JP2020164174A - シュリンクフィルム付き容器及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】偏平形状の胴部に位置する左右傾斜部にシュリンクフィルムがきれいに装着されたシュリンクフィルム付き容器及びその製造方法を提供する。【解決手段】口部11、胴部12及び底部13を有する容器本体10と、胴部12に装着された筒状のシュリンクフィルム20とを有し、胴部12が、上面視で長手方向を規定する偏平形状であり、また、長手方向の少なくとも一端部において下方側から上方側に向けて容器内側へ傾斜する左右傾斜部14を有し、シュリンクフィルム20が、左右傾斜部14に装着され、また、シュリンクフィルム20の下端部20aのみに位置するとともに胴部12に接着した感熱接着剤で形成される接着層22を有することを特徴とするシュリンクフィルム付き容器1。【選択図】図1

Description

本発明は、シュリンクフィルム付き容器及びその製造方法に関する。
容器本体の胴部に筒状のシュリンクフィルムが装着されたシュリンクフィルム付き容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。シュリンクフィルム付き容器は、形成された容器本体の胴部に筒状のシュリンクフィルムを配置し、シュリンクフィルム全体を加熱することにより、シュリンクフィルムを熱収縮させて胴部に装着することで製造することができる。
特開2014−177302号公報
ところで、容器本体の胴部が、上面視で長手方向を規定する偏平形状であり、また、長手方向の少なくとも一端部において下方側から上方側に向けて容器内側へ傾斜する左右傾斜部を有する場合がある。このような左右傾斜部に上述したようにシュリンクフィルムを装着しようとすると、熱収縮時にシュリンクフィルムが左右傾斜部に沿ってずり上がってしまい、きれいに装着できないという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、偏平形状の胴部に位置する左右傾斜部にシュリンクフィルムがきれいに装着されたシュリンクフィルム付き容器及びその製造方法を提供することにある。
本発明のシュリンクフィルム付き容器は、口部、胴部及び底部を有する容器本体と、前記胴部に装着された筒状のシュリンクフィルムとを有し、胴部が、上面視で長手方向を規定する偏平形状であり、また、前記長手方向の少なくとも一端部において上下方向の一方側から他方側に向けて容器内側へ傾斜する左右傾斜部を有し、前記シュリンクフィルムが、前記左右傾斜部に装着され、また、前記シュリンクフィルムの前記一方側の端部のみに位置するとともに前記胴部に接着した感熱接着剤で形成される接着層を有することを特徴とする。
本発明のシュリンクフィルム付き容器は、上記構成において、前記胴部が、前記長手方向の両端部に位置するとともに前記左右傾斜部の前記一方側の端部と当該端部から前記一方側に向けて容器内側へ湾曲する湾曲部とで形成される左右コーナー部を有し、前記接着層が、前記左右コーナー部に接着しているのが好ましい。
本発明のシュリンクフィルム付き容器は、上記構成において、前記左右コーナー部が、前記胴部の下端部に位置するのが好ましい。
本発明のシュリンクフィルム付き容器の製造方法は、口部、胴部及び底部を備えるとともに、前記胴部が、上面視で長手方向を規定する偏平形状であり、また、前記長手方向の少なくとも一端部において上下方向の一方側から他方側に向けて内側へ傾斜する左右傾斜部を有する容器本体を形成する容器本体形成工程と、一端部のみに位置する感熱接着剤で形成される接着層を備える筒状のシュリンクフィルムを、前記一端部が前記一方側に位置するとともに前記シュリンクフィルムが前記左右傾斜部を包囲するように配置し、前記一端部を加熱することにより、前記接着層を前記胴部に接着する接着工程と、前記接着層が前記胴部に接着した状態で前記シュリンクフィルムの全体を加熱することにより、前記シュリンクフィルムを熱収縮させて前記左右傾斜部に装着する熱収縮工程とを有することを特徴とする。
