JP2003022248A - バスブリッジ回路及びデータ転送方法 - Google Patents

バスブリッジ回路及びデータ転送方法

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JP2003022248A
JP2003022248A JP2001206626A JP2001206626A JP2003022248A JP 2003022248 A JP2003022248 A JP 2003022248A JP 2001206626 A JP2001206626 A JP 2001206626A JP 2001206626 A JP2001206626 A JP 2001206626A JP 2003022248 A JP2003022248 A JP 2003022248A
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switching
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bus
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Kenichi Suzuki
健一 鈴木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な処理を必要とせずに高速なデータ転送
を行なう。 【解決手段】 データ転送開始時、バッファA(11)
はシステム1、バッファB(12)はシステム2と接続
されている。この状態から、システム1は、転送データ
をバッファA(11)に書込み、完了すると制御レジス
タ1(16)の書込み完了ビットをセットする。また、
初期化時、制御レジスタ2(17)の読出し完了ビット
はセットされているとする。切替え制御回路15は、双
方のビットがセットされたことを検出すると、切替えス
イッチ1(13)及び切替えスイッチ2(14)の接続
状態を切替え、システム1、2に対して割込み信号1、
2を発生させる。続いて、システム1は、次の転送デー
タバッファB(12)に書込む。一方、システム2は、
バッファA(11)のデータを読出し、完了すると制御
レジスタ2(17)の読出し完了ビットをセットする。
切替え制御回路15は、双方のビットがセットされたこ
とを検出すると、再び、接続状態を切替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバスブリッジ回路及
びそのデータ転送方法に関し、特に独立して動作するシ
ステム間でデータ転送を行なうバスブリッジ回路及びそ
のデータ転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、プロセッサが接続された
プロセッサバスと外部デバイスが接続された外部バスと
いうように、それぞれのホストとメモリが接続された2
つのシステムバスを備えたコンピュータシステムにおい
て、2つのバス間をバスブリッジ回路で接続してデータ
転送を行なう技術が知られている。
【0003】このように2つのシステム間でデータ転送
を行なうバスブリッジ回路においては、双方のシステム
バスからバスブリッジ回路へのアクセスが衝突しないよ
うに、ハードウェアあるいはソフトウェアを用いたアク
セス制御が行なわれている。
【0004】例えば、ソフトウェアでアクセス制御を行
なう場合、データ転送を開始する前に、それぞれのシス
テムのソフトウェア同士がハンドシェイクを行なう。す
なわち、ハンドシェイクによりデータ転送元のシステム
以外のバスブリッジへのアクセスを禁止した上で、バス
ブリッジ回路にデータを転送し、データ転送先のシステ
ム以外のバスブリッジへのアクセスを禁止した上で、バ
スブリッジ回路からデータを転送する。
【0005】また、ハードウェアでの制御が取り入れら
れたシステムには、ソフトウェアの場合と同様にそれぞ
れのシステム間のハンドシェイクを行なう。それに従っ
てバスブリッジのアクセスをハードウェア的にどちらか
一方に固定するスイッチを内蔵しているものもある。こ
の場合、例えば、内部バッファとシステムバスとの接続
をどちらか一方に切替えて他方のシステムからは内部バ
ッファへアクセスができないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のバスブ
リッジ回路及びこのバスブリッジ回路を用いたデータ転
送方法には、煩雑な処理が必要である、データ転送効率
が悪くなる等という問題がある。
【0007】ソフトウェアによりハンドシェイクを行な
う場合、それぞれのシステムがバスブリッジへのアクセ
ス権を得るために、割込みを伴う通信(ハンドシェイク)
で相手のシステムとのやり取りが必要で、非常に煩雑な
制御フローとなっている。またそれぞれのシステムが相
手の状態を知っておく必要があり、制御ソフトも複雑に
なるという問題がある。さらに、ソフトウェアでの制御
が不完全な場合、誤って双方のシステムのバスブリッジ
へのアクセスが衝突してバスブリッジに転送したデータ
を破壊する危険性もある。
【0008】また、ハードウェアでの制御を行なう場
合、接続を切替えるためにアクセスが衝突することはな
いが、一方のシステムからしかアクセスできないため
