JP2020169882A - 検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】検出装置をより安価に提供する。【解決手段】検出装置1は、可動部材5と、極盤2と、一つの磁石6と、一つの磁気センサ75と、を有している。可動部材5は、自動変速機の選択レンジの切り替えに連動して、回転軸X回りの周方向に移動する。極盤2は、可動部材5と一体に回転するハブ3を、回転軸X回りに回転可能に支持する。磁石6は、可動部材5に設けられていると共に、可動部材5の移動方向にN極とS極とが並んでいる。磁気センサ75は、極盤2に設置したプリント基板7に設けられている。可動部材5の移動方向に直交する方向から見て磁気センサ75は、磁石6の移動軌跡上で、磁石6に対向配置されている。【選択図】図3
Description
本発明は、検出装置に関する。
特許文献1には、自動変速機の選択レンジの検出に用いられる検出装置(レンジ検出装置)が開示されている。
特許文献1の検出装置は、選択レンジの切り替えに連動して移動する可動部材と、可動部材を移動可能に支持する固定部材と、を有している。
可動部材の内部には複数の磁石が設けられている。可動部材では、当該可動部材の移動方向に直交する方向に間隔をあけて、複数の磁石が並んでいる。磁石の各々では、可動部材の移動方向にN極とS極とが交互に並んでいる。
可動部材の内部には複数の磁石が設けられている。可動部材では、当該可動部材の移動方向に直交する方向に間隔をあけて、複数の磁石が並んでいる。磁石の各々では、可動部材の移動方向にN極とS極とが交互に並んでいる。
固定部材には、複数のホールIC(磁気センサ)が設けられている。ホールICは、磁石に1対1対の関係で、磁石と同数設けられている。
検出装置では、選択レンジの切り替えに連動して可動部材が移動すると、各ホールICが検出した磁力に基づいて選択レンジを特定する。
検出装置では、選択レンジの切り替えに連動して可動部材が移動すると、各ホールICが検出した磁力に基づいて選択レンジを特定する。
この検出装置では、磁石と同数のホールICが必要である。そのため、検出装置の作製コストが高くなる。
そこで、検出装置をより安価な構成で提供できるようにすることが求められている。
そこで、検出装置をより安価な構成で提供できるようにすることが求められている。
本発明は、
検出対象物の操作を検出する検出装置であって、
前記検出対象物の操作に連動して移動する可動部材と、
前記可動部材を移動可能に支持する固定部材と、
前記可動部材に設けられていると共に、前記可動部材の移動方向にN極とS極とが並んだ1つの磁石と、
前記固定部材に設けられた1つの磁気センサと、を有し、
前記可動部材の移動方向に直交する方向から見て前記磁気センサは、前記磁石の移動軌跡上で、前記磁石に対向配置されている構成の検出装置とした。
検出対象物の操作を検出する検出装置であって、
前記検出対象物の操作に連動して移動する可動部材と、
前記可動部材を移動可能に支持する固定部材と、
前記可動部材に設けられていると共に、前記可動部材の移動方向にN極とS極とが並んだ1つの磁石と、
前記固定部材に設けられた1つの磁気センサと、を有し、
前記可動部材の移動方向に直交する方向から見て前記磁気センサは、前記磁石の移動軌跡上で、前記磁石に対向配置されている構成の検出装置とした。
本発明によれば、検出装置をより安価に提供できる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、検出装置1の分解斜視図である。
図2の(A)は、検出装置1を斜め下方向から見た斜視図である。
図2の(B)は、検出装置1を斜め上方向から見た斜視図である。
図3の(A)は、検出装置1を、図2の(B)における面Aで切断した断面図である。
図3の(B)は、検出装置1を、図2の(B)における面Bで切断した断面図である。
なお、図1では、可動部材5の内部に埋め込まれている磁石6の形状を説明するために、磁石6を可動部材5の外部に配置して示している。
図1は、検出装置1の分解斜視図である。
図2の(A)は、検出装置1を斜め下方向から見た斜視図である。
図2の(B)は、検出装置1を斜め上方向から見た斜視図である。
図3の(A)は、検出装置1を、図2の(B)における面Aで切断した断面図である。
図3の(B)は、検出装置1を、図2の(B)における面Bで切断した断面図である。
なお、図1では、可動部材5の内部に埋め込まれている磁石6の形状を説明するために、磁石6を可動部材5の外部に配置して示している。
以下の説明においては、説明の便宜上、検出装置1の各構成要素の位置関係を、図1における上下方向を基準として説明する。
検出装置1は、例えば、自動変速機の変速機ケース内に設置されて、自動変速機の選択レンジを特定するための信号を出力する。
検出装置1は、例えば、自動変速機の変速機ケース内に設置されて、自動変速機の選択レンジを特定するための信号を出力する。
検出装置1は、自動変速機の変速機ケースに固定される極盤2と、極盤2の支持孔22で回転可能に支持されるハブ3と、ハブ3と一体に回転するディテントプレート4と、ディテントプレート4と一体に回転する可動部材5とを、回転軸X方向で組み付けて形成される。
図4は、極盤2をディテントプレート4側の上方から見た平面図である。但し、ディテントプレート4を外している。
図4に示すように、極盤2は、回転軸X方向から見て略扇形状を成す板状の基部21を有している。基部21では、扇形状の扇頂に当たる部分に、ハブ3を支持する支持孔22が設けられている。
図3の(A)に示すように、支持孔22は、基部21を厚み方向(回転軸X方向)に貫通して設けられている。
基部21のディテントプレート4側の上面21aには、支持孔22を囲む筒状壁23が設けられている。筒状壁23は、基部21からディテントプレート4側の上方に突出している。筒状壁23の上端23aは、回転軸Xに直交する平坦面であり、ディテントプレート4の下面4bを支持している。
図4に示すように、極盤2は、回転軸X方向から見て略扇形状を成す板状の基部21を有している。基部21では、扇形状の扇頂に当たる部分に、ハブ3を支持する支持孔22が設けられている。
図3の(A)に示すように、支持孔22は、基部21を厚み方向(回転軸X方向)に貫通して設けられている。
基部21のディテントプレート4側の上面21aには、支持孔22を囲む筒状壁23が設けられている。筒状壁23は、基部21からディテントプレート4側の上方に突出している。筒状壁23の上端23aは、回転軸Xに直交する平坦面であり、ディテントプレート4の下面4bを支持している。
図4に示すように、筒状壁23の外径側には、筒状壁23の外周を所定間隔で囲む溝24が設けられている。回転軸X方向から見て溝24は、回転軸Xの径方向に所定の幅W1を有する弧状に形成されている。
図3の(A)に示すように溝24は、基部21のディテントプレート4側の上面21aに開口している。
図4に示すように、溝24の長手方向の一端24aと他端24bは、基部21の回転軸X周りの周方向における一方の側面21cと他方の側面21dとに開口している。
図4に示すように、溝24の長手方向の一端24aと他端24bは、基部21の回転軸X周りの周方向における一方の側面21cと他方の側面21dとに開口している。
図3の(A)に示すように、基部21の下面21bでは、回転軸X方向における溝24の反対側の位置に、プリント基板7の収容部25が設けられている。
