JP2021071572A - 撮像装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

撮像装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】バリアングルモニタが開いている状態でも閉じている状態でも、ファインダ内の表示部とファインダ外の表示部とへの表示の切り替えをユーザの意図に沿って行えるようにする。【解決手段】撮像装置は、ファインダ外にある第1の表示部への表示とファインダ内に配置されている第2の表示部への表示を切り替え可能な制御手段と、装置本体と前記第1の表示部の位置関係を検出する位置検出手段と、前記第2の表示部に物体が接近したことを検知する接近検知手段と、前記第1の表示部が前記装置本体に格納されていない開位置において、前記接近検知手段へ物体が接近しても前記第1の表示部から前記第2の表示部へ表示を切り替えない第1の設定と、前記接近検知手段へ物体が接近したことに応じて前記第1の表示部から前記第2の表示部へ表示を切り替える第2の設定との切り替えが可能な設定手段と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、複数の表示部への表示を切り替える技術に関する。
ファインダ内の表示部とファインダ外の表示部とがある場合に、意図せずファインダ内の表示へと表示が切り替わらないようにするカメラがある。特許文献1には、被写体に撮影画像を見せるため、自分撮りモードではファインダへの接眼を検知した場合であってもバリアングルモニタを表示したままにする方法が開示されている。
特開2017−022560号公報
バリアングルモニタは、装置本体の背面に格納されている閉位置と格納されていない開位置とがある。
特許文献1の方法では、撮影モードに応じてファインダ外の表示部へと表示をするようにするので、バリアングルモニタが閉じられた状態でユーザがファインダを覗きながら撮影をしたい場合にも、ファインダ外の表示部に表示がされてしまう可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、バリアングルモニタが開いている状態でも閉じている状態でも、ファインダ内の表示部とファインダ外の表示部とへの表示の切り替えをユーザの意図に沿って行うことができる撮像装置の提供をすることである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の撮像装置は、ファインダ外にある第1の表示部への表示とファインダ内に配置されている第2の表示部への表示を切り替え可能な制御手段と、装置本体と前記第1の表示部の位置関係を検出する位置検出手段と、前記第2の表示部に物体が接近したことを検知する接近検知手段と、前記第1の表示部が前記装置本体に格納されていない開位置において、前記接近検知手段へ物体が接近しても前記第1の表示部から前記第2の表示部へ表示を切り替えない第1の設定と、前記接近検知手段へ物体が接近したことに応じて前記第1の表示部から前記第2の表示部へ表示を切り替える第2の設定との切り替えが可能な設定手段と、を有する。
本発明によれば、バリアングルモニタが開いている状態でも閉じている状態でも、ファインダ内の表示部とファインダ外の表示部とへの表示の切り替えをユーザの意図に沿って行うことができる。
本実施形態の撮像装置の外観図。 本実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図。 本実施形態の表示先切替処理を示すフローチャート。 図3の表示先設定処理を示すフローチャート。 図3のオート出力先決定処理を示すフローチャート。 本実施形態の表示先設定処理における画面表示例を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<装置構成>図1及び図2を参照して、本実施形態のデジタルカメラの機能及び外観について説明する。
図1(a)、(b)は本実施形態のデジタルカメラ100を背面から見た図であって、(a)はバリアングルモニタの表示面を撮影者側に向けた状態、(b)は被写体側に向けた状態を示している。図1(c)は本実施形態のデジタルカメラ100を正面から見た図であって、バリアングルモニタの表示面を被写体側に向けた状態を示している。
表示部101は画像や各種情報を表示する液晶表示パネル(LCD)等からなる。表示部101には、ファインダ外に配置された表示部であるバリアングルモニタ101aと、ファインダ内の表示部である電子ビューファインダ(以下、EVF)101bが含まれる。バリアングルモニタ101aは、カメラ本体部100aとの位置関係を変更可能に支持部112によりカメラ本体部100aに支持され、カメラ本体部100aの背面(撮影レンズ203とは反対側)に設けられた有機ELや液晶パネル等である。バリアングルモニタ101aは、撮影者であるユーザが自由にカメラ本体部100aに対して表示面の方向や角度を変更したり、回転させることができる。バリアングルモニタ101aは、後述するように、カメラ本体部100aの背面に格納されている閉位置と格納されていない開位置とがあり、さらに、開位置では、表示面を撮影者側に向けている状態と、表示面を被写体側に向けている状態とがある。EVF101bは、ユーザが覗き込み式の接眼ファインダの接眼部を介して撮像画面を視認することが可能である(視認可能である)。
