JP2020167670A - マイクとスマート音声機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】スマート音声機器のマイクにおいて、エコー除去アルゴリズムを追加せず、機器の小型化も妨げずに、拡声器音声の悪影響を抑制する。【解決手段】マイク100は、ケース101と、ケース101内に固定され、互いに対向する第1の集音面1021と第2の集音面1022とを含み、第1の集音面1021と第2の集音面1022に作用する音圧に基づいて電気信号を出力する振動板102と、ケース101に形成され、ケース101外部からの音波をメイン集音チャンネル1031に通過させて伝達し、第1の音圧で第1の集音面1021に伝達するメイン集音孔103と、ケース101に形成され、音波を、サブ集音チャンネル1041に通過させて、第1の音圧とは異なる第2の音圧で第2の集音1022面に伝達するサブ集音孔104と、を含む。【選択図】図1

Description

本開示の実施形態は、一般にマイクの技術分野に関し、より具体的には、MEMSに基づくマイク及びスマート音声機器に関する。
現在、スマートスピーカなどのスマート音声機器の普及につれて、マイクに対する要求はますます高くなっている。具体的に、ほとんどのスマート音声機器は、微小電気機械システム(MEMS)ベースの全指向性集音マイクを採用している。拡声器の形状の制限により、マイクと拡声器とは互いに近接するため、拡声器からマイクまでの音量が大きくなり、スマート音声機器を制御するユーザがマイクに伝達した音量よりも大きくなることがある。これにより、ユーザの音声制御コマンドの認識率の低下につながり、ユーザの音声によるスマート音声機器の制御に不便をもたらす。一方、場合によって拡声器の再生効果にも影響する。
現在、全指向性マイクの該当悪影響をできる限りに除去するためのエコー除去アルゴリズムが採用されているが、除去効果が制限され、プロセッサにアルゴリズムによる大きな圧力をもたらす。さらに、スマート音声機器用のエレクトレットベースの指向性マイクもあるが、エレクトレットマイク自身の欠点があるため、サイズが大きく、製品設計の点で制限され、信号対雑音比、一致性、耐老化性低下などの問題がある。
本開示の例示的な実施例により、微小電気機械システム(MEMS)に基づく指向性マイクの解決策が提供され、上記の問題及び/または他の潜在的な問題を解決する。
本開示の第1の態様では、マイクが提供されている。前記マイクは、ケースと、ケース内に固定され、互いに対向する第1の集音面と第2の集音面を含み、第1の集音面と第2の集音面に作用する音圧に基づいて電気信号を出力するように構成される振動板と、ケースに形成され、メイン集音チャンネルを通過させてケース外部からの音波を第1の音圧で第1の集音面に伝達するように構成されるメイン集音孔と、ケースに形成され、サブ集音チャンネルを通過させた音波を、第1の音圧とは異なる第2の音圧で第2の集音面に伝達されるように構成されるサブ集音孔とを含む。
MEMSに基づく集音の解決策により、2つの集音孔が設けられ、両面集音可能なMEMS振動板を採用し、設けられたオーディオ経路を通過させて異なる方向の音源がMEMS振動板両側における音圧差を実現することにより、マイクが集音する時に特定の方向の音量を抑制することが最終的に実現される。本開示の解決策は、MEMSマイクの利点を持つとともに、構造的改善によりMEMSマイクの指向性を実現し、特定方向からの音量を効果的に抑制する。本開示に係るマイクの構造は、アルゴリズムによる拡声器音量の圧力を効果的に低減させ、信号対雑音比及び均一性を改善することができる。
いくつかの実施形態では、音波は第1の音圧より小さい第2の音圧で第2の集音面に伝達される。
いくつかの実施形態では、マイクはサブ集音チャンネル内に配置された減衰構造をさらに含み、サブ集音チャンネル内の音波は、減衰構造を介して減圧された第2の音圧で第2の集音面に伝達される。このような構成により、マイク集音の指向性をさらに向上させることができる。
いくつかの実施形態では、減衰構造は少なくとも1層の減圧膜または細孔構造を含む。
いくつかの実施形態では、サブ集音孔の開口面積はメイン集音孔の開口面積より小さく、第1の音圧より低い第2の音圧で音波を第2の集音面に伝達する。これにより、簡単な構造で、異なる方向の音源がMEMS振動板両側における音圧差を確保でき、集音時の特定方向の音量抑制効果を向上させる。
いくつかの実施形態では、サブ集音孔及びメイン集音孔は円形孔であり、サブ集音孔の孔径はメイン集音孔の孔径より小さい。