に、データ転送の効率が非常に悪くなるという問題があ
る。データの転送効率を上げるため、ハードウェアの構
成をダブルバッファにして、双方のシステムから同時に
アクセスができるようにすることも可能である。しかし
ながら、この場合はソフトウェアのハンドシェイクが必
要で、かつ内部バッファとシステムバスの接続の切替え
には煩雑な処理と、割込み処理等が必要になる。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、煩雑な処理を必要とせずに高速なデータ転送
を行なうことが可能なバスブリッジ回路及びそのデータ
転送方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、独立して動作するシステム間でデータ転
送を行なうバスブリッジ回路において、前記システム間
で転送するデータを一時的に保存する第1のバッファ及
び第2のバッファとから成るデータ記憶回路と、前記第
1のバッファあるいは前記第2のバッファのいずれかを
選択して前記データ転送時の送信側である送信側システ
ムのシステムバスと接続する第1の切替え回路と、前記
第1の切替え回路が選択していない前記第1のバッファ
あるいは前記第2のバッファと前記データ転送時の受信
側である受信側システムのシステムバスとを接続する第
2の切替え回路と、前記送信側システム及び前記受信側
システムによる前記第1のバッファあるいは前記第2の
バッファへのアクセスがともに完了した時点で前記第1
の切替え回路及び前記第2の切替え回路の接続状態を切
替える切替え制御回路と、を備えたことを特徴とするバ
スブリッジ回路、が提供される。
【0011】このような構成のバスブリッジ回路では、
転送するデータを一時的に保存する第1のバッファと第
2のバッファとから成るデータ記憶回路を備えている。
データ転送時に送信側となる送信側システムは、システ
ムバスに接続する第1の切替え回路を介して第1のバッ
ファあるいは第2のバッファのいずれか一方と接続す
る。また、データ転送時に受信側となる受信側システム
のシステムバスは、第2の切替え回路を介して、第1の
バッファあるいは第2のバッファのうち送信側システム
に接続していないバッファに接続する。すなわち、送信
側システムが第1のバッファと接続している場合は、受
信側システムは第2のバッファと接続しており、送信側
システムが第2のバッファと接続している場合は、受信
側システムは第1のバッファと接続している。切替え制
御回路は、送信側システムと受信側システムによる第1
のバッファと第2のバッファへのアクセスがともに完了
した時点で、第1の切替え回路と第2の切替え回路の接
続状態を切替える。
【0012】また、上記課題を解決するために、独立し
て動作するシステム間でバスブリッジ回路を用いてデー
タ転送を行なうデータ転送方法において、前記システム
間で転送するデータを一時的に保存する第1のバッファ
及び第2のバッファと、前記第1のバッファあるいは前
記第2のバッファのいずれかを選択して前記データ転送
時の送信側である送信側システムのシステムバスと接続
する第1の切替え回路と、前記第1の切替え回路が選択
していない前記第1のバッファあるいは前記第2のバッ
ファと前記データ転送時の受信側である受信側システム
のシステムバスとを接続する第2の切替え回路と、を備
えたバスブリッジ回路が、前記送信側システムのシステ
ムバスと前記第1のバッファあるいは前記第2のバッフ
ァのいずれかを前記第1の切替え回路により接続し、前
記送信側システムと接続していない前記第1のバッファ
あるいは前記第2のバッファと前記受信側システムのシ
ステムバスとを接続するステップと、前記送信側システ
ムのデータ書込み及び前記受信側システムのデータ読出
しの完了を監視するステップと、前記送信側システムの
データ書込み及び前記受信側システムのデータ読出しが
ともに完了したことを検出した時点で前記第1の切替え
回路及び前記第2の切替え回路の接続状態を切替えるス
テップと、必要に応じて前記送信側システム及び前記受
信側システムに対して前記第1のバッファあるいは前記
第2のバッファへの接続状態を切替えたことを通知する
ステップと、を有し、前記データ転送が終了するまで前
記送信側システムのデータ書込み及び前記受信側システ
ムのデータ読出しの完了を監視するステップからの処理
を繰り返し行なうことを特徴とするデータ転送方法、が
提供される。
【0013】このような手順のデータ転送方法では、転
送するデータを一時的に保存する第1のバッファと第2
のバッファと、それぞれのバッファと送信側システムの
システムバスとを接続する第1の切替え回路と、同様に
バッファを受信側システムのシステムバスと接続する第
2の切替え回路と、を有するバスブリッジ回路を用い
る。送信側システムとのシステムバスを第1の切替え回
路を介して第1のバッファあるいは第2のバッファのい
ずれか一方と接続し、受信側システムのシステムバスを
送信側システムに接続していないバッファに接続する。
続いて送信側システムのデータ書込みと受信側システム
のデータ読出しが完了するのを監視し、ともに完了した
ことを検出した場合には、第1の切替え回路と第2の切
替え回路の接続状態を切替え、切替えたことを必要に応
