JP2020167805A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの放熱性を向上できる構造を有する駆動装置を提供する。【解決手段】本発明の駆動装置の一つの態様は、中心軸Jを中心として回転可能なロータ50と、ロータと隙間を介して対向するステータ60と、ロータおよびステータを内部に収容する第1ハウジング70と、を有するモータ10と、モータを内部に収容する第2ハウジング30と、第1ハウジングの内部においてロータに設けられた少なくとも1つのファン80と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、駆動装置に関する。
ハウジングを有するモータが、さらに別のハウジングの内部に収容される駆動装置が知られる。例えば、特許文献1には、車輪のハブの内部にモータが収容された構成が記載される。
特開2000−83349号公報
上記のような駆動装置においては、モータが別のハウジングの内部に収容されるため、モータの熱を外部に排出しにくい問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みて、モータの放熱性を向上できる構造を有する駆動装置を提供することを目的の一つとする。
本発明の駆動装置の一つの態様は、中心軸を中心として回転可能なロータと、前記ロータと隙間を介して対向するステータと、前記ロータおよび前記ステータを内部に収容する第1ハウジングと、を有するモータと、前記モータを内部に収容する第2ハウジングと、前記第1ハウジングの内部において前記ロータに設けられた少なくとも1つのファンと、を備える。
本発明の一つの態様によれば、駆動装置において、モータの放熱性を向上できる。
図1は、第1実施形態の駆動装置を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態の駆動装置を示す断面図であって、図1におけるII−II断面図である。 図3は、第1実施形態のロータの一部を示す斜視図である。 図4は、第1実施形態のモータを一方向に沿って視た斜視図である。 図5は、第1実施形態のモータを他の方向に沿って視た斜視図である。 図6は、第1実施形態の駆動装置の一部を示す断面図である。 図7は、第2実施形態の駆動装置の一部を示す断面図である。 図8は、第2実施形態のロータの一部を示す斜視図である。
各図に適宜示すX軸方向は、鉛直方向と直交する水平方向である。各図における上下方向は、鉛直方向である。以下の各実施形態においてX軸方向は、各実施形態の駆動装置が搭載される車両の左右方向である。各図に適宜示す中心軸Jは、左右方向であるX軸方向と平行な方向に延びる仮想線である。以下の説明においては、中心軸Jの軸方向、すなわちX軸方向と平行な方向を単に「軸方向」と呼び、X軸方向の正の側を「右側」と呼び、X軸方向の負の側を「左側」と呼ぶ。また、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
以下の各実施形態において、右側は、軸方向一方側に相当し、左側は、軸方向他方側に相当する。なお、鉛直方向、水平方向、左右方向、右側、および左側とは、単に各部の相対位置関係を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
<第1実施形態>
図1および図2に示す本実施形態の駆動装置1は、電動自転車、電動アシスト自転車、および歩行介助車などの電動車両の駆動装置として用いられる。図1および図2に示すように、駆動装置1は、車両に固定される一対のハブ軸41,42と、ハブ軸41,42回りに回転可能な中空のハブ30と、ハブ30の内部に収容され、ハブ軸41に固定されるモータ10と、モータ10およびハブ30に連結される減速機構20と、を備える。本実施形態においてハブ30は、第2ハウジングに相当する。
ハブ軸41,42は、中心軸Jを中心として軸方向に延びる円柱状である。ハブ軸41は、ハブ30から右側に突出する。ハブ軸42は、ハブ30から左側に突出する。図2に示すように、モータ10は、ハブ軸41に固定されるモータハウジング70を有する。本実施形態においてモータハウジング70には、減速機構20が固定される。軸方向において、ハブ軸42と、減速機構20と、モータハウジング70と、ハブ軸41とは、左側から右側に向かってこの順に連結されて固定される。なお、ハブ軸41,42は、いずれか一方が車両に固定される構造であってもよい。
ハブ30は、中心軸Jを中心として回転可能である。本実施形態においてハブ30は、ハブ軸41,42に固定されるモータ10および減速機構20の駆動力によって、ハブ軸41,42を中心として回転駆動される。ハブ30は、モータ10および減速機構20を内部に収容する中空の外装筐体である。本実施形態においてハブ30の内部は、密閉される。ハブ30は、有底筒状の本体部31と、円板状の蓋部32と、を有する。
