JP2020154500A - 子局、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】子局が移動した場合でも、災害種別に応じて災害の影響を受けると予測される災害危険地域に注意喚起の出力を行うことが可能な子局、方法及びプログラムを提供すること。【解決手段】子局12は、子局12の現在位置を受信する受信部121aと、災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップを記憶する記憶部123と、子局12の現在位置とハザードマップとに基づいて災害時に受けると予測される子局12の災害種別を更新する制御部122と、親局11から受信した所定の災害種別と子局12の災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行う出力部125と、を備える。【選択図】図1A

Description

本開示は、子局、方法及びプログラムに関するものであり、特に、子局が移動した場合でも、災害種別に応じて災害の影響を受けると予測される災害危険地域に注意喚起の出力(放送)を行うことが可能な子局、方法及びプログラムに関する。
親局設備からの放送指示を複数の子局設備が受信し、複数の子局設備のそれぞれが該放送指示に基づいて、地域住民に対して拡声放送を行う同報無線システム(防災無線システム)が知られている。
非特許文献1及び非特許文献2には、同報無線システムにおいて、親局設備からの無線信号を複数の子局設備が受信し、複数の子局設備のそれぞれが、受信した無線信号を音声に変換した後に拡声放送を行うことが記載されている。このような同報無線システムでは、システム整備時に子局設備を設置する箇所の状況(地理的条件、周辺環境等)を考慮して、子局設備が必要な放送を受信するためのグループ番号を子局設備に設定する。拡声放送を行う際、親局設備の操作者は、放送対象となる子局設備の子局番号等の識別子や、放送対象となる複数の子局設備に設定されたグループ番号等の識別子を選択して放送指示を行う。子局設備は、親局設備からの放送指示を受信した場合、子局設備自身に登録されている子局番号やグループ番号と、放送指示で指定された子局番号やグループ番号と、が一致した場合に放送を行い、不一致の場合には放送を行わない。そして、子局設備は必要に応じて移設が可能である。子局設備の特に戸別受信機は、公共施設や家庭にも設置されて放送を受信することができ、避難時や引っ越しで持ち運ぶこともできる。また、子局設備が故障した場合、他の場所から機器を移設し、又は代替品と交換して運用を継続する。しかしながら、親局設備の操作者が、子局設備の移設状況をリアルタイムで把握し、移動、移設、交換した子局設備に登録されているグループ番号を、システム整備時に定めたルールに従って全て書き換えることは難しい。その結果、システムの運用後の時間の経過とともに、システム開始時に設置場所の地理的条件に基づいて子局設備に設定したグループ番号と、実際の設置場所に対応した設定すべきグループ番号と、が不一致となる。
特許文献1には、ユーザがシステム内の任意の局に対しIDを変更したい場合に、システム変更メッセージを操作卓から一括送信を行い、親局は中継局を介した同報通信にてシステム変更メッセージをID書換えメッセージとして子局および戸別受信機に対して通知し、ID書換えメッセージを受信した子局および戸別受信機は、メッセージを解析して、ID書換えメッセージの中に自局IDの変更情報が含まれている場合には自局IDの書換えを行うことが開示されている。特許文献1が開示する内容は、親局のユーザ(操作者)が子局の設置場所およびID(識別番号)を全て把握していることが前提となっている。よって、操作者が子局の設置場所およびIDの全てを把握していない場合、各子局のグループ番号を意図した通りに設定し変更することは難しい。
特開2003−249891号公報 市町村デジタル同報通信システム標準規格ARIB STD−T86 3.0版、社団法人電波産業会、2007年5月29日改定 市町村デジタル同報通信システムTYPE2標準規格ARIB STD−T115 2.0版、社団法人電波産業会、2016年7月6日改定
上述のように、運用後の時間の経過とともに、開始時に設置場所の地理的条件に基づいて子局設備に設定したグループ番号と、実際の設置場所に対応した設定すべきグループ番号と、が不一致となることがあった。その結果、親局設備は、適切な子局設備に拡声放送の指示を行うことが困難となり、全地域の子局設備に対して放送指示を行うという課題があった。また、避難時に住民等が戸別受信機を持ち運んだ場合、戸別受信機に登録されているグループ番号は持ち運ぶ前の設置場所の地理的条件に基づいて設定されているため、戸別受信機が持ち運んだ後の避難場所が含まれる地域向けの放送を受信することができないという課題があった。また、子局が、戸別受信機を持ち運んだ後の避難場所が含まれる地域とは無関係の放送、すなわち、戸別受信機を持ち運ぶ前の設置箇所の地理的条件に基づいて設定されているグループ番号に対応する放送を受信してしまうという課題があった。また、親局設備の操作者が、グループ番号を用いた子局設備への拡声放送の指示を行わなくなり、全地域を対象とした一括放送の指示を子局にするという課題があった。
本開示の目的は、上述した課題のいずれかを解決する子局、方法及びプログラムを提供することにある。
本開示に係る子局は、
子局の現在位置を受信する受信部と、
災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップを記憶する記憶部と、
前記子局の現在位置と前記ハザードマップとに基づいて前記災害時に受けると予測される前記子局の前記災害種別を更新する制御部と、
親局から受信した所定の前記災害種別と前記子局の前記災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行う出力部と、
を備える。
本開示に係る方法は、
子局の現在位置を受信することと、
災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップを記憶することと、
前記子局の現在位置と前記ハザードマップとに基づいて前記災害時に受けると予測される前記子局の前記災害種別を更新することと、
親局から受信した所定の前記災害種別と前記子局の前記災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行うことと、
を備える。
本開示に係るプログラムは、
子局の現在位置を受信することと、
災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップを記憶することと、
前記子局の現在位置と前記ハザードマップとに基づいて前記災害時に受けると予測される前記子局の前記災害種別を更新することと、
親局から受信した所定の前記災害種別と前記子局の前記災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行うことと、
をコンピュータに実行させる。
