JP2020153919A - サーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の利用者が、該利用者の生活圏外の人であって前記利用者の属性に類似した属性を持つ地域人(地元民)が利用したPOI情報をリコメンドとして受けることができるサーバを提供する。【解決手段】サーバ10のPOI情報提供部70は、生活圏内外判定部93により車両14Aが生活圏外にいると判定している場合に、属性設定部75により設定された利用者26Aの属性に類似した属性を持つ人が、生活圏外の地域20Bの人である場合に、地域20Bの人が車両14Bで利用した前記生活圏外の地域20BのPOI情報を提供する。【選択図】図1
Description
この発明は、複数の車両に通信網を介して接続され前記車両の利用者にPOI(Point Of Interest)情報、すなわち施設情報を提供するサーバに関する。
例えば、特許文献1には、旅行先で、性別及び年齢の近い地元の人しか知らない、評判のよいケーキ屋さん等の情報(POI情報)を入手することの可能な情報を、端末ユーザが入手することができると開示されている(特許文献1の[0007])。
しかしながら上記特許文献1に開示された技術では、インターネットに固定接続されたコンピュータ、モバイルコンピュータや移動体電話等の端末のユーザがPOI情報を入手することができるに過ぎなく、車両の利用者にPOI情報を提供することができない。
この発明は、このような課題を考慮してなされたものであって、通信網を介して接続される車両の利用者が、該利用者の生活圏外で該利用者の属性に類似した属性を持つ地域人(地元者、地元民)が利用したPOI情報を受けることを可能とするサーバを提供することを目的とする。
この発明の一態様は、
複数の車両に通信網を介して接続され前記車両の利用者にPOI情報を提供するサーバにおいて、
前記車両の訪問履歴に基づいて前記利用者の属性を設定する属性設定部と、
前記車両の走行履歴に基づき前記車両が生活圏内にいるか生活圏外にいるかを判定する生活圏内外判定部と、
POI情報提供部と、を備え、
前記POI情報提供部は、
前記生活圏内外判定部により前記車両が生活圏外にいると判定している場合に、前記属性設定部により設定された前記利用者の属性に類似した属性を持つ人が、前記生活圏外の地域の人である場合に、前記地域の人が車両で利用した前記生活圏外の地域のPOI情報を提供する。
複数の車両に通信網を介して接続され前記車両の利用者にPOI情報を提供するサーバにおいて、
前記車両の訪問履歴に基づいて前記利用者の属性を設定する属性設定部と、
前記車両の走行履歴に基づき前記車両が生活圏内にいるか生活圏外にいるかを判定する生活圏内外判定部と、
POI情報提供部と、を備え、
前記POI情報提供部は、
前記生活圏内外判定部により前記車両が生活圏外にいると判定している場合に、前記属性設定部により設定された前記利用者の属性に類似した属性を持つ人が、前記生活圏外の地域の人である場合に、前記地域の人が車両で利用した前記生活圏外の地域のPOI情報を提供する。
この発明によれば、車両の利用者が、該利用者の生活圏外の人であって利用者の属性に類似した属性を持つ地域人(地元民)が利用したPOI情報を受けることができる。
この発明に係るサーバについて実施形態を挙げ、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
[実施例]
[構成]
図1は、実施例に係るサーバ10を備えるPOI情報提供システム12の構成例を示している。
[構成]
図1は、実施例に係るサーバ10を備えるPOI情報提供システム12の構成例を示している。
ここで、POI(Point Of Interest)情報(施設情報ともいう。)とは、レストラン、ランドマーク及び観光スポット等の、誰かが興味がある所と思った特定の場所を示す情報(緯度・経度の地図情報を含む。)である。
