JP2020174422A - リニアアクチュエータ及びこれを用いたタフティングマシーン - Google Patents
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Abstract
Description
一般に、ニードルバーを上下に往復移動させる機構としては、例えば、偏心クランク機構が利用されている。一方、ニードルバーを軸心方向に往復移動させる機構としては、例えば、サーボモータとボールネジとを組み合わせたアクチュエータを利用していた(特許文献1参照)。
(特許文献1参照)。
要するに、ニードルバーの上下方向の往復移動は高速化できているにも拘わらず、ニードルバーの軸心方向の往復移動の高速化に限界があり、タフティングマシーンの能力を十分に発揮させることができていなかった。
また、サーボモータの回転動作を往復移動に変換するためのボールネジは摩耗しやすく、耐久性が低いので、所望の移動精度を確保しようとすると、短期間で交換する必要があり、メンテナンスに手間がかかった。
本発明は、前記問題点に鑑み、高精度かつ高速度で駆動し、メンテナンスに手間がかからないリニアアクチュエータ、および、これを用いたタフティングマシーンを提供することを課題とする。
筒状のケーシングと、
マグネット取付板の少なくとも対向する両側面をマグネットで挟持し、かつ、前記ケーシング内に軸心方向に沿って往復移動可能に支持されたマグネットユニットと、
前記マグネットユニットのマグネットに対向するように配置したコイルユニットと、備え、
前記コイルユニットの励磁,消磁に基づき、前記コイルユニットの間を前記マグネットユニットが往復移動する構成としてある。
また、耐久性の低いボールネジを使用しないので、ボールネジの劣化による交換を必要とせず、メンテナンス期間が長くなり、メンテナンスに手間がかからない。
本実施形態によれば、マグネット取付板の水平基板を介して支持できる。このため、安定した往復動作を行うことにより、高精度、かつ、高速のリニアアクチュエータが得られる。
本実施形態によれば、部品点数、組立工数の少ないリニアアクチュエータが得られる。
本実施形態によれば、多数の面にマグネットを取り付けることができるので、大きな駆動力を備えたリニアアクチュエータが得られる。
本実施形態によれば、コイルユニットの発熱を効率的に排出して冷却でき、発熱による不具合を回避できる。
本発明によれば、リニアアクチュエータのマグネット取付板を磁力で、高精度かつ高速で往復移動させることができる。このため、生産性の高いタフティングマシーンが得られる。
また、耐久性の低いボールネジを使用しないので、ボールネジの劣化による交換を必要とせず、メンテナンス期間が長くなり、メンテナンスに手間のかからないタフティングマシーンが得られる。
本実施形態によれば、高い生産性で複雑な模様を有するカーペットを生産できるタフティングマシーンが得られるという効果がある。
なお、本実施形態に係るリニアアクチュエータ10は、例えば、図13ないし図25に示すように、後述するタフティングマシーン60に適用できるものである。
なお、ケーシング20は前述の形状に限らず、形鋼を組み合わせて形成してもよく、必要に応じて外形形状を変更できることは勿論である。
マグネット取付板41は、水平基板42の上面中央に垂直基板43を立設した断面逆T字形状を有している。垂直基板43には、図10に示すように、軽量化のために一対の貫通孔43a,43aを設けてある。また、垂直基板43の上端面の略中央部に突出部44を突設してある。前記突出部44の上端縁部の両面には、前述のスケールベース35と、ガイドレール37とを平行にそれぞれ取り付けてある。そして、前記マグネット取付板41の水平基板42の底面には、図10に示すように、スライドブロック46が同一直線上に均等な間隔で3個ずつ、2列に配置されている。
また、マグネットユニット40は、図9に示すように、スライドベース47に並設した2本のガイドレール48,48に、前記スライドブロック46を介してスライド可能に搭載されている。
さらに、マグネットユニット40は、図5および図6に示すように、駆動軸72を連結するため、マグネット取付板41のX軸方向の一端部側にクランプ部材49を取り付けてある。
