JP2020155851A - アレイアンテナ装置及びキャリブレーション方法 - Google Patents

アレイアンテナ装置及びキャリブレーション方法 Download PDF

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Koji Fujita
浩司 藤田
泰明 和田
Yasuaki Wada
泰明 和田
熊本 剛
Takeshi Kumamoto
剛 熊本
中田 大平
Taihei Nakada
大平 中田
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Abstract

【課題】相対的に回路規模が小さく、高速にキャリブレーションを実行できるアレイアンテナ装置を提供することにある。【解決手段】本実施形態のアレイアンテナ装置は、アンテナ素子をそれぞれ含む複数のアンテナ回路と、キャリブレーション回路と、制御回路とを備えた構成である。キャリブレーション回路は、前記複数のアンテナ回路から出力される信号に基づいてキャリブレーションを実行する。制御回路は、前記キャリブレーションの実行を制御し、前記複数のアンテナ回路のそれぞれに含まれる各受信部から出力される第1の信号に基づいて、前記キャリブレーション回路による第1のキャリブレーションを実行させて、前記複数のアンテナ回路のそれぞれに含まれる各送信部から出力されて、前記各受信部を経由する第2の信号に基づいて、前記キャリブレーション回路による第2のキャリブレーションを実行させる。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、アレイアンテナ装置及びキャリブレーション方法に関する。
一般的に、例えばレーダ装置に使用されるアレーアンテナ装置は、複数のアンテナモジュールのそれぞれに含まれる各アンテナ素子を介して送受信を行う構成である。アレーアンテナ装置では、アンテナモジュール間に発生する誤差を検出して校正するキャリブレーションが必要である。
キャリブレーションには、アンテナ素子毎に有する校正回路により、全アンテナ素子毎に同時に校正する方法がある。また、基準信号を外部から発生させ、校正対象のアンテナ素子を切り替えながら校正を行う方法がある。前者の方法は、キャリブレーションの高速化を実現できるが、キャリブレーションを行うための回路の規模が大きくなる。一方、後者の方法は、キャリブレーションを完了するまでに、相当程度の処理時間を要し、高速化が困難となる。
特開2013−66221号公報
そこで、相対的に回路規模が小さく、高速にキャリブレーションを実行できるアレイアンテナ装置を提供することにある。
本実施形態のアレイアンテナ装置は、アンテナ素子をそれぞれ含む複数のアンテナ回路と、キャリブレーション回路と、制御回路とを備えた構成である。キャリブレーション回路は、前記複数のアンテナ回路から出力される信号に基づいてキャリブレーションを実行する。制御回路は、前記キャリブレーションの実行を制御し、前記複数のアンテナ回路のそれぞれに含まれる各受信部から出力される第1の信号に基づいて、前記キャリブレーション回路による第1のキャリブレーションを実行させて、前記複数のアンテナ回路のそれぞれに含まれる各送信部から出力されて、前記各受信部を経由する第2の信号に基づいて、前記キャリブレーション回路による第2のキャリブレーションを実行させる。
実施形態に関するアレイアンテナ装置の構成を示すブロック図。 実施形態に関する受信部のキャリブレーションを説明するための図。 実施形態に関する送信部のキャリブレーションを説明するための図。 実施形態に関するキャリブレーションの手順を説明するためのフローチャート。 実施形態の第1の変形例に関するアレイアンテナ装置の構成を示すブロック図。 実施形態の第2の変形例に関するアレイアンテナ装置の構成を示すブロック図。 第2の変形例に関する受信部のキャリブレーションを説明するための図。 第2の変形例に関する送信部のキャリブレーションを説明するための図。 実施形態の第3の変形例に関するアレイアンテナ装置の構成を示すブロック図。 実施形態の第4の変形例に関するアレイアンテナ装置の構成を示すブロック図。 第4の変形例に関する受信部のキャリブレーションを説明するための図。 第4の変形例に関する送信部のキャリブレーションを説明するための図。 実施形態の第5の変形例に関するアレイアンテナ装置の構成を示すブロック図。 第5の変形例に関する受信部のキャリブレーションを説明するための図。 第5の変形例に関する送信部のキャリブレーションを説明するための図。
以下図面を参照して、実施形態を説明する。
[アレイアンテナ装置の構成]
