JP2020172793A - 型枠用幅止め具 - Google Patents

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昌司 土井
孝文 木村
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【課題】 係止片(可折曲部)の折り曲げによる型枠に対する係止力を向上させつつ、異なる構造の型枠に対する係止を可能とする型枠用幅止め具を提供する。【解決手段】 型枠用幅止め具は、二つの型枠に跨がって両端で支持するものであり、長尺な本体部1の両端に所望の向きに立設され、型枠の外側を係止する二つの外側係止片2,3と、外側係止片のそれぞれに対し型枠の係入を許容する間隔を有しつつ、型枠の内側を係止する二つの内側係止片4,5とを備える。二つの外側係止片は、内側係止片に向かって膨出する山形部21,22,31,32と山形部とは反対方向に膨出する谷形部23,24,25,33,34,35とを交互に形成させた断面形状波形に構成され、山形部に連続する支持片26,27,36,37と、この支持片の先端に連続して設けられた適宜面積を有する押圧面部28,38とを備えている。【選択図】 図1

Description

本発明は、型枠用幅止め具に関し、特に、コンクリート打設時に使用する型枠を所定間隔に保持するための幅止め具に関するものである。
従来の型枠用幅止め具は、特許文献1の中で、従来の型枠用幅止め具として説明されているように、帯状の板体の両端を折り曲げた外側係止片と、板体の一部を切起こした内側係止片とで構成されたものであった。しかしながら、上記のような構成の場合には、型枠の端部が、単に両係止片の中間に嵌合されているのみとなるため、両係止片と型枠との間に間隙を生じる状態の場合には、型枠用幅止め具が容易に離脱するという不具合があった。
他方、上記問題点を解消するための構造としては、幅止め具本体の両端を直角に折り曲げ、それぞれに外側係止片を構成するとともに、一方の先端はさらに直角に折り曲げてコ字状とし、他方の先端には、幅狭の可折曲部を設ける構成としたものが発案されていた(特許文献2参照)。
ところが、上記特許文献2に開示される技術は、可折曲部が外側係止片の内側に設けられることから、型枠を係止すべき外側係止片は、可折曲部を支えるためのものであり、実際に係止する(型枠に当接する)部分は、可折曲部の内側表面となり、極めて狭い面積によって係止されることとなっていた。
そこで、幅止め本体を波状に構成し、長手方向に長尺な凹状のリブを設けるとともに、この凹状リブに変形可能な係止片(可折曲部)を設けるようにした型枠用幅止め具があった(特許文献3参照)。この技術は、凹状リブを形成したことにより、変形可能な係止片(可折曲部)を当該凹状リブ内に溶接して固着することができるというものである。これにより、外側係止片は、型枠を係止する機能を備えることとなり、変形可能な係止片(可折曲部)は、外側係止片により係止された型枠の浮き上がりを押さえるために使用できるものとなっていた。
特開2002−242430号公報(図4) 特開平5−1472号公報 特開平5−195543号公報
前掲の特許文献3に開示される技術は、凹状リブに変形可能な係止片(可折曲部)を設ける構成であり、当該係止片(可折曲部)を溶接によって固着する領域を凹状リブによって確保することができる点で優れているものであるが、凹状リブは、型枠の外側表面との間に間隙を有するように構成されることから、この凹状リブに設けられる係止片(可折曲部)も型枠の外側表面に間隙を有する状態となるものであった。この間隙は、型枠に取り付ける際の障害とならない利点を有するものの、係止片(可折曲部)を折り曲げた状態においても間隙を解消できず、型枠に対する接触範囲が限られたものとならざるを得ず、係止状態における応力は極小範囲に集中するものとなっていた。このことは、係止片(可折曲部)による係止力不足の原因となり得るものであった。
さらに、型枠は、薄肉の金属製部材によるもののほか、厚肉の樹脂製部材によるものなど種々の構成によって設けられることから、これらの異なる構成の型枠に対応できる構成であることが要求される。ところが、前掲の従来技術は、このような型枠の構成上の差違が意識されたものではなかった。
