JP2020156701A - テーブル用折り畳み脚の構造及びテーブル - Google Patents

テーブル用折り畳み脚の構造及びテーブル Download PDF

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Abstract

【課題】操作性を向上させることができるとともに製造コストも低減できるテーブル用折り畳み脚の構造及びテーブルを提供する。【解決手段】テーブル用折り畳み脚の構造において、一対の脚25がテーブル11の裏面31に回転自在となった脚体13と、一端が脚25に回転自在に固定され、他端が圧入軸部となる支持アーム15と、裏面31に沿って配置される移動杆17と、移動杆17の両端を圧入し、それぞれの圧入軸部を外側圧入口に圧入する一対の連結筒19と、裏面31に固定され、移動杆17の移動を案内するガイド溝43を有した本体部21と、ガイド溝43に設けられ折り畳まれる脚25に連動した移動杆17に係止する保持部材(板ばね部材47)と、本体部21に揺動自在に支持され、移動杆17を移動規制する係止爪57を揺動一端59に有し、係止爪57の移動杆17に対する係止を解除する押下操作部61を揺動他端に有する揺動レバー23と、を備える。【選択図】 図7

Description

本発明は、テーブル用折り畳み脚の構造及びテーブルに関する。
従来、座卓などの折畳み脚は、支持金具を介して、天板あるいはその下に設けた幕板に折畳み可能に取付けられる。この場合、支持金具は、その取付けベースを天板側あるいは幕板側に固着し、また、該取付けベースにヒンジピンを介して回動自在に連繋した脚取付け部材を折畳み脚側に固着している。支持金具は、脚の展開時に、不用意に折り畳まれることがないようにロックされる。これらのロックは、各脚の支持金具に設けられた釦を押したり、引き手を引いたりして操作されていた。
実開平4−83023号公報 実開平6−82933号公報 実開平7−34728号公報
しかしながら、従来の折畳み脚の支持金具は、4本の各脚ごとに押しボタンや引き手が設けられているため、小さく、目立たないが、操作しづらい問題があった。また、4本の各脚ごとに支持金具を設けなければならないため、製造コストが高くなった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、操作性を向上させることができるとともに製造コストも低減できるテーブル用折り畳み脚の構造及びテーブルを提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載のテーブル用折り畳み脚の構造は、一対の脚25の基端がテーブル11の裏面31に回転自在に支持されて前記各脚25が同方向に折り畳み自在となった脚体13と、
一端が前記脚25に回転自在に固定され、前記裏面31に近接する他端が相互に接近する方向の圧入軸部35となる一対の支持アーム15と、
前記脚体13の折り畳み方向の回転軸芯と同方向で前記裏面31に沿って配置される移動杆17と、
前記移動杆17の両端を内側圧入口39に圧入し、それぞれの前記圧入軸部35を外側圧入口41に圧入して前記裏面31に摺接する一対の連結筒19と、
前記裏面31に固定され、前記脚25の展開及び折り畳みに伴う前記移動杆17の移動を案内するガイド溝43を有した本体部21と、
前記ガイド溝43に設けられ折り畳まれる前記脚25に連動して配置された前記移動杆17に係止して前記移動杆17を保持する保持部材と、
前記本体部21に揺動自在に支持され、展開された前記脚25に連動して配置された前記移動杆17に係止して前記移動杆17を移動規制する係止爪57を揺動一端59に有し、前記移動杆17に対する前記係止爪57の係止を解除する押下操作部61を揺動他端に有する揺動レバー23と、
を備えることを特徴とする。