図2の(A)に示すように収容部25は、プリント基板7の外周を囲む筒状壁251を有している。収容部25は、基部21の下面21b側に開口しており、収容部25の開口は、シーリング部材255で封止されている。
図2の(A)に示すように収容部25は、プリント基板7の外周を囲む筒状壁251を有している。収容部25は、基部21の下面21b側に開口しており、収容部25の開口は、シーリング部材255で封止されている。
図3の(A)に示すように筒状壁251の内部では、プリント基板7を支持する支持部252が設けられている。支持部252は、筒状壁251の内周に沿って設けられており、支持部252の内側に、プリント基板7に搭載された磁気センサ75(図3の(B)参照)との干渉を避けるための空間Saが形成されている。
空間Saと、前記した溝24との間の領域は、回転軸X方向の厚みが薄い薄肉部241となっている。
空間Saと、前記した溝24との間の領域は、回転軸X方向の厚みが薄い薄肉部241となっている。
図4に示すように、溝24の外径側には、筒状壁23の外周を所定間隔で囲むリブ26が設けられている。回転軸X方向から見てリブ26は、回転軸Xの径方向に所定の幅W2を有する弧状に形成されている。
図3の(A)に示すように、リブ26は、基部21からディテントプレート4側の上方に突出している。リブ26の上端26aは、回転軸Xに直交する平坦面であり、ディテントプレート4の下面4bを支持している。
図3の(A)に示すように、リブ26は、基部21からディテントプレート4側の上方に突出している。リブ26の上端26aは、回転軸Xに直交する平坦面であり、ディテントプレート4の下面4bを支持している。
図4に示すように、基部21では、リブ26の外径側に、コネクタ部27と、固定側部材との接続部28が設けられている。コネクタ部27と接続部28は、回転軸X周りの周方向で間隔をあけて配置されている。
コネクタ部27の内部には、プリント基板7から延びる接続端子の一端が露出している。
接続部28では、回転軸X周りの周方向(図中、左右方向)の略中央部に、外周側に開口する係合溝281が設けられている。この係合溝281には、検出装置1を変速機ケース内に固定する際に、変速機ケース側の固定部材90が挿入されて、検出装置1と変速機ケースとの位置関係が固定される。
コネクタ部27の内部には、プリント基板7から延びる接続端子の一端が露出している。
接続部28では、回転軸X周りの周方向(図中、左右方向)の略中央部に、外周側に開口する係合溝281が設けられている。この係合溝281には、検出装置1を変速機ケース内に固定する際に、変速機ケース側の固定部材90が挿入されて、検出装置1と変速機ケースとの位置関係が固定される。
接続部28では、係合溝281に隣接する位置に第1サポート部285が設けられている。
図3の(B)に示すように、第1サポート部285は、ディテントプレート4の外周側を下方から上方に延びたのち、回転軸X側に延びる帯状部材である。第1サポート部285の先端では、ディテントプレート4の上面4aに当接する当接部285aが、ディテントプレート4側に向けて下方に突出している。
検出装置1において第1サポート部285は、ディテントプレート4の上面4aを支持するために設けられている。
図3の(B)に示すように、第1サポート部285は、ディテントプレート4の外周側を下方から上方に延びたのち、回転軸X側に延びる帯状部材である。第1サポート部285の先端では、ディテントプレート4の上面4aに当接する当接部285aが、ディテントプレート4側に向けて下方に突出している。
検出装置1において第1サポート部285は、ディテントプレート4の上面4aを支持するために設けられている。
図4に示すように、極盤2の基部21では、筒状壁23の近傍に膨出部29が設けられている。膨出部29は、回転軸Xから離れる方向であって、接続部28から遠ざかる方向に膨出している。
膨出部29では、回転軸Xを挟んで第1サポート部285とは反対側となる位置に、第2サポート部295が設けられている。
図3の(A)に示すように、第2サポート部295は、ディテントプレート4の外周側を下方から上方に延びたのち、回転軸X側に延びる帯状部材である。
膨出部29では、回転軸Xを挟んで第1サポート部285とは反対側となる位置に、第2サポート部295が設けられている。
図3の(A)に示すように、第2サポート部295は、ディテントプレート4の外周側を下方から上方に延びたのち、回転軸X側に延びる帯状部材である。
第2サポート部295の先端では、ディテントプレート4の上面4aに当接する当接部295aが、ディテントプレート4側の下方に向かって突出している。
検出装置1において第2サポート部295は、ディテントプレート4の上面4aを支持するために設けられている。
検出装置1において第2サポート部295は、ディテントプレート4の上面4aを支持するために設けられている。
図5の(A)は、ハブ3を斜め上方向から見た斜視図であり、図5の(B)は、図5の(A)における面Aでハブ3を切断した断面を上側から見た図である。
図3の(A)に示すように、極盤2の支持孔22で回転可能に支持されるハブ3は、回転軸Xに沿う向きで設けられている。
図5の(A)に示すように、ハブ3は、図示しないマニュアルシャフトを取付ける貫通孔310を有する筒状の基部31を有している。
基部31では、回転軸X方向の略中央部に大径部32を有している。大径部32は、極盤2側の支持孔22(図3の(A)参照)の内径と略整合する外径で形成されている。
図5の(A)に示すように、ハブ3は、図示しないマニュアルシャフトを取付ける貫通孔310を有する筒状の基部31を有している。
基部31では、回転軸X方向の略中央部に大径部32を有している。大径部32は、極盤2側の支持孔22(図3の(A)参照)の内径と略整合する外径で形成されている。
図5の(B)に示すように、大径部32には、平坦部321、321(二面幅部)が設けられている。
平坦部321、321(二面幅部)は、大径部32の外周を、回転軸X方向から見たハブ3の直径線Lmに平行な直線Ln、Lnに沿って切断して形成される。
回転軸X方向から見て、これら平坦部321、321は、回転軸Xを挟んで対称となる位置関係で、互いに平行に設けられている。
平坦部321、321(二面幅部)は、大径部32の外周を、回転軸X方向から見たハブ3の直径線Lmに平行な直線Ln、Lnに沿って切断して形成される。
回転軸X方向から見て、これら平坦部321、321は、回転軸Xを挟んで対称となる位置関係で、互いに平行に設けられている。
図5の(A)に示すように、大径部32では、回転軸X方向の略中間部から、上側に向かって平坦部321、321が設けられている。そのため、ハブ3において平坦部321、321は、大径部32と、この大径部32の上側に位置する基部31とに跨がって設けられている。
大径部32では、平坦部321、321の下辺321aよりも上側の領域にストッパ部322が設けられている。
回転軸X方向から見てストッパ部322は、回転軸X周りの周方向に等間隔で4つ設けられている。
これらストッパ部322は、大径部32にディテントプレート4が取り付けられた際に、ディテントプレート4の上面4aに回転軸X方向から当接する(図3の(B)参照)。
回転軸X方向から見てストッパ部322は、回転軸X周りの周方向に等間隔で4つ設けられている。
これらストッパ部322は、大径部32にディテントプレート4が取り付けられた際に、ディテントプレート4の上面4aに回転軸X方向から当接する(図3の(B)参照)。
