JP2020160392A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示装置の小型化を実現する。【解決手段】本開示の一形態に係る画像表示装置1は、第1の光源2と、第1の光源2から出射された光が入射する球面レンズ9と、球面レンズ9から出射された光が入射する非球面レンズ10と、非球面レンズ10から出射された光が入射する第1の自由曲面ミラー11と、第1の自由曲面ミラー11から出射された光が入射する第2の自由曲面ミラー12と、第2の自由曲面ミラー12から出射された光が入射する第3の自由曲面ミラー13と、第3の自由曲面ミラー13から出射された光が入射し、画像情報を表示する画像表示パネル17と、を備え、第1の自由曲面ミラー11から出射された光の光路と、第2の自由曲面ミラー12から出射された光の光路と、第3の自由曲面ミラー13から出射された光の光路と、が互いに交差する。【選択図】図2

Description

本開示は、画像表示装置に関する。
一般的な画像表示装置の光学系は、複数の反射部を用いた構成とされている。例えば、特許文献1のヘッドアップディスプレイ装置は、投影部から出射された光を第一反射部、第二反射部、折り返しミラー及び凹面ミラーを介してウインドシールドの投影点に導く構成とされている。
特開2016−14861号公報
本出願人は、以下の課題を見出した。特許文献1のヘッドアップディスプレイ装置は、投影部から出射された光がジグザグに折り返された光路を辿るため、ヘッドアップディスプレイ装置が大型化する課題を有する。
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、画像表示装置の小型化を実現する。
本開示の一態様に係る画像表示装置は、
第1の光源と、
前記第1の光源から出射された光が入射する球面レンズと、
前記球面レンズから出射された光が入射する非球面レンズと、
前記非球面レンズから出射された光が入射する第1の自由曲面ミラーと、
前記第1の自由曲面ミラーから出射された光が入射する第2の自由曲面ミラーと、
前記第2の自由曲面ミラーから出射された光が入射する第3の自由曲面ミラーと、
前記第3の自由曲面ミラーから出射された光が入射し、画像情報を表示する画像表示パネルと、
を備え、
前記第1の自由曲面ミラーから出射された光の光路と、前記第2の自由曲面ミラーから出射された光の光路と、前記第3の自由曲面ミラーから出射された光の光路と、が互いに交差する。
本開示によれば、画像表示装置の小型化を実現することができる。
実施の形態1の画像表示装置の構成を説明するための図である。 実施の形態1の画像表示装置の各要素の配置を模式的に示す図である。 実施の形態1の画像表示装置の各要素の配置を模式的に示す異なる図である。 実施の形態1の第1の低減部を示す斜視図である。 実施の形態1の第1の低減部を示す正面図である。 実施の形態1の第1の低減部を示す異なる斜視図である。 実施の形態1の第1の低減部のディフューザーを回転させた状態を示す斜視図である。 実施の形態1の画像表示装置の球面レンズ及び非球面レンズの形状を示す表である。 係数を説明するための表である。 実施の形態1の画像表示装置の第1の自由曲面ミラー、第2の自由曲面ミラー及び第3の自由曲面ミラーの形状を示す表である。 係数を説明するための表である。 実施の形態1の画像表示装置の拡散部、非球面レンズ、球面レンズ、第1の自由曲面ミラー、第2の自由曲面ミラー及び第3の自由曲面ミラーの配置を示す表である。 図12の場合に比べて、使用者の目が画像表示装置の側に移動した際の、実施の形態1の画像表示装置の拡散部、非球面レンズ、球面レンズ、第1の自由曲面ミラー、第2の自由曲面ミラー及び第3の自由曲面ミラーの配置を示す表である。 図12の場合に比べて、使用者の目が画像表示装置の側に対して逆側に移動した際の、実施の形態1の画像表示装置の拡散部、非球面レンズ、球面レンズ、第1の自由曲面ミラー、第2の自由曲面ミラー及び第3の自由曲面ミラーの配置を示す表である。 実施の形態2の第1の低減部を示す斜視図である。 実施の形態4の画像表示装置の各要素の配置を模式的に示す図である。 実施の形態4の画像表示装置の各要素の配置を模式的に示す異なる図である。
以下、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<実施の形態1>
先ず、本実施の形態の画像表示装置の基本的な構成を説明する。図1は、本実施の形態の画像表示装置の構成を説明するための図である。図2は、本実施の形態の画像表示装置の各要素の配置を模式的に示す図である。図3は、本実施の形態の画像表示装置の各要素の配置を模式的に示す異なる図である。なお、以下の説明では、説明を明確にするために、三次元(XYZ)座標系を用いて説明する。