本発明のシュリンクフィルム付き容器の製造方法は、上記構成において、前記容器本体形成工程において形成する前記容器本体の前記胴部が、前記長手方向の両端部に位置するとともに前記左右傾斜部の前記一方側の端部と当該端部から前記一方側に向けて容器内側へ湾曲する湾曲部とで形成される左右コーナー部を有し、前記接着工程において前記接着層を前記左右コーナー部に接着するのが好ましい。
本発明のシュリンクフィルム付き容器の製造方法は、上記構成において、前記左右コーナー部が、前記胴部の下端部に位置するのが好ましい。
本発明によれば、偏平形状の胴部に位置する左右傾斜部にシュリンクフィルムがきれいに装着されたシュリンクフィルム付き容器及びその製造方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るシュリンクフィルム付き容器を示す正面図である。 図1に示すシュリンクフィルム付き容器の斜視図である。 図1に示すシュリンクフィルム付き容器のシュリンクフィルムを装着前の状態で示す上面図である。 図3Aに示すシュリンクフィルムの正面図である。 本発明の一実施の形態に係るシュリンクフィルム付き容器の製造方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態のシュリンクフィルム付き容器及びその製造方法について、図面を参照しつつ詳細に例示説明する。
図1〜図2に示すように、本実施の形態に係るシュリンクフィルム付き容器1(以下、容器1ともいう)は、口部11、胴部12及び底部13を有する容器本体10と、胴部12に装着された筒状のシュリンクフィルム20とを有している。
容器本体10は、合成樹脂製であるが、これに限らない。また、容器本体10は、押出しブロー成形(EBM:Extrusion Blow Molding)又はプリフォームからの二軸延伸ブロー成形によって形成されているが、これに限らない。容器本体10の内容物は、特に限定されず、例えば液状であってよい。
口部11は、中心軸線Oを中心とする円筒状であるが、これに限らず、中心軸線Oを中心とする筒状であればよい。口部11の外周面には、吐出口を備える注出キャップや、ポンプの装着キャップなど、用途に応じて設定されるキャップを口部11に取り付けるための雄ねじ部11aが設けられている。なお、雄ねじ部11aに代えて、打栓用のスナップ嵌合部を設けてもよい。
口部11の下端には、上面視で長手方向及び短手方向を規定する偏平形状の胴部12が連なっている。つまり、胴部12は、上面視で左右方向に細長い偏平形状である。胴部12は、上下方向に亘って横断面形状がトラック形状であるが、これに限らず、例えば楕円形状や多角形状であってもよい。胴部12は、長手方向の両端部において下方側から上方側に向けて容器内側へ傾斜する左右傾斜部14を有している。左右傾斜部14は、左右の傾斜角度が互いに同じ(つまり、左右対称形状)であるが、これに限らず、左右非対称形状であってもよい。また、左右傾斜部14は、長手方向の一端部が下方側から上方側に向けて容器内側へ傾斜するとともに長手方向の他端部が傾斜していない(つまり、上下方向に沿って延在している)構成であってもよい。胴部12は、長手方向の両端部、すなわち左右方向の両端部において左右傾斜部14の下端部14aと当該下端部14aから下方側に向けて容器内側へ湾曲する湾曲部15とで形成される左右コーナー部16を有している。左右コーナー部16は、胴部12の下端部12aに位置している。左右コーナー部16は、左右対称形状であるが、これに限らず、左右非対称形状であってもよい。左右傾斜部14の上端部14bは、胴部12の上端部12bに位置している。胴部12の上端部12bには、胴部12の側から口部11の側に向けて段差状に縮径する段差部が形成されている。
上下方向とは、口部11の中心軸線Oに沿う方向を意味し、上方とは、底部13から口部11に向かう方向(図1における上方)を意味し、下方とはその反対方向を意味する。また、横断面とは、中心軸線Oと垂直な断面を意味する。左右方向とは、長手方向を意味する。前後方向とは、短手方向を意味する。
左右傾斜部14は、正面視で直線状であるが、これに限らず、正面視で湾曲状であってもよい。例えば、左右傾斜部14が、長手方向の少なくとも一端部において下方側から上方側に向けて容器内側への傾斜角度が増加する湾曲状に傾斜していてもよい。なお、左右傾斜部14がこのような湾曲状をなしている場合には、シュリンクフィルム20のずり上がりが特に強く生じる傾向があるため、本実施の形態である接着層22を有するシュリンクフィルム20の必要性が特に大きい。胴部12の周長は、左右傾斜部14の傾斜により、左右傾斜部14の下端部14aから左右傾斜部14の上端部14bまで徐々に減少している。