このテーブル用折り畳み脚の構造では、一対の脚25の各基端がそれぞれ回転自在に固定され、脚体13とされる。従って、4本の脚25を備えるテーブル11では、2つの脚体13のそれぞれ2本の脚25が折り畳まれ、展開される。これにより、各脚に支持金具を設け各脚ごとに操作する従来の構成に比べ、操作箇所を半減させて、操作性を向上させることができる。また、従来構造のように、各脚25に、複雑な構造の支持金具を設ける必要がないので、製造コストの低減も可能となる。
これに加え、テーブル用折り畳み脚の構造では、一対の脚25にそれぞれ取り付けられる一対の支持アーム15が、1本の移動杆17によって連結される。移動杆17は、直線状の棒材とすることができる。移動杆17は、両端に内側圧入口39が圧入された一対の連結筒19のそれぞれの外側圧入口41に、支持アーム15の圧入軸部35が圧入されることにより一対の支持アーム15を一体に連結する。一対の支持アーム15を移動杆17に連結した連結筒19は、脚25が展開あるいは折り畳まれる際に従動する支持アーム15の移動に伴ってテーブル11の裏面31に摺接する。また、この際、移動杆17は、同時に本体部21のガイド溝43を移動することで、裏面31から離反が規制されながら裏面31に沿って平行移動される。移動杆17は、脚25が展開されると、脚25の基端に近い側の本体部21の端に移動される。移動杆17は、この位置で揺動レバー23の係止爪57に係止される。揺動レバー23は、係止解除のための押下操作部61が、揺動中心を挟んで係止爪57の反対側に配置される。つまり、押下操作部61は、本体部21の端と脚25の基端側との間に配置される。この押下操作部61が配置される領域は、移動杆17の両端に連結された一対の支持アーム15が離間して配置されているため、押下操作部61を包囲する広い操作空間が確保される。このため、押下操作部61は、足で踏むことにより、移動杆17に対する係止を解除して、脚25の折り畳み作業を容易に可能としている。これにより、ボタンなどに比べ、指で操作が難しい人の場合の係止解除作業を容易にしている。
また、テーブル用折り畳み脚の構造は、複数サイズのテーブル11に対する適用が容易に可能となる。すなわち、テーブル用折り畳み脚の構造を、奥行きが異なるテーブル69に取り付ける場合、直線状の移動杆71の長さを変更するのみで、支持アーム15、本体部21、連結筒19、保持部材及び揺動レバー23を共通部品として使用することができる。従って、複数サイズのテーブル11に対して、移動杆以外は、機構部品の全てを共通化できるので、部品の量産化が可能となって製造コストの低減も容易となっている。
本発明の請求項2記載のテーブル用折り畳み脚の構造は、請求項1に記載のテーブル用折り畳み脚の構造であって、
前記移動杆17に係止して前記移動杆17を移動規制した前記揺動レバー23の前記揺動一端59が、前記移動杆17の移動方向に略垂直な方向で前記本体部21に形成された当接面65に当接することを特徴とする。
このテーブル用折り畳み脚の構造では、移動杆17に係止した揺動レバー23の揺動一端59が、移動杆17の移動方向に略垂直な方向で本体部21に形成された当接面65に当接する。テーブル用折り畳み脚の構造では、脚25が展開されると、脚25に固定された支持アーム15に従動して、移動杆17が本体部21のガイド溝43に沿って脚25の基端側に接近する方向に移動する。揺動レバー23は、移動杆17が係止爪57を通過してロック側へとさらに移動されることにより、係止爪57が移動杆17に係止する。これにより、係止爪57は、移動杆17の保持側への移動を規制する。係止爪57を移動杆17に係止した揺動レバー23は、係止爪57よりも保持側の端が揺動一端59となる。つまり、揺動一端59は、係止爪57を挟んで移動杆17の反対側となる。この揺動一端59は、本体部21に設けられて、揺動一端59から見れば保持側となる当接面65に当接する。
