JP2020174006A - リレーユニット及びワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の電流経路に対して電流を通電又は遮断する場合に搭載性を向上することができるリレーユニットを提供する。【解決手段】リレーユニット1は、箱状に形成された筐体と、第1接点部20と、第2接点部30と、第1タブ端子41と、導電部材50とを備える。第1接点部20は、筐体に収容され、接点間の接続がオンオフされ電流を通電又は遮断する。第2接点部30は、筐体に収容され、第1接点部20とは異なる接点部であり接点間の接続がオンオフされ電流を通電又は遮断する。第1タブ端子41は、板状に形成され一部が筐体10の外部に露出する。導電部材50は、筐体に収容され、第1接点部20及び第2接点部30と第1タブ端子41とを連結し導通する。【選択図】図2

Description

本発明は、リレーユニット及びワイヤハーネスに関する。
従来、リレーユニットとして、例えば、電源から負荷部に流れる電流を通電又は遮断するリレーを複数設け、これらのリレーをスプライスにより連結したリレーユニットがある。このリレーユニットは、電源から負荷部に電流が流れる複数の電流経路に対して電流を通電又は遮断する。なお、特許文献1には、電源から負荷部に流れる電流を通電又は遮断するリレーが開示されている。
特開2016−004709号公報
ところで、上述のリレーユニットは、例えば、複数の電流経路に対して電流を通電又は遮断する場合に、スプライス等の連結部品により複数のリレーを連結する必要があり、配線の複雑化等を招き、搭載性が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の電流経路に対して電流を通電又は遮断する場合に搭載性を向上することができるリレーユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るリレーユニットは、箱状に形成された筐体と、前記筐体に収容され、接点間の接続がオンオフされ電流を通電又は遮断する第1接点部と、前記筐体に収容され、前記第1接点部とは異なる接点部であり接点間の接続がオンオフされ電流を通電又は遮断する第2接点部と、板状に形成され一部が前記筐体の外部に露出するタブ端子と、前記筐体に収容され、前記第1接点部及び前記第2接点部と前記タブ端子とを連結し導通する導電部材と、を備えることを特徴とする。
上記リレーユニットにおいて、前記第1接点部は、電源側に設けられる第1接点及び負荷部側に設けられる第2接点を有し前記第1接点及び前記第2接点の接続がオンオフされ、前記第2接点部は、電源側に設けられる第3接点及び負荷部側に設けられる第4接点を有し前記第3接点及び前記第4接点の接続がオンオフされ、前記タブ端子は、電源側に設けられる第1タブ端子及び負荷部側に設けられる第2タブ端子を有し、前記導電部材は、前記第1接点及び前記第3接点と前記第1タブ端子とを連結し、又は、前記第2接点及び前記第4接点と前記第2タブ端子とを連結することが好ましい。
上記リレーユニットにおいて、前記導電部材は、板状且つ線状に形成されたバスバーであり、前記第1接点及び前記第3接点と前記第1タブ端子とを一体化し、又は、前記第2接点及び前記第4接点と前記第2タブ端子とを一体化することが好ましい。
上記リレーユニットにおいて、前記第1接点部は、前記第1接点が固定接点であり、前記第2接点が可動接点であり、前記第2接点部は、前記第3接点が固定接点であり、前記第4接点が可動接点であり、前記導電部材は、前記固定接点である前記第1接点及び前記固定接点である前記第3接点と前記タブ端子とを連結することが好ましい。
上記リレーユニットにおいて、前記タブ端子は、複数設けられ、複数の前記タブ端子は、他の電子部品を保持する保持部を複数組み合わせた統合保持部の端子挿入筒部に挿入可能に配置されることが好ましい。
本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、前記配索材と電気的に接続されるリレーユニットとを備え、前記リレーユニットは、箱状に形成された筐体と、前記筐体に収容され、接点間の接続がオンオフされる第1接点部と、前記筐体に収容され、前記第1接点部とは異なる接点部であり接点間の接続がオンオフされる第2接点部と、板状に形成され一部が前記筐体の外部に露出するタブ端子と、前記筐体に収容され、前記第1接点部及び前記第2接点部と前記タブ端子とを連結し導通する導電部材と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るリレーユニット及びワイヤハーネスは、第1接点部及び第2接点部とタブ端子とを連結し筐体に収容される導電部材を備えるので、複数の電流経路に対して電流を通電又は遮断する場合に、配線の複雑化を抑制することができ搭載性を向上することができる。
