JP2020161910A - デジタル出力回路 - Google Patents

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【課題】比較的小さい回路規模で構成することが可能な、補正されたデジタル値を出力するデジタル出力回路を提供する。【解決手段】デジタル出力回路は、入力電圧に応じた出力電圧を出力するアナログ回路と、出力電圧をデジタル値に変換して出力する変換回路と、変換回路から出力され得るデジタル値の各々と補正量とを対応付けたテーブルを有し、変換回路から出力されたデジタル値に対応する補正量をテーブルから抽出し、抽出した補正量を用いて変換回路から出力されたデジタル値を補正する補正部と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル値を出力するデジタル出力回路に関する。
アナログデジタル変換回路から出力されるデジタル値を補正する技術として、以下の技術が知られている。例えば、特許文献1には、補正ユニットは、アナログデジタル変換部からのデジタル出力を受け、適応制御アルゴリズムにもとづいて、アナログデジタル変換部の各ビットの補正係数を探索し、探索した補正係数を用いてアナログデジタル変換部からのデジタル出力を補正する技術が記載されている。
国際公開第2014/207870号
入力電圧を任意の電圧に変換する抵抗分圧回路において、例えば製造プロセスのゆらぎ等に起因して、抵抗分圧回路を構成する各素子に個体ばらつきが生じた場合、出力電圧のレベルが理想値からずれる場合ある。この場合、出力電圧のレベルが理想値と一致するように補正する必要が生じる場合がある。
抵抗分圧回路の出力電圧を補正する手段として、抵抗分圧回路を構成する、直列接続された複数の抵抗素子間の接続点のいずれかを入力コードに応じて選択するデコーダ回路が一般的に用いられている。
しかしながら、抵抗分圧回路の出力電圧を、デコーダ回路を用いて調整する手法によれば、出力電圧の調整分解能を高くする、若しくは調整範囲を拡大する場合、デコーダ回路のビット数を増加させる必要がある。この場合、デコーダ回路の回路規模が大きくなり、デコーダ回路が搭載された半導体チップのチップサイズが大きくなるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、比較的小さい回路規模で構成することが可能な、補正されたデジタル値を出力するデジタル出力回路を提供することを目的とする。
本発明に係るデジタル出力回路は、入力電圧に応じた出力電圧を出力するアナログ回路と、前記出力電圧をデジタル値に変換して出力する変換回路と、前記変換回路から出力され得るデジタル値の各々と補正量とを対応付けたテーブルを有し、前記変換回路から出力されたデジタル値に対応する補正量を前記テーブルから抽出し、抽出した補正量を用いて前記変換回路から出力されたデジタル値を補正する補正部と、を含む。
本発明によれば、比較的小さい回路規模で構成することが可能な、補正されたデジタル値を出力するデジタル出力回路が提供される。
本発明の実施形態に係るデジタル出力回路の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る補正部の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る抵抗分圧回路の入力電圧とAD変換回路から出力されるデジタル値との関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る抵抗分圧回路の入力電圧と、AD変換回路から出力されるデジタル値の誤差量との関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る補正量テーブルの構成の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る、抵抗分圧回路の入力電圧とAD変換回路から出力されるデジタル値の誤差量との関係の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る補正量テーブルの構成の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るデジタル出力回路の構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素および部分には同一の参照符号を付与し、重複する説明は適宜省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデジタル出力回路1の構成の一例を示す図である。