JP2020162957A - 消火栓設備及び消火栓設備の施工方法 - Google Patents

消火栓設備及び消火栓設備の施工方法 Download PDF

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宮村 繁治
Shigeji Miyamura
繁治 宮村
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Abstract

【課題】 建物の内壁に消火栓格納箱を設置する前に給水管路の漏水試験が完了すると共に、消火栓格納箱の設置位置の上下、左右のずれにかかわらず給水管からの分岐管の先端に接続した消火栓弁を消火栓格納箱内に配設することができる消火栓設備を提供する。【解決手段】 消火栓格納箱1の背板1aには消火栓弁7の挿通孔6とこの挿通孔6を閉止し、且つ、対向部に半円形状の切欠部9a、9bを有する左右閉止板8a、8bと、これらの左右閉止板8a、8bを案内する上下水平ガイドフレーム10、11とが設けられてあり、漏水試験の完了後に消火栓格納箱1を内壁に設置して消火栓弁挿通孔6を通じて先端に消火栓弁7を接続した分岐管4の先端部を消火栓格納箱1内に挿入し、左右閉止板8a、8bを閉じて半円状の切欠部9a、9bにより分岐管4の先端部を挿通状態に支持した円形孔を形成する。【選択図】 図9

Description

本発明はオフィスビルやマンション、デパートなどの建築物の内壁に設置され、火災発生時に開弁することによって給水管から消火用水をホースを通じて放水するように構成した消火栓設備とこの消火用設備の施工方法に関する。
従来から、特許文献1や特許文献2に記載されているように、火災発生に備えて消火活動に使用される消火用ホースやノズル、消火栓弁等を格納してなる消火栓格納箱が知られている。このような消火栓格納箱は、建築物における通路壁等の内壁に設けている格納箱設置空間部内に設置され、内壁の後方側に垂直状に配管された給水管から分岐している分岐管の先端部を上記消火栓格納箱の背板に設けている分岐管挿通孔を通じて消火栓格納箱内に挿入してその先端部に上記消火栓弁の流入口を接続させる一方、消火栓弁の流出口に上記消火用ホースの基端部を接続することによって消火栓設備を構成している。
実開平3−78566号公報 特開2005−270494号公報
しかしながら、上記のように構成した消火設備によれば、消火栓格納箱を建築物の内壁に設置した後でなければ、分岐管の先端部に対する消火栓弁の接続作業を行うことができないために、まず、消火栓格納箱を建築物の内壁に設置する前に、分岐管の先端部をプラグ等によって密閉したのち、給水管から分岐管までの管内に水を充満させて一回目の漏水試験を行い、しかるのち、管内の水を抜く作業と給水管及び消火栓格納箱を建築物の内壁に設置してこの消火栓格納箱の背板に設けている分岐管挿通孔を通じて消火栓格納箱内に挿入された分岐管の先端に消火栓弁を取り付ける作業とを行い、消火栓弁を閉止した状態で給水管から消火栓弁内まで水を充満させて二回目の漏水試験を行う必要があり、建築物の内壁に対する消火設備の配設作業に多大な労力と時間を要するといった問題点がある。
また、消火栓格納箱を建築物の内壁に設置するには、予め、内壁に消火栓格納箱と同形の方形状空間部を設けておき、この空間部内に消火栓格納箱を埋め込み状に収納、固定することによって行われているが、この際、上記消火栓格納箱を設置させるための方形状空間部の位置に多少のずれが発生している場合には、この方形状空間部内に消火栓格納箱を収納、設置する際に、消火栓格納箱の背板に設けている分岐管挿通孔の中心が分岐管の中心に合致しない状態となり、消火栓格納箱の設置が困難となる。