本発明は、上記諸点にかんがみてなされたものであって、その目的とするところは、係止片(可折曲部)の折り曲げによる型枠に対する係止力を向上させつつ、異なる構造の型枠に対する係止を可能とする型枠用幅止め具を提供することである。
そこで、本発明は、適宜な幅間隔を形成するように設置される二つの型枠に跨がり、両端で支持する型枠用幅止め具であって、長尺な本体部の両端に所望の向きに立設され、前記型枠の外側を係止する二つの外側係止片と、前記二つの外側係止片のそれぞれに対し前記型枠の係入を許容する間隔を有しつつ、該型枠の内側を係止する二つの内側係止片とを備える型枠用幅止め具において、前記二つの外側係止片は、前記内側係止片に向かって膨出する山形部と該山形部とは反対方向に膨出する谷形部とを交互に形成させた断面形状波形に構成され、上記山形部に連続する支持片と、この支持片の先端に連続して設けられた適宜面積を有する押圧面部とを備えていることを特徴とするものである。
上記構成によれば、支持片が山形部に連続して設けられることにより、押圧面部を押圧して当該支持片を折り曲げることにより、この支持片が型枠の外側に近接した状態で係止することができる。このとき、押圧面部は、型枠の形状に応じて、適宜な位置まで到達させることができる。すなわち、薄肉の端縁を有する型枠の場合には、被係止側の端縁を乗り越えて、支持片を深く折り曲げることができるほか、厚肉の端縁を有する型枠の場合には、被係止側端部の露出面まで到達させることができる。
上記構成の発明において、前記山形部は、少なくとも2箇所に形成され、前記支持片は、前記山形部のそれぞれに設けられ、前記押圧面部は、前記山形部に設けられるそれぞれの支持片のいずれにも連続して設けられる単一の部材で構成されるものとすることができる。
上記構成の場合には、2箇所以上の山形部のそれぞれに支持片が設けられることから、型枠の端縁を2箇所以上で係止することができ、当該係止の状態を強固なものに向上させ得る。また、押圧面部は単一であることから、1箇所の押圧面部を押圧することにより、2箇所以上の支持片を同時に折り曲げることができるため、強固な係止状態とするための特別な(複雑な)操作は不要である。
また、上記構成の発明において、前記押圧面部は、複数の山形部に設けられる複数の支持片のうち最も離れた二つの支持片の外側両端縁よりも幅広形状に構成されているものとすることができる。このような構成の場合には、押圧面部が、複数の支持片に対し、それぞれ両側に配置される部分が存在することから、その両側部分によって押圧される支持片は、複数が同時かつ同様に折り曲げるられることとなる。
また、複数の山形部に対しそれぞれ支持片を設ける構成の発明において、前記押圧面部と前記谷形部との間は、非連続とされており、隣接する前記支持片の間において中空部が形成されるものとすることができる。
上記構成の場合には、山形部と谷形部が交互に形成されたうえ、山形部にのみ支持片を連続して構成し、谷形部に連続する領域を中空とすることにより、個々の支持片は比較的幅狭に構成されることとなるから、人為的な折り曲げ作業を容易にすることができる。また、支持片が谷形部ではなく山形部にのみ設けられることから、型枠の外側表面に支持片を当接させることが極めて容易となり、支持片の折り曲げ状態における係止の状態を良好にすることができる。
なお、上記各構成の発明において、前記押圧面部は、上端縁から所定の範囲を外向きに折曲されている構成とすることができ、この構成の場合には、支持片を折り曲げた状態で、押圧面部の上端縁から所定範囲が型枠の被係止側に存在する端縁部表面に当接させることも可能となる。また、前記外側係止片は、それぞれ前記本体部を折曲して構成され、前記山形部および谷形部は、前記本体部の補強のためのリブ構造によって形成されるものとすることができ、この場合には、補強のためのリブ構造を利用することにより、加工の手間を省略するとともに、十分な強度を得ることができるものとなる。
本発明によれば、支持片が設けられる位置が外側係止片の山形部であるため、使用時に折り曲げられる支持片(可折曲部)は、型枠の外側表面に当接するか、または極めて接近した位置に存在させることができ、型枠に対する支持片(可折曲部)との間隙を小さくすることによって係止力を向上させることとなる。