左右傾斜部14の下端部14aにおいて、胴部12の偏平率L1/L2は、約3とされているが、これに限らず、用途等に応じて様々な大きさに設定可能である。L1は胴部12の長手方向の長さであり、L2は胴部12の短手方向の長さである。左右傾斜部14の下端部14aにおいて、胴部12の長手方向の長さL1は、例えば約100mmであってよいが、これに限らず、用途等に応じて様々な大きさに設定可能である。左右傾斜部14の下端部14aにおける胴部12の長手方向の長さL1と左右傾斜部14の上端部14bにおける胴部12の長手方向の長さL1との比(傾斜率)は、約2とされているが、これに限らず、用途等に応じて様々な大きさに設定可能である。胴部12の短手方向の長さL2は、左右傾斜部14の下端部14aから上端部14bまでほとんど変化していないが、これに限らない。
底部13は、胴部12の下端部12aを閉塞している。底部13の外周縁部は、周方向に連続又は断続する接地部を有している。つまり、容器1は、底部13を接地部として水平面上に載置可能である。底部13は、平面状であってもよいし、例えば上面視中央部が隆起する非平面状であってもよい。
シュリンクフィルム20は、左右傾斜部14に装着されている。シュリンクフィルム20の下端部20aは、左右コーナー部16に位置している。シュリンクフィルム20の上端部20bは、胴部12の上端部12bに位置している。シュリンクフィルム20は、装着前の状態では、図3A〜図3Bに示すような、上下方向に亘って周長が変化しない筒状をなすが、熱収縮によって胴部12に装着された状態では、図1〜図2に示すような、胴部12の外周面に沿う筒状をなしている。
シュリンクフィルム20は、筒状のフィルム本体21と、フィルム本体21の内周面に設けられた接着層22とで構成されている。接着層22は、シュリンクフィルム20の下端部20aのみに設けられている。接着層22は、感熱接着剤で形成されており、加熱により胴部12に接着している。つまり、シュリンクフィルム20は、接着層22により、その下端部20aのみにおいて胴部12に接着している。接着層22は、胴部12の左右コーナー部16のみに接着している。接着層22は、左右コーナー部16における湾曲部15に接着している第1部分22aと、左右コーナー部16における左右傾斜部14の下端部14aに接着している第2部分22bとを有している。なお、図2においては、左右コーナー部16における左右一方側のみに接着層22を示している。
図3A〜図3Bに示すように、フィルム本体21は、容器本体10への装着の際に、折り畳まれた筒状の状態から、上面視で略ひし形形状をなすように広げられた筒状の状態にされ、その中心軸線Xを口部11の中心軸線Oに合わせるとともにその長手方向を胴部12の長手方向に合わせた状態で、胴部12の左右傾斜部14を包囲するように配置される。フィルム本体21は、矩形状の前側シート部21aと、前側シート部21aと同一形状の後側シート部21bとから構成されている。前側シート部21aの左右両端縁は、後側シート部21bの左右両端縁に連なっている。したがって、前側シート部21aと後側シート部21bとを互いに離れる方向に湾曲させることにより、その内側に胴部12を配置することができる。フィルム本体21の内周面を形成する前側シート部21a及び後側シート部21bの内面に、接着層22の第1部分22a及び第2部分22bが設けられている。接着層22の第1部分22aは、前側シート部21a及び後側シート部21bに左右方向に互い違いとなるように断続して設けられている。接着層22の第2部分22bは、上下方向に互い違いとなるように設けられている。このような互い違いの配置により、フィルム本体21が折り畳まれた状態のときに接着層22同士の接触を防止できるので、接着層22同士が意図せずに接着するのを防止することができる。
