JP2020167589A - 中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の転送先装置が宛先となるマルチキャストの際に、宛先の転送先装置が存在しないポートにフレームが送信されることを抑制する。【解決手段】本開示の一態様では、通信制御部は、S140〜S150、S170〜S180で、フレームが複数のECUに中継されるべきフレームである場合、テーブルに基づいて、通信ポートを選択する。選択される通信ポートは、複数のポートのうちの宛先となる複数のECUが接続されたポートである。通信制御部は、S160、S190で、選択されたポートに対して、フレームを送信する。【選択図】図6

Description

本開示は、受信したフレームの中継を行うように構成された中継装置に関する。
下記特許文献1には、複数のポートにそれぞれ通信線が接続され中継装置であって、ブロードキャストフレームを複数のポートの何れかで受けた場合に、このポート以外の全てのポートからフレームを送信する技術が開示されている。
特開2017−006367号公報
ところで、中継装置においては、複数の転送先装置が宛先となるマルチキャストに対応することが求められる。発明者の詳細な検討の結果、上記中継装置において、複数のポートの何れかでマルチキャストフレームを受け、このポート以外の全てのポートからフレームを送信すると、宛先の転送先装置が存在しないポートにフレームが送信されるという課題が見出された。この構成では、宛先の転送先装置が存在しないポート、及びこのポートに接続される通信線に利用価値がない不要な通信が発生し、この通信線に接続された機器での余分な処理負荷が発生する。
本開示の1つの局面は、複数の転送先装置が宛先となるマルチキャストの際に、宛先の転送先装置が存在しないポートにフレームが送信されることを抑制することにある。
本開示の一態様は、受信したフレームの中継を行うように構成された中継装置(11〜14)である。中継装置は、複数の通信ポート(P1〜P4)と、受信部(81)と、選択部(S130〜S150、S170〜S180、S200、S420)と、送信部(S130、S160、S190、S210、S320、S350〜S360)と、を備える。
通信ポートには、通信線(31〜42)がそれぞれ接続される。受信部は、通信ポートを介して接続された転送先装置(15〜22)を宛先とするフレームを複数の通信ポートの何れかから受信する。
選択部は、受信部にて受信されたフレームが複数の転送先装置に中継されるべきフレームである場合、複数の転送先装置が複数の通信ポートのうちの何れを介して接続されているかを示す接続情報(73、75)と前記複数の転送先装置が所定のグループに所属しているか否かを示す情報を含むグループ情報(77、79)とに基づいて、複数の通信ポートのうちの転送先装置が接続された1又は複数の通信ポートを選択する。送信部は、選択された1又は複数の通信ポートに対して、フレームを送信する。
このような構成によれば、複数の転送先装置にフレームを中継する場合に、接続情報とグループ情報とに基づいて、複数の転送先装置が存在する通信ポートのみにフレームを送信することができる。よって、不要な通信を抑制することができる。
実施形態の通信ネットワークの構成を表す構成図である。 イーサネットフレームの構成を示す説明図である。 スイッチIDテーブルの一例を説明する説明図である。 マルチキャストテーブルの一例を説明する説明図である。 通常ポートでのフレーム受信時における中継処理の一部のフローチャートである。 通常ポートでのフレーム受信時における中継処理の他の一部のフローチャートである。 経路決定テーブルの一例を説明する説明図である。 リングポートでのフレーム受信時における中継処理のフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1−1.構成]
図1に示す実施形態の通信ネットワーク1は、例えば乗用車等の車両に搭載されたイーサネット(登録商標)ネットワークであり、車両内の通信システムを構成している。
図1に示すように、通信ネットワーク1は、電子制御装置であるECU11〜22と、通信線31〜42と、を備える。ECUは、「Electronic Control Unit」の略である。
ECU11〜14の各々は、他のECU15〜22間の通信を中継する中継装置として構成され、イーサネットのネットワークスイッチであるイーサネットスイッチ51〜54を備える。さらに、ECU11〜14の各々は、演算装置としてのマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)61〜64も備える。なお、図示を省略しているが、マイコン61〜64は、CPU、ROM及びRAM等を備える。