本開示によれば、子局が移動した場合でも、災害種別に応じて災害の影響を受けると予測される災害危険地域に注意喚起の出力を行うことが可能な子局、方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1に係る子局を例示するブロック図である。 実施の形態1に係る子局を例示するブロック図である。 実施の形態1に係る情報管理テーブルを例示する図である。 実施の形態1に係る子局の動作を例示するフローチャートである。 実施の形態1に係るハザードマップを例示する図である。 実施の形態2に係る災害選択スイッチを例示する図である。 実施の形態3に係る子局の動作を例示するフローチャートである。 実施の形態4に係る子局の動作を例示するフローチャートである。 実施の形態7に係る子局と親局を例示するブロック図である。 実施の形態7に係るハザードマップを例示する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明を省略する。
[実施の形態1]
実施の形態1に係る子局の構成を説明する。
図1Aは、実施の形態1に係る子局を例示するブロック図である。
図1Bは、実施の形態1に係る子局を例示するブロック図である。
図1Aに示すように、実施の形態1に係る子局12は、インタフェース部121と、制御部122と、記憶部123と、アンテナ124と、出力部125と、を備える。インタフェース部121は、受信部121a、を有する。記憶部123は、情報管理テーブル123aとグループ番号記憶部123bとを有する。尚、子局を子局設備と称し、出力部をスピーカまたは拡声部と称することもある。出力部は、音声だけでなく、表示部(不図示)に画面を出力できる。
インタフェース部121は、接続部(図示せず)と、ネットワーク接続部(図示せず)と、GPS接続部(図示せず)と、を有する。接続部は、携帯電話やスマートフォン等の情報端末と有線または無線で接続する。ネットワーク接続部は、インターネットやイントラネット等と接続する。GPS接続部は、GPS(Global Positioning System)と接続する。
インタフェース部121の受信部121aは、子局12の現在位置を、GPS(Global Positioning System)を使用して受信する。
記憶部123は、災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップを記憶する。災害種別は、例えば、河川氾濫、洪水、土砂災害、火災、群衆注意等が有る。ハザードマップの詳細は後述する。記憶部123は、災害種別をグループ番号に紐付けた情報管理テーブル123aを記憶する。情報管理テーブルを、グループ番号割り当て情報管理テーブルと称することもある。
尚、子局12は、インタフェース部121を介してネットワーク上のストレージ等を記憶部123の代わりに使用する場合、図1Bに示すように、記憶部123を子局12内に備えなくてもよい。図1Bに示す子局12の構成は、最小の構成である。
ここで、災害種別とグループ番号との関係を示す情報管理テーブルについて説明する。
図2は、実施の形態1に係る情報管理テーブルを例示する図である。
図2に示すように、実施の形態1に係る情報管理テーブル123aは、災害種別(種別)ごとにグループ番号を紐付ける。すなわち、災害種別は、グループ番号に紐付けられる。
具体的には、災害種別「河川の氾濫」は、グループ番号2000に紐付けられ、災害種別「洪水」は、グループ番号2100に紐付けられる。災害種別「土砂災害」は、グループ番号2200に紐付けられ、災害種別「火災」は、グループ番号3000に紐付けられる。災害種別「放射線量警戒」は、グループ番号3100に紐付けられ、災害種別「群衆注意」は、グループ番号3200に紐付けられる。種別「避難所 公共施設A」は、グループ番号5000に紐付けられ、種別「役職 消防団」は、グループ番号7000に紐付けられる。
制御部122は、子局12の現在位置とハザードマップとに基づいて災害時に受けると予測される子局12の災害種別を更新する。子局12の災害種別は記憶部123に記憶される。災害種別は、情報管理テーブル123aのようにしてグループ番号に紐付けられるので、子局12は、災害種別に紐付けられたグループ番号をグループ番号記憶部123bに記憶する。
制御部122は、子局12の現在位置に対応する災害種別と、子局12が予め記憶していた災害種別と、が一致するか否かに基づいて子局12の災害種別を更新する。具体的には、制御部122は、子局12の現在位置に対応する災害種別と、子局12が予め記憶していた災害種別と、が一致しない場合、子局12の現在位置に対応する災害種別を、子局12の災害種別として更新する。また、制御部122は、子局12の現在位置に対応する災害種別と、子局12が予め記憶していた災害種別と、が一致する場合、子局12の災害種別を更新しない。
尚、災害種別が、図2に示す情報管理テーブル123aのようにグループ番号に紐付けられた場合には、制御部122は、以下のように動作する。
制御部122は、子局12の現在位置に対応する災害種別に紐付けられたグループ番号と、子局12が予めグループ番号記憶部123bに記憶していた災害種別に紐付けられたグループ番号と、が一致するか否かを確認する。そして、制御部122は、確認した結果に基づいて、子局12の災害種別に紐付けられたグループ番号、すなわち、グループ番号記憶部123bに記憶していたグループ番号を更新する。
親局11の親局送信部(図示せず)は、複数の災害種別のうち所定の災害種別を子局12に送信する。子局12の受信部121aは、親局11から複数の災害種別のうち所定の災害種別の放送をアンテナ124を介して受信する。尚、親局を親局設備と称することもある。
出力部125は、親局11から受信した所定の災害種別と子局12の災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行う。すなわち、出力部125は、親局11から受信した放送を出力(拡声)する。
実施の形態1に係る子局12は、子局12の現在位置に対応する災害種別と、子局12が予め記憶していた災害種別と、が一致しない場合、子局12の現在位置に対応する災害種別を、子局12の災害種別として更新する。子局12は、親局11から受信した所定の災害種別と子局12の災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行う。
これにより、子局12が移動した場合でも、災害種別に応じて災害の影響を受けると予測される災害危険地域に注意喚起の出力を行うことができる。
実施の形態1に係る子局の動作の概要を説明する。
図3は、実施の形態1に係る子局の動作を例示するフローチャートである。
子局12は、入力デバイス接続部(図示せず)を有する。入力デバイス接続部は、ボタンやスイッチやダイヤルやタッチパネルやキーボードやマウス等を有する。子局12の操作者は、受信が必要な放送を特定するための情報を、これらのボタン等を使用して設定する。
子局12は、受信が必要な放送を特定するための情報を更新する(ステップS101)。受信が必要な放送を特定するための情報とは、例えば、子局12の設置場所(現在位置)を特定する情報や、聴取したい放送に対応する災害種別の情報、設置場所以外のうち放送を聴取したい地域を指定する情報等である。