いくつかの実施形態では、マイクはメイン集音チャンネルとサブ集音チャンネルの間に配置され、メイン集音チャンネルとサブ集音チャンネル内の音波の干渉を防止する遮音部材をさらに含む。
いくつかの実施形態では、メイン集音孔及びサブ集音孔は、ケースの同じ壁の異なる位置、またはケースの異なる壁に配置される。
これにより、製品構造の設計の柔軟性を向上させる。
いくつかの実施形態では、マイクは専用集積回路、振動板に結合され、電気信号に基づいて集音した音を表すオーディオ電気信号を生成する専用集積回路を含む。
いくつかの実施形態では、マイクは、マイクを外部回路に結合するためのケースに形成された電気接点をさらに含み、前記電気接点は専用集積回路に結合され、オーディオ電気信号を外部回路に伝達する。
いくつかの実施形態では、ケースの壁は、基板及びパッケージカバーを含み、メイン集音孔及びサブ集音孔はパッケージカバーに形成される。
本開示の第2の態様では、上記マイクを含むスマート音声機器が提供される。
本明細書に記載された内容は、本開示の実施形態のキーポイントまたは重要な特徴を限定するものではなく、本開示の範囲を限定しないことを理解されたい。本開示の他の特徴は、以下の説明により容易に理解される。
図面を参照し、以下の詳細な説明を参照すれば、本開示の様々な実施形態の上記及び他の特徴、利点及び態様はより明らかになる。図面において、同一または類似の参照番号は、同一または類似の要素を示す。
本開示の実施形態に係るマイクを示す概略図である。 本開示の他の実施形態に係るマイクを示す概略図である。
本開示の実施形態は、図面を参照してより詳細に説明される。本開示の特定の実施形態が図面に示されているが、本開示は様々な形態で具現化でき、本明細書に記載された実施形態に限定されると解釈されるべきではなく、逆に本開示により透徹かつ完全に本開示が理解されると解釈される。本開示の図面及び実施形態は単なる例示であり、本開示の範囲を限定するものではない。
本開示の実施形態の説明において、用語「含む」などは、「含むがこれに限定されない」と理解されるべきである。「に基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」を意味すると理解されるべきである。「1つの実施形態」または「実施形態」という用語は、「少なくとも1つの実施形態」を意味すると理解されるべきである。「第1」、「第2」などの用語は、異なるまたは同一のオブジェクトを指す場合がある。以下、他の明示的及び暗黙的な定義も含まれる場合がある。
従来、スマートスピーカなどのスマート音声機器に用いられるMEMSに基づく全指向性マイクによる問題は、以下の通りである。
拡声器の音量を抑制することができないため、音声認識能力が低くなり、ユーザ体験が低下する。拡声器製品の寸法が制限されるため、拡声器とマイクとが互いに近接する。そのため、拡声器からマイクに伝達した音量(エコーと称することがある)は、ユーザの音声からマイクに伝達した音量を超えることがある。したがって、マイクによりユーザの制御音声信号をよく収集することができず、このようなマイクを採用したスマートスピーカ製品の音声認識能力が低くなる。同時に、ある場合では、この通常のMEMSマイクによって拡声器の放送効果が劣化し、ユーザ体験に影響する。
従来、エコー除去アルゴリズムにより上記の問題を解決しているが、エコー除去アルゴリズムのエコー除去能力は限定的であり、マイクから送信された音声信号の一部のみしか取り除くことができない。また、誤消去などの問題も発生することがある。さらに、エコー除去アルゴリズムは、プロセッサに大きなアルゴリズムによる圧力をかけるため、他のタスクの処理におけるプロセッサの効率に影響を与える可能性がある。この点でもユーザ体験が低下する。
従来、エレクトレット指向性マイクにより特定の方向(例えば拡声器の方向)からの音を抑制する解決策がある。しかし、エレクトレットマイク自体には多くの欠点と問題がある。たとえば、エレクトレットマイクの原理により、採用される振動板が比較的に大きく(通常5mm以上)、マイク自体の体積が大きくなる。また、エレクトレットマイクが回路基板に表面実装技術(SMT)により溶接することができない。このため、拡声器製品の構造設計が複雑になる。
また、エレクトレット指向性マイクは、取り付け位置に多くの要求があり、マイクの前後に十分な音入力領域が必要であるため、製品の外観が大きく制限される。さらに、マイク自体の信号対雑音比、一致性、耐老化性及びその他の指標は、MEMSに基づくマイクに及ばない。
上記の考えに基づいて、本開示の実施形態ではMEMSに基づく指向性マイクが提供され、上記の従来マイクの問題または他の潜在的な問題のいくつかを解決あるいは部分的に解決する。次に、図1から図2を参照しながらいくつかの例示的な実施形態を説明する。