図6は、ディテントプレート4側の上方から見た平面図である。
ディテントプレート4は、回転軸X方向から見て略扇形状を成す板状部材の基部41を有している。基部41では、扇形状の扇頂に当たる部分に、貫通孔42が設けられている。
貫通孔42には、回転軸Xを挟んで対称となる位置関係で、互いに平行な平坦部421、421(二面幅部)が設けられている。ディテントプレート4は、この平坦部421、421が前記したハブ3の平坦部321、321(二面幅部)と係合することで、ハブ3に対して相対回転不能に取り付けられる。
ディテントプレート4は、回転軸X方向から見て略扇形状を成す板状部材の基部41を有している。基部41では、扇形状の扇頂に当たる部分に、貫通孔42が設けられている。
貫通孔42には、回転軸Xを挟んで対称となる位置関係で、互いに平行な平坦部421、421(二面幅部)が設けられている。ディテントプレート4は、この平坦部421、421が前記したハブ3の平坦部321、321(二面幅部)と係合することで、ハブ3に対して相対回転不能に取り付けられる。
基部41では、扇形状の扇端に当たる部分に、回転軸側に窪んだ複数の凹部45(45a〜45e)が設けられている。
ディテントプレート4は、自動変速機の選択レンジの切り替え時に、回転軸X回りに回動する。
凹部45aには、自動変速機の選択レンジがパーキングであるときに、ディテントスプリング(図示せず)の係合片91が弾発的に係合する。凹部45cには、自動変速機の選択レンジがニュートラルであるときに、ディテントスプリング(図示せず)の係合片91が弾発的に係合する。凹部45eには、自動変速機の選択レンジがローであるときに、ディテントスプリング(図示せず)の係合片91が弾発的に係合する。
ディテントプレート4は、自動変速機の選択レンジの切り替え時に、回転軸X回りに回動する。
凹部45aには、自動変速機の選択レンジがパーキングであるときに、ディテントスプリング(図示せず)の係合片91が弾発的に係合する。凹部45cには、自動変速機の選択レンジがニュートラルであるときに、ディテントスプリング(図示せず)の係合片91が弾発的に係合する。凹部45eには、自動変速機の選択レンジがローであるときに、ディテントスプリング(図示せず)の係合片91が弾発的に係合する。
ディテントスプリング(図示せず)の係合片91は、ディテントプレート4の回転軸X回りの角度位置を、自動変速機の選択レンジに対応する所定位置で保持するために設けられている。
ディテントプレート4では、貫通孔42の外径側に、後記する可動部材5を取り付けるための取付孔43、43と、取付孔44、44が設けられている。
取付孔43、43と、取付孔44、44は、ディテントプレート4の基部41を厚み方向(回転軸X方向)に貫通している。
取付孔43、43と、取付孔44、44は、ディテントプレート4の基部41を厚み方向(回転軸X方向)に貫通している。
回転軸X方向から見て取付孔43、43は、回転軸Xを所定間隔で囲む仮想円Ima上で間隔をあけて設けられている。
回転軸X方向から見て取付孔44、44は、回転軸Xを所定間隔で囲む仮想円Imb上で間隔をあけて設けられている。
仮想円Imaは、仮想円Imbよりも小さい径の仮想円である。回転軸X周りの周方向で、周方向で隣り合う取付孔44、44の間に、回転軸X側の取付孔43、43が位置している。
回転軸X方向から見て取付孔44、44は、回転軸Xを所定間隔で囲む仮想円Imb上で間隔をあけて設けられている。
仮想円Imaは、仮想円Imbよりも小さい径の仮想円である。回転軸X周りの周方向で、周方向で隣り合う取付孔44、44の間に、回転軸X側の取付孔43、43が位置している。
本実施形態では、取付孔43、43には、可動部材5側の突起53、53が挿入されてカシメ止めされる。取付孔44、44には、可動部材5側の突起54、54が挿入されてカシメ止めされる。
図7は、可動部材5を説明する図である。図7の(A)は、可動部材5をディテントプレート4側の上方から見た平面図である。図7の(B)は、可動部材5を極盤2側の下方から見た平面図である。図7の(C)は、図7の(B)におけるA−A線に沿って可動部材5を切断した断面図である。図7の(D)は、可動部材5に埋め込まれた磁石6を説明する図であって、磁石6を極盤2側の下方から見た平面図である。
図7の(A)に示すように、可動部材5は、回転軸X方向から見て円弧形状を成す板状の基部51を有している。基部51は、回転軸Xを中心とする仮想円Im1に沿う内縁部511と、仮想円Im2に沿う外縁部512と、を有している。仮想円Im1は、前記した仮想円Ima(図6参照)よりも小さい径で形成されている。仮想円Im2は、前記した仮想円Imb(図6参照)よりも大きい径で形成されている。
内縁部511と外縁部512は、回転軸X周りの周方向の両側が、回転軸Xの径方向に直線状に延びる側縁部513、514により接続されている。
基部51のディテントプレート4側の上面51aには、前記した取付孔43、43に、挿入される突起53、53と、取付孔44、44に挿入される突起54、54が設けられている。
これら突起53、53、54、54は、基部51の上面51aから、ディテントプレート4側の上方に突出している。
回転軸X方向から見て突起53、53は、回転軸Xを所定間隔で囲む仮想円Ima上で間隔をあけて設けられている。
回転軸X方向から見て突起54、54は、回転軸Xを所定間隔で囲む仮想円Imb上で間隔をあけて設けられている。
これら突起53、53、54、54は、基部51の上面51aから、ディテントプレート4側の上方に突出している。
回転軸X方向から見て突起53、53は、回転軸Xを所定間隔で囲む仮想円Ima上で間隔をあけて設けられている。
回転軸X方向から見て突起54、54は、回転軸Xを所定間隔で囲む仮想円Imb上で間隔をあけて設けられている。
前記したように、可動部材5側の突起53、53、54、54は、ディテントプレート4側の取付孔43、43、44、44に挿入されてカシメ止めされる(図3の(a)参照)。
この状態でディテントプレート4が回転軸X回りに回動すると、可動部材5は、ディテントプレート4と一体に回転軸X周りに回動する。
この状態でディテントプレート4が回転軸X回りに回動すると、可動部材5は、ディテントプレート4と一体に回転軸X周りに回動する。
基部51における仮想円Imaと、仮想円Imbとの間の領域には、回転軸X方向から見て弧状を成す凹部55が設けられている。凹部55は、仮想円Imcに沿って延びている。この凹部55内には、後記する円弧状の磁石6(図7の(B)、仮想線参照)が埋め込まれている。
基部51では、回転軸X周りの周方向における一方の側縁部513に、当接部57が設けられている。当接部57は、基部51からディテントプレート4側の上方に突出して設けられている。
図2の(B)に示すように、当接部57は、可動部材5をディテントプレート4に固定した際に、ディテントプレート4の側縁40に接触して、可動部材5のガタツキを抑えるために設けられている。
図2の(B)に示すように、当接部57は、可動部材5をディテントプレート4に固定した際に、ディテントプレート4の側縁40に接触して、可動部材5のガタツキを抑えるために設けられている。
図7の(B)に示すように、基部51のディテントプレート4に対向する下面51bには、極盤2側の溝24(図4参照)に係合する係合部56が設けられている。