子局12の設置場所を特定するための情報は、例えば、GPSを使用して受信した位置情報が有る。子局12の設置場所を特定するための情報は、その他にも、各公共施設で使用されているIEEE802.11規格のアクセスポイントのSSID(Service Set Identifier)等の識別子の情報が有る。
実施の形態1では、受信が必要な放送を特定するための情報が、子局12の現在位置である場合を例に挙げて説明する。この場合、子局12は、子局12の現在位置に対応する災害種別に紐付けられたグループ番号と、子局12が予め記憶していた災害種別に紐付けられたグループ番号と、が一致するか否かを確認する。子局12は、確認した結果、一致しない場合、子局12の現在位置に対応する災害種別に紐付けられたグループ番号を、子局12の災害種別に紐付けられたグループ番号として更新し、グループ番号記憶部123bに記憶する。
子局12は、ステップS101の後、システム内のグループ番号割り当て情報(情報管理テーブル123a)の更新が有るか無いかを確認する(ステップS102)。
子局12は、システム内のグループ番号割り当て情報の更新が有る場合(ステップS102:Yes)、システム内のグループ番号割り当て情報を更新する(ステップS103)。
子局12は、システム内のグループ番号割り当て情報の更新が無い場合(ステップS102:No)、受信が必要な放送を特定するための情報を、システム内のグループ番号割り当て情報と比較する(ステップS104)。
子局12は、ステップS104において比較した結果、子局12に設定されたグループ番号の更新の必要が有ると判断した場合(ステップS106:Yes)、子局12に設定されたグループ番号を動的に更新する(ステップS107)。
子局12は、ステップS104において比較した結果、子局12に設定されたグループ番号の更新の必要が無いと判断した場合(ステップS106:No)、ステップS101に戻る。
尚、システム内のグループ番号割り当て情報とは、災害種別とグループ番号とを紐付けて管理する情報管理テーブル123a、又は、グループ番号と紐づいたハザードマップの情報等である。
実施の形態1では、システム内のグループ番号割り当て情報を示す情報管理テーブル123aが子局12の記憶部123に記憶されることを例に挙げて説明したが、これには限定されない。情報管理テーブル123aは、例えば、親局11が一元管理し、子局12の記憶部123に記憶されているグループ番号を更新する際に、親局11から子局12へ送信しても良い。
子局12に設定されるグループ番号を動的に更新後(ステップS107の後)、親局11は、グループ番号を指定して子局12に対して拡声放送を行う。これにより、子局12では子局12の使用者が聴取すべき放送や、聴取したい放送を確実に受信することができる。
実施の形態1に係る子局の動作の詳細を説明する。
図4は、実施の形態1に係るハザードマップを例示する図である。
子局12は、記憶部123に子局12のグループ番号と、システム内のグループ番号割り当て情報と、を記憶する。システム内のグループ番号割り当て情報は、図2に示す情報管理テーブル123aとして記憶される。子局12のグループ番号は、グループ番号記憶部123bに記憶される。受信が必要な放送を特定するための情報は、インタフェース部121に接続されたGPSから受信した子局12の現在位置の情報からなる。
先ず、図4に示すように、子局12が河川沿いの家庭に設置されている場合を説明する。この場合、子局12のインタフェース部121に接続されたGPSの位置情報と、記憶部123に記憶されたグループ番号と紐づいたハザードマップと、に基づいて、河川沿いの地域を対象とした災害種別「河川の氾濫」と災害種別「洪水」と災害種別「津波」に関する放送を受信するためのグループ番号が、子局12に記憶(登録)される。例えば、ハザードマップは、図4に示すように地域によってグループ番号が割り振られている。そして、子局12のグループ番号記憶部123bは、子局12の現在位置がハザードマップで割り振られているグループ番号を記憶する。
ここで、子局12の位置情報に割り振られている災害種別およびグループ番号は、ハザードマップ(図4参照)より、災害種別「河川の氾濫」に対応するグループ番号2000、災害種別「洪水」に対応するグループ番号2100、および災害種別「津波」に対応するグループ番号2300である。このため、子局12の記憶部123のグループ番号記憶部123bには、少なくともグループ番号2000とグループ番号2100とグループ番号2300が記憶される。
尚、図2に示す情報管理テーブル123aに記憶されたグループ番号3000、グループ番号3100、及びグループ番号3200は、必ずしも地理的条件によらない災害注意に関するグループ番号である。また、グループ番号5000、グループ番号5100、グループ番号5200、及びグループ番号5300は、避難所に関するグループ番号である。また、グループ番号7000、グループ番号7100、及びグループ番号7200は、役職に関するグループ番号である。子局12の記憶部123の情報管理テーブル123aには、これらのうち1つ以上が記憶されても良いし、記憶されなくても良い。
子局12は、ハザードマップ上のグループ番号2000、グループ番号2100、グループ番号2200、グループ番号2300、及びグループ番号2400について、子局設備12の記憶部123に記憶するか否かを動的に判断する。
次に、大雨等により河川の氾濫が想定され、図4の矢印で示すように、子局12の操作者が子局12を持って山間部へ避難した場合を説明する。この場合、子局12の制御部122は、インタフェース部121に接続されたGPSの位置情報と、記憶部123に記憶されたグループ番号と紐づいたハザードマップとに基づいて、記憶部123に予め記憶されたグループ番号を更新する。
具体的には、制御部122は、ハザードマップを参照し、子局12の位置情報に基づいて、子局12に予め記憶されていた河川沿いの地域を対象とした、災害種別「河川の氾濫」、災害種別「洪水」、及び災害種別「津波」に関する放送を受信するためのグループ番号2000、グループ番号2100、及びグループ番号2300を記憶部123から削除する。また、制御部122は、ハザードマップを参照し、子局12の位置情報に基づいて、山間部の地域を対象とした災害種別「土砂災害」に関する放送を受信するためのグループ番号2200を記憶部123に新たに追加して記憶する。
これにより、操作者が子局12を持って山間部へ避難した後、子局12は避難先で不要となる災害種別「河川の氾濫」、災害種別「洪水」、及び災害種別「津波」に関する放送を行わず、避難先で必要となる災害種別「土砂災害」に関する放送を行う。これにより、地域住民は、避難先で必要となる災害種別「土砂災害」に関する放送を視聴できる。
その結果、子局12が移動した場合でも、災害種別に応じて災害の影響を受けると予測される災害危険地域に注意喚起の出力を行うことができる。
