JP2020154007A - 画像形成装置および着脱ユニット - Google Patents

画像形成装置および着脱ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2020154007A
JP2020154007A JP2019049358A JP2019049358A JP2020154007A JP 2020154007 A JP2020154007 A JP 2020154007A JP 2019049358 A JP2019049358 A JP 2019049358A JP 2019049358 A JP2019049358 A JP 2019049358A JP 2020154007 A JP2020154007 A JP 2020154007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
emitting surface
detachable unit
attached
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019049358A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7310183B2 (ja
Inventor
薫也 渡邊
Kunya Watanabe
薫也 渡邊
道明 吉原
Michiaki Yoshihara
道明 吉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2019049358A priority Critical patent/JP7310183B2/ja
Publication of JP2020154007A publication Critical patent/JP2020154007A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7310183B2 publication Critical patent/JP7310183B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】像保持手段を有する着脱ユニットを装置本体への装着作業に合わせて、清掃手段による発光面の清掃ができる画像形成装置等を提供する。【解決手段】画像形成装置は、像保持手段を有し、像保持手段の軸方向に沿う方向に移動することで装置本体に着脱可能に装着される着脱ユニット20と、装置本体に設けられ、着脱ユニットが装着された段階で像保持手段と所要の間隔をあけて対向する発光面から像保持手段を露光する露光手段と、着脱ユニットに像保持手段の軸方向に沿う部分を覆って保護するよう取り付けられかつ着脱ユニットが装着された段階で取り外される保護手段6とを備え、保護手段6には、その少なくとも取り外し時に、露光手段の発光面232aに接触して当該発光面を清掃する清掃手段7が設けられている。【選択図】図9

Description

この発明は、画像形成装置および着脱ユニットに関するものである。
特許文献1には、像を保持する像保持体を有してその軸方向に移動することで本装置に対して着脱可能に設けられる像保持体ユニットに、その軸方向に移動することに伴って清掃部の清掃面が変化することで光照射面を清掃する清掃手段を設けた画像形成装置が記載されている。
特許文献2には、挿抜するドラム現像ユニットの挿入方向の先頭になる部分に、露光用のLEDヘッドレンズの表面をクリーニングするヘッドクリーナを設けた画像形成装置が記載されている。
特許文献3には、装置本体に対して着脱自在に配設され、像担持体を備えた画像形成ユニットに、その抜き出す際に露光装置を清掃する清掃部材を設けている画像形成装置が記載されている。
特許文献4には、露光手段の光出射面を清掃するクリーニング部材を像担持体と露光手段の光出射面との間に挟み込んだ状態で露光手段の長手方向に沿って移動させて光出射面を清掃する露光手段のクリーニング装置を、スクリュー軸とこれに螺合するスライダを含んで構成される駆動機構により露光手段の長手方向に沿って往復動させるように設けた画像形成装置が記載されている。
特開2015−18132号公報 特開2015−60132号公報 特開2014−231207号公報 特開2011−25631号公報
この発明は、像保持手段を有する着脱ユニットを装置本体に装着した段階で、露光手段の発光面に接触して当該発光面を清掃する清掃手段を格納しておくためのスペースを装置本体側に設ける必要がなく、着脱ユニットの装着作業時に合わせて清掃手段による発光面の清掃を行うことができる画像形成装置とそれに用いる着脱ユニットを提供するものである。
請求項1に記載の発明の画像形成装置は、
像を保持する像保持手段を有し、前記像保持手段の軸方向に沿う方向に移動することで装置本体に着脱可能に装着される着脱ユニットと、
前記装置本体に設けられ、前記着脱ユニットが装着された段階で前記像保持手段と所要の間隔をあけて対向する発光面から前記像保持手段を露光する露光手段と、
前記着脱ユニットに前記像保持手段の軸方向に沿う部分を覆って保護するよう取り付けられ、かつ当該着脱ユニットが装着された段階で取り外される保護手段と、
を備え、
前記保護手段には、その少なくとも取り外し時に、前記露光手段の前記発光面に接触して当該発光面を清掃する清掃手段が設けられているものである。
また、請求項2に記載の発明の画像形成装置は、上記請求項1に係る発明において、前記清掃手段は、前記保護手段のうち前記着脱ユニットの装着するときの移動方向の少なくとも先端部に相当する部分に設けられているものである。
請求項3に記載の発明の画像形成装置は、上記請求項1又は2に係る発明において、前記保護手段は、前記像保持手段と前記露光手段の前記発光面との間に介在する介在部分を有し、前記清掃手段は、前記保護手段の前記介在部分のうち前記発光面と対向する部位に設けられているものである。
請求項4に記載の発明の画像形成装置は、上記請求項3に係る発明において、前記保護手段は、前記介在部分が前記像保持手段の軸方向に沿って延びて当該像保持手段と向き合う形状からなり、前記像保持手段の軸方向に沿って引き出すことで前記着脱ユニットから取り外されるものである。
