JP2020165797A - 音声案内装置、音声案内サーバ、及び音声案内方法 - Google Patents

音声案内装置、音声案内サーバ、及び音声案内方法 Download PDF

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Abstract

【課題】まだ車両に乗車してから間もないため、精神的な余裕が無いときに、複雑な音声対話が行われることを防止することを可能とする。【解決手段】音声案内装置としての車載コンテンツ再生装置10は、ユーザを認識するユーザ認識部111と、移動体IDを有する移動体の位置情報の推移からユーザによる移動体IDでの積算走行距離を計算する積算距離計算部112と、移動体の位置情報に基づいてシナリオデータをシナリオデータ記憶部から選択する選択部113と、移動体の位置情報に基づいてシナリオデータを音声又は画像として出力部を介して出力する出力制御部114とを備え、選択部113は、さらに、ユーザによる移動体IDでの積算走行距離及びシナリオデータの対話難易度に応じてシナリオデータ記憶部からシナリオデータを選択し、出力制御部114は、さらに、選択部により選択されたシナリオデータを音声又は画像として出力部を介して出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の車両の中で提供される音声案内装置、音声案内サーバ、及び音声案内方法に関する。
従来、移動する車両の中で使用する音声対話装置が開発されており、観光地のレンタカーでの施設紹介等に活用されている。このような音声対話装置によって、ユーザに余裕が無いときに対話をおこなうと、ユーザが対話の内容を理解しきれない等の問題があった。
これに対し、特許文献1には、適切なタイミングで、停車状態のレベルに応じた案内をユーザに対して行う技術が開示されている。より詳細には、特許文献1は、車両の走行速度に基づいて車両の停車状態を判定すると共に、当該停車状態のレベルを、停車状態の継続性、発生間隔及び発生頻度のうち少なくとも1つに基づいて判定し、判定した停車状態のレベルに応じた内容の案内を行う技術を開示している。
特開2002−107156号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、車両が停止していることが必要であり、また、ユーザの車両に対する慣れは考慮されていない。この点、ユーザがレンタカーに乗車した直後、新たな車両を購入した直後、又はユーザの運転歴が浅い場合等は、まだ車両に不慣れなため余裕が無いことが多く、複雑な音声対話を行うことは適切ではないという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、本発明は、例えば、観光ポイントや観光施設等を例えばレンタカー等の慣れない車両でドライブするユーザ、例えば新たな車両を購入してから間もないユーザ、又は例えば運転歴の浅いユーザに対して、車両乗車してから間もないため、精神的な余裕が無いときに、複雑な音声対話が行われることを防止することが可能な音声案内装置、音声案内サーバ、及び音声案内方法を提供することを目的とする。
(1) 本発明の音声案内装置は、移動体の種別として移動体IDを有する移動体の、現在の位置情報を測位する測位部と、地図情報と施設の位置情報を含む施設情報が記憶される地図記憶部と、前記施設に関する情報が含まれるシナリオデータが対話難易度情報と共に記憶されるシナリオデータ記憶部と、前記移動体と共に移動するユーザからの音声応答入力を受け付ける入力部と、前記シナリオデータを音声又は画像として出力する出力部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記ユーザを認識するユーザ認識部と、前記移動体IDを有する移動体の前記位置情報の推移から、前記ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離を計算する積算距離計算部と、前記移動体の位置情報に基づいて、前記シナリオデータを前記シナリオデータ記憶部から選択する選択部と、前記移動体の位置情報に基づいて、前記シナリオデータを音声又は画像として前記出力部を介して出力する出力制御部と、を備え、前記選択部は、さらに、前記ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離及び前記シナリオデータの対話難易度に応じて、前記シナリオデータ記憶部からシナリオデータを選択し、前記出力制御部は、さらに、前記選択部により選択されたシナリオデータを音声又は画像として前記出力部を介して出力する。
上記(1)によれば、観光ポイントや観光施設等を、例えばレンタカー等の慣れない車両でドライブするユーザ、例えば新たな車両を購入した直後のユーザ、又は例えば運転歴の浅いユーザに対して、まだ車両に乗車してから間もないため、精神的な余裕が無いときに、複雑な音声対話が行われることを防止することを可能にする。
(2) (1)に記載の音声案内装置において、前記対話難易度情報は、前記シナリオデータに含まれるシナリオの内容及び/又はシナリオの長さによって決定されている。
上記(2)によれば、ユーザの車両に対する慣れに起因する精神的な余裕に応じて、適切なシナリオを選択して出力することを可能にする。
(3) 本発明の音声案内サーバは、地図情報と施設の位置情報を含む施設情報が記憶される地図記憶部と、前記施設に関する情報が含まれるシナリオデータが対話難易度情報と共に記憶されるシナリオデータ記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部は、ユーザを認識するユーザ認識部と、移動体IDを有する移動体の位置情報の推移から、前記ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離を計算する積算距離計算部と、前記移動体の位置情報に基づいて、前記シナリオデータを前記シナリオデータ記憶部から選択する選択部と、前記移動体の位置情報に基づいて、前記シナリオデータを音声又は画像として出力する出力制御部と、を備え、前記選択部は、さらに、前記ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離及び前記シナリオデータの対話難易度に応じて、前記シナリオデータ記憶部からシナリオデータを選択し、前記出力制御部は、さらに、前記選択部により選択されたシナリオデータを音声又は画像として出力するように出力指示する。
上記(3)の音声案内サーバによれば、(1)の音声案内装置と同様の効果を奏する。
