JP2020174470A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、ステータに挟まれたロータの両面に2組の磁石を配置するアキシャルギャップモータの技術が開示されている。特許文献2には、ステータに挟まれたロータに1組の埋め込み磁石を配置したアキシャルギャップモータの技術が開示されている。
また、特許文献8、特許文献9、特許文献10、および特許文献11にはアキシャルギャップモータの制御性を向上させる技術が開示されている。
また、特許文献12、特許文献13には、アキシャルギャップモータのステータの構造を改善し、効率を改善する技術と、機械的特性を改善する技術とがそれぞれ開示されている。
また、特許文献3および特許文献4の技術は、2つのロータに挟まれるステータが、軸方向に並べられた2組のコイルを有するため、アキシャルギャップモータの特徴である軸方向に扁平であることを十分に活用することができず、小型化が不利である。このため、高出力密度化には課題がある。
また、特許文献8、特許文献9、特許文献10、および特許文献11の技術は、いずれも構造が複雑となり加工が困難となりコスト面で課題がある。特に特許文献10の技術では、回転電機の内部に摺動部があるため寿命に課題がある。
また、特許文献11および特許文献12の技術では、ステータの構造が複雑となり加工が困難となる等、コスト面で課題があった。
以上のように従来の技術では、アキシャルギャップ型の回転電機の出力密度を向上させることが容易でないという課題がある。
まず、第1の実施形態を説明する。
図1は、回転電機100の構成の一例を示す図である。図1において、回転電機100は、上側ステータ110(固定子)と、下側ステータ120と、ロータ130(回転子)と、ハウジング140とを有する。
図2は、上側ステータ110および下側ステータ120の構成の一例を示す図である。図2は、上側ステータ110および下側ステータ120の部分のみをZ軸の正の方向からZ軸の負の方向に見た図である。図2では、透視して見える部分(下側ステータ120)を破線で示す。また、図2では、表記の都合上、実線と破線とを別の位置に示すが、実際には、実線と破線は相互に重なる。図3は、上側ステータ110および下側ステータ120の断面の一例を示す図である。具体的に図3は、図2のI−I断面図である。尚、図3では、表記の都合上、説明に必要な部分のみを示す。
バックヨーク部211は、円環形状を有する。バックヨーク部211の中心部には、回転電機100の軸方向(Z軸方向)に貫通する貫通孔が形成される。以下の説明では、回転電機100の軸方向を必要に応じて軸方向と略称する。この貫通孔を構成する面(バックヨーク部211の内周面)には、ベアリング151、152が取り付けられる。この貫通孔にはシャフト160(回転軸)が挿入され、バックヨーク部211は、ベアリング151、152を介してシャフト160に(シャフト160が回転しても動かないように)取り付けられる。
バックヨーク部211と、ティース部212a〜212hは、磁気的に結合される。本実施形態では、ステータコア210(バックヨーク部211およびティース部212a〜212h)が、圧粉磁心である場合を例に挙げて説明する。従って、バックヨーク部211およびティース部212a〜212hは一体である(境界がない)。ただし、必ずしもこのようにする必要はなく、バックヨーク部211およびティース部212a〜212hを別体とし、これらが磁気的に結合されるように接着してもよい。このようにする場合、バックヨーク部211およびティース部212a〜212hを、例えば、電磁鋼板やアモルファス金属板を用いて構成することができる。
バックヨーク部231は、円環形状を有する。バックヨーク部231の中心部には、軸方向(Z軸方向)に貫通する貫通孔が形成される。この貫通孔を構成する面(バックヨーク部231の内周面)には、ベアリング153、154が取り付けられる。この貫通孔にはシャフト160(回転軸)が挿入され、バックヨーク部231は、ベアリング153、154を介してシャフト160に(シャフト160が回転しても動かないように)取り付けられる。
また、本実施形態では、図4(b)に示すように、(励磁コイル群240に印加される)U'相電圧421の位相に対し(励磁コイル群220に印加される)U相電圧411の位相は60°進み、V'相電圧422の位相に対しV相電圧412の位相は60°進み、W'相電圧423の位相に対し、W相電圧413の位相は60°進むものとする。
