JP2020170923A - 撮像素子およびその制御方法、撮像装置 - Google Patents

撮像素子およびその制御方法、撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画像信号の読出しをより高速化しつつ、ゲインの異なる複数の画素信号を取得可能な撮像素子および撮像装置を提供する。【解決手段】撮像装置100が備える撮像素子107は、複数の単位画素200が行列状に配置された画素アレイを備え、各単位画素は光電変換部を有する。撮像素子107は、単位水平同期期間において複数行の画素信号を並列に読出すことが可能である。複数行の画素群は、複数の行制御信号A,Bにより第1の画素群と第2の画素群に区別されて、撮像素子107の垂直方向に沿って周期的に配置される。撮像素子107は複数の行制御信号A,Bの設定により、第1の画素群の単位画素の画素信号と、第2の画素群の単位画素の画素信号に対してそれぞれ異なるゲインを乗算した信号を取得可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、複数行の画素信号を略同時に並列に読出すことが可能な撮像素子およびその制御方法と該撮像素子を用いる撮像装置に関する。
撮像装置の露出制御を行うための測光方式として、測光用の圧縮系センサを使用して測光を行う第1の方式と、撮像面等でのリニア系センサを利用して測光を行う第2の方式がある。第2の方式は、第1の方式に比べて測光可能なダイナミックレンジ(以下、DRとも表記する)が狭いので、コントラストの大きい被写体に対する正確な測光を行うことができない。特に、ストロボ撮影において予備発光を行って被写体からの反射光を測光することで撮影時の発光量を計算するストロボ調光を行う場合、撮影シーンによって被写体からの反射光の量が大きく異なる。そのため、予備発光時の露光結果がリニア系センサのダイナミックレンジ内に収まらない場合、いわゆる黒つぶれや画素飽和が発生し、一度の露光では正確に測光できないことが起こりうる。
上述の問題に対処する技術として、特許文献1に開示された技術では、画素配列からの画素信号の1回の読出しに際し、複数種類の異なるゲインが掛けられた画像信号を取得可能である。これにより、1回の露光によって得られる画像信号出力のDR拡大が可能となる。
また、撮像素子から1フレームの画像信号を読出す速度を高速化するために、単位画素列に対して複数の垂直信号線を有し、単位水平同期信号あたりに複数行の画素信号を並列で読出す技術がある。例えば画素行として1000行の画素アレイにて垂直信号線が1本の構成である撮像素子を想定する。1フレームの画像信号の読出しを行うにあたり、1000回の単位水平同期信号が必要となる。一方、1000行に対して10本の垂直信号線を有する構成の撮像素子では単位水平同期信号あたり並列に10行分の画素信号を読出すことが可能となる。つまり1フレームの画像信号を100回の単位水平同期信号で読出せるので、10倍の読出し速度を実現できる。
特開2014−222899号公報
特許文献1に開示された従来技術では、単位水平同期信号あたりに複数行の画像信号を並列に読出す構成の撮像素子については言及されていない。一般的に単位水平同期信号あたりに読出される複数の画素行は同一のゲインで読出される。特許文献1に開示された従来技術では、2行単位、4行周期でゲインを切り替える例が示されている。しかし、前述した単位水平同期信号あたり並列に10行分の画素信号を読出す構成の場合、10行単位、20行周期でゲインの切替が行われることになる。1つのゲインが乗算される画像の信号に着目すると、垂直解像度が劣化する。更に高速化を図るためには並列に読出す画素行数を増やす必要があり、ゲインの切替周期がより大きくなるので、空間解像度の観点で精度の良い測光が行えなくなる。
本発明の目的は、画像信号の読出しをより高速化しつつ、ゲインの異なる複数の画素信号を取得可能な撮像素子および撮像装置を提供することである。
本発明の実施形態の撮像素子は、光電変換部を有する単位画素により構成される画素群から、水平同期信号ごとに複数の行の画素信号を並列に読出すことが可能な撮像素子であって、前記画素群のうち、第1の行制御信号によって制御される第1の画素群の画素信号と、第2の行制御信号によって制御される第2の画素群の画素信号にゲインを乗算して読出す制御を行う制御手段を備える。前記第1および第2の画素群は前記撮像素子の第1の方向にて周期的に配置され、前記制御手段は、前記第1の画素群の画素信号に対して第1のゲインを乗算し、前記第2の画素群の画素信号に対して第2のゲインを乗算する制御を行う。
本発明の撮像素子によれば、画像信号の読出しをより高速化しつつ、ゲインの異なる複数の画素信号を取得することができる。
本発明の実施形態における撮像装置の全体構成図である。 本発明の第1実施形態における撮像素子の全体構成を示す模式図である。 第1実施形態における撮像素子の1画素の回路構成を示す図である。 第1実施形態における撮像素子の垂直走査回路の回路構成を示す図である。 第1実施形態における撮像動作を示すフローチャートである。 第1実施形態における調光画像データ1の取得動作を示すフローチャートである。 第1実施形態における調光画像データ2の取得動作を示すフローチャートである。 第1実施形態における静止画像データの取得動作を示すフローチャートである。 第1実施形態における撮像動作を示すシーケンス図である。 第1実施形態における撮像素子の信号読出し方法の説明図である。 第1実施形態における撮像素子の1Hでの信号読出し動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態における撮像素子の全体構成を示す模式図である。 本発明の第3実施形態における撮像素子の全体構成を示す模式図である。 第3実施形態における撮像素子の1画素の回路構成を示す図である。 第3実施形態における撮像素子の信号読出し方法の説明図である。 第3実施形態における撮像素子の1Hでの信号読出し動作を示すタイミングチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。各実施形態では第2の方式により、撮像素子の出力に基づく測光およびストロボ調光を行う撮像装置の例を示す。