この場合、上記分岐管挿通孔を大きくすれば、消火栓格納箱の設置が可能となるが、現場での分岐管挿通孔の拡大作業に手間を要すると共に拡大後の分岐管挿通孔とこの分岐管挿通孔に挿通して分岐管との間に隙間が発生し、外観を存するばかりでなく、異物等が侵入する虞れがあるといった問題点がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、管内の漏水試験が一回で済むと共に、内壁に対する消火栓格納箱の設置位置にずれが生じていても何等の対処を必要とすることなく、且つ、分岐管の先端部を消火栓格納箱内に挿入させている孔と分岐管の外周面との間に隙間を生じさせることなく、消火栓格納箱を建築物の内壁に簡単且つ正確に設置することができる消火栓設備とその施工方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の消火栓設備は、請求項1に記載したように、建築物の内壁に設置された内部に消火用ホースを収納している消火栓格納箱と、この消火栓格納箱の後方に配管された給水管からの分岐管の先端に取り付けられている消火栓弁と、上記消火栓格納箱の背板に設けられ、上記消火栓弁を後方から消火栓格納箱内に挿入させている消火栓弁挿通孔と、消火栓格納箱内に挿入された消火栓弁の流出口に上記消火用ホースの基端を接続させている接続部と、上記消火栓格納箱の背板の前面に接して摺動して上記消火栓弁挿通孔を閉止すると共に対向部に上記分岐管の先端部を両側から挟持した円形挿通孔を形成するための半円形状の切欠部を設けた左右の閉止板と、消火栓格納箱の背板の前面に設けられてこれらの左右閉止板を背板に接して摺動させるガイドフレームと、上記左右閉止板を上記消火栓弁挿通孔を閉止した状態で突き合わせ状に連結、固定させた固定手段とからなることを特徴とする。
このように構成した消火栓設備において、請求項2に係る発明は、上記ガイドフレームは、消火栓格納箱の背板の前面における消火栓弁挿通孔の上方部と下方部とに設けられた上下水平ガイドフレームからなり、これらの上下水平ガイドフレームにおける上側水平ガイドフレームの下端部と下側水平ガイドフレームの上端部とに左右閉止板の上端部と下端部とをそれぞれ左右方向に案内する水平ガイド溝が設けられてあり、これらの上下水平ガイド溝の溝底間の上下幅間隔を左右閉止板の上下端間の寸法よりも大きい幅間隔に形成していることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、上記固定手段は左右閉止板の対向部前面に前方に向かって突設した突片と、これらの突片同士を連結する螺子とからなることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、上記消火栓設備の施工方法であって、給水管から建築物の内壁に設けている消火栓格納箱設置空間部に向かって突出した給水管からの分岐管の先端に消火栓弁の流入口を接続する工程と、内部に消火用ホースを収納していると共に背板に消火栓弁挿通孔を設けてあり、さらにこの背板の前面に、上記消火栓弁挿通孔を閉止可能な大きさを有し、且つ、対向部に上記分岐管の先端部を両側から挟持可能な半円形の切欠部を設けている左右閉止板とこの左右閉止板を上記背板の前面に接して摺動自在にガイドする上下水平ガイドフレームとを設けてなる消火栓格納箱を上記格納箱設置空間部に設置し、上記分岐管の先端に接続している消火栓弁を上記消火栓弁挿通孔を通じて消火栓格納箱内に挿入させる工程と、上記左右閉止板を上記上下ガイドフレームに沿って互いに接近する方向にスライドさせて上記消火栓弁挿通孔を閉止すると共にその半円形切欠部により分岐管の先端部を挟持した円形挿通孔を形成する工程と、左右閉止板を上記消火栓弁挿通孔を閉止した状態で固定する工程とからなることを特徴とする。