図5は、ロータ130の構成の一例を示す図である。図5は、ロータ130の部分のみをZ軸の正の方向から負の方向に見た図である。図5では、透視して見える部分を破線で示す。また、表記の都合上、円弧状の実線と破線とを別の位置に示すが、実際には、当該円弧状の実線の内側に当該円弧状の実線に沿って近接した位置にある円弧状の破線は、当該円弧状の実線と重なる。図6は、ロータ130の断面の一例を示す図である。具体的に図6(a)は、図5のI−I断面図であり、図6(b)は、図5のII−II断面図であり、図6(c)は、図5のIII−III断面図である。図6では、表記の都合上、説明に必要な部分のみを示す。
ロータコア510は、円環形状を有する。ロータコア510の中心部には、軸方向に貫通する貫通孔が形成される。この貫通孔にはシャフト160が挿入され、この貫通孔を構成する面(ロータコア510の内周面)は、シャフト160の外周面に、(電気的および磁気的に結合されない状態で)固定される。これにより、ロータコア510(ロータ130)は、シャフト160と共に回転する。
ロータコア510は、例えば、ロータコア510の平面形状と同一の平面形状を有する複数の電磁鋼板を積層することにより構成される。
次に、第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、ロータコア510が、上側(Z軸の正の方向側)と下側(Z軸の負の方向側)とで磁気的に結合されている場合を例に挙げて説明した。これに対し、本実施形態では、ロータコアが、上側(Z軸の正の方向側)と下側(Z軸の負の方向側)とで磁気的に結合されないようにする。このように本実施形態は、第1の実施形態に対し、ロータコアの構成が主として異なる。従って、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図6に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図7および図8において、ロータコア710は、非磁性部711と磁性部712a、712bとを有する。
非磁性部711および磁性部712a、712bの平面形状は、ロータコア710の平面形状と同じであり、中心部には、軸方向に貫通する貫通孔が形成される。
非磁性部711は、非磁性ステンレス鋼等の非磁性材料で構成される。非磁性部711は、例えば、非磁性部711の形状に合わせて非磁性材料を成型することにより構成される。磁性部712a、712bは、磁性体で構成される。磁性部712a、712bは、例えば、磁性部712a、712bの平面形状と同一の平面形状を有する複数の電磁鋼板を積層することにより構成される。
非磁性部711の一方の表面に磁性部712aが取り付けられ、非磁性部711の他方の表面に磁性部712bが取り付けられる。このとき、非磁性部711および磁性部712a、712bの板面の端部が揃うようにする。
また、永久磁石520a〜520hは、ロータコア710の磁性部712aの表面に、磁性部712aと磁気的に結合された状態で固定される。永久磁石530a〜530hは、ロータコア710の磁性部712bの表面に、磁性部712bと磁気的に結合された状態で固定される。
上側(Z軸の正の方向側)と下側(Z軸の負の方向側)とで、ロータコア710に配置する永久磁石520a〜520h、530a〜530hの回転方向の位置が異なる。このため、ロータコア710の、上側(Z軸の正の方向側)と下側(Z軸の負の方向側)とでは、相互に異なる時間高調波を有する磁束が発生する虞がある。この場合、ロータコアにおいて、上側(Z軸の正の方向側)と下側(Z軸の負の方向側)とが磁気的に結合すると、当該磁束が干渉する虞がある。
次に、第3の実施形態を説明する。第1の実施形態では、ロータ130の数が1つである場合を例に挙げて説明した。これに対し、本実施形態では、回転電機が、軸方向に複数のロータを有する場合を例に挙げて説明する。このように本実施形態と第1の実施形態とは、ロータの数が異なることによる構成が主として異なる。従って、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図6に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
まず、上側ステータ910、中間ステータ920、および下側ステータ930の構成の一例について説明する。
図10は、上側ステータ910、中間ステータ920、および下側ステータ930の構成の一例を示す図である。
