JP2020167451A - 伝送パラメータ制御方法、制御局および無線基地局 - Google Patents

伝送パラメータ制御方法、制御局および無線基地局 Download PDF

Info

Publication number
JP2020167451A
JP2020167451A JP2019063477A JP2019063477A JP2020167451A JP 2020167451 A JP2020167451 A JP 2020167451A JP 2019063477 A JP2019063477 A JP 2019063477A JP 2019063477 A JP2019063477 A JP 2019063477A JP 2020167451 A JP2020167451 A JP 2020167451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
wireless
station
base station
radio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019063477A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7302230B2 (ja
Inventor
俊朗 中平
Toshiro Nakahira
俊朗 中平
友規 村上
Tomoki Murakami
友規 村上
ヒランタ アベセカラ
Abeysekera Hirantha
ヒランタ アベセカラ
浩一 石原
Koichi Ishihara
浩一 石原
崇文 林
Takafumi Hayashi
崇文 林
泰司 鷹取
Taiji Takatori
泰司 鷹取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2019063477A priority Critical patent/JP7302230B2/ja
Priority to PCT/JP2020/011493 priority patent/WO2020196038A1/ja
Priority to US17/441,743 priority patent/US11917455B2/en
Publication of JP2020167451A publication Critical patent/JP2020167451A/ja
Priority to JP2022189129A priority patent/JP2023018117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7302230B2 publication Critical patent/JP7302230B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/18Negotiating wireless communication parameters
    • H04W28/22Negotiating communication rate
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/30Resource management for broadcast services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/06Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】受信確認のできないマルチキャスト通信またはブロードキャスト通信における伝送パラメータを最適化し、無線通信効率を向上する。【解決手段】無線基地局と複数の無線端末局との間で、受信確認を行うことができる第1方式の通信と、受信確認を行うことができない第2方式の通信と、を行う無線通信システムにおける伝送パラメータ制御方法であって、無線基地局は、無線端末局との間で第1方式の通信を行う場合の無線通信情報に基づいて、無線端末局との間で第2方式の通信を行う場合の伝送レートを含む伝送パラメータを選択する。【選択図】図4

