JP2020154713A - クーポン発行管理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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孔大 田口
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Abstract

【課題】クーポンの発行をより効果的に行うことを可能とするクーポン発行管理装置及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】 実施形態のクーポン発行管理装置は、取得手段及び決定手段を備える。取得手段は、店舗の売上に関する実績値を取得する。決定手段は、取得手段により取得された実績値について予め定められた条件が成立する場合に、当該条件に関連付けられた設定に従ってのクーポンの発行を決定する。【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、クーポン発行管理装置及び情報処理プログラムに関する。
売上増大を目的としてクーポンを発行することは、広く一般的である。
しかしながら、クーポンの発行の決定は、例えば「毎週水曜日」のように予め定められたスケジュールで機械的に行われるか、担当者の主観により行われていた。
このため、従来のクーポン発行は、効果的なタイミングで行われない場合があった。
このような事情から、クーポンの発行をより効果的に行えることが望まれていた。
特表2008−515105号公報
本発明が解決しようとする課題は、クーポンの発行をより効果的に行うことを可能とするクーポン発行管理装置及び情報処理プログラムを提供することである。
実施形態のクーポン発行管理装置は、取得手段及び決定手段を備える。取得手段は、店舗の売上に関する実績値を取得する。決定手段は、取得手段により取得された実績値について予め定められた条件が成立する場合に、当該条件に関連付けられた設定に従ってのクーポンの発行を決定する。
一実施形態に係るクーポン発行管理装置の要部回路構成と、このクーポン発行管理装置を用いて構成されたクーポン発行システムの概略構成とを示すブロック図。 発行設定テーブルに含まれるレコードデータの構成を模式的に示す図。 図1中のプロセッサによる発行管理処理における処理手順を示すフローチャート。
以下、実施の形態の一例について図面を用いて説明する。
図1は本実施形態に係るクーポン発行管理装置1の要部回路構成と、このクーポン発行管理装置1を用いて構成されたクーポン発行システム100の概略構成とを示すブロック図である。
クーポン発行システム100は、クーポン発行管理装置1、POSシステム2、売上分析サーバ3、クーポン管理サーバ4、ウェブサーバ5、管理端末6及びユーザ端末7を通信ネットワーク8に接続して構成される。
クーポン発行管理装置1は、クーポン発行システム100内でのクーポンの発行を管理する。
POSシステム2は、クーポン発行システム100で発行するクーポンを利用することが可能な店舗における販売データ管理を行う。
売上分析サーバ3は、POSシステム2により管理されている販売データを分析し、店舗における売上実績を求める。
クーポン管理サーバ4は、クーポンを管理する。またクーポン管理サーバ4は、管理しているクーポンをユーザに配布するための処理を行う。
ウェブサーバ5は、ユーザがクーポンを利用するためのウェブページを含む様々なウェブページをユーザ端末7にて閲覧可能とする。
管理端末6は、クーポン発行の管理を担当する管理者により操作される情報処理端末である。管理端末6は例えば、インターネットを介しての通信の機能を備えたパーソナルコンピュータ又は携帯情報端末などである。
ユーザ端末7は、クーポンを使用するユーザにより操作される情報処理端末である。ユーザ端末7は例えば、インターネットを介しての通信の機能を備えたパーソナルコンピュータ又は携帯情報端末などである。
通信ネットワーク8は、典型的にはインターネットである。しかしながら、通信ネットワーク8は、インターネット、VPN(virtual private network)、LAN(local area network)、公衆通信網、移動体通信網、専用線などを、単独又は適宜に組み合わせて用いることができる。
クーポン発行管理装置1は、プロセッサ11、メイン記憶デバイス12、補助記憶デバイス13、通信デバイス14及び伝送路15を備える。そして、プロセッサ11、メイン記憶デバイス12及び補助記憶デバイス13を伝送路15で接続することによって、クーポンの発行管理のための情報処理を行うコンピュータを構成する。