シャッターボタン102は撮影指示を行うための操作部である。モード切替ボタン103は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ107は接続ケーブル108とデジタルカメラ100とを接続するインターフェースである。操作部104はユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材からなる操作部である。コントローラホイール106は操作部104に含まれる回転可能な電子ダイヤルである。電源スイッチ105は電源のオン、オフを切り替える操作部である。記録媒体109はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット110は記録媒体109を格納するためのスロットである。記録媒体スロット110に格納された記録媒体109は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。蓋111は記録媒体スロット110の蓋である。図1では、蓋111を開けて記録媒体スロット110から記録媒体109の一部を取り出して露出させた状態を示している。
発光部120はLED(発光ダイオード)などからなり、所定の発光/非発光のパターンによってカメラ本体部100aの正面側に存在する被写体にデジタルカメラ100の動作状態(例えば、セルフタイマーのカウントダウン中や撮影の開始など)を通知する。発光部120は被写体側から視認できるようにカメラ本体部100aの正面(被写体側、撮像面側)に配置されている。
動画記録ボタン121は、動画撮影(記録)の開始/停止の指示に用いられる。スピーカー122はブザー音などを鳴らすことにより被写体にデジタルカメラ100の動作状態(例えば、セルフタイマーのカウントダウン中や撮影の開始など)を通知する。
バリアングルモニタ101aは、例えば図1(a)〜(c)に示すような状態に変化させることができる。
図1(a)は、バリアングルモニタ101aの背面(表示面とは反対側)がカメラ本体部100aの背面に対向するように格納された状態(閉位置)であり、撮影者がカメラ本体部100aの背面からバリアングルモニタ101aの表示面を視認することができる状態である(以下、反転閉位置)。
図1(b)は、バリアングルモニタ101aがカメラ本体部100aの背面に格納されていない状態(開位置)で、バリアングルモニタ101aの背面がカメラ本体部100aの背面側(撮影者側)に向くように回動され、撮影者がカメラ本体部100aの背面側からバリアングルモニタ101aの表示面を視認することができる状態である(非反転開位置)。
図1(c)は、バリアングルモニタ101aがカメラ本体部100aの背面に格納されていない状態(開位置)で、バリアングルモニタ101aの表示面がカメラ本体部100aの背面側(被写体側)に向くように回動され、撮影者がカメラ本体部100aの背面側からバリアングルモニタ101aの表示面を視認することができない状態である(反転開位置)。
後述する姿勢位置検出部218は、バリアングルモニタ101aの姿勢・位置(回転角度や位置)を検出するセンサであり、例えば磁力センサなどが用いられる。姿勢位置検出部218を複数箇所に設置することによって、少なくとも図1(a)〜(c)の状態を検出することができる。なお、バリアングルモニタ101aの姿勢(位置)は図1(a)〜(c)の3つの状態だけでなく、図1(a)〜(c)に至るまでの途中の状態も存在するが、このような途中の状態も、図1(a)〜(c)のいずれかと同じ状態として取り扱うようにする。
図2は、本実施形態のデジタルカメラ100の内部構成を示すブロック図である。
撮影レンズ203はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター204は絞り機能を備える。撮像部205は被写体の光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS等で構成される撮像素子である。A/D変換器206は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器206は、撮像部205から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア202は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ203を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ203、シャッター204、撮像部205を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部207は、A/D変換器206からのデータ、又は、メモリ制御部209からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部207では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部201が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部207ではさらに、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
