JP2020170997A - 撮像装置、その制御方法、およびそのプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが撮像装置のビューファインダが引き出されていないことに気づくことができるようにする。【解決手段】 撮像装置はビューファインダと、撮像部と、接眼センサと、表示部と、制御部とを有する。ビューファインダはビューファインダ可動部、接眼レンズおよびファインダ表示部を有する。ビューファインダは、接眼レンズの焦点がファインダ表示部に合っているポップアップ状態と、接眼レンズの焦点がファインダ表示部に合っていない使用状態と、を有する。制御部は、ビューファインダが使用状態において、接眼センサによってユーザの接眼を検知した場合、ファインダ表示部に撮像部によって撮像したライブビュー画像を表示し、制御部は、ビューファインダがポップアップ状態において、接眼センサによってユーザの接眼を検知した後、表示部によってビューファインダがポップアップ状態であることを報知している。【選択図】 図5

Description

本発明は、ビューファインダを有する撮像装置に関する。
近年、ビューファインダおよび背面液晶の2つの表示部を有するデジタルカメラが知られている。デジタルカメラはそれぞれの表示部に画像を表示することができる。またユーザは撮影に使用する表示部を切り替えて撮影することができる。このビューファインダにユーザが接眼する位置は背面液晶側に向いていることがあるため、背面液晶にユーザの顔の器官等が触れないように、ユーザが接眼する位置は背面液晶と離れるように設計されることがある。特許文献1では、ビューファインダを引き出して使用する撮像装置が開示されている。
特開2003−143445号公報
しかし、例えばユーザが特許文献1に開示されているような、引き出して使用するビューファインダの使用方法を知らない場合、このユーザはビューファインダを引き出さずにビューファインダを覗いてしまう可能性がある。このようなビューファインダは引き出されないと接眼レンズの焦点がその内部の表示部の表示面に合わないため、ユーザは引き出されていない状態のビューファインダを覗いても明瞭な画像を見ることができないことがある。その結果、ユーザは撮像装置のビューファインダが故障していると誤解するおそれがあった。
そこで本発明は、撮像装置のビューファインダが引き出されていないことにユーザが気づきやすくすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、接眼レンズおよび第一の表示部を有するビューファインダと、前記接眼レンズの位置を前記ビューファインダ内において移動させる移動手段と、ユーザの接眼を検知する検知手段と、ユーザに警告を報知する報知手段と、撮像手段と、制御手段と、を有し、前記ビューファインダは、前記接眼レンズの焦点が前記第一の表示部に合っている第一の状態と、前記接眼レンズの焦点が前記第一の表示部に合っていない第二の状態と、を有し、前記制御手段は、前記ビューファインダが前記第一の状態において、前記検知手段によってユーザの接眼を検知した場合、前記第一の表示部に前記撮像手段によって撮像した画像を表示し、前記制御手段は、前記ビューファインダが前記第二の状態において、前記検知手段によってユーザの接眼を検知した後、ユーザの接眼が検知されなくなった場合に、前記報知手段によって前記ビューファインダが前記第二の状態であることを示す警告を報知していることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは撮像装置のビューファインダが引き出されていないことに気づきやすくなる。
第一の実施形態における初期状態のデジタルカメラの外観図の一例である。 第一の実施形態におけるデジタルカメラの構成の一例を示すブロック図である。 第一の実施形態におけるポップアップ状態のデジタルカメラの外観図の一例である。 第一の実施形態における使用状態のデジタルカメラの外観図の一例である。 第一の実施形態におけるデジタルカメラの表示処理の一例を示すフローチャートである。 (A)第一の実施形態におけるデジタルカメラのライブビュー画像を表示する画面の一例である。(B)第一の実施形態におけるデジタルカメラの警告を表示する画面の一例である。
以下に、本発明を実施するための形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されてもよい。また、各実施の形態は適宜組み合わされることも可能である。
[第一の実施形態]
<デジタルカメラ100の構成>
図1に撮像装置の一例としてのデジタルカメラ100の外観図の一例を示す。
表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。本実施形態では表示部28はデジタルカメラ100の背面に搭載される。ファインダ表示部29は画像や各種情報を表示する表示部である。ファインダ表示部29は後述するビューファインダ40に格納される。表示部28およびファインダ表示部29は例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro−Luminescence)等の発光素子で構成される。また表示部28は画面の向きをデジタルカメラ100の天頂方向と水平方向の間を自在に可動(チルト駆動)する機構を有してもよい。
シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112は、パーソナルコンピュータやプリンタなどの外部機器と接続するための接続ケーブル111とデジタルカメラ100とのコネクタである。
操作部70はユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。コントローラホイール73は操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。
記録媒体200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となり、記録や再生が可能となる。蓋202は記録媒体スロット201の蓋である。図1においては、蓋202を開けてスロット201から記録媒体200の一部を取り出して露出させた状態を示している。
ランプ46はLED(Light Emitting Diode)や電球等の発光素子であり、点灯、消灯、点滅等の制御が可能である。ランプ46は記録媒体200へのアクセス時に点滅したり、所定の機能のエラーが発生した際に点灯したりすることができる。
ビューファインダ40はファインダ表示部29、ビューファインダ可動部42、接眼レンズ(不図示)、およびばね等の弾性部材(不図示)等で構成され、初期状態ではデジタルカメラ100の本体内部に格納されている。この状態ではビューファインダ可動部42もデジタルカメラ100の本体の内部に格納されている。本実施形態では、ビューファインダ40は図1に示すように、表示部28の中心に対して左側に設けられている。例えばユーザがビューファインダ40を右目で覗いた場合、表示部28はユーザの顔に対して右側に位置するため、デジタルカメラ100は自然にユーザの鼻に接触しづらい位置に構えられることになる。このビューファインダ40の使用方法については後述する。ポップアップスイッチ41はビューファインダ40を本体外部に露出させるためのスイッチである。例えばユーザがポップアップスイッチ41を操作したことに応じて、ビューファインダ40のばね等の弾性部材(不図示)は、図3に示すようにビューファインダ40を本体上部に押し上げる。このとき、図3に示すようにビューファインダ可動部42が本体外部に露出する。
接眼センサ45は物体の近接を検知するセンサである。本実施形態では接眼センサ45は、ビューファインダ40への接眼の有無、すなわちユーザがビューファインダ40を覗いているか否かを検知する。接眼センサ45は、例えば発光素子(発光部)と受光素子(受光部)から構成されている。なお、表示部28がチルト駆動されている場合、接眼センサ45はユーザの接眼を検知しなくてもよい。例えばユーザが表示部28の画面をレンズ側に向けた場合、接眼センサ45とデジタルカメラ100の筐体とが近接する。この状態では例えば接眼センサ45の発光素子から出射された光がデジタルカメラ100の筐体に反射し、接眼センサ45の受光素子に入射してしまうことが考えられる。その結果、接眼センサ45はユーザが接眼していると誤認識するおそれがある。そのため、システム制御部50(後述)は表示部28がチルト駆動されていることを検出した場合、接眼センサ45による物体の近接の検知を実行しない。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。画像処理部24により得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28およびファインダ表示部29に表示するための画像データを記録する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画および音声を記録するのに十分な記録容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に記録されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28およびファインダ表示部29に供給することができる。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28およびファインダ表示部29により表示される。表示部28およびファインダ表示部29は、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28およびファインダ表示部29に逐次転送して表示することで、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。以下、ライブビューで表示される画像をライブビュー画像と称する。