テーブル11は、脚25が展開されている使用時において、天板67に大きな荷重が水平方向に作用すると、脚25にモーメントが発生し、支持アーム15を介して移動杆17を保持側へ移動させる力が増大する。この際、移動杆17に作用する移動方向の力は、揺動レバー23の係止爪57から揺動一端59を介して、保持側の当接面65に面で受けられる。これにより、単に係止爪57のみで移動杆17を規制する場合に比べ、大きな強度で移動杆17の移動を規制することができる。すなわち、展開使用時における脚25の折り畳まれる方向の強度を大幅に高めることができる。
本発明の請求項3記載のテーブル用折り畳み脚の構造は、請求項1または2に記載のテーブル用折り畳み脚の構造であって、
前記本体部21の前記保持部材が設けられた部位における側部に、折り畳まれる前記脚25に連動して配置された前記移動杆17に係止して前記移動杆17を保持する断面略C字形状の増設保持部材53が取り付けられることを特徴とする。
このテーブル用折り畳み脚の構造では、脚25が折り畳まれると、脚25に固定された支持アーム15を介して移動杆17がガイド溝43の保持側へ移動する。脚25が折り畳まれると、脚25に連動して配置された移動杆17は、ガイド溝43の保持側の端に設けられた保持部材に保持(キャッチ)される。これにより、移動杆17は、ガイド溝43のロック側への移動が規制される。すなわち、脚25は、移動が規制された移動杆17により、支持アーム15を介して展開が規制される。
ここで、脚25の質量が大きいと、脚25の展開方向のモーメントが、保持部材の保持力よりも大きくなる場合が考えられる。このような場合、本体部21の保持部材が設けられた部位に断面略C字形状の増設保持部材53がさらに取り付けられる。増設保持部材53は、保持部材とともに移動杆17を保持することにより、移動杆17の保持力を増大させることができる。
本発明の請求項4記載のテーブル11は、請求項1〜3のいずれか一つに記載のテーブル用折り畳み脚の構造を、天板67の裏面31に有することを特徴とする。
このテーブル11では、上記したテーブル用折り畳み脚の構造と同様の作用により、テーブル11における脚25の操作性を向上させることができる。また、テーブル11の製造コストを低減することも可能となる。
これに加え、ボタンなどに比べ、指で操作が難しい人の場合の係止解除作業を容易にし、脚25を折り畳む際の作業性を向上させることができる。
また、複数サイズのテーブル11に対して、移動杆以外は、機構部品の全てを共通化できるので、部品の量産化が可能となって製造コストの低減も容易となる。
本発明に係る請求項1記載のテーブル用折り畳み脚の構造によれば、従来のボタンなどに比べ、手指で操作が難しい場合、例えば屈むことができない場合や足を用いての係止解除作業を容易にし操作性を向上させることができるとともに製造コストも低減できる。
本発明に係る請求項2記載のテーブル用折り畳み脚の構造によれば、展開使用時に、脚が不用意に畳まれることを高強度で規制して、安全性を向上させることができる。
本発明に係る請求項3記載のテーブル用折り畳み脚の構造によれば、脚の重量に応じ増設保持部材を追加でき、折り畳み状態における脚の不用意な展開を防止することができる。
本発明に係る請求項4記載のテーブルによれば、操作性を向上させることができるとともにコストも低減できる。
(a)は本発明の実施形態に係るテーブル用折り畳み脚の構造を備えたテーブルを上方より見た斜視図、(b)は(a)のテーブルを下方より見た斜視図である。 図1に示したテーブルの一方の脚体側を連結杆に垂直な面で切った断面図である。 図2に示した支持具の一部分を切り欠いた斜視図である。 図3に示した支持具の分解斜視図である。 係止爪に移動杆が係止された支持具をテーブルの一部分とともに表した側断面図である。 (a)は押下操作部が押下された状態を表す支持具の動作説明図、(b)は移動杆の移動規制が解除された状態を表す支持具の動作説明図である。 (a)は移動杆の移動途中の状態を表す支持具の動作説明図、(b)は移動杆が保持部材に保持された状態を表す支持具の動作説明図である。 