JP2020167853A - スイッチング電源 - Google Patents

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【課題】LLCモードとフライバックモードとでトランスの巻線比を異ならせることができる、スイッチング電源を提供する。【解決手段】スイッチング電源1は、フライバックスイッチ43がオフの状態の下で、ハイサイドスイッチ44およびローサイドスイッチ45を交互にオンにすることにより、LLC方式の電源回路としての動作が可能である。また、スイッチング電源1は、ハイサイドスイッチ44およびローサイドスイッチ45の両方がオフの状態の下で、フライバックスイッチ43をオンおよびオフにすることにより、フライバック方式の電源回路としての動作が可能である。また、スイッチング電源1に備えられるトランス26は、フライバック用一次巻線51、LLC用一次巻線52および二次巻線53を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチング電源に関する。
従来、軽負荷時から重負荷時に亘って動作する電源装置が知られている。たとえば、フライバック方式とLLC方式(電流共振方式)との2つの回路トポロジーを採用し、省電力モードなどの軽負荷時にはフライバック方式の電源回路を使用し、大電力が必要となる高負荷時にはLLC方式の電源回路に切り替えて使用できる電源装置がある。
特許文献1に記載の電源装置では、LLC方式の電源回路の構成要素である共振コンデンサを経由する電流経路と共振コンデンサを経由しない電流経路とを切り替えるスイッチング素子が設けられ、フライバック方式の電源回路を使用する際にスイッチング素子をオフにすることにより、1つのトランスをフライバック方式の電源回路とLLC方式の電源回路とに共用可能とされている。
特開2016−21835号公報
ところが、1つのトランスを両方式の電源回路に共用する構成では、トランスの巻線比を各方式で異ならせることができない。
本発明の目的は、LLCモードとフライバックモードとでトランスの巻線比を異ならせることができる、スイッチング電源を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係るスイッチング電源は、トランスと、共振コンデンサと、第1スイッチと、第2スイッチと、第3スイッチと、を備え、トランスは、フライバック用一次巻線、LLC用一次巻線および二次巻線を有し、第1スイッチの一端と第2スイッチの一端とが接続点を介して接続され、フライバック用一次巻線の一端と第1スイッチの他端とが接続され、フライバック用一次巻線の他端と第3スイッチの一端とが接続され、第2スイッチの他端と第3スイッチの他端とが接続され、LLC用一次巻線の一端が共振コンデンサを介して接続点に接続され、LLC用一次巻線の他端が第2スイッチの他端に接続されており、トランスは、第1中央脚部を有する第1コアと第2中央脚部を有する第2コアとが第1中央脚部と第2中央脚部との間に間隔を空けて突き合わされ、第1中央脚部にLLC用一次巻線が巻かれ、第2中央脚部にフライバック用一次巻線および二次巻線が巻かれた構成である。
この構成によれば、スイッチング電源は、第3スイッチがオフの状態の下で、第1スイッチおよび第2スイッチを交互にオンにすることにより、LLC方式の電源回路としての動作が可能である。また、スイッチング電源は、第1スイッチおよび第2スイッチの両方がオフの状態の下で、第3スイッチをオンおよびオフにすることにより、フライバック方式の電源回路としての動作が可能である。
しかも、トランスがフライバック用一次巻線、LLC用一次巻線および二次巻線を有しているので、スイッチング電源がLLC方式の電源回路として動作するときのトランスの巻線比と、スイッチング電源がフライバック方式の電源回路として動作するときのトランスの巻線比とを異ならせることができる。そのため、LLC方式の電源回路に適切な巻線比と、フライバック方式の電源回路に適切な巻線比とを設定することができる。
本発明によれば、LLC方式の電源回路としての動作およびフライバック方式の電源回路としての動作が可能であるうえに、LLC方式の電源回路に適切な巻線比とフライバック方式の電源回路に適切な巻線比とを設定することができる。
