JP2020172905A - 送風装置 - Google Patents

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章太 小森
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Abstract

【課題】送風効率の向上により大風量化が可能な送風装置を得ること。【解決手段】送風装置は、正面側と背面側が開口されたフレーム2と、背面側に吸込口7を有するとともに正面側に吹出口6を有する筐体と、気流を発生させる軸流ファンと、軸流ファンを駆動する電動機とを備え、吹き出される気流の吹出方向が電動機の回転軸の軸方向に沿った方向であり、吹出方向をフレーム2の正面側に向けてフレームに収納された複数の送風機ユニット20と、を備える。送風装置は、複数の送風機ユニットが配列されている配列方向において隣り合う2つの送風機ユニットの間に通風用の隙間11が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、気流を空間に送り出す送風機ユニットを有する送風装置に関する。
従来、環境改善を目的とした送風機において、特に大風量を必要とする場合には、特許文献1に示すように羽根車と羽根車を駆動するモータとを備えた軸流ファンが用いられている。また、エアー搬送ファンのように、複数台の軸流ファンを直線状に連結することによって、大風量を実現しているものもある。
エアー搬送ファンにおいて直線状に連結された複数台の軸流ファンは、送風方向が全て同一となるように整列している。そして、複数台の軸流ファンは、軸流ファン、電動機および風洞で構成される送風機ユニット単位で、送風機ユニット間に隙間がないように構成されている。このように構成された送風機は、各軸流ファンから吹出される風が互いに誘引し合い、吹き出し後に合流する。吹き出し後に合流した気流は、ひとまとまりの気流となって、風量および風速に対応した距離まで空気を搬送することができる。
このように複数台の軸流ファンが直線状に連結された送風装置は、主に天井付近に据え付けられることが多く、汚染された空気の排出、高温空気の排出、暖気吹きおろし、結露抑制、涼風、空調補助など、多様な用途に使用される。送風装置の設置空間が広い場合には、所望の風量を得るために、送風装置が複数台設置されることもある。
送風装置が複数台設置される場合には、送風装置自体の購入費用の他に、送風装置の施工費も台数に応じて発生するため、使用者側のイニシャルコストが増大するという問題がある。この問題を解決するためには、送風装置の性能改善によって気流の到達距離を伸ばすことが有効であるが、気流の到達距離は送風機の風量に依存するため送風装置の大風量化が求められる。
送風装置の大風量化にあたっては、軸流ファンの連結数を増やすこと、軸流ファンの回転数を上げること、軸流ファンの羽根径を拡大することなどが考えられる。
特開2018−35704号公報
しかしながら、軸流ファンの連結数を増やす場合には、送風装置の重量が増大するため施工の負担が増加し、また軸流ファンの台数の増加に伴って消費電力も増えていく。また、軸流ファンの回転数を上げる場合も同様に消費電力の増大を招くほか、振動および騒音の悪化が懸念される。さらに、軸流ファンの羽根径を拡大する場合には、製品高さが大きくなるため、送風装置を天井などの据え付け面に据え付けた場合の据え付け面からの送風装置の張り出しが大きくなり、実使用環境での外観の悪化を招くばかりか、そもそも据え付けられないという事態を招くおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、送風効率の向上により大風量化が可能な送風装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる送風装置は、正面側と背面側が開口されたフレームと、背面側に吸込口を有するとともに正面側に吹出口を有する筐体と、気流を発生させる軸流ファンと、軸流ファンを駆動する電動機とを備え、吹き出される気流の吹出方向が電動機の回転軸の軸方向に沿った方向であり、吹出方向をフレームの正面側に向けてフレームに収納された複数の送風機ユニットと、を備える。送風装置は、複数の送風機ユニットが配列されている配列方向において隣り合う2つの送風機ユニットの間に通風用の隙間が設けられている。