スイッチ51〜54は、例えばレイヤ2スイッチであり、所定の規格に従ったデータであるフレーム、特に、本実施形態ではイーサネット規格に従ったフレームの中継のための通信を行う。このため、スイッチ51〜54の各々は、フレームを送受信するための複数(例えば、本実施形態では4つ)の通信ポート(以下、ポート)P1〜P4と、イーサネット規格に従った中継のための通信処理を行う通信制御部81とを、備える。また、スイッチ51〜54は、MACアドレステーブル73と、スイッチIDテーブル75と、マルチキャストテーブル77と、経路決定テーブル79とをさらに備える。
各テーブル73,75,77,79は、スイッチ51〜54が備えるメモリ71に記憶されている。メモリ71は、例えば揮発性のメモリであるが、書き換え可能な不揮発性メモリであってもよい。通信制御部81は、例えば集積回路やマイコン等によって構成されている。
スイッチ51〜54の動作は、通信制御部81によって実現される動作である。なお、通信制御部81の機能には、複数の通信ポートP1〜P4を用いてフレームを受信する機能、複数の通信ポートP1〜P4に接続された通信線31〜34の断線等の異常を検知する機能等が含まれる。通信線31〜34の断線等の異常を検知する機能は、例えば、特開2017−34590号公報にて開示された手法等を用いて実現される。
この通信ネットワーク1では、ECU11のスイッチ51のポートP1と、ECU12のスイッチ52のポートP1とが、通信線31で接続されており、ECU12のスイッチ52のポートP2と、ECU13のスイッチ53のポートP1とが、通信線32で接続されている。さらに、ECU13のスイッチ53のポートP2と、ECU14のスイッチ5
4のポートP2とが、通信線33で接続されており、ECU14のスイッチ54のポートP1と、ECU11のスイッチ51のポートP2とが、通信線34で接続されている。
つまり、スイッチ51〜54は、各スイッチのポートP1,P2が、他のスイッチのポートP1,P2に接続されることで、リング状に接続されている。このため、スイッチ51〜54とスイッチ51〜54同士を接続する通信線31〜34とにより、フレームを1周させることが可能なリング状の通信経路が構成される。なお、リング状とは、ループ状のことでもある。
そして、ECU11のスイッチ51のポートP3,P4には、通信線35,36を介してECU15,16がそれぞれ接続されており、ECU12のスイッチ52のポートP3,P4には、通信線37,38を介してECU17,18がそれぞれ接続されている。また、ECU13のスイッチ53のポートP3,P4には、通信線39,40を介してECU19,20がそれぞれ接続されており、ECU14のスイッチ54のポートP3,P4には、通信線41,42を介してECU21,22がそれぞれ接続されている。
つまり、スイッチ51〜54のポートP1〜P4のうち、リング状接続に使用されていないポートP3,P4には、通信ノードとしてのECU15〜22が接続されている。
スイッチ51〜54間の通信経路としては、例えばスイッチ51を起点とすると、スイッチ51からスイッチ52への方向である左回り(反時計回り)の通信経路と、スイッチ51からスイッチ54への方向である右回り(時計回り)の通信経路との、2つが存在する。そして、その2つの通信経路は、ECU15〜22のうち、異なるスイッチ51〜54に接続されているECU間の通信について、2つの通信経路として機能することができる。
なお、以下の説明においては、スイッチ51〜54のポートP1〜P4のうち、リング状接続に用いられているポートP1,P2のことを、リングポートともいう。また、リングポートではなく、リング状接続に使用されていないポートP3,P4のことを、通常ポートともいう。
通信ネットワーク1において通信されるフレームは、例えば図2に示すイーサネットフレームである。このイーサネットフレームは、プリアンブル、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、タイプ、データ、及びFCS(Frame Check Sequence)の各領域を備える。
宛先MACアドレスは、フレームの宛先装置のMACアドレスであり、宛先アドレスに相当する。宛先MACアドレスは、複数の宛先装置を指定してフレームを送信するマルチキャストフレームである場合には、マルチキャストグループを示すアドレスになる。送信元MACアドレスは、フレームの送信元装置のMACアドレスであり、送信元アドレスに相当する。MACアドレスは、装置のアドレスに相当する。
一方、各スイッチ51〜54のMACアドレステーブル73は、そのスイッチにおけるポートP1〜P4の各々について、そのポートの先に接続されている装置のMACアドレスが登録されるテーブルである。
そして、各スイッチ51〜54は、周知のMACアドレス学習機能によってMACアドレステーブル73を作成する。つまり、スイッチ51〜54は、ポートP1〜P4の何れかからフレームを受信すると、そのフレームを受信したポートP1〜P4の番号と、受信したフレームに含まれている送信元MACアドレスとを、対応付けてMACアドレステーブル73に登録する。
また、各スイッチ51〜54は、下記のフレーム転送機能を有する。各スイッチ51〜54は、ポートP1〜P4の何れかからフレームが受信されると、受信されたフレームである受信フレームに含まれる宛先MACアドレスと、MACアドレステーブル73とに基づいて、受信フレームの転送先のポートP1〜P4を決定する。
