JP2020159321A - 流体機械 - Google Patents

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佑輔 高橋
Yusuke Takahashi
佑輔 高橋
雄祐 北本
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雄祐 北本
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Abstract

【課題】複数のバルブユニットを有し、小型化した流体機械を提供すること。【解決手段】本実施形態に係るラジアルピストンポンプ100は、駆動軸101の回転運動によりピストン6を往復運動させるシリンダ3と、高圧側油路4および低圧側油路5と、の間の作動流体の流れを調節するためのバルブユニット1、並びに、バルブユニット1を組み付ける開口103aを駆動軸101の周囲に複数備えているハウジング103、を有し、バルブユニット1は、通電により電磁力を発生させる円環状のコイル50、および、電磁力により第1方向に移動するアーマチャ60、を有し、バルブユニット1は、ハウジング103の内周面とコイル50の外周面とが当接するように開口103aに組み付けられる。【選択図】図3

Description

本開示は、ラジアルピストンポンプ等の流体機械に関する。
従来、ソレノイドを用いて高圧側ポペットバルブおよび低圧側ポペットバルブを移動または保持するバルブユニットが普及している(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1には、バルブの本体部の周辺に配置された電磁石により形成される磁気回路が、本体部を内包し、電磁石の外周側に配置された環状バルブ筐体を通るように構成されたバルブアセンブリが開示されている。
特表2012−502234号公報
バルブユニットの使用例として、ピストンを駆動軸の周りに放射状に配置し、シリンダ内のピストンを駆動軸の回転により往復運動させることで作動油の吸い込みと吐き出しを行うラジアルピストンポンプ(モータ)がある。ラジアルピストンポンプは、ケースに駆動軸を取り巻くような穴が複数設けられており、この穴に上記したようなバルブユニット、シリンダおよびピストンを嵌め込むことで構成される。従って、バルブユニットの外径が大きいと、ラジアルピストンポンプ全体が大きくなってしまう。
本開示の目的は、複数のバルブユニットを有する流体機械を小型化することである。
本開示の一態様に係る流体機械は、駆動軸の回転運動により内部をピストンが往復運動する作動流体室と、第1作動流体流路および第2作動流体流路と、の間の作動流体の流れを調節するためのバルブユニット、並びに、前記駆動軸の周囲に、放射状の開口を複数備えているハウジング、を有し、前記バルブユニットは、外周面に露出しており、通電により電磁力を発生させて前記電磁力により移動部材を第1方向に移動させる、円環状のコイルを有し、前記バルブユニットは、前記開口の内周面と前記コイルの外周面とが当接するように前記開口の内部に配置される。
複数のバルブユニットを有し、小型化した流体機械を提供することができる。
図1は、本実施形態に係るラジアルピストンポンプについて説明するための模式図である。 図2は、ポンプユニットについて説明するための模式図である。 図3は、実施形態に係るバルブユニットを示す模式的な断面図である。 図4は、バルブユニットの動作を説明するための図である。 図5は、バルブユニットの動作を説明するための図である。 図6は、バルブユニットの動作を説明するための図である。 図7は、バルブユニットの動作を説明するための図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は一例であり、本開示はこの実施形態により限定されるものではない。
<ラジアルピストンポンプ100>
図1は、本実施形態に係るラジアルピストンポンプ100について説明するための模式図である。ラジアルピストンポンプ100は、本発明の油圧ポンプモータの一例である。ラジアルピストンポンプ100は、駆動軸101と、偏心カム102と、ハウジング103と、ポンプユニット2と、高圧側油路4と、低圧側油路5と、を有する。
