JP2020162049A - 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020162049A
JP2020162049A JP2019061356A JP2019061356A JP2020162049A JP 2020162049 A JP2020162049 A JP 2020162049A JP 2019061356 A JP2019061356 A JP 2019061356A JP 2019061356 A JP2019061356 A JP 2019061356A JP 2020162049 A JP2020162049 A JP 2020162049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise
color
color difference
image
captured image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019061356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7311994B2 (ja
Inventor
利尚 三宅
Toshinao Miyake
利尚 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019061356A priority Critical patent/JP7311994B2/ja
Priority to EP20162320.4A priority patent/EP3716617A1/en
Priority to CN202010169666.5A priority patent/CN111770321B/zh
Priority to US16/830,677 priority patent/US11445158B2/en
Publication of JP2020162049A publication Critical patent/JP2020162049A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7311994B2 publication Critical patent/JP7311994B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/646Circuits for processing colour signals for image enhancement, e.g. vertical detail restoration, cross-colour elimination, contour correction, chrominance trapping filters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
    • H04N23/88Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals for colour balance, e.g. white-balance circuits or colour temperature control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/81Camera processing pipelines; Components thereof for suppressing or minimising disturbance in the image signal generation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/10Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof for transforming different wavelengths into image signals
    • H04N25/11Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics
    • H04N25/13Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements
    • H04N25/134Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements based on three different wavelength filter elements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
    • H04N25/61Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise the noise originating only from the lens unit, e.g. flare, shading, vignetting or "cos4"
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/7908Suppression of interfering signals at the reproducing side, e.g. noise

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