また、実施の形態1に係る子局12は、子局12の現在位置(設置場所)とハザードマップとに基づいて災害時に受けると予測される子局の災害種別を自動で更新する。これにより、親局11や子局12の操作者は、放送対象となる子局12のグループ番号を意識することなく、子局12の設置場所が対象とする放送を子局12から行うことができる。
その結果、システム整備時に設置場所の地理的条件に基づいて設定したグループ番号と、実際の子局12の設置場所に対応するグループ番号と、が不一致となることを防止することができる。
このため、システム運用ルールの破綻によりグループ番号での放送運用を廃止するということ、及び、子局12を移動後に移動先の地域向けのグループ番号で放送指示が行われた放送を受信できないということを解消することができる。また、移動前の地域向けのグループ番号で放送指示が行われた放送を受信するということも解消することができる。
さらに、子局12が適切な範囲に拡声放送を行うので、地域住民が拡声放送の内容を信頼しなくなる、すなわち、放送内容を軽視するということを防止することができる。これにより、子局12が災害に関する避難指示等の拡声放送を行った場合、地域住民は拡声放送の内容を信用して自発的に避難を行うことができる。
[実施の形態2]
実施の形態2に係る子局12は、受信が必要な放送を特定するための情報として、GPSの情報、すなわち、子局12の現在位置の情報に加えて他の情報も使用する。
図5は、実施の形態2に係る災害選択スイッチを例示する図である。
実施の形態2に係る子局12のインタフェース部121は、図5に示すような災害選択スイッチ126を有する。災害選択スイッチ126は、複数の災害種別のうちから放送を必ず聴取する災害(所定の災害)を選択するためのスイッチである。子局12は、受信が必要な放送を特定するための情報として、GPSを使用した現在位置の情報と共に、災害選択スイッチ126を使用して選択された災害の情報を使用する。
子局12の制御部122は、災害選択スイッチ126の設定部126sが「受信」に設定された場合、「受信」に設定された災害に対応するグループ番号を情報管理テーブル123aから読み出し、読み出したグループ番号をグループ番号記憶部123bに記憶する。
これにより、「受信」に設定された災害に対応するグループ番号、すなわち、放送を必ず聴取する災害(所定の災害)がグループ番号記憶部123bに記憶される。子局12の受信部121aは、放送を必ず聴取する災害(所定の災害)がグループ番号記憶部123bに記憶されているので、所定の災害に関する情報を親局11から受信する。出力部125は、所定の災害に関する情報を放送する。
子局12の制御部122は、設定部126sが「制御無し」に設定された場合、災害選択スイッチ126で設定された情報以外の情報に基づいて、どの災害の放送を受信するかを判断する。制御部122は、判断した結果の災害に対応するグループ番号を情報管理テーブル123aから読み出し、グループ番号記憶部123bに記憶する。
子局12の制御部122は、設定部126sが「拒否」に設定された災害種別について、その災害種別に関する放送を受信しないと判断して、グループ番号記憶部123bから、その災害種別に対応するグループ番号を削除する。
ここで、実施の形態2の動作を、具体例を挙げて説明する。先ず、子局12を操作する操作者が、山間部に住んでおり、操作者の親戚が、海岸沿いに住んでいたとする場合を説明する。操作者は、親戚の状況が知りたいので、親戚が住んでいる海外沿いの放送、例えば、災害種別「津波」に関する放送を視聴したい場合がある。この場合、操作者は、災害選択スイッチ126の災害種別「津波」の設定部126sを「受信」に設定する。設定部126sを「受信」に設定することにより、操作者は、災害種別「津波」を対象としたグループ番号の放送を聴取できる。
また、操作者が災害種別「土砂災害」の設定部126sを「制御無し」に設定した場合は、子局12は以下のように動作する。
子局12は、GPSが測定した子局12の現在位置の情報と、記憶部123に記憶されたグループ番号と紐づいたハザードマップと、に基づいて、災害種別「土砂災害」を対象としたグループ番号の放送を聴取するか否かを判断する。子局12は、山間部に設置されているため、現在位置の情報と、記憶部123に記憶されたグループ番号と紐づいたハザードマップと、に基づいて、山間部の地域を対象とした災害種別「土砂災害」に関する放送を受信するためのグループ番号2200を記憶する。
これにより、災害種別「土砂災害」に関する放送と災害種別「津波」に関する放送とを聴取するため、子局12の記憶部123のグループ番号記憶部123bには、少なくともグループ番号2200とグループ番号2300とが記憶される。
次に、子局12の操作者が都市部に引っ越しをした場合を説明する。この場合、子局12の制御部122は、GPSが測定した子局12の現在位置の情報と、記憶部123に記憶されたグループ番号と紐づいたハザードマップと、に基づいて、記憶部123に記憶されたグループ番号を更新する。
具体的には、制御部122は、GPSが測定した子局12の現在位置の情報が都市部なので、都市部の地域を対象とした災害種別「光化学スモッグ」であると判断する。制御部122は、記憶部123のグループ番号記憶部123bから、災害種別「土砂災害」に関する放送を受信するためのグループ番号2200を削除し、災害種別「光化学スモッグ」に関する放送を受信するためのグループ番号2400を新たに追加して記憶する。
尚、子局12が災害選択スイッチ126の設定を変更していない場合、災害種別「津波」を対象とした放送を受信するためのグループ番号2300は、記憶部123に記憶されたままであり、放送受信可能な状態を継続する。
実施の形態2に係る子局12は、子局12の設置場所を(現在位置)に紐づいた災害情報を聴取することに加えて、災害選択スイッチ126を使用して聴取したい放送(災害情報)及び不要な災害情報を選択することができる。
これにより、親局11から子局12を介して地域住民(聞き手)に一方的に行われていた災害情報の放送を、子局12の操作者が取捨選択した災害情報を放送するように改善した。
[実施の形態3]
実施の形態3に係る子局12は、設置場所の地理的条件に加えて、時間、季節、周辺のイベント開催の有無、イベントの開催時間、群衆検知情報等、人々の動きに関係する情報に基づいて災害種別で放送対象となる子局12のグループ番号を決定する。
例えば、イベント開催が無い夜の場合、群衆の混雑に関わる注意喚起を行う放送の種別「群衆注意」を放送すべき子局12は、都市部の中でも繁華街にあるものだけで良い。
一方、夏の昼間に海岸沿いでイベント等が開催され、日本全国から人が集まるような場合、種別「群衆注意」を放送すべき子局12は、海岸沿い、都市部の全域、及び都市部から海岸沿いの大通り等も含めた広域に設置された子局12となる。
この場合、子局12において受信が必要な放送を特定するための情報は、記憶部123に記憶された子局12の現在位置の情報、グループ番号と紐づいたハザードマップ、ならびに時間、季節、周辺のイベントの有無の情報、群衆検知等の情報となる。