上記消火栓設備の施工方法において、請求項5に係る発明は、上記上下水平ガイドフレゥムにおける上側水平ガイドフレームの下端部と下側水平ガイドフレームの上端部とに左右閉止板の上端部と下端部とをそれぞれ左右方向に案内する水平ガイド溝が設けられてあり、これらの上下水平ガイド溝の溝底間の上下幅間隔が左右閉止板の上下端間の寸法よりも大きい幅間隔に形成されていて、消火栓弁挿通孔から消火栓格納箱内に挿入された分岐管の先端部の計画位置に対するズレに応じて左右閉止板を上下左右に移動調整することを特徴とする。
本発明の消火設備及びこの消火設備の施工方法によれば、消火栓格納箱の背板には、建築物の内壁後方に垂直状に配管されている給水からの分岐管の径よりも大きい消火栓弁挿通孔が設けられているので、上記分岐管の先端に消火栓弁を接続したのちに、建物の内壁に対する消火栓格納箱の設置作業を行うことができ、従って、建物の内壁に消火栓格納箱を設置する前に、予め、分岐管の先端に消火栓弁を接続した状態で漏水試験を行うことが可能となって、給水管と分岐管との接続部や分岐管と消火栓弁との接続部等からの漏水試験が同時に行うことが可能となり,漏水試験が一回で済むと共に、建築物の内壁に対する消火設備の配設作業が能率よく行うことができる。
さらに、消火栓格納箱の背板に設けている消火栓弁挿通孔は、背板の前面(内面)に設けている上下ガイドフレームに左右方向にスライド自在に支持された左右一対の閉止板によって閉止可能に構成されているので、消火栓弁を挿通可能な大きな孔に形成している消火栓弁挿通孔を消火栓弁の位置のずれにもかかわらず、上記左右の閉止板によって全面的に密閉することができる。
その上、上記左右閉止板の対向部に上記分岐管の先端部を両側から挟持可能な半円形状の開口部を設けているので、この左右閉止板により上記消火栓弁挿通孔の閉止と同時に半円形の切欠部を消火栓弁挿通孔を通じて消火栓格納箱内に挿入している分岐管の先端部の両側外周面に当接させて分岐管を隙間なく挿通させた状態で支持する円形挿通孔を形成することができ、外部から消火栓格納箱内に異物等の侵入が生じない見栄えのよい消火設備を施工することができる。
この際、上記左右閉止板は、上記消火栓格納箱の背板の前面における上記消火栓弁挿通孔の上方部と下方部とにそれぞれ固着している上下水平ガイドフレームにガイドされて左右方向に摺動するので、左右閉止板による消火栓弁挿通孔の閉止と同時に行う分岐管の先端部の支持を簡単且つ確実に行うことができると共に、消火栓格納箱内に挿入された分岐管の先端部の位置が左右方向にずれていても、左右の閉止板の対向端部の接合位置を上下水平ガイドフレームに沿って左右に移動させることによって簡単に調整することができ、また、分岐管の先端部の位置が上下方向にずれていても、左右閉止板の上下端面を受止することができる上下水平ガイドフレームの上下幅間隔を左右閉止板の縦幅よりも大きくして左右閉止板の上下方向の移動を許容するように構成しておくことによって簡単に調整することができる。
また、上記左右閉止板の対向部前面に前方に向かって突片を突設しておくことにより、この突片を指先で摘んで左右閉止板を上下水平ガイドフレームに沿って摺動移動させて消火栓弁挿通孔を閉止する操作が簡単且つ円滑に行うことができると共に、これらの突片同士を螺子によって連結して左右閉止板を閉止した状態で固定する作業も簡単にし且つ確実に行うことができる。