デジタル出力回路1は、アナログ回路としての抵抗分圧回路10、アナログデジタル変換回路20(以下、AD変換回路20と表記する)、補正部30、入力端子41及び出力端子42を含んで構成されている。
抵抗分圧回路10は、入力端子41に入力された入力電圧Vinを分圧した出力電圧Voutを出力する。抵抗分圧回路10は、演算増幅回路11、抵抗素子12及び抵抗素子13を含んで構成されている。
演算増幅回路11は、非反転入力端子が入力端子41に接続され、反転入力端子が演算増幅回路11の出力端子に接続されている。すなわち、演算増幅回路11は、ボルテージフォロワを構成している。抵抗素子12は、一端が演算増幅回路11の出力端子に接続され、他端が抵抗素子13の一端に接続されている。抵抗素子13の他端は、グランドラインに接続されている。抵抗素子12と抵抗素子13の接続から下記の(1)式によって表わされる出力電圧Voutが出力される。なお、(1)式においてR1は抵抗素子13の抵抗値であり、R2は抵抗素子12の抵抗値である。
out=(R1/(R1+R2))Vin・・・(1)
以下において、(1)式におけるR1/(R1+R2)を分圧比と呼ぶ。抵抗分圧回路10の分圧比は、製造プロセスのゆらぎ等に起因して、変動することが想定される。抵抗分圧回路10の分圧比が変動すると、出力電圧Voutが理想値からずれることとなる。
AD変換回路20は、抵抗分圧回路10から出力される出力電圧Voutをデジタル値Doutに変換して出力する。
補正部30は、AD変換回路20から出力されるデジタル値Doutを補正し、補正により得た補正デジタル値Coutを出力端子42を出力する。図2は、補正部30の構成の一例を示す図である。補正部30は、加算器31と、補正量テーブル32とを含んで構成されている。補正量テーブル32は、AD変換回路20から出力され得る複数のデジタル値Doutの各々と、デジタル値Doutに生じた誤差を補正するための補正量とを対応付けて記録したものである。補正部30において、AD変換回路20から出力されたデジタル値Doutに対応する補正量εが、補正量テーブル32から抽出される。補正量テーブル32から抽出された補正量εと、AD変換回路20から出力されたデジタル値Doutとが加算器31において加算されることで、補正デジタル値Coutが導出される。補正量テーブル32は、図示しない不揮性のメモリに格納されている。
図3は、抵抗分圧回路10の入力電圧Vinと、AD変換回路20から出力されるデジタル値Doutとの関係の一例を示す図である。製造プロセスのゆらぎ等に起因して、抵抗分圧回路10の分圧比が理想値からずれると、出力電圧Voutも理想値からずれ、その結果、AD変換回路20から出力されるデジタル値Doutにもずれが生じる。
図3において、直線aは、抵抗分圧回路10の分圧比が理想値と一致する場合に対応し、直線bは、抵抗分圧回路10の分圧比が理想値よりも大きい場合に対応し、直線cは、抵抗分圧回路10の分圧比が理想値よりも小さい場合に対応している。図3に示すように、直線bの傾きは、直線aの傾きよりも大きくなり、直線cの傾きは、直線aの傾きよりも小さくなる。直線bと直線aとの差分及び直線cと直線aとの差分は、それぞれ、デジタル値Doutにおける理想値からのずれ(誤差)に相当する。
図4は、抵抗分圧回路10の入力電圧Vinと、AD変換回路20から出力されるデジタル値Doutに生じる誤差の量(以下、誤差量という)との関係の一例を示す図である。なお、本実施形態において、誤差量とは、実際値から理想値を減算したものと定義される。図4において、直線aは、抵抗分圧回路10の分圧比が理想値と一致する場合に対応し、直線bは、抵抗分圧回路10の分圧比が理想値よりも大きい場合に対応し、直線cは、抵抗分圧回路10の分圧比が理想値よりも大きい場合に対応している。