ケーシング本体21の取付口24から、スライドベース47に搭載されたマグネットユニット40を挿入し、スライド溝25からマグネット取付板41の突出部44を突出させて位置決めする。そして、ケーシング本体21の底面にスライドベース47を固定する。
さらに、スライド溝25から突出した突出部44の上端縁部にスケールベース35およびガイドレール37を取り付ける。ついで、ケーシング本体21の上面に、検出ヘッド36を取り付け、リニアエンコーダ34を組み立てる。さらに、前記ガイドレール37に係合したガイドブロック38を、前記ケーシング本体21の上面に固定する。
前記突出部44にボールネジ33を固定し、前記ボールねじ33に挿通した連結軸32を、カップリング部材31を介し、ロータリーエンコーダ30に連結する。
本実施形態によれば、ケーシング本体21内にマグネットユニット40を位置決めして固定した後、ケーシング本体21の両側からコイルユニット50,50を組み付ける構成としてある。このため、組立性に優れているだけでなく、調整しやすい小型のリニアアクチュエータが得られる。特に、本願発明に係るリニアアクチュエータは大きな取付面積を必要としないので、設置スペースの小さいタフティングマシーンにも取り付けられるという利点がある。
前記タフティングマシーン60は、一対の縦フレーム61,62の間に断面U字形状の横フレーム63を架け渡した略門型を有する。そして、前記縦フレーム61,62の対向する外向面のうち、縦フレーム62の外向面に前記リニアアクチュエータ10を取り付けてある。
メインシャフト70は、図示しないモータおよびベルトを介して一方向に高速回転する。そして、メインシャフト70の回転動作は、縦フレーム62内に配置されている偏心カム機構(図17および図18参照)を介し、ニードルシャフト80を正逆方向に交互に回転させる。
なお、プッシュロッド82は前述の横フレーム63内で固定されたプッシュロッドハウジング83を介して支持されている。
すなわち、電源110は配線用遮断器111を介してノイズフィルター112に接続されている。ノイズフィルター112は主ドライバーボード113と、電磁接触器を114介して副ドライバーボード115に接続されている。PC116にも接続されている主ドライバーボード113はメインシャフト位置検出エンコーダー117に接続されているとともに、前記副ドライバーボード115にも接続されている。前記副ドライバーボード115は回生抵抗器118を備え、零相リアクトル119を介してリニアアクチュエータ10に接続されている。
なお、前記メインシャフト位置検出エンコーダー117は、例えば、縦フレーム62の外向面に配置され、図示しないタイミングプーリおよびタイミングベルトを介してメインシャフト70に接続され、メインシャフト70の回転状況を検出し、主ドライバーボード113に検出結果を送信する。このため、PC110でメインシャフト70の回転状況をリアルタイムでチェックすることができる。
図20に図示するように、第1ロール100から引き出された基布101に糸102,103を縫い込んでループ104を形成されたカーペットが第2ロール105に巻き取られる。糸102はガイドプレートのガイド孔を介して引き出され、ニードル91の針孔に挿通され、基布101に縫い込まれる。
ニードル91を並設したニードルバー90は、ニードルバーキャリア84およびスライドバー93,93を介して紙面に対して垂直方向に往復移動可能に支持されている。
フィンガープレート94には多数本のフィンガー部95が並設されている。そして、隣り合うフィンガー部95,95の間にニードル91が1本ずつ下降するように配置されている。
以後、同様な動作を繰り返すことにより、ループ104を形成しつつ、模様を有するカーペットが完成する。
また、前述の実施形態では、ループパイルを形成するルーパについて説明した。しかし、これに限らず、例えば、カットパイルまたはカットアンドループパイルを形成するルーパに適用してもよい。
実施形態に係るリニアアクチュエータを、既存のタフティングマシーンに取り付けて駆動し、駆動限界を調べた。
既存のタフティングマシーンのメインシャフトを、そのタフティングマシーンの限界値である最大回転数1142rpmで回転し、ニードルバーを上下運動させた。本願発明に係るリニアアクチュエータによって駆動されるニードルバーの軸心方向の往復運動が、何の問題もなく、追随できることを確認できた。