図1は、第1実施形態に係るリレーユニットの構成例を示す図である。 図2は、第1実施形態に係るリレーユニットの構成例を示す回路図である。 図3は、第1実施形態に係るリレーユニットの組み付け例を示す図である。 図4は、第2実施形態に係るリレーユニットの構成例を示す図である。 図5は、第1及び第2実施形態の変形例に係るリレーユニットの構成例を示す図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔第1実施形態〕
図面を参照しながら第1実施形態に係るリレーユニット1について説明する。図1は、第1実施形態に係るリレーユニット1の構成例を示す図である。図2は、第1実施形態に係るリレーユニット1の構成例を示す回路図である。図3は、第1実施形態に係るリレーユニット1の組み付け例を示す図である。
リレーユニット1は、電源2から負荷部3に流れる電流を通電又は遮断するものである。リレーユニット1は、自動車等の車両に搭載され、ワイヤハーネス100(図2参照)に組み込まれるものである。ワイヤハーネス100は、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材6を束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材6を各機器に接続するようにしたものである。ワイヤハーネス100は、導電性を有する配索材6と、当該配索材6に電気的に接続されるリレーユニット1とを備える。配索材6は、例えば、金属棒、電線、電線束等によって構成される。金属棒は、導電性を有する棒状部材の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線は、複数の導電性を有する金属素線からなる導体部(芯線)の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線束は、当該電線を束ねたものである。ワイヤハーネス100は、複数の配索材6を束ねて集約すると共に、束ねられた配索材6の端末に設けられたコネクタ等を介してリレーユニット1が電気的に接続される。ワイヤハーネス100は、この他、更に、グロメット、プロテクタ、外装材、固定具等を含んで構成されてもよい。
リレーユニット1は、第1接点部20、第2接点部30等の電装品を集約して内部に収容するものである。リレーユニット1は、例えば、車両のエンジンルームや車両室内に設置される。リレーユニット1は、配索材6等を介して、バッテリやオルタネータ等の電源2と、車両内に搭載される各種電子機器等の負荷部3との間に接続されている。リレーユニット1は、ヒューズ4を介して電源2に接続され、当該電源2から供給された電力を車両内の各種電子機器等の負荷部3に分配する。以下、各図を参照してリレーユニット1の構成について詳細に説明する。
具体的には、リレーユニット1は、筐体10と、第1接点部20と、コイルL1と、第2接点部30と、コイルL2と、タブ端子40と、導電部材50とを備える。
筐体10は、第1接点部20、第2接点部30、及び、導電部材50を収容するものである。筐体10は、絶縁性の樹脂等により形成され、図1に示すように、第1リレー筐体11と、第2リレー筐体12と、連結部13とを含んで構成される。第1リレー筐体11は、箱状に形成され、その内部に第1接点部20及び導電部材50の一部を収容している。第1リレー筐体11は、既存のリレーの筐体と同等の形状に形成されている。つまり、第1リレー筐体11は、1つの電流経路を通電又は遮断するリレー単体の筐体と同等の形状に形成されている。第2リレー筐体12は、箱状に形成され、第1リレー筐体11と同等の大きさに形成されている。第2リレー筐体12は、その内部に第2接点部30及び導電部材50の一部を収容している。第2リレー筐体12は、既存のリレー単体の筐体と同等の形状に形成されている。