Description

本発明は、伝送パラメータ制御方法、制御局および無線基地局に関する。
2.4GHz帯又は5GHz帯の電波を用いた高速無線アクセスシステムとして、IEEE802.11a規格、IEEE802.11g規格などに基づくシステムが用いられている。これらのシステムでは、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調方式を用いることにより、マルチパスフェージング環境での通信特性を安定化させて、最大54Mbit/sの伝送速度を実現している。
また、IEEE802.11n規格に基づく高速無線アクセスシステムでは、2.4GHz帯又は5GHz帯において、複数のアンテナを用いて同一の無線チャネルで空間分割多重を行うMIMO(Multiple Input Multiple Output)技術や、20MHzの周波数チャネルを2つ同時に利用して40MHzの周波数チャネルを利用するチャネルボンディング技術を用いて、最大600Mbits/sの伝送速度を実現している。
また、IEEE802.11acの規格に基づく高速無線アクセスシステムでは、5GHz帯において、20MHzの周波数チャネルを8つまで同時に利用できるようにして最大160MHzの周波数チャネルとして利用するチャネルボンディング技術や、同一の無線チャネルで複数の宛先に対して異なる信号を同時伝送するマルチユーザMIMO技術等を利用し、IEEE802.11n規格より高速かつ高効率な無線通信を実現している(例えば、非特許文献1参照)。
ここで、無線通信システムには、無線基地局と無線端末局との間で受信確認を行うことができるユニキャスト通信と、受信確認を行うことができないマルチキャスト通信またはブロードキャスト通信とがあり、マルチキャスト通信またはブロードキャスト通信は、報知情報の展開や一斉動画配信など、複数のユーザまたは全てのユーザに対して同じデータを送信する場合に利用される。
IEEE802.11-2016規格
無線通信システムにおいてマルチキャスト通信またはブロードキャスト通信を行う場合、複数または不特定多数の端末が受信局となるため、受信局側からの受信応答(Ack信号)が送信されず、送信局側は送信した無線信号が受信局側で正しく受信されたか否かを瞬時に判別して再送することが難しいという問題がある。そのため、マルチキャスト通信またはブロードキャスト通信では通信の誤りを抑える必要があり、無線基地局が行う通信で規定する最も低い伝送レート(例えば無線LANではベーシックレート)で無線信号が送信されていた。しかし、伝送レートが低いため、同じ容量のデータを送信する場合でも多くの時間がかかり、通信効率の低下を招くという問題が生じる。逆に、伝送レートを意図的に高く設定した場合には、受信側で受信エラーが発生する可能性がある。ユニキャスト通信では、受信局側からの受信応答に基づいて伝送レートを最適化できるが、マルチキャスト通信またはブロードキャスト通信ではその仕組みを利用することができず、伝送レートの最適化が難しかった。なお、伝送レートだけでなく、変調多値数、ガードインターバルの長さ、送信ストリーム数、帯域幅、或いは誤り訂正方式などを含めて伝送パラメータの最適化を含む。
本発明では、受信確認を行うことができる第1方式の通信の無線通信情報や自局以外の通信に関する無線環境情報に基づいて、受信確認を行うことができない第2方式の通信における伝送パラメータの最適化を行うことにより、無線通信効率を向上できる伝送パラメータ制御方法、制御局および無線基地局を提供することを目的とする。
第1の発明は、無線基地局と複数の無線端末局との間で、受信確認を行うことができる第1方式の通信と、受信確認を行うことができない第2方式の通信と、を行う無線通信システムにおける伝送パラメータ制御方法であって、前記無線基地局は、前記無線端末局との間で前記第1方式の通信を行う場合の無線通信情報に基づいて、前記無線端末局との間で前記第2方式の通信を行う場合の伝送レートを含む伝送パラメータを選択することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記無線基地局は、前記無線端末局との間で前記第1方式の通信を行う場合の伝送レートのうち最も低い伝送レートを前記第2方式の通信の伝送レートに選択することを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、前記第1方式の通信は、ユニキャスト通信であり、前記第2方式の通信は、マルチキャスト通信またはブロードキャスト通信であることを特徴とする。
第4の発明は、複数の無線端末局との間で、受信確認を行うことができる第1方式の通信と、受信確認を行うことができない第2方式の通信と、を行う無線基地局と、複数の前記無線基地局を制御する制御局とを有する無線通信システムにおける伝送パラメータ制御方法であって、前記無線基地局は、前記無線端末局との間で前記第1方式の通信を行う場合の無線通信情報と、自局以外の無線通信に関する無線環境情報とを収集して前記制御局に送信し、前記無線端末局との間で前記第2方式の通信を行う場合の伝送レートを含む伝送パラメータを前記制御局から受信し、前記制御局は、複数の前記無線基地局から受信する前記無線通信情報および前記無線環境情報に基づいて、前記無線基地局と前記無線端末局との間で前記第2方式の通信を行う場合の伝送レートを含む伝送パラメータを決定して当該無線基地局に送信することを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明において、前記制御局は、前記無線基地局と前記無線端末局との間で前記第1方式の通信を行う場合の伝送レートのうち最も低い伝送レートを前記第2方式の通信を行う場合の伝送レートに決定して当該無線基地局に送信することを特徴とする。
第6の発明は、第4の発明または第5の発明において、前記第1方式の通信は、ユニキャスト通信であり、前記第2方式の通信は、マルチキャスト通信またはブロードキャスト通信であることを特徴とする。
第7の発明は、複数の無線端末局との間で、受信確認を行うことができる第1方式の通信と、受信確認を行うことができない第2方式の通信と、を行う無線基地局と、複数の前記無線基地局を制御する制御局において、前記無線基地局が前記無線端末局との間で前記第1方式の通信を行う場合の無線通信情報および当該無線基地局以外の無線通信に関する無線環境情報をネットワークを介して受信し、前記無線基地局が前記無線端末局との間で前記第2方式の通信を行う場合の伝送パラメータをネットワークを介して前記無線基地局に送信するネットワーク通信部と、複数の前記無線基地局から受信する前記無線通信情報および前記無線環境情報に基づいて、前記無線基地局と前記無線端末局との間で前記第2方式の通信を行う場合の伝送レートを含む伝送パラメータを決定して当該無線基地局に送信する情報処理部とを有することを特徴とする。
第8の発明は、複数の無線端末局との間で、受信確認を行うことができる第1方式の通信と、受信確認を行うことができない第2方式の通信と、を行う無線基地局において、前記無線端末局との間で前記第1方式の通信を行う場合の無線通信情報を取得する情報収集部と、前記無線通信情報に基づいて、前記無線端末局と前記第2方式の通信を行う場合の伝送レートを含む伝送パラメータを選択することを特徴とする。
本発明に係る伝送パラメータ制御方法、制御局および無線基地局は、受信確認を行うことができる第1方式の通信の無線通信情報や自局以外の通信に関する無線環境情報に基づいて、受信確認を行うことができない第2方式の通信における伝送パラメータの最適化を行うことにより、無線通信効率を向上することができる。