また、薄肉の端縁を有する型枠を係止する場合には、型枠の端縁を越える状態で支持片を深く折り曲げることができる。他方、厚肉の端縁を有する型枠を係止する場合には、型枠の端部に存在する被係止側端部の表面(露出面)に当接させることができる。従って、このような異なる構造の型枠を係止することも可能となるものである。
本発明に係る第1の実施形態の概要を示す斜視図である。 本発明に係る第1の実施形態の使用態様を示す説明図である。 本発明に係る第1の実施形態の使用態様を示す説明図である。 本発明に係る第2の実施形態の概要を示す斜視図およびその使用態様を示す説明図である。 実施形態の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第一の実施形態を示す。本実施形態は、長尺な本体部1の両端部を折曲することによって、外側係止片2,3を形成するものであり、これらの外側形成片2,3との間に適宜間隔を有して内側係止片4,5が形成されている。内側係止片4,5は、本体部1の一部に切り溝を設け、その切り溝によって分離される領域を折曲することによって形成したものである。これらの外側係止片2,3と内側係止片4,5とは、それぞれ本体部1の両端において相互に対向する位置関係となっており、この対向する一組によって一枚の型枠が係止されるものである。すなわち、外側係止片2,3は型枠の外側表面に当接(現実に接する状態または極めて接近した状態を意味する。以下同じ。)し、内側係止片4,5は、型枠の内側表面に当接して、型枠の下端部(または上端部)を両側から挟むように支持することができるようになっている。従って、本体部1の両端により、二枚の型枠が本体部1の長さに応じて所定の間隔を有した状態に保持されることとなるのである。
外側係止片2,3は、それぞれ対向する内側係止片4,5に向かって膨出する山形部21,22,31,32と、これとは逆向きに膨出させた谷形部23,24,25,33,34,35とを交互に形成させている。この山形部21〜32と谷形部23〜35が交互に形成されることにより、全体として断面形状が波形を形成する状態となっているのである。なお、外側係止片2,3は、型枠の外側表面に当接するものであるが、厳密には、山形部21〜32が型枠の外側表面に当接することとなる。
また、山形部21〜32には、これに連続する支持片26,27,36,37が設けられている。これらの支持片26〜37は、外側係止片2,3の先端から延出させたものであり、支持片26〜37を設けない部分を切除し、その残りの部分によって構成されるものである。
支持片26〜37には、さらに押圧面部28,38が連続して設けられている。この押圧面部28,38は、支持片26〜37の最も外側における端縁よりも外方に位置する部分を有する幅広形状としており、個々の支持片26〜37に対して両側において、少なくとも押圧力を作用させるべき領域が形成されるものとしている。個々での幅広形状としては、支持片26〜37の両側端縁から徐々に拡幅するものとしている。なお、押圧面部28,38は、支持片26〜37に連続するものであるため、谷形部23〜35には連続すべき中間領域が存在せず、結果的に両者間は中空部が形成されることとなる。この中空部の存在は、隣り合う支持片26〜37の間に所定の間隔を形成させる効果をも生じさせるものである。
このような押圧面部28,38も支持片26〜37と同様に、外側係止片2,3に連続する部分のうち、押圧面部28,38を設けない範囲を端縁から切除した残りによって構成されるものである。これらの構成には、一般的に打ち抜き加工によって不要な部分を切除するものであり、本実施形態も同様に打ち抜き加工によって形成されるものである。
なお、本体部1には、強度を保持させるために絞り加工によって、中央部分11を隆起させている。また、外側係止片2,3と内側係止片4,5との間には、隆起させた部分を陥没させてリブ構造12,13を形成している。本実施形態における外側係止片2,3の山形部21〜32と谷形部23〜35は、このリブ構造12,13を有する範囲を、そのまま折り曲げることにより形成されるものとしている。
