JP2020154597A - 動的コミュニティ作成支援装置、動的コミュニティ作成支援方法及びプログラム - Google Patents

動的コミュニティ作成支援装置、動的コミュニティ作成支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報を抽出する側が熟練者でない場合でも高い精度で情報を抽出する。【解決手段】 実施形態の情報支援装置は取得部と、動的コミュニティ作成部と、送受信部と、を備える。取得部は複数のユーザの携帯端末の位置情報と、複数の当該ユーザの行動を示す状況情報と、少なくともユーザが使用可能な言語の情報を含む複数の当該ユーザのプロファイル情報とを取得する。動的コミュニティ作成部は前記位置情報、前記状況情報及び前記言語情報が類似するユーザ同士を動的コミュニティとして作成する。送受信部は、前記ユーザ同士が前記動的コミュニティを通じて第1メッセージの送受信を行う。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は動的コミュニティ作成支援装置、動的コミュニティ作成支援方法及
びプログラムに関する。
携帯端末や通信技術の発達にともなって移動先での情報収集や情報交換が増加している
。特に、移動先での状況が頻繁に変わる場合には、その場にいるユーザ同士の情報交換が
有益な情報源となりうる。そのため、例えば、ユーザの位置情報と状況を元にチャットコ
ミュニティーを形成する方法がある。
特開2001−249877号公報
しかしながら、得られる情報が流動的な場合に有益な情報収集をすることが難しいとい
う問題がある。
実施形態の情報支援装置は取得部と、動的コミュニティ作成部と、送受信部と、を備え
る。取得部は複数のユーザの携帯端末の位置情報と、複数の当該ユーザの行動を示す状況
情報と、少なくともユーザが使用可能な言語の情報を含む複数の当該ユーザのプロファイ
ル情報とを取得する。動的コミュニティ作成部は前記位置情報、前記状況情報及び前記言
語情報が類似するユーザ同士を動的コミュニティとして作成する。送受信部は、前記ユー
ザ同士が前記動的コミュニティを通じて第1メッセージの送受信を行う。
第1実施形態の動的コミュニティ作成支援装置の機能構成の例を示す図。 第1実施形態の動的コミュニティ作成支援方法の例を示すフローチャート。 第1実施形態の動的コミュニティ作成支援装置に使用されるコンピュータのハードウェア構成の例を示す図。 第1実施形態の動的コミュニティ装置101がクラウドシステムに適用された場合の装置構成の例を示す図。
例えば、外国人旅行者(言語Aの話者)が、事故や災害などの非常事態の状況について
、より詳しく教えてもらいたい、と思った場合に、同じ言語Aを利用する人を探すことが
いつもできるわけではない。例えば、新幹線事故などの有事の際の状況や、レストランの
行列の理由などを知りたいため「質問したい」と思っても、言語Aの話者がいるかどうか
分からない場合、状況を聞いたり相談したりすることができない。また、緊急時のアナウ
ンスがいつも複数の言語で提供されない地域も多い。さらに、インターネットのニュース
やソーシャルネットワークなどから二次的情報を得る場合にも、情報の鮮度や質の観点か
ら、一次情報より劣ってしまう場合がある。機械翻訳の利用では、流動的な状況について
の翻訳精度が不十分な場合や、対応言語が限られていることもある。そこで、本実施形態
における動的コミュニティ作成支援装置、方法及びプログラムによって、直面している状
況に関する即時性の高い情報を得る際に、言語の壁で周りに聞ける人がいない場合でも、
同じ状況に接している同一言語の話者や、現地語も分かる人とコミュニケーションが取れ
るようなコミュニティを作ることによって、ユーザ(特に外国語の話者)にも、容易に品
質の高い情報を収集する。
以下に添付図面を参照して、動的コミュニティ作成支援装置、動的コミュニティ作成支
援方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
はじめに、第1実施形態の動的コミュニティ作成支援装置について説明する。