制御部122は、これら情報を解析して記憶部123に記憶されている情報管理テーブル123aと照らし合わせる。制御部122は、照らし合わせた結果、記憶部123に種別「群衆注意」の放送を受信するためのグループ番号3200を記憶するか、又は、削除するかを判断する。
ここで、制御部122の動作をさらに詳細に説明する。
図6は、実施の形態3に係る子局の動作を例示するフローチャートである。
図6に示すように、制御部122は、インタフェース部121から運用地域およびその周辺地域でのイベントの有無と、イベントの開催時間(日程)、イベントの開催場所、イベントの想定人数、道路混雑情報、群衆の動きの情報等を、例えば、以下に示す情報元から収集する(ステップS201)。
情報元は、インターネット上の自治体のホームページ(HP:Home Page)、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS: Social Networking Service)、地図情報サイト、日本道路交通情報センターのサイト等である。
制御部122は、これらの情報元から情報を収集するとともに、必要に応じて自営の群衆検知システムから群衆の動きの情報を収集してもよい。
制御部122は、収集したこれらの情報を、リアルタイムクロック等の集積回路で保持している時刻情報、またはインターネット上の公開NTP(Network Time Protocol)サービスから取得した時刻情報と紐づけて記憶部123に記憶する(ステップS201)。
制御部122は、記憶部123に記憶した運用地域およびその周辺地域でのイベントの有無と、イベントの開催時間、イベントの開催場所、イベントの想定人数、道路混雑情報、及び群衆の動きの情報等に基づいて以下を算出する(ステップS202)。
制御部122は、人が集中する地域と災害種別毎の避難計画を算出する(ステップS202)。災害種別毎の避難計画とは、災害種別毎の災害発生時の避難経路および避難先として必要な空間の広さのことである。
制御部122は、人が集中する地域および災害種別毎の避難計画と、グループ番号と紐づいたハザードマップで災害が想定される地域および災害発生時に避難経路となる地域と、を比較する(ステップS203)。制御部122は、比較した結果に基づいて、災害種別毎のハザードマップの情報を作成して記憶部123に記憶する(ステップS203)。
制御部122は、GPSの位置情報(子局12の現在位置の情報)を更新するか否かを確認する(ステップS204)。制御部122は、GPSの位置情報を更新した場合(ステップS204:Yes)、GPSの位置情報を記憶部123に記憶する(ステップS205)。
制御部122は、ステップS204の処理において、既に記憶部123に記憶されている位置情報と、GPSから受信した子局12の現在位置の情報と、が同じである場合、現在位置の情報を記憶部123に記憶する処理を省略する(ステップS204:No)。
制御部122は、情報管理テーブル123aに記憶されている災害種別毎に、災害種別毎のハザードマップの情報と、GPSの位置情報と、を比較する。制御部122は、比較した結果に基づいて、グループ番号記憶部123bに記憶している子局12が放送対象となるべきグループ番号を更新する(ステップS206)。
制御部122は、ステップS201からステップS206までの処理を任意の間隔で周期的に実施しても良い。
このように、制御部122は、イベントの有無、イベントの開催時間、イベントの開催場所、イベントの想定人数、イベントの開催季節、道路混雑情報、及び群衆の動きの情報のうち少なくともいずれか含むイベント情報に基づいて、子局12の災害種別を更新する。
実施の形態3に係る子局12は、地理的条件に限らない災害関連の情報を、時と場合に応じて適切な範囲に放送することができる。
また、子局12は、災害に関する放送時以外、例えば、平常時に地域限定の広報や行政案内を放送することができる。例えば、子局12が、避難訓練を行う地区に限定した行政案内を放送する場合、制御部122は、避難訓練の対象地域を示す情報と、子局12の現在位置の情報(GPSの位置情報)と、を解析する。
制御部122は、記憶部123の情報管理テーブル123aから、避難訓練の情報に紐付けられたグループ番号を選択し、選択したグループ番号を避難訓練の周知対象となる子局12のみに設定する。これにより、平常時においても円滑で、ミスのないシステム運用を行うことができる。
[実施の形態4]
実施の形態4に係る子局12は、リアルタイムに状況が変化する火災等を災害種別として、子局12が受信する放送のグループ番号を決定する。
火災は、風向き、周囲の状況、気候等により、煙の向きや延焼範囲の状況がリアルタイムに変化する。また、火災は、複数の場所で同時に発生する場合もある。
この場合、子局12の制御部122は、インタフェース部121のネットワーク接続部からインターネット上の火災情報を収集するとともに、インタフェース部121に接続されたGPSから子局12の現在位置の情報を受信して解析を行う。
子局12の制御部122は、解析の結果を記憶部123の情報管理テーブル123aと照らし合わせる。子局12の制御部122は、照らし合わせた結果、記憶部123に火災の放送を受信するためのグループ番号3000を記憶するか、又は、記憶部123から火災の放送を受信するためのグループ番号3000を削除するか判断する。
ここで、災害種別が「火災」の場合における制御部122の処理をさらに詳細に説明する。
図7は、実施の形態4に係る子局の動作を例示するフローチャートである。
図7に示すように、制御部122は、インタフェース部121から運用地域およびその周辺地域での火災の発生位置、火災の規模、延焼範囲、気温、湿度、風向き、風速、天候等、以下に示す情報元から収集し記憶部123に記憶する(ステップS301)。
情報元は、インターネット上の自治体のホームページ、ソーシャルネットワーキングサービス、消防局のホームページ、気象庁のホームページや情報配信メール等である。
制御部122は、記憶部123に記憶した運用地域およびその周辺地域での火災の発生位置、火災の規模、延焼範囲、気温、湿度、風向き、風速、天候(気象)等に基づいて以下を算出し、記憶部123に記憶する(ステップS302)。
制御部122は、延焼範囲となる可能性のある地域や、煙の影響を受ける地域の範囲を算出する。
制御部122は、インタフェース部121に接続されたGPSから子局12の現在位置の情報を受信し、子局12の現在位置の情報を更新するか否かを確認する(ステップS303)。制御部122は、子局12の現在位置の情報を更新した場合(ステップS303:Yes)、GPSから受信した位置情報を記憶部123に記憶する(ステップS304)。
制御部122は、ステップS303の処理において、既に記憶部123に記憶されている位置情報と、GPSから受信した子局12の現在位置の情報と、が同じである場合、現在位置の情報を記憶部123に記憶する処理を省略する(ステップS303:No)。
制御部122は、情報管理テーブル123aに記憶されている災害種別「火災」について、記憶部123に記憶した延焼範囲となる可能性のある地域や、煙の影響を受ける地域の範囲と、子局12の現在位置の情報(GPSの位置情報)を比較する。制御部122は、比較した結果に基づいて、グループ番号記憶部123bに記憶している子局12が放送対象となるべきグループ番号を更新する(ステップS305)。