サーボモータ(安川電機製 SGMGV−44DDA21)と、ボールネジ(THK製 BLK3232−3.6)とを組み合わせて構成したアクチュエータを、既存のタフティングマシーンに取り付けた。そして、実施例1と同様に駆動した。メインシャフトの回転数が600rpmを超え始めると、異常音が発生し始め、ニードルバーの上下運動に、ニードルバーの軸心方向の往復運動が追随できないことが判った。
11 防塵カバー
20 ケーシング
21 ケーシング本体
22 貫通孔
23 取付板
24 取付口
25 スライド溝
26 取付口
27 取付口
28 取付口
30 ロータリーエンコーダ
31 カップリング部材
32 連結軸
33 ボールネジ
34 リニアエンコーダ
35 スケールベース
36 検出ヘッド
37 ガイドレール
38 ガイドブロック
40 マグネットユニット
41 マグネット取付板
42 水平基板
43 垂直基板
44 突出部
45a マグネット
45b マグネット
45c マグネット
46 スライドブロック
47 スライドベース
48 ガイドレール
49 クランプ部材
50 コイルユニット
51 コイル取付板
52 コイルユニット本体
53 冷却フィン
60 タフティングマシーン
61 縦フレーム
62 縦フレーム
63 横フレーム
70 メインシャフト
71 ディスクブレーキ
72 駆動軸
73 連結ブロック
74 連結バー
75 ガイドブロック
76 ニードルバーブラケット
80 ニードルシャフト
81 クランク機構
82 プッシュロッド
83 プッシュロッドハウジング
84 ニードルバーキャリア
90 ニードルバー
91 ニードル
92 ガイドブラケット
93 スライドバー
94 フィンガープレート
95 フィンガー部
96 ルーパブロック
97 ルーパ
100 第1ロール
101 基布
102 糸
104 ループ
105 第2ロール
一般に、ニードルバーを上下に往復移動させる機構としては、例えば、偏心クランク機構が利用されている。一方、ニードルバーを軸心方向に往復移動させる機構としては、例えば、サーボモータとボールネジとを組み合わせたアクチュエータを利用していた(特許文献1参照)。
(特許文献1参照)。
要するに、ニードルバーの上下方向の往復移動は高速化できているにも拘わらず、ニードルバーの軸心方向の往復移動の高速化に限界があり、タフティングマシーンの能力を十分に発揮させることができていなかった。
また、サーボモータの回転動作を往復移動に変換するためのボールネジは摩耗しやすく、耐久性が低いので、所望の移動精度を確保しようとすると、短期間で交換する必要があり、メンテナンスに手間がかかった。
本発明は、前記問題点に鑑み、高精度かつ高速度で駆動し、メンテナンスに手間がかからないリニアアクチュエータ、および、これを用いたタフティングマシーンを提供することを課題とする。
筒状のケーシングと、
マグネット取付板の少なくとも対向する両側面をマグネットで挟持し、かつ、前記ケーシング内に軸心方向に沿って往復移動可能に支持されたマグネットユニットと、
前記マグネットユニットのマグネットに対向するように配置したコイルユニットと、備え、
前記コイルユニットの励磁,消磁に基づき、前記コイルユニットの間を前記マグネットユニットが往復移動する構成としてある。
また、耐久性の低いボールネジを使用しないので、ボールネジの劣化による交換を必要とせず、メンテナンス期間が長くなり、メンテナンスに手間がかからない。
本実施形態によれば、マグネット取付板の水平基板を介して支持できる。このため、安定した往復動作を行うことにより、高精度、かつ、高速のリニアアクチュエータが得られる。
本実施形態によれば、部品点数、組立工数の少ないリニアアクチュエータが得られる。
本実施形態によれば、多数の面にマグネットを取り付けることができるので、大きな駆動力を備えたリニアアクチュエータが得られる。
本実施形態によれば、コイルユニットの発熱を効率的に排出して冷却でき、発熱による不具合を回避できる。
本発明によれば、リニアアクチュエータのマグネット取付板を磁力で、高精度かつ高速で往復移動させることができる。このため、生産性の高いタフティングマシーンが得られる。
また、耐久性の低いボールネジを使用しないので、ボールネジの劣化による交換を必要とせず、メンテナンス期間が長くなり、メンテナンスに手間のかからないタフティングマシーンが得られる。
本実施形態によれば、高い生産性で複雑な模様を有するカーペットを生産できるタフティングマシーンが得られるという効果がある。
