JP2020170448A - 情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の演算処理装置間で通信を行う際に、電源オフ状態となる演算処理装置が発生した場合でも通信経路の変更を行わない場合と比較して、システム全体の消費電力を削減する。【解決手段】本実施形態の情報処理システム10は、3つのCPU11〜13と、複数のCPU間で相互に情報を伝達可能な複数の通信経路を備えており、3つのCPU11〜13のうちの少なくとも1つが電源オフ状態となった場合、3つのCPU11〜13のうちの電源オフ状態となったCPU11以外の2つのCPU12、13が、使用する通信経路を消費電力が少ない通信経路に変更するような処理を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理システムに関する。
特許文献1には、1つの情報処理装置で複数のオペレーティングシステムが動作する場合にあって、オペレーティングシステム毎の計算機資源の使用状況に応じて、オペレーティングシステムを立ち上げるときに計算機資源の配分を設定するようにした情報処理装置が開示されている。
特開2011−227598号公報
本発明の目的は、複数の演算処理装置間で通信を行う際に、電源オフ状態となる演算処理装置が発生した場合でも通信経路の変更を行わない場合と比較して、システム全体の消費電力を削減することが可能な情報処理システムを提供することである。
請求項1に係る本発明は、少なくとも3つ以上の複数の演算処理装置と、
前記複数の演算処理装置間で相互に情報を伝達可能な複数の通信経路と、を備え、
前記複数の演算処理装置のうちの少なくとも1つが電源オフ状態となった場合、前記複数の演算処理装置のうちの電源オフ状態となった演算処理装置以外の複数の演算処理装置が、使用する通信経路を消費電力が少ない通信経路に変更するような処理を行う情報処理システムである。
請求項2に係る本発明は、前記複数の通信経路が、それぞれ消費電力が異なる複数のメモリを経由した通信経路であり、
前記複数の演算処理装置のうちの電源オフ状態となった演算処理装置以外の複数の演算処理装置は、第1のメモリを経由する通信経路を前記第1のメモリよりも消費電力の少ない第2のメモリを経由する通信経路に変更する請求項1記載の情報処理システムである。
請求項3に係る本発明は、前記複数の演算処理装置が、通信経路として経由するメモリの特定のアドレスに他の演算処理装置に送信したい情報を書き込み他の演算処理装置は前記特定のアドレスに書き込まれた情報を読み出すことにより複数の演算処理装置間においてメモリ経由による通信を行う請求項2記載の情報処理システムである。
請求項4に係る本発明は、前記複数の演算処理装置のうちの電源オフ状態となった演算処理装置以外の複数の演算処理装置は、演算処理装置間で行われる通信に必要な通信速度または通信データ容量が確保されるような通信経路に変更する請求項1記載の情報処理システムである。
請求項5に係る本発明は、前記複数の演算処理装置のうちの電源オフ状態となった演算処理装置以外の複数の演算処理装置は、電源オフ状態なった演算処理装置が電源オフ状態となる前に変更前の通信経路経由で受信した他の演算処理装置からの通信に対しては、変更前の通信経路経由にて応答を送信する請求項1記載の情報処理システムである。
請求項6に係る本発明は、前記複数の演算処理装置のうちの電源オフ状態となった演算処理装置以外の複数の演算処理装置は、電源オフ状態なった演算処理装置が電源オフ状態となる前に変更前の通信経路経由で他の演算処理装置から通信を受信した場合であっても、受信した通信に応答するためには予め設定された時間以上が必要な通信の場合には、当該通信を送信してきた演算処理装置に対して再送信を要求する請求項5記載の情報処理システムである。
請求項7に係る本発明は、前記複数の演算処理装置のうちの電源オフ状態となった演算処理装置以外の複数の演算処理装置は、変更前の通信経路を経由する全ての通信が完了すると、変更前の通信経路を電源オフ状態とする請求項5または6記載の情報処理システムである。
請求項1に係る本発明によれば、複数の演算処理装置間で通信を行う際に、電源オフ状態となる演算処理装置が発生した場合でも通信経路の変更を行わない場合と比較して、システム全体の消費電力を削減することが可能な情報処理システムを提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、複数の演算処理装置間で消費電力が異なる複数のメモリを経由した通信を行う際に、電源オフ状態となる演算処理装置が発生した場合でも通信経路の変更を行わない場合と比較して、システム全体の消費電力を削減することが可能な情報処理システムを提供することができる。