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能な記録媒体としてのメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサまたは回路を有する制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52には、例えばRAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判定モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)、プログラムAEモードがある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60より、ユーザは、これらのモードのいずれかに直接切り替えることができる。あるいは、モード切替スイッチ60で撮影モードの一覧画面に一旦切り換えた後に、表示された複数のモードのいずれかを選択し、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28およびファインダ表示部29に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28およびファインダ表示部29に表示される。利用者は、表示部28およびファインダ表示部29に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール73が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。なお、コントローラホイール73は回転操作が検知できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール73自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール73自体は回転せず、コントローラホイール73上でのユーザの指の回転動作などを検知するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。
電源制御部80は、電池検知回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検知を行う。また、電源制御部80は、その検知結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号等の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。また、通信部54は、Bluetooth(登録商標)やBluetooth Low Energyでも外部機器と通信可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(ライブ画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像であるかを判定可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じて、その姿勢に対応する向き情報を撮像部22で撮像された画像のメタデータに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサやジャイロセンサなどを用いることができる。姿勢検知部55である、加速度センサやジャイロセンサを用いて、デジタルカメラ100の動き(パン、チルト、持ち上げ、静止しているか否か等)を検知することも可能である。
<ビューファインダの使用方法>
図3および図4を用いて、ビューファインダ40の状態および使用方法について説明する。初期状態では、図1に示すようにビューファインダ40は本体内部に格納されている。初期状態では、本実施形態のビューファインダ40の天頂部はデジタルカメラ100の天頂部と同じ高さになる。これによりビューファインダ40が初期状態においてデジタルカメラ100の天頂部は凹凸が少ない状態となるため、ユーザがカバンやポケット等にデジタルカメラ100を収納してもデジタルカメラ100がその収納先に引っかかる可能性が低くなる。
図3は、ビューファインダ40がデジタルカメラ100の本体内部に格納された状態から上部に持ち上げられた状態を示している。初期状態においてユーザがポップアップスイッチ41を操作すると、図3に示すようにビューファインダ40はばね等の弾性部材によって本体上部へと持ち上げられる。なお、ビューファインダ40はユーザに手動で持ち上げられるように構成されていてもよい。この場合、ビューファインダ40がばね等の弾性部材やポップアップスイッチ41等を有さなくともよい。以降、このビューファインダ40が持ち上げられた状態をポップアップ状態と称する。
そして図4に示すように、ユーザが手動でビューファインダ可動部42をデジタルカメラ100の背面側に引き出すことで接眼レンズが移動する。このビューファインダ可動部42を接眼レンズの焦点がファインダ表示部29の表示面に合うまで引き出した場合、ユーザはビューファインダ40を覗いたときにファインダ表示部29を最も快適に見ることが可能になる。本実施形態ではこの引き出す長さを所定の長さと称する。ビューファインダ40を引き出して使用する理由は、例えばユーザの鼻と表示部28上のタッチパネルとが接触しにくいようにするためである。ユーザがビューファインダ40に接眼してもユーザの顔と表示部28との距離を近づきすぎないようにすることで、ユーザの顔の器官の接触によるタッチパネルに対する誤操作が発生するおそれを低減できる。以降、このビューファインダ40のビューファインダ可動部42が所定の長さになるように引き出された状態を使用状態と称する。