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置100の全体構成を示す図である。以下では被写体側を前側と定義して、各部の位置関係を説明する。第1レンズ群101は、撮像光学系の前端側に配置されたレンズ群であり、レンズ鏡筒にて光軸方向に進退可能に保持される。絞り102は、その開口径を調節することで撮影時の光量調節を行う光学部材であり、第1レンズ群101と第2レンズ群103との間に位置する。第2レンズ群103は、絞り102と一体となって光軸方向に進退する。第2レンズ群103は、第1レンズ群101の進退動作との連動により変倍作用(ズーム機能)を有するレンズ群である。第3レンズ群104は、光軸方向の進退により焦点調節を行うレンズ群であり、第2レンズ群103の後方に位置する。本実施形態では、第1乃至第3のレンズ群により構成される撮像光学系(結像光学系)の例を示すが、レンズ群の数は限定されるものではなく、また各レンズ群については1つのレンズであってもよい。
フォーカルプレーンシャッタ105は静止画像の撮影時に露光秒時を調節する。尚、フォーカルプレーンシャッタ105に限らず、撮像素子107が有する電子シャッタ機能を使用し、制御パルスで露光秒時を調節する構成でもよい。例えば電子先幕制御では、リセット走査による先幕走行の後で、フォーカルプレーンシャッタ105の後幕走行が行われる。光学的ローパスフィルタ106は、撮像画像の偽色やモアレを軽減するための光学素子である。
撮像素子107は静止画像および動画像の撮影に使用され、撮像光学系により結像される光学像を電気信号に変換する。本実施形態の撮像素子107には、ベイヤー配列のCMOS(相補型金属酸化膜半導体)イメージセンサが使用される。撮像素子107は、CPU(中央演算処理装置)109からの制御信号に従って駆動され、撮像素子107が出力する画像データはCPU109に送られる。
CPU109は撮像装置100を統括的に制御する。CPU109は、フォーカス駆動回路118および絞り駆動回路116を制御する。例えばCPU109は、AF(オートフォーカス)演算部123の焦点検出結果(検出情報)に基づいて、フォーカス駆動回路118を介してフォーカスアクチュエータ119を駆動制御する。これにより、第3レンズ群104が光軸方向に進退して焦点調節動作が行われる。また、CPU109は絞り駆動回路116を介して絞りアクチュエータ117を駆動制御し、絞り102の開口径を制御する。CPU109はこの他、ズーム駆動回路(不図示)等の制御を行う。
フラッシュメモリ110はCPU109に接続されており、撮影後の静止画像データおよび動画像データを記録する。フラッシュメモリ110は撮像装置100に着脱可能なメモリデバイスの一例である。その他の記録媒体として、データの書き込みが可能な不揮発性メモリや、ハードディスク等を使用してもよく、また、記録媒体をケースに内蔵した形態でもよい。
表示部111は、CPU109の制御指令にしたがって撮影済みの静止画像や動画像(ライブビュー画像)、メニュー等を表示する。表示部111は、撮像装置100の本体部の背面に設けられるTFT(薄膜トランジスタ)型液晶ディスプレイやファインダの表示デバイス等を含む。
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)112は、撮像素子107より出力される画像データや後述の画像処理部122が処理したデータを記憶する。RAM112は、画像処理部122が処理した画像データを記憶するための画像データ記憶部として機能し、CPU109のワークメモリとしての機能を有する。本実施形態では、複数の機能をもつRAM112を実装する例を示すが、アクセス速度が十分なレベルのメモリであれば、他のメモリを使用可能である。ROM(リード・オンリ・メモリ)114は、CPU109が解釈して実行するプログラムを記憶するフラッシュROM等のメモリデバイスである。
操作部115は、シャッタレリーズ釦、動画撮影釦等によって操作されるスイッチと、表示画面上に設けられたタッチパネル等の操作用デバイスを備える。操作部115は撮影者による撮影指示や撮像条件等の設定操作の指示信号をCPU109に出力する。
発光部121は、ストロボ撮影の際にCPU109からの制御指令に従って発光する。発光部121の光源はキセノンランプやLED(発光ダイオード)等である。発光部121は、撮像装置100の本体部に据え付けられたストロボユニットの発光部、または当該本体部に装着および接続される外部ストロボ装置の発光部である。
画像処理部122は、撮像素子107によって撮影された画像の補正や圧縮等の処理を行う。画像処理部122により処理されたデータはCPU109に出力される。AF演算部123は、撮像素子107により取得された信号に基づいて焦点検出用の演算を行い、焦点検出情報をCPU109に出力する。
図2は撮像素子107の全体構成を示す図である。画素領域PAには、多数の単位画素200が行列状に配置されている。図2の上端部には撮像素子の水平方向(列方向)に沿って列番号1〜4を表示し、図2の右端部には撮像素子の垂直方向(行方向)に沿って行番号1〜20を表示している。本実施形態では、撮像素子の垂直方向において、第1の行制御信号によって制御される第1の画素群と第2の行制御信号によって制御される第2の画素群が偶数の行数に対応する周期で配置される例を示す。
撮像素子107は画素列あたり10本の垂直信号線202−1〜202−10を有し、10行周期で垂直信号線202−1〜202−10のいずれか1本が各画素に接続される。垂直信号線は接続された単位画素200の画素信号を後段の列回路に伝達する配線である。垂直走査回路201は単位画素200を駆動する信号を出力する回路である。垂直走査回路201はCPU109から入力されるフレーム同期信号VDと水平同期信号HDに同期して行制御信号を出力する。行制御信号の詳細については後述する。フレーム同期信号VDは画面の読出し開始に同期した信号である。水平同期信号HDは単位水平制御期間に同期した信号である。