図1は、本開示の実施例に係るマイク100を示す概略図であり、図2は、本開示の他の実施例に係るマイク100を示す概略図である。図示したように、MEMSに基づくマイク100は、ケース101と、振動板102と、2つの集音孔(説明の便宜上、以下メイン集音孔103及びサブ集音孔104と呼ぶ)とを含む。
なお、図面には単一の2つの集音孔が示されているが、例示にすぎず、本開示の範囲を限定するものではない。メイン集音孔103及びサブ集音孔104は、任意の適宜な方法でもあり得る。例えば、メイン集音孔103及びサブ集音孔104は、図示したように1つの孔の形態であってもよい。いくつかの他の実施形態では、メイン集音孔103及びサブ集音孔104は、複数の孔の形態を集音孔としても良い。これらはいずれも本開示の保護範囲内に含まれる。
MEMSに基づく振動板102は、ケース101内に固定されている。振動板102の両面に隣接する領域はキャビティ構造を有する。説明の便宜上、以下に本明細書の振動板の2つの面は、それぞれ第1の集音面1021及び第2の集音面1022と呼ばれる。振動板102は、第1の集音面1021及び第2の集音面1022に作用する音圧に基づいて電気信号を生成する。
ここでの電気信号は、音圧に基づいて生成される電気容量信号でもよい。いくつかの実施形態では、該電気容量信号をさらに処理し、収集された音を示すオーディオ電気信号を生成する。例えば、いくつかの実施形態では、マイク100は専用集積回路(ASIC)を含み、ASICは適切な方法で振動板に結合されることにより、振動板102が生成する電気容量信号に基づいてオーディオ電気信号を生成し、プロセッサなどの外部回路で使用される。
勿論、前記ASICを採用して振動板102で生成した電気容量信号を音声電気信号に変換する上記の実施形態は、単なる例示であり、本開示の範囲を限定するものではないと理解されたい。他の適切な方法または構成も可能である。例えば、いくつかの他実施形態では、振動板によって生成された電気信号は、プロセッサにより直接処理されてもよい。
メイン集音孔103及びサブ集音孔104は、ケース101にそれぞれ形成されている。図1に示すように、メイン集音孔103は、マイク100の外部からの音波を、ケース100のメイン集音チャンネル1031に通過させ、第1の音圧で第1の集音面1021に伝達することができる。サブ集音孔104は、音波をケース100の集音チャンネル1041に通過させた後、第1の音圧とは異なる第2の音圧で第2の集音面1022に伝達することができる。
本構成を採用したMEMSに基づくマイク100は、マイク100の異なる方向の音源が第1の集音面1021と第2の集音面1022で生成された音圧差を異ならせる。このようにして、マイク100は特定の方向(拡声器の方向など)の音量を抑制する。例えば、スマート音声機器の設計において、MEMSに基づくマイク100の音量抑制効果が最も良い方向に拡声器(図示せず)を配置することができる。これにより、構造的で優れたエコー除去効果を達成する。
したがって、マイク100を採用するスマート音声機器は、エコー除去アルゴリズムを追加する必要がないため、プロセッサのアルゴリズム処理圧力を大幅に低減させる。一方、全体処理量が変わらない場合、比較的弱い計算能力と比較的低コストのプロセッサを使用でき、スマート音声機器のコストを削減できる。一方、同じプロセッサでも他のプロセスの処理能力も大幅に向上し、ユーザ体験が向上する。
さらに、マイク100はMEMSに基づくものである。一方、MEMSに基づく振動板は大きな面積を必要とせず、マイクの前面と背面はエレクトレットマイクのような大きなオーディオ領域を必要とせずに目標の効果が得られる。これにより、マイク100を採用した音声機器はよりコンパクトになる。この小型化をますます追求することは、今日では特に有利である。一方、MEMSに基づくマイク100は、表面実装技術(SMT)を採用して回路基板に溶接することができる。エレクトレット指向性マイク製品と比べて、構造設計の難易度が低減され、スマート音声機器の設計の柔軟性を高める。
いくつかの実施形態では、第2の音圧は第1の音圧より小さい。すなわち、音波は第1の音圧より小さい第2の音圧で第2の集音面1022に伝達される。これは、当分野の任意の適切な手段によって実現することができる。例えば、図2に示すように、いくつかの実施形態では、集音チャンネル1041に減衰構造105を配置することができる。外部からの音波は、減衰構造105により減圧され、第1の音圧より小さい第2の音圧で第2の集音面1022に伝達される。この構成により、第1集音面1021と第2集音面1022における異なる方向の音源の音波の音圧差をさらに大きくすることができる。このように、マイク100は、特定の方向の音量をより効果的に抑制することができる。