請求項5に記載の発明の画像形成装置は、上記請求項3又は4に係る発明において、前記保護手段は、前記介在部分のうち前記像保持手段と対向する部位に、当該介在部分が当該像保持手段に接触することを防止する接触防止手段が設けられているものである。
請求項6に記載の発明の画像形成装置は、上記請求項1乃至5のいずれか1項に係る発明において、前記露光手段は、前記着脱ユニットの装着時に移動する段階で、前記発光面が当該着脱ユニットの前記像保持手段と一定の間隔に保たれるよう設けられており、前記清掃手段は、前記着脱ユニットの装着時に移動するときにも、前記発光面に接触するよう設けられているものである。
さらに、請求項7に記載の発明の着脱ユニットは、
画像形成装置の装置本体に着脱可能に装着される着脱ユニットであって、
像を保持する像保持手段と、前記像保持手段を支持する支持手段と、前記支持手段に前記像保持手段の軸方向に沿う部分を覆って保護する状態で取り付けられ、かつ前記着脱ユニットが装着された段階で取り外される保護手段と、を備え、
前記保護手段には、前記着脱ユニットが装着された段階で前記像保持手段と所要の間隔をあけて対向する発光面から前記像保持手段を露光するとともに前記装置本体に設けられている露光手段に対して、少なくとも前記取り外し時に前記発光面に接触して当該発光面を清掃する清掃手段が設けられているものである。
請求項1に記載の発明の画像形成装置によれば、像保持手段を有する着脱ユニットを装置本体に装着した段階で、露光手段の発光面に接触して当該発光面を清掃する清掃手段を格納しておくためのスペースを装置本体側に設ける必要がなく、着脱ユニットの装着作業時に合わせて清掃手段による発光面の清掃を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、清掃手段を保護手段のうち着脱ユニットの装着するときの移動方向の先端部に相当する部分に設けない場合に比べて、保護手段の少なくとも取り外し時に清掃手段による発光面の清掃ができる。
請求項3に記載の発明によれば、清掃手段を介在部分に設けない場合に比べて、保護手段の少なくとも取り外し時に介在部分にある清掃手段を発光面に確実に接触させて発光面の清掃ができる。
請求項4に記載の発明によれば、保護手段の介在部分が像保持手段の軸方向に沿って延びて対向する形状でない場合に比べて、保護手段の容易な取り外しとその取り外しに連動した発光面の清掃とができる。
請求項5に記載の発明によれば、保護手段の取り外し時に、介在部分が像保持手段に接触することを防ぐことができる。
請求項6に記載の発明によれば、着脱ユニットの装着作業時に移動するときにも、保護手段にある清掃手段による発光面の清掃を行うことができる。
また、請求項7に記載の発明の着脱ユニットによれば、その着脱ユニットを画像形成装置の装置本体に装着した段階で保護手段を少なくとも取り外すときに、その保護手段にある清掃手段により露光手段の発光面の清掃を行うことができ、その装置本体には着脱ユニットを画像形成装置の装置本体に装着している間に清掃手段を格納しておくためのスペースを設ける必要がない。
実施の形態1に係る画像形成装置の構成を示す概要図である。 図1の画像形成装置における一部(主に作像装置)を示す概要図である。 (A)は保護部材が未装着の着脱ユニットを示す斜視図、(B)は着脱ユニットに取り付ける保護部材を示す斜視図である。 (A)は保護部材が装着された着脱ユニットを示す斜視図、(B)は着脱ユニットから保護部材を取り外すときの途上の状態を示す斜視図である。 (A)は保護部材が装着された着脱ユニットを示す側面図、(B)は露光装置の構成と取り付け状態を示す概略断面図である。 (A)は保護部材を示す側面図、(B)は(A)の保護部材の奥側の部分を斜め下方から見上げたときの状態を拡大して示す斜視図である。 保護部材が装着された着脱ユニットを示す概略断面図である。 (A)は保護部材が装着された着脱ユニットを装着するときの途上の状態を示す概略断面図、(B)は(A)の着脱ユニットを装着したときの状態を露光装置と共に示す概略断面図である。 着脱ユニットの装着完了時における着脱ユニットと露光装置との状態を示す断面図と破線で囲った一部を拡大して示す断面図である。 (A)は装着された着脱ユニットから保護部材を取り外すときの途上の状態を示す概略断面図、(B)は(A)の保護部材を取り外した後の着脱ユニットと露光装置との状態を示す概略断面図である。 装着されたときの着脱ユニットにおける保護部材および清掃装置と露光装置との状態を示す概略断面図である。 装着された着脱ユニットから保護部材を取り外すときの清掃部材による発光面の清掃の状態を示す概略斜視図である。 (A)は装着するときの途上における着脱ユニットと露光装置との位置関係の構成を示す概要図、(B)は(A)の着脱ユニットの装着が完了したときの露光装置との位置関係の状態を示す概要図である。 (A)は装着するときの途上における着脱ユニットと露光装置との位置関係の他の構成を示す概要図、(B)は(A)の着脱ユニットの装着が完了したときの露光装置との位置関係の状態を示す概要図である。 保護部材において清掃部材を設ける補助部材の他の構成を示す概略断面図である。
以下、この発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態1]
図1には、実施の形態1に係る画像形成装置1が示されている。図1を含む他の図面中に符号X,Y,Zを付して示す矢印は、その各図面において想定した幅、高さおよび奥行の各方向を示す。また図1、図2等においてX,Yの方向の矢印が交わる部分における丸印の記号は、Zの方向が図面の垂直下方に向いていることを示している。
<画像形成装置>
画像形成装置1は、電子写真方式等の画像形成方式を利用して、現像剤としてのトナーで構成される画像を記録媒体の一例である用紙9に形成する装置である。この画像形成装置1は、例えば、情報端末機、画像読取装置等の外部機器から取得される画像情報に対応した画像の形成を行うプリンタとして構成されている。
この画像形成装置1は、図1に示されるように、装置本体の一例である筐体10の内部空間に、画像情報に基づくトナーからなる未定着像としてのトナー像を形成する像形成手段2と、像形成手段2で形成されるトナー像を一時的に保持して搬送した後に用紙9に二次転写させる中間転写手段3と、中間転写手段3の二次転写する位置に供給すべき用紙9を収容するとともに送り出す給紙手段4と、中間転写手段3で二次転写されたトナー像を用紙9に定着させる定着手段5等を備えている。