脚が折り畳まれたテーブルの下面図である。 (a)は奥行きの小さいテーブルの下面図、(b)は奥行きの大きいテーブルの下面図である。 (a)は脚体の各脚がそれぞれに蝶番を備える例のテーブルを下方より見た一部省略斜視図、(b)は脚体の各脚が貫にて連結された例のテーブルを下方より見た一部省略斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1(a)は本発明の実施形態に係るテーブル用折り畳み脚の構造を備えたテーブル11を上方より見た斜視図、(b)は(a)のテーブル11を下方より見た斜視図である。
本実施形態に係るテーブル用折り畳み脚の構造は、脚体13と、支持アーム15と、移動杆17と、連結筒19と、本体部21と、保持部材と、揺動レバー23と、を主要な構成として有する。
本実施形態の脚体13は、一対の脚25の基端を固定する連結杆27を有する。連結杆27は、例えば角柱形状に形成され、長さがテーブル11のほぼ奥行き方向となる。脚体13は、この連結杆27の延在方向両端に、一対の脚25が、同方向で垂直に固定される。つまり、脚体13は、一対の脚25の基端を連結杆27で連結したコ字形状となる。脚体13は、連結杆27の長手方向両側が、蝶番29により裏面31に固定されることで、脚25が折り畳み自在となる。
図2は図1に示したテーブル11の一方の脚体側を連結杆27に垂直な面で切った断面図である。
一対の脚25には、一対の支持アーム15がそれぞれ固定される。それぞれの支持アーム15の一端は、一対の脚25の対向面に、連結杆27と同方向の支軸部33で回転自在に固定されている。一対の支持アーム15の他端は、図1(b)に示す脚25が展開されている状態において、裏面31に近接する形状に折り曲げられて形成される。折り曲げ形成された他端には、さらに、相互に接近する方向に延在する圧入軸部35が形成される。つまり、圧入軸部35は、連結杆27と平行となる。
移動杆17は、脚体13の折り畳み方方向の回転軸芯、すなわち蝶番29の軸線と同方向で裏面31に沿って配置され、本実施形態では連結杆27と同方向で裏面31に沿って配置される。移動杆17は、直線状の棒材で形成される。後述するように、この移動杆17は、テーブル11の奥行きサイズの違いにより、異なる長さで形成されて用いられる。
図3は図2に示した支持具37の一部分を切り欠いた斜視図である。
支持アーム15、移動杆17、連結筒19、本体部21、保持部材、揺動レバー23は、支持具37を構成する。
連結筒19は、一つの支持具37において、一対で設けられる。一対の連結筒19は、移動杆17の両端を内側圧入口39に圧入し、一対の支持アーム15のそれぞれの圧入軸部35を外側圧入口41に圧入して裏面31に摺接する。連結筒19は、合成樹脂により円筒形状で形成される。連結筒19の表面は、裏面31との摺動性を良好とするために、滑らかな面で形成される。連結筒19の内径は、支持アーム15の圧入軸部35及び移動杆17の両端外径よりも若干小さく形成される。これにより、連結筒19は、圧入軸部35及び移動杆17を、圧入固定可能としている。テーブル用折り畳み脚の構造は、この連結筒19により、従来の一体型支持アームを3分割構造とすることができ、中央の移動杆17の長さの変更を可能としている。
図4は図3に示した支持具37の分解斜視図である。
本体部21は、裏面31に固定され、脚25の展開及び折り畳みに伴う移動杆17の移動を案内するガイド溝43を有する。本体部21は、例えば合成樹脂により一体成形される。本体部21は、図示しないが、表裏面に多数の凹部、例えば凹溝などの肉抜きが設けられ、強度を維持しながら軽量化を図ることとしてもよく、材料も中実の成形品に比べ削減することができる。本体部21は、移動杆17の移動方向に長い矩形板状に形成される。本体部21は、板厚方向の略中央に、長手方向に延在するガイド溝43が、両側部に貫通して形成される。移動杆17は、このガイド溝43の両側部を貫通して取り付けられる。