図1は、本実施形態のアレイアンテナ装置1の構成を示すブロックである。図1に示すように、本実施形態のアレイアンテナ装置1は、複数のアンテナモジュール10-1〜10-n、アンテナ制御部11、キャリブレーション部13、及び受信信号処理部16を含む。
アンテナモジュール10-1〜10-nはそれぞれ、アンテナ素子20、受信部21及び送信部22を含み、アンテナ素子20に対する送受信信号を処理するアンテナ回路である。以下、アンテナモジュール10-1〜10-nの1個を、代表してアンテナモジュール10と表記する場合がある。アンテナモジュール10は、カプラ(方向性結合器)23,27、サーキュレータ(circulator:CIR)24、受信校正信号生成部25、及びスイッチ回路26を含む。
カプラ23,27はそれぞれ、RF信号(電波信号)の伝送方向を所定の電力比率に応じて分離する。CIR24は、送受信のRF信号の入出力を分離できる回路である。CIR24は、例えば、アンテナ20からの受信信号を受信部21に伝送するときに、アンテナ20から送信部22に伝送することを阻止できる。
本実施形態は、受信校正信号生成部25及びスイッチ回路26を含み、受信部21と送信部22の校正(キャリブレーション)時に機能する回路である。受信校正信号生成部25は、受信部21校正時に、キャリブレーションの基準信号である受信校正信号を生成する。スイッチ回路26は、受信部21と送信部22の各校正時に信号を切り替える。
受信部21は、アンプ(増幅器)30、周波数変換器31、及びA/Dコンバータ(アナログ/デジタル変換器)32を含み、キャリブレーション以外の受信処理時にはアンテナ20からの受信信号を処理して、受信データ102として出力する。一方、受信部21は、後述するように、キャリブレーション時には、受信データ103をキャリブレーション部13に出力する。送信部22は、アンプ33、周波数変換器34、及びD/Aコンバータ(デジタル/アナログ変換器)35を含み、送信信号を処理した後のRF信号を出力する。
アンテナ制御部11は、アンテナモジュール10の送受信を制御する制御回路であり、本実施形態では受信部21と送信部22のキャリブレーションを制御する。アンテナ制御部11は、後述するように、受信キャリブレーションデータ及び送信キャリブレーションデータを保存するメモリ12を含む。キャリブレーション部13は、キャリブレーションを実行する回路であり、振幅位相計算部14及び校正値算出部15を含む。受信信号処理部16は、例えばレーダの受信データ102を処理する回路であり、受信キャリブレーションデータ(校正値)105を補正値として設定する。なお、校正値とは、送受信信号の振幅・位相の理想設定値との差分値(IQ信号)である。
[キャリブレーション]
以下、図2から図4を参照して、本実施形態のアレイアンテナ装置1のキャリブレーションを説明する。図2は受信部21の校正時における信号の流れを示す図である。図3は送信部22の校正時における信号の流れを示す図である。図4は、キャリブレーションの手順を説明するフローチャートである。
図4に示すように、本実施形態のキャリブレーションは、受信部21のキャリブレーション(受信校正)から実行される(S1)。アンテナ制御部11は、アンテナモジュール10に含まれる各受信校正信号生成部25に対して、制御信号100を同時に出力する。各受信校正信号生成部25は、当該制御信号100に同期して受信校正信号101を生成する(S2)。
アンテナ制御部11は、図示しない制御信号により、スイッチ回路26を制御して、図2に示すように、受信校正信号101の伝送を制御する。即ち、図2に示すように、受信校正信号101であるRF信号は、スイッチ回路26、カプラ23、CIR24、カプラ27を経由して、受信部21に注入される(S3)。
各受信部21は、受信校正信号101であるRF信号に対して増幅、周波数変換、A/D変換の各処理を実行する。各受信部21は、処理後の信号(データ)103をキャリブレーション部13に出力する。キャリブレーション部13は、振幅位相計算部14により各受信部21からの信号(データ)103の振幅・位相差を算出し、校正値算出部15により当該振幅・位相の理想設定値との差分値を示す校正値(IQ信号)を算出する(S4)。キャリブレーション部13は、校正値に対応するキャリブレーションデータ104として、受信キャリブレーションデータ105を出力する。
アンテナ制御部11は、メモリ12に受信キャリブレーションデータ105を保存し、メモリ12から取り出した受信キャリブレーションデータ105を受信信号処理部16に出力する(S5)。受信信号処理部16は、受信キャリブレーションデータ105を補正値として内部メモリに保持し、例えばレーダの受信データを補正する際に当該補正値を使用する。受信キャリブレーションデータの保持は受信信号処理部で行ってもよい(修正案と同じです)。