本実施形態において本体部31は、中心軸Jを中心とし、左側に開口する円筒状である。本体部31は、底壁部33と、筒部34と、を有する。底壁部33は、モータ10の右側に位置する。底壁部33は、モータ10を右側から覆う。底壁部33の径方向中央部には、ハブベアリング93が保持される。本体部31は、ハブベアリング93によってモータハウジング70に回転可能に支持される。筒部34は、底壁部33の径方向外周縁部から左側に延びる。筒部34の内部には、底壁部33から左側に向かって順に、モータ10と減速機構20とが収容される。
蓋部32は、本体部31の開口部を左側から塞ぐ。蓋部32は、本体部31に例えばネジで固定される。蓋部32は、減速機構20の左側に位置する。蓋部32は、減速機構20を左側から覆う。蓋部32の径方向中央部には、ハブベアリング94が保持される。蓋部32は、ハブベアリング94によってハブ軸42に回転可能に支持される。このように、本実施形態においてハブ30は、ハブベアリング93,94によって中心軸J回りに回転可能に支持される。本実施形態においてハブベアリング93,94は、転がり軸受である。ハブベアリング93,94は、例えば、ボールベアリングである。
本実施形態のモータ10は、ハブ30を回転させることで車両のホイールを回転させるインホイールモータである。本実施形態においてモータ10は、インナーロータ型のモータである。モータ10は、中心軸Jを中心として回転可能なロータ50と、ロータ50と隙間を介して対向するステータ60と、ロータ50およびステータ60を内部に収容するモータハウジング70と、を有する。本実施形態においてモータハウジング70は、第1ハウジングに相当する。
ロータ50は、中心軸Jを中心として回転可能である。ロータ50は、モータシャフト51と、ロータコア52と、複数のロータマグネット54と、モールド樹脂部53と、を有する。モータシャフト51は、中心軸Jに沿って配置される。モータシャフト51は、中心軸Jを中心として軸方向に延びる円柱状である。モータシャフト51の左側の端部は、モータハウジング70よりも左側に突出する。モータシャフト51は、モータハウジング70に保持されるベアリング91,92に回転可能に支持される。本実施形態においてベアリング91,92は、転がり軸受である。ベアリング91,92は、例えば、ボールベアリングである。
ロータコア52は、モータシャフト51の外周面に固定される。図示は省略するが、ロータコア52は、例えば、電磁鋼板が軸方向に積層されて構成される。図3に示すように、ロータコア52は、内コア部52aと、複数の外コア部52bと、複数の連結部52cと、を有する。内コア部52aは、中心軸Jを中心とする円環状である。内コア部52aは、モータシャフト51に嵌め合わされて固定される。複数の外コア部52bは、内コア部52aの径方向外側に位置する。複数の外コア部52bは、周方向に沿って互いに間隔を空けて配置される。本実施形態において複数の外コア部52bは、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。外コア部52bは、例えば、10個設けられる。
複数の連結部52cは、径方向に延び、内コア部52aと複数の外コア部52bのそれぞれとを繋ぐ。複数の連結部52cは、周方向に沿って互いに間隔を空けて配置される。本実施形態において複数の連結部52cは、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。複数の連結部52cのそれぞれは、連結部52cを周方向に貫通する孔部52dを有する。孔部52dは、例えば、矩形状の孔である。
周方向に隣り合う連結部52c同士の間には、ロータコア52を軸方向に貫通するコア貫通部55が設けられる。すなわち、ロータコア52は、コア貫通部55を有する。コア貫通部55は、周方向に沿って複数設けられる。本実施形態において複数のコア貫通部55は、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。コア貫通部55の内部は、孔部52dの内部と繋がる。
複数のロータマグネット54は、周方向に隣り合う外コア部52b同士の間にそれぞれ配置される。ロータマグネット54の周方向両側面は、周方向両側に隣り合う外コア部52bの周方向側面と接触する。本実施形態においてロータマグネット54は、径方向に延びる直方体状である。ロータマグネット54は、例えば、10個設けられる。
モールド樹脂部53は、ロータコア52および複数のロータマグネット54を保持する。モールド樹脂部53は、例えば、ロータコア52が挿入された金型内に樹脂を流し込むインサート成形によって成形される。モールド樹脂部53は、基部53aと、複数の外側支持部53bと、複数の内側支持部53cと、を有する。