本実施形態の撮像素子107では1水平同期信号あたりに10行分の画素信号が時間的に並列に読出される。垂直信号線は列回路203に接続され、列回路203は垂直信号線を駆動する定電流源と、アナログ信号である画素信号をデジタル信号に変換するAD(アナログデジタル)変換回路を有する。また、主にライブビュー駆動時には表示部111の解像度に近い解像度があればよく、撮像素子107の解像度が表示部111の表示解像度より高い場合、撮像素子内部で低画素化して読出しが行われる。これにより、高フレームレート化の実現や、低画素化することで読出し時間が短くなった分、パワーセーブを行って省電力化を実現できる。
列回路203は水平方向の低画素化の為に、同色の信号を水平方向に加算平均処理する加算平均回路を更に有する。この加算平均処理は垂直走査回路201より列回路203へ出力される信号haddにより制御される。信号haddがHighレベルのときに加算平均処理が行われる。列回路203にて変換されたデジタル信号は出力回路204に入力され、出力回路204で各種の信号処理が行われる。その後、出力端子205から信号が出力される。
図3を参照して画素構成について説明する。図3は1つの単位画素200の構成例を示す回路図である。光電変換部を構成するフォトダイオード(以下、PDと表記する)301は、入射光を受光して光像の光電変換を行い、入射光量に応じた電荷を蓄積する。
転送ゲート302は、信号txをHighレベルとすることでPD301に蓄積されている電荷をフローティングディフュージョン(以下、FDと略記する)部303に転送する。FD部303は、PD301で発生して転送ゲート302によって転送されてきた電荷を電圧に変換する機能を有し、FDアンプ304のゲートに接続されている。FDアンプ304は列回路203の定電流源とともに、FD部303の電圧を増幅して垂直信号線へ伝達する。
FDincスイッチ素子307は、信号fdincをHighレベルにすることで、付加容量308をFD部303と接続する。また、信号fdincをLowレベルにすることで、付加容量308がFD部303と非接続となる。これにより、FD部303に生じる容量が変化する。換言すれば、FDincスイッチ素子307および付加容量308は、入力ノードの容量値を可変とする容量可変手段として機能する。このとき、FD部303に転送された電荷に対するFDアンプ304の出力電圧の変換比、すなわちゲインを切り替えることができる。付加容量308がFD部303に接続され、合成容量値が増加した場合、非接続状態の場合と比べてゲインが小さくなる。逆に、付加容量308がFD部303に非接続となった場合、FD部303だけの容量値に戻り、接続状態と比べてゲインが大きくなる。このように、本実施形態の撮像装置は、信号fdincに応じて容量部に保持される電荷量を可変制御し、単位画素200のゲインを切り替えることができる。ゲインについては、信号fdincがHighレベルである場合にゲインAとし、Lowレベルである場合にゲインBとする(A<B)。
FDリセットスイッチ素子305はFD部303に接続されたリセット用のスイッチ素子である。FDリセットスイッチ素子305は、信号resをHighレベルとすることでFD部303のリセットを行う。また、信号txと信号resを同時刻にHighレベルに制御して、転送ゲート302およびFDリセットスイッチ素子305の両方をONにすることで、FD部303を経由してPD301のリセットが行われる。
画素選択スイッチ素子306は、信号selをHighレベルとすることで、FDアンプ304で電圧に変換された画素信号を出力する。この画素信号は単位画素200の出力voutとして垂直信号線へ出力される。
本明細書では単位画素200の制御を行う信号tx、res、sel、fdincをまとめて、行制御信号とする。図2および図4を参照して、行制御信号について説明する。図4は垂直走査回路201の内部構成を示し、図中の括弧内の数字は対応する行番号を示している。垂直走査回路201は各行制御信号を生成する信号生成部401〜405と、画素行を選択する信号を出力する行選択回路406を備える。行選択回路406が出力する行選択信号と、信号生成部401〜405がそれぞれ生成して出力する信号は複数のAND回路407に入力される。AND回路407は論理積演算を行って行制御信号を各行の画素部に出力する。
行制御信号は2種類の信号に区分され、行制御信号Aと行制御信号Bに区別して示す。図2の右側には撮像素子107の垂直方向に沿って行番号と行制御信号を上から下に示している。例えば、行番号1、2、3、4、5、6、7、8、9・・・に対応して、行制御信号はA、A、A、A、B、B、B、B、A、A、A、A、B、B、B、B、・・・と周期的に繰り返される。つまり、画素配列における8行周期で行制御信号Aと行制御信号Bが切り替わる。また、図4で示すように行制御信号Aと行制御信号Bにおいては、行制御信号のうちで信号sel、res、txが共通の信号である。fdincのみが行制御信号Aと行制御信号Bで個別に制御が可能となる。fdinc_Aは行制御信号Aに対応する信号fdincを示し、fdinc_Bは行制御信号Bに対応する信号fdincを示している。例えば、図4に示す1行目の行制御信号Aについては、fdinc_A信号生成部401からの信号と行選択信号(1)がAND回路407に入力される。他の複数のAND回路407には、信号生成部403から405から信号と行選択信号(1)がそれぞれ入力される。AND回路407は信号fdinc_A(1),sel(1),res(1),tx(1)を出力する。また5行目の行制御信号Bについては、fdinc_B信号生成部402からの信号と行選択信号(5)がAND回路407に入力される。他の複数のAND回路407には、信号生成部403から405から信号と行選択信号(5)がそれぞれ入力される。AND回路407は信号fdinc_B(5),sel(5),res(5),tx(5)を出力する。
本実施形態では、行制御信号Aと行制御信号Bとで信号fdincを異ならせることでゲインの切り替えが可能である。すなわち、1水平同期期間内に時間的に並列に読出される10行の内、行制御信号Aが入力される行と行制御信号Bが入力される行とでゲインを切り替えることが可能となる。また、行制御信号Aと行制御信号Bとで信号fdincを同一の信号とすれば、全行で同一のゲインで信号読出しを行うことも可能である。この構成により、1画面の信号読出しの高速化を実現し、1水平同期期間内に読出す行数に依らず、ゲインを切り替える周期を決定することが可能となる。この時、調光画像データについては各色に対応するダイナミックレンジが必要となる為、ベイヤー単位でゲインを切り替えることが望ましい。その為、2行以上の偶数行の周期でゲインを切り替えることが好適である。