筐体10は、各種の支持部材、外装材等の材料で所要の構造および形状に形成された構造物である。この筐体10は、その上面部の一部に、画像が形成された後に排出される用紙9を積み重ねた状態で収容する排出収容部12が形成されている。図1における一点鎖線は、筐体10内で用紙9が搬送されるときの主な搬送経路を示している。
像形成手段2は、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)という4色のトナー像をそれぞれ専用に形成する4つの作像装置2Y,2M,2C,2Kにて構成されている。実施の形態1における4つの作像装置2(Y,M,C,K)は、図1に示す筐体10の内部において右肩上がりに傾いた状態で並ぶよう配置されている。
4つの作像装置2(Y,M,C,K)はいずれも、図1や図2に示されるように、矢印で示す方向に回転する像保持手段の一例である感光ドラム21を有している。また作像装置2(Y,M,C,K)はいずれも、その感光ドラム21の周囲に、感光ドラム21の像保持領域を帯電する帯電装置22と、感光ドラム21の帯電された像保持領域に画像情報に応じた露光を行って静電潜像を形成する露光手段の一例である露光装置23と、感光ドラム21の像形成面に形成された静電潜像を対応する色のトナーで現像する現像装置24(Y,M,C,K)と、感光ドラム21の像形成面を清掃する第1清掃装置26等の機器を配置している。図1では、便宜上、符号21から24、26をブラック(K)の作像装置2Kには全て記載しているが、他の色の作像装置2Y,2M,2Cにはその一部のみを記載している。
中間転写手段3は、筐体10の内部において像形成手段2としての作像装置2(Y,M,C,K)の上方側に配置されている。
中間転写手段3は、作像装置2(Y,M,C,K)でそれぞれ形成されるトナー像を一次転写で受けて保持した後に用紙9に二次転写する位置まで搬送するよう回転する中間転写ベルト31と、作像装置2(Y,M,C,K)の各感光ドラム21に形成された各トナー像を中間転写ベルト31の外周面の像保持領域にそれぞれ一次転写させる一次転写装置33と、中間転写ベルト31上のトナー像を用紙9に二次転写させる二次転写装置35と、中間転写ベルト31の外周面を清掃する第2清掃装置36等の機器を配置して構成されている。中間転写ベルト31は、複数の支持ロール32a〜32dに架け回された状態で、作像装置2(Y,M,C,K)の各感光ドラム21と二次転写装置35等を順次通過しながら矢印で示す方向に回転するようになっている。
給紙手段4は、用紙9を収容する用紙収容体41、用紙9を用紙収容体41から1枚ずつ送り出す送出装置43等の機器を配置して構成されている。給紙手段4から送り出された用紙9は、用紙搬送ロール、搬送ガイド等で構成される給紙搬送路を経由して、中間転写手段3における中間転写ベルト31と二次転写装置35との間になる二次転写位置まで搬送される。
定着手段5は、中間転写手段3の二次転写位置の上方側に配置されている。定着手段5は、筐体50の内部空間に、加熱用回転体51、加圧用回転体52等の機器を配置して構成されている。定着手段5から定着後に送り出される用紙9は、用紙搬送ロール、搬送ガイド等で構成される排出経路を経由して、排出収容部12まで搬送される。
<着脱ユニット>
画像形成装置1は、図2、図3(A)等に示されるように、4つの作像装置2(Y,M,C,K)における感光ドラム21、帯電装置22および第1清掃装置26が支持フレーム201に取り付けられて一体の構造物にされたうえで、筐体10に形成される装着部に対して感光ドラム21の軸方向Dに沿う方向に押し込むおよび引き抜くよう移動させることで着脱可能に装着される着脱ユニット20(Y,M,C,K)として構成されている。
着脱ユニット20(Y,M,C,K)は、図1に二点鎖線で示されるように4つの段差のある装着台フレーム14の各段部に形成される所定の装着部(空間内)に、それぞれ装着されるようになっている。装着台フレーム14は、筐体10の一部を構成するものである。
画像形成装置1では、着脱ユニット20(Y,M,C,K)の着脱を行う際、その着脱作業に先だって図示しない移動機構を操作することにより、中間転写手段3が正規の装着位置から上方の退避位置に移動させられる構成になっている。これにより、画像形成装置1では、中間転写手段3の中間転写ベルト31が各着脱ユニット20(Y,M,C,K)における感光ドラム21からすべて離間した非接触の状態に保たれ、その着脱ユニット20(Y,M,C,K)の着脱作業を行うことを可能な状態にしている。
また、着脱ユニット20(Y,M,C,K)はいずれも、図2、図3(A)、図5(A)、図8(A)等に示されるように、支持フレーム201に対して、感光ドラム21を回転可能に支持し、帯電装置22を感光ドラム21の帯電すべき位置に配置するよう支持し、第1清掃装置26を感光ドラム21の清掃すべき位置に配置するよう支持している。
より具体的に説明すると、感光ドラム21は、図3(A)、図5(A)等に示されるように、円筒状の基体の外周面に少なくとも感光層が形成された感光部21aと、感光部21aの両端部を支持する左右のフランジ部21b,21cとで構成されている。
図3、図5、図8等において右側(矢印Zの向く先)は画像形成装置1の奥側(リア側)に相当するものとし、またその左側(矢印Zの向く先とは反対側)は画像形成装置1の手前側(フロント側)に相当するものとする。
感光ドラム21は、その左右のフランジ部21b,21cの一部が、支持フレーム201における左右の端部201b,201cに対して回転可能に支持されている。
また、感光ドラム21は、右のフランジ部21cの外側に、筐体10側にある回転駆動機構から出力される回転動力を受ける駆動連結部材(カップリングの一方)215が設けられている。駆動連結部材215は、着脱ユニット20が装着されたときに、筐体10側にある回転駆動装置の出力軸に取り付けた図示しない連結部材(カップリングの他方)と着脱可能に連結して回転動力の伝達が可能になる。
帯電装置22は、感光ドラム21の像保持面に接触して追従するよう回転するとともに帯電用電圧が供給される帯電ロール221を用いる接触帯電方式の帯電装置である。
帯電装置22は、帯電ロール221の両端部が、支持フレーム201における左右の端部201b,201cに対して回転可能に支持されている。帯電ロール221は、着脱ユニット20が装着されると、筐体10側にある給電装置の接続部と接続して帯電用電圧の供給が可能な状態になる。