【課題】ホワイトバランス補正がノイズに起因する色づきに与える影響を考慮して撮像画像の色成分の抑圧処理を行う技術を提供する。【解決手段】ホワイトバランス補正が行われた撮像画像に含まれるノイズの色差成分を推定する推定手段と、前記ノイズの色差成分の大きさに基づいて色抑圧処理の強度を決定する決定手段と、前記撮像画像に対して前記決定された強度で前記色抑圧処理を適用する処理手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
従来、撮像装置において、ゲイン、温度、露光時間などに起因するノイズの抑圧制御や、ホワイトバランス(WB)補正の制御などが行われている。低照度環境下においては、視認性を高めるために大きなゲインを使用する場合があるが、この場合、ゲインに起因するノイズも大きくなる。その結果、撮像画像の低輝度領域においてはノイズ成分が支配的となり、ノイズに起因する色づきが発生して画質が低下するという問題があった。
この問題を解決するために、ゲインに基づいてノイズの抑制制御を行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、撮像素子により得られた映像信号を表示する場合に、測光値に基づいて決定したゲインや露光時間といった撮影条件に基づいて、映像信号のうちノイズ成分を推測して抑圧することが開示されている。また、特許文献2には、発生するノイズ成分のうち、特に色ノイズを抑圧するための技術が開示されている。具体的には、露光時間及び温度に応じて変化するノイズレベルを求め、求めたノイズレベルに対応する色ずれのレベルを算出し、ゲインに基づいて色成分の抑圧処理を実施することが開示されている。
特許第3762725号公報 特開2013−162248号公報
低輝度領域に発生するノイズに起因する色づきは、撮影条件、特にホワイトバランス補正のゲイン(ホワイトバランスゲイン)に応じて大きく変化する。また、低輝度領域以外の領域についても、ノイズに起因する色づきはホワイトバランスゲインの影響を受ける。しかしながら、従来の技術では、ホワイトバランス補正がノイズに起因する色づきに与える影響が考慮されていなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ホワイトバランス補正がノイズに起因する色づきに与える影響を考慮して撮像画像の色成分の抑圧処理を行う技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ホワイトバランス補正が行われた撮像画像に含まれるノイズの色差成分を推定する推定手段と、前記ノイズの色差成分の大きさに基づいて色抑圧処理の強度を決定する決定手段と、前記撮像画像に対して前記決定された強度で前記色抑圧処理を適用する処理手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。
本発明によれば、ホワイトバランス補正がノイズに起因する色づきに与える影響を考慮して撮像画像の色成分の抑圧処理を行うことが可能となる。
なお、本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
画像処理装置を含む撮像装置100の構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る画像処理のフローチャート。 ノイズレベルを推定する処理の概念図。 色毎のノイズ信号推定値を算出する処理の概念図。 色抑圧処理を適用する輝度範囲を決定する処理の概念図。 ノイズの色差成分の大きさΔCrCbの概念図。 色抑圧処理の強度を決定する処理の概念図。 第2の実施形態に係る画像処理のフローチャート。 色抑圧処理を適用する色差範囲を決定する処理の概念図。 画像処理装置を含む撮像装置200の構成を示すブロック図。 撮像素子20の遮光領域及び非遮光領域を示す概念図。 第3の実施形態に係る画像処理のフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、画像処理装置を含む撮像装置100の構成を示すブロック図である。図1において、レンズ10から入射した光は、CCDやCMOSセンサに代表される撮像素子20の受光面上に結像する。撮像素子20は、結像した光を光電変換により画像信号に変換して出力する。画像処理部30は、撮像素子20から出力された画像信号に対して、色変換、AE処理、ホワイトバランス補正(WB補正)、階調変換を行うγ処理などの、各種画像処理を行う。システム制御部40は、制御プログラムが格納されたROMとワークメモリとして使用されるRAMとを含み、制御プログラムを実行することにより撮像装置100全体を制御する。
画像処理部30において、ゲイン制御部31は、撮像素子20による光電変換により生成された画像信号に対して適用するゲインを決定し、決定したゲインを画像信号に適用する。露光時間制御部32は、露光時間を決定し、撮像素子20に対して露光時間の制御を行う。ノイズレベル推定部33は、ゲイン制御部31により決定されたゲインに基づいて、撮像画像に含まれるノイズのレベル(ノイズレベル)を推定する。なお、ノイズレベルは、ゲインを含む様々な撮影条件の影響を受ける。ノイズレベルに影響を与える撮影条件の例として、露光時間がある。従って、ノイズレベル推定部33は、ゲイン制御部31により決定されたゲインに加えて、露光時間制御部32によって決定された露光時間に基づいてノイズレベルを推定してもよい。
WBゲイン制御部34は、画像信号において適切なホワイトバランスが得られるよう、画像信号の各色にかけるゲイン(ホワイトバランスゲイン)を決定する。即ち、ゲイン制御部31のゲインは全色共通のゲインであるが、ホワイトバランスゲイン(WBゲイン)は色毎に決定される。WBゲイン制御部34は、画像信号に対して、色毎に決定されたWBゲインを適用する信号処理(WB補正)を行う。
ノイズ輝度・色差推定部35は、ノイズレベル推定部33により推定されたノイズレベルに対し、WBゲイン制御部34により決定された色毎のWBゲインをかけることで、実際に出力されるノイズ(撮像画像に含まれるノイズ)の輝度成分及び色差成分を推定する。