本体部21の四隅には、固定穴45が穿設される。本体部21は、この固定穴45に挿通されるビス(図示略)が裏面31にねじ込まれることによりテーブル11の裏面31に固定される。
保持部材は、ガイド溝43に設けられ折り畳まれる脚25に連動して配置された移動杆17に係止して移動杆17を保持する。本実施形態において、保持部材は、板ばね部材47により形成される。板ばね部材47は、基端が固定ねじ49により本体部21の下面に固定される。板ばね部材47の先端は、ガイド溝43内に突出しており、移動された移動杆17に係止するフック部51が形成されている。
また、テーブル用折り畳み脚の構造は、本体部21の板ばね部材47が設けられた部位における側部に、さらに、増設保持部材53が取り付けられてもよい。増設保持部材53は、断面略C字形状に形成され、移動杆17を受ける開口を有する。この増設保持部材53は、例えば2個1組で構成され、本体部21を挟む位置で、テーブル11の裏面31にねじで固定される。増設保持部材53は、折り畳まれる脚25に連動して配置された移動杆17に係止して、板ばね部材47とともに移動杆17を保持する。
なお、増設保持部材53は、本体部21の下面に組み込まれる構造としてもよい。これにより、増設保持部材53を露出させずに、見栄えをよくすることができる。
揺動レバー23は、本体部21に、揺動軸55を介して揺動自在に支持される。揺動レバー23は、展開された脚25に連動して配置された移動杆17に係止して移動杆17を移動規制する係止爪57を揺動一端59に有する。また、揺動レバー23は、移動杆17に対する係止爪57の係止を解除する押下操作部61を揺動他端に有する。揺動レバー23は、付勢ばね63により、係止爪57を移動杆17に係止する方向に揺動方向が付勢される。押下操作部61の表面には、刻印または印刷などにより「PUSH」や「押」、「ロック解除」などの標示が付される。押下操作部61は、面積が十分に大きく形成されていることで、手、指、掌、足でも操作が可能となっている。押す操作は、引く操作に比べ力を加えやすいことから、力の弱い人でも容易な操作が可能となる。
図5は係止爪57に移動杆17が係止された支持具37をテーブル11の一部分とともに表した側断面図である。
テーブル用折り畳み脚の構造は、移動杆17に係止して移動杆17を移動規制した揺動レバー23の揺動一端59が、移動杆17の移動方向に略垂直な方向で本体部21に形成された当接面65に当接するように構成されている。本実施形態において、当接面65は、揺動レバー23の揺動一端59が嵌る本体部21における凹部の垂直面に形成される。
本実施形態に係るテーブル11は、テーブル用折り畳み脚の構造を、天板67の裏面31に有する。4本の脚25を有する通常のテーブル11では、テーブル用折り畳み脚の構造を有する2つの支持具37が、裏面31に固定されることになる。なお、支持具37の数はこれに限定されない。例えば、長尺のテーブル11の長手方向に、3つの脚体13が取り付けられる(すなわち、6本の脚25を有する)テーブルでは、3つの支持具37が裏面31に設けられることになる。
次に、テーブル用折り畳み脚の構造における動作を説明する。
図6(a)は押下操作部61が押下された状態を表す支持具37の動作説明図、(b)は移動杆17の移動規制が解除された状態を表す支持具37の動作説明図である。
テーブル用折り畳み脚の構造は、図1に示した脚25が展開したテーブル11において、図5に示すように、移動杆17が、揺動レバー23の係止爪57に係止され、移動杆17の移動が規制されている。
この状態で、脚25を折り畳むには、図6(a)に示すように、揺動レバー23の押下操作部61がテーブル11の裏面31に接近する方向に押下される。通常、脚25を折り畳む場合には、裏面31が上面となるようにして、テーブル11が裏返される(図1(a)参照)。テーブル11は、裏返されることにより、揺動レバー23の押下操作部61が、足で踏むことによる容易な押下操作が可能となる。