して、或いは、メモリ制御部209を介してメモリ210に直接書き込まれる。メモリ210は、撮像部205によって得られ、A/D変換器206によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部101に表示するための画像データを格納する。メモリ210は、所定枚数の静止画や所定時間の動画および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ210は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器208は、メモリ210に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部101に供給する。こうして、メモリ210に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器208を介して表示部101により表示される。表示部101は、LCD等の表示器上に、D/A変換器208からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器206によって一旦A/D変換され、メモリ210に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器208においてアナログ変換し、表示部101に逐次転送して表示することで、ライブビュー画像の表示を行える。また、EVF101bの近傍には接眼検知部219が配置されており、接眼状態を検知することでライブビュー画像の表示先をバリアングルモニタ101aまたはEVF101bに変更することができる。
不揮発性メモリ213は、電気的に消去・記憶可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ213には、システム制御部201の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部201は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ213に記憶されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。212はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ212には、システム制御部201の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ213から読み込んだプログラム等を展開する。また、システム制御部201はメモリ210、D/A変換器208、表示部101等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー211は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替ボタン103、第1シャッタースイッチ102a、第2シャッタースイッチ102b、操作部104はユーザ操作に応じてシステム制御部201に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替ボタン103は、システム制御部201の動作モードを静止画撮影モード、動画記録モード、再生モードなどのいずれかに切り替える。静止画撮影モードに含まれるモードとして、オートモード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモードなどがある。モード切替ボタン103で、これらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替ボタン103で撮影モード選択画面に一旦切り替えた後に、撮影モード選択画面に表示された、各撮影モードに対応する選択肢のいずれかを他の操作部材を用いて選択することで切り替えるようにしてもよい。同様に、動画記録モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ102aは、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン102の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の撮影準備処理を開始する。
第2シャッタースイッチ102bは、シャッターボタン102の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部201は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部205からの信号読み出しから記録媒体109に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理を開始する。
操作部104の各操作部材は、表示部101に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、シーンごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタンなどがある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部101に表示される。ユーザは、表示部101に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
コントローラホイール106は、操作部104に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール106を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部201はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール106が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。なお、コントローラホイール106は回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール106自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール106自体は回転せず、コントローラホイール106上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。