次に、アンテナ制御部11は、送信部22のキャリブレーション(送信校正)を実行する場合には(S6のYES)、アンテナモジュール10に含まれる各送信部22に対して、制御信号100を同時に出力する。各送信部22は、当該制御信号100に同期して送信RF信号を生成する(S7)。
アンテナ制御部11は、図示しない制御信号により、スイッチ回路26を制御して、図3に示すように、各送信部22から出力される送信RF信号106の伝送を制御する。即ち、図3に示すように、送信RF信号106は、CIR24、カプラ23、スイッチ回路26、カプラ27を経由して、受信部21に注入される(S8)。
各受信部21は、送信RF信号106に対して増幅、周波数変換、A/D変換の各処理を実行する。各受信部21は、処理後の信号(データ)103をキャリブレーション部13に出力する。キャリブレーション部13は、受信校正時と同様に、振幅位相計算部14により各受信部21からの信号(データ)103の振幅・位相差を算出し、校正値算出部15により当該振幅・位相の理想設定値との差分値を示す校正値(IQ信号)を算出する(S9)。キャリブレーション部13は、校正値に対応するキャリブレーションデータ104として、送信キャリブレーションデータを出力する(S10)。
アンテナ制御部11は、メモリ12に送信キャリブレーションデータ104を保存する。
アンテナ制御部11は、各送信部22からアンテナ20に送信RF信号を送出する送信時に、メモリ12から取り出した送信キャリブレーションデータ104を補正値として使用する。
以上のように本実施形態によれば、受信校正時及び送信校正時のいずれの場合も、受信部21を使用して、受信キャリブレーション及び送信キャリブレーションを実行する。従って、キャリブレーションを行うための回路を各アンテナモジュール10で共通化できるため、回路の構成を簡単化(小型化)し、回路の規模を相対的に小さくできる。
また、受信校正時及び送信校正時のそれぞれにおいて、各アンテナモジュール10に対して制御信号を同時に供給して、各キャリブレーションを実行する。従って、従来の校正対象のアンテナ素子を切り替えながら校正を行う方法に対して、結果としてキャリブレーションの高速化を実現できる。さらに、各アンテナモジュールは受信校正信号生成部を含むため、キャリブレーションに関するシミュレーション機能を実現できる。また、アンテナモジュール毎にキャリブレーションデータを有しているため、アンテナモジュールの故障診断箇所を考慮した補正値を算出することも可能となる。
なお、本実施形態では、キャリブレーションは、受信校正時及び送信校正時のそれぞれにおいて1回のみでもよいが、温度環境の変動等から周期的が実行されるのが望ましい。さらに、本実施形態のアレイアンテナ装置は、レーダ装置に適用する場合を想定したが、これに限ることなく、例えば、移動無線通信の分野にも適用可能である。
[第1の変形例]
図5は、本実施形態の第1の変形例に関するアレイアンテナ装置の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、第1の変形例は、各アンテナモジュール10に設けられる受信校正信号生成部25を共通化して、当該受信校正信号を分配器28により各アンテナモジュール10に分配する構成である。なお、第1の変形例は、当該共通化の受信校正信号生成部25及び分配器28以外の構成は、図1に示す本実施形態の場合と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
第1の変形例では、受信校正時に、アンテナ制御部11は、共通化の受信校正信号生成部25及び分配器28を使用して、各アンテナモジュール10に対して、制御信号100に同期した受信校正信号101を同時に分配する。
なお、受信校正時において、受信校正信号101の伝送制御は、本実施形態の場合と同様である(図2を参照)。また、送信校正時において、各送信部22から出力される送信RF信号106の伝送制御は、本実施形態の場合と同様である(図3を参照)。また、受信校正時及び送信校正時のいずれの場合も、キャリブレーションの動作及び効果は本実施形態の場合と同様であるため、説明を省略する。
[第2の変形例]
図6は、本実施形態の第2の変形例に関するアレイアンテナ装置の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、第2の変形例は、本実施形態のスイッチ回路26及びカプラ27を省略する構成である。なお、第2の変形例は、スイッチ回路26及びカプラ27以外の構成は、図1に示す本実施形態の場合と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