本発明にかかる送風装置によれば、送風効率の向上により大風量化が可能である、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる送風装置の構造を表す斜視図であり、送風装置を正面側から見た斜視図 本発明の実施の形態1にかかる送風装置の構造を表す斜視図であり、送風装置を背面側から見た斜視図 本発明の実施の形態1にかかる送風装置の6面図であり、(a)は図1における矢印Aの方向から見た正面図、(b)は図1における矢印Bの方向から見た背面図、(c)は図1における矢印Cの方向から見た左側面図、(d)は図1における矢印Dの方向から見た右側面図、(e)は図1における矢印Eの方向から見た平面図、(f)は図1における矢印Fの方向から見た底面図 本発明の実施の形態1にかかる送風機ユニットの構造を表す斜視図であり、送風機ユニットを正面側から見た斜視図 本発明の実施の形態1にかかる送風機ユニットの構造を表す斜視図であり、送風機ユニットを背面側から見た斜視図 本発明の実施の形態1にかかる送風装置における送風機ユニットの配置のイメージを示す図 本発明の実施の形態2にかかる送風装置の構造を表す斜視図であり、送風装置を正面側から見た斜視図 本発明の実施の形態2にかかる送風装置の構造を表す図であり、(a)は図7における矢印Gの方向から見た正面図、(b)は図7における矢印Hの方向から見た平面図、(c)は図7における矢印Iの方向から見た左側面図、(d)は図7における矢印Jの方向から見た右側面図 本発明の実施の形態2にかかる送風装置における送風機ユニットの配置のイメージを示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる送風装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる送風装置1の構造を表す斜視図であり、送風装置1を正面側から見た斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる送風装置1の構造を表す斜視図であり、送風装置1を背面側から見た斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかる送風装置1の6面図であり、(a)は図1における矢印Aの方向から見た正面図、(b)は図1における矢印Bの方向から見た背面図、(c)は図1における矢印Cの方向から見た左側面図、(d)は図1における矢印Dの方向から見た右側面図、(e)は図1における矢印Eの方向から見た平面図、(f)は図1における矢印Fの方向から見た底面図である。図4は、本発明の実施の形態1にかかる送風機ユニット20の構造を表す斜視図であり、送風機ユニット20を正面側から見た斜視図である。図5は、本発明の実施の形態1にかかる送風機ユニット20の構造を表す斜視図であり、送風機ユニット20を背面側から見た斜視図である。正面側は、送風装置1から気流が吹き出される側である。
送風装置1は、4台の送風機ユニット20がフレーム2内に設置されて構成されている。なお、送風装置1においてフレーム2内に設置される送風機ユニット20の台数は複数台であればよく、4台に限定されない。
フレーム2は、正面側と背面側が開口されている。フレーム2の両側面には取付足3が設置されている。送風装置1は、取付足3を据え付け面に設置することにより、据え付け面に据え付けることが可能とされている。また、送風装置1は、取付足3に通された吊ボルトを据え付け面に固定することにより、据え付け面に据え付けることが可能とされている。据え付け面は、送風装置1が据え付けられる面であり、たとえば天井面または壁面である。
フレーム2は、フレーム2の長手方向に沿ってフレーム2の両側面に設けられた回転軸3aを中心にして、取付足3に対して回転可能とされている。取付足3に対するフレーム2の回転角度は、変更可能である。取付足3に対するフレーム2の回転角度を変更することにより、送風装置1の気流の吹出角度を変更することができる。
送風機ユニット20は、背面側から正面側に向かう気流を発生させ、正面側へ吹き出す電気機器である。送風機ユニット20は、筐体10と、軸流ファン5と、軸流ファン5を駆動する電動機4と、空気の吹き出し側である正面側に設けられた吹出側風洞8と、空気の吸い込み側である背面側に設けられた吸込側風洞9と、を備える。軸流ファン5は、電動機の回転軸4aに装着されており、電動機4と同軸に配置されている。送風機ユニット20は、吹出側風洞8と吸込側風洞9とによって構成された風路内に軸流ファン5と軸流ファン5に接続された電動機4を内蔵する構成を有する。
また、送風機ユニット20には、送風機ユニット20から空気を吹き出す吹出口6と、送風機ユニット20に空気を吸い込む吸込口7とが、軸流ファン5を挟んで設けられている。吹出口6は、送風機ユニット20の正面側に設けられている。吸込口7は、送風機ユニット20の背面側に設けられている。吹出口6と吸込口7とは、筐体10に設けられている。