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、オペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムなどの情報処理プログラムに従って、クーポンの発行管理のための各種の機能を実現するための情報処理を実行する。
メイン記憶デバイス12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メイン記憶デバイス12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メイン記憶デバイス12は、不揮発性のメモリ領域では上記の情報処理プログラムを記憶する。またメイン記憶デバイス12は、プロセッサ11が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メイン記憶デバイス12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶デバイス13は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス13は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)、SSD(solid state drive)、あるいはその他の周知の各種の記憶デバイスを利用できる。補助記憶デバイス13は、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータと、プロセッサ11での処理によって生成されたデータとを保存する。補助記憶デバイス13は、上記の情報処理プログラムを記憶する場合もある。本実施形態において補助記憶デバイス13は、後述する情報処理について記述したアプリケーションプログラム(以下、発行管理アプリと称する)AP1を記憶する。また補助記憶デバイス13は、発行設定テーブルTD1を記憶する。発行設定テーブルTD1については後述する。
通信デバイス14は、通信ネットワーク8を介したデータ通信を行う。通信デバイス14としては、例えばインターネットを介したデータ通信のための周知の処理を行うように構成された周知のデバイスを用いることができる。
伝送路15は、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含み、接続されている上記の各部の間で授受されるデータや制御信号を伝送する。
クーポン発行管理装置1の基本ハードウェアとしては、例えば汎用のサーバ装置やコンピュータ装置を用いることができる。このときにクーポン発行管理装置1の譲渡は一般に、発行管理アプリAP1が補助記憶デバイス13に記憶された状態にて行われる。しかし、発行管理アプリAP1が補助記憶デバイス13に記憶されない状態の基本ハードウェアと発行管理アプリAP1とが個別に譲渡されてもよい。そして、基本ハードウェアが備える補助記憶デバイス13に、クーポン発行管理装置1のメンテナンス作業者などの操作に応じて発行管理アプリAP1が書き込まれることでクーポン発行管理装置1が構成されてもよい。クーポン発行管理装置1の譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。なお、いずれの場合においても、クーポン発行管理装置1はメイン記憶デバイス12に記憶されてもよい。
さて、補助記憶デバイス13が記憶する発行設定テーブルTD1は、クーポン発行に関わる設定の内容を表したテーブルデータである。発行設定テーブルTD1は、クーポン発行に関わる企画に関連付けられたレコードデータを少なくとも1つ含む。
図2は発行設定テーブルTD1に含まれるレコードデータ(以下、企画レコードと称する)RD1の構成を模式的に示す図である。
企画レコードRD1は、フィールドF1,F2,F3,F4,F5を含む。企画レコードRD1は、フィールドF6以降のフィールドを含む場合もある。フィールドF1には、当該企画レコードRD1が関連付けられた企画を識別するための企画コードがセットされる。そしてフィールドF2以降の各フィールドにセットされる各データは、フィールドF1にセットされた企画コードで識別される企画に関する設定の内容を表す。フィールドF2には、クーポン発行の要否を判定するために参照する売上実績をどの商品に関する売上実績とするかを表すデータがセットされる。フィールドF3には、クーポン発行の要否を判定するために参照する売上実績の集計期間を表すデータがセットされる。フィールドF4には、フィールドF3にセットされた集計期間における売上目標を表すデータがセットされる。フィールドF5には、フィールドF3にセットされた集計期間内の任意のタイミングとして定められた確認タイミングに関連付けた設定レコードRD11がセットされる。フィールドF6以降には、フィールドF3にセットされた集計期間内の複数のタイミングが確認タイミングとされている場合に、各確認タイミングに関連付けた設定レコードRD11がセットされる。