[機能構成の例]
図1は第1実施形態の動的コミュニティ作成支援装置101の機能構成の例を示す図で
ある。第1実施形態の動的コミュニティ作成支援装置システム101は、取得部102、
動的コミュニティ作成部103、送受信部104を備える。
取得部102は複数のユーザの携帯端末の位置情報と、複数のユーザの行動を示す状況
情報と、ユーザが使用可能な言語の情報を含む複数の当該ユーザのプロファイル情報とを
取得する。
位置情報は携帯端末のもつGPS(Global Positioning Syst
em)からえられる情報を利用する。または、無線通信によって得られる即位情報を用い
てもよい。簡単には、アクセスポイントから発信される電波を利用し、アクセスポイント
からの距離を算出することによってユーザの位置情報とする。複数のユーザの携帯端末の
位置情報の互いの位置関係を取得しておいてもよい。位置情報が複数の携帯端末の互いの
位置関係の情報である場合には、所定の基準を用いて一つ携帯端末を基準に仮の位置を算
出して用いてもよい。例えば、予め決められたアクセスポイントを基準としてもよいし、
メッシュ状のアドホックネットワークを形成している場合、アドホックネットワークの近
傍端末からの距離やホップ数を位置情報として取得してもよい。
ユーザの行動を示す情報は、例えば、移動手段の利用中か否か、食事中か否かなどのっ
情報である。例えば、携帯端末の位置情報と予め取得された地図情報とから、携帯端末を
もつユーザがいる場所が駅や空港等の移動手段を利用する場所や、レストランなどの飲食
店、買い物などをする商業施設であるなど特定すればよい。位置情報が移動している場合
を移動手段の利用中としてもよいし、携帯端末の加速度情報の変化と組み合わせることに
よって、施設内にとどまっているのか、徒歩、車、電車等の利用中を特定してもよい。
ユーザが使用可能な言語の情報は、ユーザが所持する携帯端末の利用言語情報を取得す
ればよい。また、予め動的コミュニティ作成サービスが提供される場合に、ユーザのプロ
ファイル情報として、ユーザがコミュニケーション可能な言語として言語情報をデータベ
ースなどに登録しておくことによって利用してもよい。言語情報は、例えば、日本語と英
語、英語と韓国語、中国語とタイ語等、複数取得してもよい。
動的コミュニティ作成部103は、ユーザの位置情報、状況情報及び言語情報が類似す
るユーザ同士を動的コミュニティとして作成する。
例えば、取得したユーザ毎の情報についてクラスタリング技術を用いて部分集合に分類
する。具体的にはクラスター分析を用いて、取得した情報の集合を最短距離法やk -means
法などを用いて複数のクラスタに分割する。クラスタ内のユーザを類似したユーザ同士と
して、動的コミュニティの対象とする。より簡単には、特定の場所を基準に設定または、
予め決められた状況情報を基準に設定し、同一の言語について使用可能なユーザ同士を動
的コミュニティとしてもよい。例えば、同じ施設内にいることを基準にしてもよいし、電
車など移動手段を利用している、という状況を基準にしてもよい。
送受部104は、動的コミュニティを通じてユーザ同士のメッセージの送受信を行う。
例えば、同じ商業施設内等における一部で火災などの災害が発生している場合に、同一施
設内にいて、同じ言語を使用可能なユーザ同士が火災の状況等に関するメッセージの送受
信を1対1あるいは複数で行う。動的コミュニティは、後述するクラウドシステムなどを
利用して作成されてもよく、共通の動的コミュニティを複数のユーザが利用してもよい。
この場合、位置情報を基準に予め作成しておいてもよく、ユーザの位置情報の変化によっ
てコミュニティへの参加や離脱を制御してもよい。またユーザに参加を促すメッセージを
送信してもよい。
動的コミュニティの作成によって、ユーザ(特に外国語の話者)にも、容易に品質の高
い情報収集を支援することが可能になる。
次に図2を用いて、第1の実施形態に係わる動的コミュニティ作成支援装置の動作につ
いて説明する。なお、図2は、本発明の第1の実施形態に係わる動的コミュニティ作成支
援装置の動作を示すフローチャートである。ここでは、携帯端末から取得した位置情報が