じて送信側システムと受信側システムに通知する。デー
タ転送が終了するまで、監視からの処理を繰り返し行な
う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。まず、2つの独立したシステムで
あるシステム1とシステム2とを1対1で接続するバス
ブリッジ回路について説明する。図1は、本発明の一実
施の形態であるバスブリッジ回路の構成図である。
【0015】ここで、システム1は、ホスト1(21)
とメモリ1(22)とがシステムバス1(23)で接続
し、さらに、システムバス1(23)がバスブリッジ回
路10の内部バス1(18)に接続している。また、シ
ステム2は、ホスト2(32)とメモリ2(32)とが
システムバス2(33)で接続し、さらに、システムバ
ス2(33)がバスブリッジ回路10の内部バス2(1
9)に接続している。システム1とシステム2とは、互
いに独立して動作可能で、それぞれのシステムバスであ
るシステムバス1(23)、システムバス2(33)を
介してバスブリッジ回路10に独立してアクセス可能で
ある。
【0016】本発明に係るバスブリッジ回路10は、シ
ステム間で転送するデータを一時的に保存する第1のバ
ッファであるバッファA(11)と第2のバッファであ
るバッファB(12)とから成るデータ記憶回路と、デ
ータ記憶回路のバッファとシステム1との接続切替えを
行なう第1の切替え回路である切替えスイッチ1(1
3)、データ記憶回路のバッファとシステム2との接続
切替えを行なう第2の切替え回路である切替えスイッチ
2(14)、切替えスイッチ1(13)と切替えスイッ
チ2(14)の切替え制御を行なう切替え制御回路1
5、制御レジスタ1(16)、制御レジスタ2(1
7)、内部バス1(18)及び内部バス2(19)から
構成される。
【0017】データ記憶回路を構成するバッファA(1
1)とバッファB(12)とは、転送されるデータの一
時保存領域で、切替えスイッチ1(13)を介して内部
バス1(18)に接続するとともに、切替えスイッチ2
(14)を介して内部バス2(19)に接続する。ただ
し、バッファA(11)とバッファB(12)とが同時
刻に同一の内部バスに接続することはない。バッファA
(11)とバッファB(12)とは、それぞれ独立して
アクセスが可能であって、例えば、システム1がバッフ
ァA(11)へアクセスしている時、システム2がバッ
ファB(12)にアクセスすることができる。また、シ
ステム1及びシステム2とバッファA(11)とバッフ
ァB(12)との接続は、バスブリッジ回路10が制御
し、システム1及びシステム2は接続の切替えに関与し
ない。このため、バッファA(11)とバッファB(1
2)に同じアドレスを割り当てれば、システム1及びシ
ステム2のソフトウェアは、どちらのバッファに接続し
ているかを判断することなく、常に同一のアドレスにア
クセスすることができる。
【0018】切替えスイッチ1(13)は、切替え制御
回路15の指示に従って、システム1のシステムバス1
(23)に接続する内部バス1(18)と、バッファA
(11)あるいはバッファB(12)のどちらか一方と
を接続する。
【0019】切替えスイッチ2(14)は、切替え制御
回路15の指示に従って、システム2のシステムバス2
(33)に接続する内部バス2(19)と、バッファA
(11)あるいはバッファB(12)のどちらか一方と
を接続する。このとき、切替えスイッチ2(14)が選
択するのは、切替えスイッチ1(13)により内部バス
1(13)と接続していない方のバッファである。
【0020】切替え制御回路15は、切替えスイッチ1
(13)と切替えスイッチ2(14)の切替え制御を行
ない、常に、バッファA(11)及びバッファB(1
2)のいずれか一方が内部バス1(18)、他方が内部
バス2(19)に接続する状態としている。すなわち、
バッファA(11)が内部バス1(18)に接続してい
れば、バッファB(12)は内部バス2(19)に接続
する。また、バッファA(11)が内部バス2(19)
に接続する場合は、バッファB(12)は内部バス1
(18)に接続する。切替えは、制御レジスタ1(1
6)及び制御レジスタ2(17)を監視し、システム1
及びシステム2からのバッファA(11)あるいはバッ
ファB(12)へのアクセスがともに完了したことを検
出した時点で行なう。切替え制御回路15は、切替えス
イッチ1(13)及び切替えスイッチ2(14)の接続
状態の切替えが完了した時点で、システム1のホスト1
(21)にバッファを切替えたことを通知する切替え通
知信号による割り込み信号1を発生させ、システム2の
ホスト2(31)に同様の割り込み信号2を発生させる
とともに、制御レジスタ1(16)及び制御レジスタ2
(17)をリセットする。
【0021】制御レジスタ1(16)は、内部バス1
(18)、システムバス1(23)を介してシステム1
のホスト1(21)と接続するレジスタである。ホスト
1(21)は、バッファA(11)あるいはバッファB
(12)へのアクセスを完了するとアクセスが完了した
ことを通知する完了通知信号をバスブリッジ回路10に
出力する。これに応じて、制御レジスタ1(16)の所
定のビットがセットされ、切替え制御回路15はシステ