本実施の形態の画像表示装置1は、図1に示すように、使用者の目の位置に焦点を合わせ、当該目の位置で良好な像が形成されるように光を出射する構成とされている。画像表示装置1は、図2及び図3に示すように、第1の光源2、第1の反射ミラー3、第1の走査部4、ビームスプレッタ5、第2の反射ミラー6、パラボリックミラー7、拡散部8、球面レンズ9、非球面レンズ10、第1の自由曲面ミラー11、第2の自由曲面ミラー12、第3の自由曲面ミラー13、第2の光源14、第3の反射ミラー15、第2の走査部16及び画像表示パネル17を備えており、これらの要素は、筐体に搭載されている。
第1の光源2は、白色光源である。第1の光源2は、例えば、レーザー光源であり、RGBのレーザー光をX軸−側に出射する。第1の反射ミラー3は、第1の光源2から出射された光が入射し、当該光を第1の走査部4に出射する。第1の反射ミラー3は、例えば、第1の光源2に対してX軸−側に配置されており、第1の光源2から出射された光をZ軸−側に出射する。
第1の走査部4は、第1の反射ミラー3から入射した光を走査してビームスプレッタ5に出射する。第1の走査部4は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems) Mirrorを備えている。そして、第1の走査部4は、第1の反射ミラー3に対してZ軸−側に配置されており、第1の反射ミラー3から入射した光をY軸−側であって、且つZ軸+側の斜め方向に出射する。
第1の走査部4は、X軸及びY軸の2軸回りに回転駆動可能であり、センサによって検出された使用者の左右一方の目の位置(XYZの位置)に応じて、使用者の一方の目の位置で良好な像が形成されるように、パラボリックミラー7などを介して拡散部8に入射される光の当該拡散部8への入射位置を制御する。ここで、使用者の目の位置に応じて光を制御する技術は、既に公知であるため、詳細な説明は省略する。なお、第1の走査部4は、光を走査できる構成であればよい。
ビームスプレッタ5は、第1の走査部4から入射した光を透過させて第2の反射ミラー6に出射する。ビームスプレッタ5は、例えば、第1の走査部4に対して、Y軸−側であって、且つZ軸+側に配置されており、第1の走査部4から入射した光を曲げることなく出射する。
第2の反射ミラー6は、ビームスプレッタ5から入射した光をパラボリックミラー7に出射する。第2の反射ミラー6は、例えば、ビームスプレッタ5に対して、Y軸−側であって、且つZ軸+側に配置されており、ビームスプレッタ5から入射した光をY軸+側に出射する。このとき、ビームスプレッタ5は、第1の走査部4と第2の反射ミラー6との間に配置されている。
パラボリックミラー7は、第2の反射ミラー6から入射した光を拡散部8の光入射面に垂直に入射させる。パラボリックミラー7は、例えば、第2の反射ミラー6に対してY軸+側に配置されており、第2の反射ミラー6から入射した光をZ軸−側に出射する。
拡散部8は、パラボリックミラー7から入射した光を画像表示パネル17の表示領域の全域に照射することができるように拡散して球面レンズ9に出力する。拡散部8は、例えば、回折光学素子や拡散板を備えており、パラボリックミラー7から入射した光を画像表示パネル17の表示領域の全域に照射することができるように、当該光を略矩形状に拡散するBeam Shaperとして機能する。
拡散部8は、パラボリックミラー7に対してZ軸−側に配置されており、パラボリックミラー7から入射した光をZ軸−側に出射する。但し、拡散部8は、パラボリックミラー7から入射した光を画像表示パネル17の表示領域の全域に照射することができるように当該光を拡散できればよい。
球面レンズ9は、当該球面レンズ9の光出射面に凹面を備えており、拡散部8から入射した光を非球面レンズ10に出射する。球面レンズ9は、例えば、拡散部8に対してZ軸−側に配置されており、拡散部8から入射した光をZ軸−側に出射する。
非球面レンズ10は、当該非球面レンズ10の光入射面に凸面を備えており、球面レンズ9から入射した光を第1の自由曲面ミラー11に出射する。非球面レンズ10は、例えば、球面レンズ9に対してZ軸−側に配置されており、球面レンズ9から入射した光をZ軸−側に出射する。なお、球面レンズ9及び非球面レンズ10の詳細な配置及び形状は、後述する。
第1の自由曲面ミラー11は、非球面レンズ10から入射した光を第2の自由曲面ミラー12に出射する。第1の自由曲面ミラー11は、例えば、非球面レンズ10に対してZ軸−側に配置されており、大凡、第1の自由曲面ミラー11の反射面がY軸−側であって、且つZ軸+側に向いている。
つまり、パラボリックミラー7と第1の自由曲面ミラー11との間に、拡散部8、球面レンズ9及び非球面レンズ10が配置されている。そして、第1の自由曲面ミラー11は、例えば、非球面レンズ10から入射した光をY軸−側であって、且つZ軸+側の斜め方向に出射する。
第2の自由曲面ミラー12は、第1の自由曲面ミラー11から入射した光を第3の自由曲面ミラー13に出射する。第2の自由曲面ミラー12は、例えば、第1の自由曲面ミラー11に対して、Y軸−側に配置されており、大凡、第2の自由曲面ミラー12の反射面がY軸+側に向いている。そして、第2の自由曲面ミラー12は、例えば、第1の自由曲面ミラー11から入射した光をY軸+側であって、且つZ軸+側の斜め方向に出射する。