なお、ビューファインダ可動部42の引き出された長さが所定の長さ未満の場合、接眼レンズの焦点がファインダ表示部29に合わないため、ユーザはビューファインダを覗いても例えばぼやけた画面を見ることになる。この状態ではユーザはビューファインダ40を利用して所望の写真を撮影することは難しい。そのため、本実施形態ではビューファインダ可動部42の引き出された長さが所定の長さ未満の場合、システム制御部50はビューファインダの40はポップアップ状態にあると判定する。
このようにビューファインダ40を引き出して使用状態に遷移させることでユーザはファインダ表示部29を快適に見ることができる。しかし、例えばユーザがビューファインダ40を引き出すことを忘れてしまった場合、ポップアップ状態のビューファインダ40を覗くことになる。その場合、接眼レンズの焦点がファインダ表示部29に合わず、ユーザはファインダ表示部29の画面表示が見えづらくなるおそれがある。また、例えばこの場合、ユーザの顔の器官が表示部28上のタッチパネルに触れてしまい、デジタルカメラ100がユーザの意図しない動作をするおそれがある。そこで本実施形態では、ポップアップ状態のビューファインダ40を覗いた場合、デジタルカメラ100はユーザにビューファインダ40がポップアップ状態であることを気づかせ、ビューファインダ40を引き出すことを促す。
なお、表示部28がチルト駆動している場合、ユーザはビューファインダ40を使用しないと考えられる。そのため、この場合デジタルカメラ100は例えばビューファインダ40を初期状態に固定しポップアップ状態に遷移できないようにしてもよい。
<デジタルカメラ100のライブビュー表示処理>
図5は、撮影モードにおけるデジタルカメラ100のライブビュー表示処理の一例を示すフローチャートである。この表示処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。本処理は、デジタルカメラ100が撮影モードに遷移したことをトリガに開始する。なお、撮影モードではユーザはデジタルカメラ100によって画像や動画を撮影することができる。また、本実施形態では、デジタルカメラ100は撮影モードにおいて、表示部28およびファインダ表示部29の少なくとも一方を用いてライブビュー表示できる。なお、本実施形態では、本処理の開始時において、ユーザはデジタルカメラ100のビューファインダ40に接眼していないものとする。
ステップS500では、システム制御部50は、例えば図6(A)に示すように表示部28にライブビュー表示する。ここで、ユーザによる操作を受け付けた場合、本ステップにおいて、システム制御部50はその操作に対応する処理を実行する。例えば、第1シャッタースイッチ62が押下された場合、システム制御部50は被写体へのAF処理等を実行する。
ステップS501では、システム制御部50はビューファインダ40が初期状態か否かを判定する。ビューファインダ40が初期状態であるとシステム制御部50が判定した場合、処理はステップS502へ進む。ビューファインダ40がポップアップ状態ではないとシステム制御部50が判定した場合、処理はステップS503へ進む。まずビューファインダ40が初期状態である場合について説明する。
ステップS502では、システム制御部50は接眼センサ45を停止する。初期状態ではビューファインダ40はデジタルカメラ100の内部に格納されているため、ユーザがデジタルカメラ100に接眼することはないと考えられるからである。本ステップの後、処理はステップS500へ戻り、システム制御部50は表示部28へのライブビュー表示を継続する。なお、すでに接眼センサ45が停止されている場合、システム制御部50は本ステップの処理を実行しない。次にビューファインダ40が初期状態ではない場合について説明する。
ステップS503では、システム制御部50は接眼センサ45を起動する。これによりシステム制御部50は接眼センサ45によってユーザの接眼を検知できる状態になる。なお、すでに接眼センサ45が起動している場合、システム制御部50は本ステップの処理を実行しない。
ステップS504では、システム制御部50は接眼センサ45によってユーザが接眼しているか否かを判定する。例えばシステム制御部50は接眼センサ45が物体の近接を検知しているか否かを判定する。ユーザが接眼しているとシステム制御部50が判定した場合、すなわちユーザがビューファインダ40に接眼していない状態からビューファインダ40に接眼している状態へと変化した場合、処理はステップS505へと進む。ユーザが接眼していないとシステム制御部50が判定した場合、すなわちユーザがビューファインダ40に接眼していない状態から変化していない場合、処理はステップS500へ戻り、システム制御部50は表示部28へのライブビュー表示を継続する。