偏心カム102は、回転可能な駆動軸101に固定されている。駆動軸101の周囲には、複数(図1の例では8個)のポンプユニット2が放射状に配置されている。ポンプユニット2は、高圧側油路4および低圧側油路5を流れる作動油によって開閉動作可能なバルブユニット1と、シリンダ3と、シリンダ3内を往復運動するピストン6と、を有する。ピストン6は偏心カム102に接続されており、偏心カム102は、駆動軸101の回転運動をピストン6の往復運動に変換する。複数のポンプユニット2は、ハウジング103に設けられた開口103a(図3参照)内に、ピストン6の往復運動可能な状態で配置されている。ポンプユニット2の詳細については後述する。
駆動軸101の角度位置および回転速度が、センサ(図示せず)によって随時検出されている。後述の制御装置9(図2参照)が、角度位置および回転速度に基づいてポンプユニット2のバルブユニット1の開閉動作を制御することで、ラジアルピストンポンプ100が動作する。ラジアルピストンポンプ100は、駆動軸101の回転運動によって作動油を低圧側油路5からシリンダ3に吸入して高圧側油路4に吐出するポンプとしての機能と、作動油を高圧側油路4からシリンダ3に導入して駆動軸101を回転させ、駆動軸101の回転に用いた作動油をシリンダ3から低圧側油路5に導出するモータとしての機能と、を有する。
図2は、ポンプユニット2について説明するための図である。上述したように、ポンプユニット2は、バルブユニット1と、シリンダ3と、ピストン6と、を有する。
バルブユニット1は、高圧側油路4に接続された高圧バルブ20と、低圧側油路5に接続された低圧バルブ30と、を有する。高圧バルブ20および低圧バルブ30はともに逆止弁である。図2に示すように、バルブユニット1は、シリンダ3と、高圧側油路4および低圧側油路5との間に設けられている。
高圧バルブ20は、弁座15と、弁体21と、弁体21を弁座15に着座させる方向に付勢するバネ25とを有する。本実施の形態では、高圧バルブ20は、ポペット弁である。また、高圧バルブ20は、所望のタイミングで開弁方向に付勢可能に構成されている。具体的には、高圧バルブ20の弁体21は、制御装置9からの指示により、所望のタイミングで、弁座15から離間する方向へ付勢させられる。
低圧バルブ30は、弁座16と、弁体31と、弁体31を弁座16から離間させる方向に付勢するバネ35とを有する。本実施の形態では、低圧バルブ30は、ポペット弁である。また、低圧バルブ30は、所望のタイミングで閉弁方向に付勢可能に構成されている。具体的には、低圧バルブ30の弁体31は、制御装置9からの指示により、所望のタイミングで、弁座16に着座する方向へ付勢させられる。
<バルブユニット1>
図3を参照して、実施形態に係るバルブユニット1について説明する。図3は、実施形態に係るバルブユニット1を示す模式的な断面図である。図3には、中心軸CLが描かれている。以下の説明では、中心軸CLに沿う方向を「軸方向」、中心軸CLと直交する方向を「径方向」という。また、便宜上、図3における左方向を「第1の方向」または「左方向」といい、図3における右方向を「第2の方向」または「右方向」という。また、図3では、説明に関係のない一部の構成が省略されている。
バルブユニット1は、高圧バルブ20と、低圧バルブ30と、パイロットバルブ40とが一体化されたものであり、ハウジング103に放射状に設けられた開口103a(図1参照)の内部に配置される。
開口103aの奥端側(左端側)は、円板部10bによって閉塞されている。円板部10bにより、第1空間11が形成されている。第1空間11は、右方を向く面11aと、面11aよりも右側に位置し、右方を向く円環状の面11bと、面11bよりも右側に位置し、右方を向く円環状の面11cと、面11cよりも右側に位置し、左方を向く円環状の面11dと、面11aと面11bとを繋ぐ内周面11eと、面11bと面11cとを繋ぐ内周面11fと、面11cと面11dとを繋ぐ内周面11gとにより画定される。
上述の高圧側油路4は、径方向に延在しており、その内側端は内周面11gに開口している。一方、高圧側油路4の外側端は、ハウジング103内に設けられた高圧側油路4aに接続されている。また、連通油路10dが軸方向に延在しており、その左端は、面11dに開口している。第1空間11には、高圧バルブ20の弁体21が配設される。