第3の自由曲面ミラー13は、第2の自由曲面ミラー12から入射した光を画像表示パネル17に出射する。第3の自由曲面ミラー13は、例えば、第2の自由曲面ミラー13に対して、Y軸+側に配置されており、大凡、第3の自由曲面ミラー13の反射面がY軸−側であって、且つZ軸−側に向いている。そして、第3の自由曲面ミラー13は、例えば、第2の自由曲面ミラー12から入射した光をZ軸−側に出射する。
これらの第1の自由曲面ミラー11、第2の自由曲面ミラー12及び第3の自由曲面ミラー13は、使用者の目の位置で焦点が合うように設計されている。そして、図2に示すように、第1の自由曲面ミラー11から出射された光の光路と、第2の自由曲面ミラー12から出射された光の光路と、第3の自由曲面ミラー13から出射された光の光路と、が重なるように、つまり、相互の光路が折り畳まれるように、第1の自由曲面ミラー11、第2の自由曲面ミラー12及び第3の自由曲面ミラー13が配置されている。なお、第1の自由曲面ミラー11、第2の自由曲面ミラー12及び第3の自由曲面ミラー13の詳細な配置及び形状は、後述する。
第2の光源14は、白色光源である。第2の光源14は、例えば、レーザー光源であり、RGBのレーザー光をY軸−側に出射する。第3の反射ミラー15は、第2の光源14から出射された光が入射し、当該光を第2の走査部16に出射する。第3の反射ミラー15は、例えば、第2の光源14に対してY軸−側に配置されており、第2の光源14から出射された光をY軸+側であって、且つZ軸−側の斜め方向に出射する。
第2の走査部16は、第3の反射ミラー15から入射した光を走査してビームスプレッタ5に出射する。第2の走査部16は、例えば、MEMS Mirrorを備えている。そして、第2の走査部16は、第3の反射ミラー15に対してY軸+側であって、且つZ軸−側に配置されており、第3の反射ミラー15から入射した光をX軸+側に出射する。
第2の走査部16は、X軸及びY軸の2軸回りに回転駆動可能であり、センサによって検出された使用者の他方の目の位置に応じて、使用者の他方の目の位置で良好な像が形成されるように、パラボリックミラー7などを介して拡散部8に入射される光の当該拡散部8への入射位置を制御する。ここで、使用者の目の位置に応じて光を制御する技術は、既に公知であるため、詳細な説明は省略する。なお、第2の走査部16は、光を走査できる構成であればよい。
このとき、ビームスプレッタ5は、第2の走査部16から入射した光を曲げて、第1の走査部4から入射した光と第2の走査部16から入射した光とを等しい光路上に配置してパラボリックミラー7に出射する。
画像表示パネル17は、画像情報を表示する。画像表示パネル17は、例えば、ホログラム画像情報や3D画像情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)パネルである。ホログラム画像情報を表示する場合、画像表示パネル17は、右目用画像情報と左目用画像情報とを同時に表示する。3D(dimensions)画像情報を表示する場合、画像表示パネル17は、右目用画像情報と左目用画像情報とを予め設定された期間で入れ替えて表示する。但し、画像表示パネル17は、2D画像情報を表示してもよい。
このような画像表示装置1は、第1の光源2から出射された光によって使用者の一方の目に画像表示パネル17を介して良好な像を形成でき、第2の光源14から出射された光によって使用者の他方の目に画像表示パネル17を介して良好な像を形成できる。そのため、画像情報としてホログラム画像情報や3D画像情報を画像表示パネル17に表示すると、使用者に立体的な像を認識させることができる。
このとき、画像表示装置1においては、上述のように、第1の自由曲面ミラー11から出射された光の光路と、第2の自由曲面ミラー12から出射された光の光路と、第3の自由曲面ミラー13から出射された光の光路と、が重なるように、第1の自由曲面ミラー11、第2の自由曲面ミラー12及び第3の自由曲面ミラー13を配置している。そのため、特許文献1のヘッドアップディスプレイ装置に比べて、画像表示装置1を小型化することができる。
ちなみに、第1の光源2、第1の反射ミラー3、第1の走査部4、ビームスプレッタ5、第2の反射ミラー6、第2の光源14、第3の反射ミラー15及び第2の走査部16は、第3の自由曲面ミラー13のZ軸+側の空間に配置されているとよい。また、球面レンズ9及び非球面レンズ10は、第3の自由曲面ミラー13のY軸+側の空間に配置されているとよい。これにより、画像表示装置1の筐体内のデッドスペースを有効に活用でき、画像表示装置1の小型化に寄与できる。
ここで、第1の光源2及び第2の光源14としてレーザー光源を用いる場合、レーザー光はコヒーレントな光であるため、画像表示パネル17を介して形成される像にスペックルが発生する可能性がある。