本発明の一実施形態に係るスイッチング電源の構成を示す図である。 トランスの構成を図解的に示す図である。 トランスの他の構成例を図解的に示す図である。 スイッチング電源の回路構成の変形例を示す図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<回路構成>
図1に示されるスイッチング電源1は、たとえば、プリンタ、スキャナまたは複合機(MFP:Multi-Function Peripheral)などの装置に用いられる電源である。スイッチング電源1は、AC−DC変換回路11と、DC−DC変換回路12とを備えている。
AC−DC変換回路11は、商用電源13から供給される交流電圧を直流電圧に変換する回路である。AC−DC変換回路11は、4個のダイオードD1,D2,D3,D4をブリッジ接続した整流回路である。具体的には、AC−DC変換回路11では、2個のダイオードD1,D2の直列回路と残りの2個のダイオードD3,D4の直列回路とが並列に接続されている。2個のダイオードD1,D2の接続点および2個のダイオードD3,D4の接続点が一対の入力端21,22となり、2個のダイオードD1,D2の直列回路と2個のダイオードD3,D4の直列回路との接続点が一対の出力端23,24となる。一対の入力端21,22には、商用電源13が接続されている。一方の出力端23には、配線25が接続されている。他方の出力端24は、グランド(GND)に接続されている。AC−DC変換回路11では、商用電源13から入力端21,22に入力される交流電圧が全波整流され、出力端23,24間に、全波整流された波形の電圧が発生する。
DC−DC変換回路12は、トランス26およびPFC(Power Factor Correction)回路27を備えている。
PFC回路27は、トランス26の一次側に設けられている。PFC回路27は、巻線(インダクタ)31、ダイオード32、コンデンサ33およびPFCスイッチ34を含む昇圧型コンバータの構成を有している。巻線31およびダイオード32は、配線25に設けられている。巻線31の一端がAC−DC変換回路11の出力端23に接続され、巻線31の他端がダイオード32のアノードに接続されている。コンデンサ33は、ダイオード32のカソードとグランドとの間に介在されている。PFCスイッチ34は、Nチャネル型のMOSFETであり、ドレインが巻線31とダイオード32との間に接続され、ソースがグランドに接続されている。
また、トランス26の一次側には、ハーフブリッジ回路41と、共振コンデンサ42と、第3スイッチの一例としてのフライバックスイッチ43とが設けられている。ハーフブリッジ回路41は、第1スイッチの一例としてのハイサイドスイッチ44と、第2スイッチの一例としてのローサイドスイッチ45とを備えている。ハイサイドスイッチ44とローサイドスイッチ45とは、接続点46を介して接続されている。具体的には、ハイサイドスイッチ44およびローサイドスイッチ45は、いずれもNチャネル型のMOSFETである。接続点46では、ハイサイドスイッチ44のソースとローサイドスイッチ45のドレインとが接続されている。ハイサイドスイッチ44のドレインは、配線25におけるPFC回路27よりもトランス26側の位置に接続され、ローサイドスイッチ45のソースは、グランドに接続されている。
トランス26は、フライバック用一次巻線51、LLC用一次巻線52および二次巻線53を備えている。
フライバック用一次巻線51の一端は、配線25に接続されている。フライバック用一次巻線51の他端は、フライバックスイッチ43を介して、グランドに接続されている。具体的には、フライバックスイッチ43は、Nチャネル型のMOSFETであり、フライバック用一次巻線51の他端は、フライバックスイッチ43のドレインに接続され、フライバックスイッチ43のソースは、グランドに接続されている。
LLC用一次巻線52の一端は、共振コンデンサ42を介して、ハーフブリッジ回路41の接続点46に接続されている。LLC用一次巻線52の他端は、グランドに接続されている。
トランス26の二次側には、第1ダイオード61と、第2ダイオード62と、二次側スイッチ63と、コンデンサ64とが設けられている。二次巻線53の一端には、配線67の一端が接続されており、第1ダイオード61および二次側スイッチ63は、配線67に設けられている。第1ダイオード61のアノードは、二次巻線53の一端に接続されている。二次側スイッチ63は、Nチャネル型のMOSFETであり、第1ダイオード61のカソードは、二次側スイッチ63のドレインに接続されている。配線67の他端は、コンデンサ64の一端に接続されている。また、二次巻線53の他端には、配線66の一端が接続されている。第2ダイオード62は、配線66に設けられて、アノードが二次巻線53の他端に接続されている。配線66の他端は、二次側スイッチ63とコンデンサ64の一端との間において、配線67に接続されている。また、二次巻線53の一端と他端との中間点は、配線67を介して、トランス26の二次側のグランドに接続されている。