開口103aの軸方向中間部から径方向外向きに延在するようにして、第2空間12が形成されている。第2空間12における最外周部には、円環状のコイル50が配設される。コイル50は、非磁性材料からなる円環状のボビンの外周に、巻線が巻回されたものである。コイル50の内周側は、非磁性材料からなる円筒部材53により封止される。コイル50の外周側は、バルブユニット1の外周面10aに露出している。これにより、コイル50の外周面と、開口103aの内周面とが当接している。
開口103aには、第1空間11と第2空間12とを区画する区画部15が、径方向内側に延在するようにして組み付けられている。なお、区画部15は、磁性材料で形成され、後述のコイル50が発生させる磁束に対するヨークとしての役割を果たす。上述の連通油路10dは、区画部15を軸方向に貫通している。区画部15の左端面は、上述の面11dである。区画部15の右端面は、右方に向かって縮径するテーパ面15aである。
開口103aの開口端側(右端側)には、開口端に向かって拡径する拡径空間13が形成されている。拡径空間13は、上述したシリンダ3に接続される空間である。
また、第2空間12と拡径空間13との間に、径方向外向きに延在するようにして、第3空間14が形成されている。第3空間14は、右方を向く面14aと、面14aよりも右側に位置し、左方を向く面14bと、面14bよりも右側に位置し、左方を向く面14cと、面14aと面14cとを繋ぐ内周面14dと、面14bと面14cとを繋ぐ外周面14eとにより画定される。第3空間14には、低圧バルブ30の弁体31が配設される。
開口103aには、第2空間12と第3空間14とを区画する区画部16が、径方向内側に延在するようにして設けられている。すなわち、区画部16は、コイル50よりシリンダ側に配置されており、上述の区画部15が区画部16よりコイル50側に配置されている。なお、区画部16は、磁性材料で形成され、区画部15と同様に、後述のコイル50が発生させる磁束に対するヨークとしての役割を果たす。区画部16の右端面は、上述の面14aである。区画部16には、径方向に延びる油路と軸方向に延びる油路とを含む上述の低圧側油路5が形成されており、低圧側油路5の右端は、面14aに開口している。一方、低圧側油路5の外側端は、ハウジング103内に設けられた低圧側油路5aに接続されている。区画部16の内周面16aは、後述するアーマチャ60のフランジ部62を案内する。
さらに、開口103aには、第3空間14と拡径空間13とを区画する区画部17が、径方向内側に延在するようにして設けられている。区画部17の左端面は、上述の面14bである。区画部17の右端面は、右方に向かって拡径するテーパ面17aである。
以下の説明では、第2空間12、第3空間14および拡径空間13をまとめて「シリンダ側空間18」という場合がある。換言すると、開口103aにおける区画部15よりも右側に形成される空間を、シリンダ側空間18という。
(高圧バルブ20)
高圧バルブ20は、弁体21と、弁座として機能する区画部15と、弁体21を閉弁方向に付勢するバネ25と、を含む。
弁体21は、鉄等の磁性材料からなる。なお、弁体21は、非磁性材料でもよい。弁体21は、円板部22と、円筒部23と、円筒部24と、を有する。弁体21は、軸方向に移動可能である。
円板部22は、弁体21の軸方向中間部において径方向に延在している。円板部22の外周面は、左方に向かって縮径するテーパ面を含んで構成される。円板部22の中心には、円板部22を軸方向に貫通する穴22dが設けられている。穴22dは、内周円筒面と、内周円筒面の左端から左方に向かって拡径する凹曲面22fによって画定される。
円筒部23は、円板部22から右方に延在している。円筒部23の内周側には、後述するパイロットバルブ40の弁体41の本体部42が収容される。円筒部23の内周面は、本体部42の外周面を案内する。円筒部23の右端には、弁体41のフランジ部45が当接可能である。円筒部23の外周面は、区画部15の内周面15bに案内される。
円筒部24は、円板部22から左方に延在している。円筒部24の内周側には、バネ25および受け部材26が収容される。円筒部24の内周面は、バネ25の外周面を案内する。円筒部24の左端は、円板部10bの面11aに当接可能である。