減衰構造を通過した後に音圧が低下する限り、減衰構造105は、任意の適切な方法で実施することができる。例えば、いくつかの実施形態では、減衰構造105は、少なくとも1層の減圧膜、または細孔構造を含むことができる。勿論、減衰構造105が集音チャンネル1041に配置される方法は単なる例示であり、本開示の範囲を限定するものではないことを理解されたい。音圧を低減できる他の適切な構成または構造が可能である。
いくつかの代替実施形態では、サブ集音孔104の開口面積をメイン集音孔103の開口面積よりも小さく設定することにより、第2集音面1022に伝達される音波の音圧を設定することもできる。つまり、サブ集音孔104をメイン集音孔103より小さくすることにより、第2の集音面1022に伝達される音波の音圧を低減させる。
例えば、いくつかの実施形態では、メイン集音孔103及びサブ集音孔104は円形孔であり得る。この場合、サブ集音孔104の開口をメイン集音孔103の開口より小さくすることにより、音波を第1の音圧より小さい第2の音圧で第2の集音面1022に伝達することができる。
勿論、メイン集音孔103及びサブ集音孔104は、任意の適切な形状または構造を採用してもよく、上記の効果は、メイン集音チャンネル1031及びサブ集音チャンネル1041の構造または形状(例えば、開口の形状)を設計することにより実現されると理解されたい。メイン集音チャンネル1031及びサブ集音チャンネル1041の構造または形状を適切に設定することにより、集音チャンネル1041を通過する音波は、第1の音圧とは異なる第2の音圧で第2の集音面1022に伝達される。このようにして、特定の方向の音量を抑制する効果が得られる。
メイン集音チャンネル1031とサブ集音チャンネル1041内の音波の干渉を防止するために、いくつかの実施形態では、マイク100は、メイン集音チャンネル1031とサブ集音チャンネル1041との間に配置される遮音部材106をさらに含む。すなわち、遮音部材106は、メイン集音チャンネル1031及びサブ集音チャンネル1041の壁または支持構造として形成される。この構成により、マイク100の集音の指向性をさらに向上させることができる。
いくつかの実施形態では、図1及び図2に示すように、マイク100のケース101の壁は、基板1012及びパッケージカバー1013を含むことができる。すなわち、ケース101は、基板1012とパッケージカバー1013によってパッケージ化されている。これにより、マイク100は、所望の製品により便利に適用できるモジュール製品を形成することができる。いくつかの実施形態では、メイン集音孔103及びサブ集音孔104は、ケース101の同じ壁または異なる壁の異なる位置に配置されてもよい。
例えば、いくつかの実施形態では、パッケージカバー1013は、実質的に柱構造でもよく、メイン集音孔103及びサブ集音孔104は、図1及び図2に示すように、パッケージカバー1013の端面に配置されてもよい。勿論、本開示はパッケージカバー1013の形状を制限するものではなく、パッケージカバー1013は任意の適切な形状でもよいと理解されたい。例えば、いくつかの代替実施形態では、パッケージカバー1013も半球形状などでもよく、メイン集音孔103とサブ集音孔104はパッケージカバー1013の異なる位置に配置されてもよい。
いくつかの実施形態では、メイン集音孔103及びサブ集音孔104は、パッケージカバー1013及び基板1012にそれぞれ配置されてもよい。さらに、いくつかの実施形態では、マイク100の回路基板へ溶接しやすくなるために(例えば、SMT方式により)、ケース101はマイク100を回路基板上の外部回路に結合するための電気接点を含むことができる。電気接点は、特定の集積回路に結合され、前述のマイク100によって出力されたオーディオ電気信号を外部回路に伝達し、外部回路によりさらなる処理を行う可能になる。さらに、ケース101上の任意の適切な位置に電気接点が配置され、マイク100の製品設計の柔軟性を高めることができる。
勿論、専用集積回路をマイク100の外側に配置してもよいことを理解されたい。この場合、電気接点を振動板102に結合することができ、専用集積回路は電気接点により振動板102に結合される。このようにして、マイク100、またはマイク100を使用する製品は、より多様化することができる。