そこで、パラボリックミラー7と拡散部8との間に、第1の低減部を備えているとよい。ここで、図4は、本実施の形態の第1の低減部を示す斜視図である。図5は、本実施の形態の第1の低減部を示す正面図である。図6は、本実施の形態の第1の低減部を示す異なる斜視図である。図7は、本実施の形態の第1の低減部のディフューザーを回転させた状態を示す斜視図である。
第1の低減部20は、図4乃至図6に示すように、ディフューザー21、第1の枠部22、第2の枠部23、ボール支承24、弾性体25及び駆動部26を備えている。ディフューザー21は、拡散板で構成されており、例えば、矩形状である。
第1の枠部22は、開口部22a、第1の貫通孔22b及び第2の貫通孔22cを備えている。開口部22aは、例えば、矩形状であり、当該開口部22aの内部にディフューザー21が固定されている。
第1の貫通孔22b及び第2の貫通孔22cは、Z軸方向から見て略円形状である。これらの第1の貫通孔22bと第2の貫通孔22cとは、Y軸方向で略等しい高さに配置され、且つX軸方向に間隔を開けて配置されている。
例えば、図5に示すように、Z軸方向から見て第1の枠部22が略矩形状を基本形態とする場合、第1の貫通孔22bが第1の枠部22のX軸+側であって、且つY軸−側の角部に配置され、第2の貫通孔22cが第1の枠部22のX軸−側であって、且つY軸−側の角部に配置されている。
第2の枠部23は、第1の枠部22に対してZ軸+側に配置されている。第2の枠部23は、開口部23a、第1の貫通孔23b及び第2の貫通孔23cを備えている。開口部23aは、例えば、第1の枠部22の開口部22aと対応するように矩形状であり、大凡、第1の枠部22の開口部22aとZ軸方向で重なる。
第1の貫通孔23b及び第2の貫通孔23cは、Z軸方向から見て略円形状である。これらの第1の貫通孔23bと第2の貫通孔23cとは、Y軸方向で略等しい高さに配置され、且つX軸方向に間隔を開けて配置されている。
例えば、図5に示すように、Z軸方向から見て第2の枠部23が略矩形状を基本形態とする場合、第1の貫通孔23bが第2の枠部23のX軸+側であって、且つY軸−側の角部に配置され、第2の貫通孔23cが第2の枠部23のX軸−側であって、且つY軸−側の角部に配置されている。
ボール支承24は、ボールが回転可能に保持部によって保持された構成であり、当該ボールが付勢された状態で保持部の先端から突出している。そして、ボール支承24は、ボールが第1の枠部22のZ軸+側の面に接触した状態で第2の枠部23に固定されている。これにより、第2の枠部23に対して第1の枠部22がXY平面上で移動可能な構成とされている。
このようなボール支承24は、第2の枠部23の開口部23aの周辺に配置されている。例えば、ボール支承24は、第2の枠部23の開口部23aを挟んでX軸方向の両側、及び当該開口部23aのY軸−側に配置されている。但し、第2の枠部23に対して第1の枠部22をXY平面上で移動させることができれば、ボール支承でなくてもよく、例えば、滑り支承でもよい。また、ボール支承24の配置も限定されない。
弾性体25は、ボール支承24のボールに第1の枠部22のZ軸+側の面を押し当てるように、第1の枠部22と第2の枠部23とを連結する。弾性体25は、例えば、コイルバネであり、第1の枠部22と第2の枠部23との隙間を跨ぐように配置されている。
駆動部26は、第1の枠部22を回転させる。駆動部26は、第1の回転軸26a、第2の回転軸26b、ベルト26c及びモータ26dを備えている。第1の回転軸26aは、円柱形状を基本形態としている。そして、第1の回転軸26aは、Z軸方向に延在しており、第2の枠部23の第1の貫通孔23bに回転可能に通されている。
このような第1の回転軸26aのZ軸−側の面には、当該Z軸−側の面からピン26fがZ軸方向に突出するように設けられている。ピン26fは、第1の回転軸26aの中心軸に対して偏心した位置に配置されている。そして、ピン26fの先端部は、第1の枠部22の第1の貫通孔22bに回転可能に通されている。
第2の回転軸26bは、第1の回転軸26aと等しい構成とされているため、重複する説明は省略するが、第2の枠部23の第2の貫通孔23cに回転可能に通されている。そして、第2の回転軸26bのZ軸−側の面から突出するピン26gの先端部は、第1の枠部22の第2の貫通孔22cに回転可能に通されている。
このとき、第1の回転軸26aのピン26fと当該第1の回転軸26aの中心軸とのXY平面での位置関係と、第2の回転軸26bのピン26gと当該第2の回転軸26bの中心軸とのXY平面での位置関係と、は略等しい。
ベルト26cは、無端ベルトであり、第1の回転軸26aと第2の回転軸26bとに掛け渡されている。これにより、第1の回転軸26aの中心軸と、第1の回転軸26aのピン26fと、第2の回転軸26bの中心軸と、第2の回転軸26bのピン26gと、ベルト26cと、で平行リンク機構を形成する。
モータ26dは、モータ26dの回転駆動力を第2の回転軸26bに伝達可能に、第2の回転軸26bのZ軸+側の端部に接続されている。但し、モータ26dは、第1の回転軸26aのZ軸+側の端部に接続されていてもよい。