ム1のアクセスが完了したことを検出する。ビットのリ
セットは、接続状態の切替え完了時点で切替え制御回路
15が行なう。
【0022】制御レジスタ2(17)は、内部バス2
(19)、システムバス2(33)を介してシステム2
のホスト2(31)と接続するレジスタである。ホスト
2(31)は、バッファA(11)あるいはバッファB
(12)へのアクセスを完了するとアクセスが完了した
ことを通知する完了通知信号をバスブリッジ回路10に
出力する。これに応じて、制御レジスタ2(17)の所
定のビットがセットされ、切替え制御回路15はシステ
ム2のアクセスが完了したことを検出する。ビットのリ
セットは、接続状態の切替え完了時点で切替え制御回路
15が行なう。
【0023】制御レジスタの一例を示す。図2は、本発
明の一実施の形態であるバスブリッジ回路の制御レジス
タを示している。ここでは、システム1が送信側でシス
テム2が受信側であるとする。送信側システムであるシ
ステム1に接続する制御レジスタ1は、ホスト1(2
1)が書込みを完了した完了通知信号が出力されるのに
伴って、書込みビットに1がセットされる。また、受信
側システムであるシステム2に接続する制御レジスタ2
は、ホスト2(31)が読出しを完了した完了通知信号
が出力されるのに伴って、読出しビットに1がセットさ
れる。これらのビットのリセットは、切替え制御回路1
5が行なう。
【0024】図1に戻って説明する。内部バス1(1
8)は、切替えスイッチ1(13)と制御レジスタ1
(16)、及びシステム1のシステムバス1(23)が
接続しており、システム1とバスブリッジ回路10間の
転送データあるいは完了通知信号の伝達路になってい
る。
【0025】内部バス2(19)は、切替えスイッチ2
(14)と制御レジスタ2(17)、及びシステム2の
システムバス2(33)が接続しており、システム2と
バスブリッジ回路10間の転送データあるいは完了通知
信号の伝達路になっている。
【0026】このような構成のバスブリッジ回路10の
動作について説明する。ここでは、システム1からシス
テム2にデータが転送される場合について説明する。転
送が開始される前の初期状態では、切替えスイッチ1
(13)はバッファA(11)を選択し、切替えスイッ
チ2(14)はバッファBを選択している。すなわち、
バッファA(11)がシステム1と、バッファB(1
2)がシステム2と接続されている。この状態から、シ
ステム1のホスト1(21)は、メモリ1(22)にあ
るデータをシステムバス1(23)、内部バス1(1
8)経由でバッファA(11)に書込む。書込みが完了
すると、ホスト1(21)は、制御レジスタ1(16)
の書込み完了ビットをセットする。また、初期化時に
は、予め制御レジスタ2(17)の読出し完了ビットは
セットされているとする。切替え制御回路15は、制御
レジスタ1(16)、制御レジスタ2(17)を監視し
ている。そして、双方のビットがセットされたことを検
出すると、切替えスイッチ1(13)及び切替えスイッ
チ2(14)の接続状態を切替え、制御レジスタ1(1
6)及び制御レジスタ2(17)の完了ビットをリセッ
トし、ホスト1(21)及びホスト2(31)に対して
割込み信号1、割込み信号2を発生させる。
【0027】これにより、システム1はバッファB(1
2)に、システム2はバッファA(11)に接続する。
ホスト1(21)は、上記説明と同様に次の転送データ
バッファB(12)に書込み、書込みが完了すると制御
レジスタ1(16)の書込み完了ビットをセットする。
一方、ホスト2(31)は、内部バス2(19)、シス
テムバス2(33)経由でバッファA(11)のデータ
を読出し、メモリ2(32)に転送する。読出しが完了
すると制御レジスタ2(17)の読出し完了ビットをセ
ットする。切替え制御回路15は、双方のビットがセッ
トされたことを検出すると、再び、切替えスイッチ1
(13)及び切替えスイッチ2(14)の接続状態を切
替える。所望のデータの転送が終了するまで上記動作を
繰り返す。
【0028】次に、このようなバッファ回路を用いたデ
ータ転送方法について説明する。図3は、本発明の一実
施の形態であるデータ転送方法のフローチャートであ
る。初期状態では、バッファA(11)がシステム1
と、バッファB(12)がシステム2と、切替えスイッ
チ1(13)及び切替えスイッチ2(14)を介して接
続されている。このとき、送信側の制御レジスタ1(1
6)の書込みビットは“0”、受信側の制御レジスタ2
(17)の読出しビットは“1”となっているとする。
【0029】システム1(送信側)の処理が開始され
(S101)、転送されるデータがバッファA(11)
に書込まれる(S102)。書込みが完了したら、制御
レジスタ1(16)の書込みビットに“1”をセット
し、書込みが完了したことを通知する。(S103)そ
して、次の転送が開始できるようになるまで、すなわ
ち、バッファが切替わるまで、バッファの切替えを通知
する割込み信号を待つ(S104)。一方、システム2
(受信側)の処理が開始されるが、最初の転送時には読
出しを行なわず、読出しビットは初期化状態の“1”の
ままである(S201)。システム2も、転送データの
読出しができるようになるまで、すなわち、バッファが