コンデンサ64の一端は、スイッチング電源1の出力端子と接続され、コンデンサ64の他端は、トランス26の二次側のグランドに接続されている。コンデンサ64の両端間の電圧がスイッチング電源1の出力電圧として、モータなどの負荷に供給される。
<制御構成>
トランス26の一次側には、一次側電圧検出部71と、制御回路72(制御部の一例)とが設けられている。トランス26の二次側には、二次側電圧検出部73と、CPU74とが設けられている。
一次側電圧検出部71は、配線25の電圧に応じた検出信号を出力する。
制御回路72は、デジタルシグナルプロセッサである。制御回路72は、内蔵するプログラムを読み込んで後述する各モード(フライバックモード、LLCモード)に応じた制御プログラムを実行する。制御回路72には、PFCスイッチ34を駆動する信号を出力するPFC駆動端子81と、フライバックスイッチ43を駆動する信号を出力するフライバックスイッチ駆動端子82と、ハイサイドスイッチ44を駆動する信号を出力するハイサイドスイッチ駆動端子83と、ローサイドスイッチ45を駆動する信号を出力するローサイドスイッチ駆動端子84とを有している。制御回路72は、PFC駆動端子81、フライバックスイッチ駆動端子82、ハイサイドスイッチ駆動端子83およびローサイドスイッチ駆動端子84を介して、それぞれPFCスイッチ34、フライバックスイッチ43、ハイサイドスイッチ44およびローサイドスイッチ45にゲート電圧を印加する。
また、制御回路72には、一次側フィードバック入力端子85、二次側フィードバック入力端子86およびLLCモード受信端子87が形成されている。一次側フィードバック入力端子85には、一次側電圧検出部71が接続されており、一次側電圧検出部71の検出信号が入力される。二次側フィードバック入力端子86には、フォトカプラPH1の受光素子88が接続されている。LLCモード受信端子87には、フォトカプラPH2の受光素子89が接続されている。
二次側電圧検出部73は、配線65の電圧に応じた検出信号を出力する。二次側電圧検出部73には、フォトカプラPH1の発光素子91が接続されている。二次側電圧検出部73から出力される検出信号は、フォトカプラPH1を介して、制御回路72の二次側フィードバック入力端子86に入力される。
CPU74は、たとえば、スイッチング電源1が備えられる装置に設けられている。CPU74は、二次側スイッチ63のオンおよびオフを制御する信号を出力するフライバックスイッチ端子92と、制御回路72にLLCモードの制御を指示する信号を出力するLLCモード制御端子93とを備えている。LLCモード制御端子93には、フォトカプラPH2の発光素子94が接続されている。CPU74は、LLCモード制御端子93を介してLLCモードの制御を指示するLLCモード指示信号を出力する。LLCモード指示信号は、フォトカプラPH2を介して、制御回路72のLLCモード受信端子87に入力される。
<動作モード>
スイッチング電源1は、LLC方式の電源回路を構成するLLCモードと、フライバック方式の電源回路を構成するフライバックモードとに切り換えて使用される。
LLCモードでは、CPU74は、フライバックスイッチ端子92を介して二次側スイッチ63をオンにし、LLCモード制御端子93からLLCモード指示信号を出力する。
LLCモード指示信号が制御回路72のLLCモード受信端子87に入力されると、制御回路72の機能により、PFC駆動端子81からPFCスイッチ34に印加されるゲート電圧が制御されて、PFC回路27が駆動される。また、制御回路72は、フライバックスイッチ駆動端子82からフライバックスイッチ43へのゲート電圧の印加を停止し、フライバックスイッチ43をオフにする。そして、制御回路72は、二次側フィードバック入力端子86に入力される検出信号に基づいて、つまり配線65の電圧である二次側電圧に基づいて、ハイサイドスイッチ駆動端子83からハイサイドスイッチ44に印加されるゲート電圧およびローサイドスイッチ駆動端子84からローサイドスイッチ45に印加されるゲート電圧を制御する。これにより、スイッチング電源1は、LLCモードとなる。