設定レコードRD11は、フィールドF11,F12,F13,F14を含む。設定レコードRD11は、フィールドF15以降のフィールドを含む場合もある。フィールドF11には、当該設定レコードRD11が関連付けられた確認タイミングを表すデータがセットされる。フィールドF12には、基準達成率を表すデータがセットされる。フィールドF13には、フィールドF12にセットされたデータが表す基準達成率を実績の達成率が下回る場合に発行するクーポンを識別するクーポンコードがセットされる。フィールドF14には、クーポンの発行量を表すデータがセットされる。かくして、フィールドF12,F13,F14にそれぞれセットされるデータは、1つのクーポンの発行に関する条件を表している。1つの確認タイミングに関するクーポンの発行条件を2つ以上設定することが可能とし、2つ目以降の発行条件が設定されている場合には、1つの発行条件につき3つのフィールドがフィールドF15以降のフィールドとして設定レコードRD11に含まれる。そして1つの発行条件に対応する3つのフィールドには、フィールドF12,F13,F14と同様なデータがセットされる。
企画レコードRD1は、プロセッサ11が、管理端末6での管理者による指示に応じて生成又は編集する。
一例としてクーポンは、「集計期間を毎月の1ヶ月間とし、当該期間における全商品の総売上金額の目標を○○万円とする。そして、毎月10日における全商品の総売上金額が目標の20%未満であるならば、お買い上げ金額から10%を割り引くクーポンAを100枚発行する。毎月10日における全商品の総売上金額が目標の30%未満であるならば、お好みの商品1点を30%割り引くクーポンBを300枚発行する。毎月20日における全商品の総売上金額が目標の40%未満であるならば、お買い上げ金額から20%を割り引くクーポンCを400枚発行する。毎月20日における全商品の総売上金額が目標の50%未満であるならば、お買い上げ金額から10%を割り引くクーポンDを200枚発行する。毎月20日における全商品の総売上金額が目標の60%未満であるならば、お買い上げ金額から一律200円を割り引くクーポンEを100枚発行する。」のように企画される。そしてこの場合には、企画レコードRD1は、フィールドF2〜F4にそれぞれ、「全商品」「毎月」及び「○○万円」をそれぞれ表すデータがセットされる。またフィールドF5には、フィールドF11〜F17にそれぞれ「毎月10日」「20%」「クーポンAのクーポンコード」「100枚」「30%」「クーポンBのクーポンコード」及び「300枚」をそれぞれ表すデータがセットされた設定レコードRD11がセットされる。またフィールドF6には、フィールドF11〜F17とさらにその後の3つのフィールドにそれぞれ「毎月20日」「40%」「クーポンCのクーポンコード」「400枚」「50%」「クーポンDのクーポンコード」「200枚」「60%」「クーポンEのクーポンコード」及び「100枚」をそれぞれ表すデータがセットされた設定レコードRD11がセットされる。
次に以上のように構成されたクーポン発行管理装置1の動作について説明する。
プロセッサ11は、予め定められた開始タイミングとなる毎に、発行管理アプリAP1に従って、以下に説明する発行管理処理を実行する。開始タイミングは例えば、予め定められた一定の時間間隔毎の時刻又は予め定められた時刻などとすることが想定される。
図3は発行管理処理におけるプロセッサ11の処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、一部の処理の順序の変更、一部の処理の省略、あるいは別の処理の追加などは適宜に可能である。
ACT1としてプロセッサ11は、クーポンを発行するかどうかを確認するべき企画(以下、対象企画と称する)が有るか否かを確認する。プロセッサ11は例えば、発行管理処理を前回開始してから今回開始するまでの間のタイミングが確認タイミングとしてフィールドF11にセットされている設定レコードRD11を1つでも含んでいる企画レコードRD1を発行設定テーブルTD1から探す。そしてプロセッサ11は、該当の企画レコードRD1が見つかったならば、YESと判定してACT2へと進む。なお、ここで見つかった企画レコードで特定される企画が、今回の発行管理処理における対象企画となる。
ACT2としてプロセッサ11は、対象企画のうちの1つを選択する。