連結部13は、第1リレー筐体11及び第2リレー筐体12を連結するものである。連結部13は、筒状に形成され、一端が第1リレー筐体11の側壁部に連結され、他端が第2リレー筐体12の側壁部に連結されている。連結部13は、第1リレー筐体11及び第2リレー筐体12を互いに連通させた状態で連結する。つまり、連結部13は、第1リレー筐体11の内部空間と第2リレー筐体12の内部空間とを連通させている。連結部13は、その内部に導電部材50が延在している。
第1接点部20は、図2に示すように、接点間の接続がオンオフされ、電流を通電又は遮断するものである。第1接点部20は、第1リレー筐体11に収容されている。第1接点部20は、第1接点21と、第2接点22とを含んで構成される。第1接点21は、電源2側に設けられ、第1リレー筐体11の内部に固定された固定接点である。第1接点21は、導電部材50を介して電源2側の第1タブ端子41に連結されている。
第2接点22は、負荷部3側に設けられ、第1リレー筐体11の内部に可動自在に設けられた可動接点である。第2接点22は、接続線を介して負荷部3側の第2タブ端子42aに接続されている。第2接点22は、磁化したコイルL1により第1接点21側に移動し、当該第1接点21と接触する。一方、第2接点22は、コイルL1の磁化が解消された場合、バネ等の復帰力により第1接点21とは反対側に移動し、当該第1接点21と非接触となる。このように、第1接点部20は、第1接点21及び第2接点22の接続がオンオフされる。
コイルL1は、第1接点21及び第2接点22を接触状態又は非接触状態とするものである。コイルL1は、一端がコイル用の第1タブ端子43aに接続され、他端がコイル用の第2タブ端子44aに接続されている。コイルL1は、第1タブ端子43a及び第2タブ端子44aの間で電流が流れると磁化され電磁石として機能する。コイルL1は、磁化された場合、可動接点である第2接点22を第1接点21側に移動させ、当該第2接点22を第1接点21に接触させる。一方、コイルL1は、磁化されていない場合、可動接点である第2接点22を第1接点21側に移動させず、当該第2接点22を第1接点21に接触させない。なお、コイルL1は、抵抗R1が並列に接続されている。
第2接点部30は、接点間の接続がオンオフされ、電流を通電又は遮断するものである。第2接点部30は、第1接点部20とは異なる接点部であり、第2リレー筐体12に収容されている。第2接点部30は、第3接点31と、第4接点32とを含んで構成される。第3接点31は、電源2側に設けられ、第2リレー筐体12の内部に固定された固定接点である。第3接点31は、導電部材50を介して電源2側の第1タブ端子41に連結されている。
第4接点32は、負荷部3側に設けられ、第2リレー筐体12の内部に可動自在に設けられた可動接点である。第4接点32は、接続線を介して負荷部3側の第2タブ端子42bに接続されている。第4接点32は、磁化したコイルL2により第3接点31側に移動し、当該第3接点31と接触する。一方、第4接点32は、コイルL2の磁化が解消された場合、バネ等の復帰力により第3接点31とは反対側に移動し、当該第3接点31と非接触となる。このように、第2接点部30は、第3接点31及び第4接点32の接続がオンオフされる。
コイルL2は、第3接点31及び第4接点32を接触状態又は非接触状態とするものである。コイルL2は、一端がコイル用の第1タブ端子43bに接続され、他端がコイル用の第2タブ端子44bに接続されている。コイルL2は、第1タブ端子43b及び第2タブ端子44bの間で電流が流れると磁化され電磁石として機能する。コイルL2は、磁化された場合、可動接点である第4接点32を第3接点31側に移動させ、当該第4接点32を第3接点31に接触させる。一方、コイルL2は、磁化されていない場合、可動接点である第4接点32を第3接点31側に移動させず、当該第4接点32を第3接点31に接触させない。なお、コイルL2は、抵抗R2が並列に接続されている。
タブ端子40は、導電性の部材により形成された端子である。タブ端子40は、板状に形成され、一部が筐体10の外部に露出し、残り部分が筐体10の内部に設けられている。タブ端子40は、電源2側の第1タブ端子41と、負荷部3側の第2タブ端子42a、42bと、コイル用の第1タブ端子43a、43bと、コイル用の第2タブ端子44a、44bとを有している。