揺動レバー23の押下操作部61が押下されると、係止爪57が同図の時計回りに回転し、移動杆17に対する係止爪57の係止が解除される。図6(b)に示すように、係止爪57による係止が解除された移動杆17は、一対の脚25が同時に折り畳まれることにより、ガイド溝43に沿って、保持側へ移動を開始する。ここで、本体部21は、この連結杆27に近い側を「ロック側」と称す。また、その反対側を「保持側」と称す。
図7(a)は移動杆17の移動途中の状態を表す支持具37の動作説明図、(b)は移動杆17が保持部材に保持された状態を表す支持具37の動作説明図である。
図7(a)に示すように、脚25が45度程度に折り畳まれると、移動杆17は、ガイド溝43の略中央位置を通過する。
図7(b)に示すように、脚25の折り畳みが完了すると、移動杆17は、ガイド溝43における保持側の終端に達する。ガイド溝43の保持側の終端に達した移動杆17は、保持側に設けられている板ばね部材47を弾性変形させる。弾性変形した板ばね部材47は、脚25の折り畳みが完了すると同時に、移動杆17の後退方向に係止し、移動杆17のロック側への移動を規制する。
図8は脚25が折り畳まれたテーブル11の下面図である。
これにより、テーブル11は、移動杆17が板ばね部材47にロックされ、移動杆17、支持アーム15を介して脚25の展開が規制される。脚25の展開が規制されたテーブル11は、裏面31が下面側に向けられて(図8に示すテーブル11が裏返されて)運搬されても、脚25が自重により展開しない保持力で、移動杆17が板ばね部材47により保持される。また、増設保持部材53を設けた構成では、この増設保持部材53によっても移動杆17が保持され、脚25が展開しないこととなる。
次に、上記した構成の作用を説明する。
本実施形態に係るテーブル用折り畳み脚の構造では、一対の脚25の基端が連結杆27に固定されることにより、コ字形の脚体13が形成される。従って、4本の脚25を備えるテーブル11では、2つの脚体13のそれぞれ2本の脚25が同時に、折り畳まれ、展開される。これにより、各脚25に支持金具を設ける従来の構成に比べ、操作箇所を半減させて、操作性を向上させることができる。また、従来構造のように、各脚25に支持金具を設ける必要がないので、製造コストの低減も可能となる。
これに加え、テーブル用折り畳み脚の構造では、一対の脚25にそれぞれ取り付けられる一対の支持アーム15が、1本の移動杆17によって連結される。移動杆17は、直線状の棒材とすることができる。移動杆17は、両端に内側圧入口39が圧入された一対の連結筒19のそれぞれの外側圧入口41に、支持アーム15の圧入軸部35が圧入されることにより一対の支持アーム15を一体に連結する。一対の支持アーム15を移動杆17に連結した連結筒19は、脚25が展開あるいは折り畳まれる際に従動する支持アーム15の移動に伴ってテーブル11の裏面31に摺接する。この際、移動杆17は、同時に本体部21のガイド溝43を移動することで、裏面31から離反が規制されながら裏面31に沿って平行移動される。移動杆17は、脚25が展開されると、連結杆27に近い側の本体部21の端(ロック側)に移動される。移動杆17は、この位置で揺動レバー23の係止爪57に係止される。揺動レバー23は、係止解除のための押下操作部61が、揺動中心を挟んで係止爪57の反対側に配置される。つまり、押下操作部61は、本体部21の端と連結杆27との間に配置される。この押下操作部61が配置される領域は、移動杆17の両端に連結された一対の支持アーム15が離間して配置されているため、押下操作部61を包囲する広い操作空間が確保される。このため、押下操作部61は、手ではなく足で踏むことにより、移動杆17に対する係止を解除して、脚25の折り畳み作業を容易に可能としている。これにより、従来のようなボタンなどに比べ、指で操作が難しい人の場合の係止解除作業を容易にしている。