切替わるまで、バッファの切替えを通知する割込み信号
を待つ(S202)。
【0030】バスブリッジ回路10の切替え制御回路1
5は、システム1の制御レジスタ1(16)の書込みビ
ットと、システム2の制御レジスタ2(17)の読出し
ビットがともに“1”になったことを検出すると、バッ
ファA(11)、バッファB(12)と内部バス1(1
8)、内部バス2(19)をつなぐ2つの切替えスイッ
チ1(13)、切替えスイッチ2(14)を同時に切替
えて、送信側の内部バス1(18)にバッファB(1
2)を接続し、受信側の内部バス2(19)にバッファ
A(11)を接続する。その後、切替え制御回路15
は、バスブリッジ回路10に接続されている2つのシス
テムに割込みをかけるとともに、制御レジスタ1(1
6)の書込みビット及び制御レジスタ2(17)の読出
しビットをクリアする(S301)。
【0031】システム1は、切替え通知の割込み信号を
受けると、独立して割込み処理を開始し(S105)、
再度送信データをバッファB(12)に書込み(S10
6)、書込み動作が完了した時点で制御レジスタ1(1
6)の書込みビットに再度“1”をセットし(S10
7)、割込み信号を待つ(S108)。
【0032】一方、システム2は、システム1とは独立
して割込み処理を開始し(S203)バッファA(1
1)に保存された受信データの読出しを行なう(S20
4)。全てのデータの読み出しが完了した時点で制御レ
ジスタ2(17)の読出しビットを“1”にセットし
(S205)、割込み信号を待つ(S206)。このと
き、送信側システムの書込み動作と受信側システムの読
出し動作は完全に独立して行なわれ、同期した動作は必
要としない。したがって、2つの動作間に時間的な制約
はない。逆に2つのシステムのバッファへの接続は完全
に切り離されているので、書込みと読み出しのそれぞれ
の動作が同時に行われることも可能である。
【0033】バスブリッジ回路10の切替え制御回路1
5は、システム1の制御レジスタ1(16)の書込みビ
ットと、システム2の制御レジスタ2(17)の読出し
ビットがともに“1”になったことを検出すると、バッ
ファA(11)、バッファB(12)と内部バス2(1
9)、内部バス1(18)をつなぐ2つの切替えスイッ
チ1(13)、切替えスイッチ2(14)を同時に切替
えて、送信側の内部バス1(18)にバッファA(1
1)を接続し、受信側の内部バス2(19)にバッファ
B(12)を接続する。その後、切替え制御回路15
は、バスブリッジ回路10に接続されている2つのシス
テムに割込みをかけるとともに、制御レジスタ1(1
6)の書込みビット及び制御レジスタ2(17)の読出
しビットをクリアする(S302)。
【0034】続いて、システム1は、切替え通知の割込
み信号を受けると、割込み処理を開始し(S109)、
再度送信データをバッファA(11)に書込み(S11
0)、書込み動作が完了した時点で制御レジスタ1(1
6)の書込みビットに再度“1”をセットし(S11
1)、割込み信号を待つ(S112)。システム2は、
割込み処理を開始し(S207)、バッファB(12)
に保存された受信データの読出しを行なう(S20
8)。全てのデータの読み出しが完了した時点で制御レ
ジスタ2(17)の読出しビットを“1”にセットし
(S209)、割込み信号を待つ(S210)。
【0035】バスブリッジ回路10の切替え制御回路1
5は、システム1の制御レジスタ1(16)の書込みビ
ットと、システム2の制御レジスタ2(17)の読出し
ビットがともに“1”になったことを検出すると、S3
01と同様の処理を行ない、送信側の内部バス1(1
8)にバッファB(12)を接続し、受信側の内部バス
2(19)にバッファA(11)を接続し、システムに
割込みをかけるとともに、書込みと読出しビットをクリ
アする(S303)。
【0036】データの転送を継続する場合には、S10
5及びS203からの処理を繰り返し行なう。以後、デ
ータ転送(読出しおよび書込み)が完了するごとに切替え
制御回路15は、バッファA(11)とバッファB(1
2)と送信、受信システムとの接続状態の切替えを繰り
返し行なう。これにより送信側のシステム1から受信側
のシステム2への連続したデータ転送が可能になる。
【0037】このように、2つのバッファを内蔵し、2
つのシステムバスに常にどちらか一方のバッファが接続
されている状態とすることにより、バスブリッジ回路に
接続される2つのシステムから同時にアクセス(読み出
し、書込み)ができる。
【0038】また、このデータ転送において、1回のバ
ッファの切替えでそれぞれのシステムには1回しか割込
みが発生せず、またそれぞれのシステムは相手側のシス
テムの動作を知る必要もなく自分側のタイミングでバス
ブリッジとのデータ転送を行なうことができる。このた
め、双方のシステムが互いにハンドシェイクで切替え制
御をする等の煩雑な処理を行なう必要がない。また、切
替え時に、それぞれのシステムに対して発生する割り込
みは、1回だけであるため、それぞれのシステムのソフ
トウェアへの影響をさらに少なくすることができる。さ
らに、切替え制御は、ハードウェアにより行なわれるた
め、バッファの切替えの高速化が図れる。この結果、同
時アクセスが可能であることと合わせて、バスブリッジ