図1に示すように、POI情報提供システム12は、車両14(14A)に搭載されたナビゲーション装置16(16A)と、他の車両14(14B)に搭載されたナビゲーション装置16(16B)と、ナビゲーション装置16(16A、16B)に通信網22を介して接続されたサーバ10とから構成されている。
車両14(14A)のナビゲーション装置16Aは、地域20(20A)内に家24(24A)、例えば自宅があり地域20Aを生活圏とする利用者26(26A)により利用される。
他の車両14(14B)に搭載されたナビゲーション装置16Bは、地域20B(例として観光地域)内に家24(24B)、例えば自宅があり地域20Bを生活圏とする利用者26(26B)により利用される。
図2は、車両14(14A、14B、…)に搭載されたナビゲーション装置16(16A、16B、16C…)の構成を示すブロック図である。
図3は、サーバ10の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ナビゲーション装置16は、通信端末18を有し、該通信端末18は、ナビゲーション装置本体部(ナビゲーションECU)17に接続されると共に図示しない基地局を含む通信網22を通じてサーバ10に無線接続される(図1)。
ナビゲーション装置16は、ナビゲーション装置本体部と、このナビゲーション装置本体部に接続される入力部(入力装置、タッチパネル)34、ディスクドライブ(記録媒体読取装置)35、表示部(モニタ、ディスプレイ等の画像表示装置)32、スピーカ(音声出力装置)36、GPS装置38、振動ジャイロ39及び車速センサ40と、を備える。
ここで、表示部32は、目的地への経路探索の結果の推奨経路及びPOI情報等を地図上に表示する液晶表示器等から構成され、入力部34は、例えば、表示部32上のタッチパネル(タッチスクリーン)等により構成される。ディスクドライブ35は、例えば、POI情報を含む地図情報が記録された記録媒体であるCD、DVD、BD等の各ディスクを再生することができる。
ナビゲーション装置本体部は、マイクロコンピュータを含む計算機であり、CPU(中央処理装置)、メモリ(記憶部)であるROM(EEPROMも含む。)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、その他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力装置、及び計時器(計時手段)としてのタイマ等を有しており、CPUがROMに記録されているプログラムを読み出し実行することで各種機能実現部(機能実現手段)、例えば制御部、演算部、処理部等として機能する。
サーバ10も同様に計算機であり、制御部、演算部、処理部等として機能する他、通信部を有する。
この実施形態において、ナビゲーション装置本体部は、道路情報及びPOI情報(施設情報)を含む地図情報を記憶する地図情報記憶部41と、目的地設定部42と、車両14の現在地から目的地までの経路探索を行い推奨経路を設定し得る経路探索部43と、目的地に設定され実際に訪問されたPOI地点を履歴として記憶する訪問履歴部44と、を備える。
ナビゲーション装置16は、地図情報記憶部41に記憶されている地図情報に基づいて、目的地設定部42を参照し入力部34を通じて利用者により設定された目的地までの推奨経路を経路探索部43により探索し、探索された推奨経路に従って利用者が乗った車両14を誘導することにより、目的地まで利用者を案内する経路案内をする。
ナビゲーション装置16は、現在地検出部等として機能する現在地検出装置(現在位置検出装置)37を備える。現在地検出装置37は、自車両14の現在地を検出する装置であり、自車両14の進行方位を検出する振動ジャイロ39、車速を検出する車速センサ40、GPS衛星からのGPS信号を検出するGPS装置38等から構成される。
ナビゲーション装置16は、この現在地検出装置37により検出された自車両14の現在地に基づいて、推奨経路を探索するときの経路探索開始点を決定することができる。また、ナビゲーション装置16は、表示部32に表示された地図上、車両14の現在地に自車アイコンを表示する。