図7の(C)に示すように、基部51において係合部56は、回転軸X方向における凹部55の反対側の位置から、極盤2側(図中、左側)に突出している。
図7の(C)に示すように、基部51において係合部56は、回転軸X方向における凹部55の反対側の位置から、極盤2側(図中、左側)に突出している。
図7の(B)に示すように、回転軸X方向から見て係合部56は、円弧形状を成している。係合部56は、回転軸Xを所定間隔で囲む仮想円Imcに沿って、基部51の一方の側縁部513から他方の側縁部514まで及んで形成されている。
係合部56は、長手方向の全長に亘って等しい幅W1で形成されている。この幅W1は、後記する磁石6の幅W3よりも広い幅に設定されている。
係合部56は、長手方向の全長に亘って等しい幅W1で形成されている。この幅W1は、後記する磁石6の幅W3よりも広い幅に設定されている。
回転軸X方向から見て係合部56は、極盤2側の溝24に整合する形状で形成されている。図3の(A)に示すように、検出装置1では、可動部材5が固定されたディテントプレート4が、ハブ3を介して極盤2に組み付けられると、可動部材5の係合部56が、極盤2側の溝24内に収容される。
検出装置1では、ディテントプレート4の回転軸X回りの回動に連動して、可動部材5が回転軸X周りに回動する。
ここで、係合部56の幅W1(図7の(B)参照)は、前記した極盤2の溝24の幅W1(図4参照)と略同じ幅に設定されている。
さらに回転軸X方向から見た係合部56の形状が、回転軸X方向から見た溝24の形状に整合する弧状を成している(図4、図7の(B)参照)。
そのため、ディテントプレート4の回転軸X回りの回動に連動して可動部材5が回転軸X周りに回動すると、可動部材5の係合部56が、極盤2の溝24内を当該溝24の長手方向に摺動移動できるようになっている。
ここで、係合部56の幅W1(図7の(B)参照)は、前記した極盤2の溝24の幅W1(図4参照)と略同じ幅に設定されている。
さらに回転軸X方向から見た係合部56の形状が、回転軸X方向から見た溝24の形状に整合する弧状を成している(図4、図7の(B)参照)。
そのため、ディテントプレート4の回転軸X回りの回動に連動して可動部材5が回転軸X周りに回動すると、可動部材5の係合部56が、極盤2の溝24内を当該溝24の長手方向に摺動移動できるようになっている。
可動部材5では、係合部56の内部に磁石6が埋め込まれている。磁石6は、可動部材5を樹脂成型する際に、可動部材5の内部に埋め込まれる。
この状態において磁石6は、可動部材5の基部51から極盤2側に突出して配置される(図3の(A)参照)。
この状態において磁石6は、可動部材5の基部51から極盤2側に突出して配置される(図3の(A)参照)。
図7の(B)に示すように、可動部材5では、磁石6の長手方向の一端6aが、基部51の一方の側縁部513の近傍に位置すると共に、他端6bが、他方の側縁部514の近傍に位置している。
そのため、磁石6の一端6aおよび他端6bは、可動部材5の表面(側縁部513、514)に露出していない。
そのため、磁石6の一端6aおよび他端6bは、可動部材5の表面(側縁部513、514)に露出していない。
図7の(C)に示すように、磁石6の極盤2側の側面6cと、幅方向の両方の側面6d、6dも、可動部材5の内部に位置しており、可動部材5の表面に露出していない。そのため、磁石6は、可動部材5の内部に完全に埋め込まれており、磁石6の磁力で引き寄せられた磁性体が、磁石6の表面に直接付着しないようになっている。
図7の(D)に示すように回転軸X方向から見て磁石6は、円弧形状を成している。図7の(B)に示すように磁石6は、回転軸Xを所定間隔で囲む仮想円Imcに沿って、図中、仮想線で示す範囲内に埋め込まれている。
図7の(D)に示すように、磁石6では、S極とN極が磁石6の長手方向に交互に並んでいる。本実施形態では、長手方向の中央部に位置するS極とN極の一組が、可動部材5(ディテントプレート4)の回転軸X回りの角度位置の検出に用いられる範囲(センサ使用範囲)に設定されている。
長手方向の両端に位置するS極とN極は、可動部材5の角度位置の検出に用いられない磁石であり、磁石6の磁力で引き寄せられた磁性体が、可動部材5の角度位置の検出に影響しないようにするために設けられている。
長手方向の両端に位置するS極とN極は、可動部材5の角度位置の検出に用いられない磁石であり、磁石6の磁力で引き寄せられた磁性体が、可動部材5の角度位置の検出に影響しないようにするために設けられている。
前記したように、可動部材5(ディテントプレート4)は、自動変速機の選択レンジの切り替え時に、回転軸X周りに回動する。そのため、可動部材5に埋め込まれた磁石6は、自動変速機の選択レンジの切り替え時に、回転軸X周りの周方向に移動する。
前記したように、回転軸X方向から見て磁石6は仮想円Imcに沿って設けられている。そのため、可動部材5が回転軸X周りの周方向に移動する際には、回転軸X方向から見て磁石6は、仮想円Imcに沿って移動することになる。すなわち、仮想円Imcは、磁石6の移動軌跡を示している。
前記したように、回転軸X方向から見て磁石6は仮想円Imcに沿って設けられている。そのため、可動部材5が回転軸X周りの周方向に移動する際には、回転軸X方向から見て磁石6は、仮想円Imcに沿って移動することになる。すなわち、仮想円Imcは、磁石6の移動軌跡を示している。
図8は、検出装置1の動作を説明する図である。図8の(A)は、自動変速機の選択レンジが「ロー」であるときの磁石6と磁気センサ75との位置関係を説明する図である。図8の(B)は、自動変速機の選択レンジが「パーキング」であるときの磁石6と磁気センサ75との位置関係を説明する図である。
図9は、磁気センサ75の磁気感応素子の出力信号と、自動変速機の選択レンジとの関係を説明する図である。
図9は、磁気センサ75の磁気感応素子の出力信号と、自動変速機の選択レンジとの関係を説明する図である。
検出装置1では、極盤2に設けた磁気センサ75が、以下の条件を満たすように設置される。
(a)回転軸Xに沿う断面視において、磁気センサ75が、可動部材5側の磁石6の移動軌跡を示す仮想円Imcの下方で、回転軸X方向に間隔をあけて磁石6に対向配置される(図3の(B)参照)。
(b)回転軸X方向から見て磁気センサ75が、可動部材5側の磁石6の移動軌跡を示す仮想円Imcと交差する位置に配置される(図8の(A)参照)。
(c)自動変速機の選択レンジが、「ロー」であるとき(図8の(A)参照)と、「パーキング」であるとき(図8の(B)参照)の何れにおいても、磁気センサ75が、磁石6の長手方向の中央部に位置するS極とN極のうちの一方に対向配置される。
(a)回転軸Xに沿う断面視において、磁気センサ75が、可動部材5側の磁石6の移動軌跡を示す仮想円Imcの下方で、回転軸X方向に間隔をあけて磁石6に対向配置される(図3の(B)参照)。
(b)回転軸X方向から見て磁気センサ75が、可動部材5側の磁石6の移動軌跡を示す仮想円Imcと交差する位置に配置される(図8の(A)参照)。
(c)自動変速機の選択レンジが、「ロー」であるとき(図8の(A)参照)と、「パーキング」であるとき(図8の(B)参照)の何れにおいても、磁気センサ75が、磁石6の長手方向の中央部に位置するS極とN極のうちの一方に対向配置される。
本実施形態では、磁気センサ75として、N極の磁力とS極の磁力の両方を検出可能な1つの磁気センサを採用している。
具体的には、磁気センサ75は、N極の磁力の変化を検出する磁気感応素子と、S極の磁力の変化を検出する磁気感応素子を、それぞれ一つずつ備えている。