次に、図5乃至図9を参照して、本実施形態に係る撮像装置100の撮像動作について説明する。図5乃至図8は処理を説明するフローチャートである。図9は撮像動作のシーケンス図である。図9の横軸は時間軸であり、縦軸は撮像素子の垂直方向の座標を表す。図9では撮像素子のリセット走査と信号の読出し走査を斜線で表し、点線で示すリセット走査と実線で示す読出し走査とを区別している。また電子先幕動作におけるリセット動作を点線で示し、後幕であるメカニカルシャッタの走行(閉動作)を実線で示している。
まず図5のS501では、S502で行われるライブビュー撮影開始に先立ち、CPU109の制御により、行制御信号に係るゲイン設定が行われる。行制御信号Aと行制御信号Bにおける信号fdincをいずれもHighレベルとし、全行について同一のゲインAで信号読出しを行う設定処理が実行される。次のS502ではCPU109は、ライブビュー(以下、LVとも記す)撮影を開始させる。LV撮影では、撮像素子107の撮像動作によって連続して取得される画像データに基づく画像が表示部111の画面に逐次に表示される。
S503でCPU109は、操作部115に含まれるシャッタレリーズ釦が撮影者によって押下されてシャッタスイッチがONになったかどうかを判断する。CPU109はシャッタスイッチがONになるまで、LV撮影を継続させる。S503にて撮影者がシャッタレリーズ釦を押下して撮影指示を行ったことが判断された場合、S504の処理に進む。図9に示す時刻Taは撮影指示のタイミングを表す。
S504では、S505で行う調光画像データの取得に先立ち、CPU109の制御により、行制御信号に係るゲイン設定が行われる。行制御信号Aにおける信号fdincをHighレベルとし、行制御信号Bにおける信号fdincをLowレベルとして、ゲインAとゲインBで読出される各行に対して2行ごとに切り替えて信号を読出す設定が行われる。
次のS505でCPU109は、撮像素子107のLV撮影動作を終了し、第1の調光画像データ(以下、調光画像データ1という)を取得する。図9の時刻Tbは発光動作の開始タイミングを表し、時刻Tbから時刻Tcまでの期間に調光画像データ1が取得される。調光画像データ1を短時間で取得するために、水平方向において同色の3画素ごとに加算平均を行い、垂直方向において12行に2行ずつの周期で間引いて信号を読出す処理が実行される。調光画像データ1の取得において発光部121の発光は行われない。S505における調光画像データ1の取得動作については図6を用いて後述する。
S506にてCPU109は、第2の調光画像データ(以下、調光画像データ2という)を取得する。時刻Tcから時刻Tdまでの期間に調光画像データ2が取得される。調光画像データ2についても調光画像データ1と同様に、水平方向において同色の3画素ごとに加算平均を行い、垂直方向において12行に2行ずつの周期で間引いて信号を読出す処理が実行される。調光画像データ2の取得においてCPU109は発光部121を制御し、所定の光量でプリ発光を行う。図9に示す例では、調光画像データ1の取得のための読出し走査(実線参照)と、調光画像データ2の取得のためのリセット走査(点線参照)が並行して行われる。これにより、調光画像データ1の取得動作と調光画像データ2の取得動作の一部を重複させて行うことができる。S506における調光画像データ2の取得動作については図7を用いて後述する。
S507でCPU109は、静止画撮影時の発光部121の発光量(以下、本発光量という)を算出する調光演算を行い、算出された発光量を本発光量として決定する。S507の調光演算では、調光画像データ1と調光画像データ2とを比較して、プリ発光の反射光成分が抽出される。抽出されたプリ発光の反射光成分に基づいて本発光量が算出される。
S508では、S509で行う静止画像データの取得処理に先立ち、CPU109の制御により行制御信号に係るゲイン設定が行われる。行制御信号Aと行制御信号Bにおける信号fdincをいずれもHighレベルとし、全行について同一のゲインAで信号読出しを行う設定処理が実行される。
S509でCPU109は、発光部121を発光させ(本発光)、静止画像データの取得処理を行う。図9の時刻Tdで静止画の蓄積動作が開始する。時刻Tdから時刻Teまでの期間に本発光が行われて電子先幕動作(シャッタ動作)が行われる。所定の発光パルスのタイミングにしたがって発光部121の本発光の制御が行われる。蓄積された静止画像の信号電荷については時刻Teから読出し動作が開始される。S509の後に撮像動作を終了する。
次に図6を参照して、図5のS505に示す調光画像データ1の取得動作について説明する。まずCPU109は、S601でリセット走査を開始させて、撮像素子107の各画素行を順次にリセットしていく。各画素行のリセットは、図3にて垂直走査回路201を介して信号resおよび信号txのレベルを共にHighレベルにすることにより行われる。
S602で最後の画素行のリセット走査を終了した後、S603に進む。S603でCPU109は所定の蓄積時間が経過するまで待つ。S603にてCPU109は所定の蓄積時間が経過したと判定した場合、S604に処理を進める。S604でCPU109は、撮像素子107の読出し走査を開始させる。そしてS605で読出し走査を終了すると、調光画像データ1の取得処理が完了する。尚、所定の蓄積時間が短い場合、最後の画素行のリセット走査が終了する前に最初の画素行の蓄積時間が経過することがあり得る。その場合、最後の画素行のリセット走査が終了する前であっても、所定の蓄積時間が経過した画素行から順に読出し走査を開始しても構わない。
次に図7を参照して、図5のS506に示す調光画像データ2の取得処理について説明する。調光画像データ2の取得処理は、調光画像データ1の取得処理に対して、プリ発光が行われる点で相違する。S601から605の各処理は説明済みであるので、相違点であるS701の処理を説明する。