なお、本実施形態に係るリニアアクチュエータ10は、例えば、図13ないし図25に示すように、後述するタフティングマシーン60に適用できるものである。
なお、ケーシング20は前述の形状に限らず、形鋼を組み合わせて形成してもよく、必要に応じて外形形状を変更できることは勿論である。
マグネット取付板41は、水平基板42の上面中央に垂直基板43を立設した断面逆T字形状を有している。垂直基板43には、図10に示すように、軽量化のために一対の貫通孔43a,43aを設けてある。また、垂直基板43の上端面の略中央部に突出部44を突設してある。前記突出部44の上端縁部の両面には、前述のスケールベース35と、ガイドレール37とを平行にそれぞれ取り付けてある。そして、前記マグネット取付板41の水平基板42の底面には、図10に示すように、スライドブロック46が同一直線上に均等な間隔で3個ずつ、2列に配置されている。
また、マグネットユニット40は、図9に示すように、スライドベース47に並設した2本のガイドレール48,48に、前記スライドブロック46を介してスライド可能に搭載されている。
さらに、マグネットユニット40は、図5および図6に示すように、駆動軸72を連結するため、マグネット取付板41のX軸方向の一端部側にクランプ部材49を取り付けてある。
ケーシング本体21の取付口24から、スライドベース47に搭載されたマグネットユニット40を挿入し、スライド溝25からマグネット取付板41の突出部44を突出させて位置決めする。そして、ケーシング本体21の底面にスライドベース47を固定する。
さらに、スライド溝25から突出した突出部44の上端縁部にスケールベース35およびガイドレール37を取り付ける。ついで、ケーシング本体21の上面に、検出ヘッド36を取り付け、リニアエンコーダ34を組み立てる。さらに、前記ガイドレール37に係合したガイドブロック38を、前記ケーシング本体21の上面に固定する。
前記突出部44にボールネジ33を固定し、前記ボールねじ33に挿通した連結軸32を、カップリング部材31を介し、ロータリーエンコーダ30に連結する。
本実施形態によれば、ケーシング本体21内にマグネットユニット40を位置決めして固定した後、ケーシング本体21の両側からコイルユニット50,50を組み付ける構成としてある。このため、組立性に優れているだけでなく、調整しやすい小型のリニアアクチュエータが得られる。特に、本願発明に係るリニアアクチュエータは大きな取付面積を必要としないので、設置スペースの小さいタフティングマシーンにも取り付けられるという利点がある。
前記タフティングマシーン60は、一対の縦フレーム61,62の間に断面U字形状の横フレーム63を架け渡した略門型を有する。そして、前記縦フレーム61,62の対向する外向面のうち、縦フレーム62の外向面に前記リニアアクチュエータ10を取り付けてある。
メインシャフト70は、図示しないモータおよびベルトを介して一方向に高速回転する。そして、メインシャフト70の回転動作は、縦フレーム62内に配置されている偏心カム機構(図17および図18参照)を介し、ニードルシャフト80を正逆方向に交互に回転させる。
なお、プッシュロッド82は前述の横フレーム63内で固定されたプッシュロッドハウジング83を介して支持されている。
すなわち、電源110は配線用遮断器111を介してノイズフィルター112に接続されている。ノイズフィルター112は主ドライバーボード113と、電磁接触器を114介して副ドライバーボード115に接続されている。PC116にも接続されている主ドライバーボード113はメインシャフト位置検出エンコーダー117に接続されているとともに、前記副ドライバーボード115にも接続されている。前記副ドライバーボード115は回生抵抗器118を備え、零相リアクトル119を介してリニアアクチュエータ10に接続されている。
なお、前記メインシャフト位置検出エンコーダー117は、例えば、縦フレーム62の外向面に配置され、図示しないタイミングプーリおよびタイミングベルトを介してメインシャフト70に接続され、メインシャフト70の回転状況を検出し、主ドライバーボード113に検出結果を送信する。このため、PC110でメインシャフト70の回転状況をリアルタイムでチェックすることができる。