第1実施形態に係る無線通信システムの一例を示す図である。 第1実施形態に係る無線基地局の構成例を示す図である。 ユニキャスト通信の無線通信情報の一例を示す図である。 第1実施形態に係る無線基地局の処理例を示す図である。 第2実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。 第2実施形態に係る制御局および無線基地局の構成例を示す図である。 第2実施形態に係る制御局および無線基地局の処理例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明に係る伝送パラメータ制御方法、制御局および無線基地局の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る無線通信システム100の一例を示す。図1において、無線通信システム100は、無線基地局101、無線端末局102(1)から無線端末局102(N)(N:正の整数)を有する。ここで、以降の説明において、無線端末局102(1)から無線端末局102(N)に共通の説明を行う場合は、符号末尾の(番号)を省略して無線端末局102と表記し、特定の無線端末局102を指す場合は、符号末尾に(番号)を付加して、例えば無線端末局102(1)のように表記する。
図1において、複数の無線端末局102は、無線基地局101にそれぞれ無線で接続し、無線通信を行う。ここで、無線基地局101は、複数の無線端末局102との間で、受信確認を行うことができる第1方式の通信と、受信確認を行うことができない第2方式の通信と、を行うものとする。なお、本実施形態および以降で説明する他の実施形態では、受信確認を行うことができる第1方式の通信としてユニキャスト通信を例に挙げて説明する。同様に、受信確認を行うことができない第2方式の通信としてマルチキャスト通信またはブロードキャスト通信を例に挙げて説明する。
図2は、第1実施形態に係る無線基地局101の構成例を示す。図2において、無線基地局101は、アンテナ201、無線部202、無線通信情報収集部203、情報処理部204および無線設定部205を備える。
アンテナ201は、無線部202に接続され、無線部202から出力される無線フレームを電波に変換して送信するとともに、無線端末局102から送信される電波を無線フレームに変換して無線部202に出力する。
無線部202は、無線通信機能および無線通信情報収集機能の2つの機能を有する。無線通信機能では、無線部202は、無線設定部205により設定された伝送パラメータ(伝送レートを主とする変調多値数、ガードインターバルの長さ、送信ストリーム数、帯域幅、或いは誤り訂正方式など)を用いて、アンテナ201を介して無線端末局102との間で無線フレームの送信および受信を行う。無線通信情報収集機能では、無線部202は、無線端末局102と自局との通信に関する情報(伝送レートを含む伝送パラメータなどの無線通信情報)を取得し、無線通信情報収集部203へ出力する。なお、無線通信情報の具体例については、後で詳しく説明する。
無線通信情報収集部203は、各無線端末局102との無線通信情報を無線部202から収集し、情報処理部204へ出力する。ここで、本実施形態では、無線通信情報収集部203は、ユニキャスト通信に関する無線通信情報を収集し、情報処理部204へ出力する。
情報処理部204は、無線通信情報収集部203から無線通信情報を取得し、マルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを算出して無線設定部205へ出力する。なお、算出方法については後述する。
無線設定部205は、情報処理部204が算出したマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを取得し、無線部202に設定する。
ここで、図2において、一般的な無線基地局に搭載される機能のブロック(例えば、無線パケットのルーティングなど)については、省略してある。
このように、第1実施形態に係る無線基地局101は、無線通信情報としてユニキャスト通信に関する情報を取得して、マルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを算出するので、通信環境に応じたマルチキャスト通信またはブロードキャスト通信における伝送パラメータを最適化することができ、無線通信効率を向上することができる。
また、無線通信情報は、無線基地局101が配下の無線端末局102との間で行った受信確認を行うことができる通信(本実施形態では、ユニキャスト通信)に関する情報である。
図3は、ユニキャスト通信の無線通信情報の一例を示す。図3の例では、無線基地局101から無線端末局102への下り方向(送信時)の通信情報と、無線端末局102から無線基地局101への上り方向(受信時)の通信情報とがユニキャスト通信の無線通信情報として無線通信情報収集部203に取得される。送信時の通信情報は、例えば、伝送レートを含む伝送パラメータ(MCS(Modulation and Coding Scheme) index)、送信パケット数、再送パケット数などの情報である。同様に、受信時の通信情報は、例えば、伝送パラメータ、受信パケット数、再送パケット数などの情報である。
図3の例では、MCS index=1の場合において、下り方向の送信パケット数=2、再送パケット数=2であり、上り方向の受信パケット数=103、再送パケット数=38である。MCS index=2の場合において、下り方向の送信パケット数=19540、再送パケット数=38であり、上り方向の受信パケット数=34278、再送パケット数=892であり、送信パケット数および受信パケット数は、表の中で一番多い。そして、全てのMCS indexにおける各値の合計が求められる。図3の例では、下り方向の合計の送信パケット数=785341、合計の再送パケット数=934であり、上り方向の合計の受信パケット数=92345、合計の再送パケット数=8934である。
このように、各伝送パラメータに対して上り方向および下り方向のそれぞれにおけるパケット数やその中の再送パケット数などがユニキャスト通信の無線通信情報として無線通信情報収集部203により取集され、無線通信情報収集部203または情報処理部204に記録される。
図4は、第1実施形態に係る無線基地局101の処理例を示す。図4に示す処理は、無線基地局101におけるマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータの設定手順の一例であり、図2で説明した無線基地局101の各ブロックにより実行される。
ステップS101において、無線基地局101は、自局の通信に関する無線通信情報(本実施形態では、ユニキャスト通信の無線通信情報)を取得する。
ステップS102において、無線基地局101は、無線通信情報に基づいて、マルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを算出する。
ステップS103において、無線基地局101は算出したマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを自局の無線部202に設定する。
このようにして、本実施形態に係る無線基地局101は、ユニキャスト通信の無線通信情報に基づいて、マルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを設定することができる。そして、図4で説明した処理を予め決められた時間間隔で定期的に実行することで、無線通信状態や通信環境の変動がある場合でも、マルチキャスト通信またはブロードキャスト通信における伝送パラメータを動的に制御して最適化することができ、無線通信効率を向上することができる。
(マルチキャスト通信またはブロードキャスト通信の伝送パラメータの算出方法)
次に、マルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータの算出方法について、詳しく説明する。
マルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータの算出方法は、例えば、ユニキャスト通信の無線通信情報のうち、下り方向の通信で用いられている最も確実にデータを送信できる伝送パラメータ(例えば、最低の伝送レート)を選択してもよい。図3の場合、例えば、MCS index=1の伝送パラメータに対応する。ここで、MCS index=1と2の伝送パラメータの伝送レートが同じであってもMCS index=1の変調多値数がMCS index=2の変調多値数よりもノイズに強い場合、MCS index=1の伝送パラメータを選択する。なお、変調多値数などの伝送レート以外の伝送パラメータを考慮せずに、単純に伝送レートだけで選択するようにしてもよい。
伝送レートを用いる場合、予め閾値(例えば、90%)を設定しておき、上位からその閾値までに含まれる伝送レートの中で最低の伝送レートを選択してもよい。例えば、上位の伝送レートが30Mbpsの場合、30Mbpsの90%の伝送レートは27Mbpsなので、30Mbpsから27Mbpsまでに含まれるMCS indexの伝送レートが選択される。
また、選択された伝送レートに対して予め決められたマージンを持たせた伝送レートを用いてもよい。例えば、選択された伝送レートが20Mbpsの場合、マージンが10%の2Mbpsとすると、18MbpsとなるMCS indexの伝送レートが選択される。
ここで、マルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータは同じ値を用いることができる他、マルチキャストの受信に参加(ジョイン)した無線端末局102に対するユニキャスト通信の無線通信情報が個別に判別できる場合には、その情報を用いてマルチキャスト通信の伝送パラメータを設定することにより、マルチキャスト通信に参加中の無線端末局102に応じて伝送パラメータを設定することができる。例えば、無線端末局102(1)のユニキャスト通信の無線通信情報に基づいて算出したマルチキャスト通信の伝送レートが20Mbps、無線端末局102(2)のユニキャスト通信の無線通信情報に基づいて算出したマルチキャスト通信の伝送レートが15Mbps、無線端末局102(3)のユニキャスト通信の無線通信情報に基づいて算出したマルチキャスト通信の伝送レートが25Mbps、の場合、無線基地局101は、マルチキャスト通信の伝送レートを15Mbpsに設定する。
また、無線通信情報と合わせて、無線基地局101の送信時にアンテナのビームフォーミングを適用したか否かの情報をさらに取得できる場合、ビームフォーミングを用いるユニキャスト通信と、ビームフォーミングを用いないマルチキャスト通信またはブロードキャスト通信との受信電力差を考慮して、マルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを算出することができる。
なお、ユニキャスト通信と、マルチキャスト通信またはブロードキャスト通信とで、周波数帯域や通信規格がそれぞれ異なる場合が考えられる。例えば、ユニキャスト通信を5GHz帯の802.11acで行い、マルチキャスト通信またはブロードキャスト通信を2.4GHz帯の802.11gで行う場合などである。このような場合、周波数帯域の違いによる電波伝搬特性の違いや、利用可能な伝送レートの違いを考慮することで、より適した伝送パラメータを算出することができる。
このようにして、本実施形態に係る無線通信システム100は、ユニキャスト通信の無線通信情報に基づいて、マルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを算出することができる。
[第2実施形態]
図5は、第2実施形態に係る無線通信システム100aの構成例を示す。図5において、無線通信システム100aは、通信エリア301(1)の無線基地局101a(1)から通信エリア301(M)の無線基地局101a(M)までのM個(Mは正の整数)の無線基地局101aをネットワーク302を介して制御する制御局303を有する。
図5において、無線基地局101a(1)は、配下に無線端末局102(1,1)から無線端末局102(N,1)までのN個(Nは正の整数)の無線端末局102を有し、同様に、無線基地局101a(M)は、配下に無線端末局102(1,M)から無線端末局102(K,M)までのK個(Kは正の整数)の無線端末局102を有する。なお、N=Kである必要は無く、各無線基地局101aは、異なる数の無線端末局102を有していてもよい。ここで、以降の説明において、無線基地局101a(1)から無線基地局101a(M)に共通の説明を行う場合は、符号末尾の(番号)を省略して無線基地局101aと表記し、特定の無線基地局101aを指す場合は、符号末尾に(番号)を付加して、例えば無線基地局101a(1)にように表記する。通信エリア301(1)から通信エリア301(M)についても同様に表記する。また、無線端末局102(1,1)から無線端末局102(K,M)に共通の説明を行う場合は、符号末尾の(端末番号,通信エリア番号)を省略して無線端末局102と表記し、特定の無線端末局102を指す場合は、符号末尾に(端末番号,通信エリア番号)を付加して、例えば無線端末局102(1,1)のように表記する。
図5において、通信エリア301毎の複数の無線端末局102は、各通信エリア301の無線基地局101aに無線でそれぞれ接続し、無線基地局101aとの間で無線通信を行う。なお、無線基地局101aは、配下の複数の無線端末局102との間で、ユニキャスト通信と、マルチキャスト通信またはブロードキャスト通信とを行うものとする。
ここで、第1実施形態で説明した図1の無線通信システム100と異なる点は、制御局303が複数の無線基地局101aと接続され、複数の無線基地局101aは制御局303により制御されることである。
図6は、第2実施形態に係る制御局303および無線基地局101aの構成例を示す。
図6において、無線基地局101aは、アンテナ201a、無線部202a、無線通信情報収集部203a、情報処理部204a、無線設定部205a、無線環境情報収集部210およびネットワーク通信部211を備える。ここで、図2で説明した無線基地局101のアンテナ201、無線部202、無線通信情報収集部203、情報処理部204および無線設定部205は、図6に示す無線基地局101aのアンテナ201a、無線部202a、無線通信情報収集部203a、情報処理部204aおよび無線設定部205aにそれぞれ対応し、図2の各ブロックと同様に動作する。図6に示す無線基地局101aと図2で説明した無線基地局101との違いは、無線環境情報収集部210およびネットワーク通信部211を備えることである。
無線環境情報収集部210は、無線基地局101aの無線環境情報を収集し、情報処理部204aへ出力する。ここで、無線環境情報は、自局以外の通信に関する情報(他の無線基地局や無線端末局などの通信に関する情報)であり、例えばパケットキャプチャにより取得可能である。
情報処理部204aは、無線通信情報収集部203aから無線通信情報を取得し、無線環境情報収集部210から無線環境情報を取得する。そして、情報処理部204aが図2に示した情報処理部204と異なる点は、ネットワーク通信部211およびネットワーク302を介して制御局303へ無線通信情報および無線環境情報を送信することである。また、情報処理部204aは、ネットワーク302およびネットワーク通信部211を介して制御局303からマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを受信して、無線設定部205aに出力する。
無線設定部205aは、情報処理部204aが制御局303から受信したマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを取得し、無線部202aに設定する。