(4)本発明の音声案内方法は、移動体の種別として移動体IDを有する移動体の、現在の位置情報を測位する測位部と、地図情報と施設の位置情報を含む施設情報が記憶される地図記憶部と、前記施設に関する情報が含まれるシナリオデータが対話難易度情報と共に記憶されるシナリオデータ記憶部と、前記移動体と共に移動するユーザからの音声応答入力を受け付ける入力部と、前記シナリオデータを音声又は画像として出力する出力部と、を有する1つ以上のコンピュータが、前記ユーザを認識するユーザ認識ステップと、前記移動体IDを有する移動体の前記位置情報の推移から、前記ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離を計算する積算距離計算ステップと、前記移動体の位置情報に基づいて、前記シナリオデータを前記シナリオデータ記憶部から選択する選択ステップと、前記移動体の位置情報に基づいて、前記シナリオデータを音声又は画像として前記出力部を介して出力する出力制御ステップとを実行し、前記選択ステップは、さらに、前記ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離及び前記シナリオデータの対話難易度に応じて、前記シナリオデータ記憶部からシナリオデータを選択し、前記出力制御ステップは、さらに、前記選択ステップにより選択されたシナリオデータを音声又は画像として前記出力部を介して出力するよう制御する。
上記(4)の音声案内方法によれば、(1)の音声案内装置と同様の効果を奏する。
本発明によれば、観光ポイントや観光施設等を、例えばレンタカー等の慣れない車両でドライブするユーザ、例えば新たな車両を購入してから間もないユーザ、又は例えば運転歴の浅いユーザに対して、まだ車両に乗車してから間もないため、精神的な余裕が無いときに、複雑な音声対話が行われることを防止することが可能な音声案内装置、音声案内サーバ、及び音声案内方法を提供することが可能となる。
本発明の実施形態である音声案内システム全体の基本的構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における車載コンテンツ再生装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態におけるシナリオデータの階層構造の一例を示す構成図である。 本発明の実施形態における携帯端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態におけるコンテンツサーバの機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態における音声案内処理時の基本的動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の変形例におけるコンテンツサーバの機能構成を示す機能ブロック図である。
<音声案内システム1の全体構成>
以下、本発明の音声案内システムの好ましい一実施形態について、図を参照しながら詳細に説明する。図1に、音声案内システム1の全体構成を示す。
なお、本実施形態においては、車載コンテンツ再生装置10及び携帯端末20は、単独でも施設情報案内を実行可能な構成を備える場合を例示する。したがって、サーバとの通信環境を備えていない場合であっても、観光ポイントや観光施設等をドライブするユーザに対して、当該車両が、推奨する施設を紹介するシナリオを出力することを可能とする。
図1に示すように、音声案内システム1は、車載コンテンツ再生装置10と、携帯端末20と、コンテンツサーバ30と、を含んで構成される。これら各装置及び各端末は、通信網40を介して相互に通信可能に接続される。なお、図中では、これら各装置及び各端末にて送受信される情報についても図示しているが、これらの情報はあくまで一例である。本実施形態にて、図示をしている以外の情報が送受信されるようにしてもよい。また、図1において、通信経路を破線で記載しているが、これは、本実施形態においては、必ずしも必須の構成ではないことを示す。
車載コンテンツ再生装置10は、車載コンテンツ再生装置10が搭載された車両50aのユーザを認識する機能を有する。さらに、車載コンテンツ再生装置10は、車載コンテンツ再生装置10の位置情報(すなわち、車両50aの位置情報)を測位する機能を有する。車載コンテンツ再生装置10が測位した位置情報は、コンテンツサーバ30に対して適宜送信してもよい。さらに、車載コンテンツ再生装置10は、当該位置情報を用いて、認識したユーザが車両50aによって移動した移動距離を計算する機能を有する。
また、車載コンテンツ再生装置10は、車両50aに乗車し、観光地をドライブしているとき、及び/又は目的地に移動しているユーザに対して、観光地や目的地を巡る各種情報を音声で案内する機能を有する。ここで、観光地や目的地を巡る各種情報としては、例えば、当該観光地及び/又は目的地でおすすめの食べ物や飲み物等の飲食に関する情報、おすすめの自然や歴史等の観光スポットに関する情報、当該観光地及び/又は目的地での方言や風習等に関する文化に関する情報、及びご当地キャラクタやおすすめの施設等に関する情報が例として挙げられる。例えば、観光ポイントが有名な寺院の場合、寺院の建立時期、建立した人物、保有している主な仏像や絵画、彫刻、建立された理由や時代等々及び寺院の詳細な場所に関する音声及び画像による説明が例として挙げられる。
とりわけ、車載コンテンツ再生装置10は、認識したユーザの移動距離に対応する対話難易度のシナリオデータを用いて、各種情報を音声で案内する機能を有する。
なお、車載コンテンツ再生装置10は、施設情報の表示及び現在位置から目的地までの経路案内等を行うようにしてもよい。
車載コンテンツ再生装置10は、移動体である車両50aに据え付けられたカーナビゲーション装置や、移動体である車両50aに簡易的に設置され可搬可能なPND(Portable Navigation Device)により実現してもよい。
携帯端末20は、車両50bに乗車したユーザが利用する携帯端末である。携帯端末20は、上述した車載コンテンツ再生装置10と同様に、携帯端末20の位置情報(すなわち、車両50bの位置情報)を測位する機能を有する。携帯端末20が測位した位置情報は、車載コンテンツ再生装置10が測位した位置情報と同様に、コンテンツサーバ30に対して適宜送信してもよい。車載コンテンツ再生装置10と同様に、携帯端末20は、車両50bに乗車し、観光地をドライブしているとき、及び/又は目的地に移動しているユーザに対して、観光地や目的地を巡る各種情報を音声で案内する機能を有する。なお、車載コンテンツ再生装置10と同様に、携帯端末20は、施設情報の表示及び現在位置から目的地までの経路案内等を行うようにしてもよい。
携帯端末20は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット端末、ノートパソコン、その他の携帯可能な電子機器により実現することができる。
なお、図中では、車載コンテンツ再生装置10と車両50aの組と、携帯端末20と車両50bの組をそれぞれ一組ずつ図示しているが、これらの組数に特に制限はない。また、以下の説明において、車載コンテンツ再生装置10が搭載された車両50aや、携帯端末20を利用するユーザが乗車する車両50bを区別することなく呼ぶ場合には、末尾のアルファベットを省略して、単に「車両50」と呼ぶ。
コンテンツサーバ30は、例えば、観光地をドライブしている車両50(具体的には、車載コンテンツ再生装置10又は携帯端末20)に対して、車両50(具体的には、車載コンテンツ再生装置10又は携帯端末20)から受信する位置情報及び/又は要求に基づいて、例えば、当該観光地に関するコンテンツ情報(例えば、後述するシナリオデータ)を予めダウンロードするようにしてもよい。なお、車両50のユーザが地元の人(以下「地元民」ともいう)である場合、当該観光地に関する情報(例えば、後述するシナリオデータ)をダウンロードしないようにしてもよい。