具体的には、各スイッチ51〜54は、ポートP1〜P4のうち、フレームが受信されたポート以外のポートP1〜P4について、MACアドレステーブル73に受信フレーム中の宛先MACアドレスと同じMACアドレスが登録されているか否かを判定する。そして、受信フレーム中の宛先MACアドレスと同じMACアドレスが登録されていれば、MACアドレステーブル73において、そのMACアドレスが登録されているポートを、転送先のポートP1〜P4として決定する。また、MACアドレステーブル73に受信フレーム中の宛先MACアドレスと同じMACアドレスが登録されていなかった場合には、フレームが受信されたポート以外の全てのポートを、転送先のポートP1〜P4として決定する。
そして、各スイッチ51〜54は、受信フレームを、転送先として決定したポートP1〜P4から送信する。なお、このようなフレーム転送機能は、ECU間のフレームを中継するための中継機能でもある。また、MACアドレステーブル73に宛先MACアドレスと同じMACアドレスが登録されていた場合のフレーム転送動作は、フィルタリングと呼ばれ、登録されていなかった場合のフレーム転送動作は、フラッディングと呼ばれる。
各スイッチ51〜54のMACアドレステーブル73には、スイッチ51〜54のMACアドレス学習機能とフレーム転送機能により、ポートP1〜P4の各々について、そのポートの先に接続されている装置のMACアドレスが登録される。
例えば、スイッチ51のMACアドレステーブル73では、通常ポートP3に対しては、ECU15のMACアドレスが登録され、通常ポートP4に対しては、ECU16のMACアドレスが登録される。また、リングポートP1,P2の各々に対しては、他のスイッチ52〜54の通常ポートP3,P4に接続されているECU17〜22のMACアドレスが登録される。スイッチ51のリングポートP1,P2の先には、他のスイッチ52〜54を介してECU17〜22が接続されているからである。
同様に、例えば、スイッチ52のMACアドレステーブル73では、通常ポートP3に対しては、ECU17のMACアドレスが登録され、通常ポートP4に対しては、ECU18のMACアドレスが登録される。また、リングポートP1,P2の各々に対しては、他のスイッチ51,53,54の通常ポートP3,P4に接続されているECU15,16,19〜22のMACアドレスが登録される。
このような通信ネットワーク1において、何れかのスイッチの各リングポートP1,P2から、他のスイッチの通常ポートP3,P4の先に接続されているECUを宛先とするフレームが送信されると、そのフレームは上記他のスイッチの各リングポートP1,P2に入力される。
例えば、スイッチ51の通常ポートP3に接続されているECU15が、スイッチ53の通常ポートP3に接続されているECU19を宛先とするフレームを、送信したとする。なお、本実施形態において、ECU19を宛先とするフレームとは、宛先MACアドレスとしてECU19のMACアドレスを含んだフレームである。また、ECU15から送信されるフレームには、送信元MACアドレスとして、ECU15のMACアドレスが含まれる。また、以下の説明において、ECU15から送信されたECU19宛のフレーム
を、フレームf15−19と記載する。
その場合、スイッチ51は、フレームf15−19を通常ポートP3から受信する。そして、スイッチ51が、受信したフレームf15−19を、リングポートP1から送信したとすると、そのフレームf15−19は、スイッチ52を経由して、スイッチ53のリングポートP1に入力される。スイッチ52は、スイッチ51が送信したフレームf15−19を、リングポートP1から受信して、フィルタリングによりリングポートP2から送信するからである。その後、スイッチ53は、リングポートP1にて受信したフレームf15−19を通常ポートP3からECU19に向けて送信する。
また、スイッチ51が、受信したフレームf15−19を、リングポートP2から送信したとすると、そのフレームf15−19は、スイッチ54を経由して、スイッチ53のリングポートP2に入力される。スイッチ54は、スイッチ51が送信したフレームf15−19を、リングポートP1から受信して、フィルタリングによりリングポートP2から送信するからである。その後、スイッチ53は、リングポートP2にて受信したフレームf15−19を通常ポートP3からECU19に向けて送信する。
一方、図示を省略しているが、各スイッチ51〜54は、不揮発性メモリを備えており、その不揮発性メモリには、当該スイッチのID(Identification)が記憶されている。
次に、スイッチIDテーブル75は、リング状に接続された他のスイッチのIDと、当該スイッチのリングポートP1,P2の少なくとも一方からみた他のスイッチの接続順とを表すテーブルである。
例えば、スイッチ51のスイッチIDテーブル75を、図3に例示する。なお、スイッチに付した符号としての数字を「n」とすると、図3及び以下の説明では、スイッチnのIDを「IDn」と記載している。