互いに近いユーザ同士をコミュニティの候補として設定し、同一の言語について使用可能
なユーザ同士を動的コミュニティする例を用いて説明する。
ステップS201では、ユーザの所持する携帯端末の動的コミュニティ作成支援装置1
01が起動され、取得部102は携帯端末の位置情報を取得する。次に、ステップS20
2では、ユーザの行動を示す状況情報を取得する。具体的には、“新幹線に乗車中”“レ
ストランにいる”などの状況を取得する。例えば、経過時間と位置情報の変化とから予め
決められたユーザの行動を対応づけて保存し、ユーザの状況情報を特定する。または、位
置情報センサ、加速度センサ、などを元に行動推定方法を用いて取得してもよい。行動推
定方法とは、例えば携帯端末の位置情報や加速度センサの変化と、予め学習されたユーザ
の行動、例えば電車や車などの移動体を利用した移動、レストランでの食事や鑑賞などの
行動とを対応する方法さす。端末内に備えられた行動推定の方法を用いて、逐次行動を判
定した結果を記憶し、この結果を取得してもよいし、位置情報だけで対応づけてもよい。
また、例えばユーザが入力したメッセージ内容から自動推定する方法や、予め決められ
たリストからユーザが選択する方法でもよい。リストにはユーザ情報の候補として事前に
用意されたもの、ユーザ自身が自由に記述したもの、ユーザの周辺で発生している状況に
応じた、センサー情報や音声情報からのテキスト化など自動生成されたもの、他のユーザ
が入力したものなどを利用してもよい。
次に、ステップS203では、取得した位置情報と取得した状況情報とに基づいて、位
置情報が近いユーザをコミュニティの候補とする。ユーザの探索は、様々なユーザの現在
の状況や位置情報を蓄積しているユーザ情報DBを検索する方法でもよい。また、メッシ
ュ型のアドホックネットワークが構築されている場合、そのネットワーク上の端末を探索
し、その端末に登録されているユーザ状況や位置情報などの情報を検索してもよい ここ
で、動的コミュニティ作成支援装置101は、ユーザの入力を受け付ける受付部106を
備えてもよい。例えば、コミュニティの候補と使用可能な言語情報とをユーザに提示し、
提示された候補をユーザが選択した結果を受け付ける。これにより所望のコミュニティに
ユーザが参加することができる。
また、既に近傍ユーザの端末にコミュニティが存在している場合、「この状況は、あな
たの状況と同一ですか?」などという質問と共に、ユーザ状況を提示する方法で、状況共
有ユーザであるかを確認する方法も考えられる。例えば、状況情報をうまく推定できない
場合にも近傍ユーザの状況を利用して、動的コミュニティに参加することが可能になる。
または、携帯端末を所持するユーザが、予め自分の状況を携帯端末または別途用意された
ユーザ情報データベースに逐次登録しておき、これらを利用してもよい。
なお、使用可能な言語情報を含むユーザのプロファイル情報をユーザ情報データベース
に登録しておき、利用してもよい。使用可能な言語を近傍ユーザの端末に「この言語はあ
なたの使用可能言語を含みますか?」などという質問と共に提示し、同一言語使用ユーザ
であるかを確認してもよい。例えば、ユーザの滞在している地域の言語(現地語)を使用
できるユーザ(現地語使用可能ユーザ)を探索する。現地語は、位置情報とその位置(地
域、国)で使われている言語を対応させたデータベースを予め用意しておき、ユーザの位
置で使われている現地語を取得する。現地語使用可能ユーザも同様にユーザのプロファイ
ル情報を含む、ユーザ情報データベースから検索する方法でよい。
次に、ステップS204では、動的コミュニティ作成部103が、ユーザの位置情報、
状況情報及び言語情報が類似するユーザ同士を動的コミュニティとして作成する。具体的
には、取得部102が取得したユーザのプロファイル情報から使用可能な言語を特定し、
同一の言語を使用するユーザ同士を対象に動的コミュニティとして作成する。より具体的
には、近傍のユーザの集合のうち、同じ状況情報をもつユーザと同一の使用可能言語を指
定するユーザとの全てに存在するユーザを動的コミュニティとして作成する。