ここで、ユーザが当該施設にとって地元の人(「地元民」)であるとは、例えば当該ユーザの何れかの生活拠点位置(例えばユーザの自宅、職場、又は学校等)が当該観光地の位置から予め設定された範囲内に位置することをいう。
コンテンツサーバ30は、例えば、汎用のサーバ装置に本実施形態特有のソフトウェアを組み込むことにより実現することができる。ここで、サーバ装置は、1つのコンピュータ又は複数のコンピュータから構成される分散システムでもよい。
通信網40は、インターネットや携帯電話網といったネットワークや、これらを組合せたネットワークにより実現される。
車両50は、車載コンテンツ再生装置10や携帯端末20のユーザが乗車する移動体である。車両50は、例えば、四輪自動車や自動二輪車や自転車等により実現される。
以上、音声案内システム1の全体構成について説明した。
次にそれぞれの構成について説明する。
<車載コンテンツ再生装置10が備える機能ブロック>
車載コンテンツ再生装置10が備える機能ブロックについて図2のブロック図を参照して説明をする。
ここで、車載コンテンツ再生装置10は、車両50aから電源の供給を受けており、車両50aに乗車したユーザにより車両50aのイグニッションスイッチがオン(エンジンを起動)にされることによって自動起動するようにしてもよい。そして、車載コンテンツ再生装置10は、車両50aに乗車したユーザにより車両50aのイグニッションスイッチがオフ(エンジンを停止)にされるまで稼働するようにしてもよい。
図2に示すように、車載コンテンツ再生装置10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、センサ部14と、表示部15と、入力部16と、オーディオ部17と、を含んで構成される。
制御部11は、マイクロプロセッサ等の演算処理装置から構成され、10を構成する各部の制御を行う。制御部11の詳細については、後述する。
記憶部12は、半導体メモリ等で構成されており、ファームウェアやオペレーティングシステムと呼ばれる制御用のプログラムや、後述するシナリオデータを用いて、ユーザに対して音声案内をするためのプログラムや、施設情報を表示部15等を介して表示するためのプログラムや、当該施設に移動するための経路案内処理を行うためのプログラムや、コンテンツサーバ30に対する車両50aの位置情報の送信処理を行うためのプログラムといった各プログラム、さらにその他、地図情報等の種々の情報が記憶される。図2に示すように、例えば、記憶部12は、地図情報記憶部121、位置情報記憶部122、識別情報記憶部123、及びシナリオデータ記憶部124を含む。
地図情報記憶部121には、道路や施設等の地物に関する情報、道路情報、施設位置情報、駐車場情報等の情報が含まれる。また、地図情報記憶部121には他にも、道路及び道路地図等の背景を表示するための表示用地図データ、ノード(例えば道路の交差点、屈曲点、端点等)の位置情報及びその種別情報、各ノード間を結ぶ経路であるリンクの位置情報及びその種別情報、全てのリンクのコスト情報(例えば距離、所要時間等)に関するリンクコストデータ等を含む道路ネットワークデータ等が含まれる。なお、地図情報記憶部121に含まれる施設に関する情報は、後述するシナリオデータで案内される観光施設や観光スポット等だけではなく、地図情報に表示される一般的な施設を含むものとしてもよい。
道路情報としては道路の種別や信号機等のいわゆる道路地図の情報が保存されている。
施設位置情報としては、各一般施設の位置情報が緯度経度の情報として保存されている。また、施設位置情報として、一般施設の識別情報(施設ID)、名称、施設種別(及び/又はジャンル)、電話番号、住所等が含まれていてもよい。
駐車場情報としては、駐車場の位置情報が緯度経度の情報として保存されている。駐車場が各一般施設の駐車場である場合には、一般施設と駐車場を紐付けて保存される。
位置情報記憶部122には、後述のセンサ部14により測位された車載コンテンツ再生装置10の位置情報(すなわち、車両50aの位置情報)が含まれる。位置情報記憶部122には、測位された位置を示す情報のみならず、測位を行った時刻である測位時刻も含まれるようにするとよい。
また、識別情報記憶部123には、車載コンテンツ再生装置10を識別するための情報(「識別情報」ともいう)を含む。識別情報としては、例えば車載コンテンツ再生装置10に一意に割り当てられた製造番号等を利用することができる。また、他にも、通信部13が携帯電話網等のネットワークである通信網40に接続するために、通信部13に挿入されたSIM(Subscriber Identity Module)に付与された電話番号を識別情報として利用することができる。また、他にも、車両50aに固有に付与されたVIN(車両識別番号:以降では「移動体ID」と呼称することがある)やナンバープレートの番号を識別情報として利用することができる。
さらに、識別情報記憶部123は、後述のように、制御部11が例えば入力部16を介してユーザを認識した際、このユーザのユーザIDを識別情報として記憶する。これにより、ユーザIDと位置情報記憶部122に記憶される位置情報とを紐づけることが可能となる。
シナリオデータ記憶部124には、観光地や目的地を巡る各種情報を案内するためのシナリオデータを含む。シナリオデータ記憶部124は、予め所定の地理的範囲内における観光地や目的地を巡る各種情報を案内するためのシナリオデータを含むようにしてもよい。また、車両50aの位置情報やユーザからの要求に基づいて、コンテンツサーバ30から適宜ダウンロードするようにしてもよい。シナリオデータの詳細については、後述する。
これらの記憶部12に格納される各情報については、記憶部12に予め記憶しておく構成としてもよいし、通信網40に接続されたコンテンツサーバ30や、他のサーバ装置(図示を省略する。)等から必要に応じて予めダウンロードされる構成としてもよい。さらに、ユーザの入力等に応じて適宜修正されてもよい。
通信部13は、DSP(Digital Signal Processor)等を有し、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)やWi−Fi(登録商標)といった規格に準拠して、通信網40を介して他の装置(例えば、コンテンツサーバ30)との間の無線通信を実現する。通信部13は、前述したように、例えばシナリオデータをダウンロードするために利用される。また、記憶部12に格納されている位置情報及び識別情報を、コンテンツサーバ30に対して送信するために利用してもよい。なお、通信部13と他の装置との間で送受信されるデータに特に制限はなく、位置情報、識別情報、及びシナリオデータ以外の情報が送受信されるようにしてもよい。
センサ部14は、例えばGPS(Global Positioning System)センサ、ジャイロセンサ、加速度センサ等により構成される。センサ部14は、位置情報を検出する位置検出手段としての機能を備え、GPSセンサによりGPS衛星信号を受信し、車載コンテンツ再生装置10の位置情報(緯度及び経度)を測位する。センサ部14による測位は、所定の時間間隔(例えば3秒間隔)で行うようにしてもよい。測位した位置情報は、位置情報記憶部122に格納される。なお、位置情報には、位置情報を測位した時刻情報を含めることが好ましい。そうすることで、車両50aが、いつ、どこに位置していたか、を算出することが可能となる。