ステップS505では、システム制御部50はビューファインダ40が使用状態か否かを判定する。ビューファインダ40が使用状態であるとシステム制御部50が判定した場合、処理はステップS506へ進む。ビューファインダ40が使用状態ではないとシステム制御部50が判定した場合、処理はステップS510へと進む。まずビューファインダ40が使用状態である場合のシステム制御部50の処理について説明する。
ステップS506では、システム制御部50はライブビュー画像の表示先を表示部28からファインダ表示部29へと切り替える。
ステップS507では、システム制御部50はファインダ表示部29にライブビュー表示する。ここで、ユーザによる操作を受け付けた場合、本ステップにおいて、システム制御部50はその操作に対応する処理を実行する。例えば、第1シャッタースイッチ62が押下された場合、システム制御部50は被写体へのAF処理等を実行する。
ステップS508では、システム制御部50はユーザが接眼しているか否かを判定する。例えばシステム制御部50は接眼センサ45が物体の近接を検知しているか否かを判定する。ユーザが接眼しているとシステム制御部50が判定した場合、すなわちユーザがビューファインダ40に接眼している状態から変化していない場合、処理はステップS508へと戻り、システム制御部50はファインダ表示部29へのライブビュー表示を継続する。ユーザが接眼していないとシステム制御部50が判定した場合、すなわちユーザがビューファインダ40に接眼している状態からビューファインダ40に接眼していない状態へと変化した場合、処理はステップS509へと進む。
ステップS509では、システム制御部50はライブビュー画像の表示先をファインダ表示部29から表示部28へと切り替える。ステップS509の処理の後、ステップS512においてシステム制御部50が撮影モードを継続すると判定した場合、処理はステップS500へ戻り、システム制御部50は表示部28にライブビュー表示する。ステップS512において撮影モードを終了すると判定した場合、システム制御部50は本フローチャートの処理を終了する。次にステップS505において、ビューファインダ40が使用状態ではないとシステム制御部50が判定した場合について説明する。
ステップS510では、システム制御部50はユーザが接眼しているか否かを判定する。例えばシステム制御部50は接眼センサ45が物体の近接を検知しているか否かを判定する。ユーザが接眼しているとシステム制御部50が判定した場合、すなわちユーザが接眼している状態から変化していない場合、処理はステップS505の処理に戻る。例えばユーザがビューファインダ40に接眼しながらビューファインダ可動部42を引き出した場合、ステップS505においてシステム制御部50はビューファインダ40が使用可能状態になったと判定できる。ビューファインダ40がポップアップ状態であって、ユーザが接眼していないとシステム制御部50が判定した場合、すなわちユーザが接眼している状態から接眼していない状態へと変化した場合、処理はステップS511へ進む。本ステップにおいて、システム制御部50はファインダ表示部29にライブビュー画像を表示していないため、ユーザはビューファインダ40を覗いてもライブビュー画像を見ることはできない。ライブビュー画像が見えないことによりユーザは違和感を覚えビューファインダ40が使用できないことに気づくことができる。そしてユーザはすぐにビューファインダ40から目を離すことが考えられるため、処理は本ステップから次のステップS511へすぐに遷移すると考えられる。
ステップS511では、システム制御部50は表示部28に警告を表示する。例えばシステム制御部50は図6(B)に示すウィンドウ601をライブビュー画像に重畳して表示部28に表示する。このウィンドウ601はユーザにビューファインダ可動部42を引き出すよう促すメッセージが記載されている。このメッセージにより、ユーザはビューファインダ40が引き出されておらずポップアップ状態であることも認識できる。なおシステム制御部50は例えばビューファインダ40が初期状態ないしは使用状態に遷移したこと、およびシャッターボタン61ないしは操作部70等の操作部材を操作されたこと等の条件のいずれかが満たされたことに応じて、ウィンドウ601の表示を消す。また、システム制御部50はウィンドウ601を表示してから所定時間経過したことに応じて、ウィンドウ601の表示を消してもよい。
ステップS511の処理の後、ステップS512においてシステム制御部50が撮影モードを継続すると判定した場合、処理はステップS500へ戻り、システム制御部50は表示部28にライブビュー表示する。なお、上記ウィンドウ601の表示を消す条件が満たされていない場合、システム制御部50はステップS500においてもウィンドウ601を表示部28に表示し続けてもよい。ステップS512において撮影モードを終了すると判定した場合、システム制御部50は本フローチャートの処理を終了する。
以上、デジタルカメラ100のライブビュー表示処理の一例を説明した。この処理により、ポップアップ状態のビューファインダ40に対して接眼しても、ユーザはビューファインダ40が使用状態ではないことにすぐに気づくことができる。さらにシステム制御部50がビューファインダ40を引き出すことを促すことで、ユーザは説明書を読まずともビューファインダ40を使用状態に操作することができる。