図3に示すように、サーバ10は、ナビゲーション装置16のナビゲーション装置本体部と同等以上の機能を有し、且つより高精度の地図情報{道路情報及びPOI情報を含む。}を記憶している経路探索部としてのナビゲーション部117を備える。
この場合、サーバ10のナビゲーション部117及びナビゲーション装置16の地図情報記憶部41に記憶されている地図情報には、推奨経路を演算するために用いられる経路計算情報や、交差点名称、道路名称等、推奨経路に従って自車両を目的地まで案内するために用いられる経路誘導情報、道路形状を表す道路情報、さらには海岸線や河川、鉄道、建物等、道路以外の地図形状を表す背景情報、及びPOI情報等が含まれている。
上述したように車両14のナビゲーション装置16において、目的地設定部42を参照して入力部34の利用者の操作によって目的地が設定されると、現在地検出装置37により検出された自車両14の現在地を経路探索開始点として、設定された目的地までの経路演算が経路計算情報に基づいて所定のアルゴリズムにより経路探索部43で行われ、経路探索開始点と目的地との間の経路が探索され、目的地までの推奨経路が求められる。
なお、車両14のナビゲーション装置16において、目的地設定部42を参照して入力部34の利用者の操作による目的地が設定されると、設定された目的地が通信端末18、通信網22を通じてサーバ10のナビゲーション部117に設定される。この場合、ナビゲーション部117は、推奨経路を探索し、探索した目的地までの推奨経路を、通信端末18を通じ、車両14のナビゲーション装置本体部を介して車両14の表示部32上に表示させることができる。
この場合、サーバ10に、通信網22、通信端末18を介して接続されたナビゲーション装置本体部を通じて、推奨経路と推奨経路付近の地図が表示部32に表示されて経路案内が実行され、推奨経路に従ってナビゲーション装置16を介してスピーカ36による音声ガイダンスと表示部32上の表示を利用して右左折の指示等が適宜行われる。
サーバ10は、ナビゲーション部117の他、地域利用者フィルタ部50、類似利用者選択部52、地域利用者選定部54、属性設定部75、及び格納部(記憶部)56を備える。
地域利用者フィルタ部50は、通信網22を介して接続された車両14毎の地域20(生活圏等)を判定する生活圏判定部94及び車両14毎の地域20からの逸脱を判定する生活圏逸脱判定部96を備える。生活圏判定部94と生活圏逸脱判定部96とにより生活圏内外判定部93が構成される。
地域利用者選定部54は、POI情報提供部70を備える。
格納部56には、車両14(14A、14B、14C、・・・)の利用者26(26A、26B、26C、・・・)毎の属性データベース(属性DB)76(76A、76B、76C、・・・)と、利用者26毎の地元者(地元民)としての行動データベース(地元者行動DB)72(72A、72B、72C、・・・)及び利用者26毎の旅行者としての行動データベース(旅行者行動DB)74(74A、74B、74C、・・・)が格納される。
属性DB76には、属性設定部75により利用者26毎の属性データが格納される。属性データとして格納される属性としては、利用者26のソーシャルネットワークシステム(SNS)等の利用に基づく利用者26の番地を除く住所、男性か女性か、及び年齢等の運転者属性、運転者の家族構成等の家族属性の他、利用者26の車両14のフローティングカーデータ(FCD)に基づく、運転者の過去POI訪問履歴を示す過去POI訪問履歴属性が格納される。過去POI訪問履歴属性としては、具体的に訪問した店のイタリアン、カレー等の料理に関連するPOIカテゴリ嗜好属性が格納される。
[動作]
次に、基本的には以上のように構成されるPOI情報提供システム12のサーバ10の動作を中心として説明する。なお、この動作の説明では、理解の便宜のために、地域20Aを生活圏とする車両14Aの利用者(運転者)26Aが、地域20Bを生活圏(観光地域)とする車両14Bの利用者(運転者)26Bが利用している地域20B内でのPOIを訪問することとして説明する。