具体的には、磁気センサ75は、N極の磁力の変化を検出する磁気感応素子と、S極の磁力の変化を検出する磁気感応素子を、それぞれ一つずつ備えている。
検出装置1は、N極の磁力の変化を検出する磁気感応素子の出力信号と、S極の磁力の変化を検出する磁気感応素子の出力信号を、コネクタ部27に接続された配線を介して外部に出力する。
例えば、自動変速機の選択レンジがパーキング「P」である場合、図8の(B)に示すように磁気センサ75は、磁石6のN極に対向する位置に配置されている。
この状態では、図9に示すように、N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値Lv_Nが、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値Lv_Sよりも大きくなる。
検出装置1の出力信号を受信する外部の装置では、N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最大値で、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最小値となるときに、自動変速機の選択レンジがパーキング「P」であると判定するように設定されている。
この状態では、図9に示すように、N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値Lv_Nが、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値Lv_Sよりも大きくなる。
検出装置1の出力信号を受信する外部の装置では、N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最大値で、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最小値となるときに、自動変速機の選択レンジがパーキング「P」であると判定するように設定されている。
以下、判定基準を列挙する。
・N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値と、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が、それぞれ最大値と最小値のうちの何れでもなく、かつN極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値よりも大きいときに、自動変速機の選択レンジがリバース(後進走行レンジ)「R」であると判定する。
・N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値と、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が、それぞれ最大値と最小値のうちの何れでもなく、かつN極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値よりも大きいときに、自動変速機の選択レンジがリバース(後進走行レンジ)「R」であると判定する。
・N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値と、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が、それぞれ最大値と最小値の略中間値であり、かつN極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値と、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値とがほぼ同じであるときに、自動変速機の選択レンジがニュートラル「N」であると判定する。
・N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値と、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が、それぞれ最大値と最小値のうちの何れでもなく、かつN極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値よりも小さいときに、自動変速機の選択レンジがドライブ(前進走行レンジ)「D」であると判定する。
・N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最小値で、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最大値となるときに、自動変速機の選択レンジがロー「L」であると判定する。
なお、N極の磁気感応素子の出力値と閾値との比較による選択レンジの特定と、S極の磁気感応素子の出力値と閾値との比較による選択レンジの特定と、を組み合わせてもよい。
この場合には、N極の磁気感応素子の出力値により特定される選択レンジと、S極の磁気感応素子の出力値により特定される選択レンジとが一致した場合に、一致した選択レンジが、自動変速機の選択レンジであると判定する。なお、一致しない場合には、例えば「異常である」と判定して、磁気センサの75の異常を報知できる。
この場合には、N極の磁気感応素子の出力値により特定される選択レンジと、S極の磁気感応素子の出力値により特定される選択レンジとが一致した場合に、一致した選択レンジが、自動変速機の選択レンジであると判定する。なお、一致しない場合には、例えば「異常である」と判定して、磁気センサの75の異常を報知できる。
ここで、磁気センサ75が、N極またはS極の磁力を検出する1つの磁気感応素子のみを備えている場合には、図9における実線(N極の磁気感応素子の出力変化を示す特性線)と、一点鎖線(S極の磁気感応素子の出力変化を示す特性線)のうちの一方の出力信号が、検出装置1から出力される。
この場合には、磁気感応素子の出力値と閾値との比較により、自動変速機の選択レンジを特定する。
上記したN極の磁力を検出する磁気感応素子と、S極の磁力を検出する磁気感応素子をそれぞれ1つずつ備える磁気センサ75では、自動変速機の選択レンジを特定するための判断基準が2つある。そのため、N極またはS極の磁力を検出する1つの磁気感応素子のみを備えている場合よりも、特定精度が向上する。
さらに、N極の磁力を検出する磁気感応素子とS極の磁力を検出する磁気感応素子のうちの一方に支障が生じた場合であっても、磁気センサ75としての機能を確保できる。すなわち、検出装置1の冗長性を担保できる。
上記したN極の磁力を検出する磁気感応素子と、S極の磁力を検出する磁気感応素子をそれぞれ1つずつ備える磁気センサ75では、自動変速機の選択レンジを特定するための判断基準が2つある。そのため、N極またはS極の磁力を検出する1つの磁気感応素子のみを備えている場合よりも、特定精度が向上する。
さらに、N極の磁力を検出する磁気感応素子とS極の磁力を検出する磁気感応素子のうちの一方に支障が生じた場合であっても、磁気センサ75としての機能を確保できる。すなわち、検出装置1の冗長性を担保できる。
検出装置1の動作を説明する。
自動変速機の選択レンジが、「パーキング」から「ロー」に変更されると、上記不図示のマニュアルシャフトが回転し上記ハブ3とディテントプレート4が回転軸X回りに回動する。