色抑圧範囲決定部36は、ノイズ輝度・色差推定部35によって推定されたノイズの輝度成分に基づいて、色成分の抑圧処理(色抑圧処理)を適用する輝度範囲を決定する。色抑圧レベル決定部37は、ノイズ輝度・色差推定部35により推定されたノイズの色差成分に基づいて、色抑圧処理の強度を決定する。色抑圧部38は、ホワイトバランス補正が行われた撮像画像の、色抑圧範囲決定部36により決定された輝度範囲内の輝度を持つ画素に対して、色抑圧レベル決定部37により決定された強度で色抑圧処理を適用する。
図2は、第1の実施形態に係る画像処理のフローチャートである。撮像素子20による光電変換により生成された画像信号が画像処理部30に入力されると、本フローチャートの処理が開始する。
S10で、ゲイン制御部31は、全色共通のゲインを決定し、決定したゲインを画像信号に適用する。S11で、露光時間制御部32は、画像信号の露光時間を取得する。S12で、ノイズレベル推定部33は、S10において決定されたゲインに基づいてノイズレベルを推定する。なお、ノイズレベル推定部33は、S10において決定されたゲインに加えて、S11において取得された露光時間に基づいてノイズレベルを推定してもよい。
図3は、ノイズレベルを推定する処理の概念図である。図3に示されるように、ゲイン及び露光時間に対応するノイズレベルが推定される。
図2に戻り、S13で、WBゲイン制御部34は、画像信号の色毎にWBゲインを決定し、決定したWBゲインを画像信号に適用する。S14で、ノイズ輝度・色差推定部35は、ノイズレベル及びWBゲインに基づいて色毎にノイズ信号推定値を算出する。そして、ノイズ輝度・色差推定部35は、算出された色毎のノイズ信号推定値から、推定ノイズ輝度値(ノイズの輝度成分)及び推定ノイズ色差値(ノイズの色差成分)を算出する。
図4は、色毎のノイズ信号推定値を算出する処理の概念図である。撮像素子20により生成される画像信号に生じるノイズは電気的な信号であり、ゲイン制御部31のゲインは全色共通である。そのため、図4の左側に示すように、ノイズレベル推定部33により推定されるノイズレベルには、色毎の相違は生じない。一方、WBゲインは色毎に決定される。そのため、図4の右側に示すように、ノイズ信号推定値は、色毎に異なる場合があり、ノイズの色づきが発生する場合がある。ノイズ輝度・色差推定部35は、このような色毎のノイズ信号推定値から、ノイズの輝度成分及び色差成分を算出する。
なお、S12及びS14の処理から理解できるように、ノイズレベルはゲイン制御部31のゲインに基づいて推定され、ノイズの輝度成分及び色差成分はノイズレベル及びWBゲインに基づいて算出される。従って、S12及びS14の処理全体としては、ホワイトバランス補正が行われた撮像画像に含まれるノイズの輝度成分及び色差成分が、全色共通のゲイン及び色毎に決定されるWBゲインに基づいて推定される。
図2に戻り、S15で、色抑圧範囲決定部36は、ノイズの輝度成分の大きさに基づいて、色抑圧処理を適用する輝度範囲を決定する。また、色抑圧レベル決定部37は、ノイズの色差成分の大きさに基づいて、色抑圧処理の強度を決定する。
図5は、色抑圧処理を適用する輝度範囲を決定する処理の概念図である。推定ノイズ輝度以下の輝度の範囲(ノイズの輝度成分の大きさ以下の輝度の範囲)が、色抑圧処理を適用する輝度範囲として決定される。なお、色抑圧処理を適用する輝度範囲は、推定ノイズ輝度未満の輝度の範囲(ノイズの輝度成分の大きさ未満の輝度の範囲)であってもよい。このように色抑圧処理の輝度範囲を決定することにより、ノイズに起因する色づきが目立つ低輝度領域に対して色抑圧処理を適用することが可能となる。
図6は、ノイズの色差成分の大きさΔCrCbの概念図である。ΔCrCbは、下記の式(1)に従って算出される。
ΔCrCb=√(Cr+Cb) ・・・(1)
ここで、Cr及びCbは、S14においてノイズ輝度・色差推定部35により算出された推定ノイズ色差値(ノイズの色差成分)である。ノイズの色差成分の大きさΔCrCbを求めることで、ノイズに起因する色づきの度合いを判定することができる。
図7は、色抑圧処理の強度を決定する処理の概念図である。図7に示すように、ノイズの色差成分の大きさΔCrCbに応じて、色抑圧処理の強度が変化する。
図2に戻り、S16で、色抑圧部38は、WB補正が行われた撮像画像に対して色抑圧処理を適用する。色抑圧処理は、撮像画像のうちS15において決定された輝度範囲内の輝度を持つ画素に対して、S15において決定された強度で行われる。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、撮像装置100は、撮像素子20による光電変換により生成される画像信号に対して全色共通のゲインと色毎に決定されるWBゲインとを適用することにより、撮像画像を取得する(図2のS10及びS13)。そして、撮像装置100は、全色共通のゲインと色毎に決定されるWBゲインとに基づいて、撮像画像に含まれるノイズの輝度成分及び色差成分を推定する(図2のS12及びS14)。そして、撮像装置100は、ノイズの輝度成分の大きさに基づいて、色抑圧処理を適用する輝度範囲を決定し、ノイズの色差成分の大きさに基づいて、色抑圧処理の強度を決定する。そして、撮像装置100は、撮像画像のうち決定された輝度範囲内の輝度を持つ画素に対して、決定された強度で色抑圧処理を適用する。これにより、WB補正がノイズに起因する色づきに与える影響を考慮して撮像画像の色成分の抑圧処理を行うことが可能となる。
なお、撮像装置100は、色抑圧処理を適用する輝度範囲を決定せずに、輝度に関わらず撮像画像に対して色抑圧処理を適用してもよい。この場合、ノイズに起因する色づきがそれほど目立たない高輝度領域においても色抑圧処理が適用されるが、WB補正がノイズに起因する色づきに与える影響は、色抑圧処理において依然として考慮されている。