図10(a)は、上側ステータ910および中間ステータ920の部分のみをZ軸の正の方向からZ軸の負の方向に見た図である。図10(a)では、透視して見える部分(中間ステータ920)を一点鎖線および破線で示す。また、図10(a)では、表記の都合上、実線、一点鎖線、および破線とを別の位置に示すが、実際には、実線、一点鎖線、および破線は相互に重なる。
図11は、上側ステータ910、中間ステータ920、および下側ステータ930の断面の一例を示す図である。具体的に図11は、図10(a)および図10(b)のI−I断面図である。尚、図11では、表記の都合上、説明に必要な部分のみを示す。
ステータコア1030は、バックヨーク部1031と、ティース部1032a〜1032h、1033a〜1033hとを有する。
バックヨーク部1031は、円環形状を有する。バックヨーク部1031は、バックヨーク部1011、1051と同じ形状および大きさを有する。バックヨーク部1031の中心部に形成される貫通孔を構成する面(バックヨーク部1031の内周面)には、ベアリング973、974が取り付けられる。この貫通孔にはシャフト980(回転軸)が挿入され、バックヨーク部1031は、ベアリング973、974を介してシャフト980に(シャフト980が回転しても動かないように)取り付けられる。
ティース部1032a〜1032h、1033a〜1033hは、ティース部1012a〜1012h、1052a〜1052hと同じ形状および大きさを有する。
本実施形態では、上側ステータ910の励磁コイル群1020に印加される三相を、U相、V相、W相とし、中間ステータ920の励磁コイル群1041に印加される三相を、U'相、V'相、W'相とし、中間ステータ920の励磁コイル群1042に印加される三相を、U''相、V''相、W''相とし、下側ステータ930の励磁コイル群1060に印加される三相を、U'''相、V'''相、W相'''とする。
また、励磁コイル群1060に印加されるU'''相電圧と励磁コイル群1041に印加されるW'相電圧は同位相になり、励磁コイル群1060に印加されるV'''相電圧と励磁コイル群1041に印加されるU'相電圧は同位相になり、励磁コイル群1060に印加されるW'''相電圧と励磁コイル群1041に印加されるV'相電圧は同位相になる。
励磁電源991、992は、三相交流電圧を出力する公知の電源で実現することができるが、第1の実施形態で説明したように、インバータ駆動により、三相交流電圧を生成することが好ましい。
図12は、ロータ940の構成の一例を示す図である。図12は、ロータ940の部分のみをZ軸の正の方向から負の方向に見た図である。図12では、透視して見える部分を破線で示す。また、表記の都合上、円弧状の実線と破線とを別の位置に示すが、実際には、当該円弧状の実線の内側に当該円弧状の実線に沿って近接した位置にある円弧状の破線は、当該円弧状の実線と重なる。尚、図12のI−I断面図、II−II断面図、III−III断面図は、それぞれ、図6(a)、図6(b)、図6(c)と同様になるので、ここでは、その図示を省略する。
図15は、ロータの数が4個である場合の回転電機1500の構成の一例(本実施形態の回転電機の変形例)を示す図である。
図15において、回転電機1500は、上側ステータ1511と、中間ステータ1512と、中間ステータ1513と、中間ステータ1514と、下側ステータ1515と、ロータ1521、1522、1523と、1524と、ハウジング1530とを有する。
ロータ1521の永久磁石1521a、1521bの回転方向における位置の関係と、ロータ1522の永久磁石1522a、1522bの回転方向における位置の関係と、ロータ1523の永久磁石1523a、1523bの回転方向における位置の関係と、ロータ1524の永久磁石1524a、1524bの回転方向における位置の関係は、ロータ940の永久磁石1220a〜1220h、1230a〜1230h(およびロータ950の永久磁石1320a〜1320h、1330a〜1330h)の回転方向における位置の関係と同じである。
また、本実施形態においても、第1、第2の実施形態で説明した種々の変形例を採用することができる。
尚、第1〜第3の実施形態では、回転電機が電動機(モータ)である場合を例に挙げて示したが、第1〜第3の実施形態に記載の回転電機100、700、900、1500を発電機(ジェネレータ)として使用してもよい。
次に、実施例を説明する。