ネットワーク通信部211は、ネットワーク302を介して接続される制御局303との間で通信を行う。例えば、ネットワーク通信部211は、ネットワーク302を介して、情報処理部204aが取得した無線通信情報および無線環境情報が制御局303へ送信される。また、ネットワーク通信部211は、ネットワーク302を介して、制御局303からマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを受信して情報処理部204aに出力する。
一方、図6において、制御局303は、ネットワーク通信部401、情報処理部402および情報記録部403を有する。
ネットワーク通信部401は、ネットワーク302を介して、複数の無線基地局101aと通信を行う。
情報処理部402は、ネットワーク通信部401およびネットワーク302を介して、複数の無線基地局101aから無線通信情報および無線環境情報を取得し、無線通信情報および無線環境情報に基づいて、無線基地局101a毎にマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを算出する。そして、情報処理部402は、ネットワーク通信部401およびネットワーク302を介して、算出されたマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを各無線基地局101aへ送信する。なお、情報処理部402は、無線基地局101a毎に無線通信情報および無線環境情報と、マルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータとを情報記録部403に出力する。
情報記録部403は、情報処理部402から出力される無線通信情報および無線環境情報、マルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを無線基地局101a毎にメモリなどの記録媒体に記録する。
このように、第2実施形態に係る無線基地局101aは、受信確認を行うことができるユニキャスト通信の無線通信情報と、自局以外の無線通信に関する無線環境情報とを取得して、受信確認を行うことができないマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを最適化することができ、無線通信効率を向上することができる。
図7は、第2実施形態に係る制御局303および無線基地局101aの処理例を示す。図7に示す処理は、無線基地局101aにおけるマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータの設定手順の一例であり、図6で説明した無線基地局101aの各ブロックにより実行される。
ここで、図4に示す処理との違いは、複数の無線基地局101aのマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータの算出を制御局303が一括して行い、制御局303が各無線基地局101aに算出したそれぞれのマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを通知することである。
ステップS201において、無線基地局101aは、無線通信情報および無線環境情報を取得し、制御局303へ通知する。
ステップS202において、制御局303は、複数の無線基地局101aから取得した無線通信情報および無線環境情報に基づいて、マルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを算出し、配下の無線基地局101aへ通知する。
ステップS203において、無線基地局101aは、制御部303からマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを取得して、自局の無線部202に設定する。なお、複数の無線基地局101aのそれぞれにおいて、同様の処理が行われる。ここで、各々の無線基地局101a毎に、設定されるマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータは、それぞれの通信エリア301の通信環境に適した伝送パラメータが設定される。
このようにして、本実施形態に係る無線通信システム100aでは、複数の無線基地局101aにネットワーク302を介して接続される制御局303が一括して各々の無線基地局101aの配下の無線端末局102との無線通信情報に基づいて、無線基地局101a毎にマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを算出して、複数の無線基地局101aにマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを設定することができる。そして、図7で説明した処理を予め決められた時間間隔で定期的に実行することで、無線通信状態や無線通信環境に変動がある場合でも、マルチキャスト通信またはブロードキャスト通信における伝送パラメータを最適化することができ、無線通信効率を向上することができる。
なお、図5に示した第2実施形態において、制御局303は、複数の無線基地局101a(1)から無線基地局101a(M)までのM個の無線基地局101aの全てまたは一部の複数台から取得した無線通信情報および無線環境情報に対してまとめて上述の処理を行い、全てまたは一部の無線基地局101aに対してマルチキャスト通信の伝送パラメータまたはブロードキャスト通信の伝送パラメータを同じ設定にするようにしてもよい。
ここで、上述の実施形態では、伝送パラメータを取得するために受信確認を行うことができる通信としてユニキャスト通信を利用する例について説明したが、ユニキャスト通信以外の通信で伝送パラメータを取得可能な通信を利用してもよい。
また、第1実施形態における無線基地局101および無線端末局102と、第2実施形態における制御局303、無線基地局101aおよび無線端末局102は、専用装置による実現に限らず、汎用コンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、各実施形態で説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。ここで、「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことである。なお、「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線上で短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、例えばサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持するものを含んでもよい。また、上述のプログラムは、各実施形態で説明した機能の一部を実現するためのものであってもよいし、上述の機能がコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。例えば、PLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されるものであってもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明してきたが、上記実施の形態は本発明の例示に過ぎず、本発明が上記実施の形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素の追加、省略、置換、その他の変更を行ってもよい。
100,100a・・・無線通信システム;101,101a・・・無線基地局;102・・・無線端末局;201,201a・・・アンテナ;202,202a・・・無線部;203,203a・・・無線通信情報収集部;204,204a・・・情報処理部;205,205a・・・無線設定部;210・・・無線環境情報収集部;211・・・ネットワーク通信部;301・・・通信エリア;302・・・ネットワーク;303・・・制御局