図9(a)は奥行きの小さいテーブル11の下面図、(b)は奥行きの大きいテーブル11の下面図である。
また、テーブル用折り畳み脚の構造は、複数サイズのテーブル11に対する適用が容易に可能となる。すなわち、テーブル用折り畳み脚の構造を、連結杆27に沿う方向の奥行きが異なるテーブル69に取り付ける場合、直線状の移動杆71の長さを変更するのみで、支持アーム15、本体部21、連結筒19、板ばね部材47及び揺動レバー23を共通部品として使用することができる。従って、複数サイズのテーブル11に対して、移動杆以外は、機構部品の全てを共通化できるので、部品の量産化が可能となって製造コストの低減も容易となっている。
また、このテーブル用折り畳み脚の構造では、移動杆17に係止した揺動レバー23の揺動一端59が、移動杆17の移動方向に略垂直な方向で本体部21に形成された当接面65に当接する。テーブル用折り畳み脚の構造では、脚25が展開されると、脚25に固定された支持アーム15に従動して、移動杆17が本体部21のガイド溝43に沿って連結杆27に接近する方向に移動する。揺動レバー23は、移動杆17が係止爪57を通過してロック側へとさらに移動されることにより、係止爪57が移動杆17に係止する。これにより、係止爪57は、移動杆17の保持側への移動を規制する。係止爪57を移動杆17に係止した揺動レバー23は、係止爪57よりも保持側の端が揺動一端59となる。つまり、揺動一端59は、係止爪57を挟んで移動杆17の反対側となる。この揺動一端59は、本体部21に設けられて、揺動一端59から見れば保持側となる当接面65に当接する。
テーブル11は、脚25が展開されている使用時において、天板67に大きな荷重が水平方向に作用すると、脚25にモーメントが発生し、支持アーム15を介して移動杆17を保持側へ移動させる力が増大する。この際、移動杆17に作用する移動方向の力は、揺動レバー23の係止爪57から揺動一端59を介して、保持側の当接面65に面で受けられる。これにより、単に係止爪57のみで移動杆17を規制する場合に比べ、大きな強度で移動杆17の移動を規制することができる。すなわち、展開使用時における脚25の折り畳まれる方向の強度を大幅に高めることができる。その結果、展開使用時に、脚25が不用意に畳まれることを高強度で規制して、安全性を向上させることができる。
また、このテーブル用折り畳み脚の構造では、脚25が折り畳まれると、脚25に固定された支持アーム15を介して移動杆17がガイド溝43の保持側へ移動する。脚25が折り畳まれると、脚25に連動して配置された移動杆17は、ガイド溝43の保持側の端に設けられた板ばね部材47に保持(キャッチ)される。これにより、移動杆17は、ガイド溝43のロック側への移動が規制される。すなわち、脚25は、移動が規制された移動杆17により、支持アーム15を介して展開が規制される。
ここで、脚体13として脚25の質量が大きいと、脚25の展開方向のモーメントが、板ばね部材47の保持力よりも大きくなる場合が考えられる。このような場合、本体部21の板ばね部材47が設けられた部位に断面略C字形状の増設保持部材53がさらに取り付けられる。増設保持部材53は、板ばね部材47とともに移動杆17を保持することにより、移動杆17の保持力を増大させることができる。その結果、脚25の重量に応じ増設保持部材53を1個または複数個追加でき、例えば2個の場合は、図3,4のように本体部21の両側部に配置し、さらに個数を増やす場合には、適宜配置固定し、脚25の樹種などの素材や脚25の長さ,太さ,形状など脚25の質量に応じて増設保持部材53を増減させて、折り畳み時における脚25の不用意な展開を防止することができる。
本実施形態に係るテーブル11では、上記したテーブル用折り畳み脚の構造と同様の作用により、テーブル11における脚25の操作性を向上させることができる。また、テーブル11の製造コストを低減することも可能となる。