次に、基本的には以上のように構成されるPOI情報提供システム12のサーバ10の動作を中心として説明する。なお、この動作の説明では、理解の便宜のために、地域20Aを生活圏とする車両14Aの利用者(運転者)26Aが、地域20Bを生活圏(観光地域)とする車両14Bの利用者(運転者)26Bが利用している地域20B内でのPOIを訪問することとして説明する。
[地域利用者フィルタ部50]
図4に示すように、まず、サーバ10の地域利用者フィルタ部50は、車両14Aの訪問履歴部44に含まれるPOI情報と位置情報、経路情報を示すフローティングカーデータ(FCD)80を通信端末18、通信網22を介して吸い上げ、吸い上げたFCD80に対し生活圏判定部94により生活圏ラベリング処理を行い、生活圏(地域)と生活圏外(地域外)に分けた利用者26AのFCD80´を作成する。
図4に示すように、まず、サーバ10の地域利用者フィルタ部50は、車両14Aの訪問履歴部44に含まれるPOI情報と位置情報、経路情報を示すフローティングカーデータ(FCD)80を通信端末18、通信網22を介して吸い上げ、吸い上げたFCD80に対し生活圏判定部94により生活圏ラベリング処理を行い、生活圏(地域)と生活圏外(地域外)に分けた利用者26AのFCD80´を作成する。
生活圏とされる地域20Aは、例えば、家24Aから数km圏内のよく利用する地元のスーパ、利用者の会社(市役所)、料理店等を含む範囲に設定(画定、判定)される。
同様に、サーバ10の地域利用者フィルタ部50は、他の車両14Bの訪問履歴部44に含まれるPOI情報と位置情報、経路情報を示すFCD80を通信端末18、通信網22を介して吸い上げ、吸い上げたFCD80に対し生活圏判定部94により生活圏ラベリング処理を行い、生活圏(観光地域)と生活圏外(観光地域外)に分けた利用者26BのFCD80´を作成する。
利用者26Bの生活圏とされる地域20Bは、例えば、家24Aから数km圏内のよく利用する地元のスーパ、利用者の会社(市役所)、ランドマーク90、料理店92等を含む範囲に設定される。地域20B内の遊園地95は、利用者26BのPOI情報として吸い上げられることはない(図1参照)。
同様にして他の地域において、さらに他の車両14Cの利用者26CのFCD80´が作成される。
次に、サーバ10の地域利用者フィルタ部50は、生活圏ラベリング処理がなされたFCD80´を、生活圏逸脱判定部96によりノイズ及び個人情報(名前等)を除去した利用者26A(26B)の地元者としての地域20A(20B)内の行動を格納した地元者行動データベース(地元者行動DB)72A(72B)と、旅行者としての地域20A外の行動を確認した旅行者行動データベース(旅行者行動DB)74A(74B)に分けて格納部56(図3)に格納する。
生活圏判定部94と生活圏逸脱判定部96により生活圏内外判定部93が形成される。
地域利用者フィルタ部50により利用者26毎の地元者としての地元者行動DB72及び旅行者としての旅行者行動DB74が作成され格納部56に格納される。
[類似利用者選択部52]
図5に示すように、FCD80´中の現在地検出装置37により検出されている、利用者26Aの車両14Aの現在位置(緯度、経度)が、生活圏逸脱判定部96により地域20Aを逸脱したと判定されると、FCD80´から、進入する地域(進入地域)及び走行履歴が類似利用者選択部52で取得される。
図5に示すように、FCD80´中の現在地検出装置37により検出されている、利用者26Aの車両14Aの現在位置(緯度、経度)が、生活圏逸脱判定部96により地域20Aを逸脱したと判定されると、FCD80´から、進入する地域(進入地域)及び走行履歴が類似利用者選択部52で取得される。
ここで、進入地域が地域20Bであることが検出されると、類似利用者選択部52は、スパース行列分解手法等により利用者26Aの属性データベース76Aに格納されている属性に類似する進入地域である地域20Bを生活圏とする利用者26Bの地元者行動DB72Bと、利用者26Aの属性データベース76Aに格納されている属性に類似する進入地域である地域20Bに旅行者として訪問した利用者26Cの旅行者行動DB72Cを選択し、類似嗜好利用者データベース(類似嗜好利用者DB)102を作成して格納部56に格納する。
