよい。ショルダーブロック26が、突条を有してもよい。
本発明では、タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITSAT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
図8は、本発明の他の実施形態に係る不整地走行車両用のタイヤのミドルブロック48が示された平面図である。図8には、ミドルブロック48のランドLが示されている。図8において、矢印Xはタイヤの軸方向を表し、矢印Yはタイヤの周方向を表す。このタイヤの、ミドルブロック48以外の部材の構造は、図1及び2に示されたタイヤ2のそれらと同じである。
このミドルブロック48は、主部50及び複数の突条を有している。本実施形態では、ミドルブロック48は、複数の第一突条52及び複数の第二突条54を有している。主部50は、ミドルブロック48のうち、突条54、54を除く部分である。
主部50は、上底面56と、2つの縦側面58と、2つの第一横側面60と、1つの第二横側面62とを有している。上底面56は、実質的に正五角形である。側面の数は、5である。それぞれの縦側面58の延在方向の、周方向Yに対する角度の絶対値は、18°である。それぞれの第一横側面60の延在方向の、周方向Yに対する角度の絶対値は、54°である。第二横側面62の延在方向の、周方向Yに対する角度の絶対値は、90°である。
それぞれの縦側面58から、第一突条52が突出している。1つの縦側面58から突出する第一突条52の数N1は、4である。それぞれの第一横側面60から、第二突条54が突出している。1つの第一横側面60から突出する第二突条54の数N2は、3である。第二横側面62から、第二突条54が突出している。1つの第二横側面62から突出する第二突条54の数N2は、3である。このミドルブロック48では、第一突条52及び第二突条54が、エッジ効果に寄与する。第一突条52及び第二突条54の振動は、ミドルブロック48からの泥の剥離を促す。このミドルブロック48を有するタイヤでは、優れたトラクション性能が安定的に発揮される。
図8において、矢印Wmは主部50の幅であり、矢印W1で示されているのは第一突条52の幅である。幅W1の幅Wmに対する比率は、5%以上20%以下が好ましい。この比率が5%以上である第一突条52は、耐久性に優れる。この第一突条52はさらに、十分な剛性を有するので、エッジ効果に寄与しうる。この比率が20%以下である第一突条52は、走行中に十分に振動する。この第一突条52は、泥はけ性能に寄与しうる。幅Wm及び幅W1は、ランドLにおいて測定される。
図8において矢印W2で示されているのは、第二突条54の幅である。この幅W2の、主部50の幅Wmに対する比率は、5%以上20%以下が好ましい。この比率が5%以上である第二突条54は、耐久性に優れる。この第二突条54はさらに、十分な剛性を有するので、エッジ効果に寄与しうる。この比率が20%以下である第二突条54は、走行中に十分に振動する。この第二突条54は、泥はけ性能に寄与しうる。幅W2は、ランドLにおいて測定される。
好ましくは、第二突条54の幅W2は、第一突条52の幅W1よりも大きい。このミドルブロック48では、主として第一突条52が泥はけ性能に寄与し、主として第二突条54がエッジ効果に寄与しうる。この観点から、比(W2/W1)は1.1以上が好ましく、1.2以上が特に好ましい。比(W2/W1)は、2.0以下が好ましく、1.8以下が特に好ましい。
図8において矢印L1で示されているのは、第一突条52の突出長さである。この長さL1の、主部50の幅Wmに対する比率は、5%以上20%以下が好ましい。この比率が5%以上である第一突条52は、走行中に十分に振動する。この第一突条52は、泥はけ性能に寄与しうる。この比率が20%以下である第一突条52は、耐久性に優れる。この第一突条52はさらに、十分な剛性を有するので、エッジ効果に寄与しうる。長さL1は、ランドLにおいて測定される。
図8において矢印L2で示されているのは、第二突条54の突出長さである。この長さL2の、主部50の幅Wmに対する比率は、5%以上20%以下が好ましい。この比率が5%以上である第二突条54は、走行中に十分に振動する。この第二突条54は、泥はけ性能に寄与しうる。この比率が20%以下である第二突条54は、耐久性に優れる。この第二突条54はさらに、十分な剛性を有するので、エッジ効果に寄与しうる。長さL2は、ランドLにおいて測定される。
好ましくは、第一突条52の長さL1は、第二突条54の長さL2よりも大きい。このブロックでは、主として第一突条52が泥はけ性能に寄与し、主として第二突条54がエッジ効果に寄与しうる。この観点から、比(L1/L2)は1.1以上が好ましく、1.2以上が特に好ましい。比(L1/L2)は、2.0以下が好ましく、1.8以下が特に好ましい。