本発明消火設備の簡略縦断側面図。 その消火栓格納箱の扉を取り外した状態の正面図。 分岐管の先端部を左右閉止板により支持した消火栓格納箱の背面部分の正面図。 そのA−A線縦断側面図。 上下水平ガイドフレームと左右閉止板との分解斜視図。 給水管から前方に向かって分岐した分岐管の先端に消火栓弁を取り付けた状態の簡略側面図。 消火栓格納箱を建物の内壁に設けた空間部内に設置する途上の状態を示す簡略縦断側面図。 その時の消火栓格納箱の背板に設けた消火栓弁挿通孔とこの挿通孔に対向した消火栓弁との斜視図。 消火栓格納箱内に消火栓弁を挿入した状態の消火栓格納箱の背板部分の斜視図。 分岐管の先端部を左右閉止板により挿通、支持した状態の消火栓格納箱の背板部分の斜視図。 上下水平ガイドフレームの変形例を示す斜視図。
本発明の具体的な実施例を図面について説明すると、消火栓設備は、建築物の内壁Wに設置された消火栓格納箱1と、この消火栓格納箱1内に収納された消火用ホース2と、消火用ホース2の先端に接続しているノズル3と、上記内壁Wの後方空間部に配管された給水管4と、給水管4から消火栓格納箱1に向かって分岐した分岐管5と、分岐管5の先端部に接続され、上記消火栓格納箱1の背板1aに設けている消火栓弁挿通孔6(図4参照)を通じて後方から消火栓格納箱1内に挿入、配設されている消火栓弁7と、この消火栓弁7の流出口に上記消火用ホース2の基端を接続させている接続部13と、上記消火栓格納箱1の背板1aの前面に接して互いに接近する方向に摺動して上記消火栓弁挿通孔6を閉止した左右の閉止板8a、8bと、これらの左右閉止板8a、8bの対向部に設けられて上記分岐管5の先端部を両側から挟持した半円形状の切欠部9a、9bと、左右閉止板8a、8bを背板1aの前面に接して摺動可能にガイドする上下水平ガイドフレーム10、11と、上記左右閉止板8a、8bを互いに突き合わせて閉止状態で連結、固定させた固定手段12とから構成されている。
上記建築物の内壁Wには消火栓格納箱1を収納できる矩形状の設置空間部14が形成されていて、この設置空間部14に前方側から消火栓格納箱1を収納、設置するように構成している。さらに、上記設置空間部14を設けている内壁Wの後方空間部に上記給水管4が垂直状に配管されてあり、この給水管4に剛直な管体からなる上記分岐管5の基端を連通するように接続して給水管4から分岐管5を前方に向かって突設し、消火栓弁7の流入口を接続させたこの分岐管5の先端部を上記消火栓格納箱1の背板1aに設けている上記消火栓弁挿通孔6を通じて消火栓格納箱1内に突出させて、その突出先端部の外周両側面を上記左右閉止板8a、8bの対向する半円状切欠部9a、9bによって挟持させている。
左右閉止板8a、8bは、上記消火栓弁挿通孔6を全面的に閉止可能な大きさ、即ち、消火栓弁挿通孔6よりも一回り大きい面積を有する矩形状の板を二分割してなる縦長長方形状の板からなり、その対向部における上下方向の中央部を半円状に切り欠くことによって形成された上記半円状切欠部9a、9bの直径は、上記分岐管5の直径に等しい径に形成されている。従って、これらの半円状切欠部9a、9bによって分岐管5の先端部を挟持すると、分岐管5を挿通させた円形挿通孔を形成する。
また、上記消火栓弁挿通孔6は、分岐管5の先端に接続している上記消火栓弁7の配設位置の前方に対応する消火栓格納箱1の背面1aの所定部分(図においては右上部分)に設けられてあり、その大きさは消火栓格納箱1を内壁Wに設けている上記設置空間部14に収納、設置する際に、分岐管5よりも大径の消火栓弁7の中心に対して消火栓弁挿通孔6の中心が上下左右にずれていても、消火栓弁7が挿通可能となるように、消火栓弁7よりも一回り大きい矩形状(正方形状)の孔に形成されている。
上記左右閉止板8a、8bを背板1aの前面に接して摺動可能にガイドする上下水平ガイドフレーム10、11は、消火栓格納箱1の背板1aの前面における上記矩形状の消火栓弁挿通孔6の互いに平行な上側開口端縁と下側開口端縁縁とからそれぞれ上下方向に小間隔を存した部分に、互いに平行となるようにボルト・ナットやビス等のねじ24によって固着されている。