LLCモードからフライバックモードに切り替えられる際には、CPU74は、フライバックスイッチ端子92を介して二次側スイッチ63をオフにし、LLCモード制御端子93からのLLCモード指示信号の出力を停止する。
制御回路72のLLCモード受信端子87へのLLCモード指示信号の入力が停止すると、制御回路72の機能により、PFC駆動端子81からPFCスイッチ34へのゲート電圧の印加が停止されて、PFCスイッチ34がオフにされる。また、制御回路72は、ハイサイドスイッチ駆動端子83からハイサイドスイッチ44へのゲート電圧の印加を停止し、ハイサイドスイッチ44をオフにする。さらに、制御回路72は、ローサイドスイッチ駆動端子84からローサイドスイッチ45へのゲート電圧の印加を停止して、ローサイドスイッチ45をオフにする。そして、制御回路72は、二次側フィードバック入力端子86に入力される検出信号に基づいて、つまり配線65の電圧である二次側電圧に基づいて、フライバックスイッチ駆動端子82からフライバックスイッチ43に印加されるゲート電圧を制御する。これにより、スイッチング電源1は、フライバックモードとなる。
なお、一次側フィードバック入力端子85に入力される検出信号、つまり配線25の電圧である一次側電圧は、PFC回路27のPFCスイッチ34のスイッチング制御に使用される。
<トランス>
トランス26は、図2に示されるように、一対の第1コア101と第2コア102とを突き合わせた磁心構造を有している。
第1コア101は、E型フェライトコアである。第1コア101は、中央脚部111と、その両側に離間して中央脚部111と平行に延びる側脚部112,113と、中央脚部111および側脚部112,113を連結した連結部114とを一体に有している。中央脚部111は、側脚部112,113よりも短く形成されている。
第2コア102は、E型フェライトコアである。第2コア102は、中央脚部121と、その両側に離間して中央脚部121と平行に延びる側脚部122,123と、中央脚部121および側脚部122,123を連結した連結部124とを一体に有している。中央脚部121および側脚部122,123は、同じ長さに形成されている。
第1コア101と第2コア102とは、中央脚部111と中央脚部121とが突き合わされ、側脚部112,113と側脚部122,123とが突き合わされた状態に設けられている。中央脚部111が側脚部112,113よりも短く形成されることにより、中央脚部111と中央脚部121との間にギャップGが形成されている。
LLC用一次巻線52は、第1コア101の中央脚部111に巻かれている。
フライバック用一次巻線51および二次巻線53は、第2コア102の中央脚部121に巻かれている。具体的には、第2コア102の中央脚部121には、二次巻線53が巻かれ、二次巻線53を取り囲むように絶縁テープ131(絶縁材の一例)が巻かれ、フライバック用一次巻線51が絶縁テープ131を挟んで二次巻線53と重なるように巻かれている。
この構成により、トランス26では、LLC用一次巻線52と二次巻線53との結合率を示す結合係数が相対的に小さい値となり、フライバック用一次巻線51と二次巻線53との結合率を示す結合係数が相対的に大きい値であって、1に近い値となる。
<トランスの他の構成>
トランス26は、図2に示される構成に限らず、図3に示される構成であってもよい。
図3に示される構成では、二次巻線53は、第2コア102の中央脚部121の連結部124に近い位置に巻かれ、フライバック用一次巻線51は、中央脚部121の先端に近い位置に巻かれている。
フライバック用一次巻線51と二次巻線53との間にはギャップGが存在しない一方、LLC用一次巻線52と二次巻線53との間にはギャップGが存在するので、この構成によっても、LLC用一次巻線52と二次巻線53との結合率を示す結合係数が相対的に小さい値となり、フライバック用一次巻線51と二次巻線53との結合率を示す結合係数が相対的に大きい値となる。また、フライバック用一次巻線51と二次巻線53とを物理的な距離で離すことができ、二次巻線53の巻数が多くても、フライバック用一次巻線51と二次巻線53との間での絶縁を確保することができる。
<作用効果>