この帯電装置22は、帯電ロール221の外周面に接触して清掃する清掃ロール223を備えている。この清掃ロール223については省略しても構わない。
第1清掃装置26は、感光ドラム21の軸方向Dに沿って延びる細長い容器状の筐体261の内部に、感光ドラム21の感光部21aに軸方向Dに沿って接触するよう配置される板状の清掃部材262と、清掃部材262で感光ドラム21上から除去するトナー等の不要物を回収して図示しない回収容器にむけて搬送するよう回転可能に取り付けられるスクリュー状の搬送部材263とを備えている。
搬送部材263の右側の端部には、筐体10側にある回転駆動機構から回転動力を受ける連結部材265が、筐体261の右側端部から外側に突出した状態で設けられている。また、搬送部材263の左側の端部には、回収したトナー等の不要物を図示しない回収容器に送り出すための筒状の排出管266が、筐体261の左側端部から外側に突出した状態で設けられている。
また、着脱ユニット20(Y,M,C,K)は、図3(A)、図5(A)等に示されるように、支持フレーム201における左の端部201bにその下方に延びる側板部201dを備えている。
その側板部201dの内側には、露光装置23の後述するハウジング(231)の手前側になる左端部(235)を収容する空間からなる収容部202が形成されており、その収容部202の下方側の部位に上記装着台フレーム14における手前側の側面部15にある位置決め孔15aに挿入して取付け位置を固定する手前側突起203とが設けられている。
また、着脱ユニット20(Y,M,C,K)は、図5等に示されるように、感光ドラム21の駆動連結部材215等を支持する支持フレーム201における右の端部201cの下方側の部位に、取付け位置が固定される奥側突起204が設けられている。この奥側突起204は、上記装着台フレーム14における奥側の側面部16にある位置決め孔16aに挿入される。これにより、着脱ユニット20(Y,M,C,K)の奥側における取付け位置が固定されるようになっている。
一方、作像装置2(Y,M,C,K)を構成する残りの露光装置23および現像装置24(Y,M,C,K)は、筐体10側にそれぞれ配置されている。
このうち露光装置23は、発光源としてLED(Light Emitting Diode)を用いたLEDプリントヘッド(LPH:LED Print Head)を採用している。
このLEDプリントヘッドからなる露光装置23は、図2、図5(B)等に示されるように、複数のLEDを感光ドラム21の軸方向Dに沿う方向に所定のパターンで並べて配置した発光チップとその発光チップを駆動する回路や配線等が設けられた発光部基板234と、発光部基板234から出射される光を感光ドラム21の外周面に結像させるレンズアレイ232と、発光部基板234とレンズアレイ232を保持して一体化するハウジング231とからなるヘッドユニットで構成されている。
レンズアレイ232は、その上端部に光が最終的に出射される発光面232aを有している。発光面232aは、感光ドラム21の軸方向Dに沿う方向にほぼ直線状に延びる細長い面として形成されている(図12)。
また、露光装置23は、図5(B)等に示されるように、上記発光部基板234、レンズアレイ232およびハウジング231からなるヘッドユニットを保持する保持フレーム233を備えている。
保持フレーム233は、上記装着台フレーム14の各段部における装着位置に取り付けられる。
具体的には、保持フレーム233は、その奥側になる右の端部面に設けた奥側突起236を、上記装着台フレーム14の各段部における奥側の側面部16にそれぞれ形成されている位置決め孔16aに挿入することで、その奥側の取付け位置が固定されている。
また保持フレーム233は、その手前側になる左の側面部235が、上記装着台フレーム14の各段部における手前側の側面部15に対してねじ止め等の締結手段で取り付けられて固定されている。
さらに、露光装置23の上記ヘッドユニットは、図5(B)、図9等に示されるように、保持フレーム233の手前側となる左端部および奥側となる右端部に対してばね等の弾性部材237を介在させて上方側に付勢されている。この付勢により、ハウジング231の手前側および奥側の端部にある部位が、保持フレーム233に設けられた上昇規制部242に突き当てられて静止された状態になっている。
また、露光装置23の上記ヘッドユニットは、ハウジング231の手前側端部および奥側端部に押し込み部238,239が設けられている。上記ヘッドユニットは、着脱ユニット20が挿入されて装着されるときに、その押し込み部238,239が、着脱ユニット20における支持フレームの右端部201cにある下部押し付け部とその左端部201bにある下部押し付け部との接触により下方にそれぞれ押し下げられる作用を受ける。これにより、上記ヘッドユニットは、保持フレーム233内において所定の動作位置に保持されるようになっている(図9)。
<保護部材>
さらに、未使用の着脱ユニット20(Y,M,C,K)は、図4、図5(A)等に示されるように、感光ドラム21の軸方向Dに沿う部分を覆って保護するように取り付けられるとともに、着脱ユニット20が装着された段階で取り外される保護手段の一例である保護部材6を備えている。
保護部材6は、図3(B)、図4、図6(A)等に示されるように、感光ドラム21のうち中間転写手段3における中間転写ベルト31の一次転写装置33と対向する部分(一次転写位置:図2)と向き合う部分をその保護すべき範囲に応じた幅で軸方向Dに沿って覆う細長い板状の本体部61と、本体部61の左端で手前側になる部分から感光ドラム21の直径方向に迫り出して存在するよう設けられた取っ手部62とで構成されている。
本体部61は、感光ドラム21の軸方向Dの長さよりも長い寸法で形成されている。
また、本体部61は、その長手方向における左右の端部61a,61bを、着脱ユニット20の支持フレーム201の左端部201bおよび右端部201cの上部にそれぞれ設けられた左右一対の手前側保持部205aおよび奥側保持部205bの保持溝に嵌め入れられる。保護部材6は、この本体部61の左右の端部61a,61bを上記左右一対の手前側保持部205aおよび奥側保持部205bの保持溝に嵌め入れることで、着脱ユニット20に装着される。
また本体部61は、その右端で奥側になる部分に、着脱ユニット20の装着作業時に挿入しやすく誘導するための誘導傾斜部63が設けられている。