本実施形態において基部53aは、中心軸Jを中心とする円環状である。基部53aは、板面が軸方向を向く板状である。基部53aは、ロータコア52の左側に位置し、ロータコア52および複数のロータマグネット54を左側から支持する。本実施形態において基部53aは、コア貫通部55を左側から覆う。本実施形態において基部53aの内径は、内コア部52aの内径とほぼ同じである。
複数の外側支持部53bおよび複数の内側支持部53cは、基部53aから右側に突出する。複数の外側支持部53bは、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。複数の内側支持部53cは、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。複数の外側支持部53bは、複数のロータマグネット54をそれぞれ径方向外側から支持する。複数の内側支持部53cは、複数のロータマグネット54をそれぞれ径方向内側から支持する。
図2に示すように、本実施形態においてステータ60は、ロータ50の径方向外側に位置する。ステータ60は、ステータコア61と、インシュレータ62と、複数のコイル63と、を有する。ステータコア61は、モータハウジング70に固定される。図示は省略するが、ステータコア61は、例えば、電磁鋼板が軸方向に積層されて構成される。ステータコア61は、ロータ50を囲む環状のコアバック61aと、コアバック61aから径方向内側に延びる複数のティース61bと、を有する。図示は省略するが、複数のティース61bは、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。インシュレータ62は、複数のティース61bのそれぞれに装着される。複数のコイル63は、インシュレータ62を介して複数のティース61bのそれぞれに装着される。
モータハウジング70は、ハブ30の内部に収容される。モータハウジング70の外側面とハブ30の内側面との間には、隙間が設けられる。より詳細には、モータハウジング70の径方向外側面とハブ30の径方向内側面との径方向の間に、周方向の一周に亘って隙間が設けられる。また、モータハウジング70の右側の面とハブ30の底壁部33における左側の面との軸方向の間に、中心軸Jを囲む環状の隙間が設けられる。
本実施形態においてモータハウジング70は、ステータ60の右側に位置する第1モータブラケット71と、ステータ60の左側に位置する第2モータブラケット72と、を有する。モータハウジング70は、第1モータブラケット71と第2モータブラケット72とによってステータ60を軸方向に挟んだ状態で保持する。
第1モータブラケット71は、左側に開口する有底の筒状である。第1モータブラケット71は、第1軸方向壁部73と、第1周壁部74と、第1ベアリング保持部75と、を有する。第1軸方向壁部73は、モータハウジング70の右側の軸方向壁部である。第1軸方向壁部73は、ステータ60の右側に位置する。第1軸方向壁部73は、ステータ60を右側から覆う。第1軸方向壁部73は、中心軸Jを中心とする円環状である。第1軸方向壁部73は、板面が軸方向を向く板状である。第1軸方向壁部73の径方向内縁部は、右側に突出する突出部73bである。突出部73bの外周面には、ハブベアリング93が固定される。
第1周壁部74は、第1軸方向壁部73の径方向外周縁部から左側に突出する筒状である。本実施形態において第1周壁部74は、中心軸Jを中心とし、左側に開口する円筒状である。第1周壁部74の左側の端部には、コアバック61aがネジで固定される。第1ベアリング保持部75は、第1軸方向壁部73の径方向内縁部に設けられる。第1ベアリング保持部75は、左側に突出する円筒状である。第1ベアリング保持部75は、径方向内側にベアリング91を保持する。
第2モータブラケット72は、右側に開口する有底の筒状である。第2モータブラケット72は、第2軸方向壁部76と、第2周壁部77と、第2ベアリング保持部78と、を有する。第2軸方向壁部76は、モータハウジング70の左側の軸方向壁部である。第2軸方向壁部76は、ステータ60の左側に位置する。第2軸方向壁部76は、ステータ60を左側から覆う。第2軸方向壁部76は、中心軸Jを中心とする円環状である。第2軸方向壁部76は、板面が軸方向を向く板状である。
第2周壁部77は、第2軸方向壁部76の径方向外周縁部から右側に突出する筒状である。本実施形態において第2周壁部77は、中心軸Jを中心とし、右側に開口する円筒状である。第2周壁部77の右側の端部は、第1周壁部74の左側の端部と隙間を介して軸方向に対向する。第1周壁部74と第2周壁部77との軸方向の隙間からは、ステータコア61の外周面の一部が露出する。本実施形態においてモータハウジング70の周壁部は、第1周壁部74と第2周壁部77とによって構成される。第2ベアリング保持部78は、第2軸方向壁部76の径方向内縁部に設けられる。第2ベアリング保持部78は、右側に突出する円筒状である。第2ベアリング保持部78は、径方向内側にベアリング92を保持する。