図20に図示するように、第1ロール100から引き出された基布101に糸102,103を縫い込んでループ104を形成されたカーペットが第2ロール105に巻き取られる。糸102はガイドプレートのガイド孔を介して引き出され、ニードル91の針孔に挿通され、基布101に縫い込まれる。
ニードル91を並設したニードルバー90は、ニードルバーキャリア84およびスライドバー93,93を介して紙面に対して垂直方向に往復移動可能に支持されている。
フィンガープレート94には多数本のフィンガー部95が並設されている。そして、隣り合うフィンガー部95,95の間にニードル91が1本ずつ下降するように配置されている。
以後、同様な動作を繰り返すことにより、ループ104を形成しつつ、模様を有するカーペットが完成する。
また、前述の実施形態では、ループパイルを形成するルーパについて説明した。しかし、これに限らず、例えば、カットパイルまたはカットアンドループパイルを形成するルーパに適用してもよい。
実施形態に係るリニアアクチュエータを、既存のタフティングマシーンに取り付けて駆動し、駆動限界を調べた。
既存のタフティングマシーンのメインシャフトを、そのタフティングマシーンの限界値である最大回転数1142rpmで回転し、ニードルバーを上下運動させた。本願発明に係るリニアアクチュエータによって駆動されるニードルバーの軸心方向の往復運動が、何の問題もなく、追随できることを確認できた。
サーボモータ(安川電機製 SGMGV−44DDA21)と、ボールネジ(THK製 BLK3232−3.6)とを組み合わせて構成したアクチュエータを、既存のタフティングマシーンに取り付けた。そして、実施例1と同様に駆動した。メインシャフトの回転数が600rpmを超え始めると、異常音が発生し始め、ニードルバーの上下運動に、ニードルバーの軸心方向の往復運動が追随できないことが判った。
既存のタフティングマシーンの実機(道下鉄工株式会社製 型式2.15M × 1/10G ICY LOOP機 製造番号第185号)に、ニードルバー往復駆動機構として本願のリニアアクチュエータを装着した。前記実機の最大織り巾寸法は2.15メートルであり、針間の距離が1/10インチであった。そして、ニードルが繰り返し位置決め精度を維持しているか否か、すなわち、ニードルが所定の位置から大きくぶれていないか否を検出するため、リニアスケール(ミツトヨ製 NSR−LHDAE5A10−001U)を使用した。
また、ニードルの移動量を1ピッチ当たり2.54mmとした。そして、ニードルをニードルストロークに追随しながら一方側に1ピッチずつ4回移動した後、その反対側に1ピッチずつ4回移動する移動パターンを繰り返して実験した。
さらに、連続運転時間6時間、回転数1140rpm時のリニアアクチュエータの負荷率を43%とし、繰り返し位置決め精度を±0.03mmとした。
なお、ニードルが±0.03mmの繰り返し位置決め精度を維持できない場合、タフティングマシーンが自動停止するように設定した。
また、繰り返し位置決め精度とは、JIS B 6192に準拠した性能評価方法によって得られた値をいう。具体的には、任意の一点に同じ方向からの位置決めを7回繰り返して停止位置を測定し、読みの最大差の1/2を求める。この測定を移動距離の中央および、ほぼ両端のそれぞれの位置で行い、求めた値のうちの最大のものを測定値とし、その値に±の符号を付けて表した値を、繰り返し位置決め精度という。
実施例2が高い生産性を有する理由としては、タフティングマシーンの許容最大回転数1140rpmの動作に、リニアアクチュエータの動作が追随できたこと、および、繰り返し位置決め精度が高いので、糸切れを原因とする停止時間が短くなったこと、が挙げられる。
なお、目視による観察では、本願発明のリニアアクチュエータの駆動状態に安定感があり、余力が感じられた。このため、タフティングマシーンの回転数を更に上げることができれば、生産能力をより一層向上させることができることが分かった。
実施例2で使用したタフティングマシーンに、ニードルバー往復駆動機構としてサーボモータとボールネジとで構成したものを、装着した。
すなわち、ニードルバー往復駆動機構は、サーボドライバー(安川電機製 SGDV−120DO1A)で、サーボモータ(安川電機製 SGMSV−25DDA21)を駆動し、ボールネジ(THK製 BLK3232−3.6)を介してニードルバーを往復駆動する。
比較例2に係る実験の結果、カーペット生産能力は平均26m 2 /時間であった。