なお、本実施形態では撮像モードを一例に説明したが、他のモードにも適用してよい。例えば記録媒体200に記録されている画像データを表示する再生モードにおいても、システム制御部50は撮像モードと同様に、ポップアップ状態のビューファインダ40に接眼されたことに応じて表示部28に警告を表示してもよい。
なお、ステップS511ではシャッターボタン61ないしは操作部70等のいずれかの操作部材を操作されたことによりシステム制御部50はウィンドウ601の表示を消す。例えばウィンドウ601を表示中に操作部70を操作された場合、システム制御部50はその操作はウィンドウ601の表示を消すための操作とみなし、その操作部70に対応する処理を実行しない。また、ウィンドウ601の表示を消した後に操作部70を操作された場合、システム制御部50は通常その操作部材に対応する処理を実行する。一方、例えばウィンドウ601を表示中にシャッターボタン61を押下された場合、システム制御部50は撮影処理を実行する。ユーザがシャッターボタン61を押下するという操作はユーザの撮影する意思を示す操作である。つまり即時性が求められる可能性があるため、デジタルカメラ100はたとえ警告を表示していても撮影する。このようにシステム制御部50は操作部材に割り当てられている処理に応じて、警告を表示中におけるユーザ操作に対する動作を変更してよい。
なお、本実施形態ではビューファインダ40が使用状態である場合、接眼センサ45の検知状態によって、システム制御部50が表示部28およびファインダ表示部29の表示を切り替えた。具体的には、接眼センサ45によって接眼が検知されている状態では、システム制御部50はファインダ表示部29の表示をオンにし、表示部28の表示をオフにした。また、接眼センサ45によって接眼が検知されていない状態では、システム制御部50はファインダ表示部29の表示をオフにし、表示部28の表示をオンにした。しかし、ビューファインダ40が使用状態であれば、接眼センサ45の検知状態によらず、デジタルカメラ100の設定等に応じて、システム制御部50は表示部28およびファインダ表示部29の表示をそれぞれ切り替えてもよい。
なお、ステップS510の処理の時点では、システム制御部50は表示部28に警告であるウィンドウ601を表示していない。ステップS510の処理の後のステップS511の処理において、システム制御部50は表示部28にウィンドウ601を表示する。この理由はユーザがビューファインダ40に接眼しているため、表示部28に表示されている警告に気づかない可能性があるからである。そのため、本実施形態ではシステム制御部50はユーザがビューファインダ40を覗くことをやめた後であるステップS511においてウィンドウ601を表示している。ただし、ユーザがビューファインダ40を覗いていても、少なくとも表示部28の表示の変化に気づく可能性はあるため、システム制御部50はステップS510の処理の前にステップS511の処理を実行し、表示部28に警告を表示してもよい。
なお、接眼センサ45が物体の近接を所定時間以上、検知した場合、システム制御部50は接眼したと判定する。また、接眼センサ45が物体の近接を所定時間未満の間だけ検知した場合、システム制御部50は接眼したと判定しない。これは、手などが接眼センサ45に触れてしまったこと等に起因する物体の近接の検知を除外するためである。一方、ユーザがビューファインダ40を覗くときの顔の位置によっては、接眼センサ45が所定時間未満の間だけ物体の近接を検知することを繰り返すケースも存在する。この場合、システム制御部50は所定時間内に所定回数以上、接眼センサ45が所定時間未満の間だけ物体の近接を検知することを繰り返したことに応じて、ユーザが接眼したと判定する。例えばシステム制御部50は3秒の間に3回以上、接眼センサ45が0.5秒未満の間だけ物体の近接を検知することを繰り返したことに応じて、ユーザが接眼したと判定する。
なお、図1に示すように、ビューファインダ40の近傍にランプ46がある場合、システム制御部50はランプ46を点灯または点滅させることで、ユーザに警告を報知してもよい。ランプ46の光はビューファインダ40を覗いていても気づきやすい位置にあるため、この場合、システム制御部50はステップS511よりもステップS510においてランプ46を点灯または点滅させる方が望ましい。
なお、本実施形態では、ビューファインダ40をポップアップ状態にしたまま、ユーザが接眼せずに撮影していても、システム制御部50は表示部28に警告を報知しない。なぜならこの場合でもユーザは表示部28に映るライブビュー画像を見ながら撮影している可能性があるため、表示部28に警告を表示することはユーザの撮影の妨げになりうるからである。一方、ユーザがポップアップ状態のビューファインダ40を覗く動作は、ユーザがビューファインダ40を使用する意思を示すと考えられる。そのため、この動作の後にシステム制御部50が表示部28に警告を報知することは、ユーザの撮影を妨げるおそれが少ない。そればかりか、この場合にシステム制御部50が表示部28に図6(B)に示すようなウィンドウ601を表示し、ユーザにビューファインダ40を引き出すことを促すことで、ユーザはビューファインダ40を引き出すことに気づくことができる。