図4および図5に示すように、モータハウジング70は、モータハウジング70の内部とハブ30の内部とを繋ぐ複数の通気孔部70aを有する。本実施形態において複数の通気孔部70aは、モータハウジング70の軸方向壁部を軸方向に貫通する軸方向孔部70bと、モータハウジング70の周壁部を径方向に貫通する径方向孔部70cと、を含む。本実施形態において軸方向孔部70bは、第1軸方向孔部73aと、第2軸方向孔部76aと、を含む。本実施形態において径方向孔部70cは、第1径方向孔部74aと、第2径方向孔部77aと、を含む。
図4に示すように、第1軸方向孔部73aは、モータハウジング70の軸方向壁部のうち第1軸方向壁部73に設けられる。第1軸方向孔部73aは、例えば、略矩形状である。本実施形態において第1軸方向孔部73aは、周方向に沿って複数設けられる。複数の第1軸方向孔部73aは、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。第1軸方向孔部73aは、例えば、12個設けられる。図6に示すように、第1軸方向孔部73aは、ハブベアリング93よりも径方向外側に位置する。第1軸方向孔部73aは、例えば、軸方向に沿って視て、周方向に隣り合うティース61b同士の間に重なる位置に配置される。
第2軸方向孔部76aは、モータハウジング70の軸方向壁部のうち第2軸方向壁部76に設けられる。図5に示すように、第2軸方向孔部76aは、例えば、略矩形状である。本実施形態において第2軸方向孔部76aは、周方向に沿って複数設けられる。複数の第2軸方向孔部76aは、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。第2軸方向孔部76aは、例えば、12個設けられる。複数の第2軸方向孔部76aの周方向位置は、例えば、複数の第1軸方向孔部73aの周方向位置とそれぞれ同じである。各第2軸方向孔部76aの開口面積は、各第1軸方向孔部73aの開口面積よりも小さい。
第2軸方向孔部76aは、第2軸方向壁部76のうち径方向内側寄りの部分に設けられる。第2軸方向壁部76のうち径方向内側寄りの部分とは、第2軸方向壁部76の径方向内端と第2軸方向壁部76の径方向外端との径方向の中心よりも径方向内側に位置する部分である。
図6に示すように、第2軸方向孔部76aは、ステータ60よりも径方向内側に位置する。第2軸方向孔部76aは、ロータコア52の径方向外側の端部よりも径方向内側に位置する。本実施形態においてロータコア52の径方向外側の端部は、外コア部52bの径方向外側の端部である。第2軸方向孔部76aは、軸方向に沿って視て、外コア部52bと重なる。第2軸方向孔部76aは、ベアリング92よりも径方向外側に位置する。第2軸方向孔部76aは、第2軸方向壁部76のうち第2ベアリング保持部78の径方向外側の周縁部に設けられる。
第1径方向孔部74aは、モータハウジング70の周壁部のうち第1周壁部74を径方向に貫通する。図4に示すように、第1径方向孔部74aは、径方向外側から視て、例えば、軸方向に長い矩形状である。本実施形態において第1径方向孔部74aは、第1軸方向壁部73の径方向外周縁部を軸方向に貫通する。第1径方向孔部74aの右側の端部は、第1軸方向壁部73の右側の面に開口する。本実施形態において第1径方向孔部74aは、周方向に沿って複数設けられる。複数の第1径方向孔部74aは、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。第1径方向孔部74aは、例えば、12個設けられる。各第1径方向孔部74aは、各第1軸方向孔部73aの径方向外側にそれぞれ位置する。
第2径方向孔部77aは、第2周壁部77を径方向に貫通する。図5に示すように、第2径方向孔部77aは、径方向外側から視て、例えば、矩形状である。本実施形態において第2径方向孔部77aは、第2軸方向壁部76の径方向外周縁部を軸方向に貫通する。第2径方向孔部77aの左側の端部は、第2軸方向壁部76の左側の面に開口する。本実施形態において第2径方向孔部77aは、周方向に沿って複数設けられる。複数の第2径方向孔部77aは、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。第2径方向孔部77aは、例えば、12個設けられる。複数の第2径方向孔部77aの周方向位置は、例えば、複数の第1径方向孔部74aの周方向位置とそれぞれ同じである。各第2径方向孔部77aは、各第2軸方向孔部76aの径方向外側にそれぞれ位置する。