上述のとおり、高圧バルブ20の弁座は、区画部15によって構成される。弁体21が着座するバルブシート部は、面11dによって構成される。弁体21の円板部22の右方を向く面22gと、面11dとが接触することで、高圧バルブ20が閉じられる。なお、本実施形態では、弁体21がバルブシート部に面接触する態様について説明を行うが、これに限定されず、弁体21がバルブシート部に線接触する態様でもよい。
バネ25は、圧縮バネである。バネ25は、例えばコイルばねである。図3に示す状態で、バネ25は自然長よりも縮んだ状態である。すなわち、バネ25の左端および右端は、円板部10bの面11aおよび受け部材26に当接しており、バネ25は、弁体21を右方に向かって付勢している。バネ25の外周面は、内周面11eと、円筒部24の内周面とに案内される。
高圧バルブ20は、弁体21が弁座としての区画部15から離間し、高圧側油路4と連通油路10d(すなわちシリンダ側空間18)との間の作動油の流通を許容する開位置(開弁状態)と、弁体21が弁座としての区画部15に着座し、高圧側油路4と連通油路10dとの間の作動油の流通を阻止する閉位置(閉弁状態)とを取り得る。
(低圧バルブ30)
低圧バルブ30は、弁体31と、弁座として機能する区画部16と、弁体31を開弁方向に付勢するバネ35と、を含む。
弁体31は、鉄等の磁性材料からなる。なお、弁体31は、非磁性材料でもよい。弁体31は、概略円環状をなし、内側円環部32と、外側円環部33と、連結部34と、を有する。弁体31は、軸方向に移動可能である。
内側円環部32の右端面は、後述するバネ65と当接可能である。図3に示す状態では、バネ65は内側円環部32に当接している。また、内側円環部32の左端面は、後述するアーマチャ60の本体部61と当接可能である。内側円環部32の中心に設けられた穴32aには、アーマチャ60の軸部64が挿通される。外側円環部33の左方を向く面33aには、バネ35が当接している。
連結部34は、内側円環部32の外周縁と外側円環部33の内周縁とを連結している。連結部34は、周方向に等間隔で複数設けられている。連結部34は、それぞれは、区画部17の面14bと当接可能である。図3に示す状態では、連結部34は、面14bに当接している。連結部34同士の隙間には、アーマチャ60の間座62cが挿通可能である。
上述のとおり、低圧バルブ30の弁座は、区画部16によって構成される。弁体31が着座するバルブシート部は、面14aによって構成される。弁体31の面33aと、面14aとが接触することで、低圧バルブ30が閉じられる。なお、本実施形態では、弁体31がバルブシート部に面接触する態様について説明を行うが、これに限定されず、弁体31がバルブシート部に線接触する態様でもよい。
バネ35は、圧縮バネである。バネ35は、例えばコイルばねである。図3に示す状態で、バネ35は自然長よりも縮んだ状態である。すなわち、バネ35の左端および右端は、面14aおよび外側円環部33の面33aに当接しており、バネ35は、弁体31を右方に向かって付勢している。
低圧バルブ30は、弁体31が弁座としての区画部16から離間し、低圧側油路5とシリンダ側空間18との間の作動油の流通を許容する開位置(開弁状態)と、弁体31が弁座としての区画部16に着座し、低圧側油路5とシリンダ側空間18との間の作動油の流通を阻止する閉位置(閉弁状態)とを取り得る。
(パイロットバルブ40)
パイロットバルブ40は、弁体41と、弁座と、弁体41を閉弁方向に付勢するバネと、を含む。このうち、弁座は、高圧バルブ20の弁体21によって構成される。また、弁体41を閉弁方向に付勢するバネは、高圧バルブ20の弁体21を閉弁方向に付勢するバネ25によって構成される。
弁体41は、鉄等の磁性材料からなる。なお、弁体41は、非磁性材料でもよい。弁体41は、本体部42と、小径部43と、球体部44と、フランジ部45と、軸部46と、を有する。弁体41は、軸方向に移動可能である。
本体部42は、軸方向に延在する概略円柱形状をなし、左側領域において徐々に縮径している。本体部42は、弁体21の円筒部23の内周側に収容される。本体部42の外周面は、円筒部23の内周面に案内される。
小径部43は、本体部42の左端から左方に延在している。小径部43は、弁体21の穴22dに挿通される。