なお、システム制御部50は表示部28に警告としてウィンドウ601を表示している状態であっても、第2シャッタースイッチ64を押下された場合(シャッターボタン61を全押しされた場合)、撮像部22によって撮像する。ユーザが第2シャッタースイッチ64を押下するという操作はユーザの撮影する意思を示す操作であるため、デジタルカメラ100はたとえ警告を表示していても撮影する。これによりユーザがいわゆるシャッターチャンスを逃す可能性が低減される。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記録媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。

Claims (21)

  1. 接眼レンズおよび第一の表示部を有するビューファインダと、
    前記接眼レンズの位置を移動させる移動手段と、
    ユーザの接眼を検知する検知手段と、
    ユーザに警告を報知する報知手段と、
    撮像手段と、
    制御手段と、
    を有し、
    前記ビューファインダは、前記接眼レンズの焦点が前記第一の表示部に合っている第一の状態と、前記接眼レンズの焦点が前記第一の表示部に合っていない第二の状態と、を有し、
    前記制御手段は、前記ビューファインダが前記第一の状態において、前記検知手段によってユーザの接眼を検知した場合、前記第一の表示部に前記撮像手段によって撮像した画像を表示し、
    前記制御手段は、前記ビューファインダが前記第二の状態において、前記検知手段によってユーザの接眼を検知した後、ユーザの接眼が検知されなくなった場合に、前記報知手段によって前記ビューファインダが前記第二の状態であることを示す警告を報知した状態になるよう制御する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記ビューファインダが前記第二の状態において、前記検知手段によってユーザの接眼を検知していない場合、前記報知手段によって前記警告を報知しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記第二の状態において、前記検知手段によってユーザの接眼を検知している間、前記報知手段によって前記警告を報知せず、
    前記制御手段は、前記第二の状態において前記検知手段によってユーザの接眼を検知した後、前記検知手段によってユーザの接眼を検知しなくなった場合、前記報知手段によって前記警告を報知する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記第二の状態において、前記検知手段によってユーザの接眼を検知したことに応じて、前記報知手段によって前記警告を報知する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記第二の状態において、前記検知手段によってユーザの接眼を検知した場合、前記撮像手段によって撮像した画像を前記第一の表示部に表示しない
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記移動手段はユーザが手動で操作する部材であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記報知手段は、前記ビューファインダの外部に設けられた第二の表示部であり、
    前記制御手段は、前記報知手段によって報知する場合、前記第二の表示部に表示している前記撮像手段によって撮像した画像に重畳して前記警告を表示する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記警告は、前記移動手段によって前記ビューファインダを前記第二の状態から前記第一の状態に遷移させることを促すメッセージであることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記検知手段によってユーザの接眼を検知していない場合、前記撮像手段によって撮像したライブビュー画像を前記第一の表示部および前記第二の表示部のうち前記第二の表示部に表示するよう制御し、
    前記制御手段は、前記ビューファインダが前記第一の状態において、前記検知手段によってユーザの接眼を検知した場合、前記撮像手段によって撮像したライブビュー画像を前記第一の表示部および前記第二の表示部のうち前記第一の表示部に表示するよう制御する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の撮像装置。
  10. さらに前記第二の表示部をチルト駆動する機構を有し、
    前記第二の表示部がチルト駆動している場合、前記制御手段は前記検知手段によるユーザの接眼の検知を実行しない
    ことを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. さらにユーザの操作を受け付ける操作手段を有し、