Claims (8)

  1. 無線基地局と複数の無線端末局との間で、受信確認を行うことができる第1方式の通信と、受信確認を行うことができない第2方式の通信と、を行う無線通信システムにおける伝送パラメータ制御方法であって、
    前記無線基地局は、前記無線端末局との間で前記第1方式の通信を行う場合の無線通信情報に基づいて、前記無線端末局との間で前記第2方式の通信を行う場合の伝送レートを含む伝送パラメータを選択する
    ことを特徴とする伝送パラメータ制御方法。
  2. 請求項1に記載の伝送パラメータ制御方法において、
    前記無線基地局は、前記無線端末局との間で前記第1方式の通信を行う場合の伝送レートのうち最も低い伝送レートを前記第2方式の通信の伝送レートに選択する
    ことを特徴とする伝送パラメータ制御方法。
  3. 請求項1または2に記載の伝送パラメータ制御方法において、
    前記第1方式の通信は、ユニキャスト通信であり、
    前記第2方式の通信は、マルチキャスト通信またはブロードキャスト通信である
    ことを特徴とする伝送パラメータ制御方法。
  4. 複数の無線端末局との間で、受信確認を行うことができる第1方式の通信と、受信確認を行うことができない第2方式の通信と、を行う無線基地局と、複数の前記無線基地局を制御する制御局とを有する無線通信システムにおける伝送パラメータ制御方法であって、
    前記無線基地局は、前記無線端末局との間で前記第1方式の通信を行う場合の無線通信情報と、自局以外の無線通信に関する無線環境情報とを収集して前記制御局に送信し、前記無線端末局との間で前記第2方式の通信を行う場合の伝送レートを含む伝送パラメータを前記制御局から受信し、
    前記制御局は、複数の前記無線基地局から受信する前記無線通信情報および前記無線環境情報に基づいて、前記無線基地局と前記無線端末局との間で前記第2方式の通信を行う場合の伝送レートを含む伝送パラメータを決定して当該無線基地局に送信する
    ことを特徴とする伝送パラメータ制御方法。
  5. 請求項4に記載の伝送パラメータ制御方法において、
    前記制御局は、前記無線基地局と前記無線端末局との間で前記第1方式の通信を行う場合の伝送レートのうち最も低い伝送レートを前記第2方式の通信を行う場合の伝送レートに決定して当該無線基地局に送信する
    ことを特徴とする伝送パラメータ制御方法。
  6. 請求項4または5に記載の伝送パラメータ制御方法において、
    前記第1方式の通信は、ユニキャスト通信であり、
    前記第2方式の通信は、マルチキャスト通信またはブロードキャスト通信である
    ことを特徴とする伝送パラメータ制御方法。
  7. 複数の無線端末局との間で、受信確認を行うことができる第1方式の通信と、受信確認を行うことができない第2方式の通信と、を行う無線基地局と、複数の前記無線基地局を制御する制御局において、
    前記無線基地局が前記無線端末局との間で前記第1方式の通信を行う場合の無線通信情報および当該無線基地局以外の無線通信に関する無線環境情報をネットワークを介して受信し、前記無線基地局が前記無線端末局との間で前記第2方式の通信を行う場合の伝送パラメータをネットワークを介して前記無線基地局に送信するネットワーク通信部と、
    複数の前記無線基地局から受信する前記無線通信情報および前記無線環境情報に基づいて、前記無線基地局と前記無線端末局との間で前記第2方式の通信を行う場合の伝送レートを含む伝送パラメータを決定して当該無線基地局に送信する情報処理部と
    を有することを特徴とする制御局。
  8. 複数の無線端末局との間で、受信確認を行うことができる第1方式の通信と、受信確認を行うことができない第2方式の通信と、を行う無線基地局において、
    前記無線端末局との間で前記第1方式の通信を行う場合の無線通信情報を取得する情報収集部と、
    前記無線通信情報に基づいて、前記無線端末局と前記第2方式の通信を行う場合の伝送レートを含む伝送パラメータを選択する
    ことを特徴とする無線基地局。
JP2019063477A 2019-03-28 2019-03-28 伝送パラメータ制御方法および無線基地局 Active JP7302230B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019063477A JP7302230B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 伝送パラメータ制御方法および無線基地局
PCT/JP2020/011493 WO2020196038A1 (ja) 2019-03-28 2020-03-16 伝送パラメータ制御方法、制御局および無線基地局
US17/441,743 US11917455B2 (en) 2019-03-28 2020-03-16 Transmission parameter control method, control station and radio base station
JP2022189129A JP2023018117A (ja) 2019-03-28 2022-11-28 伝送パラメータ制御方法および制御局