回路のデータ転送効率を大幅に上げることができる。
【0039】上記の説明では、システム1からシステム
2へのデータ転送が行なわれるとしたが、同じ回路でシ
ステム2からシステム1へのデータ転送を行なうことも
できる。この場合、ソフトウェアを用いたハンドシェイ
ク等により、最初に送信側と受信側を決める処理が必要
になるが、データ転送が開始された後は、上記説明のよ
うにデータ転送を行なうことが可能であり、データ転送
の効率化が実現できる。
【0040】さらに、本発明に係るバスブリッジ回路
は、独立して動作する1つのメインシステムと、複数の
サブシステムとから構成される1対N(Nは任意の整数
を表す)システムにおいて、メインシステムからサブシ
ステムへのデータ転送に用いることもできる。
【0041】メインシステムとサブシステムから構成さ
れるシステムに本発明に係るバスブリッジ回路を用いた
場合について説明する。図4は、本発明の一実施の形態
である1対Nシステムに用いたバスブリッジ回路の構成
図である。図1と同じものには同じ番号を付し、説明は
省略する。
【0042】メインシステムであるシステム1のシステ
ムバス1(23)には、サブシステム1(30a)がシ
ステム1を接続するバスブリッジ回路1(10a)を介
して接続しており、同様に、サブシステム2(30b)
はバスブリッジ回路2(10b)を介して、サブシステ
ム3(30c)はバスブリッジ回路3(10c)を介し
てシステム1に接続している。
【0043】システム1は、ホスト1(21)とメモリ
1(22)とがシステムバス1(23)を介して接続し
ており、ホスト1(21)は、システムバス1(23)
及び各バスブリッジ回路を介してサブシステム1(30
a)、サブシステム2(30b)、サブシステム3(3
0c)にデータを転送する。
【0044】バスブリッジ回路1(10a)、バスブリ
ッジ回路2(10b)、バスブリッジ回路(10c)
は、バスブリッジ回路10と同様の構成であり、内部に
2つのバッファと切替えスイッチ、及び切替えスイッチ
を制御する切替え制御回路を備えている。
【0045】サブシステム1(30a)、サブシステム
2(30b)及びサブシステム3(30c)もシステム
1と同様にホストを有し、システム1とは独立動作して
いる。
【0046】このような構成のシステムの動作について
説明する。システム1のホスト1(21)は、サブシス
テム1(30a)、サブシステム2(30b)あるいは
サブシステム3(30c)に対して、データを送信する
必要が発生した場合、送信先のサブシステムに接続する
バスブリッジ回路のシステムバス1(23)に接続して
いるバッファに対してデータの書込みを行ない、書込み
が完了した時点で対応する制御レジスタの書込みビット
に“1”をセットする。各バスブリッジ回路の切替え制
御回路は、制御レジスタの書込みビットの“1”を検出
してバッファの切替えを行なうとともに、接続するサブ
システムとシステム1に対して切替え通知の割込み信号
を発生させる。このとき、どのバスブリッジ回路におい
て割込みが発生したかをシステム1で判別できるように
しておく。システム1は、割り込みが発生したバスブリ
ッジ回路に次の転送データの書込みを行なう。以降のデ
ータ転送処理は、1対1で接続された場合と同様であ
る。また、サブシステム側の動作は、1対1接続を行な
った場合の受信側システムの動作と同じであるので説明
は省略する。
【0047】このように、メインシステムでは、煩雑な
処理を必要とすることなく、転送先のサブシステムに対
応するバスブリッジ回路のバッファにデータを書込むこ
とにより、データ転送を行なうことができる。これによ
り、1対N構成のシステムにおいても、ハンドシェイク
等の煩雑な処理を必要とすることなくデータ転送効率を
上げることが可能となる。
【0048】上記説明では、サブシステムに対応してバ
スブリッジ回路を複数配置するとしたが、切替え制御回
路及び制御レジスタを共通化することもできる。図5
は、本発明の一実施の形態である1対Nシステムに用い
たバスブリッジ回路の他の構成図である。図1、図4と
同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。
【0049】本発明に係るバスブリッジ回路100は、
サブシステム1(30a)に対応するバッファA(11
1)とバッファB(121)、及び切替えスイッチ1
(131)と切替えスイッチ2(141)、サブシステ
ム2(30b)に対応するバッファA(112)とバッ
ファB(122)、及び切替えスイッチ1(132)と
切替えスイッチ2(142)、切替え制御回路150、
制御レジスタ1(160)、制御レジスタ2(17
0)、内部バス1(180)、及び内部バス2(19
0)から構成される。
【0050】バッファA(111)、(112)とバッ
ファB(121)、(122)は、それぞれのサブシス
テム1(30a)、サブシステム2(30b)に対応す
るもので、1対1接続の場合と同様のものである。切替
えスイッチ1(131)、(132)と切替えスイッチ
2(141)、(142)も、それぞれのサブシステム
1(30a)、サブシステム2(30b)に対応するも
ので、1対1接続の場合と同様のものである。
【0051】切替え制御回路150は、1対1接続の切