図2に示すように、減速機構20は、太陽歯車24と、固定部21と、複数の遊星歯車22と、複数の支持シャフト23と、出力歯車25と、を有する。太陽歯車24は、モータシャフト51の左側の端部に連結される。太陽歯車24は、モータシャフト51と同軸の外歯歯車である。
固定部21は、モータハウジング70の左側の面に固定される。固定部21は、複数の支持シャフト23をモータ10に固定する。固定部21は、頂壁部21aと、複数の脚部21bと、を有する。頂壁部21aは、モータ10を左側から覆う。頂壁部21aには、ハブ軸42の右側の端部が固定される。頂壁部21aには、複数の支持シャフト23の左側の端部が固定される。脚部21bは、頂壁部21aの径方向外周縁部から右側に延びる。脚部21bの右側の端部は、第2モータブラケット72の第2軸方向壁部76にネジで固定される。図示は省略するが、脚部21bは、例えば、周方向に沿って3つ設けられる。
複数の遊星歯車22は、太陽歯車24の径方向外側に位置する。遊星歯車22は、外径の異なる1組の同軸の外歯歯車を有する2段歯車である。遊星歯車22は、左側に位置する小歯車22aと、右側に位置する大歯車22bと、を有する。大歯車22bの外径は、小歯車22aの外径よりも大きい。大歯車22bは、太陽歯車24と噛み合う。遊星歯車22は、小歯車22aおよび大歯車22bの中心を軸方向に貫通する貫通孔22cを有する。
複数の支持シャフト23は、複数の遊星歯車22のそれぞれを回転可能に支持する。支持シャフト23は、軸方向に延びる。支持シャフト23は、遊星歯車22の貫通孔22cに通される。支持シャフト23の左側の端部は、頂壁部21aに固定される。支持シャフト23の右側の端部は、第2軸方向壁部76に固定される。
出力歯車25は、複数の遊星歯車22を径方向外側から囲む円環状である。出力歯車25は、遊星歯車22の小歯車22aに噛み合う内歯歯車である。出力歯車25は、蓋部32の右側の面に固定される。すなわち、減速機構20は、太陽歯車24においてモータ10に連結され、出力歯車25においてハブ30に連結される。
駆動装置1は、モータハウジング70の内部においてロータ50に設けられた少なくとも1つのファン80を備える。本実施形態においてファン80は、径方向に送風可能な遠心ファン81,82を含む。遠心ファン81,82は、ロータ50とともに中心軸J回りに回転することで、径方向に送風できる。遠心ファン81,82は、中心軸Jを囲む環状である。本実施形態において遠心ファン81,82は、中心軸Jを中心とする円環状である。遠心ファン82の内径は、遠心ファン81の内径よりも大きい。遠心ファン82の外径は、遠心ファン81の外径よりも大きい。遠心ファン81,82は、例えば、シロッコファンである。
遠心ファン81は、モータシャフト51に固定される。より詳細には、遠心ファン81は、モータシャフト51のうちロータコア52が固定される部分よりも右側に位置する部分に固定される。遠心ファン81は、内コア部52aの右側に位置する。遠心ファン81の左側の面は、内コア部52aの右側の面と接触する。本実施形態において遠心ファン81は、右側から吸気した空気を径方向外側に送る。
図6に示すように、遠心ファン81から径方向外側に放出された空気AR1は、モータハウジング70の内部のうちロータコア52およびステータコア61の右側に位置する部分を径方向外側に進み、第1径方向孔部74aからモータハウジング70の外部に放出される。モータハウジング70の外部に放出された空気AR1は、モータハウジング70とハブ30との隙間を通って第1軸方向孔部73aまで流れる。より詳細には、モータハウジング70の外部に放出された空気AR1は、筒部34の内周面に沿って右側に流れた後に、第1軸方向壁部73と底壁部33との軸方向の隙間を径方向内側に流れて、第1軸方向孔部73aに到達する。空気AR1は、第1軸方向孔部73aから再びモータハウジング70の内部に流入し、遠心ファン81に吸気される。
遠心ファン82は、モールド樹脂部53に固定される。より詳細には、遠心ファン82は、基部53aの左側の面に固定される。遠心ファン82は、外コア部52bの左側に位置する。遠心ファン82は、ベアリング92の径方向外側に位置する。遠心ファン82は、第2軸方向孔部76aと軸方向に対向する。本実施形態において遠心ファン82は、左側から吸気した空気を径方向外側に送る。
遠心ファン82から径方向外側に放出された空気AR2は、モータハウジング70の内部のうちロータコア52およびステータコア61の左側に位置する部分を径方向外側に進み、第2径方向孔部77aからモータハウジング70の外部に放出される。モータハウジング70の外部に放出された空気AR2は、筒部34の内周面に沿って左側に流れた後に、モータ10と減速機構20との軸方向の間を径方向内側に流れる。そして、空気AR2は、第2軸方向孔部76aから再びモータハウジング70の内部に流入し、遠心ファン82に吸気される。