S602でのリセット走査の終了後に、S701に進み、CPU109はプリ発光用の発光パルスを発光部121に出力して発光部121を発光させる。S701の次にS603へ進み、プリ発光後にS604で読出し走査を開始する。
本実施形態ではリセット走査の終了後にプリ発光用の発光パルスが出力される例を示す。しかしながら、発光パルスの出力から実際の発光部121の発光までの時間がかかる場合には、そのタイムラグを見込んで、リセット走査の完了前に発光パルスを出力し、実際のプリ発光がリセット走査の完了直後になるようにしてもよい。その際には、S601のリセット走査開始から所定時間が経過した時点で発光パルスが出力されるように構成すればよい。
また、調光画像データ1の取得処理と同様に、全ての画素のリセット走査が終了する前であっても、所定の蓄積時間が経過した画素から順に読出し走査を開始しても構わない。この場合、最初にリセット走査される画素のリセット走査開始前から、最後にリセット走査される画素信号の読出し走査が完了するまでプリ発光を継続して行うことが好ましい。
図5のS508のゲイン設定後、CPU109の制御により、S509の静止画像データの取得動作が行われる。以下、図8および図9を参照して説明する。図8は静止画像データの取得動作を説明するフローチャートである。
まずCPU109は、S801で静止画用のリセット走査を開始させる(図9:時刻Td)。これにより、撮像素子107の各画素の電荷は画素行ごとに順次クリアされる。図9では、静止画用のリセット走査を点線の曲線で表している。この曲線は、撮像素子107を遮光するためのメカニカルシャッタ(フォーカルプレーンシャッタ)走行時の実線で示す曲線と同様の形状である。尚、この例に限られるものでなく、全画素行の電荷を同時にクリアする実施形態でも構わない。ただし、その場合には電荷のクリア時点からフォーカルプレーンシャッタで遮光される時点までの時間が画素行に応じて異なるため、露光量が行により異なる動作となる。
S802で静止画用のリセット走査を終了する。その後、S803でCPU109は、静止画撮影用の本発光を行うための本発光用発光パルスを出力し、所定のタイミングで発光部121の本発光を行う。続くS804でCPU109は、設定されたシャッタスピードに相当する蓄積時間が経過したかどうかを判断する。蓄積時間が経過したと判断された場合、S805の処理に進み、蓄積時間が経過していないと判断された場合、S804の判断処理が繰り返される。
S805でCPU109は、シャッタ駆動回路120を介してフォーカルプレーンシャッタ105を走行させ(後幕走行)、撮像素子107を遮光する。図9に実線で示す曲線のように、フォーカルプレーンシャッタ105が走行し、S805でシャッタが閉じる。その後、S806でCPU109は撮像素子107の読出し走査を開始させる(図9:時刻Te)。S807で読出し走査を終了すると、静止画像データの取得処理を完了する。
次に図10を参照して、撮像素子107の画素信号の読出し方法について説明する。図10にて撮像素子の水平方向を左右方向とし、当該方向に直交する垂直方向を上下方向と定義する。図10中、R、G、Bのいずれかが記載された四角枠は単位画素を示しており、R(赤)、G(緑)、B(青)はそれぞれカラーフィルタの色を表している。また、白抜きで示す四角枠は読出し画素を示し、梨地を付した四角枠は信号を読出さない間引き画素を示している。
図10(A)は静止画撮影時の動作モードにおける撮像素子107の画素信号の読出し方法を示す図である。静止画撮影において、撮像素子107から全画素の信号をそれぞれ共通のゲインで独立に読出す処理が実行される。すなわち、行制御信号Aと行制御信号Bには同一の信号を出力する設定である。ここでは全画素においてFDincスイッチ素子307をONとしたゲインAで信号を読出す例を示す。静止画撮影時には最初の水平同期期間に、異なる垂直信号線に接続された行番号1〜10の10行に属する画素群の信号が並列に読出される。次の水平同期期間には行番号11〜20の10行に属する画素群の信号が並列に読出される。以後、同様に全ての画素部の信号が読出される。
図10(B)はライブビュー撮影時の動作モードにおける撮像素子107の画素の読出し方法を示す図である。LV撮影では、フレームレートを確保するために画素信号の加算や間引き読出しを行うことによって読出し画素数が制限される。ここでは、水平方向において同色の3画素ごとに加算平均を行い、垂直方向において12行に2行ずつの周期で間引き読出しを行う例を示す。図10(B)の下部に水平方向の加算平均を行う画素の組合せを示す。行制御信号Aと行制御信号Bに同一の信号を出力する設定である。ここでは静止画撮影と同様にゲインAで信号を読出す例を示している。LV撮影時には最初の水平同期期間に、異なる垂直信号線に接続された行番号1、2、13、14、25、26、・・・、49、50の10行に属する画素群の信号が並列に読出される。次の水平同期期間には行番号51、52、63、64、75、76、・・・、99、100の10行に属する画素群の信号が並列に読出される。以後、同様にして画素部の信号が読出される。
図10(C)は調光画像データ1および調光画像データ2の取得時の動作モードにおける撮像素子107の信号読出し方法を示す図である。ここではLV撮影時と同様に水平方向において同色の3画素ごとに加算平均を行い、垂直方向において12行に2行ずつの周期で間引き読出しを行う例を示す。最初の水平同期期間における行制御信号Aの信号fdincはHighレベルに設定され、行制御信号Bの信号fdincはLowレベルに設定される。次の水平同期期間における行制御信号Aの信号fdincはLowレベルに設定され、行制御信号Bの信号fdincはHighレベルに設定される。このような設定の制御により、垂直方向12行に2行ずつの周期で間引いて読出す行の2行ごとにゲインAとゲインBとで交互に信号が読出されることになる。つまり、画素信号の1回の読出しに際し、異なる2種類のゲインが乗算された信号を読出すことができる。
図11のタイミングチャートを参照して、撮像素子107の信号読出し動作について説明する。各信号については説明済みであり、信号名の右側に記載した“H”または“L”は各信号の初期状態を示している。“H”はHighレベルを表し、“L”はLowレベルを表す。