請求項3に係る本発明によれば、複数の演算処理装置間で消費電力が異なる複数のメモリを経由した通信を行う際に、電源オフ状態となる演算処理装置が発生した場合でも通信経路の変更を行わない場合と比較して、システム全体の消費電力を削減することが可能な情報処理システムを提供することができる。
請求項4に係る本発明によれば、演算処理装置間で行われる通信に必要な通信速度または通信データ容量を確保した上で通信経路の切り替えを行うことが可能な情報処理システムを提供することができる。
請求項5に係る本発明によれば、通信経路の切り替えの際に、通信途中の情報が消失することを防ぐことが可能な情報処理システムを提供することができる。
請求項6に係る本発明によれば、受信した通信に応答するためには予め設定された時間以上が必要な通信を送信してきた演算処理装置に対して再送信を要求しない場合と比較して、通信経路の切り替えを早いタイミングで実行することが可能な情報処理システムを提供することができる。
請求項7に係る本発明によれば、通信経路の切り替えの際に、通信途中の情報が消失することを防ぎつつ、システム全体の消費電力を削減することが可能な情報処理システムを提供することができる。
本発明の一実施形態の情報処理システム10のシステム構成を示す図である。 CPU11とCPU12とが、メインメモリ21を介して通信を行う場合の処理を説明するためのシーケンスチャートである。 CPU間の通信の通信経路を切り替えずにそのままとした状態で単にCPU11を電源オフ状態とした場合の様子を示す図である。 CPU11が電源オフ状態となった省電力モードにおいて、CPU間の通信の通信経路を切り替えた場合の様子を示す図である。 図1に示した通常動作モードから図4に示した省電力モードに移行する際の移行途中の様子を示す図である。 省電力イベントが発生した際にメインメモリ21経由での通信が完了していない場合の処理を説明するためのシーケンスチャートである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の情報処理システム10のシステム構成を示す図である。
本実施形態の情報処理システム10は、図1に示されるように、3つの演算処理装置(以下、CPUと略す。)11〜13と、メインメモリ21と、サブメモリ22とを備えている。
メインメモリ21は、3つのCPU11〜13の共有メモリとして構成されていて、DMA(Direct Memory Accessの略)転送可能なメモリである。
サブメモリ22は、通常動作モード時において、CPU11により使用されて各種データを記憶するために使用されている。
ここで、メインメモリ21は、サブメモリ22と比較して、記憶容量が大きく消費電力も多くなっている。
なお、3つのCPU11〜13は、通信経路として経由するメモリの特定のアドレスに他のCPUに送信したい情報を書き込み、他のCPUはメモリの特定のアドレスに書き込まれた情報を読み出すことにより複数のCPU11〜13間においてメモリ経由による通信を行う。
そして、CPU11〜13は、通常動作モード時において、メインメモリ21を用いて相互に情報を伝達する通信を行っている。
例えば、CPU11とCPU12とが、メインメモリ21を介して通信を行う場合の処理を、図2のシーケンスチャートを参照して説明する。
先ず、CPU11が、ステップS101において、メインメモリ21のある特定の領域に、CPU12に送信したい要求コマンドを書き込む。そして、CPU11は、ステップS102において、CPU12に対して要求コマンドの書き込みを行った旨を送信通知として送信する。
すると、このCPU11からの送信通知を受信したCPU12は、ステップS103において、メインメモリ21の特定の領域に書き込まれた要求コマンドを読み出す。
そして、CPU12は、ステップS104において、読み出した要求コマンドに対する応答として、メインメモリ21の特定の領域に応答コマンドを書き込む。
そして、CPU12は、ステップS105において、CPU11に対して応答コマンドの書き込みを行った旨を送信通知として送信する。
すると、このCPU12からの送信通知を受信したCPU11は、ステップS106において、メインメモリ21の特定の領域に書き込まれた応答コマンドを読み出す。
このようにしてCPU11とCPU12との間において、メインメモリ21を介した要求コマンドの送受信と応答コマンドの送受信とが行われる。