第2の変形例では、受信校正時においては、図7に示すように、受信校正信号101は、カプラ23及びCIR24を経由して受信部21に注入される。一方、送信校正時においては、図8に示すように、各送信部22から出力される送信RF信号106は、CIR24を経由してアンテナ20の方向に伝送される。ここで、第2の変形例では、送信RF信号106に対するCIR24からの漏れ信号107を、受信部21に注入される。即ち、送信校正時においては、当該漏れ信号107を使用して、キャリブレーションを実行する。
第2の変形例によれば、スイッチ回路26及びカプラ27を省略できるため、更なる回路の小型化を実現できる。なお、受信校正信号生成部25は、各アンテナモジュール10に設けられる構成にしているが、第1の変形例と同様に受信校正信号生成部25を共通化する構成でもよい。また、受信校正時及び送信校正時のいずれの場合も、キャリブレーションの動作及び効果は本実施形態の場合と同様であるため、説明を省略する。
[第3の変形例]
図9は、本実施形態の第3の変形例に関するアレイアンテナ装置の構成を示すブロック図である。
図9に示すように、第3の変形例は、前述の第2の変形例の構成において、各受信部21の回路内に保護回路36を設けた構成である。なお、受信校正信号生成部25は、各アンテナモジュール10に設けられる構成にしているが、第1の変形例と同様に受信校正信号生成部25を共通化する構成でもよい。
第3の変形例によれば、各送信部22からの送信RF信号の出力が高く、CIR24の入出力ポート間のアイソレーション性能が十分でない場合に、各受信部21の回路を保護できる。なお、受信校正時及び送信校正時のいずれの場合も、キャリブレーションの動作及び効果は本実施形態の場合と同様であるため、説明を省略する。
[第4の変形例]
図10は、本実施形態の第4の変形例に関するアレイアンテナ装置の構成を示すブロック図である。
図10に示すように、第4の変形例は、図1に示す本実施形態の構成において、スイッチ回路26とカプラ27との間に、遅延回路20を設ける構成である。なお、第4の変形例は、遅延回路20以外の構成は、図1に示す本実施形態の場合と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。また、受信校正信号生成部25は、各アンテナモジュール10に設けられる構成にしているが、第1の変形例と同様に受信校正信号生成部25を共通化する構成でもよい。
第4の変形例では、受信校正時においては、図11に示すように、受信校正信号101の伝送制御は、本実施形態の場合と同様である。即ち、図11に示すように、受信校正信号101であるRF信号は、スイッチ回路26、カプラ23、CIR24及びカプラ27を経由して受信部21に注入される。
一方、送信校正時においては、図12に示すように、各送信部22から出力される送信RF信号106は、CIR24、カプラ23、スイッチ回路26、遅延回路20及びカプラ27を経由して受信部21に注入される。
第4の変形例によれば、各送信部22からの送信RF信号の出力が高く、CIR24の入出力ポート間のアイソレーション性能が十分でない場合に、遅延回路20により、各受信部21の受信タイミングを遅延させることが可能である。従って、CIR24からの漏れ信号と送信RF信号との混信や、各受信部21の回路を保護できる。なお、受信校正時及び送信校正時のいずれの場合も、キャリブレーションの動作及び効果は本実施形態の場合と同様であるため、説明を省略する。
[第5の変形例]
図13は、本実施形態の第5の変形例に関するアレイアンテナ装置の構成を示すブロック図である。
図13に示すように、第5の変形例は、前述の第2の変形例の構成において、各送信部22とCIR24との間にカプラ42を設けて、遅延回路40及びカプラ41を介して各受信部21に接続する構成である。なお、受信校正信号生成部25は、各アンテナモジュール10に設けられる構成にしているが、第1の変形例と同様に受信校正信号生成部25を共通化する構成でもよい。
第5の変形例では、受信校正時においては、図14に示すように、受信校正信号101は、前述の第2の変形例と同様であり、カプラ23及びCIR24を経由して受信部21に転送される。一方、送信校正時においては、図15に示すように、各送信部22から出力される送信RF信号106は、カプラ42、遅延回路40及びカプラ41を経由して受信部21に注入される。
第5の変形例によれば、各送信部22からの送信RF信号の出力が高く、CIR24の入出力ポート間のアイソレーション性能が十分でない場合に、遅延回路40により、各受信部21の受信タイミングを遅延させることが可能である。従って、CIR24からの漏れ信号と送信RF信号との混信や、各受信部21の回路を保護できる。なお、受信校正時及び送信校正時のいずれの場合も、キャリブレーションの動作及び効果は本実施形態の場合と同様であるため、説明を省略する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…アレイアンテナ装置、10-1,10-n…アンテナモジュール、