なお、操作部104の1つとして、バリアングルモニタ101aの表示面に対する接触を検出可能なタッチパネルを有する。タッチパネルとバリアングルモニタ101aとは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネルを光の透過率がバリアングルモニタ101aの表示を妨げないように構成し、バリアングルモニタ101aの表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、バリアングルモニタ101a上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザがバリアングルモニタ101a上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。システム制御部201は、ユーザがタッチパネルにタッチしたことを検知し、タッチ位置に応じた処理を実行する。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いてもよい。
システム制御部201は、タッチパネルへの以下の操作を検出できる。タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウン)。タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオン)。タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、スライド)。タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップ)。タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフ)。これらの操作や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標はシステム制御部201に通知され、システム制御部201は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行われたかを判定する。
電源制御部214は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部214は、その検出結果及びシステム制御部201の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体109を含む各部へ供給する。
電源部215は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、リチウムイオン電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる。記録媒体I/F216は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体109とのインターフェースである。記録媒体109は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部217は、無線アンテナや有線ケーブルによって外部機器と通信可能に接続し、映像や音声の送受信を行う。通信部217は無線LAN(Local Area Network)やインターネットにも接続可能である。通信部217は撮像部205で撮像された画像データ(ライブビュー画像を含む)や、記録媒体109に記録されている画像ファイルを外部機器に送信でき、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信できる。
姿勢位置検出部218は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検出する。姿勢位置検出部218で検出された姿勢に応じて、撮像部205で撮像された画像がデジタルカメラ100を横に構えて撮影されたものか、縦に構えて撮影されたものかを判別可能である。さらに、デジタルカメラ100が上方向に移動したか、下方向に移動したかも検知可能である。システム制御部201は、姿勢位置検出部218で検出された姿勢に関する情報を撮像部205で撮像された画像データに付加したり、画像データを回転して記憶することが可能である。姿勢位置検出部としては、加速度センサやジャイロセンサ等を用いることができ、デジタルカメラ100の動き(パン、チルト、持ち上げ、静止など)を検出可能である。
接眼検知部219はファインダの接眼部に対する目(物体)の接近(接眼)および離反(離眼)を検知する(接近検知)。システム制御部201は、接眼検知部219で検知された状態に応じて、バリアングルモニタ101aとEVF101bの表示(表示状態)/非表示(非表示状態)を切り替える。接眼検知部219は、例えば赤外線近接センサを用いることができ、EVF101bを内蔵するファインダの接眼部への何らかの物体の接近を検知することができる。物体が接近した場合は、接眼検知部219の投光部(図示せず)から投光した赤外線が反射して赤外線近接センサの受光部(図示せず)に受光される。受光された赤外線の量によって、物体が接眼部からどの距離まで近づいているか(接眼距離)も判別することができる。このように、接眼検知部219は、接眼部への物体の近接距離を検知する接眼検知を行う。非接眼状態(非接近状態)から、ファインダの接眼部に対して所定距離以内に近づく物体が検出された場合に、接眼されたと検出するものとする。接眼状態(接近状態)から、接近を検知していた物体が所定距離以上離れた場合に、離眼されたと検出するものとする。接眼を検出する閾値と、離眼を検出する閾値は例えばヒステリシスを設けるなどして異なっていてもよい。また、接眼を検出した後は、離眼を検出するまでは接眼状態であるものとする。離眼を検出した後は、接眼を検出するまでは非接眼状態であるものとする。なお、赤外線近接センサは一例であって、接眼検知部219には、接眼とみなせる目や物体の接近を検知できるものであれば他のセンサを採用してもよい。