図3に示すように、スイッチIDテーブル75では、リングポートP1,P2の各々について、他のスイッチのIDが、そのリングポートからみたスイッチの接続順と同じ順に登録される。
このため、スイッチ51のスイッチIDテーブル75であれば、ポートP1については、他のスイッチ52〜54のID52〜ID54が、「ID52→ID53→ID54」の順に登録される。スイッチ51のポートP1からみた他のスイッチ52〜54の接続順は、「スイッチ52→スイッチ53→スイッチ54」の順であるからである。また、ポートP2については、他のスイッチ52〜54のID52〜ID54が、「ID54→ID53→ID52」の順に登録される。
つまり、各スイッチ51〜54のスイッチIDテーブル75では、リングポートP1,P2の各々からみた他のスイッチの接続順を、IDの登録順によって表している。図3の例では、左側に登録されたIDほど、ポートP1,P2に近いスイッチのIDであることを表す。このため、各スイッチ51〜54のスイッチIDテーブル75において、他のスイッチのIDの登録順は、ポートP1についての登録順と、ポートP2についての登録順とが、逆になる。
なお、スイッチIDテーブル75は、リングポートP1,P2の一方だけについて、他のスイッチのIDを、そのリングポートからみたスイッチの接続順と同じ順に登録したテーブルであってもよい。つまり、スイッチIDテーブル75は、図3における上段又は下段だけのテーブルであってもよい。一方のリングポートからみた他のスイッチの接続順が分かれば、その順を逆にすることで、他方のリングポートからみた他のスイッチの接続順
が分かるからである。
また、スイッチIDテーブル75において、スイッチの接続順は、IDの登録順ではなく、例えばID毎に順番番号を付加することで表してもよい。
また、各スイッチ51〜54のスイッチIDテーブル75における固定の位置に、当該スイッチのIDも登録されるようになっていてもよい。その場合、当該スイッチのIDは、他のスイッチの接続順を把握することに関しては無視されればよい。
次に、マルチキャストテーブル77は、図4に示すように、予め準備されたマルチキャストグループ毎に、各スイッチIDがマルチキャストグループに所属するか否かが対応付けられている。例えば、図4に示す例では、マルチキャストグループ1に、スイッチID52,54が所属し、スイッチID51,53は非所属に設定される。また、マルチキャストグループ2に、スイッチID53,54が所属し、スイッチID51,52は非所属に設定される。つまり、スイッチ51〜54は、マルチキャストテーブル77を参照すれば、宛先MACアドレスに対応するマルチキャストグループ及びそのグループに属するスイッチ51〜54を特定できるように構成されている。なお、例えば、マルチキャストグループ1にスイッチID52が所属というのは、スイッチ52の通常ポートP3,P4に接続されるECU17,18の少なくとも一方がマルチキャストグループ1に所属していることを表している。つまり、スイッチ52の通常ポートP3,P4に接続されるECU17,18の少なくとも一方がマルチキャストグループ1に所属しているとスイッチID52はマルチキャストグループ1に所属と設定される。また、例えば、マルチキャストグループ1にスイッチID51が非所属というのは、スイッチ51の通常ポートP3,P4に接続されるECU15,16がともにマルチキャストグループ1に所属していないことを表している。つまり、スイッチ51の通常ポートP3,P4に接続されるECU15,16がともにマルチキャストグループ1に所属していないとスイッチID51はマルチキャストグループ1に非所属と設定される。
なお、経路決定テーブル79については後述する。
[1−2.処理]
[1−2−1.通常ポートからフレームを受信した場合の中継処理]
次に、通信制御部81が実行する中継処理について、図5、図6のフローチャートを用いて説明する。図5、図6に示す中継処理は、通常ポートからフレームを受信した場合に開始される処理である。
中継処理では、まず、S110で、通信制御部81は、受信フレームがマルチキャストであるか否かを判定する。マルチキャストであるか否かは、宛先MACアドレスが予め設定されたマルチキャストを示すアドレスであるか否かによって判定する。
通信制御部81は、S110で受信フレームがマルチキャストでないと判定した場合には、S120へ移行し、通常中継を実施する。通常中継とは、上述のフレーム転送機能を実施することを示す。S120の処理の後、図5、図6の中継処理を終了する。
一方、通信制御部81は、S110で受信フレームがマルチキャストであると判定した場合には、S410に移行し、複数の通信線31〜42のうちの何れかの異常を検知したか否かを判定する。
通信制御部81は、S410で複数の通信線31〜42の異常を検知しなかった場合には、S130へ移行し、各種テーブルを参照する。テーブルには、MACアドレステーブル73、スイッチIDテーブル75、及びマルチキャストテーブル77が含まれる。