軸流ファン5によって引き起こされた気流は、送風機ユニット20の内部をほぼ直進して通過する。吹出側風洞8と吸込側風洞9とは、軸流ファン5によって引き起こされた気流を吹出口6の方向に吹出すための整流する役割を有している。吹出側風洞8と吸込側風洞9との形状は、特に限定されない。
送風機ユニット20は、吹き出される気流の吹出方向、すなわち送風方向が送風装置1の正面側を向いた状態で、フレーム2の長手方向に沿って並列配置されている。すなわち、送風機ユニット20は、吹き出される気流の吹出方向をフレーム2の正面側に向けてフレーム2に収納されている。
図6は、本発明の実施の形態1にかかる送風装置1における送風機ユニット20の配置のイメージを示す図である。4台の送風機ユニット20は、各送風機ユニット20において発生する気流12の吹出方向、すなわち気流12の送風方向が、全て同じ方向を向くように、フレーム2の長手方向に沿ってフレーム2内に配置されている。すなわち、4台の送風機ユニット20は、各送風機ユニット20において発生する気流12の吹出方向が同一方向とされている。
そして、送風装置1においては、フレーム2の長手方向において隣り合う2つの送風機ユニット20の間に、隙間11が設けられている。すなわち、送風装置1は、送風機ユニット20の配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット20の間に、隙間11が設けられている。送風機ユニット20の配列方向は、フレーム2内において複数の送風機ユニット20が1列に配列されている配列方向である。隙間11は、送風装置1の正面側と背面側とを連通して、送風装置1の背面側から正面側への通風が可能とされた空間である。
送風装置1は、隣り合う2つの送風機ユニット20の間に隙間11が設けられていることにより、隣り合う2つの送風機ユニット20において発生する2つの気流12によって誘引された誘引気流13が、隙間11を通過することができるようになる。隙間11は、送風機ユニット20において発生する気流12の吹出方向と同じ方向に誘引気流13が通風できるように、開口が設けられている。
これにより、送風装置1の風量が、送風機ユニット20において発生する気流12の風量に誘引気流13の風量を加えた風量となる。すなわち、送風装置1の風量は、送風機ユニット20において発生する気流12の風量と、誘引気流13の風量と、の合計風量となる。このため、送風装置1は、電動機4のパワーアップ、軸流ファン5の羽根径アップ、送風機ユニット20の台数の増大などを図ることなく、送風装置1としての風量の増大を実現することができる。
送風機ユニット20の配列方向における隙間11の寸法は、送風機ユニット20の気流12の風量などの条件によって、誘引気流13の風量がより多くなる寸法に設定されればよい。
また、隙間11の風量の増大への影響は、隙間11を通過する誘引気流13の影響のほかに、各送風機ユニット20における吸込気流の増大、すなわち各送風機ユニット20における空気の吸い込み量の増大が挙げられる。すなわち、送風装置1では、隙間11を設けることにより、送風機ユニット20の配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット20同士が隙間なく並べられた場合と比べて、送風機ユニット20の配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット20同士の間隔が、広くなっている。
これにより、送風装置1では、背面側における各送風機ユニット20の吸込気流の間隔14が広がるため、送風機ユニット20の配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット20同士が隙間なく並べられた場合と比べて、各送風機ユニット20における空気の吸い込み量が増大し、各送風機ユニット20から吹き出される気流12の風量が増大する。
送風機ユニット20の配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット20同士が隙間なく並べられた場合には、隣り合う送風機ユニット20同士で吸い込む空気を取り合うことになる。この場合には、送風機ユニット20を単体で運転する場合に比べて、送風機ユニット20の吸い込み風量、すなわち送風機ユニット20に吸い込む空気量が低下し、送風機ユニット20から吹き出す気流12の吹き出し風量が低下する。