これに加え、従来のようなボタンなどに比べ、指で操作が難しい人の場合の係止解除作業を容易にし、脚25を折り畳む際の作業性を向上させることができる。
また、複数サイズのテーブル11に対して、移動杆以外は、機構部品の全てを共通化できるので、部品の量産化が可能となって製造コストの低減も容易となる。
従って、本実施形態に係るテーブル用折り畳み脚の構造及びテーブル11によれば、操作性を向上させることができるとともに製造コストも低減できる。
なお、上述した実施形態では、脚体13の構成として、一対の脚25が連結杆27にて連結されコ字形に形成されたものとして説明したが、図10(a)に示すように、一対の脚25がそれぞれで基端を蝶番29にて固定される構成、すなわち上述のような脚15同士を連結した一体構成としなくてもよい。この場合に、脚25は、それぞれで折り畳み自在となる構成となるが、それぞれに支持アーム15が設けられ、各支持アーム15が連結筒19を介して移動杆17に連結されていることから、各脚25は連動して展開及び折り畳まれる作用となる。すなわち、一対の脚25の一方のみが展開及び折り畳みとなることはない。移動杆17は、折り畳み方向の回転軸線である蝶番19の軸線と同方向とされており、上述の実施形態と同様に展開及び折り畳むことが可能となる。
また、図10(b)に示すように、一対の脚25の高さ方向の中途部分が連結され、強度を向上させるような所謂貫28が設けられ各脚25が一体に構成された脚体13としても良く、上記同様の効果が得られるものである。
11…テーブル
13…脚体
15…支持アーム
17…移動杆
19…連結筒
21…本体部
23…揺動レバー
25…脚
31…裏面
35…圧入軸部
39…内側圧入口
41…外側圧入口
43…ガイド溝
47…保持部材(板ばね部材)
53…増設保持部材
57…係止爪
59…揺動一端
61…押下操作部
65…当接面
67…天板

Claims (4)

  1. 一対の脚の各基端がテーブルの裏面に回転自在に支持されて前記各脚が同方向に折り畳み自在となった脚体と、
    一端が前記脚に回転自在に固定され、前記裏面に近接する他端が相互に接近する方向の圧入軸部となる一対の支持アームと、
    前記脚体の折り畳み方向の回転軸芯と同方向で前記裏面に沿って配置される移動杆と、
    前記移動杆の両端を内側圧入口に圧入し、それぞれの前記圧入軸部を外側圧入口に圧入して前記裏面に摺接する一対の連結筒と、
    前記裏面に固定され、前記脚の展開及び折り畳みに伴う前記移動杆の移動を案内するガイド溝を有した本体部と、
    前記ガイド溝に設けられ折り畳まれる前記脚に連動して配置された前記移動杆に係止して前記移動杆を保持する保持部材と、
    前記本体部に揺動自在に支持され、展開された前記脚に連動して配置された前記移動杆に係止して前記移動杆を移動規制する係止爪を揺動一端に有し、前記移動杆に対する前記係止爪の係止を解除する押下操作部を揺動他端に有する揺動レバーと、
    を備えることを特徴とするテーブル用折り畳み脚の構造。
  2. 前記移動杆に係止して前記移動杆を移動規制した前記揺動レバーの前記揺動一端が、前記移動杆の移動方向に略垂直な方向で前記本体部に形成された当接面に当接することを特徴とする請求項1に記載のテーブル用折り畳み脚の構造。
  3. 前記本体部の前記保持部材が設けられた部位における側部に、折り畳まれる前記脚に連動して配置された前記移動杆に係止して前記移動杆を保持する断面略C字形状の増設保持部材が取り付けられることを特徴とする請求項1または2に記載のテーブル用折り畳み脚の構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載のテーブル用折り畳み脚の構造を、天板の裏面に有することを特徴とするテーブル。
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