なお、センサ部14は、ジャイロセンサ、加速度センサにより測定される角速度や、加速度に基づいて車載コンテンツ再生装置10の位置情報の測位精度をさらに高めることも可能である。
また、センサ部14は、GPS通信が困難又は不可能となった場合に、AGPS(Assisted Global Positioning System)通信を利用し、通信部13から取得される基地局情報によって車載コンテンツ再生装置10の位置情報を算出することも可能である。
表示部15は、液晶ディスプレイ、又は有機エレクトロルミネッセンスパネル等の表示デバイスにより構成される。表示部15は、制御部11からの指示を受けて画像を表示する。表示部15が表示する情報としては、例えば、制御部11がシナリオデータに基づいて複数のキャラクタによる音声出力により観光地情報や目的地情報等を提供しているときに、音声に対応するキャラクタを表示するようにしてもよい。また、音声による情報提供を補足するための映像を表示するようにしてもよい。また、音声が例えば楽曲等の場合、楽曲名やアーティスト名等の情報を表示するようにしてもよい。この他、現在位置付近の地図やルート案内情報を表示してもよい。
入力部16は、テンキーと呼ばれる物理スイッチや表示部15の表示面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置(図示を省略する。)等で構成される。入力部16からの操作入力、例えばユーザによるテンキーの押下、タッチパネルのタッチに基づいた信号を制御部11に出力することで、ユーザによる選択操作や、地図の拡大縮小等の操作を実現することができる。
さらに、入力部16は、後述のように制御部11がユーザを認識し、ユーザIDを取得するためのデバイスとして、例えばカードリーダー等を備えてもよい。
オーディオ部17は、シナリオデータ記憶部124から読みだしたシナリオデータに基づいて、例えば複数のキャラクタの音声により案内している場合の音声を出力する。オーディオ部17は、アンプやスピーカ等で構成される。
なお、この他、図示しないが、車載コンテンツ再生装置10は、マイク等を備える。マイクは、運転者によって発せられた音声等を集音する。
そうすることで、マイクを介して音声入力された運転者による各種の選択、指示を音声認識技術により、制御部11に入力したりすることもできる。また、シナリオデータをキャラクタの音声により案内しているときに、キャラクタからのユーザに対する問い合わせに対して、マイクを介して応答することもできる。そうすることで、キャラクタとの会話を実現することができる。
次に、制御部11の詳細について説明をする。制御部11はCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random access memory)、ROM(Read Only Memory)、及びI/O(Input / output)等を有するマイクロプロセッサにより構成される。CPUは、ROM又は記憶部12から読み出した各プログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、及び記憶部12から情報を読み出し、RAM及び記憶部12に対して情報の書き込みを行い、通信部13、センサ部14、表示部15、入力部16、及びオーディオ部17等と信号の授受を行う。そして、このようにして、ハードウェアとソフトウェア(プログラム)が協働することにより本実施形態における処理は実現される。
制御部11は、機能ブロックとして、ユーザ認識部111と、積算距離計算部112と、選択部113と、出力制御部114と、を備える。なお、この他、ユーザに対して目的地までの経路を案内する経路案内部(図示せず)、コンテンツサーバ30に対して車両50の位置情報を送信する位置情報送信部(図示せず)及びコンテンツサーバ30から、コンテンツ(例えば、シナリオデータ)をダウンロードするためのダウンロード部(図示せず)を備えてもよい。例えば、経路案内部は、地図情報記憶部121に含まれる施設情報に係る施設を目的地とするルート情報を経路案内用のルート情報として利用することができる。なお、経路案内部、位置情報送信部(図示せず)及びダウンロード部の構成は公知であり、説明は省略する。
<シナリオデータ>
制御部11の機能を説明する前に、シナリオデータについて説明する。
シナリオデータは、主に、観光地や目的地を巡る各種情報を含み、オーディオ部17を介して例えば複数のキャラクタの音声(ナレーション)により出力されるように音声データを含むことができる。シナリオデータは、複数の上位階層シナリオと該上位階層シナリオに結び付いた複数の下位階層シナリオと、該下位階層シナリオの見出し語を含む中間階層シナリオ(以下「ショートラジオ」ともいう)とを含むように階層構造として構成される。
図3に、シナリオデータの階層構造の一例を示す。図3に示すように、例えば、最上位階層シナリオである「観光」に関するシナリオには、中間階層シナリオ(ショートラジオ)を介して、第2階層シナリオである「飲食」に関するシナリオ及び「スポット」に関するシナリオが構成される。同様に、第2階層シナリオである「飲食」に関するシナリオには、ショートラジオを介して、第3階層シナリオである「食べ物」に関するシナリオ及び「飲み物」に関するシナリオ等が構成される。以下、「食べ物」に関するシナリオには、ショートラジオを介して、「肉」に関するシナリオや「魚」に関するシナリオが構成され、次に「肉」に関するシナリオには、ショートラジオを介して、「ソーキそば」に関するシナリオや「ステーキ」に関するシナリオが構成される。このように、シナリオは、上位概念の説明から下位概念の説明へとなるように構成される。さらに、ショートラジオには、例えば、上位階層シナリオから、次に案内する下位階層シナリオをテンポよくスムーズに案内するために、下位階層シナリオの見出しを含むようにすると共に、下位階層シナリオよりもその長さが短くなるように構成される。ここで、シナリオの「長さ」とは、例えば、シナリオの文字数、シナリオの音声によるナレーションに要する時間等が一例として挙げられる。
例えば、上位階層シナリオが「沖縄の食べ物の説明」、下位階層シナリオが「肉」の説明、又は「魚」の説明であった場合に、テンポよく「沖縄の食べ物の説明」から「肉」や「魚」の説明に続けるために、ショートラジオでは、例えば「〇〇肉や△△魚が有名なんだよ」と、下位階層シナリオにつなげるように構成し、下位階層シナリオaにおいて「〇〇肉」の説明、下位階層シナリオbにおいて「△△魚」の説明をするように構成することができる。
後述するように、ショートラジオの音声は、上位階層シナリオの音声及び/又は下位階層シナリオの音声と異なるように、音声(キャラクタ)を変更することが好ましい。
こうすることで、1つのシナリオが長くなることを防止すると共に、短いナレーションによって、ユーザに対してテンポよく情報を継続的に案内することが可能となり、より一層、情報をユーザが聞き取りやすく、かつユーザの興味を引くことができる。なお、音声による情報提供を補足するための映像を表示するようにしてもよい。