上記上下水平ガイドフレーム10、11は図3、図4に示すように、一定幅と長さを有する横長長方形状の板材からなり、上側水平ガイドフレーム10においては、その上半部を背板1aの前面に当てがってねじ24により背板1aに固着された取付板部10a に形成し、下半部における上端部を取付板部10a の下端から前方に向かって屈曲した屈曲部10b に形成すると共にこの屈曲部10b の前端に連なる部分を下方に垂直状に屈曲させてガイド板部10c に形成してあり、上記屈曲部10b の下向の下面を溝底面として上記ガイド板部10c とこのガイド板部10b の後方の背板1a部分との間で左右閉止板8a、8bの上端部を挟むようにして左右方向に案内する水平ガイド溝15を形成している。
同様に、下側水平ガイドフレーム11においては、その下半部を背板1aの前面に当てがってねじ24により背板1aにより固着された取付板部11a に形成し、上半部における下端部を取付板部11a の上端から前方に向かって屈曲した屈曲部11b に形成すると共にこの屈曲部11b の前端に連なる部分を上方に垂直状に屈曲させてガイド板部11c に形成してあり、上記屈曲部11b の上向の上面を溝底面として上記ガイド板部11c とこのガイド板部11b の後方の背板1a部分との間で左右閉止板8a、8bの下端部を挟むようにして左右方向に案内する水平ガイド溝16を形成している。
なお、上記上下水平ガイドフレーム10、11における取付板部10a 、11a には、複数個のねじ挿通孔10d 、11d が設けられていて、これらのねじ挿通孔10d 、11d を通じて上記ねじ24を背板1aに固定するように構成している。
上記上側水平ガイドフレーム10におけるガイド板部10c の下端縁は、消火栓弁挿通孔6の上端縁と同じ高さ位置、即ち、消火栓弁挿通孔6の上端縁の前方においてこの上端縁に平行した位置にあり、上記下側水平ガイドフレーム11におけるガイド板部11c の上端縁は、消火栓弁挿通孔6の下端縁と同じ高さ位置、即ち、消火栓弁挿通孔6の下端縁の前方においてこの下端縁に平行した位置に設けられていると共に、これらの上下水平ガイドフレーム10、11における水平ガイド溝15、16の溝底面間の上下幅間隔は、上記左右閉止板8a、8bの上下端間の幅寸法よりも大きい幅に形成されている。
さらに、上記上下水平ガイドフレーム10、11における上下ガイド板部10c 、11c の両側端部間は左右縦フレーム17、18によって接続していて、上下ガイド板部10c 、11c とこれらの左右縦フレーム17、18とにより矩形枠を形成していると共に、左右縦フレーム17、18の裏面とこの裏面に対向する背板1aの前面部分との間に、上下水平ガイドフレーム17、18の水平ガイド溝15、16間に配設されている上記左右閉止板8a、8bの外端部を外部に引出し可能な引出し口19、20を設けている。なお、上記左右縦フレーム17、18の対向面間の幅は上記消火栓弁挿通孔6の幅より大きい幅に形成されている。従って、上記矩形枠の開口面積は消火栓弁挿通孔6よりも大きい面積に形成されている。
また、上記左右閉止板8a、8bを上記上下水平ガイドフレーム10、11に沿って互いに接近する方向に移動させてその対向端部を突き合わせ状に接合させることにより消火栓弁挿通孔6を閉止し、この閉止状態で左右閉止板8a、8bを連結、固定するための固定手段12としては、左右閉止板8a、8bの対向端部における前面下部に前方に向かって突設している対向面が垂直な突片21、22と、これらの突片21、22同士を連結するボルト・ナットやビス等のねじ23とによって構成されている。なお、固定手段としては、その他の手段を採用してもよい。