球体部44は、小径部43の左端に設けられている。球体部44は、弁体21の凹曲面22fと当接可能である。図3に示す状態では、球体部44は凹曲面22fに当接している。
フランジ部45は、本体部42から径方向外側に延在している。フランジ部45の左方を向く面は、弁体21の円筒部23と当接可能である。フランジ部45の右方を向く面には、アーマチャ60との間に配設されるバネ66の左端が当接している。フランジ部45の外周面は、区画部15の内周面15bに案内される。
軸部46は、フランジ部45から右方に延在している。軸部46の右端は、アーマチャ60の本体部61の左端と隙間を介して対向している。軸部46の外周面は、バネ66の内周面を案内している。
上述のとおり、パイロットバルブ40の弁座は、高圧バルブ20の弁体21によって構成される。弁体41の球体部44が着座するバルブシート部は、凹曲面22fによって構成される。球体部44の外周面と、弁体21の凹曲面22fとが接触することで、パイロットバルブ40が閉じられる。なお、本実施形態では、弁体41がバルブシート部に面接触する態様について説明を行うが、これに限定されず、弁体41がバルブシート部に線接触する態様でもよい。
上述のとおり、弁体41を閉弁方向に付勢する機能は、高圧バルブ20の弁体21を閉弁方向に付勢するバネ25により実現される。図3に示す状態で、バネ25は、弁体41を右方に向かって付勢している。
パイロットバルブ40は、弁体41が弁座としての弁体21から離間し、高圧側油路4とシリンダ側空間18との間の作動油の流通を許容する開位置(開弁状態)と、弁体41が弁座としての弁体21に着座し、高圧側油路4とシリンダ側空間18との間の作動油の流通を阻止する閉位置(閉弁状態)とを取り得る。
(アーマチャ60)
アーマチャ60は、鉄等の磁性材料からなる。アーマチャ60は、本体部61と、フランジ部62と、円筒部63と、軸部64と、を有する。アーマチャ60は、軸方向に移動可能である。
フランジ部62は、本体部61から径方向外側に延在している。フランジ部62の左端面は、左方に向かって拡径するテーパ面62aである。テーパ面62aは、区画部15のテーパ面15aと当接可能である。フランジ部62の外周面は、区画部16の内周面16aに案内される。フランジ部62には、フランジ部62を軸方向に貫通する連通油路62bが設けられている。
フランジ部62には、非磁性材料からなる間座62cが固定されている。間座62cは、フランジ部62から右方に突出している。間座62cは、面14bと当接可能である。図3に示す状態で、間座62cは面14bに当接している。
円筒部63は、本体部61から左方に延在している。円筒部63の内周側には、上述のバネ66が収容される。円筒部63の内周面は、バネ66の外周面を案内している。
軸部64は、本体部61から右方に延在している。軸部64は、小径軸部64aと、小径軸部64aの軸方向中間部に設けられた大径軸部64bとを有する。小径軸部64aは、弁体31の内側円環部32の穴32aに挿通されている。
上述のとおり、大径軸部64bと、弁体31の内側円環部32との間には、バネ65が配設されている。バネ65は、圧縮バネである。図3に示す状態で、バネ65は自然長の状態であり、バネ65の左端および右端は、大径軸部64bおよび内側円環部32とそれぞれ当接している。
バネ66は、パイロットバルブ40の弁体41と、アーマチャ60との間に配設される。バネ66の左端は、弁体41のフランジ部45に当接している。バネ66の右端は、アーマチャ60の本体部61の左端に当接している。
(バルブユニット1の動作)
図3〜図7を参照して、バルブユニット1の動作について説明する。
コイル50に対して通電が行われておらず、高圧バルブ20がバネ25によって閉位置(閉弁状態)とされ、低圧バルブ30がバネ35によって開位置(開弁状態)とされた状態(図3)を、便宜上「初期状態」という。初期状態では、シリンダ3内の圧力は、低圧側油路5の圧力と等しい。
初期状態においてコイル50に対して通電が行われると、区画部16、アーマチャ60、および区画部15と、ハウジング103の一部と、を通過する磁束が発生する。従って、ハウジング103は磁性材料で形成されている。図4〜図6には、コイル50に電流が流れた際に生じる磁束の例が示されている。この磁束により、アーマチャ60を左方向に付勢する力(電磁力)F61が発生する。