この他、現在位置付近の地図、ルート案内情報を表示してもよい。また、ご当地情報、音楽コンテンツ、ディスクジョッキーのアナウンス、事故多発地点や急カーブの注意を喚起する交通案内アナウンスを含むようにしてもよい。
さらに、複数の上位階層シナリオと該上位階層シナリオに結び付いた複数の下位階層シナリオと、該下位階層シナリオの見出し語を含む中間階層シナリオ(以下「ショートラジオ」ともいう)とから構成されるシナリオデータの各々は、音声対話の難易度ごとにカテゴライズされる。
ここで、音声対話の難易度は、例えばシナリオデータの内容及び/又はシナリオデータの長さによって決定することが可能である。例えば、図3において、シナリオデータ(a)〜(h)のそれぞれにつき、シナリオデータの内容、例えばシナリオデータ(a)であれば、「観光」、「飲食」、「食べ物」、「肉」、「ソーキそば」の内容、及び/又は各シナリオデータの長さによって、音声対話の難易度を決定することが可能である。
以上、シナリオデータの特徴について説明した。
<ユーザ認識部111>
ユーザ認識部111は、例えば入力部16から入力されるユーザ情報に基づいてユーザを認識し、ユーザIDを取得する。
ユーザがレンタカーを借りる場合の一例を説明する。ユーザがレンタカー営業所で予約を受け付けると、例えば、レンタカー営業所は、ユーザの識別情報(ユーザID)等のレンタカーを利用するための情報を登録したICカードを作成して、利用者に渡すことができる。そうすることで、利用者は、ICカードを、入力部16としてのカードリーダ等の車載装置により接触又は非接触で読み取って開錠・施錠することにより、乗車・降車できるようにする。
ここで、ICカードとは、カードリーダとの間で情報交換する機能と情報を記憶する記憶媒体である。本実施形態で用いられるICカードは、ユニークな識別番号を有しており、識別番号により当該ICカード、ひいては車両50のユーザを特定することが可能である。
ユーザ認識部111は、入力部16によって読み取ったユーザIDを取得すると共に、記憶部12に出力する。記憶部12に出力されたユーザIDは、識別情報記憶部123に格納される。なお、ユーザの認識方法は、これに限られない。例えば、顔認識等の生体認識でユーザを認識してもよい。
<積算距離計算部112>
積算距離計算部112は、センサ部14により測位された車両50の位置情報に基づいて、ユーザ認識部111によって認識されたユーザの、車両50での積算走行距離を計算する。
より具体的には、積算距離計算部112は、識別情報記憶部123に記憶されているユーザIDと、位置情報記憶部122に記憶されている車載コンテンツ再生装置10の位置情報(すなわち、車両50aの位置情報)の履歴とを紐づけることにより、このユーザIDを有するユーザの、車両50での積算走行距離を計算する。
これにより、ユーザIDを有するユーザが、例えば、レンタカーとして車両50をレンタルしてからの積算走行距離、又はユーザが車両50を走行した積算距離を計算することが可能となる。
<選択部113>
選択部113は、初期設定として、センサ部14により測位された車両50の位置情報及び/又は入力部16を介して車両50とともに移動するユーザからの操作入力に基づいて、シナリオデータ記憶部124からシナリオデータを選択する。
より具体的には、ユーザが案内を希望するシナリオデータを選択部113に対して指定する場合、選択部113は、指定されたシナリオデータをシナリオデータ記憶部124から選択して抽出する。なお、ユーザからの選択操作はこれに限られない。例えば、選択部113は、ユーザに対して、自然言語による検索を行わせることで、検索結果一覧から選択させるようにしてもよい。また、選択部113は、表示部15にシナリオデータの一覧を表示し、ユーザに選択させるようにしてもよい。なお、自然言語による検索は、音声による問い合わせ(例えば「〇〇について教えて」)を用いるようにしてもよい。
また、選択部113は、初期設定として、センサ部14により測位された車両50の位置情報に基づいて、シナリオデータをシナリオデータ記憶部124から選択して抽出するようにしてもよい。
より具体的には、センサ部14により測位された現在の位置情報の近傍に、シナリオデータで案内される観光に係る情報が存在する場合(例えば、景色のいい観光スポット、近辺でとれる魚がおいしい場合、珍しい動物のいる動物園等)、当該シナリオデータを選択抽出するようにしてもよい。
このように、センサ部14により測位された現在の位置情報に基づいて、シナリオデータを選択抽出するために、各シナリオデータに対して、位置情報(例えば、所定の大きさのエリア情報)を予め紐づけるようにしてもよい。その際、当該シナリオデータと関連付けられる位置情報について、さらに優先度レベルを付加するようにしてもよい。そうすることで、現在位置情報に関連付けられているシナリオデータが複数存在する場合、車両50の現在位置情報に関連付けられている未案内のシナリオデータであって、優先度レベルの最も高いデータを選択するようにしてもよい。
さらに、選択部113は、当該ユーザによる当該車両50での積算走行距離及び、シナリオデータの対話難易度に応じて、さらに、シナリオデータを選択することができる。
積算距離計算部112によって計算された当該ユーザによる当該車両50での積算走行距離に対応する対話難易度情報を有するシナリオデータを選択する。
より具体的には、選択部113は、ユーザが案内を希望するシナリオデータを選択部113に対して指定する場合、選択部113は、指定されたシナリオデータの中から、当該ユーザによる当該車両50での積算走行距離に対応する対話難易度情報を有するシナリオデータを、シナリオデータ記憶部124から選択して抽出する。例えば、ユーザが「観光」の案内を希望した場合、選択部113は、「観光」を案内する複数のシナリオデータの中から、当該ユーザによる当該車両50での積算走行距離に対応する対話難易度情報を有するシナリオデータを選択する。
なお、ユーザからの選択操作はこれに限られない。例えば、選択部113は、ユーザに対して、自然言語による検索を行わせることで、検索結果から、当該ユーザによる当該車両50での積算走行距離に対応する対話難易度情報を有するシナリオデータを選択してもよい。なお、自然言語による検索は、音声による問い合わせ(例えば「〇〇について教えて」)を用いるようにしてもよい。
また、選択部113は、センサ部14により測位された車両50の位置情報に基づいて、シナリオデータをシナリオデータ記憶部124から選択して抽出した後、抽出結果の中から、当該ユーザによる当該車両50での積算走行距離に対応する対話難易度を有するシナリオデータを選択するようにしてもよい。
より具体的には、センサ部14により測位された現在の位置情報の近傍に、シナリオデータで案内される観光に係る情報が存在する場合(例えば、景色のいい観光スポット、近辺でとれる魚がおいしい場合、珍しい動物のいる動物園等)、この情報を含む複数のシナリオデータの中から、積算走行距離に対応する対話難易度を有するシナリオデータを選択抽出するようにしてもよい。