また、図7の例ではノイズの色差成分の大きさが大きいほど色抑圧処理の強度も大きいが、ノイズの色差成分の大きさと色抑圧処理の強度との具体的な関係は特に限定されない。色抑圧処理の強度がノイズの色差成分の大きさに基づいて決定される限り、WB補正がノイズに起因する色づきに与える影響は、色抑圧処理において依然として考慮されている。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、色抑圧処理を適用する色差範囲を決定し、撮像画像のうち決定された色差範囲内の色差を持つ画素に対して色抑圧処理を適用する構成について説明する。本実施形態において、撮像装置100の基本的な構成は第1の実施形態と同様である(図1参照)。以下、主に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図8は、第2の実施形態に係る画像処理のフローチャートである。図8において、図2と同一又は同様の処理が行われるステップには図2と同一の符号を付し、その説明を省略する。撮像素子20による光電変換により生成された画像信号が画像処理部30に入力されると、本フローチャートの処理が開始する。
S26で、色抑圧範囲決定部36は、S14において算出されたノイズの色差成分に基づいて、色抑圧処理を適用する色差範囲を決定する。
図9は、色抑圧処理を適用する色差範囲を決定する処理の概念図である。ノイズの色差成分の近傍の色差の範囲が、色抑圧処理を適用する色差範囲として決定される。ここで言う「近傍」とは、撮像画像の画素が持つ色差がノイズの色差成分に起因する可能性が高いと考えられる範囲であり、例えば図9に示すように閾値ThCr及びThCbを用いて定めることができる。即ち、図9の例では、0≦推定Cr≦推定Cr+ThCr、かつ0≦推定Cb≦推定Cb+ThCbを満たす色差の場合が、色抑圧処理を適用する色差範囲として決定される。
なお、色抑圧処理を適用する色差範囲は、ノイズの色差成分に基づいて決定される限り、ノイズの色差成分の近傍の色差の範囲に限定されない。
図8に戻り、S27で、色抑圧部38は、WB補正が行われた撮像画像に対して色抑圧処理を適用する。色抑圧処理は、撮像画像のうち、S15において決定された輝度範囲内の輝度を持ち、S26において決定された色差範囲内の色差を持つ画素に対して、S15において決定された強度で行われる。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、撮像装置100は、WB補正が行われた撮像画像に含まれるノイズの色差成分に基づいて、色抑圧処理を適用する色差範囲を決定する。そして、撮像装置100は、撮像画像のうち決定された色差範囲内の色差を持つ画素に対して色抑圧処理を適用する。これにより、WB補正がノイズに起因する色づきに与える影響を考慮して撮像画像の色成分の抑圧処理を行うことが可能となる。
[第3の実施形態]
第1の実施形態では、全色共通のゲインと色毎に決定されるWBゲインとに基づいて、撮像画像に含まれるノイズの輝度成分及び色差成分を推定する構成について説明した。しかしながら、ノイズの輝度成分及び色差成分を推定する方法は、第1の実施形態で説明した方法に限定されない。第3の実施形態では、撮像画像の遮光領域に対応する領域の画素値、又はユーザ指示に従って選択された撮像画像の部分領域の画素値に基づいて、ノイズの輝度成分及び色差成分を推定する構成について説明する。
図10は、画像処理装置を含む撮像装置200の構成を示すブロック図である。撮像装置200は、図1に示す撮像装置100と比べて、画像処理部30の代わりに画像処理部130を備える点が異なる。また、画像処理部130は、画像処理部30と比べて、ノイズレベル推定部33及びノイズ輝度・色差推定部35の代わりにノイズ推定領域選択部133及びノイズ輝度・色差推定部135を備える点が異なる。以下、主に第1の実施形態と異なる点について説明する。
ノイズ推定領域選択部133は、撮像画像においてノイズ推定を行う領域(ノイズ推定領域)を選択する。例えば、ノイズ推定領域選択部133は、撮像画像において撮像素子20の遮光領域に対応する領域を選択してもよいし、ユーザ指示に従って撮像画像の部分領域を選択してもよい。後者の場合、ユーザは、撮像画像における低輝度領域が選択されるように指示を行う。ノイズ輝度・色差推定部135は、撮像画像のノイズ推定領域の画素値に基づいて、ノイズの輝度成分及び色差成分を推定する。例えば、ノイズ輝度・色差推定部135は、撮像画像のノイズ推定領域の画素値から輝度値及び色差値を算出し、算出された輝度値及び色差値をノイズの輝度成分及び色差成分の推定値として用いる。
図11は、撮像素子20の遮光領域及び非遮光領域を示す概念図である。レンズ10から入射した光が結像するイメージサークルが撮像素子20の撮像面よりも狭い場合、イメージサークルの外の領域(遮光領域)は光を受光しない。従って、遮光領域をノイズ推定領域として選択することで、撮像画像の遮光領域に対応する領域の画素値をノイズと見なすことが可能である。
図12は、第3の実施形態に係る画像処理のフローチャートである。図12において、図2と同一又は同様の処理が行われるステップには図2と同一の符号を付し、その説明を省略する。撮像素子20による光電変換により生成された画像信号が画像処理部130に入力されると、本フローチャートの処理が開始する。
S32で、ノイズ推定領域選択部133は、撮像画像のノイズ推定領域を選択する。前述の通り、ノイズ推定領域選択部133は、撮像画像において撮像素子20の遮光領域に対応する領域を選択してもよいし、ユーザ指示に従って撮像画像の部分領域を選択してもよい。S34で、ノイズ輝度・色差推定部135は、撮像画像のノイズ推定領域の画素値に基づいて、ノイズの輝度成分及び色差成分を推定する。