抵抗分圧回路10の分圧比が理想値よりも大きい場合(直線bによって示される場合)において、入力電圧Vinとして電圧Vが入力されたときのデジタル値Doutの誤差量を+n[LSB]とする。また、抵抗分圧回路10の分圧比が理想値よりも小さい場合(直線cによって示される場合)において、入力電圧Vinとして電圧Vが入力されたときのデジタル値Doutの誤差量を−n[LSB]とする。
抵抗分圧回路10の分圧比が理想値よりも大きい場合(直線bによって示される場合)、デジタル値Doutの誤差量と入力電圧Vinとは比例関係にあり、デジタル値Doutの誤差量は、入力電圧Vinの増加に対してリニアに増加する。従って、電圧Vよりも低い電圧Vに対するデジタル値Doutの誤差量は+αn[LSB]となる。但し0<α<1である。
同様に、抵抗分圧回路10の分圧比が理想値よりも小さい場合(直線cによって示される場合)、デジタル値Doutの誤差量と入力電圧Vinとは比例関係にあり、デジタル値Doutの誤差量は、入力電圧Vinの増加に対してリニアに減少する。従って、電圧Vよりも低い電圧Vに対するデジタル値Doutの誤差量は−αn[LSB]となる。但し0<α<1である。
抵抗分圧回路10の分圧比が理想値と一致する場合(直線aによって示される場合)、デジタル値Doutの誤差量は、入力電圧Vinによらず常にゼロである。
このように、入力電圧Vinとデジタル値Doutの誤差量とは比例関係にあるので、デジタル値Doutに生じた誤差を補正するための補正量を、デジタル値Doutに比例するものとしてデジタル値Doutに対応付けることが可能である。
図5は、補正量テーブル32の構成の一例を示す図である。上記したように、補正量テーブル32は、AD変換回路20から出力され得る複数のデジタル値Doutの各々と、デジタル値Doutに生じた誤差を補正するための補正量とを対応付けて記録したものである。補正量テーブル32は、AD変換回路20から出力され得るデジタル値Doutの出力範囲を分割した分割領域35を有する。
AD変換回路20から出力され得るデジタル値Doutの出力範囲は、入力電圧Vinとして所定の電圧を入力したときに変換回路20から出力されるデジタル値Doutにおける誤差量に応じた分割数で均等に分割される。例えば、入力電圧Vinとして電圧Vを入力したときにAD変換回路20から出力されるデジタル値Dにおける誤差量が+n[LSB]である場合、AD変換回路20から出力され得るデジタル値Doutの出力範囲(0〜D)の分割数は、n+1とされる。
補正量テーブル32において、AD変換回路20から出力されるデジタル値Doutの変化に対する補正量の変化が比例関係となり、且つ入力電圧Vinとして所定の電圧Vを入力したときのデジタル値Dに対して割り当てられる補正量の絶対値が、当該デジタル値Dにおける誤差量+n[LSB]の絶対値と一致するように、分割領域35の各々に補正量が割り当てられている。本実施形態において、デジタル値Dに対して割り当てられる補正量は、当該デジタル値Dにおける誤差量+n[LSB]の極性を反転させた−n[LSB]とされている。なお、デジタル値Dにおける誤差量を、理想値から実際値を減算したものと定義した場合には、デジタル値Dに対して割り当てられる補正量は、当該デジタル値Dにおける誤差量と極性も含め同じものとされる。
補正量テーブル32において、デジタル値Dにおける誤差量が互いに異なる複数の場合の各々について、AD変換回路から出力され得るデジタル値Doutの各々と補正量とが対応付けられて記録されている。すなわち、ある1つの誤差量に対応するデジタル値Doutの各々と補正量との対応関係が1つのレコードとされ、誤差量が互いに異なる場合についての複数のレコードが補正量テーブル32に格納されている。
例えば、デジタル値Dにおける誤差量が+3[LSB]である場合、AD変換回路20の出力範囲は4等分される。そして、0≦Vout<D/4に対応する分割領域について補正量0[LSB]が割り当てられる。D/4≦Vout<2D/4に対応する分割領域について補正量−1[LSB]が割り当てられる。2D/4≦Vout<3D/4に対応する分割領域について補正量−2[LSB]が割り当てられる。3D/4≦Vout≦Dに対応する分割領域について補正量−3[LSB]が割り当てられる。