このように、センサ部14により測位された現在の位置情報に基づいて、シナリオデータを選択抽出するために、各シナリオデータに対して、位置情報(例えば、所定の大きさのエリア情報)を予め紐づけるようにしてもよい。
これにより選択部113は、例えば、ユーザが車両50をレンタルしてからの積算走行距離に対応する対話難易度を有するシナリオデータを選択することができる。また、ユーザの運転歴が短い場合についても同様に、ユーザの積算走行距離に対応する対話難易度を有するシナリオデータを選択することができる。
<出力制御部114>
出力制御部114は、選択部113により選択されたシナリオデータを出力するように制御する。
さらに、出力制御部114は、選択されたシナリオデータを音声出力する場合、複数人の音声を適用してオーディオ部17を介して音声出力するように制御してもよい。具体的には、出力制御部114は、上位階層シナリオの出力に引き続き下位階層シナリオを音声出力する場合に、上位階層シナリオ又は下位階層シナリオの音声とは異なる音声で上位階層シナリオと下位階層シナリオの間の中間階層シナリオ(ショートラジオ)を音声出力するようにオーディオ部17に対して指示してもよい。
以上、車載コンテンツ再生装置10の構成について説明した。
<携帯端末20が備える機能ブロック>
次に、携帯端末20が備える機能ブロックについて図5のブロック図を参照して説明をする。
ここで、上述した車載コンテンツ再生装置10は、車両50aから電源の供給を受けていたが、携帯端末20は自身が備えるバッテリ(図示を省略する)から電源の供給を受ける。ただし、バッテリを充電するために携帯端末20が車両50bのシガーソケット等から電源の供給を受けるようにしてもよい。
図4に示すように、携帯端末20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、センサ部24と、表示部25と、入力部26と、オーディオ部27と、近距離通信部28とを含んで構成される。
ここで、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、センサ部24と、表示部25と、入力部26は、上述した車載コンテンツ再生装置10が含む同名の機能ブロックと同等の機能を有している。つまり、上述した車載コンテンツ再生装置10の説明における「車載コンテンツ再生装置10」の文言を「携帯端末20」を置き換え、上述した車載コンテンツ再生装置10の説明における、「車両50a」の文言を「車両50b」と置き換えることにより、携帯端末20の各機能ブロックの説明となるので、重複する再度の説明は省略する。
一方で、携帯端末20は、近距離通信部28を含んでいる点等で、車載コンテンツ再生装置10と相違するので、この相違点について、以下説明をする。
近距離通信部28は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)といった規格に準拠した非接触の近距離通信、又はUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等を介した有線による近距離通信を行うための部分である。
一方で、車両50bは、近距離通信部28と通信を行うための近距離通信部を備える。例えば車両50bのECU(Electronic Control Unit)が近距離通信部を備える。
そして、携帯端末20がECUと近距離通信により通信することができる場合とは、すなわち、携帯端末20が車両50bの車内に存在する場合である。この場合、携帯端末20のセンサ部24が測位する位置情報は、車両50bの位置情報に相当することになる。
そこで、携帯端末20は、近距離通信部28を介してECUと近距離通信できる間は、制御部21の備える各機能部を起動させるようにしてもよい。
例えば、ユーザが携帯端末20を所持して車両50bに乗車し、イグニッションスイッチ等の車両50bの起動スイッチをオンにすると、車両50bと携帯端末20とが接続(ペアリング)され、携帯端末20で測位した位置情報及び識別情報が携帯端末20からコンテンツサーバ30に送信されるようにしてもよい。この場合、車両50bと携帯端末20とのペアリング直後に測位された位置情報により特定される位置を最初の車両位置、すなわち出発位置としてコンテンツサーバ30に送信することができる。
さらに、イグニッションスイッチ等の車両50bの起動スイッチがオフにされると、車両50bと携帯端末20とのペアリングが解除される。この場合、例えば、解除された直前に測位された位置情報により特定される位置を最終の車両位置、すなわち駐車位置としてコンテンツサーバ30に送信することができる。
なお、車両50bが位置情報を測位する機能を有している場合には、センサ部24が測位する位置情報ではなく、車両50bが測位する位置情報を位置情報としてコンテンツサーバ30に送信するようにしてもよい。この場合、携帯端末20は、車両50bから、車両50bの測位する位置情報を取得するようにすることで、センサ部24を省略するようにしてもよい。
以上、携帯端末20の構成について説明した。
<コンテンツサーバ30が備える機能ブロック>
次に、コンテンツサーバ30が備える機能ブロックについて図5のブロック図を参照して説明をする。
図5に示すように、コンテンツサーバ30は、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、を含んで構成される。
制御部31は、マイクロプロセッサ等の演算処理装置から構成され、コンテンツサーバ30を構成する各部の制御を行う。制御部31については、後述する。
記憶部32は、半導体メモリ等で構成されており、ファームウェアやオペレーティングシステムと呼ばれる制御用のプログラムや、情報分析処理を行うためのプログラムといった各プログラム、さらにその他、地図情報記憶部321、及びシナリオデータを含むコンテンツ情報記憶部324を含むようにしてもよい。
地図情報記憶部321には、上述した地図情報記憶部121、221と同じ情報が含まれる。地図情報は、予め記憶しておく構成としてもよいし、通信網40に接続されたサーバ装置(図示を省略する。)等から必要に応じて適宜ダウンロードされる構成としてもよい。さらに、ユーザの入力等に応じて適宜修正されてもよい。
コンテンツ情報記憶部324は、前述した観光地情報や目的地情報等を案内するための色々なシナリオデータを含む。また、コンテンツ情報記憶部324は、この他、例えば音楽コンテンツ、ディスクジョッキーのアナウンス、事故多発地点や急カーブの注意を喚起する交通案内アナウンス、写真や動画等の映像コンテンツを含むようにしてもよい。なお、これらの情報についても、シナリオデータとして構成するようにしてもよい。
コンテンツ情報は、前述したように、車両50の位置情報やユーザからの要求に基づいて、コンテンツサーバから、予め、車載コンテンツ再生装置10や携帯端末20にダウンロードされるようにしてもよい。
通信部33は、DSP(Digital Signal Processor)等を有し、3G(3rd Generation)LTE(Long Term Evolution)やWi−Fi(登録商標)といった規格に準拠して、通信網40を介して通信網40を介した他の装置との間の無線通信を実現する。通信部33は、例えば、車載コンテンツ再生装置10及び携帯端末20のそれぞれから送信される位置情報及び識別情報を受信するために利用してもよい。また、通信部33は、車載コンテンツ再生装置10及び携帯端末20に対してシナリオデータを含むコンテンツ情報を送信するために利用してもよい。