本実施例では、第1〜第3の実施形態で説明したように、励磁コイル群に印加される励磁電圧の位相と、ロータの永久磁石の回転方向における位置とをずらすようにした場合と、励磁コイル群に印加される励磁電圧の位相と、ロータの永久磁石の回転方向における位置とをずらさない場合とのそれぞれの場合のモータA〜F(三相交流電動機)を作製し、それぞれのモータA〜Fを30000rpmで回転させた際の騒音をJIS Z8731(1999)に規定される方法に基づいて測定すると共に、出力密度を測定した。それぞれのモータの作製条件は以下の表1に示す通りである。1つのロータにおける永久磁石の数および1つのステータにおけるティース部の数は、第1〜第3の実施形態で説明したのと同様に、それぞれ8であり、それらは周方向において等間隔に配置される。
表2に、モータA〜Fの出力、出力密度、および騒音のそれぞれの測定結果を示す。
110・910・1511:上側ステータ
120・930・1515:下側ステータ
130・940・950・1521〜1524:ロータ
140・960・1530:ハウジング
151〜154・971〜976・1540a〜1540j:ベアリング
160・980・1550:シャフト
171・172・991・992・1561・1562:励磁電源
212a〜212h・232a〜232h・1012a〜1012h・1032a〜1032h・1033a〜1033h:ティース部
220・240・1020・1041・1042・1060・1511a・1512a・1512b・1513a・1513b・1514a・1514b・1515a:励磁コイル群
510・710・1210・1310:ロータコア
520a〜520h・530a〜530h・1220a〜1220h・1230a〜1230h・1320a〜1320h・1330a〜1330h・1521a・1521b・1522a・1522b・1523a・1523b・1524a・1524b:永久磁石
711:非磁性部
712a・712b:磁性部
920・1512〜1514:中間ステータ
Claims (14)
- 軸方向の一方側に配置される複数の永久磁石からなる第1の永久磁石群と、軸方向の他方側に配置される複数の永久磁石からなる第2の永久磁石群と、前記第1の永久磁石群および前記第2の永久磁石群と磁気的に結合されるロータコアと、を有するロータと、
前記第1の永久磁石群と軸方向において所定の間隔を有した状態で配置される一方側ステータと、
前記第2の永久磁石群と軸方向において所定の間隔を有した状態で配置される他方側ステータと、を有する回転電機であって、
前記一方側ステータは、
周方向に間隔を有して配置された複数のティース部を有するステータコアと、
前記複数のティース部に対して巻き回された3つのコイルであって、それぞれ三相交流電圧が印加される3つのコイルを有する励磁コイル群と、を有し、
前記他方側ステータは、
周方向に間隔を有して配置された複数のティース部を有するステータコアと、
前記複数のティース部に対して巻き回された3つのコイルであって、それぞれ三相交流電圧が印加される3つのコイルを有する励磁コイル群と、を有し、
前記第1の永久磁石群の前記複数の永久磁石は、前記第2の永久磁石群の前記複数の永久磁石の位置を基準として、当該第2の永久磁石群に対して周方向において第1の角度だけずれた状態で配置され、
前記一方側ステータの前記励磁コイル群に印加される三相交流電圧の位相と、前記他方側ステータの前記励磁コイル群に印加される三相交流電圧の位相とが第2の角度だけずれた状態で動作することを特徴とする回転電機。 - 前記第1の角度と、前記第2の角度との差の絶対値が45°以下であることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 前記回転電機の回転方向を正の方向とし、前記一方側ステータの前記励磁コイル群に印加される三相交流電圧の位相が、前記他方側ステータの前記励磁コイル群に印加される三相交流電圧の位相よりも進む場合の位相の符号を正とした場合に、前記第1の角度と、前記第2の角度とが、符号を含めて同じであることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
- 前記第1の角度と、前記第2の角度は、+60°であることを特徴とする請求項3に記載の回転電機。
- 前記ロータコアは、
軸方向の一方側に配置される磁性部と、
軸方向の他方側に配置される磁性部と、
軸方向において当該2つの磁性部の間に配置される非磁性部と、を有し、
前記第1の永久磁石群は、軸方向の一方側に配置される前記磁性部と磁気的に結合され、
前記第2の永久磁石群は、軸方向の他方側に配置される前記磁性部と磁気的に結合され、
軸方向の一方側に配置される前記磁性部と、軸方向の他方側に配置される前記磁性部とが磁気的に結合されていないことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の回転電機。 - 軸方向において、前記一方側ステータおよび前記他方側ステータの間に配置される少なくとも1つの中間ステータを更に有し、