電源2側の第1タブ端子41は、電源2側に設けられ、一端が導電部材50を介して第1接点21及び第3接点31に連結され、他端が接続線を介して電源2に接続されている。負荷部3側の第2タブ端子42aは、負荷部3側に設けられ、一端が接続線を介して負荷部3Aに接続され、他端が接続線を介して第2接点22に接続されている。コイル用の第1タブ端子43aは、一端が接続線を介してコイル用の電源(図示省略)の正極に接続され、他端がコイルL1の一端に接続されている。コイル用の第2タブ端子44aは、一端が接続線を介してコイル用の電源の負極に接続され、他端がコイルL1の他端に接続されている。
負荷部3側の第2タブ端子42bは、負荷部3側に設けられ、一端が接続線を介して負荷部3Bに接続され、他端が接続線を介して第4接点32に接続されている。コイル用の第1タブ端子43bは、一端が接続線を介してコイル用の電源(図示省略)の正極に接続され、他端がコイルL2の一端に接続されている。コイル用の第2タブ端子44bは、一端が接続線を介してコイル用の電源の負極に接続され、他端がコイルL2の他端に接続されている。
複数のタブ端子40(41、42a、42b、43a、43b、44a、44b)は、既存のリレー保持部を流用できるように配置されている。複数のタブ端子40は、例えば、図3に示すように、統合リレー保持部5Aのキャビティ(端子挿入筒部)5aに挿入可能に配置されている。統合リレー保持部5Aは、他の電子部品を保持する単体リレー保持部5を複数組み合わせたものである。つまり、統合リレー保持部5Aは、1つの電流経路を通電又は遮断するリレー単体を保持する単体リレー保持部5を複数組み合わせたものである。単体リレー保持部5は、例えば、5つのキャビティ5aを有している。
導電部材50は、電流を流す導体であり、筐体10に収容されている。導電部材50は、例えば、板状且つ線状に形成されたバスバーであり、絶縁性の被覆部材等により被覆されず導体が露出して形成されている。導電部材50は、第1接点部20及び第2接点部30と電源2側の第1タブ端子41とを連結する。導電部材50は、例えば、第1導電線51と、第2導電線52と、分岐部53とを含んで構成される。第1導電線51は、固定接点である第1接点21及び電源2側の第1タブ端子41を連結している。第2導電線52は、第1導電線51から分岐部53で分岐し、固定接点である第3接点31及び電源2側の第1タブ端子41を連結している。分岐部53は、第1タブ端子41から延在する一本の導電部材50を第1接点21側に延在する第1導電線51と、第3接点31側に延在する第2導電線52とに分岐させている。
上述のように、導電部材50は、固定接点である第1接点21及び固定接点である第3接点31と第1タブ端子41とを連結している。そして、導電部材50は、これらの第1接点21及び第3接点31と第1タブ端子41とを一体化している。導電部材50は、電源2側の第1タブ端子41から流れる電流を分岐部53で分岐させ、第1導電線51を介して第1接点21に電流を流し、且つ、第2導電線52を介して第3接点31に電流を流す。
以上のように、第1実施形態に係るリレーユニット1は、箱状に形成された筐体10と、第1接点部20と、第2接点部30と、タブ端子40と、導電部材50とを備える。第1接点部20は、筐体10に収容され、接点間の接続がオンオフされ電流を通電又は遮断する。第2接点部30は、筐体10に収容され、第1接点部20とは異なる接点部であり接点間の接続がオンオフされ電流を通電又は遮断する。タブ端子40は、板状に形成され一部が筐体10の外部に露出する。導電部材50は、筐体10に収容され、第1接点部20及び第2接点部30とタブ端子40とを連結し導通する。
この構成により、リレーユニット1は、導電部材50により第1接点部20及び第2接点部30とタブ端子40とを連結するので、例えば、スプライス等の連結部品により第1接点部20及び第2接点部30を連結すること抑制できる。これにより、リレーユニット1は、部品点数の増加を抑制することができる。また、リレーユニット1は、配線の複雑化を抑制することができ、省線化を実現できる。この結果、リレーユニット1は、複数の電流経路に対して電流を通電又は遮断する場合に搭載性を向上することができる。また、リレーユニット1は、製造コストを抑制することができる。