フィルム本体21は、熱収縮性を有するフィルムを基材とし、印刷層等を適宜設けることができる。基材は単層又は複数層で構成することができる。基材の材料は、特に限定されないが、例えば、ポリスチレン(PS)樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂等が好ましい。フィルム本体21の製法は、特に限定されないが、例えば、溶融製膜、溶液製膜等を利用できる。フィルム本体21を複数層で構成する場合には、例えば、共押出法、ドライラミネート法等を利用できる。フィルム本体21は、熱収縮による装着性を発揮させる観点から、周方向の1軸に配向しているのが好ましいが、2軸又は3軸に配向していてもよい。フィルム本体21に配向を施す方法は、特に限定されないが、ロール方式、テンター方式、チューブ方式等による延伸を利用できる。
接着層22は、フィルム本体21に例えば塗布(パートコート処理)によって設けることができる。接着層22を形成する感熱接着剤は、特に限定されないが、例えば、熱可塑性樹脂(ベースポリマー)、粘着付与剤及びワックス等で構成されるエマルジョン型、或いはベースポリマー、粘着付与剤、架橋剤、改質剤、有機溶媒等で構成される溶剤型等であってよい。ベースポリマーは、特に限定されないが、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂等の酢酸ビニル系重合体、アクリル系重合体、スチレン系重合体等が好ましい。接着層22が接着性を生じる温度(活性化温度)は適宜設定できるが、例えば、60℃以上である。接着層22の接着力は、左右傾斜部14にシュリンクフィルム20を装着する際に生じる熱収縮によるシュリンクフィルム20のずり上がりを十分に抑制できるように、左右傾斜部14の形状やシュリンクフィルム20の熱収縮力等に応じて適宜設定することができる。
容器1は、例えば、以下に説明する方法(本実施の形態に係るシュリンクフィルム付き容器の製造方法)によって製造することができる。
図4に示すように、本実施の形態に係るシュリンクフィルム付き容器の製造方法は、容器本体形成工程P1、接着工程P2及び熱収縮工程P3を有している。
容器本体形成工程P1は、口部11、胴部12及び底部13を備える容器本体10を形成する工程である。この容器本体形成工程P1において形成される容器本体10は、上述したように、胴部12が、左右傾斜部14及び左右コーナー部16を有している。
容器本体形成工程P1に次ぐ接着工程P2は、図3A〜図3Bに示したような、一端部(下端部20a)のみに位置する感熱接着剤で形成される接着層22を備える筒状のシュリンクフィルム20を、接着層22が位置する端部(下端部20a)が下方側に位置するとともにシュリンクフィルム20が左右傾斜部14を包囲するように配置し、当該端部を加熱することにより、接着層22を胴部12に接着する工程である。
この接着工程P2においては、例えば、折り畳まれた長尺な筒状をなすとともに所定の位置に予め接着層22が塗布されたフィルムから所定長さの部分をカットし、このカットした部分を広げて筒状のシュリンクフィルム20とし、このシュリンクフィルム20を左右傾斜部14を包囲するように配置することができる。そして、この配置状態で、接着層22が位置する端部を例えば熱風等により局部的に加熱することにより、接着層22に接着力を発現させるとともに当該端部のみにおいてフィルム本体21を熱収縮させて、フィルム本体21を左右コーナー部16に密着させるとともに接着層22を左右コーナー部16に接着することができる。なお、接着性を向上するために、シュリンクフィルム20の配置前に容器本体10を予備加熱してもよい。
接着工程P2に次ぐ熱収縮工程P3は、接着層22が胴部12に接着した状態でシュリンクフィルム20の全体を加熱することにより、シュリンクフィルム20を熱収縮させて左右傾斜部14に装着する工程であり、例えば、スチーム式又は熱風式等の炉を通過させることによって行うことができる。