このような第1の低減部20において、モータ26dを回転駆動させると、第2の回転軸26bが回転すると共に、ベルト26cを介して第1の回転軸26aが第2の回転軸26bと同期するように回転する。
このとき、上述のように第1の回転軸26aの中心軸と、第1の回転軸26aのピン26fと、第2の回転軸26bの中心軸と、第2の回転軸26bのピン26gと、ベルト26cと、で平行リンク機構を形成しているので、第1の回転軸26a及び第2の回転軸26bが回転すると、第2の枠部23に対してディフューザー21を回転させることができる。その結果、図7に示すように、第2の枠部23に対してディフューザー21の位置を変化させることができる。
このようにディフューザー21を回転させることで、コヒーレントな光をインコヒーレントな光に変換することができ、スペックルの発生を抑制することができる。しかも、ディフューザー21を回転させるので、ディフューザー21の一点に光のエネルギーが集中することを抑制でき、ディフューザー21の損傷を抑制することができる。
なお、第1の低減部20を用いても、スペックルを抑制できない場合は、第1の光源2と第1の走査部4との間に第2の低減部30や第2の光源14と第2の走査部16との間に第3の低減部40が配置されているとよい。
第2の低減部30は、図3に示すように、第1の反射ミラー3と第1の走査部4との間に配置されている。第2の低減部30は、第1のコリメーターレンズ31、ディフューザー32、駆動部33及び第2のコリメーターレンズ34を備えている。
第1のコリメーターレンズ31は、第1の反射ミラー3から出射された光が入射し、当該光を平行光に広げてディフューザー32に出力する。ディフューザー32は、例えば、円形状の拡散板で構成されており、第1のコリメーターレンズ31から入射した光を拡散して第2のコリメーターレンズ34に出射する。
駆動部33は、ディフューザー32の中心回りに当該ディフューザー32を回転させる。駆動部33は、モータなどを備えており、駆動部33の回転駆動力をディフューザー32に伝達可能に、ディフューザー32の中心にモータの出力軸が接続されている。
第2のコリメーターレンズ34は、ディフューザー32から入射した光を集光して第1の走査部4に出力する。このような第2の低減部30において、ディフューザー32を回転させると、コヒーレントな光をインコヒーレントな光に変換することができ、スペックルの発生を抑制することができる。しかも、ディフューザー32を回転させるので、ディフューザー32の一点に光のエネルギーが集中することを抑制でき、ディフューザー32の損傷を抑制することができる。
第3の低減部40は、図3に示すように、第3の反射ミラー15と第2の走査部16との間に配置されている。このような第3の低減部40は、第2の低減部30と略等しい構成とされているため、重複する説明を省略するが、第2の低減部30と同様に、第1のコリメーターレンズ41、ディフューザー42、駆動部43及び第2のコリメーターレンズ44を備えている。
そして、このような第3の低減部40においても、ディフューザー42を回転させると、コヒーレントな光をインコヒーレントな光に変換することができ、スペックルの発生を抑制することができる。しかも、ディフューザー42を回転させるので、ディフューザー42の一点に光のエネルギーが集中することを抑制でき、ディフューザー42の損傷を抑制することができる。
次に、球面レンズ9及び非球面レンズ10の形状を説明する。図8は、本実施の形態の画像表示装置の球面レンズ及び非球面レンズの形状を示す表である。図9は、係数を説明するための表である。ちなみに、図8の非球面レンズのR1面は光入射面であり、図8の非球面レンズのR2面は光出射面である。また、図8の球面レンズのR1面は光出射面であり、図8の球面レンズのR2面は光入射面である。
球面レンズ9及び非球面レンズ10は、例えば、図8に示す形状を採用することができる。ここで、非球面レンズ10の形状は、以下の、式(1)により規定することができる。ちなみに、zはZ軸に平行な面のサグ量である。
Figure 2020160392
次に、第1の自由曲面ミラー11、第2の自由曲面ミラー12及び第3の自由曲面ミラー13の形状を説明する。図10は、本実施の形態の画像表示装置の第1の自由曲面ミラー、第2の自由曲面ミラー及び第3の自由曲面ミラーの形状を示す表である。図11は、係数を説明するための表である。
第1の自由曲面ミラー11、第2の自由曲面ミラー12及び第3の自由曲面ミラー13は、例えば、図10に示す形状を採用することができる。ここで、第1の自由曲面ミラー11、第2の自由曲面ミラー12及び第3の自由曲面ミラー13は、以下の、式(2)乃至(4)により規定することができる。ちなみに、xは反射面のX座標、yは反射面のY座標、zはZ軸に平行な面のサグ量、kはコーニック定数、Cは単項式xの係数である。ここで、X座標及びY座標は、図12乃至図14で示されるX座標及びY座標である。
Figure 2020160392