力F61の大きさは、区画部15のテーパ面15aと、アーマチャ60のフランジ部62のテーパ面62aとの隙間の大きさに応じて変化する。力F61の大きさは、テーパ面15aとテーパ面62aとの距離が小さいほど、大きい。
アーマチャ60が左方向へ移動する場合、弁体31は、アーマチャ60の大径軸部64bと弁体31の内側円環部32との間に介在するバネ65を介してアーマチャ60に押圧され、アーマチャ60と一体となって左方向へ移動する。
すなわち、コイル50に対して通電が行われることによって、アーマチャ60は、バネ35の弾性力およびバネ66の弾性力に抗して、弁体31とともに、バネ35およびバネ66を圧縮させながら左方向へ移動する。図4は、低圧バルブ30が閉弁状態となる直前の状態を示している。このとき、バネ65は圧縮されていない。また、パイロットバルブ40および高圧バルブ20は閉弁状態である。
この状態で、パイロットバルブ40の弁体41には、第1空間11とシリンダ側空間18との圧力差に起因して弁体41を閉弁方向に付勢する力F41と、バネ25が弁体41を閉弁方向に付勢する力F42と、バネ66が弁体41を開弁方向に付勢する力F43とが作用している。
また、この状態で、高圧バルブ20の弁体21には、第1空間11とシリンダ側空間18との圧力差に起因して弁体21を閉弁方向に付勢する力F21と、バネ25が弁体21を閉弁方向に付勢する力F22とが作用している。
アーマチャ60が左方向に移動してバネ66が圧縮されることで力F43が増大し、F41+F42<F43となった時点で、パイロットバルブ40が開弁する(図5)。図5では、パイロットバルブ40が開弁状態、低圧バルブ30が閉弁状態となっている。
高圧バルブ20に関しては、パイロットバルブ40が開弁することで、第1空間11とシリンダ側空間18との圧力差が減少し、もって力F21が減少する。また、弁体21の円筒部23に弁体41のフランジ部45が当接して、弁体21に、バネ66が弁体21を開弁方向に付勢する力F23が作用する。
F21+F22<F23となった時点で、高圧バルブ20が開弁する(図6)。高圧バルブ20が開弁することで、高圧側油路4内の作動油がシリンダ3内に流入し、シリンダ3内の圧力が高圧側油路4内の圧力と等しくなる。
なお、本実施形態では、パイロットバルブ40が開弁した状態では低圧バルブ30は閉弁しているものを例に説明を行ったが、コイルに通電する電流の大きさ、または、第1空間11とシリンダ側空間18との圧力差等によっては、低圧バルブ30が閉弁する前にパイロットバルブ40またはパイロットバルブ40および高圧バルブ20の両方が開弁することがある。なお、その場合であっても、低圧バルブ30が閉弁するタイミングと、高圧バルブ20が開弁するタイミングとは、ほぼ同時である。
低圧バルブ30が閉弁状態とされ、かつ、高圧バルブ20が開弁状態とされた状態で、コイル50に対する通電を停止すると、低圧バルブ30は、シリンダ3内の圧力が低圧側油路5内の圧力よりも高くなっているため、閉弁状態を維持する。一方、高圧バルブ20およびパイロットバルブ40は、アーマチャ60を左方向へ付勢する力が消失するため、バネ25の弾性力によって閉弁する。
このとき、アーマチャ60も、バネ66を介して弁体41により右方へ押圧され、右方に移動する。なお、アーマチャ60の間座62が区画部17の面14bに当接した時点(図7に示す状態)で、バネ65は自然長の状態であり、バネ65と弁体31の内側円環部32およびアーマチャ60の大径軸部64bの少なくとも一方との間には隙間が存在することになる。
この状態で、ピストン6が下降する等などしてシリンダ3内の圧力が低下すると、低圧バルブ30が開弁し、初期状態となる。
(バルブユニット1の組み付け方法)
従来のバルブユニットを作成する方法として、鋳造や鍛造で概形が形成されたバルブケースに、切削加工等の機械加工を施し、そこに各種弁体やバネ等を配置して作成する方法がある。そして、従来のラジアルピストンポンプを作成する方法として、上記方法により完成したバルブユニットを、駆動軸の周囲に放射状に設けられたハウジングの開口に組み付けて作成する方法がある。