なお、CPU12、13もCPU11と同様にサブメモリ22にアクセスすることが可能な構成となっているため、CPU11〜13がサブメモリ22を経由した通信を行うことも構成上は可能である。しかし、サブメモリ22は、メインメモリ21と比較して記憶容量も少なく、またデータ転送速度も遅いため3つのCPU11〜13間の通信を経由することは現実的には不可能である。
近年の装置やシステムでは、可能な限り消費電力を低減することが要求されており、単に装置やシステム全体の電源をオン状態にするかオフ状態とするのかを切り替えるだけでなく、消費電力を低減する複数段階の動作モードを設けて、状況に応じて動作モードを切り替えて少しでも消費電力を削減するようなことが行われている。
具体的には、本実施形態の情報処理システム10のように3つのCPU11〜13が存在している場合、CPU11を電源オフ状態として動作停止とし、CPU12、13のみを電源オン状態とするような省電力モード(又は省エネモード、節電モード)とすることによりシステムの消費電力を低減するような場合がある。
このような場合にCPU間の通信の通信経路を切り替えずにそのままとした状態で単にCPU11を電源オフ状態とした場合の様子を図3に示す。
図3では、CPU11を電源オフ状態とするような省電力モード時において、CPU12、13間の通信経路を、メインメモリ21を介した通信としたままの状態が示されている。
図3では、CPU11が電源オフ状態となっていることにより、CPU11により使用されていたサブメモリ22も電源オフ状態となっている。そして、CPU12、13は、メインメモリ21を介して相互に通信を行っている。
ここで、電源オフ状態とは、かならずしも電源供給が遮断された状態だけでなく、電源は供給されているが通常動作が行われておらず通常動作の状態と比較して消費電力が少ないような状態も含むものである。
そして、図3では、CPU11が電源オフ状態となったことにより、CPU12はCPU13とのみ通信を行えれば良く、またCPU13はCPU12とのみ通信を行えれば良い。
そして、2つのCPU12、13間の通信を行うためには記憶容量の大きなメインメモリ21は必要無く、サブメモリ22を用いてCPU12、13間の通信を行うことが可能であるものとする。
また、CPU12、13間の通信では速い通信速度が要求されないような場合、データ転送速度の速いメインメモリ21ではなく、データ転送速度の遅いサブメモリ22を用いても、CPU12、13間の通信で必要とされる通信速度を実現することができるものとする。
このような場合、CPU11が電源オフ状態となる省電力モード時において、図4に示すようにCPU12、13間の通信の通信経路をメインメモリ21からサブメモリ22に切り替えてメインメモリ21を電源オフ状態とすれば、消費電力がより削減されることになる。
つまり、図3に示した通信経路の切り替えを行わない場合と、図4に示した通信経路の切り替えを行う場合とを比較すると、図4に示した方が、サブメモリ22とメインメモリ21の消費電力の差だけさらに消費電力を削減できているのが分かる。
このように、本実施形態の情報処理システム10は、複数のCPU間で相互に情報を伝達可能な複数の通信経路を備えており、3つのCPU11〜13のうちの少なくとも1つが電源オフ状態となった場合、3つのCPU11〜13のうちの電源オフ状態となったCPU11以外の2つのCPU12、13が、使用する通信経路を消費電力が少ない通信経路に変更するような処理を行う。
なお、本実施形態における複数の通信経路は、それぞれ消費電力が異なる2つメモリ、つまりメインメモリ21とサブメモリ22を経由した通信経路である。
そして、3つのCPU11〜13のうちの電源オフ状態となったCPU11以外の2つのCPU12、13は、メインメモリ21を経由する通信経路を、メインメモリ21よりも消費電力の少ないサブメモリ22を経由する通信経路に変更する。
なお、省電力モード時において、CPU12、13は、CPU間で行われる通信に必要な通信速度または通信データ容量が確保されるような通信経路に変更する。
つまり、CPU12、13は、省電力モード時であっても、CPU間で行われる通信に高速な通信速度が要求されるような場合や大きな通信データ量が要求されるような場合には、通信経路をサブメモリ22経由による通信に切り替えるのではなく、メインメモリ21経由による通信のままとする。
なお、CPU12、13は、省電力移行イベントが発生してCPU11が電源オフ状態となる前に、変更前の通信経路であるメインメモリ21経由で受信した他のCPUからの通信に対しては、変更前の通信経路、つまりメインメモリ21経由にて応答を送信する。