Figure 2020160392
Figure 2020160392
次に、拡散部8、球面レンズ9、非球面レンズ10、第1の自由曲面ミラー11、第2の自由曲面ミラー12及び第3の自由曲面ミラー13の配置を説明する。図12は、本実施の形態の画像表示装置の拡散部、非球面レンズ、球面レンズ、第1の自由曲面ミラー、第2の自由曲面ミラー及び第3の自由曲面ミラーの配置を示す表である。図13は、図12の場合に比べて、使用者の目が画像表示装置の側に移動した際の、本実施の形態の画像表示装置の拡散部、非球面レンズ、球面レンズ、第1の自由曲面ミラー、第2の自由曲面ミラー及び第3の自由曲面ミラーの配置を示す表である。図14は、図12の場合に比べて、使用者の目が画像表示装置の側に対して逆側に移動した際の、本実施の形態の画像表示装置の拡散部、非球面レンズ、球面レンズ、第1の自由曲面ミラー、第2の自由曲面ミラー及び第3の自由曲面ミラーの配置を示す表である。
ここで、XYZ座標の原点は使用者の目の位置であり、αがX軸回りの傾き(偏芯)であり、+側が図2のX軸−側から見て反時計回りの方向である。また、βがY軸回りの傾きであり、+側が図2のY軸+側から見て反時計回りの方向である。γがZ軸回りの傾きである。
拡散部8、球面レンズ9、非球面レンズ10、第1の自由曲面ミラー11、第2の自由曲面ミラー12及び第3の自由曲面ミラー13は、例えば、図12乃至図14に示す配置を採用することができる。このとき、拡散部8、球面レンズ9及び非球面レンズ10は、図12乃至図14に示すように、使用者の目の位置に応じて、Z軸方向に移動する。
このような画像表示装置1においては、上述のように、光学系に3枚の自由曲面ミラー11、12、13を用い、第1の自由曲面ミラー11から出射された光の光路と、第2の自由曲面ミラー12から出射された光の光路と、第3の自由曲面ミラー13から出射された光の光路と、が重なるように、第1の自由曲面ミラー11、第2の自由曲面ミラー12及び第3の自由曲面ミラー13を配置している。そのため、特許文献1のヘッドアップディスプレイ装置に比べて、画像表示装置1を小型化することができる。
しかも、第1の光源2から出射された光と第2の光源14から出射された光とをビームスプレッタ5によって等しい光路上に配置して出射するので、1枚の画像表示パネル17で時間遅延なく同時に左右の目に像を形成することができる。
また、第1の光源2及び第2の光源14としてレーザー光源を用いる場合、第1の低減部20、第2の低減部30及び第3の低減部40を備えていると、画像表示パネル17を介して使用者の目に形成される像に発生するスペックルを低減することができる。
<実施の形態2>
実施の形態1の第1の低減部20は、ディフューザー21を回転させる構成としたが、この限りでない。図15は、本実施の形態の第1の低減部を示す斜視図である。本実施の形態の第1の低減部50は、図15に示すように、ディフューザー51をX軸方向に揺動させる構成とされている。ここで、第1の低減部50は、枠部18によって囲まれた拡散部8の光入射面を覆うように配置される。
第1の低減部50は、ディフューザー51、枠部52及び駆動部53を備えている。ディフューザー51は、例えば、矩形状の拡散板である。枠部52は、開口部52aを備えている。開口部52aは、例えば、矩形状であり、当該開口部52aの内部にディフューザー51が固定されている。
駆動部53は、枠部52をX軸方向に揺動させる。駆動部53は、例えば、リニアアクチュエータ53aを備えており、当該リニアアクチュエータ53aのスライダー53bが枠部52に固定されている。その結果、リニアアクチュエータ53aを駆動させると、枠部52を介してディフューザー51をX軸方向に揺動させることができる。但し、本実施の形態の駆動部53は、リニアクチュエータ53aを備えているが、枠部52をX軸方向に揺動できる構成であればよい。
このようにディフューザー51を揺動させることで、コヒーレントな光をインコヒーレントな光に変換することができ、スペックルの発生を抑制することができる。しかも、ディフューザー51を揺動させるので、ディフューザー51の一点に光のエネルギーが集中することを抑制でき、ディフューザー51の損傷を抑制することができる。
<実施の形態3>
なお、拡散部8として、リモートフォスファやQD(Quantum Dot)シートを用いて、画像表示パネル17を介して使用者の目に形成される像に発生するスペックルを低減してもよい。リモータフォスファは、例えば、透明なフィルムに青色レーザーの光を励起光として緑色及び赤色に波長変換する蛍光体を塗布して構成、又は当該蛍光体が練り込まれたフィルムで構成されている。QDシートは、透明なフィルムに量子ドットを形成して構成されている。
これらのリモータフォスファ及びQDシートは、青色レーザーが入射すると白色光を出射する。そのため、拡散部8として、リモートフォスファやQDシートを用いる場合、第1の光源2及び第2の光源14には、青色レーザー光源を用いるとよい。このとき、青色の光の大部分が緑色及び赤色の光に変換され、残りの青色の光がリモータフォスファ又はQDシートを透過することで、白色光となる。