本実施形態によれば、駆動装置1は、モータハウジング70の内部においてロータ50に設けられた少なくとも1つのファン80を備える。そのため、ロータ50が回転することでファン80を回転させることができ、上述した空気AR1,AR2のようにモータハウジング70の内部に空気の流れを生じさせることができる。これにより、ステータ60から生じる熱、より詳細にはコイル63から生じる熱を、ファン80によって生じる空気の流れを介してモータハウジング70に好適に伝えやすい。したがって、ステータ60の熱を、モータハウジング70からモータ10の外部に放出しやすくできる。そのため、モータ10の放熱性を向上できる。
また、本実施形態によれば、モータハウジング70は、モータハウジング70の内部とハブ30の内部とを繋ぐ複数の通気孔部70aを有する。そのため、ファン80が回転することによって、モータハウジング70の内部の空気を通気孔部70aからモータ10の外部に放出することができる。また、モータハウジング70の内部の空気がモータ10の外部に放出されると、モータハウジング70内の圧力が低下する。そのため、空気が放出される通気孔部70aと異なる通気孔部70aからモータハウジング70の内部に、ハブ30の内部の空気が吸入される。これにより、ロータ50とともにファン80が回転することで、上述した空気AR1,AR2のようにモータハウジング70の内部と外部との間で循環する空気の流れが作られる。したがって、ステータ60の熱を、ファン80の回転によって生じる空気の流れによって、モータ10を収容するハブ30に好適に伝えることができる。したがって、ステータ60の熱をハブ30から駆動装置1の外部に放出することができ、モータ10の放熱性をより向上できる。
また、本実施形態によれば、複数の通気孔部70aは、軸方向孔部70bと、径方向孔部70cと、を含む。そのため、軸方向孔部70bと径方向孔部70cとのうちの一方からモータハウジング70の外部に空気が放出されて、軸方向孔部70bと径方向孔部70cとのうちの他方からモータハウジング70の内部に空気が吸入される循環が生じやすい。これにより、例えば上述した空気AR1の流れのように、循環する空気の流れを、モータハウジング70とハブ30との間の径方向の隙間、およびモータハウジング70とハブ30との軸方向の隙間の両方を通る流れとしやすい。したがって、モータハウジング70の外部に放出された空気がハブ30の内面と接触する面積を大きくしやすく、ステータ60の熱をより好適にハブ30に伝えることができる。そのため、モータ10の放熱性をより向上できる。
本実施形態では、ファン80が遠心ファン81,82を含む。そのため、上述した空気AR1,AR2のように、空気が、モータハウジング70の内部から径方向外側に排出された後に、軸方向一方側から吸入されてモータハウジング70の内部に戻る循環を生じさせることができる。
また、本実施形態のようにハブ30の内部が密閉される場合、ハブ30の内部に熱が籠りやすく、特にステータ60の熱を外部に放出しにくい。これに対して、本実施形態によれば、上述したようにファン80による空気の流れを介することで、モータ10の放熱性を向上できる。すなわち、上述したモータ10の放熱性を向上できる効果は、ハブ30の内部が密閉される場合に、特に有用に得られる。
また、本実施形態のように、モータハウジング70に対してハブ30が相対回転する場合、モータハウジング70の外側面とハブ30の内側面との間には、隙間が設けられる。この場合、モータハウジング70からハブ30に熱が伝わりにくく、よりステータ60の熱を外部に放出しにくい。これに対して、本実施形態によれば、上述したようにファン80による空気の流れを介することで、モータ10の放熱性を向上できる。すなわち、上述したモータ10の放熱性を向上できる効果は、モータハウジング70の外側面とハブ30の内側面との間に隙間が設けられる場合に、特に有用に得られる。
また、本実施形態のモータ10のようなインホイールモータは、屋外で使用される場合が多く、特にハブ30の密閉性が要求されやすい。そのため、よりステータ60の熱を外部に放出しにくい。これに対して、本実施形態によれば、上述したようにファン80による空気の流れを介することで、モータ10の放熱性を向上できる。すなわち、上述したモータ10の放熱性を向上できる効果は、モータ10がインホイールモータである場合に、特に有用に得られる。
<第2実施形態>