続いて、S140で、通信制御部81は、経路Aにマルチキャストグループに属するECU15〜22が存在するか否かを判定する。経路Aとは、例えば、リングポートのうちのポート番号が小さいポートP1からの経路を示す。また、後述する経路Bとは、例えば、リングポートのうちのポート番号が大きいポートP2に繋がる通信線による経路を示す。
ここでの判定は、以下の手順で行う。まず、通信制御部81は、マルチキャストテーブル77から宛先MACアドレスに対応するマルチキャストグループを選択する。選択したマルチキャストグループを、以下、当該マルチキャストグループと呼ぶ。
続いて、通信制御部81は、マルチキャストテーブル77から当該マルチキャストグループに属する他のスイッチ51〜54を抽出する。そして、スイッチIDテーブル75を参照することで、当該マルチキャストグループに属する他のスイッチ51〜54の接続順を認識し、接続順に基づいて、図7に示すような経路決定テーブル79を生成する。
経路決定テーブル79は、スイッチ51〜54毎に、当該処理の初回実施時に生成される。経路決定テーブル79では、図7に示すように、複数のマルチキャストグループのそれぞれと、複数のリングポートにおけるTTLとが対応付けられている。
なお、図7に示す経路決定テーブル79は、ECU11における経路決定テーブル79を例示している。また、TTLは、Time To Liveの略であり、スイッチ51〜54から宛先となる複数のECU15〜22までの間に経由すべき他のスイッチ51〜54の数(以下、ホップ数ともいう。)を示す。経路決定テーブル79では、当該マルチキャストグループに属する他のスイッチ51〜54の接続順に基づいて、合計のホップ数が最も少なくなるように経路A及び経路BのTTLが設定される。
図7に示す経路決定テーブル79では、マルチキャストグループ1において、経路A、経路B共に、TTL=1が対応付けられている。つまり、スイッチ51のポートP1から見て、ホップ数が1であるスイッチ52と、ポートP2から見て、ホップ数が1であるスイッチ54とに、宛先となるマルチキャストグループ1に所属するECU17〜22が接続されていることを示す。
また、図7に示す経路決定テーブル79では、マルチキャストグループ2において、スイッチ51の経路AにはTTL=0、経路BにはTTL=2が対応付けられている。つまり、スイッチ51のポートP2から見て、ホップ数が2であるスイッチ53までに、宛先となるマルチキャストグループ2に所属するECU17〜22が接続されていることを示す。
なお、スイッチ53は、スイッチ51のポートP1から見た場合にも、ホップ数が2のスイッチであるが、合計のホップ数を最少にするために、経路Bが選択される。つまり、マルチキャストグループ2の宛先には、スイッチ51のポートP2からホップ数が1であるスイッチ54が含まれているため、スイッチ54を経由する経路Bが選択される。
より具体的には、スイッチ51からマルチキャストグループ2に所属するECU17〜22にフレームを送信する際には以下のパターンが存在する。経路Aを選択するパターンでは、スイッチ51のポートP1から見て、ホップ数が3であるスイッチ54までに、宛先となるマルチキャストグループ2に所属するECU17〜22が接続される。また、経路Bを選択するパターンでは、スイッチ51のポートP2から見て、ホップ数が2であるスイッチ54までに、宛先となるマルチキャストグループ2に所属するECU17〜22が接続される。
さらに、経路Aと経路Bとを選択するパターンでは、スイッチ51のポートP1から見
て、ホップ数が2であるスイッチ53までに、宛先となるマルチキャストグループ2に所属するECU17〜22が接続されるとともにスイッチ51のポートP2から見て、ホップ数が1であるスイッチ54までに、宛先となるマルチキャストグループ2に所属するECU17〜22が接続される。経路Aを選択する場合の合計のホップ数は3となり、経路Bを選択する場合の合計のホップ数は2となり、経路Aと経路Bとを選択する場合の合計のホップ数は少なくとも3となる。そのため、合計のホップ数が最小である経路Bが選択される。
通信制御部81は、生成された経路決定テーブル79を参照し、経路決定テーブル79の当該マルチキャストグループにおける経路AでのTTLの値が0よりも大きい場合に、経路Aに当該マルチキャストグループに属するECU15〜22が存在すると判定する。反対にTTLの値が0以下であれば、通信制御部81は、経路Aに当該マルチキャストグループに属するECU15〜22が存在しないと判定し、経路Aへのフレーム送信が抑制される。このように通信制御部81は、TTLの値を用いて、フレーム送信の必要性を判定し、余計な通信を抑制する。
通信制御部81は、S140で、経路Aにマルチキャストグループに属するECU15〜22が存在すると判定した場合には、S150へ移行し、受信フレームにTTL=Nを含むタグを挿入する。Nの値は、経路決定テーブル79において、当該マルチキャストグループにおける経路AでのTTLの値である。
続いて、S160で、通信制御部81は、経路Aにフレームを中継し、S170に移行する。