替え制御回路と同様に、制御レジスタ1(160)及び
制御レジスタ2(170)を監視し、サブシステムごと
に対応する書込みビット及び読出しビットが“1”にセ
ットされた場合、そのサブシステムの切替えスイッチ1
と切替えスイッチ2の接続状態を切替える。
【0052】制御レジスタ1(160)は、それぞれの
サブシステムに対応するシステム1の書込みビットが複
数割り当てられているレジスタである。同様に、制御レ
ジスタ2(170)は、それぞれのサブシステムに対応
する読出しビットが複数割り当てられているレジスタで
ある。
【0053】このような構成のバスブリッジ回路100
の動作について説明する。システム1のホスト1(2
1)は、サブシステム1(30a)、あるいはサブシス
テム2(30b)に対して、データを送信する必要が発
生した場合、システムバス1(23)に接続するととも
に、送信先のサブシステムに対応しているバッファに対
してデータの書込みを行ない、書込みが完了した時点で
対応する制御レジスタの書込みビットに“1”をセット
する。切替え制御回路150は、制御レジスタの書込み
ビットの“1”を検出して、対応する切替えスイッチ1
及び切替えスイッチ2の接続状態を切替えるとともに、
接続するサブシステムとシステム1に対して切替え通知
の割込み信号を発生させ、書込みビット及び読み出しビ
ットをリセットする。このとき、どのサブシステムへの
書込みで割込みが発生したかをシステム1で判別できる
ようにしておく。システム1は、割り込みが発生したサ
ブシステムに対応するバッファに次の転送データの書込
みを行なう。以降のデータ転送処理は、1対1で接続さ
れた場合と同様である。また、サブシステム側の動作
は、1対1接続を行なった場合の受信側システムの動作
と同じであるので説明は省略する。
【0054】このように、制御レジスタと切替え制御回
路を共通化した場合であっても、転送先のサブシステム
に対応するバッファにデータを書込むことにより、デー
タ転送を行なうことができる。これにより、1対N構成
のシステムにおいても、ハンドシェイク等の煩雑な処理
を必要とすることなくデータ転送効率を上げることが可
能となる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明のバスブリッ
ジ回路では、バスブリッジ回路に設けられた2つのバッ
ファのそれぞれに送信側システムと受信側システムとを
接続する。送信側システムと受信側システムのそれぞれ
のバッファへのアクセスがともに完了した時点で、接続
状態の切替えを行なう。
【0056】このように、2つのバッファを内蔵し、送
信側及び受信側のシステムにそれぞれどちらか一方のバ
ッファが接続されている状態とすることにより、バスブ
リッジ回路に接続される2つのシステムから同時にバッ
ファへアクセスすることができる。また、バッファ切替
え時に双方のシステムが互いにハンドシェイクで切替え
制御をする必要がなく、さらに、他方のシステムの状態
に関わらず独立してバッファにアクセスすることが可能
である。この結果、2つのシステム間のデータ転送効率
を上げることが可能となる。
【0057】また、本発明のデータ転送方法では、バス
ブリッジ回路に設けられた2つのバッファのそれぞれに
送信側システムと受信側システムとを接続し、送信側シ
ステムのデータ書込みと受信側システムのデータ読出し
が完了するのを監視し、ともに完了したことを検出した
時点で接続状態を切替えて、切替えを通知する。データ
転送が終了するまで、処理を繰り返し行なう。
【0058】このように、2つのバッファを内蔵し、送
信側及び受信側のシステムにそれぞれどちらか一方のバ
ッファが接続されている状態とすることにより、バスブ
リッジ回路に接続される2つのシステムから同時にバッ
ファへアクセスすることができる。また、バッファ切替
え時に双方のシステムが互いにハンドシェイクで切替え
制御をする必要がなく、さらに、他方のシステムの状態
に関わらず独立してバッファにアクセスすることが可能
である。また、それぞれのシステムに対しての通知は、
接続状態の切替えを発生させた1回のみであるので、そ
れぞれのシステムのソフトウェアへの影響が少ない。こ
の結果、2つのシステム間のデータ転送効率を上げるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるバスブリッジ回路
の構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるバスブリッジ回路
の制御レジスタを示している。
【図3】本発明の一実施の形態であるデータ転送方法の
フローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態である1対Nシステムに
用いたバスブリッジ回路の構成図である。
【図5】本発明の一実施の形態である1対Nシステムに
用いたバスブリッジ回路の他の構成図である。
【符号の説明】
10・・・バスブリッジ回路、11・・・バッファA、12・・
・バッファB、13・・・切替えスイッチ1、14・・・切替
えスイッチ2、15・・・切替え制御回路、16・・・制御レ
ジスタ1、17・・・制御レジスタ2、18・・・内部バス
1、19・・・内部バス2、21・・・ホスト1、22・・・メ