これにより、ディテントプレート4に固定された可動部材5と、可動部材5の内部に埋め込まれた磁石6が、回転軸X周りの周方向に移動する。
自動変速機の選択レンジが、「パーキング」から「ロー」に変更されると、上記不図示のマニュアルシャフトが回転し上記ハブ3とディテントプレート4が回転軸X回りに回動する。
これにより、ディテントプレート4に固定された可動部材5と、可動部材5の内部に埋め込まれた磁石6が、回転軸X周りの周方向に移動する。
そうすると、磁石6の移動に伴って、磁気センサ75と磁石6のN極とS極との位置関係が変化する(図8参照)。
前記したように、磁気センサ75は、N極の磁力の変化を検出する磁気感応素子と、S極の磁力の変化を検出する磁気感応素子を、それぞれ一つずつ備えているので、磁気センサ75は、検出したN極の磁力を示す出力信号と、検出したS極の磁力を示す出力信号を、出力する。
前記したように、磁気センサ75は、N極の磁力の変化を検出する磁気感応素子と、S極の磁力の変化を検出する磁気感応素子を、それぞれ一つずつ備えているので、磁気センサ75は、検出したN極の磁力を示す出力信号と、検出したS極の磁力を示す出力信号を、出力する。
これにより、出力信号を受信した外部機器が、検出したN極の磁力を示す出力信号と、検出したS極の磁力を示す出力信号のそれぞれから、ディテントプレート4の回転軸X回りの角度位置を特定して、自動変速機の選択レンジを特定する。
具体的には、自動変速機の選択レンジが「パーキング」から「ロー」に変更されると、磁気センサ75と磁石6との位置関係が、図8の(B)に示す位置関係から図8の(A)に示す位置関係に変化する。
これにより、磁気センサ75の出力信号が、次の状態(A)から状態(B)に変化する。
・状態(A):N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最大値で、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最小値である。
・状態(B):N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最小値で、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最大値である。
これにより、磁気センサ75の出力信号が、次の状態(A)から状態(B)に変化する。
・状態(A):N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最大値で、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最小値である。
・状態(B):N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最小値で、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が最大値である。
このように、N極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値と、S極の磁力を検出する磁気感応素子の出力値が、自動変速機の選択レンジの切り替えに応じて変動する。よって、検出装置1(磁気センサ75)の出力信号が入力される外部の機器において、自動変速機の選択レンジが特定できる。
ここで、自動変速機の選択レンジの切り替え時には、可動部材5の係合部56が、極盤2の溝24内を、当該溝24の長手方向(回転軸X周りの周方向)に移動する。
前記したように、磁石6は、可動部材5を構成する樹脂材料で覆われており、自動変速機内の金属粉(磁性体)などが磁力で引き寄せられても、磁石6に磁性体が直接付着しないようになっている。
さらに、係合部56は、溝24内での移動方向に沿う両側面56dと、極盤2側の下面56cが、極盤2を構成する樹脂材料で覆われているので、両側面56dと下面56cにも磁性体が付着しない(図3の(A)参照)。
さらに、係合部56は、溝24内での移動方向に沿う両側面56dと、極盤2側の下面56cが、極盤2を構成する樹脂材料で覆われているので、両側面56dと下面56cにも磁性体が付着しない(図3の(A)参照)。
これに対して、係合部56の長手4方向の一端56aと他端56bは、溝24内に露出しているので、磁性体が付着する可能性がある。
本実施形態では、磁石6の長手方向の中央部に位置するS極とN極の一組が、磁気センサ75による選択レンジの検出に用いられる磁石であり、長手方向の両端に位置するS極とN極は、磁気センサ75による選択レンジの検出に用いられない磁石である。
本実施形態では、磁石6の長手方向の中央部に位置するS極とN極の一組が、磁気センサ75による選択レンジの検出に用いられる磁石であり、長手方向の両端に位置するS極とN極は、磁気センサ75による選択レンジの検出に用いられない磁石である。
そのため、磁石6の磁力で引き寄せられた磁性体が、係合部56の長手方向の一端56aと他端56bに付着しても、付着した磁性体の影響が、前述の磁気センサ75による検出に用いられない両端の磁石(N極、S極)に留まるようしている。
そのため、磁石6の磁力で引き寄せられた磁性体が、係合部56の長手方向の一端56aと他端56bに付着しても、付着した磁性体の影響が、前述の磁気センサ75による検出に用いられる中央の磁石(N極、S極)の磁力に及ばないようにしている。
これにより、ディテントプレート4の回転軸X回りの角度位置を正確に特定して、自動変速機の選択レンジを特定できる。
そのため、磁石6の磁力で引き寄せられた磁性体が、係合部56の長手方向の一端56aと他端56bに付着しても、付着した磁性体の影響が、前述の磁気センサ75による検出に用いられる中央の磁石(N極、S極)の磁力に及ばないようにしている。
これにより、ディテントプレート4の回転軸X回りの角度位置を正確に特定して、自動変速機の選択レンジを特定できる。
また、本実施形態では、自動変速機の選択レンジが「パーキング」になると係合部56の一端56aが溝24から外部に突出し、「ロー」になると、係合部56の他端56bが溝24から外部に突出するように、係合部56の回転軸X周りの周方向の長さが設定されている(図2の(A)、図8の(A)、(B)参照)。
そのため、磁石の磁力で引き寄せられた磁性体が溝24の内部に滞留しても、選択レンジの切り替え時に係合部56が回転軸X周りの周方向に移動することで、溝24の内部に滞留した磁性体が、係合部56の一端56aまたは他端56bにより押されて、溝24外部に排出される。
これにより、溝24の内部に滞留した磁性体が集まって可動部材5(係合部56)の移動が阻害される事態の発生を防止している。
これにより、溝24の内部に滞留した磁性体が集まって可動部材5(係合部56)の移動が阻害される事態の発生を防止している。
以上の通り、本実施形態にかかる検出装置1は、以下の構成を有している。
(1)検出装置1は、可動部材5と、極盤2(固定部材)と、一つの磁石6と、一つの磁気センサ75と、を有している。
可動部材5は、自動変速機の選択レンジの切り替えに連動して、回転軸X回りの周方向に移動する。
極盤2は、可動部材5と一体に回転するハブ3を、回転軸X回りに回転可能に支持する。
磁石6は、可動部材5に設けられていると共に、可動部材5の移動方向(回転軸X周りの周方向)にN極とS極とが並んでいる。
磁気センサ75は、極盤2に設置したプリント基板7に設けられている。