また、タフティングマシーンの回転数を更に増大しても、本願発明のリニアアクチュエータは十分に追随できると考えられることから、生産性をより一層高くできることが分かった。
11 防塵カバー
20 ケーシング
21 ケーシング本体
22 貫通孔
23 取付板
24 取付口
25 スライド溝
26 取付口
27 取付口
28 取付口
30 ロータリーエンコーダ
31 カップリング部材
32 連結軸
33 ボールネジ
34 リニアエンコーダ
35 スケールベース
36 検出ヘッド
37 ガイドレール
38 ガイドブロック
40 マグネットユニット
41 マグネット取付板
42 水平基板
43 垂直基板
44 突出部
45a マグネット
45b マグネット
45c マグネット
46 スライドブロック
47 スライドベース
48 ガイドレール
49 クランプ部材
50 コイルユニット
51 コイル取付板
52 コイルユニット本体
53 冷却フィン
60 タフティングマシーン
61 縦フレーム
62 縦フレーム
63 横フレーム
70 メインシャフト
71 ディスクブレーキ
72 駆動軸
73 連結ブロック
74 連結バー
75 ガイドブロック
76 ニードルバーブラケット
80 ニードルシャフト
81 クランク機構
82 プッシュロッド
83 プッシュロッドハウジング
84 ニードルバーキャリア
90 ニードルバー
91 ニードル
92 ガイドブラケット
93 スライドバー
94 フィンガープレート
95 フィンガー部
96 ルーパブロック
97 ルーパ
100 第1ロール
101 基布
102 糸
104 ループ
105 第2ロール
一般に、ニードルバーを上下に往復移動させる機構としては、例えば、偏心クランク機構が利用されている。一方、ニードルバーを軸心方向に往復移動させる機構としては、例えば、サーボモータとボールネジとを組み合わせたアクチュエータを利用していた(特許文献1参照)。
要するに、ニードルバーの上下方向の往復移動は高速化できているにも拘わらず、ニードルバーの軸心方向の往復移動の高速化に限界があり、タフティングマシーンの能力を十分に発揮させることができていなかった。
また、サーボモータの回転動作を往復移動に変換するためのボールネジは摩耗しやすく、耐久性が低いので、所望の移動精度を確保しようとすると、短期間で交換する必要があり、メンテナンスに手間がかかった。
本発明は、前記問題点に鑑み、高精度かつ高速度で駆動し、メンテナンスに手間がかからないリニアアクチュエータ、および、これを用いたタフティングマシーンを提供することを課題とする。
筒状のケーシングと、
断面逆T字形状のマグネット取付板を形成する垂直基板の両側面をマグネットで挟持し、かつ、前記ケーシング内に軸心方向に沿って往復移動可能に支持されたマグネットユニットと、
前記マグネットユニットのマグネットに対向するように配置したコイルユニットと、を備え、
前記マグネット取付板を形成する水平基板の下面両側縁部が、
前記ケーシングの底面のスライドベースに前記軸心方向に沿って並設した2本のガイドレールにガイドされるとともに、
前記マグネット取付板を形成する前記垂直基板の突出部が、
前記ケーシングの上面に前記軸心方向に沿って形成したスライド溝から突出し、かつ、
前記ケーシングの上面に前記軸心方向に沿って設けたガイドブロックにガイドされることにより、
前記コイルユニットの励磁,消磁に基づき、前記コイルユニットの間を前記マグネットユニットが往復移動する構成としてある。
また、耐久性の低いボールネジを使用しないので、ボールネジの劣化による交換を必要とせず、メンテナンス期間が長くなり、メンテナンスに手間がかからない。
また、耐久性の低いボールネジを使用しないので、ボールネジの劣化による交換を必要とせず、メンテナンス期間が長くなり、メンテナンスに手間のかからないタフティングマシーンが得られる。
本実施形態によれば、高い生産性で複雑な模様を有するカーペットを生産できるタフティングマシーンが得られるという効果がある。
なお、本実施形態に係るリニアアクチュエータ10は、例えば、図13ないし図25に示すように、後述するタフティングマシーン60に適用できるものである。
なお、ケーシング20は前述の形状に限らず、形鋼を組み合わせて形成してもよく、必要に応じて外形形状を変更できることは勿論である。