モリ1、23・・・システムバス1、31・・・ホスト2、3
2・・・メモリ2、33・・・システムバス2

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立して動作するシステム間でデータ転
    送を行なうバスブリッジ回路において、 前記システム間で転送するデータを一時的に保存する第
    1のバッファ及び第2のバッファとから成るデータ記憶
    回路と、 前記第1のバッファあるいは前記第2のバッファのいず
    れかを選択して前記データ転送時の送信側である送信側
    システムのシステムバスと接続する第1の切替え回路
    と、 前記第1の切替え回路が選択していない前記第1のバッ
    ファあるいは前記第2のバッファと前記データ転送時の
    受信側である受信側システムのシステムバスとを接続す
    る第2の切替え回路と、 前記送信側システム及び前記受信側システムによる前記
    第1のバッファあるいは前記第2のバッファへのアクセ
    スがともに完了した時点で前記第1の切替え回路及び前
    記第2の切替え回路の接続状態を切替える切替え制御回
    路と、 を備えたことを特徴とするバスブリッジ回路。
  2. 【請求項2】 前記送信側システム及び前記受信側シス
    テムは、前記第1のバッファあるいは前記第2のバッフ
    ァへの書込みあるいは読出しが完了した際に書込みある
    いは読出しの完了を通知する完了通知信号を前記切替え
    制御回路へ出力し、 前記切替え制御回路は、前記送信側システム及び前記受
    信側システムから前記完了通知信号が入力した時点で前
    記接続状態の切替え制御を行なうことを特徴とする請求
    項1記載のバスブリッジ回路。
  3. 【請求項3】 前記切替え制御回路は、さらに、前記接
    続状態の切替え時に、前記送信側システム及び前記受信
    側システムに対して前記接続状態を切替えたことを通知
    する切替え通知信号を出力することを特徴とする請求項
    1記載のバスブリッジ回路。
  4. 【請求項4】 前記受信側システムは、前記送信側シス
    テムに対して複数設けられており、前記データ記憶回
    路、前記第1の切替え回路、前記第2の切替え回路及び
    前記切替え制御回路が前記受信側システムに対応して複
    数設けられることを特徴とする請求項1記載のバスブリ
    ッジ回路。
  5. 【請求項5】 前記受信システムは、前記送信側システ
    ムに対して複数設けられており、前記データ記憶回路、
    前記第1の切替え回路及び前記第2の切替え回路が前記
    受信側システムに対応して複数設けられ、 前記切替え制御回路は、前記受信側システムに対応して
    設けられたそれぞれの前記データ記憶回路への前記送信
    側システム及び対応する前記受信側システムによるアク
    セスがともに完了したことを検出した場合に、完了を検
    出したデータ記憶回路に対応する前記第1の切替え回路
    及び前記第2の切替え回路の接続状態を切替えることを
    特徴とする請求項1記載のバスブリッジ回路。
  6. 【請求項6】 独立して動作するシステム間でバスブリ
    ッジ回路を用いてデータ転送を行なうデータ転送方法に
    おいて、 前記システム間で転送するデータを一時的に保存する第
    1のバッファ及び第2のバッファと、前記第1のバッフ
    ァあるいは前記第2のバッファのいずれかを選択して前
    記データ転送時の送信側である送信側システムのシステ
    ムバスと接続する第1の切替え回路と、前記第1の切替
    え回路が選択していない前記第1のバッファあるいは前
    記第2のバッファと前記データ転送時の受信側である受
    信側システムのシステムバスとを接続する第2の切替え
    回路と、を備えたバスブリッジ回路が、 前記送信側システムのシステムバスと前記第1のバッフ
    ァあるいは前記第2のバッファのいずれかを前記第1の
    切替え回路により接続し、前記送信側システムと接続し
    ていない前記第1のバッファあるいは前記第2のバッフ
    ァと前記受信側システムのシステムバスとを接続するス
    テップと、 前記送信側システムのデータ書込み及び前記受信側シス
    テムのデータ読出しの完了を監視するステップと、 前記送信側システムのデータ書込み及び前記受信側シス
    テムのデータ読出しがともに完了したことを検出した時
    点で前記第1の切替え回路及び前記第2の切替え回路の
    接続状態を切替えるステップと、 必要に応じて前記送信側システム及び前記受信側システ
    ムに対して前記第1のバッファあるいは前記第2のバッ
    ファへの接続状態を切替えたことを通知するステップ
    と、 を有し、前記データ転送が終了するまで前記送信側シス
    テムのデータ書込み及び前記受信側システムのデータ読
    出しの完了を監視するステップからの処理を繰り返し行
    なうことを特徴とするデータ転送方法。
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