可動部材5の移動方向に直交する方向(回転軸X方向)から見て磁気センサ75は、磁石6の移動軌跡(仮想円Imc)上で、磁石6に対向配置されている。
(1)検出装置1は、可動部材5と、極盤2(固定部材)と、一つの磁石6と、一つの磁気センサ75と、を有している。
可動部材5は、自動変速機の選択レンジの切り替えに連動して、回転軸X回りの周方向に移動する。
極盤2は、可動部材5と一体に回転するハブ3を、回転軸X回りに回転可能に支持する。
磁石6は、可動部材5に設けられていると共に、可動部材5の移動方向(回転軸X周りの周方向)にN極とS極とが並んでいる。
磁気センサ75は、極盤2に設置したプリント基板7に設けられている。
可動部材5の移動方向に直交する方向(回転軸X方向)から見て磁気センサ75は、磁石6の移動軌跡(仮想円Imc)上で、磁石6に対向配置されている。
このように構成すると、磁気センサ75と磁石6との位置関係が可動部材5の移動に伴って変化すると、磁気センサ75が検出する磁力が変化する。よって、磁気センサ75で検出された磁力の大きさから、自動変速機の選択レンジを特定できる。
1つの磁石6と1つの磁気センサ75との組み合わせで、自動変速機の選択レンジを検出できるので、検出装置1をより安価に提供できる。
1つの磁石6と1つの磁気センサ75との組み合わせで、自動変速機の選択レンジを検出できるので、検出装置1をより安価に提供できる。
本実施形態にかかる検出装置1は、以下の構成を有している。
(2)磁石は、可動部材5から極盤2側に突出して設けられている。
極盤2では、可動部材5との対向部に、磁石6を収容可能な溝24が設けられている。
回転軸X方向から見て溝24は、磁石6の移動軌跡(仮想円Imc)に沿って設けられていると共に、長手方向の一端24aと他端24bが、極盤2の側面21cと側面21dに開口している。
磁石6は、移動方向に沿う長手方向の一端6aと他端6bに、前述の磁気センサ75による検出に用いられない磁石(N極、S極)が連結されている。
(2)磁石は、可動部材5から極盤2側に突出して設けられている。
極盤2では、可動部材5との対向部に、磁石6を収容可能な溝24が設けられている。
回転軸X方向から見て溝24は、磁石6の移動軌跡(仮想円Imc)に沿って設けられていると共に、長手方向の一端24aと他端24bが、極盤2の側面21cと側面21dに開口している。
磁石6は、移動方向に沿う長手方向の一端6aと他端6bに、前述の磁気センサ75による検出に用いられない磁石(N極、S極)が連結されている。
磁石6の磁力に引き寄せられた磁性体が、溝24の内部に進入する可能性がある。
可動部材5の移動に連動して磁石6が移動する溝24は、長手方向の一端24aと他端24bが極盤2の側面21c、21dに開口している。
前述の磁気センサ75による検出に用いられない磁石(ダミー磁石)が設けられていない場合には、溝24内に進入した磁性体が磁石6に付着すると、磁気センサ75による磁力の検出に影響を及ぼすので、自動変速機の選択レンジを適切に検出できなくなる可能性がある。
可動部材5の移動に連動して磁石6が移動する溝24は、長手方向の一端24aと他端24bが極盤2の側面21c、21dに開口している。
前述の磁気センサ75による検出に用いられない磁石(ダミー磁石)が設けられていない場合には、溝24内に進入した磁性体が磁石6に付着すると、磁気センサ75による磁力の検出に影響を及ぼすので、自動変速機の選択レンジを適切に検出できなくなる可能性がある。
ダミー磁石は、磁気センサ75の検出に利用されないので、ダミー磁石の部分に磁性体が付着しても、磁気センサ75による検出に影響がない。これにより、自動変速機の選択レンジを適切に検出できる。
本実施形態にかかる検出装置1は、以下の構成を有している。
(3)磁石6は、可動部材5の構成素材である樹脂材料に埋め込まれている。
磁石6は、可動部材5と一体に形成された係合部56内に埋め込まれている。
(3)磁石6は、可動部材5の構成素材である樹脂材料に埋め込まれている。
磁石6は、可動部材5と一体に形成された係合部56内に埋め込まれている。
このように構成すると、磁石6の表面が可動部材5の構成素材(樹脂材料:非磁性体)で保護される。磁石6は、溝24の内部を長手方向に摺動移動する。磁石6の表面が可動部材5の係合部56で保護されているので、磁石6の摩耗を防止できる。
また、溝24内に進入した磁性体が磁石6の表面に直接接触することを防止できる。
また、溝24内の磁性体が、可動部材5の係合部56の表面に付着した場合であっても、磁性体が磁石6に直接付着している場合に比べて磁性体の保持力が弱いので、溝24の一端24aまたは他端24bの開口に到達した時点で、可動部材5の表面に付着している磁性体を落とすことができる。
また、溝24内に進入した磁性体が磁石6の表面に直接接触することを防止できる。
また、溝24内の磁性体が、可動部材5の係合部56の表面に付着した場合であっても、磁性体が磁石6に直接付着している場合に比べて磁性体の保持力が弱いので、溝24の一端24aまたは他端24bの開口に到達した時点で、可動部材5の表面に付着している磁性体を落とすことができる。
本実施形態にかかる検出装置1は、以下の構成を有している。
(4)磁気センサ75は、N極の磁力とS極の磁力を同時に検出可能なひと1つの磁気センサである。
(4)磁気センサ75は、N極の磁力とS極の磁力を同時に検出可能なひと1つの磁気センサである。
磁気センサ75と磁石6との位置関係が可動部材5の移動に伴って変化すると、磁気センサ75が検出するN極とS極の磁力が変化する。検出するN極の磁力とS極の磁力の両方を検出できる磁気センサを採用すると、検出されたN極の磁力とS極の磁力の両方を用いて自動変速機の選択レンジを特定できるので、検出精度が向上する。
本実施形態にかかる検出装置1は、以下の構成を有している。
(5)可動部材5は、ディテントプレート4とハブ3を介して、極盤2で回転軸X回りに回動可能に支持されている。
回転軸X方向から見て、磁石6と溝24は、回転軸Xを所定間隔で囲む円弧状に形成されている。
(5)可動部材5は、ディテントプレート4とハブ3を介して、極盤2で回転軸X回りに回動可能に支持されている。
回転軸X方向から見て、磁石6と溝24は、回転軸Xを所定間隔で囲む円弧状に形成されている。
このように構成すると、変速機ケース内の金属粉(磁性体)の影響を受け難い検出装置1を安価に提供できる。
また、可動部材5が回転軸X周りに回動する構成の検出装置1は、検出装置1の小型化が可能であるので、変速機ケース内での設置の自由度が向上する。
また、可動部材5が回転軸X周りに回動する構成の検出装置1は、検出装置1の小型化が可能であるので、変速機ケース内での設置の自由度が向上する。
前記した実施形態では、可動部材5と磁石6が、回転軸X周りに回動する構成の検出装置1を例示したが、可動部材5と磁石6が軸線方向で進退移動する構成の検出装置であってもよい。
かかる場合、N極とS曲とが交互に並んだ磁石を直線状に形成し、この磁石の長手方向の両端に、磁気センサ75での検出に用いられない磁石を連結し、磁石を可動部材の構成素材に埋め込む構成とすることで、前記した実施形態の場合と同様の効果が奏されることになる。
かかる場合、N極とS曲とが交互に並んだ磁石を直線状に形成し、この磁石の長手方向の両端に、磁気センサ75での検出に用いられない磁石を連結し、磁石を可動部材の構成素材に埋め込む構成とすることで、前記した実施形態の場合と同様の効果が奏されることになる。