図8において矢印S1で示されているのは、第一突条52とこれに隣接する他の第一突条52との間隔である。この間隔S1の、主部50の幅Wmに対する比率は、15%以上30%以下が好ましい。この比率が15%以上であるミドルブロック48では、走行中に第一突条52が十分に振動する。この第一突条52は、泥はけ性能に寄与しうる。この比率が30%以下であるミドルブロック48は、十分なエッジを有する。このエッジは、トラクション性能に寄与しうる。間隔S1は、ランドLにおいて測定される。
図8において矢印S2で示されているのは、第二突条54とこれに隣接する他の第二突条54との間隔である。この間隔S2の、主部50の幅Wmに対する比率は、15%以上30%以下が好ましい。この比率が15%以上であるミドルブロック48では、走行中に第二突条54が十分に振動する。この第二突条54は、泥はけ性能に寄与しうる。この比率が30%以下であるミドルブロック48は、十分なエッジを有する。このエッジは、トラクション性能に寄与しうる。間隔S2は、ランドLにおいて測定される。
図9は、本発明のさらに他の実施形態に係る不整地走行車両用のタイヤのミドルブロック64が示された平面図である。図9には、ミドルブロック64のランドLが示されている。図9において、矢印Xはタイヤの軸方向を表し、矢印Yはタイヤの周方向を表す。このタイヤの、ミドルブロック64以外の部材の構造は、図1及び2に示されたタイヤ2のそれらと同じである。
このミドルブロック64は、主部66及び複数の突条68を有している。主部66は、ミドルブロック64のうち、突条68を除く部分である。
主部66は、上底面70と、2つの縦側面72と、2つの横側面74とを有している。上底面70は、実質的に正方形である。側面72、74の数は、4である。それぞれの縦側面72の延在方向の、周方向Yに対する角度の絶対値は、0°である。それぞれの横側面74の延在方向の、周方向Yに対する角度の絶対値は、90°である。
それぞれの縦側面72から、突条68が突出している。1つの縦側面72から突出する突条68の数は、4である。それぞれの横側面74から、突条68が突出している。1つの横側面74から突出する突条68の数は、4である。縦側面72から突出する突条68の幅Wは、横側面74から突出する突条68の幅Wと同じである。縦側面72から突出する突条68の長さLは、横側面74から突出する突条68の長さLと同じである。これらの突条68は、ミドルブロック64のエッジ効果に寄与する。これらの突条68の振動は、ミドルブロック64からの泥の剥離を促す。このミドルブロック64を有するタイヤでは、優れたトラクション性能が安定的に発揮される。
図9において、矢印Wmは主部66の幅である。幅Wの幅Wmに対する比率は、5%以上20%以下が好ましい。この比率が5%以上である突条68は、耐久性に優れる。この突条68はさらに、十分な剛性を有するので、エッジ効果に寄与しうる。この比率が20%以下である突条68は、走行中に十分に振動する。この突条68は、泥はけ性能に寄与しうる。幅Wm及び幅Wは、ランドLにおいて測定される。
長さLの幅Wmに対する比率は、5%以上20%以下が好ましい。この比率が5%以上である突条68は、走行中に十分に振動する。この突条68は、泥はけ性能に寄与しうる。この比率が20%以下である突条68は、耐久性に優れる。この突条68はさらに、十分な剛性を有するので、エッジ効果に寄与しうる。長さLは、ランドLにおいて測定される。
図9において矢印Sで示されているのは、突条68とこれに隣接する他の突条68との間隔である。この間隔Sの、主部66の幅Wmに対する比率は、15%以上30%以下が好ましい。この比率が15%以上であるミドルブロック64では、走行中に突条68が十分に振動する。この突条68は、泥はけ性能に寄与しうる。この比率が30%以下であるミドルブロック64は、十分なエッジを有する。このエッジは、トラクション性能に寄与しうる。間隔Sは、ランドLにおいて測定される。
図10は、本発明のさらに他の実施形態に係る不整地走行車両用のタイヤのミドルブロック76が示された平面図である。図10には、ミドルブロック76のランドLが示されている。図10において、矢印Xはタイヤの軸方向を表し、矢印Yはタイヤの周方向を表す。このタイヤの、ミドルブロック76以外の部材の構造は、図1及び2に示されたタイヤ2のそれらと同じである。
このミドルブロック76は、主部78及び複数の突条80、82を有している。主部78は、ブロックのうち、突条80、82を除く部分である。
主部78は、上底面84、第一側面86、第二側面88、第三側面90及び第四側面92を有している。上底面84は、実質的に正方形である。側面86、88、90、92の数は、4である。それぞれの側面の延在方向の、周方向に対する角度の絶対値は、45°である。
第一側面86から、4つの突条80が突出している。第二側面88から、3つの突条82が突出している。第三側面90から、4つの突条80が突出している。第四側面92から、3つの突条82が突出している。これらの突条80、82は、ミドルブロック76のエッジ効果に寄与する。これらの突条80、82の振動は、ミドルブロック76からの泥の剥離を促す。このミドルブロック76を有するタイヤでは、優れたトラクション性能が安定的に発揮される。