この保護部材6は、図4(B)、図10(A)等に示されるように、着脱ユニット20を筐体10の装着部に正式に装着した後、使用者が取っ手部62をもって矢印Jで示す方向(手前側)に引き出すように移動させることにより、装着済みの着脱ユニット20から取り外される。
<清掃部材>
そして、画像形成装置1においては、図6、図7等に示されるように、保護部材6に、その取り外しの際に露光装置23のレンズアレイ232における発光面232aに接触して発光面232aを清掃する清掃手段の一例である清掃部材7を設けている。
清掃部材7は、図3(B)、図6等に示されるように、保護部材6に感光ドラム21と露光装置23の発光面232aとの間に非接触の状態で介在する介在部分の一例である補助部分65を設けたうえで、その補助部分65における発光面232aと対向する部位(下面)に設けられている。
補助部分65は、取っ手部62の下端部から感光ドラム21の軸方向Dに沿って延びて感光ドラム21に向き合う細長い板状の部分として形成されている。
また、補助部分65は、本体部61とほぼ平行な状態で延びる部分として形成されている。また、補助部分65は、その右端で奥側になる先端部65cが、保護部材6を着脱ユニット20に装着したときに感光ドラム21の右端で奥側のフランジ部21cのほぼ中間の位置に届く程度の長さで形成されている。
さらに、補助部分65は、発光面232aと対向する部位(下面)のうち軸方向Dに沿う長手方向の左右両端部に、長手方向にわたって下方に突出する左右の突出部65a,65bが設けられている。この左右の突出部65a,65bは、その下端部が露光装置23のハウジング231又は保持フレーム233の上面部に接触するが、補助部分65の本体がレンズアレイ232の発光面232aに接触することを防止する機能を有している。
また、清掃部材7は、補助部分65のうち着脱ユニット20の装着するときの移動方向E1の少なくとも先端部65cに近い部分に設けられる。より詳しくは、清掃部材7は、図9等に示されるように着脱ユニット20を筐体10の装着部に装着したときに、補助部分65の先端部65cに近い下面のうちで露光装置23のレンズアレイ232における奥側の端部232cをわずかな長さ(例えば1cm程度)だけ越えた位置に相当する部分に設けている。これにより、清掃部材7は、保護部材6の取り外し作業時に、レンズアレイ232の発光面232aの奥側端部から確実に接触して移動し始めるようになる。
さらに、清掃部材7は、発光面232aに擦り傷を付けないような材質からなるゴムや、フェルト等の材料にて構成される。また、清掃部材7は、レンズアレイ232の発光面232aの長手方向(軸方向Dに沿う方向)における寸法が格納スペースを殆ど必要としない程度の短い寸法(例えば数ミリ程度)からなる部材として構成されている。また、清掃部材7は、図9、図12等に示されるように、補助部分65の下面からレンズアレイ232の発光面232aにむけて垂下(突出)して、その下端が発光面232aにわずかに食い込んだ状態で接触し得るよう設けられている。
また、保護部材6は、図3(B)、図6(A)等に示されるように、補助部分65のうち感光ドラム21と対向する部位(上面)に、保護部材6を取り付けるときや取り外すときに補助部分65が感光ドラム21に接触することを防止する接触防止手段の一例である接触防止部材8が設けられている。
接触防止部材8は、補助部分65の上面の長手方向において間隔をあけた状態で複数(例えば3つ)設けているが、長手方向に沿って連続した状態で設けるようにしても構わない。この接触防止部材8は、例えば、ウレタンスポンジ等の材料にて構成される。
<着脱ユニットの装着と保護部材の取り外し>
次に、着脱ユニット20の装着について説明する。
着脱ユニット20の装着は、未使用で新品の着脱ユニット20を初めて使用するとき、感光ドラム21等の不具合により新品の着脱ユニット20に交換するとき、点検や修理の作業時に必要に応じて一時的に取り外した着脱ユニット20を再び装着するとき等の時期に行われる。ここでは、新品の着脱ユニット20を装着するときを想定して説明する。
保護部材6を備えた着脱ユニット20は、その装着に際しては、図8(A)に示されるように、画像形成装置1の筐体10における装着部を構成する上記装着台フレーム14の段部上にある装着用の空間内に対して、感光ドラム21の軸方向Dに沿う矢印E1で示す方向に移動するよう押し込まれて差し込まれる。
この際、着脱ユニット20は、筐体10における装着部に設けられた図示しない案内部に案内されて矢印E1で示す方向に移動する。また、このときの着脱ユニット20は、その感光ドラム21が、露光装置23におけるレンズアレイ232の発光面232aから所定の離間距離(露光時の正規の間隔αよりも大きい距離)だけ離れた状態で移動させられる。このときの離間距離は、保護部材6の補助部分65にある清掃部材7が露光装置23における発光面232aに接触しない程度に離れた距離である。また、このとき露光装置23は、着脱ユニット20が装着されていない段階では、そのレンズアレイ232(発光部基板234を含む)が弾性部材237の付勢力を受けることで正規の動作位置よりも上方にごく僅かだけ(例えば数ミリ程度)浮き上がった状態に保たれている。
また、着脱ユニット20は、矢印E1で示す方向に差し込まれたとき、以下に説明するような状態になることで装着が完了した状態になる。
すなわち、着脱ユニット20は、図8(B)に示されるように、その支持フレーム201における奥側突起204が装着台フレーム14の奥側の側面部16にある位置決め孔16aに挿入されて、その奥側における取付け位置が固定された状態になる。この際、着脱ユニット20の奥側にある感光ドラム21の駆動連結部材215や第1清掃装置26の搬送部材263の連結部材265等が、筐体10側にある図示しない回転駆動装置の連結部材等とそれぞれ連結された状態になる。
また、着脱ユニット20は、これとほぼ同時に、その支持フレーム201における手前側突起203が装着台フレーム14の手前側の側面部15にある位置決め孔15aに挿入されて、その手前側における取付け位置が固定された状態になる。この際、着脱ユニット20の支持フレーム201の手前側にある収容部202内に対して、露光装置23の保持フレーム233における手前側の左側面部235が収容された状態になる。