なお、前記した実施形態では、検出装置1が、自動変速機の選択レンジを検出する場合を例示した。本件発明は、前記した実施形態の態様にのみ限定されない。
例えば、検出対象物の操作により複数の選択肢のうちの1つが選択される機器において、選択された選択肢の特定に利用することも可能である。
例えば、ダイヤル式のノブの回転軸周りの角度位置に応じて選択肢が切り替わるスイッチ装置や、直線移動するノブの位置に応じて選択肢が切り替わるスイッチ装置などにも好適に適用可能である。
例えば、検出対象物の操作により複数の選択肢のうちの1つが選択される機器において、選択された選択肢の特定に利用することも可能である。
例えば、ダイヤル式のノブの回転軸周りの角度位置に応じて選択肢が切り替わるスイッチ装置や、直線移動するノブの位置に応じて選択肢が切り替わるスイッチ装置などにも好適に適用可能である。
以上、本願発明の実施形態および変形例を説明したが、本願発明は、これらのものに限定されるものではなく、発明の技術的な思想の範囲内で適宜変更可能である。
1 検出装置
2 極盤
21 基部
21a 上面
21b 下面
21c 側面
21d 側面
22 支持孔
23 筒状壁
24 溝
24a 一端
24b 他端
241 薄肉部
25 収容部
251 筒状壁
252 支持部
255 シーリング部材
26 リブ
27 コネクタ部
28 接続部
281 係合溝
285 第1サポート部
29 膨出部
295 第2サポート部
3 ハブ
31 基部
310 貫通孔
32 大径部
321 平坦部
322 ストッパ部
4 ディテントプレート
41 基部
42 貫通孔
421 平坦部
43、44 取付孔
45(45a〜45e) 凹部
5 可動部材
51 基部
51a 上面
51b 下面
511 内縁部
512 外縁部
513 側縁部
514 側縁部
53、54 突起
55 凹部
56 係合部
56a 一端
56b 他端
56c 下面
56d 側面
6 磁石
6a 一端
6b 他端
6c 側面
6d 両側縁
7 プリント基板
75 磁気センサ
90 固定部材
91 係合片
Sa 空間
X 回転軸
2 極盤
21 基部
21a 上面
21b 下面
21c 側面
21d 側面
22 支持孔
23 筒状壁
24 溝
24a 一端
24b 他端
241 薄肉部
25 収容部
251 筒状壁
252 支持部
255 シーリング部材
26 リブ
27 コネクタ部
28 接続部
281 係合溝
285 第1サポート部
29 膨出部
295 第2サポート部
3 ハブ
31 基部
310 貫通孔
32 大径部
321 平坦部
322 ストッパ部
4 ディテントプレート
41 基部
42 貫通孔
421 平坦部
43、44 取付孔
45(45a〜45e) 凹部
5 可動部材
51 基部
51a 上面
51b 下面
511 内縁部
512 外縁部
513 側縁部
514 側縁部
53、54 突起
55 凹部
56 係合部
56a 一端
56b 他端
56c 下面
56d 側面
6 磁石
6a 一端
6b 他端
6c 側面
6d 両側縁
7 プリント基板
75 磁気センサ
90 固定部材
91 係合片
Sa 空間
X 回転軸
Claims (6)
- 検出対象物の操作を検出する検出装置であって、
前記検出対象物の操作に連動して移動する可動部材と、
前記可動部材を移動可能に支持する固定部材と、
前記可動部材に設けられていると共に、前記可動部材の移動方向にN極とS極とが並んだ1つの磁石と、
前記固定部材に設けられた1つの磁気センサと、を有し、
前記可動部材の移動方向に直交する方向から見て前記磁気センサは、前記磁石の移動軌跡上で、前記磁石に対向配置されていることを特徴とする検出装置。 - 前記磁石は、前記可動部材から前記固定部材側に突出して設けられており、
前記固定部材では、前記可動部材との対向部に、前記磁石を収容可能な溝が設けられており、
前記溝は、長手方向の一端と他端が、前記固定部材の側面に開口しており、
前記磁石は、前記移動方向に沿う長手方向の一端と他端に、前記磁気センサによる検出に用いられない磁石が連結されていることを特徴とする請求項1に記載の検出装置。 - 前記磁石は、前記可動部材の構成素材に埋め込まれていることを特徴とする請求項2に記載の検出装置。
- 前記可動部材は、前記固定部材で回転軸回りに回動可能に支持されており、
前記回転軸方向から見て、前記磁石と前記溝は、前記回転軸を所定間隔で囲む円弧状に形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の検出装置。 - 前記磁気センサは、前記N極の磁力と前記S極の磁力を同時に検出可能な1つの磁気センサであることを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
- 前記検出対象物の操作は、自動変速機の選択レンジの切り替え操作であることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の検出装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019071194A JP2020169882A (ja) | 2019-04-03 | 2019-04-03 | 検出装置 |
CN202010254528.7A CN111795149A (zh) | 2019-04-03 | 2020-04-02 | 检测装置 |
US16/839,071 US20200318729A1 (en) | 2019-04-03 | 2020-04-02 | Detecting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019071194A JP2020169882A (ja) | 2019-04-03 | 2019-04-03 | 検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020169882A true JP2020169882A (ja) | 2020-10-15 |
Family
ID=72662200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019071194A Pending JP2020169882A (ja) | 2019-04-03 | 2019-04-03 | 検出装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2020169882A (ja) |
CN (1) | CN111795149A (ja) |
-
2019
- 2019-04-03 JP JP2019071194A patent/JP2020169882A/ja active Pending
-
2020
- 2020-04-02 US US16/839,071 patent/US20200318729A1/en not_active Abandoned
- 2020-04-02 CN CN202010254528.7A patent/CN111795149A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US20200318729A1 (en) | 2020-10-08 |
CN111795149A (zh) | 2020-10-20 |
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