次に、ステップS205では、送受信部104が、作成された動的コミュニティを通し
て、ユーザ間のメッセージの送受信を行う。言語的コミュニケーションであってもいいし
、音声であってもよい。例えば、近傍のユーザ集合がホップ数などの関係せいのみの場合
、実世界で位置を特定できるための情報をユーザに提供してもよい。この場合、ユーザは
実際に会って言語的コミュニケーションを取ることができる。
ここで、電車等の移動体が緊急停車した場合を想定し、より具体的な事例を説明する。
例えば、車両は停電し、焦げ臭い臭がしている場合を考える。日本(現在地)において外
国人旅行者(タイ語使用者)がおり、現地語は日本語である。動的コミュニティ作成支援
装置に必要な装置ユーザそれぞれの現在地、状況、使用言語または使用可能言語は以下の
通りであり、動的コミュニティ作成支援装置101を起動するユーザ以外の情報は常に取
得可能な状態であるとする。
[ユーザA](タイ人旅行者)
現在地:車両Aの5号車/状況:電車に乗車中/使用言語:タイ語
気持ち:「電車が停止している。何故?暗いし、焦げ臭いしし怖い。車内アナウンスは聞
こえるが、日本語らしい。隣の人に聞きたいけれど、日本語は「コンニチハ」と「コレナ
ンボ」しか分からない。」
[ユーザB](タイ人居住者)
現在地:車両Aの12号車/状況:電車に乗車中/使用可能言語:タイ語、日本語
[ユーザC](日本人居住者)
現在地:車両Aの5号車/状況:電車に乗車中/使用言語:日本語
[ユーザD](タイ人居住者)
現在地:車両Aの通過する線路の高架下/状況:レストランで飲食中/使用可能言語:タ
イ語、日本語
例えば、まずユーザAが動的コミュニティ作成支援装置101を起動する。取得部10
2はユーザAの現在地である「車両Aの5号車」位置情報を取得する。また、ユーザAの
状況として「電車に乗車中」を取得する。
次に、ネットワーク通信を介して位置情報が「車両Aの5号車」に近く、状況が「電車
に乗車中」であるユーザを探索する。メッシュ型アドホックネットワークを介して、ネッ
トワーク上の端末内の現在地と状況に関する情報を用いて、状況が同じ共有ユーザとして
ユーザB、ユーザCを特定する。
次に、ユーザAの使用言語である「タイ語」を取得し、ネットワーク通信を介して使用
言語が「タイ語」であるユーザB、使用可能言語が「タイ語、日本語」であるユーザDを
特定する。更に、ユーザAの位置情報を元に、現在の地域で使われている現地語である「
日本語」であることを特定し、使用可能言語が「日本語」であるユーザB、ユーザD、使
用言語が日本語であるユーザCを特定する。
次に、動的コミュニティ作成部103は、状況が同じ共有ユーザ、同一言語使用ユーザ
、現地語使用ユーザのすべてを満たすユーザであるユーザBを特定し、ユーザAとのコミ
ュニケーションが行える動的コミュニティを作成する。
作成された動的コミュニティを通して、ユーザAは、「なぜ電車Aが停まっているので
すか?」という意味のタイ語の質問メッセージをユーザBに送信する。ユーザBはそのメ
ッセージを受け取ると、ユーザBが車内アナウンスでの情報や周囲の日本人からの情報を
用いて「先頭車車両で火災が発生しているらしいですよ。とりあえず車内待機してくださ
い、避難する場合にはまたアナウンスされるということです。」という意味のタイ語のメ
ッセージをユーザAに送信することができる。そのメッセージを受け取ったユーザAは、
「ありがとうございます。また避難に関してアナウンスがあったら、連絡して下さい。」
という意味のタイ語のメッセージをユーザBに送信することも可能である。
このように、第1の実施形態に係わる動的コミュニティ作成支援装置によれば、外国人
旅行者が、直面している状況に関する即時性の高い情報を得る際に、言語の壁で周りに聞
ける人がいない場合でも、同じ状況に接している同一言語の話者や、加えて現地語も分か
る人とコミュニケーションが取れるようになり、容易に品質の高い情報を収集することが
可能となる。
例えば、ユーザAのメッセージを利用してユーザ状況を抽出する抽出部105を設けて
、状況情報として利用してもよい。前述の事例の場合、ユーザAは「なぜ電車Aが停まっ