<表示先設定処理>次に、図3を参照して、本実施形態の表示先設定処理について説明する。
なお、図3の処理は、不揮発性メモリ213に格納されたプログラムをシステムメモリ212に展開してシステム制御部201が実行することで実現される。なお、この処理は、電源スイッチ105がオンされ、ライブビューモードに設定されると開始される。
S301では、システム制御部201は、操作部104に含まれるメニューボタンを介して表示先設定画面を表示する操作が行われたか否かを判定し、表示先設定画面を表示する操作が行われた場合はS302へ進み、そうでない場合はS303へ進む。
S302では、システム制御部201は、図4で詳述する表示先設定処理を行う。
S303では、システム制御部201は、操作部104を介してタッチ&ドラッグAFの設定指示が行われたかを判定し、タッチ&ドラッグAFの設定指示が行われた場合はS304へ進み、そうでない場合はS305へ進む。タッチ&ドラッグAFは、ユーザがEVF101bを覗いている状態でバリアングルモニタ101aをタッチすることでAF位置を変更できる機能であり、表示先がバリアングルモニタ101aに設定されている場合は機能は発動されない。
S304では、システム制御部201は、タッチ&ドラッグAFの設定情報をメモリ210に記憶する。
S305では、システム制御部201は、表示先をEVF101bに固定するファインダ固定に設定されているか否かを判定し、表示先がファインダ固定に設定されている場合はS307へ進み、そうでない場合はS306へ進む。
S306では、システム制御部201は、表示先をバリアングルモニタ101aに固定するモニタ固定に設定されているか否かを判定し、表示先がモニタ固定に設定されている場合はS308へ進み、そうでない場合はS309へ進む。
S307では、システム制御部201は、表示先をEVF101bに決定する。
S308では、システム制御部201は、表示先をバリアングルモニタ101aに決定する。
S309では、システム制御部201は、図5で詳述するオート表示先決定処理を行う。
S310では、システム制御部201は、操作部104に含まれる表示先切替ボタンが操作されたか否かを判定し、表示先切替ボタンが操作された場合はS311へ進み、操作されない場合はS314へ進む。
S311では、システム制御部201は、現在の表示先の設定がバリアングルモニタ101aであるか否かを判定し、現在の表示先の設定がバリアングルモニタ101aである場合はS313へ進み、そうでない場合はS312へ進む。
S312では、システム制御部201は、表示先をバリアングルモニタ101aに決定する。
S313では、システム制御部201は、表示先をEVF101bに決定する。
S314では、システム制御部201は、操作部104に含まれる電源スイッチ105がオフされるなどして終了指示が行われたか否かを判定し、終了指示が行われた場合は処理を終了し、そうでない場合はS301に戻る。
<表示先設定処理>次に、図4を参照して、図3のS302における表示先設定処理について説明する。
S401では、システム制御部201は、表示先設定画面をバリアングルモニタ101aに表示する。図6(a)は表示先設定画面600を例示している。表示先設定画面600には、表示先の設定項目として、オート1、オート2、ファインダ固定、モニタ固定の各項目が含まれ、ユーザは、表示先設定画面600から所望の表示先設定を選択できる。
オート1は、バリアングルモニタ101aが開位置において接眼検知部219が停止され、バリアングルモニタ101aが閉位置において接眼検知部219が起動される設定である。オート1において、バリアングルモニタ101aが開位置にある場合には接眼検知部219が停止されるので、EVF101bに対する接眼状態または離眼状態の検知が不可能な状態となる。オート1に設定することにより、ユーザはバリアングルモニタ101aを開位置にしたローアングル撮影時やハイアングル撮影時などにおいて接眼検知部219がユーザの手や指を検知したことによる、EVF101bへの表示の切り替わりを防ぐことができる。
オート2は、バリアングルモニタ101aが開位置においても閉位置においても接眼検知部219が起動される設定である。オート2において、バリアングルモニタ101aが開位置にある場合に接眼検知部219が起動されるので、EVF101bに対する接眼状態または離眼状態の検知が可能な状態となり、接眼検知部219の検知結果に応じて表示先設定がバリアングルモニタ101aまたはEVF101bに自動で切り替えられる。オート2に設定することにより、ユーザは、バリアングルモニタ101aに鼻が当たらないように開位置にしてバリアングルモニタ101aの表示面にタッチしながら撮影したり(タッチ&ドラッグAF)、撮影画像を被写体に見せるためにバリアングルモニタ101aの表示面を被写体側に向けてユーザはEVF101bを覗きながら撮影したりすることができる。
ファインダ固定は、表示先をEVF101bに固定する設定であり、モニタ固定は、表示先をバリアングルモニタ101aに固定する設定である。
S507では、システム制御部201は、表示先設定をオート1に変更することで誤動作対策ができる旨のガイダンスをバリアングルモニタ101aに表示する。図6(b)はオート1に変更することで誤動作を防ぐことができる旨のガイダンスの表示画面例である。
S402では、システム制御部201は、図6(a)に示す表示先設定画面で表示先設定がオート1に設定されたか否かを判定し、オート1に設定された場合はS403へ進み、そうでない場合はS404へ進む。
S403では、システム制御部201は、表示先設定をオート1に設定し、メモリ210に記憶する。