さらに、着脱ユニット20は、図8(B)や図9に示されるように、奥側突起204が位置決め孔16aに挿入される段階で、支持フレーム201の奥側になる右の端部201cの下部押し付け部が露光装置23における奥側の押し込み部239に接触して下方に押し下げた状態になる。また着脱ユニット20は、手前側突起203が位置決め孔15aに挿入される段階で、支持フレーム201の手前側になる左の端部201bの下部押し付け部が露光装置23における手前側の押し込み部238に接触して下方に押し下げた状態になる。
これにより、露光装置23は、そのレンズアレイ232、発光部基板234およびハウジング231からなるヘッドユニット全体がハウジング231を介して下方に押し下げられて正規の動作位置に移動して固定される。
この結果、装着が完了した着脱ユニット20における感光ドラム21と露光装置23におけるレンズアレイ232の発光面232aとは、図10(B)や図11に示されるように正規の所要の間隔αをあけた状態に保たれる。
そして、着脱ユニット20の装着が完了すると、図9に拡大して示されるように、保護部材6における補助部分65は、その奥側の先端部65cが露光装置23のレンズアレイ232の奥側の端部232cを越えた位置に止まる。このときのレンズアレイ232の奥側の端部232cを越えた位置は、例えば、奥側の押し込み部239にほぼ達する位置でもある。
また、その補助部分65の下面に設けた清掃部材7は、露光装置23のレンズアレイ232の奥側の端部232cを僅かに越えた位置に止まる。このときのレンズアレイ232の奥側の端部232cを僅かに越えた位置は、例えば、レンズアレイ232の奥側の端部232cと奥側の押し込み部239との間の位置でもある。
続いて、着脱ユニット20の装着が完了すると、図10(A)に示されるように、その着脱ユニット20にある保護部材6が取り外される。
このときの保護部材6は、使用者が取っ手部62を持って画像形成装置1の手前側である矢印Jの示す方向に引き出すように移動させられることで、着脱ユニット20から取り外される。保護部材6の引き出す方向Jは、感光ドラム21の軸方向Dにほぼ沿う方向である。
また、この取り外しの際、保護部材6における本体部61は、図4(B)に示されるように、その左右の端部61a,61bが着脱ユニット20の支持フレーム201における上記左右一対の手前側保持部205aの保持溝に主に支えられて案内されるように移動させられる。これにより、本体部61は、安定した状態で移動して着脱ユニット20から取り外されるので、取り外しの際に感光ドラム21に接触するおそれがない。
また、保護部材6を取り外す際は、図11や図12に示されるように、保護部材6の補助部分65に設けられた清掃部材7が、露光装置23のレンズアレイ232の奥側の端部232cから発光面232aに接触した状態で画像形成装置1の手前側である矢印Jの示す方向に移動させられる。
これにより、露光装置23におけるレンズアレイ232の発光面232aは、保護部材6の取り外し作業に合わせて接触しながら移動する清掃部材7により埃等が取り除かれて清掃される。またこの際、清掃部材7が設けられている補助部分65が感光ドラム21の軸方向Dに沿って延びて対向する形状からなるので、保護部材6が特別な操作をする必要がなく容易に取り外される。
したがって、画像形成装置1では、新品の着脱ユニット20を装着して保護部材6を取り外す際に、その取り外しに合わせて露光装置23におけるレンズアレイ232の発光面232aが、保護部材6に設けた清掃部材7によって意識することなく容易に清掃される。
しかも、このように清掃部材7を保護部材6に設けた場合には、着脱ユニット20を装置本体の筐体10における装着部に装着した段階で、その清掃部材7を格納しておくための専用のスペースを筐体10側に設ける必要がない。
また、画像形成装置1では、補助部分65に接触防止部材8が設けられているので、保護部材6を取り外す際、補助部分65が感光ドラム21に接触することがなく、感光ドラム21を損傷させてしまうおそれもない。
さらに、画像形成装置1では、補助部分65に左右の突出部65a,65bが設けられているので、保護部材6を取り外す際、補助部分65の本体がレンズアレイ232の発光面232aに接触することなく、その発光面232aを損傷させてしまうおそれもない。
そして、画像形成装置1は、保護部材6が取り外されると、図10(B)に示されるように、着脱ユニット20における感光ドラム21と露光装置23におけるレンズアレイ232の発光面232aとが正規の所要の間隔αをあけて向き合った状態になり、露光装置23の露光動作が可能になる。
また画像形成装置1は、保護部材6の取り外し作業に合わせて露光装置23におけるレンズアレイ232の発光面232aの清掃が行われるので、その露光装置23による露光動作が発光面232aの汚れに起因した露光不良になることなく正常に行われるようになる。
[他の変形例]
この発明は、実施の形態1で例示した内容に何ら限定されるものではなく、各請求項に記載した各発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更することが可能である。例えば、この発明は、以下に挙げるような変形例も含むものである。
装着する途上における着脱ユニット20と筐体10の装着部にある露光装置23との位置関係については、実施の形態1に例示した場合や図13(A)に例示するように、着脱ユニット20における感光ドラム21と露光装置23における発光面232aとの離間距離βを、保護部材6における清掃部材7が発光面232aに接触しない状態になる程度の距離にするよう構成することが多い。
図13等における二点鎖線Mは、露光装置23の動作時における発光面232aの正規の動作位置を示している。また図13(A)に例示する構成は、着脱ユニット20が装着される途上(装着が完了する少し前までの間)で、露光装置23のヘッドユニットが着脱ユニット20から離れかつ手前側の端部が奥側の端部よりも下方に下がって傾いた状態になる構成である。
この場合は、着脱ユニット20を装着する途上では、その着脱ユニット20における保護部材6にある清掃部材7が発光面232aに接触しない状態になるので、その清掃部材7による発光面232aの清掃は行われない。またこの場合は、図13(B)等に示されるように、着脱ユニット20の装着が完了した段階で、露光装置23における発光面232aが正規の動作位置に移動した状態になり、感光ドラム21とも正規の距離αに保たれた状態になる。これにより、保護部材6を取り外す際には、前述したように清掃部材7による発光面232aの清掃が行われる。