これに対して、送風装置1では、隙間11を設けることにより、送風機ユニット20の配列方向において隣り合う送風機ユニット20同士の吸込気流の取り合いが緩和され、送風機ユニット20の配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット20同士が隙間なく並べられた場合と比べて、各送風機ユニット20がより多くの吸込気流を確保することができ、送風機ユニット20の配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット20の間に隙間11が設けられていない場合に比べて、送風装置1の風量が増大する。
また、送風装置1は、配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット20間の隙間11を任意の長さに調節することで、送風装置1の長手方向の寸法を調整可能である。これにより、送風装置1の設置の自由度が向上する。
上述したように、本実施の形態1にかかる送風装置1は、フレーム2内において複数の送風機ユニット20が1列に配列されている配列方向である送風機ユニット20の配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット20の間に、隙間11が設けられている。これにより、送風装置1の風量は、送風機ユニット20において発生する気流12の風量と、誘引気流13の風量と、の合計風量となり、送風装置1としての風量の増大を実現することができる。
また、送風装置1は、隙間11が設けられることにより、送風機ユニット20の配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット20同士が隙間なく並べられた場合と比べて、各送風機ユニット20における空気の吸い込み量が増大し、各送風機ユニット20から吹き出される気流12の風量が増大する。これにより、送風装置1は、隙間11が設けられていない場合に比べて、送風装置1としての風量の増大および送風効率の向上を実現することができる。
すなわち、送風装置1は、送風風量の増大および送風効率の向上が可能である。また、送風装置1から吹き出される気流の到達距離は送風装置1の風量に依存するため、送風装置1の風量増大により、送風装置1から吹き出される気流の到達距離の向上効果が得られる。
また、送風装置1は、吹き出される気流の到達距離の向上により、必要とされる所望の風量に対して製品設置台数の削減が可能であり、製品設置台数に伴って変動する施工コストを削減することが可能である。これにより、所望の送風機能を有する送風機を導入する場合において、イニシャルコストを低減することができる。これにより、使用者側の施工コストの低減、ランニングコストの低減および環境負荷の低減が実現される。また、製品設置台数を少なくすることにより、送風装置1の設置の自由度を向上させることができる。
したがって、本実施の形態1にかかる送風装置1によれば、送風効率の向上により大風量化が可能である、という効果が得られる。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2にかかる送風装置21の構造を表す斜視図であり、送風装置21を正面側から見た斜視図である。図8は、本発明の実施の形態2にかかる送風装置21の構造を表す図であり、(a)は図7における矢印Gの方向から見た正面図、(b)は図7における矢印Hの方向から見た平面図、(c)は図7における矢印Iの方向から見た左側面図、(d)は図7における矢印Jの方向から見た右側面図である。
本実施の形態2にかかる送風装置21は、送風機ユニット20を収容するフレーム2において吹出口6が形成されている前面2aが、フレーム2の上面2bおよび底面2cに平行な面方向において正面側に凸の円弧状、すなわち外側に凸の円弧状に構成されている。そして、本実施の形態2にかかる送風装置21においては、6台の送風機ユニット20が、フレーム2の円弧状に沿うように、送風機ユニット20から吹き出される気流12の吹出方向が放射状になるように配置されている。換言すると、送風装置21においては、複数の送風機ユニット20が円弧状に配列されている。したがって、送風装置21では、送風機ユニット20の配列方向も円弧状となる。
図9は、本発明の実施の形態2にかかる送風装置21における送風機ユニット20の配置のイメージを示す図である。送風装置21では、送風機ユニット20から吹き出される気流12の吹出方向が放射状になるように複数の送風機ユニット20が配置されるため、送風機ユニット20において発生する気流12は、送風機ユニット20から吹き出された後に扇形に展開される。このため、幅広の気流を形成することができる。これにより、送風装置21は、上述した実施の形態1にかかる送風装置1に比べて、より幅広の気流を発生させることができる。