以上説明したように、第3の実施形態によれば、撮像装置200は、撮像画像の遮光領域に対応する領域の画素値、又はユーザ指示に従って選択された撮像画像の部分領域の画素値に基づいて、ノイズの輝度成分及び色差成分を推定する。このように、第1の実施形態において説明した方法とは異なる方法によってもノイズの輝度成分及び色差成分を推定することが可能である。
[その他の実施形態]
上記実施形態で用いられる撮像装置として、いわゆる一般的なデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラの他、監視カメラや産業・工場用カメラ、医療用カメラを用いることも可能である。これらのカメラはその用途によっては低照度下での撮像が必須となる場合があり、その場合に本発明は有用となる。さらに本発明は画像処理装置を含む撮像装置を例に説明したが、撮像装置を例えば有線または無線ネットワーク越しに制御する画像処理装置にも適用可能である。この場合、画像処理装置は各種ゲインの値を撮像装置から受信し、ノイズレベルの推定および色抑圧レベルの決定を行い、色抑圧レベルを撮像装置に送信してもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
20…撮像素子、30…画像処理部、31…ゲイン制御部、33…ノイズレベル推定部、34…WBゲイン制御部、35…ノイズ輝度・色差推定部、36…色抑圧範囲決定部、37…色抑圧レベル決定部、38…色抑圧部、100…撮像装置

Claims (11)

  1. ホワイトバランス補正が行われた撮像画像に含まれるノイズの色差成分を推定する推定手段と、
    前記ノイズの色差成分の大きさに基づいて色抑圧処理の強度を決定する決定手段と、
    前記撮像画像に対して前記決定された強度で前記色抑圧処理を適用する処理手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記推定手段は、前記ノイズの輝度成分を推定し、
    前記決定手段は、前記ノイズの輝度成分の大きさに基づいて、前記色抑圧処理を適用する輝度範囲を決定し、
    前記処理手段は、前記撮像画像のうち前記輝度範囲内の輝度を持つ画素に対して前記色抑圧処理を適用する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記輝度範囲は、前記ノイズの輝度成分の大きさ以下の輝度の範囲、又は前記ノイズの輝度成分の大きさ未満の輝度の範囲である
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記決定手段は、前記ノイズの色差成分に基づいて、前記色抑圧処理を適用する色差範囲を決定し、
    前記処理手段は、前記撮像画像のうち前記色差範囲内の色差を持つ画素に対して前記色抑圧処理を適用する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記色差範囲は、前記ノイズの色差成分の近傍の色差の範囲である
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記撮像画像は、撮像手段による光電変換により生成される画像信号に対して全色共通のゲインと色毎に決定されるホワイトバランスゲインとを適用することにより得られ、
    前記推定手段は、前記ゲイン及び前記ホワイトバランスゲインに基づいて、前記ノイズの色差成分を推定する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記撮像画像は、遮光領域及び非遮光領域を含む撮像手段による光電変換により生成される画像信号に対して全色共通のゲインと色毎に決定されるホワイトバランスゲインとを適用することにより得られ、
    前記推定手段は、前記撮像画像の前記遮光領域に対応する領域の画素値に基づいて、前記ノイズの色差成分を推定する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. ユーザ指示に従って前記撮像画像の部分領域を選択する選択手段を更に備え、
    前記撮像画像は、撮像手段による光電変換により生成される画像信号に対して全色共通のゲインと色毎に決定されるホワイトバランスゲインとを適用することにより得られ、
    前記推定手段は、前記撮像画像の前記部分領域の画素値に基づいて、前記ノイズの色差成分を推定する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記撮像手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  10. 画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
    ホワイトバランス補正が行われた撮像画像に含まれるノイズの色差成分を推定する推定工程と、
    前記ノイズの色差成分の大きさに基づいて色抑圧処理の強度を決定する決定工程と、
    前記撮像画像に対して前記決定された強度で前記色抑圧処理を適用する処理工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
JP2019061356A 2019-03-27 2019-03-27 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム Active JP7311994B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019061356A JP7311994B2 (ja) 2019-03-27 2019-03-27 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム
EP20162320.4A EP3716617A1 (en) 2019-03-27 2020-03-11 Image processing apparatus, image capturing apparatus, image processing method, and storage medium
CN202010169666.5A CN111770321B (zh) 2019-03-27 2020-03-12 图像处理设备、摄像设备、图像处理方法和存储介质
US16/830,677 US11445158B2 (en) 2019-03-27 2020-03-26 Image processing apparatus, image capturing apparatus, image processing method, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019061356A JP7311994B2 (ja) 2019-03-27 2019-03-27 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020162049A true JP2020162049A (ja) 2020-10-01
JP7311994B2 JP7311994B2 (ja) 2023-07-20

Family

ID=69804603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019061356A Active JP7311994B2 (ja) 2019-03-27 2019-03-27 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11445158B2 (ja)
EP (1) EP3716617A1 (ja)
JP (1) JP7311994B2 (ja)
CN (1) CN111770321B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11120538B2 (en) * 2019-12-27 2021-09-14 Zoox, Inc. Sensor degradation detection and remediation
CN113781356B (zh) * 2021-09-18 2024-06-04 北京世纪好未来教育科技有限公司 图像去噪模型的训练方法、图像去噪方法、装置及设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003235055A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Nikon Corp 画像処理装置、画像処理プログラム、および画像処理方法
JP2005277503A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置並びにプログラム
JP2009027619A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Olympus Corp 映像処理装置および映像処理プログラム
JP2009100302A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、撮像装置、及び撮像方法
JP2014165891A (ja) * 2013-02-28 2014-09-08 Hitachi Ltd 撮像装置及び画像信号処理装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3762725B2 (ja) 2002-08-22 2006-04-05 オリンパス株式会社 撮像システムおよび画像処理プログラム
JP2004363853A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Casio Comput Co Ltd 画像信号のノイズ低減方法及びノイズ低減装置
JP4547223B2 (ja) * 2004-09-28 2010-09-22 オリンパス株式会社 撮像システム、ノイズ低減処理装置及び撮像処理プログラム
JP5016255B2 (ja) * 2006-02-22 2012-09-05 富士フイルム株式会社 ノイズ低減装置ならびにその制御方法およびその制御プログラムならびに撮像装置およびディジタル・カメラ
US8711249B2 (en) * 2007-03-29 2014-04-29 Sony Corporation Method of and apparatus for image denoising
CN101489033B (zh) * 2008-01-15 2010-09-22 华晶科技股份有限公司 基于最佳原色信号的抑制图像噪声方法
JP5103580B2 (ja) * 2008-03-27 2012-12-19 株式会社メガチップス 画像処理装置およびデジタルカメラ
JP5366619B2 (ja) * 2008-08-12 2013-12-11 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、画像処理プログラム
JP5529424B2 (ja) * 2009-03-11 2014-06-25 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム
JP5677040B2 (ja) * 2010-11-08 2015-02-25 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその制御方法