ただし、通信部33と他の装置との間で送受信されるデータに特に制限はなく、これらの情報以外の情報が送受信されるようにしてもよい。
制御部31はCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random access memory)、ROM(Read Only Memory)、及びI/O(Input / output)等を有するマイクロプロセッサにより構成される。CPUは、ROM又は記憶部32から読み出した各プログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、及び記憶部32から情報を読み出し、RAM及び記憶部32に対して情報の書き込みを行い、通信部33、表示部34、及び入力部35と信号の授受を行う。そして、このようにして、ハードウェアとソフトウェア(プログラム)が協働することにより本実施形態における処理は実現される。
制御部31は、機能ブロックとして、位置情報受信部310、積算距離計算部312、コンテンツデータ提供部315を含むようにしてもよい。
位置情報受信部310は、車両50から、ユーザの識別情報、車両50の識別情報、位置情報、及び時刻情報等を通信部33を介して受信するようにしてもよい。
積算距離計算部312は、位置情報受信部310によって受信されたユーザの識別情報、車両50の識別情報、位置情報から、ユーザが車両50の利用を開始して以降の積算走行距離を計算するようにしてもよい。
コンテンツデータ提供部315は、積算距離計算部312によって計算された積算走行距離に対応する対話難易度を有するシナリオデータを含むコンテンツデータを、予め車載コンテンツ再生装置10や携帯端末20に提供(ダウンロード)するようにしてもよい。
以上、コンテンツサーバ30の構成について説明した。
以上、本発明の音声案内システム1の各機能部の実施形態を、車両50に搭載される車載コンテンツ再生装置10、携帯端末20、及びコンテンツサーバ30の構成に基づいて説明した。
<本実施形態の動作>
次に、図6のフローチャートを参照して、本実施形態の動作について説明する。ここで、図6は、車載コンテンツ再生装置10の音声案内処理時の基本的動作を示すフローチャートである。
まず、車載コンテンツ再生装置10は、車両50aのイグニッションスイッチがオン(エンジンを起動)にされることによって自動起動されているものとする。
図6を参照すると、ステップS1において、車載コンテンツ再生装置10は、ユーザを認識する。
ステップS2において、車載コンテンツ再生装置10は、認識したユーザが、当該車載コンテンツ再生装置10が搭載される車両50の利用を開始してからの積算走行距離を計算する。
ステップS3において、車載コンテンツ再生装置10は、案内の希望がユーザから指定されたか否かを判定する。指定されている場合(Yesの場合)、ステップS5に移る。指定されていない場合(Noの場合)、ステップS4に移る。なお、ステップS4以降のフローのどの時点においても、案内の希望がユーザから指定された場合には割り込み処理を許可し、その時点で処理していたステップを中断してステップS3を強制的に実行することも可能である。
ステップS4において、車載コンテンツ再生装置10は、現在の車両50の位置を含むエリアに紐づけられた、シナリオデータで案内される観光に係る情報が存在するか否かを判定する。存在する場合(Yesの場合)、ステップS5に移る。存在しない場合(Noの場合)、ステップS2に移る。
ステップS5において、車載コンテンツ再生装置10は、ユーザから指定された、又は現在位置情報を含むエリアに紐づけられた案内情報に係るシナリオデータの中から、積算走行距離に対応する適切な対話難易度を有するシナリオデータを選択して設定する。
ステップS6において、車載コンテンツ再生装置10は、設定されたシナリオデータを予め設定された音声により出力する。その後、処理はステップS2に移る。
以上、説明した動作により、車載コンテンツ再生装置10は、ユーザが車両50の利用を開始してから間もないため精神的に余裕が無い場合に、複雑な音声対話がおこなわれることを防止することが可能となる。
なお、車載コンテンツ再生装置10の動作について説明したが、携帯端末20の動作についても、車載コンテンツ再生装置10を携帯端末20に読み替え、車両50aを車両50bに読み替えることで説明できる。
<ハードウェア及びソフトウェアについて>
上記の音声案内システムに含まれる各機器のそれぞれは、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。また、上記の音声案内システムに含まれる各機器のそれぞれが協働することにより行なわれる施設情報配信方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、1つ以上のコンピュータが1つ以上のプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
<変形例1>
上述した実施形態において、車載コンテンツ再生装置10及び携帯端末20は、単独でも施設情報案内を実行可能な構成を備える場合を例示した。
これに対して、車載コンテンツ再生装置10及び携帯端末20をクライアントサーバ又はWEBシステムにおけるクライアント又はWEB端末として構成してもよい。この場合、本発明の施設情報案内に関する一連の処理を全体として実行できる機能が各機器に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図2、図4及び図5の例に限定されない。
具体的には、例えば、クライアントサーバや、WEB等の公知技術を適用して、図2に示す車載コンテンツ再生装置10(又は携帯端末20)の備える機能部を、コンテンツサーバ30Aが備えるようにしてもよい。図7にコンテンツサーバ30Aの機能ブロック図の一例を示す。
具体的には、図7に示すように、車載コンテンツ再生装置10の備えるユーザ認識部111に換えて、コンテンツサーバ30Aがユーザ認識部311を備えるようにしてもよい。この場合、車載コンテンツ再生装置10は、入力部16を介して取得したユーザIDを、通信を介してコンテンツサーバ30Aに送信することで、コンテンツサーバ30Aがユーザを認識してもよい。
同様に、車載コンテンツ再生装置10の備える積算距離計算部312に換えて、コンテンツサーバ30Aが積算距離計算部312を備えるようにしてもよい。この場合、車載コンテンツ再生装置10は、センサ部14により測位された車両50の位置情報を、通信を介してコンテンツサーバ30Aに送信することで、コンテンツサーバ30Aが、ユーザ認識部111によって認識されたユーザの、車両50での積算走行距離を計算してもよい。
同様に、車載コンテンツ再生装置10の備える選択部113に換えて、コンテンツサーバ30Aが選択部313を備えるようにしてもよい。この場合、コンテンツサーバ30Aがシナリオデータ記憶部324から、積算距離計算部312によって計算された積算走行距離に対応する対話難易度情報を有するシナリオデータを選択して抽出して、車載コンテンツ再生装置10は、抽出されたシナリオデータをコンテンツサーバ30Aから取得するようにしてもよい。