本実施形態は、上記のような構成であるから、図2(a)に示すように、型枠用幅止め具Xによって型枠A,Bを係止する際には、支持片26〜37が、山形部21〜32とともに、型枠A,Bの外側表面A1,B1に当接することとなる。そして、押圧面部28,38を内側方向へ押圧することにより、支持片26〜37は、上記のような当接状態を維持しつつ折り曲げられることとなる。
このときの折り曲げ状態は、例えば、型枠A,Bが薄肉の金属製によるものである場合には、図2(b)に示すように、少なくとも型枠A,Bの外側表面A1,B1との間に間隙を生じさせず(生じたとしても僅少となり)、型枠A,Bの端縁を包み込むような状態とさせることができる。
また、図2(c)示すように、複数(図は2個)の支持片26〜37が適度に離れた状態で同時に折り曲げられ、ほぼ同様の状態で型枠A,Bの端縁を包み込む状態となる。このような複数個所による包み込みによって、支持片26〜37による型枠A,Bの端縁の係止を強固なものとすることができる。
他方において、例えば、型枠A,Bが、厚肉の樹脂製によるものである場合であっても、図3(a)に示すように、支持片26〜37は、やはり山形部21〜32とともに、型枠A,Bの外側表面A1,B1に当接することができる。
また、このような型枠A,Bの場合には、被係止側端部の表面(露出面)A2,B2が存在するため、支持片26〜37が、端縁を包み込むことはできないとしても、図3(b)に示すように、当該露出面A2,B2に当接させることができる。
さらに、このとき、押圧面部28,38を露出面A2,B2に当接させるのでるが、図3(c)に示すように、押圧面部28,38の当接状態は、複数(図は二つ)の支持片26〜37によって支えられることとなり、当該当接状態を安定的に維持することができる。
このように、型枠A,Bの構造に差違がある場合であっても、確実な係止状態を可能とし、また、係止の状態を安定させることができるのである。なお、本実施形態は、山形部21〜32および支持片26〜37は、いずれも二つとしたが、それ以上に構成してもよい。
次に、第二の実施形態について説明する。図4(a)は、第二の実施形態の概要を示す図である。同図に示されているように、本実施形態の型枠用幅止め具Yは、基本的な構成を第一の実施形態と同様としている。すなわち、長尺な本体部1の両端に外側係止片2,3が形成され、これらの外側係止片2,3との間に適宜間隔を有する内側係止片4,5が設けられたものである。本実施形態では、押圧面部28,38の上端縁から所定の範囲(上半部)28a,38aを外向き(内側係止片4,5から離れる方向)に折曲したものである。この折り曲げ角度は、特に限定されるものではないが、支持片26〜37の立設方向(押圧面部の本体部分28,38の平面)に対し、30°〜60°の範囲とされるものであり、特に、汎用性を考慮すると45°の傾斜角とすることが好ましい。
このように折り曲げられた上半部28a,38aを設けることにより、押圧面部28,38の全体(上半部を含む)を親指などの指先で押圧する際、ストッパとして機能させることができ、押圧すべき位置を変動させることなく連続的に押圧力を付与させることができる。
また、図4(b)に示すように、型枠A,Bを係止する際には、係止のために支持片26〜37を折り曲げた場合において、上半部28a,38aが押圧面部の本体部28,38よりも上方向に向いた(押圧面部の本体部28,38よりも角度が緩く配置される)状態となる。このような状態で係止させることができることから、当該型枠A,Bの解体時(係止解除時)に支持片26〜37の折り曲げを戻す作業において、当該上半部28a,38aを指掛け部として機能させることができる。
さらに、図4(c)に示すように、薄肉の金属製の型枠A,Bにおいて、その最外縁部A3,B3の高さが比較的低いものである場合には、支持片26〜37を折り曲げた際に、押圧面部28,38の先端が型枠A,Bの被係止側端部の表面(露出面)A2,B2に到達させないようにすることができる。すなわち、上半部28a,38aが存在しない場合には、押圧面部28,38の先端が被係止側端部の表面(露出面)A2,B2に到達した状態以上に、支持片26〜37を折り曲げることはできないこととなるが、上半部28a,38aが外向きに折り曲げられていることによって、支持片26〜37の折り曲げ範囲を拡大させることができるのである。