一方、通信制御部81は、S140で経路Aに当該マルチキャストグループに属するECU15〜22が存在しないと判定した場合には、S170へ移行し、経路Bに当該マルチキャストグループに属するECU15〜22が存在するか否かを判定する。通信制御部81は、経路決定テーブル79を参照し、経路決定テーブル79の当該マルチキャストグループにおける経路BでのTTLの値が0よりも大きい場合に、経路Bに当該マルチキャストグループに属するECU15〜22が存在すると判定する。
通信制御部81は、S170で経路Bに当該マルチキャストグループに属するECU15〜22が存在すると判定した場合には、S180へ移行し、受信フレームにTTL=Nのタグを挿入する。Nの値は、経路決定テーブル79において、当該マルチキャストグループにおける経路BでのTTLの値である。
続いて、S190で、通信制御部81は、経路Bに受信フレームを中継し、S200に移行する。
一方、通信制御部81は、S170で経路Bに当該マルチキャストグループに属するECU15〜22が存在しないと判定した場合には、S200へ移行し、自装置であるスイッチ51〜54に、マルチキャスト所属ポートがあるか否かを判定する。ここでは、通信制御部81は、例えば、マルチキャストテーブル77を参照し、自装置であるスイッチ51〜54が当該マルチキャストグループに属していれば、マルチキャスト所属ポートがあると判定する。
通信制御部81は、S200で自装置にマルチキャスト所属ポートがあると判定した場合には、S210へ移行し、マルチキャスト所属ポートにフレームを送信する。ここでは、通信制御部81は、通常ポートP3,P4の全てにフレームを送信してもよいし、フレームを受信したポート以外のポートのみにフレームを送信してもよい。この処理の後、図5、図6の中継処理を終了する。
一方、通信制御部81は、S200で自装置にマルチキャスト所属ポートがないと判定した場合には、図5、図6の中継処理を終了する。
通信制御部81は、S410で通信線31〜42の異常を検知した場合には、S420に移行し、異常が検知されていない通信線31〜42のみを経由して宛先となるECU15〜22にフレームを送信するためのリングポートを選択する。この際、通信制御部81は、異常が検知されていない通信線31〜42のみを経由する際のTTLを演算し、TTLを含むタグを受信フレームに付加する。そして、通信制御部81は、S430で、このリングポートを選択してフレームを送信する。S430の処理の後、図5、図6の中継処理を終了する。
[1−2−2.リングポートからフレームを受信した場合の中継処理]
次に、スイッチ51〜54がリングポートからフレームを受信した場合に実行する中継処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
S110,S120では、図5、図6のフローチャートと同様に処理が実施される。
通信制御部81は、S110で受信フレームがマルチキャストであると判定した場合には、S310に移行し、自装置にマルチキャスト所属ポートがあるか否かを判定する。
通信制御部81は、S310で自装置にマルチキャスト所属ポートがあると判定した場合には、S320へ移行し、受信フレームからTTLを含むタグを外して、自装置のマルチキャスト所属ポートに受信フレームを転送する。換言すれば、通信制御部81は、受信フレームからタグを除いたフレームを生成し、生成したフレームを送信する。その後、S330に移行する。
一方、通信制御部81は、S310で自装置にマルチキャスト所属ポートがないと判定した場合には、S330に移行し、タグを外す前の受信フレームについて、タグを参照し、TTLが0より大きいか否かを判定する。この処理では、通信制御部81は、受信したフレームに含まれるTTLに基づいて、受信したフレームを他のスイッチ51〜54に送信するか否かを判定する。
通信制御部81は、S330で、TTLが0以下であると判定した場合には、S340へ移行し、リングポートには受信フレームを転送しないように決定し、図8の中継処理を終了する。
一方、通信制御部81は、S330でTTLが0より大きいと判定した場合には、S350へ移行し、TTLをデクリメントする。
続いて、S360で、通信制御部81は、リングポートにフレームを送信する。ここで送信されるフレームは、受信フレームに対して、TTLをデクリメントしたフレームである。なお、受信フレームを受信したポートにはフレームを送信しないようにするとよい。その後、図8の中継処理を終了する。
[1−3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1a)本開示の一態様は、受信したフレームの中継を行うように構成されたECU11〜14である。ECU11〜14は、複数の通信ポートP1〜P4と、通信制御部81と、を備える。
通信ポートP1〜P4には、通信線31〜42がそれぞれ接続される。通信制御部81は、通信ポートP1〜P4を介して接続されたECU15〜22を宛先とするフレームを複数の通信ポートP1〜P4の何れかから受信する。