ただし、CPU12、13は、CPU11が電源オフ状態となる前、つまり省電力移行イベントが発生する前に変更前のメインメモリ21を介した通信経路経由で他のCPUから通信を受信した場合であっても、受信した通信に応答するためには予め設定された時間以上が必要な特定コマンドの通信である場合には、その特定コマンドを送信してきたCPUに対しては一旦ビジー(BUSY)を返信して、再送信を要求する。
そして、CPU12、13は、変更前のメインメモリ21を介した通信経路を経由する全ての通信が完了すると、変更前の通信経路つまりメインメモリ21を電源オフ状態とする。変更前のメインメモリ21を介した通信経路を経由する全ての通信が完了する前にメインメモリ21を電源オフ状態としてしまうと、メインメモリ21に書き込まれている要求コマンドや応答コマンドが消失してしまう可能性があるからである。
なお、省電力移行イベントが発生した後に行われる新たな通信は、サブメモリ22を介した通信経路を経由して行われることになる。
次に、図1に示した通常動作モードから図4に示した省電力モードに移行する際の移行途中の様子を図5に示す。
本実施形態の情報処理システム10では、上述したようにCPU11が電源オフ状態となった後であっても、メインメモリ21を介した通信経路経由での通信が完了していない場合、メインメモリ21を介した通信が完了するまではメインメモリ21を電源オフ状態としない。
また、本実施形態の情報処理システム10では、省電力移行イベントが発生してCPU11が電源オフ状態となった後に新たな通信が発生した場合、この通信はサブメモリ22を介した通信経路経由にて行われる。
そのため、通常動作モードから省電力モードに移行する際中には、図5に示すように、メインメモリ21を介した通信経路と、サブメモリ22を介した通信経路の2つの通信経路が共に使用される状態が発生し得る。
このように省電力イベントが発生した際にメインメモリ21経由での通信が完了していない場合の処理を、図6のシーケンスチャートを参照して説明する。
先ず、CPU12が、ステップS201において、メインメモリ21のある特定の領域に、CPU13に送信したい要求コマンドを書き込む。そして、CPU12は、ステップS202において、CPU13に対して要求コマンドの書き込みを行った旨を送信通知として送信する。
すると、このCPU12からの送信通知を受信したCPU13は、ステップS203において、メインメモリ21の特定の領域に書き込まれた要求コマンドを読み出す。
このような状態において、通常動作モードから省電力モードに移行するような省電力移行イベントが発生したものとして説明する。
この省電力移行イベントが発生すると、CPU11は、ステップS204において、電源オフ状態となる。しかし、CPU12とCPU13との間のメインメモリ21を介した通信が完了していないため、メインメモリ21は直ぐには電源オフ状態とならない。
CPU13は、CPU12から受信した要求コマンドに返信するための応答コマンドを生成してCPU12に返信しようとする。ここで、CPU13は、要求コマンドをメインメモリ21経由の通信経路で受信しているため、ステップS205において、生成した応答コマンドをメインメモリ21のある特定の領域に書き込む。そして、CPU13は、ステップS206において、CPU13に対して要求コマンドの書き込みを行った旨を送信通知として送信する。
すると、このCPU13からの送信通知を受信したCPU12は、ステップS207において、メインメモリ21の特定の領域に書き込まれた応答コマンドを読み出す。
そして、切り替え前の旧通信経路であるメインメモリ21経由の通信のキューが空になったため、メインメモリ21は、ステップS208において、電源オフ状態となる。
このようにしてCPU12とCPU13との間の通信経路がメインメモリ21経由の通信経路からサブメモリ22経由の通信経路に切り替えられた後は、CPU12とCPU13との間の通信はサブメモリ22経由の通信経路を介して行われる。
具体的には、CPU12がCPU13に対して要求コマンドを送信する場合、CPU12は、ステップS209において、サブメモリ22のある特定の領域に、CPU13に送信したい要求コマンドを書き込む。そして、CPU12は、ステップS210において、CPU13に対して要求コマンドの書き込みを行った旨を送信通知として送信する。
すると、このCPU12からの送信通知を受信したCPU13は、ステップS211において、サブメモリ22の特定の領域に書き込まれた要求コマンドを読み出す。