図11(A)は、静止画像信号を全画素についてゲインAで取得する際の撮像素子107の1水平同期期間での信号読出し動作を示すタイミングチャートである。この場合、全画素の信号をゲインAで読出す設定であり、信号fdinc_A、fdinc_Bは読出し期間中にHighレベルに設定される。また、静止画撮影時には列回路203による水平方向の加算平均処理は行われないので、信号haddはLowレベルに設定される。
図11(A)に示す信号selはHighレベルとなって、画素選択スイッチ素子306がONになる。その後、信号resはLowレベルとなり、FDリセットスイッチ素子305をOFFとして、FD部303のリセットが解除される。このとき、FD部303の電位にはリセットノイズが現れる。リセットノイズは画素選択スイッチ素子306と垂直信号線202を介して、列回路203に入力されて保持される。その後、信号txがHighレベルとなり、転送ゲート302がONとなる。この動作により、選択されている行のPD301に蓄積されていた信号はFD部303に転送され、FD部303ではリセットノイズと蓄積信号とが加算された信号が保持される。リセットノイズと蓄積信号が加算された信号はFDアンプ304、画素選択スイッチ素子306、垂直信号線202を介して列回路203に入力され保持される。その後、列回路203はリセットノイズと蓄積信号が加算された信号からリセットノイズを減算する処理を行って信号成分だけを抽出した後、出力回路204より列順次に信号を出力する。以上で1行の読出し動作が終了する。この動作を読出し対象行について順次行うことで、撮像素子107の信号読出し動作が行われることになる。
図11(B)はLV撮影時の撮像素子107の信号読出し動作を示すタイミングチャートである。図11(A)との相違点のみ説明する。相違点は、信号haddがHighレベルに設定されている点である。したがって、水平方向において同色の画素について加算平均が行われる。
図11(C)は調光画像データ1および2の取得時の撮像素子107の読出し動作を示すタイミングチャートである。図11(B)との相違点のみ説明する。相違点は、信号fdinc_BがLowレベルに設定されている点である。したがって、2種類のゲイン(AとB)で信号を読出すことが可能となる。信号fdinc_A,fdinc_Bは互いに反相関係であり、各水平同期期間に応じてレベルが変化する。
以上の動作により、高速読出しに対応した1水平同期期間にて複数行の画素信号を時間的に並列して読出す構成の撮像素子において、1ゲインあたりの垂直解像度を劣化させずにゲインを切り替えることができる。
[変形実施形態]
第1実施形態では、ゲインAとゲインBの2種類の異なるゲインを選択する例を説明したが、選択されるゲインの値および種類の数を限定するものではない。例えば、単位画素200にてFDincスイッチ素子307と付加容量308を並列にして更に有する構成が可能である。第1の容量部であるFD部303に対して、第2の容量部として2つの付加容量を接続した第1の状態と、1つの付加容量を接続した第2の状態、付加容量を接続しない第3の状態から任意に状態を選択することができる。3種類の異なるゲインが乗算された信号を適宜に取得することができる。
また、LV撮影時および調光画像データの取得時にて水平方向(列方向)における3画素ごとに加算平均を行って信号を読出す方式について説明した。加算平均を行う画素数は任意であり、装置仕様や撮影条件等に応じた画素数で加算平均して信号読出しを行うことが可能である。またLV撮影時や調光画像データの取得時にて垂直方向における画素の信号を12行に2行ずつの周期で間引いて読出す方式について説明したが、間引きを行う画素数は任意であり、設定された周期で間引き読出しを行うことが可能である。
第1実施形態では垂直方向における画素を12行に2行ずつの周期で間引いて読出す方式において、ゲインを切り替える例を説明した。これに限らず、静止画撮影時の読出し方式のように全画素読出しを行う方式において、ゲインを切り替える動作を行ってもよい。例えば、全画素読出しを行う方式において読出された行に対して、2行毎4行周期でゲイン切替を実現する場合を想定する。この場合、fdinc信号生成部(図4)を8種類に分け、8種類のfdinc信号生成部を画素配列行に対して8行周期でAND回路407と接続する構成とする。行制御信号に関して、全画素読出しを行う方式ではA、A、B、B、A、A、B、Bと制御する設定である。垂直方向における画素を12行に2行ずつの周期で間引いて読出す方式ではA、A、A、A、B、B、B、Bと制御する設定である。CPU109は設定の切り替えを行い、異なる読出し周期でも、読出された行に対して、一定の周期でゲインを切り替えることができる。
第1実施形態ではFD部の容量を切り替えることで、ゲイン切替を実現する例を示したが、これに限られない。例えば、垂直信号線ごとに対応する複数のゲインを乗算することが可能なアナログゲインアンプを、列回路203が有する構成がある。アナログゲインアンプにて行ごとにゲインを切り替える制御が行われる。
また、シャッタレリーズ釦が押下された場合に調光画像データを取得する構成例に限定されない。LV撮影中に調光用操作釦が押下された場合に調光画像データを取得し、算出された発光量を本発光量として決定し、調光用操作釦の押下が解除されるとLV撮影に戻る構成でもよい。
以下に示す複数の読出し方式を選択的に用いる実施形態が可能である。
・第1の読出し方式:撮像素子の第1の方向(例えば垂直方向)にて第1の周期で読出しまたは加算平均による読出しを行う方式。
・第2の読出し方式:撮像素子の第1の方向(例えば垂直方向)にて第2の周期で読出しまたは加算平均による読出しを行う方式。