通信制御部81は、受信されたフレームが複数のECU15〜22に中継されるべきフレームである場合、複数のECU15〜22が複数の通信ポートP1〜P4のうちの何れを介して接続されているかを示す各テーブル73、75、77、79に基づいて、複数の通信ポートP1〜P4のうちのECU15〜22が接続された1又は複数の通信ポートP1〜P4を選択する。通信制御部81は、選択された1又は複数の通信ポートP1〜P4に対して、フレームを送信する。
このような構成によれば、複数のECU15〜22にフレームを中継する場合に、各テーブル73、75、77、79に基づいて、複数のECU15〜22が存在する通信ポートP1〜P4のみにフレームを送信することができる。よって、不要な通信を抑制することができる。
(1b)本開示の一態様では、複数の通信ポートP1〜P4には、それぞれ、1又は複数の他のECU11〜14が1又は複数の通信線31〜42を介して接続されている。また、各テーブル73、75、77、79には、複数のECU15〜22が、ECU11〜14の何れに接続されているかが含まれている。そして、通信制御部81は、各テーブル73、75、77、79に基づいて、複数の通信ポートP1〜P4のうちのホップ数が最小となる通信ポートP1〜P4を選択する。
このような構成によれば、経由する他のECU11〜14の数が最小となるようにフレームを送信する通信ポートP1〜P4を選択するので、通信線31〜42を流れるデータ量を最小限にすることができる。
(1c)本開示の一態様では、通信制御部81は、受信されたフレームが自装置であるECU11〜14に接続されたECU15〜22から送信されたフレームである場合、受信されたフレームにホップ数の情報を付加したフレームを生成する。つまり、TTLを含むタグを付加したフレームを生成する。そして、通信制御部81は、生成したフレームを送信する。
このような構成によれば、当該ECU11〜14は、ホップ数の情報を付加したフレームを他のECU11〜14に送信するので、他のECU11〜14は、受信されたフレームをさらに他のECU11〜14に中継すべきか否かをホップ数の情報によって判定できる。よって、不要な通信を抑制することができる。
(1d)本開示の一態様では、通信制御部81は、受信されたフレームにホップ数の情報を含む場合、ホップ数に基づいて、受信したフレームを他のECU11〜14に送信するか否かを判定する。
また、通信制御部81は、受信されたフレームにホップ数の情報を含む場合において、フレームを他のECU11〜14に送信すると判定された場合に、受信されたフレームを送信する。
このような構成によれば、他のECU11〜14からフレームを受信した場合、受信したフレームをさらに他のECU11〜14に中継すべきか否かをホップ数の情報によって判定できる。
(1e)本開示の一態様では、通信制御部81は、受信されたフレームを送信する際に、受信されたフレームに含まれるホップ数の情報を、ホップ数を減算した新たなホップ数の情報に更新し、更新後のホップ数の情報を付加したフレームを送信する。
このような構成によれば、ホップ数の情報を減算しつつフレームを中継できるので、ホップ数が所定の数になったときに中継を終了することができる。
本開示の一態様は、他のECU11〜14は、複数の通信ポートP1〜P4にそれぞれ接続される複数の通信線31〜42を介してリング状に接続される。また、通信制御部81は、複数の通信線31〜42の異常を検知するように構成される。また、通信制御部81は、複数の通信線31〜42のうちの何れかに異常が検知された場合、異常が検知されていない通信線31〜42が接続された通信ポートP1〜P4を選択する。
このような構成によれば、通信線31〜42に異常が発生した場合であっても、その通信線31〜42が接続されていない通信ポートP1〜P4を選択するので、ECU15〜22にフレームを送信することができる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2a)上記実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、通信プロトコルはイーサネット以外のプロトコルとしてもよいし、ECUの数、ポートの数は、他の数であってもよい。
(2b)上記実施形態では、冗長構成として、複数の中継装置をリング状に配置するリングトポロジを採用したが、複数の経路で通信可能な構成であればどのような構成でもよい。例えば、複数の中継装置を網目状に配置するメッシュトポロジ等を採用してもよい。
(2c)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
(2d)上述したスイッチ51〜54の他、当該スイッチ51〜54を構成要素とするシステム、当該スイッチ51〜54としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、フレーム中継方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
[3.実施形態の構成と本開示の構成との関係]