図7に示すように、本実施形態の駆動装置2のモータ110において、モータハウジング170の第2モータブラケット172は、第2径方向孔部77aを有しない。すなわち、第2周壁部177には、第2径方向孔部77aが設けられない。本実施形態のロータ150において、モールド樹脂部153の基部153aにおける径方向内周縁は、内コア部52aの外周面よりも径方向外側に位置する。基部153aは、第1実施形態の基部53aと異なり、コア貫通部55の左側の端部を開放する。
本実施形態のファン180は、軸方向に送風可能な軸流ファン181を含む。軸流ファン181は、モータシャフト51のうちロータコア52が固定される部分よりも右側に位置する部分に固定される。軸流ファン181は、モータシャフト51に嵌め合わされて固定される環状の筒部181aと、筒部181aの外周面に設けられた複数の羽根部181bと、を有する。羽根部181bは、コア貫通部55の右側に対向して配置される。
本実施形態において軸流ファン181は、ロータ150とともに回転することで、左側に送風する。軸流ファン181は、コア貫通部55を介して、ロータコア52よりも右側からロータコア52よりも左側に送風する。そのため、軸流ファン181によってモータハウジング170の内部で空気の流れを作りやすい。
具体的に本実施形態において軸流ファン181から左側に放出された空気AR3は、コア貫通部55および第2軸方向孔部76aを介してモータハウジング170の左側に放出される。モータハウジング170の左側に放出された空気AR3は、モータ110と減速機構20との軸方向の間を径方向外側に流れる。そして、空気AR3は、筒部34の内周面に沿って右側に進み、第1径方向孔部74aと第1軸方向孔部73aとのそれぞれから再びモータハウジング170の内部に流入する。
ここで、図8に示すように、コア貫通部55の内部は、連結部52cの孔部52dの内部と繋がる。そのため、コア貫通部55を通る空気AR3は、孔部52dの内部に入ることで乱流となりやすい。乱流は、層流に比べて熱伝達係数が大きくなる。これにより、コア貫通部55を通過した空気AR3によって、ステータ60の熱をよりハブ30に伝えやすくできる。したがって、モータ110の放熱性をより向上できる。
本実施形態においてファン180は、径方向内側に空気を引き込むことが可能な吸引ファン182を含む。吸引ファン182は、モールド樹脂部153に固定される。より詳細には、吸引ファン182は、基部153aの左側の面に固定される。吸引ファン182は、ロータコア52の左側に位置する。本実施形態において吸引ファン182は、複数の羽根部182aによって構成される。複数の羽根部182aは、周方向に沿って一周に亘って等間隔に配置される。羽根部182aは、径方向に対して周方向に斜めに傾いて延びる。本実施形態において羽根部182aは、例えば、モールド樹脂部153と一体成形される。
図7に示すように、吸引ファン182は、軸流ファン181が左側に送風する向きに回転する向きと同じ向きに回転した際に、径方向内側に空気を引き込む。吸引ファン182は、ロータコア52の左側に位置するため、モータハウジング170の内部のうちステータ60の左側に位置する部分の空気を径方向内側に引き込む。吸引ファン182によって径方向内側に引き込まれた空気AR4は、軸流ファン181によって送られる空気AR3とともに、第2軸方向孔部76aからモータハウジング170の外部に排出される。
ここで、軸流ファン181から左側に放出された空気AR3は、左側に進むに従って径方向外側に拡がりやすい。そのため、本実施形態のように、第2軸方向孔部76aが第2軸方向壁部76のうち径方向内側寄りの部分に設けられている場合、コア貫通部55を介してロータコア52よりも左側に流れた空気AR3が第2軸方向孔部76aよりも径方向外側に拡がる虞がある。この場合、空気AR3が第2軸方向孔部76aから放出されにくくなり、モータ110の放熱性が低下する虞がある。
これに対して、本実施形態によれば、径方向内側に空気を引き込むことが可能な吸引ファン182が設けられる。そのため、コア貫通部55を介してロータコア52よりも左側に流れた空気AR3を、吸引ファン182が引き込む空気AR4によって径方向内側に導きやすい。これにより、吸引ファン182が引き込む空気AR4とともに、空気AR3を好適に第2軸方向孔部76aからモータハウジング170の外部に放出しやすい。したがって、モータ110の放熱性が低下することを抑制できる。
ここで、本実施形態のようにモータハウジング170の左側の面に減速機構20が固定される場合、第2軸方向壁部76において第2軸方向孔部76aを設けることができる領域が限られる。そのため、第2軸方向孔部76aが、第2軸方向壁部76のうち径方向内側寄りの部分に設けられやすい。したがって、上述した吸引ファン182を設けることによる効果は、モータハウジング170の左側の面に減速機構20が固定される場合に、特に有用に得られる。