そして、送風装置21では、送風機ユニット20の円弧状の配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット20の間に、上述した実施の形態1にかかる送風装置1と同様に隙間11が設けられている。送風装置21は、円弧状の配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット20の間に隙間11が設けられていることにより、送風装置1と同様に、隣り合う2つの送風機ユニット20において発生する2つの気流12によって誘引された誘引気流13が、隙間11を通過することができるようになる。
これにより、送風装置1と同様に、送風装置21の風量が、送風機ユニット20において発生する気流12の風量に誘引気流13の風量を加えた風量となる。すなわち、送風装置21の風量は、送風機ユニット20において発生する気流12の風量と、誘引気流13の風量と、の合計風量となる。このため、送風装置21は、電動機4のパワーアップ、軸流ファン5の羽根径アップ、送風機ユニット20の台数の増大などを図ることなく、送風装置21としての風量の増大を実現することができる。
特に、複数の送風機ユニット20が円弧状に配列されている送風装置21では、送風装置1に比べて、背面側における各送風機ユニット20の吸込気流の間隔14が狭くなる。このため、隙間11を設けることによる効果は特に大きい。
また、上述した実施の形態1にかかる送風装置1および実施の形態2にかかる送風装置21は、部屋の出入口に設置されるエアーカーテンとして使用することも可能である。送風装置1,21をエアーカーテンとして使用する場合には、送風機ユニット20の円弧状の配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット20間の隙間11を任意の長さに調節し、送風装置1,21全体の長さを、送風装置1,21が設置される間口の寸法に合わせて構成することにより、どのような寸法の間口に対しても、長手方向の寸法が間口の寸法と同一寸法であるエアーカーテンを製造することが可能である。
送風機ユニットの配列方向において隣り合う2つの送風機ユニット同士が隙間なく並べられた送風装置では、長手方向における長さを調整する方法は、送風機ユニットの追加または削減だけである。この場合、調整可能な長さは、送風装置の長手方向における送風機ユニットの幅寸法の整数倍となるため、送風装置が設置される間口の寸法と合わない場合が発生する。
また、送風装置1,21は、幅広の気流を発生させることができるため、間口の広い出入り口などのエアーカーテンとして使用する場合、たとえば気流幅が足りずに2台並べて使っていたような場所でも1台で対応できるようになるため、使い勝手を向上させることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、実施の形態の技術同士を組み合わせることも可能であるし、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,21 送風装置、2 フレーム、2a 前面、2b 上面、2c 底面、3 取付足、3a 回転軸、4 電動機、4a 電動機の回転軸、5 軸流ファン、6 吹出口、7 吸込口、8 吹出側風洞、9 吸込側風洞、10 筐体、11 隙間、12 気流、13 誘引気流、14 吸込気流の間隔、20 送風機ユニット。

Claims (3)

  1. 正面側と背面側が開口されたフレームと、
    背面側に吸込口を有するとともに正面側に吹出口を有する筐体と、気流を発生させる軸流ファンと、前記軸流ファンを駆動する電動機とを備え、吹き出される気流の吹出方向が前記電動機の回転軸の軸方向に沿った方向であり、前記吹出方向を前記フレームの正面側に向けて前記フレームに収納された複数の送風機ユニットと、
    を備え、
    前記複数の送風機ユニットが配列されている配列方向において隣り合う2つの前記送風機ユニットの間に通風用の隙間が設けられていること、
    を特徴とする送風装置。
  2. 前記複数の送風機ユニットから吹き出される気流の吹出方向が同一方向であること、
    を特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記複数の送風機ユニットから吹き出される気流の吹出方向が放射状であること、
    を特徴とする請求項1に記載の送風装置。
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