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019063477A JP7302230B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 伝送パラメータ制御方法および無線基地局

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022189129A Division JP2023018117A (ja) 2019-03-28 2022-11-28 伝送パラメータ制御方法および制御局

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020167451A true JP2020167451A (ja) 2020-10-08
JP7302230B2 JP7302230B2 (ja) 2023-07-04

Family

ID=72610517

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019063477A Active JP7302230B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 伝送パラメータ制御方法および無線基地局
JP2022189129A Pending JP2023018117A (ja) 2019-03-28 2022-11-28 伝送パラメータ制御方法および制御局

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022189129A Pending JP2023018117A (ja) 2019-03-28 2022-11-28 伝送パラメータ制御方法および制御局

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11917455B2 (ja)
JP (2) JP7302230B2 (ja)
WO (1) WO2020196038A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004536505A (ja) * 2001-06-25 2004-12-02 ノキア コーポレイション Tfci信号システムによるmcs及びマルチコードの最適化
JP2006217173A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 基地局装置及びリソース割り当て方法
JP2010130134A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Mitsubishi Electric Corp 無線lanアクセスポイント
JP2013004994A (ja) * 2011-06-10 2013-01-07 Sony Corp 通信装置及び通信方法、並びに通信システム
US20150117235A1 (en) * 2013-10-31 2015-04-30 Aruba Networks, Inc. Enhanced Dynamic Multicast Optimization