    前記制御手段は、前記報知手段によって前記警告を報知している場合、前記操作手段によってユーザの操作を受け付けたことに応じて前記警告の報知を停止する
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記報知手段によって前記ビューファインダが前記第二の状態であることを報知していない状態で前記操作手段によってユーザの操作を受け付けた場合、前記報知手段によって前記ビューファインダが前記第二の状態であることを報知していない状態における前記ユーザの操作に対応する処理を実行し、
    前記制御手段は、前記報知手段によって前記ビューファインダが前記第二の状態であることを報知している状態において前記操作手段によって受け付けた前記ユーザの操作が撮影処理に関する操作ではない場合、前記報知手段によって前記警告を報知していない状態における前記ユーザの操作に対応する処理を実行しない
    ことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記操作手段によってユーザから撮像を指示する操作を受け付けた場合、前記制御手段は前記報知手段によって前記警告を報知している状態であっても前記撮像手段によって撮像する
    ことを特徴とする請求項11または12に記載の撮像装置。
  14. 前記報知手段は、前記ビューファインダの近傍に設けられた発光素子であり、
    前記制御手段は、前記報知手段によって報知する場合、前記発光素子を点灯または点滅するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  15. 前記検知手段が物体の近接を所定時間以上、検知した場合、前記制御手段はユーザが接眼していると判定することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の撮像装置。
  16. 前記検知手段が所定時間未満の物体の近接を所定時間内に所定回数以上、検知した場合、前記制御手段はユーザが接眼していると判定することを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の撮像装置。
  17. さらに前記ビューファインダは、前記撮像装置に格納される第三の状態を有し、
    前記ビューファインダが前記第一の状態または前記第二の状態である場合、前記制御手段は前記検知手段を起動し、
    前記ビューファインダが前記第三の状態である場合、前記制御手段は前記検知手段を停止する
    ことを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の撮像装置。
  18. 前記ビューファインダは、前記第二の表示部が搭載されている面に向かって、前記第二の表示部の中心よりも左側に設けられることを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の撮像装置。
  19. 接眼レンズおよび第一の表示部を有するビューファインダと、
    前記接眼レンズの位置を移動させる移動手段と、
    ユーザの接眼を検知する検知手段と、
    撮像手段と、
    制御手段と、
    を有し、
    前記ビューファインダは、前記接眼レンズの焦点が前記第一の表示部に合っている第一の状態と、前記接眼レンズの焦点が前記第一の表示部に合っていない第二の状態と、を有し、
    前記制御手段は、前記ビューファインダが前記第一の状態において、前記検知手段によってユーザの接眼を検知した場合、前記第一の表示部に前記撮像手段によって撮像した画像を表示し、
    前記制御手段は、前記ビューファインダが前記第二の状態において、前記検知手段によってユーザの接眼を検知した場合、前記第一の表示部に前記撮像手段によって撮像した画像を表示しない
    ことを特徴とする撮像装置。
  20. 接眼レンズおよび第一の表示部を有するビューファインダと、
    前記接眼レンズの位置を移動させる移動手段と、
    ユーザの接眼を検知する検知手段と、
    ユーザに警告を報知する報知手段と、
    撮像手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記ビューファインダが前記接眼レンズの焦点が前記第一の表示部に合っている第一の状態において、前記検知手段によってユーザの接眼を検知した場合、前記第一の表示部に前記撮像手段によって撮像した画像を表示するステップと、
    前記ビューファインダが前記接眼レンズの焦点が前記第一の表示部に合っていない第二の状態において、前記検知手段によってユーザの接眼を検知した後、ユーザの接眼が検知されなくなった場合に、前記報知手段によって前記ビューファインダが前記第二の状態であることを示す警告を報知しているステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  21. コンピュータを請求項1から19のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
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