マグネット取付板41は、水平基板42の上面中央に垂直基板43を立設した断面逆T字形状を有している。垂直基板43には、図10に示すように、軽量化のために一対の貫通孔43a,43aを設けてある。また、垂直基板43の上端面の略中央部に突出部44を突設してある。前記突出部44の上端縁部の両面には、前述のスケールベース35と、ガイドレール37とを平行にそれぞれ取り付けてある。そして、前記マグネット取付板41の水平基板42の底面には、図10に示すように、スライドブロック46が同一直線上に均等な間隔で3個ずつ、2列に配置されている。
また、マグネットユニット40は、図9に示すように、スライドベース47に並設した2本のガイドレール48,48に、前記スライドブロック46を介してスライド可能に搭載されている。
さらに、マグネットユニット40は、図5および図6に示すように、駆動軸72を連結するため、マグネット取付板41のX軸方向の一端部側にクランプ部材49を取り付けてある。
ケーシング本体21の取付口24から、スライドベース47に搭載されたマグネットユニット40を挿入し、スライド溝25からマグネット取付板41の突出部44を突出させて位置決めする。そして、ケーシング本体21の底面にスライドベース47を固定する。
さらに、スライド溝25から突出した突出部44の上端縁部にスケールベース35およびガイドレール37を取り付ける。ついで、ケーシング本体21の上面に、検出ヘッド36を取り付け、リニアエンコーダ34を組み立てる。さらに、前記ガイドレール37に係合したガイドブロック38を、前記ケーシング本体21の上面に固定する。
前記突出部44にボールネジ33を固定し、前記ボールねじ33に挿通した連結軸32を、カップリング部材31を介し、ロータリーエンコーダ30に連結する。
本実施形態によれば、ケーシング本体21内にマグネットユニット40を位置決めして固定した後、ケーシング本体21の両側からコイルユニット50,50を組み付ける構成としてある。このため、組立性に優れているだけでなく、調整しやすい小型のリニアアクチュエータが得られる。特に、本願発明に係るリニアアクチュエータは大きな取付面積を必要としないので、設置スペースの小さいタフティングマシーンにも取り付けられるという利点がある。
前記タフティングマシーン60は、一対の縦フレーム61,62の間に断面U字形状の横フレーム63を架け渡した略門型を有する。そして、前記縦フレーム61,62の対向する外向面のうち、縦フレーム62の外向面に前記リニアアクチュエータ10を取り付けてある。
メインシャフト70は、図示しないモータおよびベルトを介して一方向に高速回転する。そして、メインシャフト70の回転動作は、縦フレーム62内に配置されている偏心カム機構(図17および図18参照)を介し、ニードルシャフト80を正逆方向に交互に回転させる。
なお、プッシュロッド82は前述の横フレーム63内で固定されたプッシュロッドハウジング83を介して支持されている。
すなわち、電源110は配線用遮断器111を介してノイズフィルター112に接続されている。ノイズフィルター112は主ドライバーボード113と、電磁接触器を114介して副ドライバーボード115に接続されている。PC116にも接続されている主ドライバーボード113はメインシャフト位置検出エンコーダー117に接続されているとともに、前記副ドライバーボード115にも接続されている。前記副ドライバーボード115は回生抵抗器118を備え、零相リアクトル119を介してリニアアクチュエータ10に接続されている。
なお、前記メインシャフト位置検出エンコーダー117は、例えば、縦フレーム62の外向面に配置され、図示しないタイミングプーリおよびタイミングベルトを介してメインシャフト70に接続され、メインシャフト70の回転状況を検出し、主ドライバーボード113に検出結果を送信する。このため、PC110でメインシャフト70の回転状況をリアルタイムでチェックすることができる。
図20に図示するように、第1ロール100から引き出された基布101に糸102,103を縫い込んでループ104を形成されたカーペットが第2ロール105に巻き取られる。糸102はガイドプレートのガイド孔を介して引き出され、ニードル91の針孔に挿通され、基布101に縫い込まれる。
ニードル91を並設したニードルバー90は、ニードルバーキャリア84およびスライドバー93,93を介して紙面に対して垂直方向に往復移動可能に支持されている。