JP5425343B2 (ja) * 2011-06-30 2014-02-26 富士フイルム株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法、及び撮像装置の制御プログラム
JP2013162248A (ja) 2012-02-02 2013-08-19 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP5977565B2 (ja) * 2012-04-16 2016-08-24 オリンパス株式会社 画像処理装置
KR101920816B1 (ko) * 2013-07-08 2018-11-21 한화테크윈 주식회사 쉐이딩 보정이 가능한 화이트 발란스 방법, 그리고 이에 적용되는 장치
JP6348762B2 (ja) * 2014-04-17 2018-06-27 オリンパス株式会社 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム
JP6679321B2 (ja) * 2016-01-21 2020-04-15 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003235055A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Nikon Corp 画像処理装置、画像処理プログラム、および画像処理方法
JP2005277503A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置並びにプログラム
JP2009027619A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Olympus Corp 映像処理装置および映像処理プログラム
JP2009100302A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、撮像装置、及び撮像方法
JP2014165891A (ja) * 2013-02-28 2014-09-08 Hitachi Ltd 撮像装置及び画像信号処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7311994B2 (ja) 2023-07-20
CN111770321B (zh) 2022-10-28
US11445158B2 (en) 2022-09-13
CN111770321A (zh) 2020-10-13
EP3716617A1 (en) 2020-09-30
US20200314401A1 (en) 2020-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI416940B (zh) 影像處理裝置及影像處理程式
JP4837365B2 (ja) 画像処理システム、画像処理プログラム
JP6282156B2 (ja) 画像装置、画像処理方法、制御プログラム及び記憶媒体
JP5901667B2 (ja) 画像処理装置及び方法、画像処理プログラム、撮像装置
JP6312487B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びに、プログラム
JP5392560B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
KR100925629B1 (ko) YCbCr 색공간에서의 오토 화이트 밸런스 방법
WO2015156041A1 (ja) 画像処理装置及び方法、一時的にコンピュータにより読み取り可能な画像処理プログラムを記憶する記録媒体、撮像装置
JP5701640B2 (ja) 画像処理装置
JP2023106486A (ja) 撮像装置及びその制御方法並びにプログラム
JP7311994B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム
US9460492B2 (en) Apparatus and method for image processing
CN107534732B (zh) 图像处理装置、摄像装置、图像处理方法及记录介质
JP5365881B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP2010068465A (ja) 画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法
JP4948303B2 (ja) 撮像装置及び信号処理方法
JP2009081526A (ja) 撮像装置
JP7263018B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2006332732A (ja) 色むらノイズ抑制装置
JP6407768B2 (ja) 撮像装置、画像処理方法およびプログラム
JP2021170767A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理システム
JP4868040B2 (ja) 画像処理装置、電子カメラ、および画像処理プログラム
JP2006324789A (ja) 映像信号処理方法および映像信号処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20210103

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230707

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7311994

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151