以上のように、スイッチング電源1は、フライバックスイッチ43がオフの状態の下で、ハイサイドスイッチ44およびローサイドスイッチ45を交互にオンにすることにより、LLC方式の電源回路としての動作が可能である。また、スイッチング電源1は、ハイサイドスイッチ44およびローサイドスイッチ45の両方がオフの状態の下で、フライバックスイッチ43をオンおよびオフにすることにより、フライバック方式の電源回路としての動作が可能である。
しかも、トランス26がフライバック用一次巻線51、LLC用一次巻線52および二次巻線53を有しているので、スイッチング電源1がLLC方式の電源回路として動作するときのトランス26の巻線比と、スイッチング電源1がフライバック方式の電源回路として動作するときのトランス26の巻線比とを異ならせることができる。そのため、LLC方式の電源回路に適切な巻線比とフライバック方式の電源回路に適切な巻線比とを独立で設定することができる。
また、フライバックスイッチ43がフライバック用一次巻線51の他端とグランドとの間に設けられていることにより、フライバックスイッチ43にNチャネル型のMOSFETを用いることができ、そのゲート駆動に差動増幅器が不要であり、回路構成を簡素化することができる。
<変形例>
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、共振コンデンサ42は、図4に示されるように、LLC用一次巻線52の他端とグランドとの間に設けられていてもよい。言い換えれば、LLC用一次巻線52の他端と共振コンデンサ42の一端とが接続され、共振コンデンサ42の他端がグランドに接続されていてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:スイッチング電源
26:トランス
42:共振コンデンサ
43:フライバックスイッチ
44:ハイサイドスイッチ
45:ローサイドスイッチ
51:フライバック用一次巻線
52:LLC用一次巻線
53:二次巻線
72:制御回路
101:第1コア
102:第2コア
111:中央脚部
121:中央脚部
131:絶縁テープ

Claims (4)

  1. トランスと、
    共振コンデンサと、
    第1スイッチと、
    第2スイッチと、
    第3スイッチと、を備え、
    前記トランスは、フライバック用一次巻線、LLC用一次巻線および二次巻線を有し、
    前記第1スイッチの一端と前記第2スイッチの一端とが接続点を介して接続され、
    前記フライバック用一次巻線の一端と前記第1スイッチの他端とが接続され、
    前記フライバック用一次巻線の他端と前記第3スイッチの一端とが接続され、
    前記第2スイッチの他端と前記第3スイッチの他端とが接続され、
    前記LLC用一次巻線の一端が前記共振コンデンサを介して前記接続点に接続され、
    前記LLC用一次巻線の他端が前記第2スイッチの他端に接続されており、
    前記トランスは、第1中央脚部を有する第1コアと第2中央脚部を有する第2コアとが前記第1中央脚部と前記第2中央脚部との間に間隔を空けて突き合わされ、前記第1中央脚部に前記LLC用一次巻線が巻かれ、前記第2中央脚部に前記フライバック用一次巻線および前記二次巻線が巻かれた構成である、
    スイッチング電源。
  2. 請求項1に記載のスイッチング電源であって、
    制御部、を備え、
    前記制御部は、
    LLCモードにおいて、前記第3スイッチがオフの状態の下で、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチを交互にオンするスイッチング制御を行い、
    フライバックモードにおいて、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチの両方がオフの状態の下で、前記第3スイッチをオンおよびオフさせるスイッチング制御を行う、
    スイッチング電源。
  3. 請求項1または2に記載のスイッチング電源であって、
    前記フライバック用一次巻線および前記二次巻線は、それぞれの少なくとも一部が重なり合い、
    前記フライバック用一次巻線および前記二次巻線の重なり合う部分の間に、絶縁材が介在されている、
    スイッチング電源。
  4. 請求項1または2に記載のスイッチング電源であって、
    前記フライバック用一次巻線および前記二次巻線は、互いに重なり合わないように離間している、
    スイッチング電源。
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