また、装着する途上における着脱ユニット20と筐体10の装着部にある露光装置23との位置関係については、図14(A)に例示するように、着脱ユニット20における感光ドラム21と露光装置23における発光面232aとの離間距離γ(>α)を、保護部材6における清掃部材7が発光面232aに接触する状態になる程度の距離にするよう構成してもよい。
この場合は、着脱ユニット20を装着する途上で、その着脱ユニット20における保護部材6にある清掃部材7が発光面232aに接触した状態になるので、その清掃部材7による発光面232aの清掃が着脱ユニット20の装着作業時にも行われることになる。またこの場合は、図14(B)等に示されるように、着脱ユニット20の装着が完了した段階で、露光装置23における発光面232aが正規の動作位置に移動した状態になり、感光ドラム21とも正規の距離αに保たれた状態になる。このため、この場合は、着脱ユニット20を装着する途上に加えて、保護部材6を取り外す際にも、前述したように清掃部材7による発光面232aの清掃が行われる。
保護部材6については、清掃部材7を設ける介在部分として、実施の形態1における補助部分65に代えて、図15に例示されるように、本体部61の奥側の部位から感光ドラム21の外周面に沿って露光装置23の発光面232aと感光ドラム21との間(隙間α)に存在するまで下方に延びる形状からなる補助部材66を採用してもよい。
この場合の補助部材66は、着脱ユニット20において保護部材6の取り外しの際に矢印Jで示す方向に支障なく移動することが可能であり、現像装置24に接触して進路を妨げられないものであればよい。また、この補助部材66は、着脱ユニット20の装着が完了した段階で、露光装置23のレンズアレイ232の奥側の端部を少し超えた位置に存在するように設けられる。また、この補助部材66は、レンズアレイ232と向き合う部分の下面に、露光装置23側に連続した突出する左右の突出部66a,66bが設けられる。さらに、この補助部材66は、感光ドラム21と対向する部位に実施の形態1における接触防止部材8を同様に設けるとよい。
保護部材6については、着脱ユニット20から取り外した後、保管しておき、装着済みの着脱ユニット20に再度装着するように差し込んだ後に再び取り外すように使用してもよい。この場合は、取り外した後の保護部材6を、露光装置23の発光面232aの清掃部材として利用することが可能になる。
また、着脱ユニット20を備える画像形成装置は、中間転写手段3を利用せずに、トナー像を用紙9に直接転写(一次転写)する方式を採用する画像形成装置であってもよい。この他にも、ブラック色(K)等の単色の画像を形成する画像形成装置であってもよい。露光装置23は、清掃が必要になる発光面(又は出光面)を有するものであれば、LEDプリントヘッドの方式以外の方式からなる露光装置であっても構わない。
着脱ユニット20は、少なくとも感光ドラム21を含み、装置本体の装着部への装着後に取り外す保護部材6を含む構成であればよい。このため、着脱ユニット20は、感光ドラム21のみで構成されるものであってもよく、また、感光ドラムと組み合わせる作像装置2の他の構成要素(帯電装置22、現像装置24、第1清掃装置26等)も特に限定されない。
1 …画像形成装置
6 …保護部材(保護手段の一例)
7 …清掃部材(清掃手段の一例)
8 …接触防止部材(接触防止手段の一例)
10…筐体(装置本体の一例)
20…着脱ユニット
21…感光ドラム(像保持手段の一例)
23…露光装置(露光手段の一例)
65…補助部分(介在部分の一例)
232a…発光面(発光面の一例)
D …軸方向
J …移動方向
α …正規の間隔(所要の間隔の一例)

Claims (7)

  1. 像を保持する像保持手段を有し、前記像保持手段の軸方向に沿う方向に移動することで装置本体に着脱可能に装着される着脱ユニットと、
    前記装置本体に設けられ、前記着脱ユニットが装着された段階で前記像保持手段と所要の間隔をあけて対向する発光面から前記像保持手段を露光する露光手段と、
    前記着脱ユニットに前記像保持手段の軸方向に沿う部分を覆って保護するよう取り付けられ、かつ当該着脱ユニットが装着された段階で取り外される保護手段と、
    を備え、
    前記保護手段には、その少なくとも取り外し時に、前記露光手段の前記発光面に接触して当該発光面を清掃する清掃手段が設けられている画像形成装置。
  2. 前記清掃手段は、前記保護手段のうち前記着脱ユニットの装着するときの移動方向の少なくとも先端部に相当する部分に設けられている請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記保護手段は、前記像保持手段と前記露光手段の前記発光面との間に介在する介在部分を有し、
    前記清掃手段は、前記保護手段の前記介在部分のうち前記発光面と対向する部位に設けられている請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記保護手段は、前記介在部分が前記像保持手段の軸方向に沿って延びて当該像保持手段と向き合う形状からなり、前記像保持手段の軸方向に沿って引き出すことで前記着脱ユニットから取り外される請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記保護手段は、前記介在部分のうち前記像保持手段と対向する部位に、当該介在部分が当該像保持手段に接触することを防止する接触防止手段が設けられている請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記露光手段は、前記着脱ユニットの装着時に移動する段階で、前記発光面が当該着脱ユニットの前記像保持手段と一定の間隔に保たれるよう設けられており、
    前記清掃手段は、前記着脱ユニットの装着時に移動するときにも、前記発光面に接触するよう設けられている請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置の装置本体に着脱可能に装着される着脱ユニットであって、
    像を保持する像保持手段と、前記像保持手段を支持する支持手段と、前記支持手段に前記像保持手段の軸方向に沿う部分を覆って保護する状態で取り付けられ、かつ前記着脱ユニットが装着された段階で取り外される保護手段と、