そして、CPU13は、ステップS212において、読み出した要求コマンドに対する応答として、サブメモリ22の特定の領域に応答コマンドを書き込む。
そして、CPU13は、ステップS213において、CPU12に対して応答コマンドの書き込みを行った旨を送信通知として送信する。
すると、このCPU13からの送信通知を受信したCPU12は、ステップS214において、サブメモリ22の特定の領域に書き込まれた応答コマンドを読み出す。
[変形例]
なお、上記で説明した実施形態では、3つのCPU11〜13を備えた情報処理システム10に対して本発明を適用した場合を用いて説明したが、少なくとも3つ以上の複数のCPUを備えた情報処理システムであれば本発明を同様に適用することが可能である。
また、上記で説明した実施形態では、複数のCPUが共有メモリを経由した通信経路を介して相互に情報を伝達するような構成の場合を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数のCPUが他の通信経路を介して相互に情報を伝達するような構成の場合でも同様に本発明を適用することができるものである。例えば、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)と呼ばれるようなハードウェア回路を介して、複数のCPUが相互に情報を伝達するような構成の場合でも本発明を同様に適用することができるものである。
つまり、消費電力が異なるハードウェアを用いた複数の通信経路で3つ以上の複数のCPUが相互に通信可能な構成であれば、本発明は同様に適用することができるものである。
10 情報処理システム
11〜13 CPU
21 メインメモリ
22 サブメモリ

Claims (7)

  1. 少なくとも3つ以上の複数の演算処理装置と、
    前記複数の演算処理装置間で相互に情報を伝達可能な複数の通信経路と、を備え、
    前記複数の演算処理装置のうちの少なくとも1つが電源オフ状態となった場合、前記複数の演算処理装置のうちの電源オフ状態となった演算処理装置以外の複数の演算処理装置が、使用する通信経路を消費電力が少ない通信経路に変更するような処理を行う情報処理システム。
  2. 前記複数の通信経路は、それぞれ消費電力が異なる複数のメモリを経由した通信経路であり、
    前記複数の演算処理装置のうちの電源オフ状態となった演算処理装置以外の複数の演算処理装置は、第1のメモリを経由する通信経路を前記第1のメモリよりも消費電力の少ない第2のメモリを経由する通信経路に変更する請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記複数の演算処理装置は、通信経路として経由するメモリの特定のアドレスに他の演算処理装置に送信したい情報を書き込み他の演算処理装置は前記特定のアドレスに書き込まれた情報を読み出すことにより複数の演算処理装置間においてメモリ経由による通信を行う請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記複数の演算処理装置のうちの電源オフ状態となった演算処理装置以外の複数の演算処理装置は、演算処理装置間で行われる通信に必要な通信速度または通信データ容量が確保されるような通信経路に変更する請求項1記載の情報処理システム。
  5. 前記複数の演算処理装置のうちの電源オフ状態となった演算処理装置以外の複数の演算処理装置は、電源オフ状態なった演算処理装置が電源オフ状態となる前に変更前の通信経路経由で受信した他の演算処理装置からの通信に対しては、変更前の通信経路経由にて応答を送信する請求項1記載の情報処理システム。
  6. 前記複数の演算処理装置のうちの電源オフ状態となった演算処理装置以外の複数の演算処理装置は、電源オフ状態なった演算処理装置が電源オフ状態となる前に変更前の通信経路経由で他の演算処理装置から通信を受信した場合であっても、受信した通信に応答するためには予め設定された時間以上が必要な通信の場合には、当該通信を送信してきた演算処理装置に対して再送信を要求する請求項5記載の情報処理システム。
  7. 前記複数の演算処理装置のうちの電源オフ状態となった演算処理装置以外の複数の演算処理装置は、変更前の通信経路を経由する全ての通信が完了すると、変更前の通信経路を電源オフ状態とする請求項5または6記載の情報処理システム。
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