CPU109の制御により、第1の読出し方式で画素信号が読出される第1および第2の画素群の配置の周期と、第2の読出し方式で画素信号が読出される前記第1および第2の画素群の配置の周期とが異なるように変更可能である。例えば、第1の周期は12行に2行の間引き読出しを行う周期であり、第2の周期は1(全行読出し)である。読出し方式に応じて、画素アレイにて周期的に配置される第1および第2の画素群の周期を任意に設定できるので、信号読出しの自由度を高めることができる。3以上の読出し方式を用いることも可能である。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態において第1実施形態と同様の事項については既に使用した符号や記号を用いることにより、それらの詳細な説明を省略する。このような説明の省略方法は後述の実施形態でも同じである。
本実施形態では、調光画像データの取得時のダイナミックレンジを拡大する目的でゲイン切り替えを行う例を説明する。第1実施形態では調光画像データの取得時に行方向、つまり撮像素子の垂直方向にてゲインを切り替える例を示した。調光画像データの取得時のDR拡大を目的とする場合、行方向のみのゲイン切替ではなく、例えば2行2列単位で千鳥格子上にてゲインを切り替えてもよい。つまり2行2列単位でのゲイン切替によって水平方向においても調光画像データの取得時のDR拡大を実現でき、水平方向に高解像度な調光画像データを取得することが可能となる。本実施形態では第1および第2の画素群が偶数の行数および偶数の列数に対応する周期で配置される例として、2行2列で千鳥格子上にてゲイン切替を行う例を示す。
図12を参照して、本実施形態でのゲイン切替例について説明する。図12は本実施形態における撮像素子107の全体構成を示す図である。図2で説明した撮像素子107の全体構成に対して、本実施形態では列番号3と列番号4の列への行制御信号線の接続が異なる。具体的には、列番号1および列番号2の列に対しては、行番号1、2、3、4、5、・・・に対応して、行制御信号A、A、B、B、A、A、B、B・・・が入力される。列番号3および列番号4の列に対しては、行番号1、2、3、4、5、・・・に対応して、行制御信号B、B、A、A、B、B、A、A・・・が入力され、この関係が水平方向に繰り返される。つまり、nを2以上の自然数の変数として、第4n−3列および第4n−2列では列番号1および列番号2と同じ行制御信号のパターンであり、第4n−1列および第4n列では列番号3および列番号4と同じ行制御信号のパターンである。
本実施形態では、行制御信号Aと行制御信号Bとで信号fdincを異ならせる設定とした場合、2行2列単位でのゲイン切替を行うことが可能となる。すなわち、1水平同期期間において時間的に並列に信号が読出される10行の内、隣接する2行2列の画素群を1単位とする千鳥格子上にてゲインを切り替えることができる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態を説明する。第1実施形態ではLV撮影時や調光画像データの取得時に垂直方向における12行に2行ずつの周期で間引いて信号を読出す例を示した。この場合、間引かれた行では信号の読出しが行われないので、垂直方向の解像度が低下する可能性がある。本実施形態では間引き読出しの際に解像度の低下を抑制する例として、垂直方向の12行に4行ずつ画素行を選択し、その内の2行ずつを垂直信号線上で加算平均して信号を読出す例を説明する。
図13は本実施形態における撮像素子107の全体構成を示す図である。図2に示す構成との相違点は、行番号3、4、15、16、・・・の行に対応する画素部が異なる2本の垂直信号線202に接続されている点である。例えば、行番号3の画素部は垂直信号線202−1と202−3に接続され、行番号4の画素部は垂直信号線202−2と202−4に接続されている。
図14を参照して、行番号3、4、15、16、・・・の行に対応する単位画素200の構成について説明する。図3に示す構成との相違点は、画素選択スイッチ素子1401が追加されている点である。画素選択スイッチ素子1401はFDアンプ304と接続されており、画素選択スイッチ素子306に対して並列に配置されている。画素選択スイッチ素子1401は画素信号を、画素選択スイッチ素子306とは異なる垂直信号線に出力すること(vout2参照)が可能である。
画素選択スイッチ素子306と画素選択スイッチ素子1401はそれぞれ、信号sel_1、信号sel_2によって制御される。尚、行番号3、4、15、16、・・・以外の行に対応する画素部の構成は第1実施形態と同様であり、当該画素部の信号selは信号sel_1と信号sel_2との論理和演算を行った信号であって、画素選択スイッチ素子306に入力される。
次に図15を参照して、撮像素子107の信号読出し方法について説明する。図15(A)で示す静止画撮影時の信号読出し方法については第1実施形態で説明した図10(A)と同様であるので、説明を割愛する。
図15(B)はLV撮影時の信号読出し方法を説明する図であり、図15(C)は調光画像データ取得時の信号読出し方法を説明する図である。図15(B)および(C)においては、垂直方向にて隣接する同色の2行、すなわち行番号1と3、2と4の画素信号を加算平均して読出す処理が行われる。同様に、行番号13と15、14と16、25と27、26と28についても画素信号を加算平均して読出す処理が行われる。このようにCPU109は、垂直方向における12行に4行ずつ画素行を選択し、そのうちの2行ずつを垂直信号線上で加算平均して読出す制御を行う。
次に図16を参照して、撮像素子107の信号読出し動作について説明する。図16(A)は、静止画像信号を全画素信号についてゲインAで取得する際の撮像素子107の1水平同期期間での信号読出し動作を示すタイミングチャートである。信号sel_1はLowレベルからHighレベルに変化するが、信号sel_2はLowレベルに設定される。これにより、第1実施形態と同様の信号読出し動作が行われる。
図16(B)、(C)はそれぞれ、LV撮影時、調光画像データ取得時の撮像素子107の信号読出し動作を示すタイミングチャートである。いずれの場合にも信号sel_1はLowレベルに設定され、信号sel_2はLowレベルからHighレベルに変化している。このように制御することで、例えば行番号1と3にそれぞれ対応する画素部は同じ垂直信号線202−1に接続され、垂直信号線上で信号の加算平均が行われる。
本実施形態によれば、間引き行の数を少なくすることができるので、取得される画像における垂直方向の解像度を改善できる。尚、本実施形態では2つの画素選択スイッチ素子を有する画素部を、一部の行のみに属する画素部とする構成例を示したが、これに限らず、全ての画素部がそれぞれ2つの画素選択スイッチ素子を有する構成としてもよい。