次に、上記のように構成した消火栓設備の施工方法について説明すると、建築物の内壁Wには、通路に面して消火栓格納箱1を収納できる矩形状の設置空間部14が形成されている一方、この設置空間部14を設けた内壁Wの後方には図6に示すように、給水管4が垂直状に配管されていると共に、給水管4には上記設置空間部14に向かって分岐する分岐管5がその基端部を給水管4に連通するように継手部材を介して接続している。なお、この分岐管5の長さは、その先端部が設置空間部14内に収納、設置される消火栓格納箱1の背板1aに設けている上記消火栓弁挿通孔6を通じて消火栓格納箱1内に突出することができる長さを有している。
上記設置空間部14内に消火栓格納箱1を収納、設置する前に、まず、上記給水管4から分岐している分岐管5の先端に消火栓弁7をその流入口が分岐管5と連通するように接続する。このように、分岐管5の先端に消火栓弁7を接続した状態にして消火栓弁7を閉止し、給水管4内に水を供給して分岐管5から消火栓弁7内にまで水を充満させることにより、給水管4や給水管4と分岐管5との接続部、及び、分岐管5と消火栓弁7との接続部の漏水試験を行う。
この漏水試験後に、上記内壁Wに設けている設置空間部14に前方側から内部に消火用ホース等を収納している上記消火栓格納箱1を収納、設置する。この際、消火栓格納箱1を設置空間部14内に収納すると、消火栓格納箱1の背板1aに設けている消火栓弁挿通孔6を通じて分岐管5の先端に接続している消火栓弁7が消火栓格納箱1内に入り込み、分岐管5の先端が消火栓格納箱1の背板1aから前方位置まで挿入された状態となり、この状態で消火栓格納箱1をその前端開口部に開閉自在に設けている扉1bが設置空間部14の前端開口部から前方に臨むように設置空間部14内に設置し、消火栓格納箱1の外周面と設置空間部14との間の隙間に目地を施こす。
上記設置空間部14内への消火栓格納箱1の設置時に、消火栓弁挿通孔6を閉止するための左右閉止板8a、8bは図8に示すように、上下水平ガイドフレーム10、11のガイド溝15、16に案内されて左右に離間させ、その対向端部を上下水平ガイドフレーム10、11の左右差し込み口19、20にそれぞれ支持された状態にして消火栓弁挿通孔6を全面的に開口させたあり、消火栓格納箱1の設置後に通路側から作業者が上記左右閉止板8a、8bを図9、図10に示すように上下水平ガイドフレーム10、11の水平ガイド溝15、16に案内させながら互いに接近する方向に移動させてこれらの左右閉止板8a、8bの対向する端面を突き合わせ状に接合させることにより、消火栓弁挿通孔6を閉止する。
さらに、この左右閉止板8a、8bによる消火栓弁挿通孔6の閉止と同時に、左右閉止板8a、8bの対向部に形成している半円形状の切欠部9a、9bが消火栓格納箱1内に挿入している分岐管5の先端部における左右の周面部にそれぞれ当接して、これらの半円形状の切欠部9a、9bにより分岐管5の先端部を挿通させた状態で支持した円形挿通孔9を形成する。なお、上下水平ガイドフレーム10、11に沿っての左右閉止板8a、8bのスライド操作は、これらの左右閉止板8a、8bの対向部における前面下部に突設した突片21、22を互いに接近する方向に押すことによって容易に行える。
このように、左右閉止板8a、8bを上記上下水平ガイドフレーム10、11の水平ガイド溝15、16に沿って互いに接近する方向にスライドさせて上記消火栓弁挿通孔6を閉止すると共にその半円形切欠部9a、9bにより分岐管5の先端部を挟持した円形挿通孔9を形成する工程を行う際に、消火栓格納箱1の背板1aに設けている上記消火栓弁挿通孔6の中心に対して分岐管5の中心が左右方向にずれた状態で分岐管5の先端部が消火栓格納箱1内に挿入されている場合には、左右閉止板8a、8bがそのずれに応じて上下ガイドフレーム10、11の水平ガイド溝15、16に沿って左右方向に摺動してずれを解消し、突き合わせ状に接合した対向端面の位置を分岐管5の中心を通る垂直線上に位置させて半円形状の切欠部9a、9bにより分岐管5の先端部を挟持した円形挿通孔9を形成する。