11…アンテナ制御部、12…メモリ、13…キャリブレーション部、
14…振幅位相計算部、15…校正値算出部、16…受信信号処理部、
20…アンテナ素子、21…受信部、22…送信部、
23,27,41,42…カプラ、24…サーキュレータ(CIR)、
25…受信校正信号生成部、26…スイッチ回路

Claims (9)

  1. アンテナ素子をそれぞれ含む複数のアンテナ回路と、
    前記複数のアンテナ回路から出力される信号に基づいて、キャリブレーションを実行するキャリブレーション回路と、
    前記キャリブレーションの実行を制御する制御回路と
    を具備し、
    前記制御回路は、
    前記複数のアンテナ回路のそれぞれに含まれる各受信部から出力される第1の信号に基づいて、前記キャリブレーション回路による第1のキャリブレーションを実行させて、
    前記複数のアンテナ回路のそれぞれに含まれる各送信部から出力されて、前記各受信部を経由する第2の信号に基づいて、前記キャリブレーション回路による第2のキャリブレーションを実行させる、アレイアンテナ装置。
  2. 前記受信部の受信校正時に受信校正信号を生成する回路を含み、
    前記制御回路は、
    前記受信校正信号を各受信部に伝送し、
    前記各受信部から前記受信校正信号を処理して出力される前記第1の信号に基づいて、前記第1のキャリブレーションを実行させる、請求項1に記載のアレイアンテナ装置。
  3. 前記受信部の受信校正時に受信校正信号を生成する回路と、
    前記受信校正信号を分配する分配回路と、を含み、
    前記制御回路は、
    前記受信校正信号を各受信部に前記分配回路を介して伝送し、
    前記各受信部から前記受信校正信号を処理して出力される前記第1の信号に基づいて、前記第1のキャリブレーションを実行させる、請求項1に記載のアレイアンテナ装置。
  4. 前記複数のアンテナ回路のそれぞれに、受信部と送信部の入出力を分離するサーキュレータを含み、
    前記制御回路は、
    前記受信校正信号を、前記サーキュレータを経由して各受信部に伝送する、請求項2又は3のいずれか1項に記載のアレイアンテナ装置。
  5. 前記複数のアンテナ回路のそれぞれに、受信部と送信部の入出力を分離するサーキュレータを含み、
    前記制御回路は、
    各送信部から出力される信号を、前記サーキュレータを経由して各アンテナ素子に伝送する際に、前記サーキュレータからの漏れ信号を前記各受信部に伝送し、
    前記各受信部から出力される前記第2の信号に基づいて、前記第2のキャリブレーションを実行させる、請求項2又は3のいずれか1項に記載のアレイアンテナ装置。
  6. 前記各受信部は、前記サーキュレータに接続する保護回路を含む、請求項5に記載のアレイアンテナ装置。
  7. 前記複数のアンテナ回路のそれぞれに、受信部と送信部の入出力を分離するサーキュレータと、
    前記各受信部は入力側に遅延回路と、を含み、
    前記制御回路は、
    各送信部から出力される信号を、前記サーキュレータ及び前記遅延回路を経由して前記各受信部に伝送し、
    前記各受信部から出力される前記第2の信号に基づいて、前記第2のキャリブレーションを実行させる、請求項2又は3のいずれか1項に記載のアレイアンテナ装置。
  8. 前記複数のアンテナ回路のそれぞれに、受信部と送信部との間に遅延回路を含み、
    前記制御回路は、
    各送信部から出力される信号を、前記遅延回路を経由して前記各受信部に伝送し、
    前記各受信部から出力される前記第2の信号に基づいて、前記第2のキャリブレーションを実行させる、請求項2から4のいずれか1項に記載のアレイアンテナ装置。
  9. アンテナ素子をそれぞれ含む複数のアンテナ回路と、
    前記複数のアンテナ回路から出力される信号に基づいて、キャリブレーションを実行するキャリブレーション回路と、
    を具備するアレイアンテナ装置に適用するキャリブレーション方法であって、
    前記複数のアンテナ回路のそれぞれに含まれる各受信部から出力される第1の信号に基づいて、前記キャリブレーション回路による第1のキャリブレーションを実行する処理と、
    前記複数のアンテナ回路のそれぞれに含まれる各送信部から出力されて、前記各受信部を経由する第2の信号に基づいて、前記キャリブレーション回路による第2のキャリブレーションを実行する処理と
    を含む、キャリブレーション方法。
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