[地域利用者選定部54]
図6に示すように、FCD80´中の現在地検出装置37により検出されている、利用者26Aの車両14Aの現在位置(緯度、経度)が、地域利用者選定部54により、地域20B内に進入したあるいは目的地情報から進入予定であることが確認されると、地域利用者選定部54のPOI情報提供部70は、類似嗜好利用者DB102を参照し、候補POI情報及び候補経路を、随時、通信網22、通信端末18を通じ利用者26Aのナビゲーション装置本体部を介して表示部32の地図上に表示させる。
図6に示すように、FCD80´中の現在地検出装置37により検出されている、利用者26Aの車両14Aの現在位置(緯度、経度)が、地域利用者選定部54により、地域20B内に進入したあるいは目的地情報から進入予定であることが確認されると、地域利用者選定部54のPOI情報提供部70は、類似嗜好利用者DB102を参照し、候補POI情報及び候補経路を、随時、通信網22、通信端末18を通じ利用者26Aのナビゲーション装置本体部を介して表示部32の地図上に表示させる。
[効果]
上記した実施例によれば、ターゲットユーザーとしての利用者26Aの車両14Aが、生活圏逸脱判定部96により生活圏(行動圏)逸脱判定を受けた場合に、類似利用者選択部52は、走行・訪問POIの履歴情報である地元者行動DB72B及び旅行者行動DB74Cからスパース行列分解手法等を用いて類似嗜好利用者を選定する。なお、旅行者属性:地元民属性は、例えば1対1とする。
上記した実施例によれば、ターゲットユーザーとしての利用者26Aの車両14Aが、生活圏逸脱判定部96により生活圏(行動圏)逸脱判定を受けた場合に、類似利用者選択部52は、走行・訪問POIの履歴情報である地元者行動DB72B及び旅行者行動DB74Cからスパース行列分解手法等を用いて類似嗜好利用者を選定する。なお、旅行者属性:地元民属性は、例えば1対1とする。
そうすると、利用者26Aに対して、複数の類似嗜好利用者26B、26Cから、利用者26Aが走行時にリアルタイムに目的地・経路・POI情報を、表示部32上に複数案リコメンドし、リコメンド理由(地元者おすすめPOI、例えば、子連れの類似利用者訪問POI等)が提示される。
これにより、利用者26Aは、旅行時に煩雑な作業をしないで、利用者26Aに類似した属性を有する利用者26B、26Cの行動パターンに沿う、利用者26Aの嗜好にあった観光スポットや経路を車載のナビゲーション装置16の表示部32での地図上に表示することができる。
利用者26Aの嗜好にあった地元者・旅行者としての利用者26B、26Cが、よく行くスポットを紹介(リコメンド)することで、利用者26Aが満足感のある旅行にすることができる。
地元者の利用者26Bがよく訪れる飲食店を表示することができる。その際、地元者の利用者26Bの経路履歴を用いることで、混雑しない道を推薦できる。
さらには、旅行者の利用者26Cの経路履歴を用いることで、混雑する道を避けて目的地に行くことができる。
[変形例]
図7は、変形例に係るサーバ10´を備えるPOI情報提供システム12´の構成例を示している。
図7は、変形例に係るサーバ10´を備えるPOI情報提供システム12´の構成例を示している。
図7例では、地域20Aの家24Aに居住するターゲットユーザである利用者26Aが、旅行者として観光地域である地域20Bまで旅行する往路を示している。
類似利用者選択部52により利用者26Aに属性が類似するとされた、地域20Cの利用者26Cが、過去に地域20Bを旅行した際の過去の経路119の履歴が立ち寄り料理店112のPOI情報を含んで、旅行者行動DB74Cに格納されている。
また、利用者26Aに属性が類似する、地域20Dの利用者26Dが、過去に地域20Bに旅行した際の過去の経路122の履歴が立ち寄り料理店114のPOI情報を含んで、旅行者行動DB74D(不図示)に格納されている。