また、上記上下水平ガイドフレーム10、11の対向する上下水平ガイド溝15、16における溝底間の幅の中央は、消火栓弁挿通孔6の中心を通る水平線上に位置していると共に上記溝底間の幅を左右閉止板8a、8bの縦幅(長さ)よりも大きい幅に形成しているので、左右閉止板8a、8bにより上記消火栓弁挿通孔6を閉止する際に、左右閉止板8a、8bの対向部に設けている半円形状の切欠部9a、9bの中心が消火栓弁挿通孔6の中心に対して下方に位置した状態で左右閉止板8a、8bの下端面が下側水平ガイド溝16の溝底面に支持されながら摺動する。
そして、左右閉止板8a、8bの上記半円形状の切欠部9a、9bが分岐管5の外周面における左右の外周面部にそれぞれ達した時に、まず、これらの切欠部9a、9bにおける上側の切欠端面部が分岐管5の左右外周面部における上部に当接し、この状態から左右閉止板8a、8bをさらに接近させると、分岐管5の左右の外周面部に切欠部9a、9bの対向端面が乗り上げ、左右閉止板8a、8bが上方に浮き上がってその下端面が下側水平ガイド溝16の溝底面から上方に離間した状態で消火栓弁挿通孔6を閉止する。なお、この状態においては、左右閉止板8a、8bの上端面も上側水平ガイド溝16の溝底から下方に離間している。
さらに、消火栓格納箱1の背板1aに設けている上記消火栓弁挿通孔6の中心に対して分岐管5の中心が上下方向にずれた状態で分岐管5の先端部が消火栓格納箱1内に挿入されている場合、左右閉止板8a、8bの対向部に設けている半円状の切欠部9a、9bを分岐管5の先端部外周面における左右の外周面部にそれぞれ当接させた際に、左右閉止板8a、8bが上記ずれの大小に応じて上下方向に移動してずれを解消し、消火栓弁挿通孔6を全面的に閉止すると共に半円状の切欠部9a、9bにより分岐管5を挿通、支持した円形挿通孔9を形成する。この場合、左右閉止板8a、8bの下端面が下側水平ガイド溝16の溝底面から上記ずれの大小に応じて上方に離間した状態となる。
上記左右閉止板8a、8bにおける消火栓弁挿通孔6の閉止工程後に、左右閉止板8a、8bを上記消火栓弁挿通孔を閉止した状態で固定する。この固定工程は、左右閉止板8a、8bの対向端部における前面下部に前方に向かって突設している垂直な突片21、22間を螺子23によって連結することにより行うことができる。
以上の実施例においては、消火栓格納箱1の背板1aの前面に対する上下水平ガイドフレーム10、11の取り付けは、上下水平ガイドフレーム10、11の取付板部10a 、11a に円形のねじ挿通孔10d 、11d を設けておき、このねじ挿通孔10d 、11d にねじ24を挿入して背板1aに固定しているが、図11に示すように、上下水平ガイドフレーム10、11の取付板部10a
、11a に水平方向に間隔を存して上下方向に長い長孔からなるボルト挿通孔10d'、11d'を設けておき、このボルト挿通孔10d'、11d'にボルト等のねじ24を挿通して消火栓格納箱1の背板1aに固定するように構成しておいてもよい。
このように構成すると、消火栓弁挿通孔6の中心に対して上下方向にずれた分岐管4の中心位置に応じて、上下水平ガイドフレーム10、11を上下方向に移動調整可能となって、調整後にねじ24によって背板1aに固定することができ、従って、分岐管4の上下方向のずれが大きくても左右閉止板8a、8bの半円状の切欠部9a、9bによって分岐管4を挟持することができる。なお、以上の実施例においては、消火栓格納箱1の背板1aに設けている消火栓弁挿通孔6を矩形状(正方形状)の孔としているが円形孔であってもよい。