ACT3としてプロセッサ11は、対象企画に関する売上実績を取得する。プロセッサ11は例えば、選択した対象企画に関する企画レコードRD1のフィールドF2,F3にセットされた対象商品及び集計期間のデータを含み、売上分析サーバ3を宛先とする要求データを生成する。プロセッサ11は、要求データを、通信デバイス14から通信ネットワーク8へと送信する。そしてプロセッサ11は、この要求データに対して売上分析サーバ3から送信される通知データが通信デバイス14により受信されたならば、その通知データから売上実績を抽出する。
なお、売上分析サーバ3は、通信ネットワーク8を介して要求データを受けたならば、POSシステム2により管理されている店舗での販売実績に関する管理データを分析し、要求データに含まれた集計期間内における対象商品の売上実績を求める。なお売上実績は、例えば総売上金額である。売上実績は、総売上個数、あるいはその他の任意の値であってもよい。そして売上分析サーバ3は、売上実績を含み、クーポン発行管理装置を宛先とした通知データを通信ネットワーク8へと送信する。
かくして発行管理アプリAP1に基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは、実績値を取得する取得手段として機能する。
ACT4としてプロセッサ11は、実績達成率を算出する。つまりプロセッサ11は例えば、選択中の対象企画に関する企画レコードRD1のフィールドF4にセットされたデータが表す売上目標に対する売上実績の比率として実績達成率を算出する。
ACT5としてプロセッサ11は、選択中の対象企画に関する企画レコードRD1に含まれている基準達成率を1つ選択する。なおプロセッサ11は、発行管理処理の開始後に最初にACT5を実行する場合には、企画レコードRD1に含まれている基準達成率のうちの最小値を選択する。
ACT6としてプロセッサ11は、実績達成率が選択した基準達成率未満であるか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、実績達成率が基準達成率以上であるならばNOと判定し、ACT7へと進む。なおプロセッサ11はACT6としては、実績達成率が選択した基準達成率以下であるか否かを確認してもよい。
ACT7としてプロセッサ11は、選択中の対象企画に関する企画レコードRD1に含まれている基準達成率の中に、今回の発行処理の中で未選択である基準達成率が有るか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、未選択である基準達成率が有るならばYESと判定し、ACT5へと戻る。なおプロセッサ11はACT5を2度目以降に実行する場合には、ACT5乃至ACT7を繰り返すうちで未選択である基準達成率の中の最小値を選択する。
プロセッサ11は、実績達成率が基準達成率未満であった場合には、ACT6にてYESと判定し、ACT8へと進む。
ACT8としてプロセッサ11は、クーポンリストを更新する。クーポンリストは、今回の発行管理処理により発行することを決定したクーポンのリストであり、例えばメイン記憶デバイス12又は補助記憶デバイス13に保存される。プロセッサ11は、発行管理処理を開始する際に、クーポンリストをクリアしておく。そしてプロセッサ11はACT8においては、選択中の基準達成率がセットされているフィールドの次のフィールドにセットされているクーポンコードと、さらにその次のフィールドにセットされている発行量とを互いに関連付けて含むようにクーポンリストを更新する。このようにプロセッサ11は、実績値の一例である実績達成率が基準値の一例である基準達成率未満であることを条件として、店舗の売り上げ増加に寄与するクーポンの発行を決定する。かくして発行管理アプリAP1に基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは、クーポンの発行を決定する決定手段として機能する。なお、前述したクーポン発行の企画の一例における、「全商品の総売上金額が目標の20%未満であるならば、お買い上げ金額から10%を割り引くクーポンAを発行する。」は、実績値としての実績達成率が第1の基準値としての基準達成率である20%未満であることを第1の条件としている。また「全商品の総売上金額が目標の30%未満であるならば、お好みの商品1点を30%割り引くクーポンBを発行する。」は、実績値としての実績達成率が第1の基準値としての基準達成率である20%よりも大きな基準達成率としての第2の基準値30%未満であることを第2の条件としている。そしてクーポンAは、クーポンBに比べて、購買者にとってお得であるので、クーポンBを発行する場合よりもクーポンAを発行する場合の方が集客効果は大きく、店舗の売り上げ増加により寄与すると言える。つまり、クーポンBは、クーポンAに比べて店舗の売り上げ増加への寄与度が低い。