制御部122は、ステップS301からステップS305までの処理を任意の間隔で周期的に実施しても良い。
このように、制御部122は、火災の発生位置、火災の規模、火災の延焼範囲、火災発生時の気温、火災発生時の湿度、火災発生時の風向き、火災発生時の風速、火災発生時の気象のうち少なくともいずれかを含む火災情報に基づいて、子局12の災害種別を更新する。
これにより、実施の形態4に係る子局12は、リアルタイムに状況が変化する火災についても、適切な範囲に放送を行うことができる。
[実施の形態5]
実施の形態5に係る子局12は、インタフェース部121にセンサを接続することで、子局12の周辺環境に対応して受信する放送のグループ番号を決定する。
具体的には、子局12は、インタフェース部121に放射線量を測定するセンサ(図示せず)を接続する。センサは、子局12の周辺の放射線量を測定する。
子局12の制御部122は、放射線量が閾値を越えた場合、記憶部123の情報管理テーブル123aと照らし合わせる。制御部122は、照らし合わせた結果、記憶部123に放射線量警戒の放送を受信するためのグループ番号3100を記憶するか、又は、記憶部123から放射線量警戒の放送を受信するためのグループ番号3100を削除するか判断する。
このように、制御部122は、子局12の周辺の放射線量が閾値を越えたか否かに基づいて、子局12の災害種別を更新する。
これにより、実施の形態5では、子局12の周辺環境に応じて、必要な子局12からのみ放送を行うことができる。その結果、適切な範囲への情報提供、住民のパニック防止、及び拡声放送を軽視する習慣の防止を行うことができる。
尚、制御部122は、照らし合わせの処理と判断の処理とを任意の間隔で周期的に実施しても良い。
[実施の形態6]
実施の形態6に係る子局12は、SSID(Service Set Identifier)を使用して子局12が受信する放送のグループ番号を決定する。
子局12のインタフェース部121は、SSIDを検出するための検出部(図示せず)を有する。検出部は、子局12の周辺の公共施設のアクセスポイント等から送信されるSSIDを検出する。検出部は、1つまたは複数存在してもよい。親局11は、1台以上の子局12と接続してもよい。
子局12は、検出部の代わりに受信部121aを使用してSSIDを検出してもよい。すなわち、子局12の受信部121aは、所定のSSID、例えば、避難所 公共施設AのアクセスポイントのSSIDを受信してもよい。
記憶部123には、受信が必要な放送を特定するための情報として、避難所となる公共施設のアクセスポイントのSSIDが記憶されている。
制御部122は、検出部又は受信部121aが受信した所定のSSIDと、記憶部123が予め記憶していたSSIDとに基づいて、子局12の災害種別に紐付けられたグループ番号を更新する。
具体的には、子局12の制御部122は、記憶部123に予め既に記憶されている公共施設AのSSIDと、検出部が検出したSSIDと、が一致するか否かを確認する。制御部122は、一致した場合、記憶部123の情報管理テーブル123aと照らし合わせて、記憶部123に避難所 公共施設Aに関する放送を受信するためのグループ番号5000を記憶する。このとき、記憶部123は、避難所 公共施設Aをハザードマップに追加して記憶してもよい。
また、制御部122は、検出部が公共施設AのSSIDを検出しない場合、記憶部123のグループ番号記憶部123bから避難所 公共施設Aに関する放送を受信するためのグループ番号5000を削除する。
実施の形態6に係る子局12は、GPS等が不要となるため、子局12のコストを削減することができ、子局12を更に普及させることができる。また、実施の形態6によれば、避難所周辺に設置されている子局12のみから放送がされるので、放送内容を避難所周辺の人々に確実に視聴させることができる。また、実施の形態6によれば、避難所周辺にいない人への放送を防ぐことができるため、災害時には水や食料の配給などを適切に行うことが可能となる。
[実施の形態7]
実施の形態7に係るシステムにおいては、親局11がシステム内のグループ番号割り当て情報を更新して子局12に送信する。実施の形態7に係るシステムは、実施の形態1に係るシステムと比べて、親局11がグループ番号割り当て情報(情報管理テーブル)を有する点が異なる。
図8は、実施の形態7に係るシステムを例示するブロック図である。
図9は、実施の形態7に係るハザードマップを例示する図である。
図8に示すように、親局11は、親局インタフェース部111と、親局制御部112と、と、アンテナ114と、を備える。親局インタフェース部111は、親局受信部111aと、親局送信部111bと、を有する。
親局インタフェース部111は、1つまたは複数の入力デバイス接続部(図示せず)と、接続部(図示せず)と、ネットワーク接続部(図示せず)等を有し、子局12に放送指示を送信するアンテナ114に接続する。
入力デバイス接続部は、親局11の操作者がシステム内のグループ番号割り当て情報の作成、編集、送信指示を行うためのボタンやスイッチやダイヤルやタッチパネル、キーボードやマウス等を有する。接続部は、携帯電話やスマートフォン等の情報端末用と有線または無線で接続する。ネットワーク接続部は、インターネットやイントラネット等と接続する。
実施の形態7では、親局11が、親局インタフェース部111から、例えば、時間、季節、周辺のイベントの有無、イベントの開催時間、群衆検知情報等、人々の動きに関係する情報を収集する。そして、親局11がシステム内のグループ番号割り当て情報(図4に示すグループ番号と紐づいたハザードマップ)を更新する。
例えば、高さ5メートルの津波が想定された場合について説明する。災害種別「津波」がイベントの無い冬の夜に発生した場合、海岸に大勢の人がいる可能性は低く、避難経路が混雑する可能性も低い。このため、災害種別「津波」を対象とした放送を受信するためのグループ番号2300を割り当てる地域は、図4に示すようなグループ番号と紐づいたハザードマップの情報で良い。
一方、災害種別「津波」が夏の昼間で、かつ、海岸でイベントが開かれているときに発生した場合、海岸には大勢の人がいる可能性が高く、避難経路の混雑も想定される。この場合、放送対象として海岸線沿いおよび避難経路となる道路沿い、避難先となる内陸部にも放送を行う必要がある。よって、災害種別「津波」を対象とした放送を受信するためのグループ番号2300を割り当てる地域は、図9に示すようなグループ番号と紐づいたハザードマップの情報になる。
このように、親局11の親局制御部112は、時間、季節、周辺のイベントの有無、イベントの開催時間、群衆検知情報等、人々の動きに関係する情報に基づいて、グループ番号と紐づいたハザードマップの情報を作成し更新する。災害種別は、図2に示すグループ番号と紐付けられる。すなわち、親局11の親局制御部112は、災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップ(グループ番号と紐づいたハザードマップ)を作成し、イベントの有無等に基づいてハザードマップを更新する。