前記中間ステータは、
軸方向の一方側と他方側とのそれぞれに、周方向に間隔を有して配置された複数のティース部を有するステータコアと、
軸方向の一方側に配置された前記複数のティース部に対して巻き回された3つのコイルであって、それぞれ三相交流電圧が印加される3つのコイルを有する励磁コイル群と、
軸方向の他方側に配置された前記複数のティース部に対して巻き回された3つのコイルであって、それぞれ三相交流電圧が印加される3つのコイルを有する励磁コイル群と、を有し、
前記ロータの数は、前記一方側ステータ、前記他方側ステータ、および前記中間ステータの数より1つ少なく、
前記ロータは、前記一方側ステータ、前記他方側ステータ、および前記中間ステータのうち、軸方向において相互に隣り合う位置関係にある2つのステータの間に配置され、
前記ロータの前記第1の永久磁石群は、前記一方側ステータ、前記他方側ステータ、および前記中間ステータのうち、当該ロータと軸方向の一方側で隣り合う位置関係にあるステータと、所定の間隔を有した状態で配置されると共に、前記ロータの前記第2の永久磁石群は、前記一方側ステータ、前記他方側ステータ、および前記中間ステータのうち、当該ロータと軸方向の他方側で隣り合う位置関係にあるステータと、所定の間隔を有した状態で配置され、
前記一方側ステータ、前記他方側ステータ、および前記中間ステータの前記励磁コイル群のうち、軸方向において前記ロータを介して相互に隣り合う位置関係にある2つの前記励磁コイル群に印加される三相交流電圧の位相が前記第2の角度だけずれた状態で動作することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の回転電機。 - 前記第1の角度と、前記第2の角度との差の絶対値が45°以下であることを特徴とする請求項6に記載の回転電機。
- 前記回転電機の回転方向を正の方向とし、前記一方側ステータ、前記他方側ステータ、および前記中間ステータの前記励磁コイル群のうち、軸方向において相互に隣り合う位置にある2つのステータのうち、一方側にあるステータの前記励磁コイル群に印加される三相交流電圧の位相が、他方側にあるステータの前記励磁コイル群に印加される三相交流電圧の位相よりも進む場合の位相の符号を正とした場合に、前記第1の角度と、前記第2の角度とが、符号を含めて同じであることを特徴とする請求項6または7に記載の回転電機。
- 前記第1の角度と、前記第2の角度は、+60°であることを特徴とする請求項8に記載の回転電機。
- 軸方向において相互に隣り合う位置関係にある2つの前記ロータのうち、軸方向の一方側にある前記ロータの前記第2の永久磁石群は、他方側にある前記ロータの前記第1の永久磁石群の位置を基準として、当該第1の永久磁石群に対して周方向において第3の角度だけずれた状態で配置され、
前記一方側ステータ、前記他方側ステータ、および前記中間ステータの前記励磁コイル群のうち、軸方向において前記ロータを介して相互に隣り合う位置関係にある2つの前記励磁コイル群に印加される三相交流電圧の位相差が第4の角度であることを特徴とする請求項6〜9の何れか1項に記載の回転電機。 - 前記第3の角度と、前記第4の角度との差の絶対値が45°以下であることを特徴とする請求項10に記載の回転電機。
- 前記回転電機の回転方向を正の方向とし、前記一方側ステータ、前記他方側ステータ、および前記中間ステータの前記励磁コイル群のうち、軸方向において相互に隣り合う位置にある2つのステータのうち、一方側にあるステータの前記励磁コイル群に印加される三相交流電圧の位相が、他方側にあるステータの前記励磁コイル群に印加される三相交流電圧の位相よりも進む場合の位相の符号を正とした場合に、前記第3の角度と、前記第4の角度とが、符号を含めて同じであることを特徴とする請求項11に記載の回転電機。
- 前記第3の角度と、前記第4の角度は、+60°であることを特徴とする請求項12に記載の回転電機。
- 軸方向において前記ロータと一方側で相互に隣り合う位置関係にある前記励磁コイル群に印加される三相交流電圧の位相差は、120×n°(nは非負整数)であり、
軸方向において前記ロータと他方側で相互に隣り合う位置関係にある前記励磁コイル群に印加される三相交流電圧の位相差は、120×n°(nは非負整数)であることを特徴とする請求項6〜13の何れか1項に記載の回転電機。
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