しかしながら、本実施形態に係るバルブユニット1は、バルブケースに該当する構成を有しないため、上記方法を採用することはできない。このため、以下のような方法でラジアルピストンポンプ100のハウジング103にバルブユニット1の各構成を組み付ける。
まず、あらかじめバルブユニット1の各構成、すなわち区画部15,16,17および各種弁体、バネ等を形成しておく。
まず、区画部17が図3における左方向からハウジング103の開口103aに挿入され、所定位置に組み付けられる。
次に、低圧バルブ30および区画部16が、区画部17と同様に開口103aの左方向から組み付けられる。これにより、第3空間14が形成される。
さらに、アーマチャ60、円筒部材53、およびコイル50が組み付けられる。この状態で、区画部15が組み付けられることで、第2空間12が形成される。
バイロットバルブ40および高圧バルブ20が取り付けられ、最後に円板部10bによって開口103aが閉塞されることで、バルブユニット1が完成する。
このような組み付け方法による利点は、以下の通りである。第1に、バルブケースに該当する構造が存在しないため、バルブユニット1の外径を小さくすることができる。これにより、開口103aを小さくすることができ、ひいてはラジアルピストンポンプ100を小型化することができる。
第2に、バルブの各構成(区画部15,16,17)をそれぞれ別体に形成するため、例えば磁気吸引面となるテーパ面15a等、細部の加工精度を向上させることができる。何故なら、従来のようにバルブケースを切削加工して各構成を形成する場合、加工のための開口から奥まった位置の構造を高精度で加工することは、加工面が開口から見えないため困難であるが、本実施形態の組み付け方法を採用する場合、細部の加工精度を確認しながら加工することが可能だからである。
以上説明したように、本実施形態に係るラジアルピストンポンプ100は、駆動軸101の回転運動により内部をピストンが往復運動するシリンダ3と、高圧側油路4および低圧側油路5と、の間の作動流体の流れを調節するためのバルブユニット1、並びに、駆動軸101の周囲に、放射状の開口103aを複数備えているハウジング103、を有し、バルブユニット1は、外周面10aに露出しており、通電により電磁力を発生させて電磁力によりアーマチャ60を第1方向に移動させる、円環状のコイル50を有し、バルブユニット1は、開口103aの内周面と前記コイルの外周面とが当接するように前記開口の内部に配置される。
このような構成により、コイル50がバルブユニット1の外周面10aに露出しているため、コイルの外側にバルブユニットのケース部材が存在する場合と比較して、バルブユニット1の直径を小さくすることができる。従って、開口103aの大きさを小さくすることができ、ひいては、ラジアルピストンポンプ100全体を小型化することができる。
また、本実施形態に係るラジアルピストンポンプ100によれば、バルブユニット1は、シリンダ3と高圧側油路4とを開閉する高圧バルブ20、および、シリンダ3と低圧側油路5とを開閉する低圧バルブ30、を有し、アーマチャ60は、第1方向に移動することで高圧バルブ20を開弁させ、かつ、低圧バルブを閉弁させる。
このような構成により、1つのアーマチャで高圧バルブ20および低圧バルブ30の両方を開閉できるので、構造を簡単にすることができる。
また、本実施形態に係るラジアルピストンポンプ100によれば、バルブユニット1は、コイル50よりシリンダ側に配置されている区画部16、および、区画部16とは別体に形成され、区画部16よりコイル50側に配置されている区画部15を有する。
このような構成により、区画部15に形成される磁気吸引面(テーパ面15a)等の加工精度を向上させることができる。
また、本実施形態に係るラジアルピストンポンプ100によれば、区画部16は、低圧バルブ30の弁体が着座する弁座であり、区画部15は、高圧バルブ20の弁体21が着座する弁座である。
このような構成により、バルブユニット1を簡単な構造とすることができる。
本実施形態に係るラジアルピストンポンプ100によれば、コイル50の派生させる磁束は、区画部16、アーマチャ60、区画部15、およびハウジング103を通過する。
このような構成により、アーマチャ60をしっかりと第1方向に移動させることができ、高圧バルブ20および低圧バルブ30の開閉を好適に行うことができる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