以上のように、第一および第二の実施形態は、支持片26〜37が外側係止片2,3の山形部21〜32に連続して設けられていることから、使用時(型枠A,Bの係止の際)には、支持片26〜37は、山形部21〜32とともに、型枠A,Bの外側表面A1,B1に当接(または極めて接近した位置に存在)することとなる。これにより、型枠A,Bに対する支持片26〜37の間隙を僅少なものとして、係止力を向上させ得るものとなる。
また、型枠A,Bの構成が相違する場合においても適宜対応可能なものであり、特に、第二の実施形態においては、作業者が作業する際に、押圧する指のストッパとして機能させ、または解体時の指掛け部として機能させ得ることができ、作業能率の向上に資するものとなっている。
本発明の実施形態は、上記のとおりであるが、上記実施形態は本発明の一例を示すものであって、本発明がこれらの実施形態に限定される趣旨ではない。従って、上記実施形態の一部を変更することは可能である。
例えば、上記各実施形態における押圧面部28,38は、幅広形状として、支持片26〜37の両側端縁から徐々に拡幅するものを例示したが、図5(a)に示すように、明らかに幅広に形成してなる略矩形とする押圧面部28,38を有する型枠用幅止め具Z1であってもよい。この場合には、複数の支持片26〜37の個々の1本に対し、個々の両側において同程度に張り出した部分を設けることができ、当該支持片26〜37に対する折り曲げ力をほぼ均等に分散させることが可能となる。
また、この押圧面部28,38は、支持片26〜37を折り曲げるための押圧力を付与するためのものであることから、複数の支持片26〜37に単一の押圧面部28,38として連続して設けられていれば、同時に同程度の折り曲げ力を作用させることができる。その意味においては、図5(b)に示すような幅広形状でない押圧面部28,38を有する型枠用幅止め具Z2であってもよい。この場合においても、支持片26〜27に対して同時に同程度の折り曲げ力を作用させ得ることができるものである。
1 本体部
2,3 外側係止片
4,5 内側係止片
21,22,31,32 山形部
23,24,25,33,34,35 谷形部
26,27,36,37 支持片
28,38 押圧面部
28a,38a 上半部
A,B 型枠
A1,B1 型枠の外側表面
A2,B2 型枠の被係止側端部の表面(露出面)
A3,B3 型枠の最外縁部
X,Y,Z1,Z2 型枠用幅止め具

Claims (6)

  1. 適宜な幅間隔を形成するように設置される二つの型枠に跨がり、両端で支持する型枠用幅止め具であって、長尺な本体部の両端に所望の向きに立設され、前記型枠の外側を係止する二つの外側係止片と、前記二つの外側係止片のそれぞれに対し前記型枠の係入を許容する間隔を有しつつ、該型枠の内側を係止する二つの内側係止片とを備える型枠用幅止め具において、
    前記二つの外側係止片は、前記内側係止片に向かって膨出する山形部と該山形部とは反対方向に膨出する谷形部とを交互に形成させた断面形状波形に構成され、上記山形部に連続する支持片と、この支持片の先端に連続して設けられた適宜面積を有する押圧面部とを備えていることを特徴とする型枠用幅止め具。
  2. 前記山形部は、少なくとも2箇所に形成され、前記支持片は、前記山形部のそれぞれに設けられ、前記押圧面部は、前記山形部に設けられるそれぞれの支持片のいずれにも連続して設けられる単一の部材で構成されるものである請求項1に記載の型枠用幅止め具。
  3. 前記押圧面部は、複数の山形部に設けられる複数の支持片のうち最も離れた二つの支持片の外側両端縁よりも幅広形状に構成されている請求項2に記載の型枠用幅止め具。
  4. 前記押圧面部と前記谷形部との間は、非連続とされており、隣接する前記支持片の間において中空部が形成されるものである請求項2または3に記載の型枠用幅止め具。
  5. 前記押圧面部は、上端縁から所定の範囲を外向きに折曲されている請求項1〜4のいずれかに記載の型枠用幅止め具。
  6. 前記外側係止片は、それぞれ前記本体部を折曲して構成され、前記山形部および谷形部は、前記本体部の補強のためのリブ構造によって形成されるものである請求項1〜5のいずれかに記載の型枠用幅止め具。
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