ここで、生活圏逸脱判定部96が利用者26Aの車両14Aが地域20Aを逸脱したと判定した場合には、逸脱した直後のノード等の地点120の手前で、あるいは目的地として地域20Bを設定していると判定した場合には、地域利用者選定部54は、POI情報提供部70を通じてPOI情報としての料理店112、114及び経路116、118を提供する。
このように変形例では、旅行者としての利用者26Aが、属性が類似する旅行者としての利用者26C、26Dの経路履歴を用いることで、属性が類似する利用者26C、26Dの立ち寄りPOI情報である、料理店112、114がリコメンドされるので、利用者26Aは、より好ましいと考える経路116、118を選択することができる。往路と復路で両方の料理店112、114を立ち寄りPOI情報として利用することもできる。
[実施形態及び変形例から把握し得る発明]
ここで、上記実施形態及び変形例から把握し得る発明について、以下に記載する。なお、理解の便宜のために構成要素には上記で(実施形態及び変形例で)用いた符号をかっこ書きで付けているが、該構成要素は、その符号をつけたものに限定されない。
ここで、上記実施形態及び変形例から把握し得る発明について、以下に記載する。なお、理解の便宜のために構成要素には上記で(実施形態及び変形例で)用いた符号をかっこ書きで付けているが、該構成要素は、その符号をつけたものに限定されない。
この発明に係るサーバ(10)は、
複数の車両(14)に通信網(22)を介して接続され前記車両(14)の利用者(26)にPOI情報を提供するサーバ(10、10´)において、
前記車両(14)の訪問履歴に基づいて前記利用者(26)の属性を設定する属性設定部(75)と、
前記車両(14)の走行履歴に基づき前記車両(14)が生活圏内にいるか生活圏外にいるかを判定する生活圏内外判定部(93)と、
POI情報提供部(70)と、を備え、
前記POI情報提供部(70)は、
前記生活圏内外判定部(93)により前記車両(14)が生活圏外にいると判定している場合に、前記属性設定部(75)により設定された前記利用者(26)の属性に類似した属性を持つ人が、前記生活圏外の地域の人である場合に、前記地域の人が車両(14)で利用した前記生活圏外の地域のPOI情報を提供する。
複数の車両(14)に通信網(22)を介して接続され前記車両(14)の利用者(26)にPOI情報を提供するサーバ(10、10´)において、
前記車両(14)の訪問履歴に基づいて前記利用者(26)の属性を設定する属性設定部(75)と、
前記車両(14)の走行履歴に基づき前記車両(14)が生活圏内にいるか生活圏外にいるかを判定する生活圏内外判定部(93)と、
POI情報提供部(70)と、を備え、
前記POI情報提供部(70)は、
前記生活圏内外判定部(93)により前記車両(14)が生活圏外にいると判定している場合に、前記属性設定部(75)により設定された前記利用者(26)の属性に類似した属性を持つ人が、前記生活圏外の地域の人である場合に、前記地域の人が車両(14)で利用した前記生活圏外の地域のPOI情報を提供する。
この発明によれば、車両(14)の利用者(26)が、該利用者(26)の生活圏外の人であって利用者(26)の属性に類似した属性を持つ地域人(地元民)が利用したPOI情報をリコメンドとして受けることができる。
さらに、経路探索部(43、117)を備え、
前記POI情報提供部(70)は、
前記経路探索部(43、117)により推奨経路が設定されていない場合に、前記地域の人が利用した前記POI情報を提供するようにしてもよい。
前記POI情報提供部(70)は、
前記経路探索部(43、117)により推奨経路が設定されていない場合に、前記地域の人が利用した前記POI情報を提供するようにしてもよい。
これによれば、推奨経路が設定されていない場合、すなわち、目的地が設定されていない場合でも、属性が類似した地域の人が利用したPOI情報が提供されるため、例えば自由きままなツーリングを行える。
さらに、経路探索部(43、117)を備え、