第二側面88の突条82及び第四側面92の突条82の幅Wbは、第一側面86の突条80及び第三側面90の突条80の幅Waよりも大きい。第一側面86の突条80及び第三側面90の突条80の長さLaは、第二側面88の突条82及び第四側面92の突条82の長さLbよりも大きい。このミドルブロック76では、第一側面86の突条80及び第三側面90の突条80が泥はけ性能に寄与し、第二側面88の突条82及び第四側面92の突条82がエッジ効果に寄与しうる。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1−6に示された構造を有するタイヤを得た。このタイヤは、不整地走行モーターサイクルのリアホイール用であった。このタイヤのサイズは、「120/80−19 2.15WM」であった。このタイヤのミドルブロックにおける、突条が存在する縦側面の数NS1は2であり、突条が存在する横側面の数NS2は2であった。1つの縦側面から突出する突条の数N1は4であり、1つの横側面から突出する突条の数N2は3であった。突条の仕様が、下記の表1に示されている。
[実施例2−5]
突条のサイズを下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−5のタイヤを得た。
[実施例6−10]
ミドルブロックの仕様を下記の表2に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例6−10のタイヤを得た。
[実施例11及び12並びに比較例1]
突条の数N1及びN2を下記の表3に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例11及び12並びに比較例1のタイヤを得た。
[比較例2]
突条を有さないブロックを設けた他は実施例1と同様にして、比較例2のタイヤを得た。
[官能評価]
タイヤを、排気量が450ccである、モトクロス競技専用のモーターサイクルの後リムに装着した。このタイヤに、その内圧が80kPaとなるように空気を充填した。このモーターサイクルの前リムには、市販のタイヤを装着した。このモーターサイクルをモトクロスコースにて走行させて、トラクション性能及び泥はけ性能をライダー評価させた。この結果が、指数として、下記の表1−3に示されている。この数値が大きいほど、性能が良好である。
Figure 2020175706
Figure 2020175706
Figure 2020175706
表1−3に示されるように、各実施例の空気入りタイヤは、トラクション性能及び泥はけ性能に優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るタイヤは、不整地を走行する種々の車輌に装着されうる。
2・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・ベルト
18・・・ベース
20・・・キャップ
22・・・センターブロック
24、48、64、76・・・ミドルブロック
26・・・ショルダーブロック
32、50、66、78・・・主部
34、52・・・第一突条
36、54・・・第二突条
38、56、70、84・・・上底面
40、58、72・・・縦側面
42、74・・・横側面
44・・・第一端面
46・・・第二端面
60・・・第一横側面
62・・・第二横側面
68、80、82・・・突条
86・・・第一側面
88・・・第二側面
90・・・第三側面
92・・・第四側面
L・・・ランド
S・・・シー

Claims (8)

  1. 複数のブロックを有するトレッドを備えており、
    それぞれのブロックが、
    (1)多角形である上底面と、複数の側面とを有する主部
    及び
    (2)上記主部の側面から突出しており、かつそれぞれが端面を有する複数の突条
    を有しており、
    1又は2以上の側面のそれぞれから、2以上の突条が突出しており、
    上記上底面及び上記端面がランドを形成する不整地走行車両用のタイヤ。
  2. 全ての側面のそれぞれから、2以上の突条が突出している請求項1に記載のタイヤ。
  3. 上記突条の幅の、上記主部の幅に対する比率が、5%以上20%以下である請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 上記突条の突出長さの、上記主部の幅に対する比率が、5%以上20%以下である請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 突条とこれに隣接する他の突条との間隔の、上記主部の幅に対する比率が、15%以上30%以下である請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. 上記ブロックが、縦側面、横側面、複数の第一突条及び複数の第二突条を有しており、