S404では、システム制御部201は、図6(a)に示す表示先設定画面で表示先設定をオート2に設定されたか否かを判定し、オート2に設定された場合はS405へ進み、そうでない場合はS406へ進む。
S405では、システム制御部201は、表示先設定をオート2に設定し、メモリ210に記憶する。
S406では、システム制御部201は、図6(a)に示す表示先設定画面で表示先設定がファインダ固定に設定されたか否かを判定し、ファインダ固定に設定された場合はS407へ進み、そうでない場合はS408へ進む。
S407では、システム制御部201は、表示先設定をファインダ固定に設定し、メモリ210に記憶する。
S408では、システム制御部201は、図6(a)に示す表示先設定画面で表示先設定がモニタ固定に設定されたか否かを判定し、モニタ固定に設定された場合はS409へ進み、そうでない場合はS410へ進む。
S409では、システム制御部201は、表示先設定をモニタ固定に設定し、メモリ210に記憶する。
S410では、システム制御部201は、表示先設定画面の終了指示が行われたか否かを判定し、終了指示が行われた場合は処理を終了し、そうでない場合はS402へ進む。
<オート表示先決定処理>次に、図5を参照して、図3のS309におけるオート表示先決定処理について説明する。
S501では、システム制御部201は、バリアングルモニタ101aが開位置であるか否かを判定し、バリアングルモニタ101aが開位置である場合はS505へ進み、そうでない場合はS502へ進む。
S502では、システム制御部201は、接眼検知部219を起動し、EVF101bに対する接眼状態または離眼状態の検知を可能とする。
S503では、システム制御部201は、表示先設定が一時的にオート2に変更されているか否かを判定し、オート2に変更されている場合はS504へ進み、そうでない場合はS514へ進む。
S504では、システム制御部201は、表示先設定をオート1に変更し、メモリ210に記憶する。
S505では、システム制御部201は、表示先設定がオート1に設定されているか否かを判定し、オート1に設定されている場合はS508へ進み、オート1以外のオート2、ファインダ固定、モニタ固定の場合はS506へ進む。
S506では、システム制御部201は、接眼検知部219を起動し、EVF101bに対する接眼状態または離眼状態の検知を可能とする。
S507では、システム制御部201は、表示先設定をオート1に変更することでEVF101bへの表示の切り替わりを防ぐことができる旨のガイダンス1をバリアングルモニタ101aに表示する。図6(b)はガイダンス1の表示画面例である。
S508では、システム制御部201は、接眼検知部219を停止し、EVF101bに対する接眼状態または離眼状態の検知を不可とする。これにより、ユーザはバリアングルモニタ101aが開位置の場合に、バリアングルモニタ101aからEVF101bへの表示の切り替えを防ぐことができる。なお、本実施形態では、誤作動防止手段として接眼検知部219を停止させているが、接眼検知部219を起動したまま、表示先切替機能などの発動を無効にしてもよい。
S509では、システム制御部201は、バリアングルモニタ101aの表示面の向きが被写体側であって、撮影された画像から被写体が人であるか否かを判定する。システム制御部201は、バリアングルモニタ101aの表示面の向きが被写体側(反転開位置)であって、被写体が人である場合はS513へ進み、そうでない場合はS510へ進む。これにより、ローアングル撮影時やハイアングル撮影時などにおいて、ユーザは基本的にはEVF101bへの表示の切り替えを防ぐためにオート1に設定しているが、同じユーザがモデル撮影をする場合など被写体に撮影済みの画像を見せたいユースケースがある。この場合、撮影中はEVF101bを覗いて撮影を行い(つまり、撮影中(SW1オン中)はオート1の設定を維持)、撮影後(SW2オン後)にオート2の設定に一時的に切り替わることで、バリアングルモニタ101aを開位置にし、かつ被写体側に反転させて被写体であるモデルに撮影画像を見せることができる。モデルは撮影画像を見ながら画角や映り方を確認することができる。
S510では、システム制御部201は、タッチ&ドラッグAFの設定情報をメモリ210から読み出す。なお、本実施形態では、表示先がEVF101bの場合において有効な機能としてタッチ&ドラッグAFを例示したが、他の機能であってもよい。
S511では、システム制御部201は、タッチ&ドラッグAFが設定されているか否かを判定し、タッチ&ドラッグAFが設定されている場合はS513へ進み、設定されていない場合はS512へ進む。
S512では、システム制御部201は、ユーザの鼻がバリアングルモニタ101aに接触した後にバリアングルモニタ101aが開位置に変化したか否かを判定し、ユーザの鼻が接触した後にバリアングルモニタ101aが開位置に変化した場合はS513へ進み、そうでない場合はS514へ進む。
S513では、システム制御部201は、S509、S511およびS512のいずれかの条件が成立した場合に表示先設定をオート1から一時的にオート2に変更する。このとき、接眼検知部219を起動させる。これにより、S514以降において、接眼検知部219が停止している場合(オート1の設定が維持されている間)は表示先がバリアングルモニタ101aになり、接眼検知部219が起動している場合(オート2の設定に一時的に切り替わった場合)は、接眼状態に応じて表示先がバリアングルモニタ101aまたはEVF101bに自動で切り替えられる。よって、ユーザは、デジタルカメラ100を高い位置や低い位置で持ったりする際に、意図せずEVF101b付近に指等を近づけてしまい、意図せず表示先がEVF101bに切り替わってしまうことを防ぐことができるとともに以下のことができる。つまり、通常は表示先設定をオート1に設定しているが、バリアングルモニタ101aを開位置にした状態でEVF101bを覗きながら撮影した後、EVF101bから目を離すことで撮影した画像を被写体に見えるようにすることができる。一方で、タッチ&ドラッグAFの操作をしたり、鼻が当たらないようにバリアングルモニタ101aを開位置にした場合にはバリアングルモニタ101aは非表示となる。なお、一時的にオート2に変更されてからオート1に戻るタイミングは、バリアングルモニタ101aが開位置から閉位置に変化した場合(S501でNO)以外に、シャッターレリーズ(SW2オン)後やS509でNOと判定された場合であってもよい。