    を備え、
    前記保護手段には、前記着脱ユニットが装着された段階で前記像保持手段と所要の間隔をあけて対向する発光面から前記像保持手段を露光するとともに前記装置本体に設けられている露光手段に対して、少なくとも前記取り外し時に前記発光面に接触して当該発光面を清掃する清掃手段が設けられている着脱ユニット。
JP2019049358A 2019-03-18 2019-03-18 画像形成装置および着脱ユニット Active JP7310183B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019049358A JP7310183B2 (ja) 2019-03-18 2019-03-18 画像形成装置および着脱ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019049358A JP7310183B2 (ja) 2019-03-18 2019-03-18 画像形成装置および着脱ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020154007A true JP2020154007A (ja) 2020-09-24
JP7310183B2 JP7310183B2 (ja) 2023-07-19

Family

ID=72558762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019049358A Active JP7310183B2 (ja) 2019-03-18 2019-03-18 画像形成装置および着脱ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7310183B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6380548U (ja) * 1986-11-14 1988-05-27
JPH09127851A (ja) * 1995-10-26 1997-05-16 Canon Inc プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2010191092A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成組立体及びこれを用いた画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6380548U (ja) * 1986-11-14 1988-05-27
JPH09127851A (ja) * 1995-10-26 1997-05-16 Canon Inc プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2010191092A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成組立体及びこれを用いた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7310183B2 (ja) 2023-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4848709B2 (ja) 画像形成装置および露光ヘッド
EP0833225A1 (en) Cleaning apparatus and process cartridge
US8676082B2 (en) Image forming apparatus
JP5564530B2 (ja) 画像形成装置
JP2006285296A (ja) 感光体ユニット及び画像形成装置
US7822366B2 (en) Image forming apparatus and developing unit thereof
US7106991B2 (en) Process cartridge smoothly and stably attached to and detached from an image forming apparatus, and an image forming apparatus including the process cartridge
US20150293494A1 (en) Image forming apparatus
US7907865B2 (en) Image forming device capable of preventing wear to electrodes
JP2007240789A (ja) 光束出射面清掃機構、及びこれを備えた画像形成装置
US20190346805A1 (en) Image forming apparatus including optical print head
JP7310183B2 (ja) 画像形成装置および着脱ユニット
JP2004333799A (ja) 画像形成装置
KR20100053086A (ko) 화상형성장치
US9454124B2 (en) Image forming apparatus
JP5619317B2 (ja) 画像形成装置
CN115145133A (zh) 成像装置
JP2009031594A (ja) 画像形成装置
US20200264556A1 (en) Process cartridge and image forming apparatus
JP5723759B2 (ja) 除電ユニット及びそれを備えたドラムユニット及び画像形成装置
US9389585B2 (en) Image forming apparatus including a detachable process unit and a positioning member
JP5619316B2 (ja) 画像形成装置
JP7275684B2 (ja) 画像形成装置
JP5743178B2 (ja) 画像形成装置
JP4498076B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7310183

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150