上記実施形態においてECU11〜14は本開示での中継装置に相当し、上記実施形態においてECU15〜22は本開示での転送先装置に相当する。また、上記実施形態においてMACアドレステーブル73、スイッチIDテーブル75は本開示での接続情報に相当する。また、上記実施形態においてマルチキャストテーブル77、経路決定テーブル79は本開示でのグループ情報に相当する。また、上記実施形態において通信制御部81にて実行される構成のうちの、フレームを受信する構成は、本開示での受信部に相当する。
また、上記実施形態において通信制御部81にて実行される構成のうちの、S130〜S150、S170〜S180、S200、S420の構成は本開示での選択部に相当する。また、S130、S160、S190、S210、S320、S350〜S360の構成は本開示での送信部に相当する。また、上記実施形態において通信制御部81にて実
行される構成のうちの、S330の構成は本開示での送信判定部に相当し、上記実施形態においてS410の構成は本開示での異常検知部に相当する。
1…通信ネットワーク、11〜21…ECU、31〜42…通信線、51〜54…スイッチ、61…マイコン、71…メモリ、73…MACアドレステーブル、75…スイッチIDテーブル、77…マルチキャストテーブル、79…経路決定テーブル、81…通信制御部、P1〜P4…ポート。

Claims (6)

  1. 受信したフレームの中継を行うように構成された中継装置(11〜14)であって、
    通信線(31〜42)がそれぞれ接続された複数の通信ポート(P1〜P4)と、
    前記通信ポートを介して接続された転送先装置(15〜22)を宛先とするフレームを前記複数の通信ポートの何れかから受信する受信部(81)と、
    前記受信部にて受信されたフレームが複数の転送先装置に中継されるべきフレームである場合、前記複数の転送先装置が前記複数の通信ポートのうちの何れを介して接続されているかを示す接続情報(73、75)と前記複数の転送先装置が所定のグループに所属しているか否かを示す情報を含むグループ情報(77、79)とに基づいて、前記複数の通信ポートのうちの前記転送先装置が接続された1又は複数の通信ポートを選択する選択部(S130〜S150、S170〜S180、S200、S420)と、
    選択された前記1又は複数の通信ポートに対して、前記フレームを送信する送信部(S130、S160、S190、S210、S320、S350〜S360)と、
    を備える中継装置。
  2. 請求項1に記載の中継装置であって、
    当該中継装置を自中継装置とし、前記自中継装置以外の中継装置を他中継装置として、
    前記複数の通信ポートには、それぞれ、1又は複数の他中継装置が1又は複数の通信線を介して接続されているとともに、
    前記接続情報には、前記複数の転送先装置が、前記自中継装置或いは前記1又は複数の他中継装置の何れに接続されているかの情報が含まれており、
    前記自中継装置から前記複数の転送先装置までの間に経由する前記他中継装置の数をホップ数として、
    前記選択部は、前記接続情報に基づいて、前記複数の通信ポートのうちの前記ホップ数が最小となる通信ポートを選択する
    ように構成された中継装置。
  3. 請求項2に記載の中継装置であって、
    前記送信部は、前記受信部にて受信されたフレームが前記自中継装置に接続された通信装置から送信されたフレームである場合、前記受信されたフレームに前記ホップ数の情報を付加したフレームを生成し、該生成したフレームを送信する
    ように構成された中継装置。
  4. 請求項3に記載の中継装置であって、
    前記受信されたフレームに前記ホップ数の情報を含む場合、前記ホップ数に基づいて、前記受信したフレームを前記他の中継装置に送信するか否かを判定する送信判定部(S330)をさらに備え、
    前記送信部は、前記受信されたフレームに前記ホップ数の情報を含む場合には、前記送信判定部にて前記他の中継装置に送信すると判定された場合に、前記受信されたフレームを送信する
    ように構成された中継装置。
  5. 請求項4に記載の中継装置であって、
    前記送信部は、前記受信されたフレームを送信する際に、前記受信されたフレームに含まれる前記ホップ数の情報を、前記ホップ数を減算した新たなホップ数の情報に更新し、該更新後のホップ数の情報を付加したフレームを送信する
    ように構成された中継装置。
  6. 請求項2から請求項5までの何れか1項に記載の中継装置であって、
    前記他の中継装置は、前記複数の通信ポートにそれぞれ接続される複数の通信線を介してリング状に接続されており、
    前記複数の通信線の異常を検知するように構成された異常検知部(S410)をさらに備え、
    前記選択部は、前記複数の通信線のうちの何れかに異常が検知された場合、異常が検知されていない通信線が接続された通信ポートを選択する
    ように構成された中継装置。
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