本開示の実施例の別の態様により、上記のマイク100を採用するスマート音声機器も提供される。このスマート音声機器は、スマートスピーカ、スクリーン付きスマートスピーカ、またはスマートテレビなどである。マイク100を採用することにより、スマート音声機器は、より強力な音声認識能力、よりコンパクトな構造、及びより豊かな設計とすることにより、ユーザ体験を改善する。
本開示の上記の詳細な説明は、単に本開示の原理を例示または説明するものであり、本開示を制限するものではないことを理解されたい。したがって、本開示の精神及び原則内で行われた修正、同等の置換及び改善は、本開示の範囲内に含まれる。同時に、本開示の請求項は請求項の範囲内の同等の置換の範囲内のすべての変更及び修正を含むことを目的としている。

Claims (12)

  1. ケース(101)と、
    前記ケース(101)内に固定され、互いに対向する第1の集音面(1021)及び第2の集音面(1022)を含み、前記第1の集音面(1021)及び前記第2の集音面(1022)に作用する音圧に基づいて電気信号を出力するように構成される振動板(102)と、
    前記ケース(101)に形成され、前記ケース(101)の外部からの音波を、メイン集音チャンネル(1031)に通過させて第1の音圧で前記第1の集音面(1021)に伝達するように構成されるメイン集音孔(103)と、
    前記ケース(101)に形成され、音波を、サブ集音チャンネル(1041)に通過させて前記第1の音圧と異なる第2の音圧で前記第2の集音面(1022)に伝達するように構成されるサブ集音孔(104)と、を含むことを特徴とする、マイク(100)。
  2. 前記音波は前記第1の音圧より小さい前記第2の音圧で前記第2の集音面に伝達されることを特徴とする、請求項1に記載のマイク(100)。
  3. 前記サブ集音チャンネル(1041)内に配置される減衰構造(105)をさらに含み、前記サブ集音チャンネル(1041)内の音波は前記減衰構造(105)を介して減圧された後、前記第2の音圧で前記第2の集音面(1022)に伝達されることを特徴とする、請求項2に記載のマイク(100)。
  4. 前記減衰構造(105)は、少なくとも1層の減圧膜または細孔構造を含むことを特徴とする、請求項3に記載のマイク(100)。
  5. 前記サブ集音孔(104)の開口面積は、前記メイン集音孔(103)の開口面積よりも小さいことを特徴とする、請求項2に記載のマイク(100)。
  6. 前記サブ集音孔(104)及び前記メイン集音孔(103)は、円形孔であり、前記サブ集音孔(104)の孔径は、前記メイン集音孔(103)の孔径より小さいことを特徴とする、請求項5に記載のマイク(100)。
  7. 前記メイン集音チャンネル(1031)と前記サブ集音チャンネル(1041)との間に配置され、前記メイン集音チャンネル(1031)と前記サブ集音チャンネル(1041)内の前記音波の干渉を防止するための遮音部材材(106)をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のマイク(100)。
  8. 前記メイン集音孔(103)及び前記サブ集音孔(104)は、前記ケース(101)の同じ壁の異なる位置、または前記ケース(101)の異なる壁に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のマイク(100)。
  9. 前記振動板(102)に結合され、前記電気信号に基づいて、集音された音を示すオーディオ電気信号を生成する専用集積回路(ASIC)をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のマイク(100)。
  10. 前記ケース(101)に形成され、前記マイク(100)を外部回路に結合するための電気接点をさらに含み、
    前記電気接点は前記専用集積回路に結合され、前記オーディオ電気信号を前記外部回路に伝達することを特徴とする、請求項9に記載のマイク(100)。
  11. 前記ケース(101)は、基板(1012)とパッケージカバー(1013)を含み、前記メイン集音孔(103)と前記サブ集音孔(104)は、前記パッケージカバー(1013)に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のマイク(100)。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載のマイク(100)を含むことを特徴とする、スマート音声機器。
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