フィンガープレート94には多数本のフィンガー部95が並設されている。そして、隣り合うフィンガー部95,95の間にニードル91が1本ずつ下降するように配置されている。
以後、同様な動作を繰り返すことにより、ループ104を形成しつつ、模様を有するカーペットが完成する。
また、前述の実施形態では、ループパイルを形成するルーパについて説明した。しかし、これに限らず、例えば、カットパイルまたはカットアンドループパイルを形成するルーパに適用してもよい。
実施形態に係るリニアアクチュエータを、既存のタフティングマシーンに取り付けて駆動し、駆動限界を調べた。
既存のタフティングマシーンのメインシャフトを、そのタフティングマシーンの限界値である最大回転数1142rpmで回転し、ニードルバーを上下運動させた。本願発明に係るリニアアクチュエータによって駆動されるニードルバーの軸心方向の往復運動が、何の問題もなく、追随できることを確認できた。
サーボモータ(安川電機製 SGMGV−44DDA21)と、ボールネジ(THK製 BLK3232−3.6)とを組み合わせて構成したアクチュエータを、既存のタフティングマシーンに取り付けた。そして、実施例1と同様に駆動した。メインシャフトの回転数が600rpmを超え始めると、異常音が発生し始め、ニードルバーの上下運動に、ニードルバーの軸心方向の往復運動が追随できないことが判った。
11 防塵カバー
20 ケーシング
21 ケーシング本体
22 貫通孔
23 取付板
24 取付口
25 スライド溝
26 取付口
27 取付口
28 取付口
30 ロータリーエンコーダ
31 カップリング部材
32 連結軸
33 ボールネジ
34 リニアエンコーダ
35 スケールベース
36 検出ヘッド
37 ガイドレール
38 ガイドブロック
40 マグネットユニット
41 マグネット取付板
42 水平基板
43 垂直基板
44 突出部
45a マグネット
45b マグネット
45c マグネット
46 スライドブロック
47 スライドベース
48 ガイドレール
49 クランプ部材
50 コイルユニット
51 コイル取付板
52 コイルユニット本体
53 冷却フィン
60 タフティングマシーン
61 縦フレーム
62 縦フレーム
63 横フレーム
70 メインシャフト
71 ディスクブレーキ
72 駆動軸
73 連結ブロック
74 連結バー
75 ガイドブロック
76 ニードルバーブラケット
80 ニードルシャフト
81 クランク機構
82 プッシュロッド
83 プッシュロッドハウジング
84 ニードルバーキャリア
90 ニードルバー
91 ニードル
92 ガイドブラケット
93 スライドバー
94 フィンガープレート
95 フィンガー部
96 ルーパブロック
97 ルーパ
100 第1ロール
101 基布
102 糸
104 ループ
105 第2ロール
Claims (7)
- 筒状のケーシングと、
マグネット取付板の少なくとも対向する両側面をマグネットで挟持し、かつ、前記ケーシング内に軸心方向に沿って往復移動可能に支持されたマグネットユニットと、
前記マグネットユニットのマグネットに対向するように配置したコイルユニットと、備え、
前記コイルユニットの励磁,消磁に基づき、前記コイルユニットの間を前記マグネットユニットが往復移動することを特徴とするリニアアクチュエータ。 - 前記マグネット取付板が、断面逆T字形状であることを特徴とする請求項1に記載のリニアアクチュエータ。
- 前記マグネット取付板が、断面I字形状であることを特徴とする請求項1に記載のリニアアクチュエータ。
- 前記マグネット取付板が、断面H字形状であることを特徴とする請求項1に記載のリニアアクチュエータ。
- 前記コイルユニットが、外向き面に冷却フィンを設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のリニアアクチュエータ。
- 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のリニアアクチュエータを、ニードルバーを軸心方向に往復移動させるための駆動源とすることを特徴とするタフティングマシーン。
- 複数本のニードルバーが並設されていることを特徴とする請求項6に記載のタフティングマシーン。
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