以下に、本実施形態に係るデジタル出力回路1の作用について説明する。入力端子41に入力電圧Vinが入力されると、抵抗分圧回路10は、(1)式によって示される出力電圧Voutを出力する。出力電圧Voutは、AD変換回路20に供給される。
AD変換回路20は、出力電圧Voutをデジタル値Doutに変換して出力する。デジタル値Doutは、補正部30に供給される。
補正部30において、入力電圧Vinとして所定の電圧Vを入力したときのデジタル値Dにおける誤差量が既知であるものとする。補正部30は、補正量テーブルから既知の誤差量に対応するレコードを選択する。次に、補正部30は、AD変換回路20から出力されたデジタル値Doutに対応する補正量εを、選択したレコードの中から抽出する。次に、加算器31は、補正量テーブル32から抽出された補正量εと、AD変換回路20から出力されたデジタル値Doutとを加算する。補正部30は、加算器31による演算結果を補正デジタル値Coutとして出力する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係るデジタル出力回路1によれば、抵抗分圧回路10を構成する各素子に個体ばらつきが生じたこと等により、デジタル値Doutに誤差が生じた場合でも、補正部30においてデジタル値Doutが補正されるので、適正なデジタル出力値を得ることができる。
また、本実施形態に係るデジタル出力回路1によれば、補正量テーブル32から抽出された補正量εと、AD変換回路20から出力されたデジタル値Doutとの加算により補正デジタル値Coutを得ることができるので、デコーダ回路を用いて出力電圧Voutを調整する場合、及び乗算器または除算器を用いてデジタル値Doutの補正値を得る場合と比較して、回路規模を小さくすることが可能である。
なお、本実施形態においては、入力電圧Vinに応じた出力電圧Voutを出力するアナログ回路として抵抗分圧回路10を例示したが、これに限定されるものではなく、入力電圧の変化に応じて出力電圧がリニアに変化する様々なアナログ回路を適用することが可能である。
また、本実施形態においては、補正部30が加算器31を含んで構成される場合を例示したが、補正量テーブル32に記録される補正量εが、本実施形態のものに対して極性が反転した状態で記録される場合には、加算器31に代えて減算器が用いられる。
[第2の実施形態]
図6は、本発明の第2の実施形態に係る、抵抗分圧回路10の入力電圧Vinと、AD変換回路20から出力されるデジタル値Doutの誤差量との関係の一例を示す図である。図6において、直線aは、抵抗分圧回路10の分圧比が理想値と一致する場合に対応し、直線bは、抵抗分圧回路10の分圧比が理想値よりも大きい場合に対応し、直線cは、抵抗分圧回路10の分圧比が理想値よりも小さい場合に対応している。本実施形態においては、入力電圧Vinの範囲が第1の実施形態と比較して拡張されている。その結果、AD変換回路20から出力されるデジタル値Doutの出力範囲が第1の実施形態と比較して拡張される。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る補正量テーブル32Aの構成の一例を示す図である。本実施形態に係る補正量テーブル32Aは、第1の実施形態に係る補正量テーブル32と比較して、AD変換回路20から出力されるデジタル値Doutの出力範囲が拡張されている。補正量テーブル32は、デジタル値Doutの拡張された出力範囲を均等に分割した分割領域35を有する。
具体的には、誤差量が既知であるデジタル値Dにおける誤差量が+n[LSB]である場合、0≦Dout≦Dの範囲は、分割数がn+1となるように均等に分割される。D<Doutの範囲については、分割領域35の幅が、0≦Dout≦Dの範囲における各分割領域35の幅と同じになるように、出力範囲が均等に分割される。AD変換回路20から出力されるデジタル値Doutの変化に対する補正量の変化が比例関係となり、且つデジタル値Dに対して割り当てられる補正量の絶対値が、当該デジタル値Dにおける誤差量+n[LSB]の絶対値と一致するように、分割領域35の各々に補正量が割り当てられる。