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL158158A (en) * 2003-09-29 2012-05-31 Bamboo Mediacasting Ltd Distribution of multicast data to users
US7583649B1 (en) * 2005-08-12 2009-09-01 Marvell International Ltd. Rate adaptation
JP4772514B2 (ja) * 2005-10-31 2011-09-14 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 上りリンクの送信パラメータを決定する装置
JP5003177B2 (ja) * 2007-01-26 2012-08-15 ソニー株式会社 送信装置、受信装置、パケット送信方法、パケット受信方法及びプログラム
US7961698B2 (en) * 2007-07-10 2011-06-14 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for controlling interference to broadcast signaling in a peer to peer network
US20140376376A1 (en) * 2013-06-20 2014-12-25 Alcatel-Lucent Usa Inc. Method And Apparatus For Improved Multicast Rate Control
US20170289990A1 (en) * 2016-03-31 2017-10-05 Meru Networks Increasing probability of multicast transmissions in wlan
WO2019042560A1 (en) * 2017-08-31 2019-03-07 Nokia Technologies Oy METHOD FOR OPERATING A NETWORK ENTITY FOR A CELLULAR RADIO COMMUNICATION NETWORK AND NETWORK ENTITY FOR A CELLULAR RADIO COMMUNICATION NETWORK
WO2019190584A1 (en) * 2018-03-29 2019-10-03 Marvell World Trade Ltd. Rate adaptation in wireless local area networks (wlans) using multi parameters rate tables

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004536505A (ja) * 2001-06-25 2004-12-02 ノキア コーポレイション Tfci信号システムによるmcs及びマルチコードの最適化
JP2006217173A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 基地局装置及びリソース割り当て方法
JP2010130134A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Mitsubishi Electric Corp 無線lanアクセスポイント
JP2013004994A (ja) * 2011-06-10 2013-01-07 Sony Corp 通信装置及び通信方法、並びに通信システム
US20150117235A1 (en) * 2013-10-31 2015-04-30 Aruba Networks, Inc. Enhanced Dynamic Multicast Optimization

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020196038A1 (ja) 2020-10-01
JP7302230B2 (ja) 2023-07-04
JP2023018117A (ja) 2023-02-07
US11917455B2 (en) 2024-02-27
US20220182887A1 (en) 2022-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10404510B2 (en) Systems and methods for configuring carriers using overlapping sets of candidate numerologies
US20220302975A1 (en) Adaptive numerology for beamforming training
CN110784284B (zh) 使用喷泉码通过授权和未授权频段进行联合传输的系统和方法
RU2407239C2 (ru) Система мобильной связи, мобильная станция, базовая станция и способ управления передачей данных
WO2018141272A1 (zh) 终端、网络设备和通信方法
US10194441B2 (en) Bandwidth reduction with beamforming and data compression
Karimi et al. 5G centralized multi-cell scheduling for URLLC: Algorithms and system-level performance
US7760678B2 (en) Cooperative transmission apparatus, systems, and methods
CN103098508A (zh) 分布式天线系统以及该系统中的无线通信方法
WO2014097224A1 (en) Mobile device assisted coordinated multipoint transmission and reception
WO2003026231A1 (en) Method for enhancing the communication capability in a wireless telecommunication system
KR20140009552A (ko) 무선 통신 시스템에서의 상향링크 무선 주파수 신호 수신 방법, 그의 마스터 유닛 및 슬레이브 유닛
US11064380B2 (en) Method and device in UE and base station for wireless communication
WO2020166230A1 (ja) 通信装置及び通信方法
US8761079B2 (en) Method and apparatus for selecting appropriate coding scheme and transmission rate for transmitting a frame across a communication network
US10206211B2 (en) Device, network, and method for wideband long-term evolution (LTE) uplink transmission
WO2020196038A1 (ja) 伝送パラメータ制御方法、制御局および無線基地局
Tanner Lte-a 3cc carrier aggregation
JP7131452B2 (ja) 無線通信方法及び基地局
WO2012103715A1 (zh) 一种获得合并增益的方法和基站
JP7151580B2 (ja) 無線通信方法及び基地局
US20220232425A1 (en) Wireless communication method and base station
EP4285649A1 (en) Transmit power control for multi-relay networks
WO2011020290A1 (zh) 中继方法及其设备
CN117979312A (zh) 一种用于通信的方法、终端设备、网络设备、介质及程序产品

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200522

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200701

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220830

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20221020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7302230

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150