プロセッサ11は、ACT8にてクーポンリストを更新し終えたならば、ACT9へと進む。またプロセッサ11は、選択中の対象企画に関する企画レコードRD1に含まれている基準達成率の中に、今回の発行管理処理の中で未選択である基準達成率がもう残っていないことをACT7にて確認したならば、NOと判定してACT8を実行することなくACT9へと進む。
ACT9としてプロセッサ11は、ACT2としてプロセッサ11は、今回の発行管理処理の中で未選択である対象企画が有るか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、未選択である対象企画が有るならばYESと判定し、ACT2へと戻る。なおプロセッサ11はACT2を2度目以降に実行する場合には、それまでにACT2にて選択した対象企画とは別の対象企画の1つを選択する。
プロセッサ11は、全ての対象企画に関してACT3乃至ACT9の処理を終えたならば、全ての対象企画を選択済みであるから、ACT9にてNOと判定してACT10へと進む。
ACT10としてプロセッサ11は、発行すべきクーポンが有るか否かを確認する。プロセッサ11は例えば、クーポンリストに1つでもクーポンコードが含まれるならばYESと判定し、ACT11へと進む。
ACT11としてプロセッサ11は、クーポン発行をクーポン管理サーバ4に要求する。プロセッサ11は例えば、クーポンリストを含み、クーポン発行を要求する要求データを生成する。プロセッサ11は、要求データを、クーポン管理サーバ4に宛てて通信デバイス14から通信ネットワーク8へと送信する。そしてプロセッサ11はこののち、発行管理処理を終了する。
クーポン管理サーバ4は、クーポンの発行条件を表したテーブルデータを、クーポンコードに関連付けて管理している。クーポンの発行条件は、例えば、クーポン使用により付与する特典の内容、当該特典の内容を表した画像、クーポン発行の対象者の条件などを含む。そしてクーポン管理サーバ4は、前述のようにクーポン発行管理装置1から送信された要求データを通信ネットワーク8により伝送されてくると、この要求データに含まれたクーポンリストとクーポンの発行条件とに基づいて、クーポンを発行する。クーポン管理サーバ4は例えば、クーポン画面を表示するアプリケーションソフトをインストール済みであるユーザ端末7に対して、そのアプリケーションソフトによりユーザ端末7にてクーポン画面を表示させるための通知データを送信する。またクーポン管理サーバ4は例えば、クーポン画面を表したウェブページの閲覧可能とするようにウェブサーバ5に要求する。これに応じてウェブサーバ5は、ユーザ端末7からの通信ネットワーク8を介してのアクセスに応じて、クーポン画面をユーザ端末7にて閲覧させる。クーポン画面は例えば、地図上にクーポンの対象店舗を表示させ、その店舗の近辺に位置しているユーザにクーポンを取得させる画面とすることが想定される。あるいはクーポン管理サーバ4は例えば、クーポンの配布を指示する画面の表示を、通信ネットワーク8を介して管理端末6に要求する。これに応じて管理端末6は、クーポンの配布を指示する画面を、管理者が確認可能なように表示する。この表示に応じて管理者又は管理者から指示を受けた店員等が、印刷物などとして予め用意されたクーポンを店頭又は街頭などにおいて配布する。なお、クーポンをユーザに取得させるための手法は、別の任意の手法であっても構わない。
かくしてクーポン管理サーバ4は、クーポンを発行するための上記のような予め定められた処理を実行する発行装置に該当する。そして発行管理アプリAP1に基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは発行装置としてのクーポン管理サーバ4にクーポンの発行を要求する要求手段として機能する。
なおプロセッサ11は、対象企画が無いためにACT1にてNOと判定したならば、ACT2乃至ACT11をいずれもパスして発行管理処理を終了する。またプロセッサ11は、例えば、クーポンリストに1つもクーポンコードが含まれないならば、発行すべきクーポンが無いとしてACT10にてNOと判定し、ACT11をパスして発行管理処理を終了する。かくしてこれらの場合には、クーポンは発行されない。
以上のようにクーポン発行管理装置1によれば、売上実績を考慮してクーポンの発行要否を判定する。従って、クーポン発行管理装置1での判定に従ってクーポンを発行することにより、売上実績を考慮しない場合に比べて、クーポンの発行をより効果的に行うことを可能となる。つまり、例えば多客時にクーポンにより来客が増えることは、サービス低下となって好ましくない場合がある。また、例えばクーポンの利用客が極端に増えることは、利益率の低下を招き好ましくない場合がある。しかしながら本願によれば、売上実績が不足する状況に限ってクーポンが発行されることになるため、必要以上のクーポン発行が行われることがない。これにより、上記のようなクーポン発行に伴う弊害を最小限に抑えることが可能である。それでありながら、売上実績が不足している場合などにおいては、売上の増加を図るべくクーポンを発行することが可能である。