1 消火栓格納箱
1a 背板
2 消火用ホース
3 ノズル
4 給水管
5 分岐管
6 消火栓弁挿通孔
7 消火栓弁
8a、8b 左右閉止板
9a、9b 切欠部
10、11 上下水平ガイドフレーム
12 固定手段
14 設置空間部

Claims (5)

  1. 建築物の内壁に設置された内部に消火用ホースを収納している消火栓格納箱と、この消火栓格納箱の後方に配管された給水管からの分岐管の先端に取り付けられている消火栓弁と、上記消火栓格納箱の背板に設けられ、上記消火栓弁を後方から消火栓格納箱内に挿入させている消火栓弁挿通孔と、消火栓格納箱内に挿入された消火栓弁の流出口に上記消火用ホースの基端を接続させている接続部と、上記消火栓格納箱の背板の前面に接して摺動して上記消火栓弁挿通孔を閉止すると共に対向部に上記分岐管の先端部を両側から挟持した円形挿通孔を形成するための半円形状の切欠部を設けた左右の閉止板と、消火栓格納箱の背板の前面に設けられてこれらの左右閉止板を背板に接して摺動させるガイドフレームと、上記左右閉止板を上記消火栓弁挿通孔を閉止した状態で突き合わせ状に連結、固定させた固定手段とからなることを特徴とする消火栓設備。
  2. ガイドフレームは、消火栓格納箱の背板の前面における消火栓弁挿通孔の上方部と下方部とに設けられた上下水平ガイドフレームからなり、これらの上下水平ガイドフレームにおける上側水平ガイドフレームの下端部と下側水平ガイドフレームの上端部とに左右閉止板の上端部と下端部とをそれぞれ左右方向に案内する水平溝が設けられてあり、これらの上下水平溝の溝底間の上下幅間隔を左右閉止板の上下端間の寸法よりも大きい幅間隔に形成していることを特徴とする請求項1に記載の消火栓設備。
  3. 固定手段は左右閉止板の対向部前面に前方に向かって突設した突片と、これらの突片同士を連結する螺子とからなることを特徴とする請求項1に記載の消火栓設備。
  4. 給水管から建築物の内壁に設けている消火栓格納箱設置空間部に向かって突出した給水管からの分岐管の先端に消火栓弁の流入口を接続する工程と、内部に消火用ホースを収納していると共に背板に消火栓弁挿通孔を設けてあり、さらに,この背板の前面に、上記消火栓弁挿通孔を閉止可能な大きさを有し、且つ、対向部に上記分岐管の先端部を両側から挟持可能な半円形状の開口部を設けている左右スライド板とこの左右スライド板を左右方向にスライド自在にガイドする上下水平ガイドフレームとを設けてなる消火栓格納箱を上記格納箱設置空間部に設置し、上記分岐管の先端に接続している消火栓弁を上記消火栓弁挿通孔を通じて消火栓格納箱内に挿入させる工程と、上記左右スライド板を上下水平ガイドフレームに沿って互いに接近する方向にスライドさせて上記消火栓弁挿通孔を閉止すると共にその半円形切欠部により分岐管の先端部を挟持した円形挿通孔を形成する工程とからなることを特徴とする消火栓設備の施工方法。
  5. 上側水平ガイドフレームの下端部と下側水平ガイドフレームの上端部とに左右スライド板の上端部と下端部とをそれぞれ左右方向に案内する水平溝が設けられてあり、これらの上下水平溝の溝底間の上下幅間隔が左右スライド板の上下端間の寸法よりも大きい幅間隔に形成されていて、消火栓弁挿通孔から消火栓格納箱内に挿入された分岐管の先端部の計画位置に対するズレに応じて左右スライド板を上下左右に移動調整することを特徴とする請求項3に記載の消火栓整備の施工方法。
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