ているのですか?」という意味のタイ語の質問メッセージを入力し、動的コミュニティ作
成支援装置101が受け付ける。抽出部105はユーザAのメッセージを、形態素解析、
構文解析、意味解析、文脈解析などの自然言語処理を行い、状況情報として「電車Aに乗
車中」という内容を抽出する。次に、抽出した状況情報を用いて、状況が同じ共有ユーザ
、同一言語使用ユーザであるユーザBを特定し、動的コミュニティを作成する。その後送
受信部104は受け付けた「なぜ電車Aが停まっているのですか?」というメッセージを
ユーザBに送信してもよい。
また、ユーザAのメッセージ入力受け付けた後、ユーザAから予め決められた範囲のユ
ーザに現在の状況についての入力を促すメッセージを送信してもよい。たとえば、受け付
けた「なぜ電車Aが停まっているのですか?」というメッセージを自然言語処理し、「電
車が止まっているという状況」か否かを問うメッセージを他のユーザに送信する。他のユ
ーザから「停車中」、「緊急停止中」等のメッセージを受けた後に同様に自然言語処理を
する。動的コミュニティ作成支援装置101は、類似した状況であるので、他のユーザの
言語情報から動的コミュニティを作成する。また、後述するクラウドシステムなどで利用
する場合、複数のユーザが共通する動的コミュニティを利用してもよく、この場合、「電
車の停止」という類似した状況であるので、動的コミュニティへの参加を促す情報を他の
ユーザに送信してもよい。
以上、説明したように、第1実施形態によれば、得られる情報が流動的な場合に有益な
情報収集をすることが難しい場合でも容易に品質の高い情報を収集することが可能となる
。ため、情報を抽出する側が熟練者でない場合でも精度の高い情報抽出が可能になる。
最後に、第1実施形態の動的コミュニティ作成支援装置101に使用されるコンピュー
タのハードウェア構成の例について説明する。
[ハードウェア構成の例]
図3は第1乃実施形態の動的コミュニティ作成支援装置101に使用されるコンピュー
タのハードウェア構成の例を示す図である。
動的コミュニティ作成支援装置101に使用されるコンピュータは、制御装置501、
主記憶装置502、補助記憶装置503、表示装置504、入力装置505及び通信装置
506を備える。制御装置501、主記憶装置502、補助記憶装置503、表示装置5
04、入力装置505及び通信装置506は、バス510を介して接続されている。
制御装置501は、補助記憶装置503から主記憶装置502に読み出されたプログラ
ムを実行する。主記憶装置502は、ROM(Read Only Memory)、及
び、RAM(Random Access Memory)等のメモリである。補助記憶
装置503は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid St
ate Drive)、及び、メモリカード等である。
表示装置504は表示情報を表示する。表示装置504は、例えば液晶ディスプレイ等
である。入力装置505は、コンピュータを操作するためのインタフェースである。入力
装置505は、例えばキーボードやマウス等である。コンピュータがスマートフォン及び
タブレット型端末等のスマートデバイスの場合、表示装置504及び入力装置505は、
例えばタッチパネルである。通信装置506は、他の装置と通信するためのインタフェー
スである。
コンピュータで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式
のファイルでCD−ROM、メモリカード、CD−R及びDVD(Digital Ve
rsatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録されてコ
ンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供される。
またコンピュータで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続
されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供
するように構成してもよい。またコンピュータで実行されるプログラムをダウンロードさ
せずにインターネット等のネットワーク経由で提供するように構成してもよい。
またコンピュータで実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するよう
に構成してもよい。
コンピュータで実行されるプログラムは、上述の動的コミュニティ作成支援装置101
の機能構成(機能ブロック)のうち、プログラムによっても実現可能な機能ブロックを含
むモジュール構成となっている。当該各機能ブロックは、実際のハードウェアとしては、
制御装置501が記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、上記各機能
ブロックが主記憶装置502上にロードされる。すなわち上記各機能ブロックは主記憶装
置502上に生成される。
なお上述した各機能ブロックの一部又は全部をソフトウェアにより実現せずに、IC(
Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよい。
また複数のプロセッサを用いて各機能を実現する場合、各プロセッサは、各機能のうち
1つを実現してもよいし、各機能のうち2つ以上を実現してもよい。
また動的コミュニティ作成支援装置101を実現するコンピュータの動作形態は任意で
よい。
[変形例]
これまで、動的コミュニティ作成支援装置101はユーザの端末に備えられている場を
説明したが、例えば、動的コミュニティ作成支援装置101の取得部102、動的コミュ
ニティ作成部103、及び送受信部をサーバ装置3により実現し、ネットワーク2上のク
ラウドシステムとして動作させてもよい。
図4は本実施形態の動的コミュニティ装置101がクラウドシステムに適用された場合
の装置構成の例を示す図である。図4の例では、複数のクライアント装置(携帯端末)1
a〜1z、ネットワーク2及びサーバ装置3を備える。
携帯端末1a〜1zを区別する必要がない場合は、単に携帯端末1という。なお、動的
コミュニティ作成支援装置101に係る携帯端末1の数は任意でよい。携帯端末1は、例
えば、パソコン及びスマートフォンなどのコンピュータである。複数の携帯端末1a〜1
zとサーバ装置3とは、ネットワーク2を介して互いに接続されている。ネットワーク2
の通信方式は、有線方式であっても無線方式であってもよく、また、両方を組み合わせて
もよい。
例えば、携帯端末1が、ユーザからの動的コミュニティへの参加命令を受け付け、サー
バ装置3へ送信してもよい。そして、サーバ装置3が、送受信部104により出力された
メッセージを他のユーザの携帯端末1に送信してもよい。
クラウドシステムに適用された場合、複数のユーザが共通する動的コミュニティを利用
してもよい。また、別のユーザが作成した動的コミュニティの情報を取得して利用しても
よい。動的コミュニティ作成部103は、動的コミュニティと各ユーザの位置情報、状況
情報及び使用可能な言語情報のうち取得できるものとの組合わせで動的コミュニティのリ
ストを提示するようにしてもよい。例えば状況情報の類似性を比較するのに十分な情報が
得られない場合でも、位置情報と使用言語とを動的コミュニティと共に提示するようにす
ると、不足しているユーザがコミュニティに参加可能になる。また、より詳しい状況情報
を共有できるユーザの参加も可能になる。
本発明の実施形態を説明したが、例として提示したものであり、発明の範囲を限定する
ことは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されること
が可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うこと
ができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請
求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 クライアント装置(携帯端末)