同様に、車載コンテンツ再生装置10の備える出力制御部114に換えて、コンテンツサーバ30Aが出力制御部314を備えるようにしてもよい。この場合、コンテンツサーバ30Aは、シナリオデータ記憶部324から選択されたシナリオデータを車載コンテンツ再生装置10に対して出力指示するように制御してもよい。
また、シナリオを音声出力する際に、コンテンツサーバ30Aは、ユーザに、シナリオ又はシナリオ中の各セリフをナレーションする音声割り当てのパラメータを予め設定させることで、シナリオ(又はシナリオ中のセリフ)に対する音声を割り当てて(キャラクタを割り当てて)、割り当てられた音声(キャラクタ)に基づいて音声合成するようにしてもよい。
また、これら機能的構成を実現するための装置についても、上述した実施形態での説明は例示に過ぎない。例えば、コンテンツサーバ30、30Aをクラウド上の仮想サーバとして実現してもよい。また、コンテンツサーバ30、30Aの機能部を、クラウド上でファンクションとして提供するようにしてもよい。
<変形例2>
上述した実施形態において、車載コンテンツ再生装置10、携帯端末20、及びコンテンツサーバ30Aは、ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離を計算し、計算された積算走行距離に対応する対話難易度を有するシナリオデータを選択し、音声出力するとしたが、これには限定されない。
例えば、ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離の代わりに、ユーザによる前記移動体IDでの累積乗車時間を計算し、計算された累積乗車時間に対応する対話難易度を有するシナリオデータを選択し、音声出力する構成としてもよい。
1 音声案内システム
10 車載コンテンツ再生装置
20 携帯端末
30、30A コンテンツサーバ
11、21、31 制御部
111、211、311、ユーザ認識部
112、212、312、積算距離計算部
113、213、313 選択部
114、214、314 出力制御部
12、22、32 記憶部
13,23,33 通信部
14、24 センサ部
15、25 表示部
16、26 入力部
17、27 オーディオ部
28 近距離通信部
310 位置情報受信部
315 コンテンツデータ提供部
40 通信網
50a、50b 車両

Claims (4)

  1. 移動体の種別として移動体IDを有する移動体の、現在の位置情報を測位する測位部と、
    地図情報と施設の位置情報を含む施設情報が記憶される地図記憶部と、
    前記施設に関する情報が含まれるシナリオデータが対話難易度情報と共に記憶されるシナリオデータ記憶部と、
    前記移動体と共に移動するユーザからの音声応答入力を受け付ける入力部と、
    前記シナリオデータを音声又は画像として出力する出力部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記ユーザを認識するユーザ認識部と、
    前記移動体IDを有する移動体の前記位置情報の推移から、前記ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離を計算する積算距離計算部と、
    前記移動体の位置情報に基づいて、前記シナリオデータを前記シナリオデータ記憶部から選択する選択部と、
    前記移動体の位置情報に基づいて、前記シナリオデータを音声又は画像として前記出力部を介して出力する出力制御部と、を備え、
    前記選択部は、さらに、
    前記ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離及び前記シナリオデータの対話難易度に応じて、前記シナリオデータ記憶部からシナリオデータを選択し、
    前記出力制御部は、さらに、
    前記選択部により選択されたシナリオデータを音声又は画像として前記出力部を介して出力する音声案内装置。
  2. 前記対話難易度情報は、前記シナリオデータに含まれるシナリオの内容及び/又はシナリオの長さによって決定されている、請求項1に記載の音声案内装置。
  3. 地図情報と施設の位置情報を含む施設情報が記憶される地図記憶部と、
    前記施設に関する情報が含まれるシナリオデータが対話難易度情報と共に記憶されるシナリオデータ記憶部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    ユーザを認識するユーザ認識部と、
    移動体IDを有する移動体の位置情報の推移から、前記ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離を計算する積算距離計算部と、
    前記移動体の位置情報に基づいて、前記シナリオデータを前記シナリオデータ記憶部から選択する選択部と、
    前記移動体の位置情報に基づいて、前記シナリオデータを音声又は画像として出力する出力制御部と、を備え、
    前記選択部は、さらに、
    前記ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離及び前記シナリオデータの対話難易度に応じて、前記シナリオデータ記憶部からシナリオデータを選択し、
    前記出力制御部は、さらに、
    前記選択部により選択されたシナリオデータを音声又は画像として出力するように出力指示する音声案内サーバ。
  4. 移動体の種別として移動体IDを有する移動体の、現在の位置情報を測位する測位部と、
    地図情報と施設の位置情報を含む施設情報が記憶される地図記憶部と、
    前記施設に関する情報が含まれるシナリオデータが対話難易度情報と共に記憶されるシナリオデータ記憶部と、
    前記移動体と共に移動するユーザからの音声応答入力を受け付ける入力部と、
    前記シナリオデータを音声又は画像として出力する出力部と、
    を有する1つ以上のコンピュータが、
    前記ユーザを認識するユーザ認識ステップと、
    前記移動体IDを有する移動体の前記位置情報の推移から、前記ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離を計算する積算距離計算ステップと、
    前記移動体の位置情報に基づいて、前記シナリオデータを前記シナリオデータ記憶部から選択する選択ステップと、
    前記移動体の位置情報に基づいて、前記シナリオデータを音声又は画像として前記出力部を介して出力する出力制御ステップとを実行し、
    前記選択ステップは、さらに、
    前記ユーザによる前記移動体IDでの積算走行距離及び前記シナリオデータの対話難易度に応じて、前記シナリオデータ記憶部からシナリオデータを選択し、
    前記出力制御ステップは、さらに、
    前記選択ステップにより選択されたシナリオデータを音声又は画像として前記出力部を介して出力するよう制御する音声案内方法。
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