このようなリモータフォスファやQDシートによっても、コヒーレントな光をインコヒーレントな光に変換することができ、スペックルの発生を抑制することができる。ここで、リモータフォスファやQDシートは、実施の形態2及び3のディフューザーと同様に回転させたり、揺動させたり、することができる構成であるとよい。
これにより、上述のように残りの青色の光がリモータフォスファ又はQDシートが透過することで、使用者の目に形成される像に発生するスペックルを低減することができる。しかも、リモータフォスファやQDシートの一点に光のエネルギーが集中することを抑制でき、リモータフォスファやQDシートの損傷を抑制することができる。
<実施の形態4>
本実施の形態の画像表示装置は、画像表示パネル17にホログラム画像情報又は3D画像情報を表示する場合と、画像表示パネル17に2D画像情報を表示する場合と、に切り替えることができる構成とされている。
図16は、本実施の形態の画像表示装置の各要素の配置を模式的に示す図である。図17は、本実施の形態の画像表示装置の各要素の配置を模式的に示す異なる図である。本実施の形態の画像表示装置60は、図16及び図17に示すように、実施の形態1の画像表示装置1と略等しい構成とされているが、高分子分散型液晶パネル61及び第3の光源62を備えている。
高分子分散型液晶パネル61は、当該高分子分散型液晶パネル61に電圧が印加されると光を透過するように液晶が配列し、高分子分散型液晶パネル61への電圧の印加を停止すると光を散乱するように液晶が配列される。高分子分散型液晶パネル61は、画像表示パネル17の光入射面を覆うように配置されている。
第3の光源62は、高分子分散型液晶パネル61に光が到達するように配置されている。例えば、第3の光源62として、図16及び図17に示すように、4個のLED(Light Emitting Diode)光源62a、62b、62c及び62dを備えている。
LED光源62a、62bは、LED光源62a、62bから出射された光が第1の自由曲面ミラー11に入射するように、非球面レンズ10のX軸方向の両側に配置されている。このとき、第1の自由曲面ミラー11に入射した光は、第2の自由曲面ミラー12及び第3の自由曲面ミラー13を介して高分子分散型液晶パネル61に到達する。
LED光源62c、62dは、LED光源62c、62dから出射された光が直接に高分子分散型液晶パネル61に到達するように、第3の自由曲面ミラー13から出射される光を遮らないように、高分子分散型液晶パネル61のZ軸+側に配置されている。
このような画像表示装置60において、画像表示パネル17にホログラム画像情報又は3D画像情報を表示する場合、高分子分散型液晶パネル61に電圧を印加して当該高分子分散型液晶パネル61が光を透過する状態にし、第1の光源2及び第2の光源14から光を出射させる。これにより、画像表示パネル17を介して使用者の目に立体的な像を形成することができる。
一方、画像表示装置60において、画像表示パネル17に2D画像情報を表示する場合、高分子分散型液晶パネル61への電圧の印加を停止して当該高分子分散型液晶パネル61を白色状態にし、第3の光源62から光を出射させる。これにより、高分子分散型液晶パネル61に入射した光は拡散し、画像表示パネル17の表示領域の全域を照射する。その結果、画像表示パネル17を介して使用者の目に平面的な像を形成することができる。
但し、本実施の形態の高分子分散型液晶パネル61は、高分子分散型液晶パネル61に電圧を印加することで光を透過する状態になり、高分子分散型液晶パネル61への電圧の印加を停止することで光を拡散する状態になる構成を例示したが、高分子分散型液晶パネル61への電圧の印加を停止することで光を透過する状態になり、高分子分散型液晶パネル61に電圧を印加することで光を拡散する状態になる構成でもよい。
なお、第3の光源62は、高分子分散型液晶パネル61に光が到達するように配置されていればよく、また、第3の光源62としては、高分子分散型液晶パネル61の光入射面を良好に照射することができれば、LED光源でなくてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、第1の反射ミラー3を用いることなく、第1の光源2から出射された光を第1の走査部4に入射させたり、第3の反射ミラー15を用いることなく、第2の光源14から出射された光を第2の走査部16に入射させたり、してもよい。要するに、パラボリックミラー7への光の入射経路は、限定されない。
例えば、第1の光源2及び第2の光源14は、レーザー光源に限定されず、第1の光源2及び第2の光源14から出射された光で画像表示パネル17の表示領域を良好に照射することができればよい。また、第2の光源14、第3の反射ミラー15、第2の走査部16及びビームスプレッタ5を省略いてもよい。
1 画像表示装置
2 第1の光源
3 第1の反射ミラー