上記リレーユニット1において、第1接点部20は、電源2側に設けられる第1接点21及び負荷部3側に設けられる第2接点22を有し、第1接点21及び第2接点22の接続がオンオフされる。第2接点部30は、電源2側に設けられる第3接点31及び負荷部3側に設けられる第4接点32を有し、第3接点31及び第4接点32の接続がオンオフされる。タブ端子40は、電源2側に設けられる第1タブ端子41及び負荷部3側に設けられる第2タブ端子42a、42bを有する。導電部材50は、電源2側の第1接点21及び電源2側の第3接点31と電源2側の第1タブ端子41とを連結する。この構成により、リレーユニット1は、電源2から流れる電流を導電部材50により分岐させて電源2側の第1接点21及び電源2側の第3接点31に流すことができる。
上記リレーユニット1において、導電部材50は、板状且つ線状に形成されたバスバーであり、第1接点21及び第3接点31と第1タブ端子41とを一体化する。この構成により、リレーユニット1は、比較的大きな電流を通電させることができる。
上記リレーユニット1において、第1接点部20は、第1接点21が固定接点であり、第2接点22が可動接点である。第2接点部30は、第3接点31が固定接点であり、第4接点32が可動接点である。導電部材50は、固定接点である第1接点21及び固定接点である第3接点31と第1タブ端子41とを連結する。この構成により、リレーユニット1は、導電部材50を固定接点に連結するので、導電部材50を可動接点に接続する場合と比較して、第1接点21及び第3接点31と導電部材50との連結を容易に行うことができる。
上記リレーユニット1において、タブ端子40は、複数設けられる。複数のタブ端子40は、他の電子部品を保持する単体リレー保持部5を複数組み合わせた統合リレー保持部5Aのキャビティ5aに挿入可能に配置される。この構成により、リレーユニット1は、既存のリレー保持部に組み付けることができ、汎用性を向上できる。リレーユニット1は、1つの電流経路を通電又は遮断するリレー単体を複数含んでおり、複数のリレー単体を統合リレー保持部5Aに一度に組み付けることができ、作業性を向上できる。
ワイヤハーネス100は、導電性を有する配索材6と、当該配索材6と電気的に接続されるリレーユニット1とを備える。この構成により、ワイヤハーネス100は、上記リレーユニット1と同等の効果を奏することができる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態に係るリレーユニット1Aについて説明する。図4は、第2実施形態に係るリレーユニット1Aの構成例を示す図である。リレーユニット1Aは、図4に示すように、導電部材50Aが、負荷部3側の第1接点部20及び第2接点部30と負荷部3側の第1タブ端子41とを連結する点で第1実施形態に係るリレーユニット1と異なる。
リレーユニット1Aは、第1接点21が、負荷部3側に設けられている。第1接点21は、導電部材50Aを介して負荷部3側の第1タブ端子41に連結されている。リレーユニット1Aは、第2接点22が、電源2A側に設けられている。第2接点22は、接続線を介して電源2A側の第2タブ端子42aに接続されている。
リレーユニット1Aは、第3接点31が、負荷部3側に設けられている。第3接点31は、導電部材50Aを介して負荷部3側の第1タブ端子41に連結されている。リレーユニット1Aは、第4接点32が、電源2B側に設けられている。第4接点32は、接続線を介して電源2B側の第2タブ端子42bに接続されている。
導電部材50Aは、第1接点部20及び第2接点部30と負荷部3側の第1タブ端子41とを連結する。導電部材50Aは、例えば、第1導電線51と、第2導電線52と、合流部54とを含んで構成される。第1導電線51は、固定接点である第1接点21及び負荷部3側の第1タブ端子41を連結している。第2導電線52は、第1導電線51と合流部54で合流し、固定接点である第3接点31及び負荷部3側の第1タブ端子41を連結している。合流部54は、第1接点21側から延在する第1導電線51と、第3接点31側から延在する第2導電線52とを連結し合流させている。このように、第2実施形態に係るリレーユニット1Aは、導電部材50Aにより、負荷部3側の第1接点21及び負荷部3側の第3接点31と負荷部3側の第1タブ端子41とを連結し且つ一体化している。
〔変形例〕
次に、第1及び第2実施形態の変形例について説明する。リレーユニット1は、筐体10が、第1リレー筐体11と、第2リレー筐体12と、連結部13とを含んで構成され、第1リレー筐体11に第1接点部20及び導電部材50の一部を収容し、第2リレー筐体12に第2接点部30及び導電部材50の一部を収容する例について説明したが、これに限定されない。例えば、図5に示すように、リレーユニット1Bは、1つの筐体10Aに第1接点部20、第2接点部30、及び、導電部材50を収容するようにしてもよい。図5は、第1及び第2実施形態の変形例に係るリレーユニット1Bの構成例を示す図である。