上述の実施形態において説明したバルブユニット1の構成は、本発明のバルブユニットの構成の一例であり、本発明はこれに限定されない。例えば、パイロットバルブ40は設けられなくてもよい。また、アーマチャ60が高圧バルブ20と低圧バルブ30の開閉を行うとしたが、高圧バルブと低圧バルブとがそれぞれ別のアーマチャにより開閉されてもよい。
上述の実施形態において、偏心カム102を用いて駆動軸101の回転運動をピストンの往復運動に変換する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば駆動軸とピストンとが棒状のリンク機構によって接続され、当該リンク機構によって駆動軸101の回転運動をピストンの往復運動に変換するようにしてもよい。
本開示のバルブユニットによれば、組み付けられる流体機械を小型化することができ、産業上の利用可能性は多大である。
100 ラジアルピストンポンプ
101 駆動軸
102 偏心カム
103 ハウジング
103a 開口
1 バルブユニット
2 ポンプユニット
3 シリンダ
4 高圧側油路
4a 高圧側油路
5 低圧側油路
5a 低圧側油路
6 ピストン
9 制御装置
10a 外周面
10b 円板部
10d 連通油路
11 第1空間
11a、11b、11c、11d 面
11e,11f,11g 内周面
12 第2空間
13 拡径空間
14 第3空間
14a,14b,14c 面
14d 内周面
14e 外周面
15 区画部(弁座)
15a テーパ面
15b 内周面
16 区画部(弁座)
16a 内周面
17 区画部
17a テーパ面
18 シリンダ側空間
20 高圧バルブ
21 弁体
22 円板部
22d 穴
22f 凹曲面
22g 面
23 円筒部
24 円筒部
25 バネ
26 受け部材
30 低圧バルブ
31 弁体
32 内側円環部
32a 穴
33 外側円環部
33a 面
34 連結部
35 バネ
40 パイロットバルブ
41 弁体
42 本体部
43 小径部
44 球体部
45 フランジ部
46 軸部
50 コイル
53 円筒部材
60 アーマチャ
61 本体部
62 フランジ部
62 間座
62a テーパ面
62b 連通油路
62c 間座
63 円筒部
64 軸部
64a 小径軸部
64b 大径軸部
65 バネ
66 バネ

Claims (5)

  1. 駆動軸の回転運動により内部をピストンが往復運動する作動流体室と、第1作動流体流路および第2作動流体流路と、の間の作動流体の流れを調節するためのバルブユニット、並びに、
    前記駆動軸の周囲に、放射状の開口を複数備えているハウジング、
    を有し、
    前記バルブユニットは、外周面に露出しており、通電により電磁力を発生させて前記電磁力により移動部材を第1方向に移動させる、円環状のコイルを有し、
    前記バルブユニットは、前記開口の内周面と前記コイルの外周面とが当接するように前記開口の内部に配置される、
    流体機械。
  2. 前記バルブユニットは、
    前記作動流体室と前記第1作動流体流路とを開閉する第1バルブ、
    前記作動流体室と前記第2作動流体流路とを開閉する第2バルブ、および、
    前記第1方向に移動することで前記第1バルブを開弁させ、かつ、前記第2バルブを閉弁させるアーマチャ、
    を有する、請求項1に記載の流体機械。
  3. 前記バルブユニットは、前記コイルより前記作動流体室側に配置されている第1ヨーク部材、および、前記第1ヨーク部材とは別体に形成され、前記第1ヨーク部材より前記コイル側に配置されている第2ヨーク部材を有する、
    請求項2に記載の流体機械。
  4. 前記第1ヨーク部材は、前記第2バルブの第2弁体が着座する第2弁座であり、
    前記第2ヨーク部材は、前記第1バルブの第1弁体が着座する第1弁座である、
    請求項3に記載の流体機械。
  5. 前記コイルの派生させる磁束は、前記第1ヨーク部材、前記アーマチャ、前記第2ヨーク部材、および前記ハウジングを通過する、
    請求項3または4に記載の流体機械。
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