グループ番号と紐づいたハザードマップの更新は、グループ番号と地域の紐づけの変更だけでなく、放送対象となる種別の追加、削除、ハザードマップ自体の更新も、必要に応じて行って良い。
親局11の親局送信部111bは、更新後のグループ番号と紐づいたハザードマップの情報を、親局インタフェース部111の親局送信部111bからアンテナ114を介してシステム内の全ての子局12に向けて一括して送信する。親局11の親局送信部111bは、グループ番号と紐づいたハザードマップの情報を、親局インタフェース部111からネットワークや専用通信網を介してシステム内の全ての子局12に向けて一括して送信してもよい。
子局12の受信部121aは、図4又は図9に示すグループ番号と紐づいたハザードマップの情報を受信する。
子局12の制御部122は、記憶部123に記憶しているグループ番号と紐づいたハザードマップの情報を更新する。
子局12の制御部122は、子局12の現在位置と、グループ番号と紐づいたハザードマップと、に基づいて災害時に受けると予測される子局12の災害種別を更新する。
具体的には、子局12の制御部122は、ハザードマップにおいて、子局12の現在位置の情報(GPSから受信した位置情報)に対応するグループ番号と、グループ番号記憶部123bに予め記憶していたグループ番号と、を比較する。子局12の制御部122は、比較した結果、グループ番号が一致しない場合、子局12の現在位置に対応する災害種別に紐付けられたグループ番号をグループ番号記憶部123bに記憶し更新する。
親局送信部111bは、複数の災害種別のうち所定の災害種別が選択された場合、所定の災害種別に紐付けられたグループ番号を子局12に送信する。子局12は、親局11から受信した所定の災害種別に紐付けられたグループ番号と、子局12の災害種別と紐付けられグループ番号記憶部123bに記憶されたグループ番号と、が一致する場合、出力部125から注意喚起の出力を行う。
実施の形態7では、親局11から子局12に送信される情報には、子局12の数や子局12を識別するための子局番号に相当する情報は含まれない。
これにより、子局12の移動、子局12の交換、子局12の追加、グループ番号の変更、及び子局番号の変更等の影響を受けることなく、システム構成の情報を秘匿しながら、全ての子局12のグループ番号をリアルタイムに更新することができる。
その結果、実施の形態7によれば、災害発生時間や災害種別等に応じて適切な範囲に放送を行うことができる。
尚、親局11は、任意のタイミングで、システム内のグループ番号割り当て情報を更新してもよい。また、親局11は、任意の頻度で、システム内のグループ番号割り当て情報を子局12に送信してもよい。
また、親局11は、前回送信済みのシステム内のグループ番号割り当て情報の内容との差分を子局12に送信してもよい。また、親局11は、システム内のグループ番号割り当て情報の全体を子局12に送信してもよい。
また、上記の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、各構成要素の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上記の実施の形態において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実態のある記憶媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記憶媒体(具体的にはフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記憶媒体(具体的には光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(具体的には、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM))、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
自局の現在位置を受信する受信部と、
災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップを記憶する記憶部と、
前記自局の現在位置と前記ハザードマップとに基づいて前記災害時に受けると予測される前記自局の前記災害種別を更新する制御部と、
親局から受信した所定の前記災害種別と前記自局の前記災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行う出力部と、
を備える子局。
(付記2)
前記制御部は、前記自局の現在位置に対応する前記災害種別と、前記自局が予め記憶していた前記災害種別と、が一致するか否かに基づいて前記自局の前記災害種別を更新する、
付記1に記載の子局。
(付記3)
前記記憶部は、前記災害種別をグループ番号に紐付けた情報管理テーブルを記憶し、
前記制御部は、前記自局の現在位置に対応する前記災害種別に紐付けられたグループ番号と、前記自局が予め記憶していた前記災害種別に紐付けられたグループ番号と、が一致するか否かに基づいて前記自局の前記災害種別に紐付けられたグループ番号を更新する、
付記1に記載の子局。
(付記4)
前記自局の現在位置は、GPS(Global Positioning System)を使用して受信される、
付記1乃至3のいずれか1つに記載の子局。
(付記5)
前記記憶部は、前記自局の前記災害種別を記憶する、
付記1乃至4のいずれか1つに記載の子局。
(付記6)
複数の前記災害種別のうちから所定の災害を選択する災害選択スイッチをさらに備え、
前記受信部は、前記所定の災害に関する情報を前記親局から受信し、
前記出力部は、前記所定の災害に関する情報を放送する、
付記1乃至5のいずれか1つに記載の子局。
(付記7)
前記制御部は、イベントの有無、前記イベントの開催時間、前記イベントの開催場所、前記イベントの想定人数、前記イベントの開催季節、道路混雑情報、及び、群衆の動きの情報のうち少なくともいずれか含むイベント情報に基づいて、前記自局の前記災害種別を更新する、
付記1乃至6のいずれか1つに記載の子局。
(付記8)
前記制御部は、火災の発生位置、前記火災の規模、前記火災の延焼範囲、前記火災発生時の気温、前記火災発生時の湿度、前記火災発生時の風向き、前記火災発生時の風速、前記火災発生時の気象のうち少なくともいずれかを含む火災情報に基づいて、前記自局の前記災害種別を更新する、
付記1乃至7のいずれか1つに記載の子局。
(付記9)
前記制御部は、自局周辺の放射線量が閾値を越えたか否かに基づいて、前記自局の前記災害種別を更新する、
付記1乃至8のいずれか1つに記載の子局。
(付記10)
前記受信部は、所定のSSID(Service Set Identifier)を受信し、
制御部は、前記所定のSSIDと前記自局が予め記憶していたSSIDとに基づいて、前記自局の前記災害種別を更新する、
付記1乃至9のいずれか1つに記載の子局。
(付記11)
親局と子局とを備え、
前記親局は、