この熱収縮工程P3においては、熱収縮する筒状のシュリンクフィルム20が、傾斜する左右傾斜部14を容器内側に締め付ける。そのため、シュリンクフィルム20には、シュリンクフィルム20を左右傾斜部14に沿ってずり上げる力が作用する。しかし、本実施の形態では、接着工程P2によりシュリンクフィルム20の下端部20aが左右コーナー部16に接着しているので、シュリンクフィルム20のずり上がりを十分に抑制することができる。特に、本実施の形態ではシュリンクフィルム20をずり上げる力が生じる左右傾斜部14の下部に位置する左右コーナー部16で接着しているので、ずり上がりの効果的な抑制が可能である。また、このような左右コーナー部16での接着によってシュリンクフィルム20のずり上がりを抑制することにより、シュリンクフィルム20全体に張りを与えて胴部12へのきれいな装着を実現することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、左右コーナー部16は、前記実施の形態では胴部12の下端部12aに位置しているが、これに限らず、胴部12の下端部12aより上方に位置してもよい。また、左右傾斜部14が長手方向の両端部又は一端部のみにおいて上方側から下方側に向けて容器内側へ傾斜する場合には、左右コーナー部16は、胴部12の上端部12bに位置してもよいし、胴部12の上端部12bより下方に位置してもよい。
1 シュリンクフィルム付き容器
10 容器本体
11 口部
11a 雄ねじ部
12 胴部
12a 下端部
12b 上端部
13 底部
14 左右傾斜部
14a 下端部
14b 上端部
15 湾曲部
16 左右コーナー部
20 シュリンクフィルム
20a 下端部
20b 上端部
21 フィルム本体
21a 前側シート部
21b 後側シート部
22 接着層
22a 第1部分
22b 第2部分
O、X 中心軸線
L1/L2 偏平率
L1 胴部の長手方向の長さ
L2 胴部の短手方向の長さ
P1 容器本体形成工程
P2 接着工程
P3 熱収縮工程

Claims (6)

  1. 口部、胴部及び底部を有する容器本体と、前記胴部に装着された筒状のシュリンクフィルムとを有し、
    胴部が、上面視で長手方向を規定する偏平形状であり、また、前記長手方向の少なくとも一端部において上下方向の一方側から他方側に向けて容器内側へ傾斜する左右傾斜部を有し、
    前記シュリンクフィルムが、前記左右傾斜部に装着され、また、前記シュリンクフィルムの前記一方側の端部のみに位置するとともに前記胴部に接着した感熱接着剤で形成される接着層を有することを特徴とするシュリンクフィルム付き容器。
  2. 前記胴部が、前記長手方向の両端部に位置するとともに前記左右傾斜部の前記一方側の端部と当該端部から前記一方側に向けて容器内側へ湾曲する湾曲部とで形成される左右コーナー部を有し、
    前記接着層が、前記左右コーナー部に接着している、請求項1に記載のシュリンクフィルム付き容器。
  3. 前記左右コーナー部が、前記胴部の下端部に位置する、請求項2に記載のシュリンクフィルム付き容器。
  4. 口部、胴部及び底部を備えるとともに、前記胴部が、上面視で長手方向を規定する偏平形状であり、また、前記長手方向の少なくとも一端部において上下方向の一方側から他方側に向けて内側へ傾斜する左右傾斜部を有する容器本体を形成する容器本体形成工程と、
    一端部のみに位置する感熱接着剤で形成される接着層を備える筒状のシュリンクフィルムを、前記一端部が前記一方側に位置するとともに前記シュリンクフィルムが前記左右傾斜部を包囲するように配置し、前記一端部を加熱することにより、前記接着層を前記胴部に接着する接着工程と、
    前記接着層が前記胴部に接着した状態で前記シュリンクフィルムの全体を加熱することにより、前記シュリンクフィルムを熱収縮させて前記左右傾斜部に装着する熱収縮工程とを有することを特徴とするシュリンクフィルム付き容器の製造方法。
  5. 前記容器本体形成工程において形成する前記容器本体の前記胴部が、前記長手方向の両端部に位置するとともに前記左右傾斜部の前記一方側の端部と当該端部から前記一方側に向けて容器内側へ湾曲する湾曲部とで形成される左右コーナー部を有し、
    前記接着工程において前記接着層を前記左右コーナー部に接着する、請求項4に記載のシュリンクフィルム付き容器の製造方法。
  6. 前記左右コーナー部が、前記胴部の下端部に位置する、請求項5に記載のシュリンクフィルム付き容器の製造方法。
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