S514では、システム制御部201は、接眼検知部219が起動中であるか否かを判定し、起動中の場合はS515へ進み、起動中でない場合はS516へ進む。
S515では、システム制御部201は、接眼検知部219が接眼状態を検知した否かを判定し、接眼状態を検知した場合はS518へ進み、検知していない場合はS517へ進む。
S516、S517では、システム制御部201は、表示先設定をバリアングルモニタ101aに決定する。
S518では、システム制御部201は、表示先設定をEVF101bに決定する。
S519では、システム制御部201は、表示先設定がEVF101bであるか否かを判定し、EVF101bである場合はS520へ進み、EVF101bでない場合は処理を終了する。
S520では、システム制御部201は、タッチパネルに対する所定の時間以上のタッチを検出することでバリアングルモニタ101aの表示面にユーザの鼻が接触しているか否かを判定し、鼻が接触している場合はS521へ進み、鼻が接触していない場合は処理を終了する。
S521では、システム制御部201は、バリアングルモニタ101aを開位置に変更することで鼻が当たらなくなる旨のガイダンス2をバリアングルモニタ101aに表示する。図6(c)はガイダンス2の表示画面表示例である。
なお、図3〜図5の処理の中でモードダイヤルなどが回動されるなどの異常な操作が行われた場合は、途中で処理が中断されることもある。
以上のように、本実施形態によれば、バリアングルモニタ101aを開位置にした場合であっても表示先をEVF101bに切り替えずにバリアングルモニタ101aを表示したままの状態や表示先をEVF101bに切り替えて非表示の状態にすることができる。これにより、バリアングルモニタ101aを開位置にした場合に、ユーザが接眼検知部219のユーザの手などの検知によるEVF101bへの表示切替が意図せず行われることを防止したい場合にはオート1に設定すればよい。しかしながら、オート1の設定中に、撮影はファインダを覗いた状態で行いたいが撮影後に撮影画像を被写体に見せたい場合には、一時的にオート2に設定が変更される。また、以下の場合にも一時的にオート2に設定が変更される。
バリアングルモニタ101aに鼻が当たらないようにしたい、タッチパネルの操作がしやすい、カメラを保持しやすくしたい場合には一時的にオート2に設定が変更されるようにする。オート1に設定すればローアングルやハイアングルの撮影をした際に、意図せずにユーザが手をEVF101bに近づけてしまい、EVF101bに表示が切り替わりバリアングルモニタ101aを視認できなくなることを防ぐことができる。よって、意図せずEVF101bへ表示が切り替わってしまうことを防止したいユーザのユースケースと、撮影中は表示先をバリアングルモニタ101aのままとし、接眼検知により表示先をバリアングルモニタ101aからEVF101bに切り替えたいユーザのユースケースの両方に応えられるようになる。
なお、上述の実施形態によれば、表示先の設定項目がオート1かオート2かによりバリアングルモニタ101aが開位置の場合の接眼検知部219の起動/停止をすることを説明したが以下のようにしてもよい。つまり、オート1の場合にも、オート2の場合にも、バリアングルモニタ101aが開位置である際に、接眼検知部219を有効にし、オート1の場合には接眼検知部219が物体の接近を検知してもEVF101bへの表示の切り替えを行わない。このようにすることにより、オート1の場合には、接眼検知部219のユーザの手などの検知により、EVF101bへの表示切替が意図せず行われることを防止することができる。
さらに、デジタルカメラ100の姿勢が低くなったり、高くなったりしたことを検知したことに応じてオート2の設定を有効にし、そうでない場合はオート1の設定にしてもよい。
なお、システム制御部201が行うものとして説明した撮像装置の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明を撮像装置に適用した場合を例にして説明したが、この例に限定されず、装置本体との位置関係が変更可能な表示部を有し、ファインダへの接眼を検知可能な装置であれば適用可能である。すなわち、本発明は、携帯電話端末やその一種であるスマートフォン、タブレット端末、携帯型の画像ビューワ、ファインダを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー、車載装置、医療機器などに適用可能である。
[他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100…デジタルカメラ、101a…バリアングルモニタ、101b…電子ビューファインダ、201…システム制御部、218…姿勢位置検出部、219…接眼検知部

Claims (16)

  1. ファインダ外にある第1の表示部への表示とファインダ内に配置されている第2の表示部への表示を切り替え可能な制御手段と、
    装置本体と前記第1の表示部の位置関係を検出する位置検出手段と、
    前記第2の表示部に物体が接近したことを検知する接近検知手段と、