またクーポン発行管理装置1によれば、クーポンの発行が必要である場合には、クーポン管理サーバ4にクーポンの発行を要求する。このため、効率的なクーポン発行を確実に行うことが可能となる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
上記の発行管理処理におけるクーポン発行の要否の判定のアルゴリズムは一例であって、売上実績に基づく判定を行うのであれば、その具体的なアルゴリズムは任意に変更が可能である。例えば、売上総金額に対する基準金額を定めておき、売上総金額が基準金額未満である場合にクーポンの発行を決定してもよい。この場合においては、売上総金額及び基準金額が、実績値及び目標値に相当する。
プロセッサ11は、クーポン発行の要否の判定結果は、他の装置からの問合わせへの応答として出力してもよい。プロセッサ11は例えば、ACT11を行うことなしに、クーポンリストを保持した状態で待機し、例えばクーポン管理サーバ4又は管理端末6からの問合わせを受けたことに応じて、クーポン管理サーバ4又は管理端末6へとクーポンリストを通知してもよい。
売上分析サーバ3、クーポン管理サーバ4及びウェブサーバ5の機能の少なくともいずれか一方を備えてクーポン発行管理装置を構成してもよい。
クーポン発行管理装置1の機能は、例えばPOSシステム2に含まれるPOSサーバのような他の装置の一機能として備えられてもよい。
情報処理によりプロセッサ11が実現する各機能は、その一部又は全てをロジック回路などのようなプログラムに基づかない情報処理を実行するハードウェアにより実現することも可能である。また上記の各機能のそれぞれは、上記のロジック回路などのハードウェアにソフトウェア制御を組み合わせて実現することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…クーポン発行管理装置、2…POSシステム、3…売上分析サーバ、4…クーポン管理サーバ、5…ウェブサーバ、6…管理端末、7…ユーザ端末、8…通信ネットワーク、11…プロセッサ、12…メイン記憶デバイス、13…補助記憶デバイス、14…通信デバイス、15…伝送路、100…クーポン発行システム。

Claims (5)

  1. 店舗の売上に関する実績値を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された実績値について予め定められた条件が成立する場合に、当該条件に関連付けられた設定に従ってのクーポンの発行を決定する決定手段と、
    を具備したクーポン発行管理装置。
  2. 前記決定手段は、前記実績値が予め定められた基準値未満又は前記基準値以下であることを前記条件として、前記店舗の売り上げ増加に寄与するクーポンの発行を決定する、
    請求項1に記載のクーポン発行管理装置。
  3. 前記決定手段は、前記実績値が予め定められた第1の基準値未満又は前記第1の基準値以下であることを第1の条件とし、また前記実績値が前記第1の基準値よりも大きな値として予め定められた第2の基準値未満又は前記第2の基準値以下であることを第2の条件として、前記第1の条件が成立する場合には第1の設定に従ってのクーポンの発行を決定し、前記第2の条件が成立する場合には前記第1の設定よりも前記店舗の売り上げ増加への寄与度が低い第2の設定に従ってのクーポンの発行を決定する、
    請求項1に記載のクーポン発行管理装置。
  4. 前記決定手段によりクーポンの発行が決定されたことに応じて、クーポンを発行するための予め定められた処理を実行する発行装置にクーポンの発行を要求する要求手段、
    をさらに備えた請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のクーポン発行管理装置。
  5. クーポン発行管理装置に備えられたコンピュータを、
    店舗の売上に関する実績値を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された実績値について予め定められた条件が成立する場合に、当該条件に関連付けられた設定に従ってのクーポンの発行を決定する決定手段と、
    して機能させるための情報処理プログラム。
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