前記経路探索部(43、117)により前記利用者(26)の前記車両(14)に搭載されたナビゲーション装置(16)に推奨経路が設定されていて前記利用者(26)の車両(14)が前記生活圏外にあって目的地に向かっている場合、
前記POI情報提供部(70)は、
前記目的地を含む地域の人が車両(14)で利用したPOI情報を、前記目的地を含む地域内で提供すると共に、前記目的地を含む地域に至る前の前記生活圏外の地域では、前記属性設定部(75)により設定された前記利用者(26)の属性に類似した属性を持つ他の利用者(26)が、該利用者(26)の車両(14)で利用した前記目的地を含む地域外の前記生活圏外の地域で立ち寄ったPOI情報を提供するようにしてもよい。
前記経路探索部(43、117)により前記利用者(26)の前記車両(14)に搭載されたナビゲーション装置(16)に推奨経路が設定されていて前記利用者(26)の車両(14)が前記生活圏外にあって目的地に向かっている場合、
前記POI情報提供部(70)は、
前記目的地を含む地域の人が車両(14)で利用したPOI情報を、前記目的地を含む地域内で提供すると共に、前記目的地を含む地域に至る前の前記生活圏外の地域では、前記属性設定部(75)により設定された前記利用者(26)の属性に類似した属性を持つ他の利用者(26)が、該利用者(26)の車両(14)で利用した前記目的地を含む地域外の前記生活圏外の地域で立ち寄ったPOI情報を提供するようにしてもよい。
このように、目的地を含む地域、例えば観光地域(20B)では、属性の近い地域人(地元民)が利用したPOI情報が提供され、生活圏外であって、前記観光地域(20B)に入る前は、属性が類似した利用者(26)が立ち寄ったPOI情報が提供されるので、生活圏内から生活圏外にでた車両(14)の利用者(26)は、目的地に向かう生活圏外の全地域でPOI情報を得ることができる。
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10、10´…サーバ 12、12´…POI情報提供システム
14…車両(自車両) 17…ナビゲーション装置本体部
26…利用者 70…POI情報提供部
75…属性設定部 93…生活圏内外判定部
14…車両(自車両) 17…ナビゲーション装置本体部
26…利用者 70…POI情報提供部
75…属性設定部 93…生活圏内外判定部
Claims (3)
- 複数の車両に通信網を介して接続され前記車両の利用者にPOI情報を提供するサーバにおいて、
前記車両の訪問履歴に基づいて前記利用者の属性を設定する属性設定部と、
前記車両の走行履歴に基づき前記車両が生活圏内にいるか生活圏外にいるかを判定する生活圏内外判定部と、
POI情報提供部と、を備え、
前記POI情報提供部は、
前記生活圏内外判定部により前記車両が生活圏外にいると判定している場合に、前記属性設定部により設定された前記利用者の属性に類似した属性を持つ人が、前記生活圏外の地域の人である場合に、前記地域の人が車両で利用した前記生活圏外の地域のPOI情報を提供する
サーバ。 - 請求項1に記載のサーバにおいて、
さらに、経路探索部を備え、
前記POI情報提供部は、
前記経路探索部により推奨経路が設定されていない場合に、前記地域の人が利用した前記POI情報を提供する
サーバ。 - 請求項1に記載のサーバにおいて、
さらに、経路探索部を備え、
前記経路探索部により前記利用者の前記車両に搭載されたナビゲーション装置に推奨経路が設定されていて前記利用者の車両が前記生活圏外にあって目的地に向かっている場合、
前記POI情報提供部は、
前記目的地を含む地域の人が車両で利用したPOI情報を、前記目的地を含む地域内で提供すると共に、前記目的地を含む地域に至る前の前記生活圏外の地域では、前記属性設定部により設定された前記利用者の属性に類似した属性を持つ他の利用者が、該利用者の車両で利用した前記目的地を含む地域外の前記生活圏外の地域で立ち寄ったPOI情報を提供する
サーバ。
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