本発明は上述の実施形態に限られず、以下の構成を採用することもできる。第1ハウジング、すなわち上述した実施形態におけるモータハウジングは、ロータおよびステータを内部に収容するならば、特に限定されない。第1ハウジングには、通気孔部のうち軸方向孔部のみが設けられてもよいし、径方向孔部のみが設けられてもよい。第1ハウジングには、通気孔部が設けられなくてもよい。
ファンは、第1ハウジングの内部においてロータに少なくとも一つ設けられるならば、特に限定されない。ファンは、上述した実施形態以外の種類のファンを含んでいてもよい。ファンは、1つのみ設けられてもよいし、3つ以上設けられてもよい。ファンは、間接的にロータに設けられてもよい。例えば、減速機構が第1ハウジングの内部に配置される場合には、ファンは、減速機構を介してロータに設けられてもよい。なお、上述した実施形態のように、減速される前のロータにファンを設けることで、ファンの回転数を大きくできるため、モータの放熱性をより好適に向上できる。
第2ハウジング、すなわち上述した実施形態におけるハブは、モータを内部に収容するならば、特に限定されない。第2ハウジングは、回転しなくてもよい。第2ハウジングの内部は、密閉されなくてもよい。
上述した実施形態のモータは、車両のホイールを回転させるインホイールモータとしたが、これに限られない。モータの用途は、特に限定されない。なお、本明細書において説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
1,2…駆動装置、10,110…モータ(インホイールモータ)、30…ハブ(第2ハウジング)、50,150…ロータ、52…ロータコア、55…コア貫通部、60…ステータ、70,170…モータハウジング(第1ハウジング)、70a…通気孔部、70b…軸方向孔部、70c…径方向孔部、73…第1軸方向壁部(軸方向壁部)、73a…第1軸方向孔部、74…第1周壁部(周壁部)、76…第2軸方向壁部(軸方向壁部)、76a…第2軸方向孔部、77…第2周壁部(周壁部)、80,180…ファン、81,82…遠心ファン、181…軸流ファン、182…吸引ファン、J…中心軸

Claims (10)

  1. 中心軸を中心として回転可能なロータと、前記ロータと隙間を介して対向するステータと、前記ロータおよび前記ステータを内部に収容する第1ハウジングと、を有するモータと、
    前記モータを内部に収容する第2ハウジングと、
    前記第1ハウジングの内部において前記ロータに設けられた少なくとも1つのファンと、
    を備える、駆動装置。
  2. 前記第1ハウジングは、前記第1ハウジングの内部と前記第2ハウジングの内部とを繋ぐ複数の通気孔部を有する、請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記複数の通気孔部は、
    前記第1ハウジングの軸方向壁部を軸方向に貫通する軸方向孔部と、
    前記第1ハウジングの周壁部を径方向に貫通する径方向孔部と、
    を含む、請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記ファンは、径方向に送風可能な遠心ファンを含む、請求項3に記載の駆動装置。
  5. 前記ファンは、軸方向に送風可能な軸流ファンを含む、請求項3または4に記載の駆動装置。
  6. 前記ロータは、ロータコアを有し、
    前記ロータコアは、前記ロータコアを軸方向に貫通するコア貫通部を有し、
    前記軸方向孔部は、
    前記第1ハウジングの軸方向一方側の軸方向壁部に設けられた第1軸方向孔部と、
    前記第1ハウジングの軸方向他方側の軸方向壁部に設けられた第2軸方向孔部と、
    を含み、
    前記軸流ファンは、前記コア貫通部を介して、前記ロータコアよりも軸方向一方側から前記ロータコアよりも軸方向他方側に送風する、請求項5に記載の駆動装置。
  7. 前記第2軸方向孔部は、前記第1ハウジングの軸方向他方側の軸方向壁部のうち径方向内側寄りの部分に設けられ、
    前記ファンは、径方向内側に空気を引き込むことが可能な吸引ファンを含み、
    前記吸引ファンは、前記ロータコアの軸方向他方側に位置する、請求項6に記載の駆動装置。
  8. 前記第2ハウジングの内部は、密閉される、請求項1から7のいずれか一項に記載の駆動装置。
  9. 前記第1ハウジングは、前記ステータを保持し、
    前記第2ハウジングは、前記中心軸を中心として回転可能であり、
    前記第1ハウジングの外側面と前記第2ハウジングの内側面との間には、隙間が設けられる、請求項1から8のいずれか一項に記載の駆動装置。
  10. 前記モータは、車両のホイールを回転させるインホイールモータである、請求項1から9のいずれか一項に記載の駆動装置。
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