2 ネットワーク
3 サーバ装置
101 動的コミュニティ作成支援装置
102 取得部
103 動的コミュニティ作成部
104 送受信部
105 抽出部
106 受付部

Claims (10)

  1. 複数のユーザの携帯端末の位置情報と、複数の当該ユーザの行動を示す状況情報と、少
    なくともユーザが使用可能な言語の情報を含む複数の当該ユーザのプロファイル情報とを
    取得する取得部と
    前記位置情報、前記状況情報及び前記言語情報が類似するユーザ同士を動的コミュニテ
    ィとして作成する動的コミュニティ作成部と
    前記ユーザ同士が前記動的コミュニティを通じて第1メッセージの送受信を行う送受信
    部とを有する動的コミュニティ作成支援装置。
  2. 前記動的コミュニティ作成部は前記ユーザ同士の前記言語情報が同一である場合に動的
    コミュニティとして作成する請求項1記載の動的コミュニティ作成支援装置。
  3. 前記ユーザが使用可能な前記言語情報は前記位置情報に基づいた使用可能な言語を含み

    前記動的コミュニティ作成部は、前記状況情報から同じ状況と設定され、かつ前記プロ
    ファイル情報に前記位置情報における使用可能な言語を含む場合に前記動的コミュニティ
    を作成する請求項1記載の動的コミュニティ作成支援装置。
  4. 前記状況情報は前記携帯端末から得られる加速度情報を用いた行動推定方法から取得す
    る請求項1乃至3いずれか1項記載の動的コミュニティ作成支援装置。
  5. 前記状況情報は前記送受信部が得た前記動的コミュニティに属するユーザの第2メッセ
    ージに含まれるテキスト情報から前記ユーザの状況を抽出する抽出部を更に有する
    請求項1乃至4いずれか1項記載の動的コミュニティ作成支援装置。
  6. 前記動的コミュニティ作成部は、作成した動的コミュニティと前記位置情報及び前記使
    用可能な言語情報のいずれか一つとを出力し、
    前記動的コミュニティに参加していない他のユーザからの前記コミュニティの参加を受
    け付ける受付部を更に有する請求項1記載の動的コミュニティ作成支援装置。
  7. 前記送受信部は、前記動的コミュニティに属するユーザの少なくとも一つの位置情報の
    近傍に現在の状況入力を促す第3メッセージを送信し、
    前記受付部は、前記第3メッセージを受付け、
    前記動的コミュニティ作成部は前記3メッセージに含まれるテキスト情報から前記状況
    情報と類似している場合に、当該動的コミュニティへの参加を促す情報を出力する請求項
    6に記載の動的コミュニティ作成支援装置。
  8. 前記状況情報は移動手段の利用中か否か、食事中か否かいずれか一方を含む請求項1乃
    至7記載の動的コミュニティ作成支援装置。
  9. 複数のユーザの携帯端末の位置情報と、複数の当該ユーザの行動を示す状況情報と、少
    なくともユーザが使用可能な言語の情報を含む複数の当該ユーザのプロファイル情報とを
    取得するステップと
    前記位置情報、前記状況情報及び前記言語情報が類似するユーザ同士を動的コミュニテ
    ィとして作成するステップと
    前記ユーザ同士が前記動的コミュニティを通じてメッセージの送受信を行うステップと
    を含む動的コミュニティ作成支援方法。
  10. コンピュータを
    複数のユーザの携帯端末の位置情報と、複数の当該ユーザの行動を示す状況情報と、少
    なくともユーザが使用可能な言語の情報を含む複数の当該ユーザのプロファイル情報とを
    取得する取得部と
    前記位置情報、前記状況情報及び前記言語情報が類似するユーザ同士を動的コミュニテ
    ィとして作成する動的コミュニティ作成部と
    前記ユーザ同士が前記動的コミュニティを通じてメッセージの送受信を行う送受信部と
    として機能させるため動的コミュニティ作成支援プログラム。
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