4 第1の走査部
5 ビームスプレッタ
6 第2の反射ミラー
7 パラボリックミラー
8 拡散部
9 球面レンズ
10 非球面レンズ
11 第1の自由曲面ミラー
12 第2の自由曲面ミラー
13 第3の自由曲面ミラー
14 第2の光源
15 第3の反射ミラー
16 第2の走査部
17 画像表示パネル
18 枠部
20 第1の低減部
21 ディフューザー
22 第1の枠部、22a 開口部、22b 第1の貫通孔、22c 第2の貫通孔
23 第2の枠部、23a 開口部、23b 第1の貫通孔、23c 第2の貫通孔
24 ボール支承
25 弾性体
26 駆動部、26a 第1の回転軸、26b 第2の回転軸、26c ベルト、26d モータ、26f、26g ピン
30 第2の低減部、31 第1のコリメーターレンズ、32 ディフューザー、33 駆動部、34 第2のコリメーターレンズ
40 第3の低減部、41 第1のコリメーターレンズ、42 ディフューザー、43 駆動部、44 第2のコリメーターレンズ
50 第1の低減部
51 ディフューザー
52 枠部、52a 開口部
53 駆動部、53a リニアアクチュエータ、53b スライダー
60 画像表示装置
61 高分子分散型液晶パネル
62 第3の光源

Claims (9)

  1. 第1の光源と、
    前記第1の光源から出射された光が入射する球面レンズと、
    前記球面レンズから出射された光が入射する非球面レンズと、
    前記非球面レンズから出射された光が入射する第1の自由曲面ミラーと、
    前記第1の自由曲面ミラーから出射された光が入射する第2の自由曲面ミラーと、
    前記第2の自由曲面ミラーから出射された光が入射する第3の自由曲面ミラーと、
    前記第3の自由曲面ミラーから出射された光が入射し、画像情報を表示する画像表示パネルと、
    を備え、
    前記第1の自由曲面ミラーから出射された光の光路と、前記第2の自由曲面ミラーから出射された光の光路と、前記第3の自由曲面ミラーから出射された光の光路と、が互いに交差する、画像表示装置。
  2. 前記球面レンズに拡散光を出射する拡散部と、
    前記第1の光源から出射された光が入射し、検出した使用者の目の位置に応じて、前記使用者の目の位置に焦点が合うように前記光を走査する第1の走査部と、
    前記第1の走査部から出射された光が入射し、前記拡散部の光入射面に垂直に前記光を出射するパラボリックミラーと、
    を備える、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記拡散部と前記パラボリックミラーとの間に、前記画像表示パネルを介して形成される像に発生するスペックルを低減するための第1の低減部を備える、請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記第1の光源と前記第1の走査部との間に、前記画像表示パネルを介して形成される像に発生するスペックルを低減するための第2の低減部を備える、請求項2又は3に記載の画像表示装置。
  5. 前記球面レンズ、前記非球面レンズ及び前記拡散部は、検出した使用者の目の位置に応じて、前記使用者の目の位置に焦点が合うように光の光路方向に移動する、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 第2の光源と、
    前記第1の光源から出射された光及び前記第2の光源から出射された光が入射し、前記第1の光源から出射された光と前記第2の光源から出射された光とを等しい光路上に配置して出射するビームスプレッタと、
    を備える、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記第2の光源から出射された光が入射し、検出した使用者の目の位置に応じて、前記使用者の目の位置に焦点が合うように前記光を走査する第2の走査部を備える、請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 前記第2の光源と前記第2の走査部との間に、前記画像表示パネルを介して形成される像に発生するスペックルを低減するための第3の低減部を備える、請求項7に記載の画像表示装置。
  9. 前記画像表示パネルの光入射面を覆う高分子分散型液晶パネルと、
    前記高分子分散型液晶パネルに光が到達するように前記光を出射する第3の光源と、
    を備え、
    前記画像表示パネルにホログラム画像情報又は3D画像情報を表示する場合、前記高分子分散型液晶パネルが光を透過する状態にし、前記画像表示パネルに2D画像情報を表示する場合、前記高分子分散型液晶パネルが光を拡散する状態にして前記第3の光源から光を出射させる、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像表示装置。
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