また、上記説明において、導電部材50は、バスバーにより構成する例について説明したが、これに限定されず、例えば、電線等のその他の導電性の部材であってもよい。ここで、電線は、複数の導電性を有する金属素線からなる導体部(芯線)の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。
導電部材50、50Aは、板状に形成される例について説明したが、これに限定されず、棒状等のその他の形状であってもよい。
導電部材50、50Aは、固定接点である第1接点21及び固定接点である第3接点31と第1タブ端子41とを連結する例について説明したが、これに限定されない。導電部材50、50Aは、例えば、可動接点である第2接点22及び可動接点である第4接点32と第2タブ端子42a(42b)とを連結してもよい。
1、1A、1B リレーユニット
2 電源
3 負荷部
5 単体リレー保持部(保持部)
5A 統合リレー保持部(統合保持部)
5a キャビティ(端子挿入筒部)
6 配索材
10、10A 筐体
20 第1接点部
21 第1接点
22 第2接点
30 第2接点部
31 第3接点
32 第4接点
40 タブ端子
41 第1タブ端子
42a、42b 第2タブ端子
50、50A 導電部材
100 ワイヤハーネス

Claims (6)

  1. 箱状に形成された筐体と、
    前記筐体に収容され、接点間の接続がオンオフされ電流を通電又は遮断する第1接点部と、
    前記筐体に収容され、前記第1接点部とは異なる接点部であり接点間の接続がオンオフされ電流を通電又は遮断する第2接点部と、
    板状に形成され一部が前記筐体の外部に露出するタブ端子と、
    前記筐体に収容され、前記第1接点部及び前記第2接点部と前記タブ端子とを連結し導通する導電部材と、
    を備えることを特徴とするリレーユニット。
  2. 前記第1接点部は、電源側に設けられる第1接点及び負荷部側に設けられる第2接点を有し前記第1接点及び前記第2接点の接続がオンオフされ、
    前記第2接点部は、電源側に設けられる第3接点及び負荷部側に設けられる第4接点を有し前記第3接点及び前記第4接点の接続がオンオフされ、
    前記タブ端子は、電源側に設けられる第1タブ端子及び負荷部側に設けられる第2タブ端子を有し、
    前記導電部材は、前記第1接点及び前記第3接点と前記第1タブ端子とを連結し、又は、前記第2接点及び前記第4接点と前記第2タブ端子とを連結する請求項1に記載のリレーユニット。
  3. 前記導電部材は、板状且つ線状に形成されたバスバーであり、前記第1接点及び前記第3接点と前記第1タブ端子とを一体化し、又は、前記第2接点及び前記第4接点と前記第2タブ端子とを一体化する請求項2に記載のリレーユニット。
  4. 前記第1接点部は、前記第1接点が固定接点であり、前記第2接点が可動接点であり、
    前記第2接点部は、前記第3接点が固定接点であり、前記第4接点が可動接点であり、
    前記導電部材は、前記固定接点である前記第1接点及び前記固定接点である前記第3接点と前記タブ端子とを連結する請求項2又は3に記載のリレーユニット。
  5. 前記タブ端子は、複数設けられ、
    複数の前記タブ端子は、他の電子部品を保持する保持部を複数組み合わせた統合保持部の端子挿入筒部に挿入可能に配置される請求項1〜4のいずれか1項に記載のリレーユニット。
  6. 導電性を有する配索材と、
    前記配索材と電気的に接続されるリレーユニットとを備え、
    前記リレーユニットは、
    箱状に形成された筐体と、
    前記筐体に収容され、接点間の接続がオンオフされる第1接点部と、
    前記筐体に収容され、前記第1接点部とは異なる接点部であり接点間の接続がオンオフされる第2接点部と、
    板状に形成され一部が前記筐体の外部に露出するタブ端子と、
    前記筐体に収容され、前記第1接点部及び前記第2接点部と前記タブ端子とを連結し導通する導電部材と、
    を備えることを特徴とするワイヤハーネス。
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