所定の災害種別を前記子局に送信する親局送信部を有し、
前記子局は、
前記子局の現在位置を受信する受信部と、
災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップを記憶する記憶部と、
前記子局の現在位置と前記ハザードマップとに基づいて前記災害時に受けると予測される前記子局の前記災害種別を更新する制御部と、
親局から受信した前記所定の前記災害種別と前記子局の前記災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行う出力部と、を有する、
システム。
(付記12)
親局と子局とを備え、
前記親局は、
災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップを作成する親局制御部と、
前記ハザードマップを前記子局に送信する親局送信部と、を有し、
前記親局送信部は、複数の前記災害種別のうち所定の災害種別が選択された場合、前記所定の災害種別を前記子局に送信し、
前記子局は、
前記親局から前記ハザードマップを受信する受信部と、
前記子局の現在位置と前記ハザードマップとに基づいて前記災害時に受けると予測される前記子局の前記災害種別を更新する制御部と、
前記親局から受信した前記所定の災害種別と前記子局の前記災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行う出力部と、を有する、
システム。
(付記13)
子局の現在位置を受信することと、
災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップを記憶することと、
前記子局の現在位置と前記ハザードマップとに基づいて前記災害時に受けると予測される前記子局の前記災害種別を更新することと、
親局から受信した所定の前記災害種別と前記子局の前記災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行うことと、
を備える方法。
(付記14)
子局の現在位置を受信することと、
災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップを記憶することと、
前記子局の現在位置と前記ハザードマップとに基づいて前記災害時に受けると予測される前記子局の前記災害種別を更新することと、
親局から受信した所定の前記災害種別と前記子局の前記災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行うことと、
をコンピュータに実行させるプログラム。
11…親局
111…親局インタフェース部
111a…親局受信部
111b…親局送信部
112…親局制御部
114…アンテナ
12…子局
121…インタフェース部
121a…受信部
122…制御部
123…記憶部
123a…情報管理テーブル
123b…グループ番号記憶部
124…アンテナ
125…出力部
126…災害選択スイッチ
126s…設定部

Claims (10)

  1. 自局の現在位置を受信する受信部と、
    災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップを記憶する記憶部と、
    前記自局の現在位置と前記ハザードマップとに基づいて前記災害時に受けると予測される前記自局の前記災害種別を更新する制御部と、
    親局から受信した所定の前記災害種別と前記自局の前記災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行う出力部と、
    を備える子局。
  2. 前記制御部は、前記自局の現在位置に対応する前記災害種別と、前記自局が予め記憶していた前記災害種別と、が一致するか否かに基づいて前記自局の前記災害種別を更新する、
    請求項1に記載の子局。
  3. 前記記憶部は、前記災害種別をグループ番号に紐付けた情報管理テーブルを記憶し、
    前記制御部は、前記自局の現在位置に対応する前記災害種別に紐付けられたグループ番号と、前記自局が予め記憶していた前記災害種別に紐付けられたグループ番号と、が一致するか否かに基づいて前記自局の前記災害種別に紐付けられたグループ番号を更新する、
    請求項1に記載の子局。
  4. 複数の前記災害種別のうちから所定の災害を選択する災害選択スイッチをさらに備え、
    前記受信部は、前記所定の災害に関する情報を前記親局から受信し、
    前記出力部は、前記所定の災害に関する情報を出力する、
    請求項1乃至3のいずれか1つに記載の子局。
  5. 前記制御部は、イベントの有無、前記イベントの開催時間、前記イベントの開催場所、前記イベントの想定人数、前記イベントの開催季節、道路混雑情報、及び、群衆の動きの情報のうち少なくともいずれか含むイベント情報に基づいて、前記自局の前記災害種別を更新する、
    請求項1乃至4のいずれか1つに記載の子局。
  6. 前記制御部は、火災の発生位置、前記火災の規模、前記火災の延焼範囲、前記火災発生時の気温、前記火災発生時の湿度、前記火災発生時の風向き、前記火災発生時の風速、前記火災発生時の気象のうち少なくともいずれかを含む火災情報に基づいて、前記自局の前記災害種別を更新する、
    請求項1乃至5のいずれか1つに記載の子局。
  7. 前記制御部は、自局周辺の放射線量が閾値を越えたか否かに基づいて、前記自局の前記災害種別を更新する、
    請求項1乃至6のいずれか1つに記載の子局。
  8. 前記受信部は、所定のSSID(Service Set Identifier)を受信し、
    制御部は、前記所定のSSIDと前記自局が予め記憶していたSSIDとに基づいて、前記自局の前記災害種別を更新する、
    請求項1乃至7のいずれか1つに記載の子局。
  9. 子局の現在位置を受信することと、
    災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップを記憶することと、
    前記子局の現在位置と前記ハザードマップとに基づいて前記災害時に受けると予測される前記子局の前記災害種別を更新することと、
    親局から受信した所定の前記災害種別と前記子局の前記災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行うことと、
    を備える方法。
  10. 子局の現在位置を受信することと、
    災害時に災害の影響を受けると予測される災害危険地域を災害種別ごとに示したハザードマップを記憶することと、
    前記子局の現在位置と前記ハザードマップとに基づいて前記災害時に受けると予測される前記子局の前記災害種別を更新することと、
    親局から受信した所定の前記災害種別と前記子局の前記災害種別とが一致する場合、注意喚起の出力を行うことと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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