前記実施形態では単位水平同期信号あたりに読出される複数の画素行において、行制御信号により区別される第1および第2の画素群の各信号に異なるゲインを乗算して並列に読出すことができる。よって、画像信号の読出しを高速化しつつ、空間解像度に関する精度のより高い測光駆動が可能な撮像装置を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
107 撮像素子
109 CPU
121 発光部
200 単位画素
202−1〜202−10 垂直信号線
303 フローティングディフュージョン部
307 FDincスイッチ素子
308 付加容量


Claims (13)

  1. 光電変換部を有する単位画素により構成される画素群から、水平同期信号ごとに複数の行の画素信号を並列に読出すことが可能な撮像素子であって、
    前記画素群のうち、第1の行制御信号によって制御される第1の画素群の画素信号と、第2の行制御信号によって制御される第2の画素群の画素信号にゲインを乗算して読出す制御を行う制御手段を備え、
    前記第1および第2の画素群は前記撮像素子の第1の方向にて周期的に配置され、
    前記制御手段は、前記第1の画素群の画素信号に対して第1のゲインを乗算し、前記第2の画素群の画素信号に対して第2のゲインを乗算する制御を行う
    ことを特徴とする撮像素子。
  2. 前記第1の方向は前記撮像素子の垂直方向に対応する行方向であり、
    前記複数の行の画素群は、少なくとも前記第1の画素群と前記第2の画素群に区別される
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記第1の方向にて前記第1および第2の画素群は、偶数の行数に対応する周期で配置される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像素子。
  4. 前記第1の方向および前記第1の方向と直交する第2の方向にて前記画素群は、少なくとも前記第1の画素群と前記第2の画素群に区別される
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像素子。
  5. 前記第2の方向は前記撮像素子の水平方向に対応する列方向であり、
    前記第1および第2の画素群は、偶数の行数および偶数の列数に対応する周期で配置される
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像素子。
  6. 前記制御手段は、第1の行で第1および第2の列の単位画素の画素信号に前記第1のゲインを乗算し、第2の行で第1および第2の列の単位画素の画素信号に前記第2のゲインを乗算する制御を行い、前記第1の行で第3および第4の列の単位画素の画素信号に前記第2のゲインを乗算し、前記第2の行で第3および第4の列の単位画素の画素信号に前記第1のゲインを乗算する制御を行う
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像素子。
  7. 前記単位画素は、前記光電変換部で発生した電荷を電圧に変換する第1の容量部と、該第1の容量部への接続が可能な第2の容量部と、前記第1の容量部と前記第2の容量部との接続および非接続を制御するスイッチ素子を備え、
    前記制御手段は前記スイッチ素子を制御することによって前記第1および第2のゲインを決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像素子。
  8. 画素信号に対して複数のゲインを乗算することが可能な増幅手段を更に有し、
    前記制御手段は前記増幅手段を制御することによって前記第1および第2のゲインを決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像素子。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像素子を備える
    ことを特徴とする撮像装置。
  10. 発光手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記発光手段を発光させて撮影を行う場合、前記発光手段の発光量を決定する前に、前記第1の画素群の画素信号に前記第1のゲインを乗算した信号および前記第2の画素群の画素信号に前記第2のゲインを乗算した信号を読出す制御を行う
    ことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記第1の方向にて第1の周期で読出しまたは加算平均による読出しを行う第1の方式で画素信号が読出される前記第1および第2の画素群の配置の周期と、前記第1の方向にて第2の周期で読出しまたは加算平均による読出しを行う第2の方式で画素信号が読出される前記第1および第2の画素群の配置の周期とが異なる
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記撮像素子が出力する画像信号の表示または記録を行う場合、前記制御手段は、前記第1および第2の画素群の画素信号に対して前記第1のゲインを乗算する制御を行う
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 光電変換部を有する単位画素により構成される画素群から、水平同期信号ごとに複数の行の画素信号を並列に読出すことが可能な撮像素子にて実行される制御方法であって、
    前記画素群のうち、第1の行制御信号によって制御される第1の画素群と、第2の行制御信号によって制御される第2の画素群は、前記撮像素子の第1の方向にて周期的に配置されており、
    制御手段によって、前記第1の画素群の画素信号に対して第1のゲインを乗算し、前記第2の画素群の画素信号に対して第2のゲインを乗算する制御が行われる
    ことを特徴とする撮像素子の制御方法。


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