    前記第1の表示部が前記装置本体に格納されていない開位置において、前記接近検知手段へ物体が接近しても前記第1の表示部から前記第2の表示部へ表示を切り替えない第1の設定と、前記接近検知手段へ物体が接近したことに応じて前記第1の表示部から前記第2の表示部へ表示を切り替える第2の設定との切り替えが可能な設定手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の設定では、前記接近検知手段が物体の接近を検知しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2の表示部への表示がされている状態で、前記接近検知手段が物体の接近を検知しなくなった場合には、前記第2の表示部から前記第1の表示部へ表示を切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の表示部が前記装置本体に格納されている閉位置である場合は、前記第1の設定に設定されている場合でも前記第2の設定に設定されている場合でも、前記接近検知手段に物体が接近したことに応じて前記第2の表示部への表示をするように制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記設定手段は、前記第1の表示部が前記装置本体に格納されている閉位置であり、さらに前記接近検知手段が物体の接近を検知しても前記第1の表示部へ表示をする第3の設定に切り替えることが可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記設定手段は、前記第1の表示部が前記装置本体に格納されている閉位置であり、さらに前記接近検知手段が物体の接近を検知していなくても前記第2の表示部への表示を固定する第4の設定に切り替えることが可能であることを特徴とする請求項1から5に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の表示部への表示または前記第2の表示部への表示を切り替えるためのユーザ操作を受け付ける手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記ユーザ操作を受け付けた場合には、前記第1の表示部から前記第2の表示部への表示の切り替えまたは前記第2の表示部から前記第1の表示部への表示の切り替えを行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の表示部が前記装置本体に格納されていない開位置であって前記第2の設定である場合は、前記第1の設定に切り替えることで前記接近検知手段による表示の切り替わりを防ぐことができることを通知することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記設定手段は、前記第1の表示部が前記装置本体に格納されていない開位置である場合に、前記第1の設定から前記第2の設定に一時的に切り替えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記第1の設定から前記第2の設定に一時的に切り替える条件は、ユーザが第2の表示部を覗くことで前記接近検知手段が物体の接近を検知している状態でないと有効にならない機能が設定されていることを含むことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記第1の設定から前記第2の設定に一時的に切り替える条件は、前記接近検知手段が前記第1の表示部への物体の接触を検知した後に前記第1の表示部が開位置に変化したことを含むことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  12. 前記第1の設定から前記第2の設定に一時的に切り替える条件は、前記接近検知手段が接近を検知した物体が人であり、前記第1の表示部が開位置であって、表示面が被写体側に向いていることを含むことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  13. 前記制御手段は、前記第1の設定から前記第2の設定に一時的に切り替えられた後、前記第1の表示部が前記装置本体に格納されている閉位置に変化した場合に前記第1の設定に切り替えることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. ファインダ外にある第1の表示部と、
    ファインダ内に配置されている第2の表示部と、
    装置本体と前記第1の表示部の位置関係を検出する位置検出手段と、
    前記第2の表示部に物体が接近したことを検知する接近検知手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記第1の表示部への表示と前記第2の表示部への表示を切り替えるステップと、
    前記第1の表示部が前記装置本体に格納されていない開位置において、前記接近検知手段へ物体が接近しても前記第1の表示部から前記第2の表示部へと表示を切り替えない第1の設定と、前記接近検知手段へ物体が接近したことに応じて前記第1の表示部から前記第2の表示部へと表示を切り替える第2の設定とを切り替えるステップと、を有することを特徴とする制御方法。
  15. コンピュータを、請求項1から13のいずれか1項に記載された撮像装置の制御手段として機能させるためのプログラム。
  16. コンピュータを、請求項1から13のいずれか1項に記載された撮像装置の制御手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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