    上記縦側面の延在方向の、周方向に対する角度の絶対値が、0°以上45°未満であり、
    上記横側面の延在方向の、周方向に対する角度の絶対値が、45°以上90°以下であり、
    それぞれの第一突条が、上記縦側面から突出しており、
    それぞれの第二突条が、上記横側面から突出しており、
    上記第二突条の幅W2が、上記第一突条の幅W1よりも大きい請求項1から5のいずれかに記載のタイヤ。
  7. 上記ブロックが、縦側面、横側面、複数の第一突条及び複数の第二突条を有しており、
    上記縦側面の延在方向の、周方向に対する角度の絶対値が、0°以上45°未満であり、
    上記横側面の延在方向の、周方向に対する角度の絶対値が、45°以上90°以下であり、
    それぞれの第一突条が、上記縦側面から突出しており、
    それぞれの第二突条が、上記横側面から突出しており、
    上記第一突条の突出長さL1が、上記第二突条の突出長さL2よりも大きい請求項1から6のいずれかに記載のタイヤ。
  8. 1つの縦側面から突出する上記第一突条の数が、1つの横側面から突出する第二突条の数よりも多い請求項6又は7に記載のタイヤ。
JP2019077618A 2019-04-16 2019-04-16 不整地走行車両用のタイヤ Pending JP2020175706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019077618A JP2020175706A (ja) 2019-04-16 2019-04-16 不整地走行車両用のタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019077618A JP2020175706A (ja) 2019-04-16 2019-04-16 不整地走行車両用のタイヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020175706A true JP2020175706A (ja) 2020-10-29

Family

ID=72937010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019077618A Pending JP2020175706A (ja) 2019-04-16 2019-04-16 不整地走行車両用のタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020175706A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5333510B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5320491B2 (ja) 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
JP6867115B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6347293B1 (ja) 空気入りタイヤ
JP2012011953A (ja) 不整地走行用空気入りタイヤ
JP2004291936A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP6920145B2 (ja) 空気入りタイヤ
US11420478B2 (en) Tyre
JP4941907B2 (ja) ラグ付走行体
CN109910522B (zh) 充气轮胎
JP2018114809A (ja) 空気入りタイヤ
JP2020179681A (ja) 不整地走行車両用のタイヤ
JPWO2019138792A1 (ja) スタッダブルタイヤ、および空気入りタイヤ
JP2020175706A (ja) 不整地走行車両用のタイヤ
JP2014159178A (ja) 不整地走行車両用タイヤ
JP2000198320A (ja) 空気入りタイヤ
JP6963485B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6248374B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2020200000A (ja) 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
JP2020040628A (ja) 空気入りタイヤ
JP2019217968A (ja) 空気入りタイヤ
JP2019108035A (ja) 不整地用の自動二輪車用タイヤ
JP2003025814A (ja) 空気入りタイヤ
US11318795B2 (en) Pneumatic tire
JP2013199154A (ja) 空気入りタイヤ