本実施形態に係る補正量テーブル32Aによれば、誤差量が既知であるデジタル値Dよりも大きい領域にデジタル値Doutの出力範囲が拡張されているので、誤差量を求める際の入力電圧Vを任意の電圧とすることが可能となる。
[第3の実施形態]
図8は、本発明の第3の実施形態に係るデジタル出力回路1Aの構成の一例を示す図である。本実施形態に係るデジタル出力回路1Aは、アナログ回路が非反転増幅回路50により構成されている。
非反転増幅回路50は、入力端子41に入力された入力電圧Vinを増幅した出力電圧Voutを出力する。非反転増幅回路50は、演算増幅回路14、抵抗素子15及び抵抗素子16を含んで構成されている。
演算増幅回路14は、非反転入力端子が入力端子41に接続され、反転入力端子が抵抗素子15と抵抗素子16の接続点に接続されている。抵抗素子15は、一端が演算増幅回路14の出力端子に接続され、他端が抵抗素子16の一端に接続されている。抵抗素子16の他端は、グランドラインに接続されている。演算増幅回路14の出力端子から下記の(2)式によって表わされる出力電圧Voutが出力され、AD変換回路20に供給される。なお、(2)式においてR3は抵抗素子15の抵抗値であり、R4は抵抗素子16の抵抗値である。
out=(1+(R3+R4))Vin・・・(2)
このように、入力電圧Vinに応じた出力電圧Voutを出力するアナログ回路として、非反転増幅回路50を適用する場合においても、出力電圧Voutをデジタル変換したデジタル値Doutに生じた誤差は、補正部30において補正されるので、適正なデジタル出力値を得ることができる。
1、1A デジタル出力回路
10 抵抗分圧回路
11 演算増幅回路
12、13、15、16 抵抗素子
14 演算増幅回路
20 アナログデジタル変換回路
30 補正部
31 加算器
32、32A 補正量テーブル
35 分割領域
41 入力端子
42 出力端子
50 非反転増幅回路

Claims (6)

  1. 入力電圧に応じた出力電圧を出力するアナログ回路と、
    前記出力電圧をデジタル値に変換して出力する変換回路と、
    前記変換回路から出力され得るデジタル値の各々と補正量とを対応付けたテーブルを有し、前記変換回路から出力されたデジタル値に対応する補正量を前記テーブルから抽出し、抽出した補正量を用いて前記変換回路から出力されたデジタル値を補正する補正部と、
    を含むデジタル出力回路。
  2. 前記テーブルは、前記変換回路から出力され得るデジタル値の出力範囲を分割した分割領域を有し、
    前記分割領域は、前記入力電圧として所定電圧を入力したときの前記デジタル値における誤差量に応じた分割数で前記出力範囲を分割した領域であり、
    前記デジタル値の変化に対する補正量の変化が比例関係となり、且つ前記所定電圧に対応するデジタル値に対して割り当てられる補正量の絶対値が、前記所定電圧に対応するデジタル値における誤差量の絶対値と一致するように、前記分割領域の各々に補正量が割り当てられている
    請求項1に記載のデジタル出力回路。
  3. 前記テーブルにおいて、前記誤差量が互いに異なる複数の場合の各々について、前記変換回路から出力され得るデジタル値の各々と補正量とが対応付けられて記録されている
    請求項2に記載のデジタル出力回路。
  4. 前記補正部は、前記変換回路から出力されたデジタル値と前記テーブルから抽出された補正量とを加算する加算器を含む
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデジタル出力回路。
  5. 前記アナログ回路は、前記入力電圧を分圧した電圧を前記出力電圧として出力する分圧回路である
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のデジタル出力回路。
  6. 前記アナログ回路は、前記入力電圧を増幅した電圧を前記出力電圧として出力する増幅回路である
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のデジタル出力回路。
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