JP2020153825A - ソーナー装置とこれを用いた目標探知方法 - Google Patents

ソーナー装置とこれを用いた目標探知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020153825A
JP2020153825A JP2019052792A JP2019052792A JP2020153825A JP 2020153825 A JP2020153825 A JP 2020153825A JP 2019052792 A JP2019052792 A JP 2019052792A JP 2019052792 A JP2019052792 A JP 2019052792A JP 2020153825 A JP2020153825 A JP 2020153825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmitter
frequency
receiver
array
hollow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019052792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7238516B2 (ja
Inventor
真史 江村
Masashi Emura
真史 江村
広志 石村
Hiroshi Ishimura
広志 石村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2019052792A priority Critical patent/JP7238516B2/ja
Publication of JP2020153825A publication Critical patent/JP2020153825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7238516B2 publication Critical patent/JP7238516B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

【課題】省スペース化を図り、遠距離及び近距離の両方の目標の探索に対応可能としたソーナー装置の提供。【解決手段】ソーナー装置は、複数段縦積みされ、且つ、縦積み段方向と直交する断面において音響面の反対側が中空部を画定するように配設された、複数の低周波送受波器からなる中空立体形状の送受波器アレイを備え、前記中空立体形状の送受波器アレイには、前記低周波送受波器を欠いており縦方向に延在された領域が1つ又は複数設けられ、前記縦方向に延在された前記領域に、複数段縦積みされ、ラインアレイを構成する複数の高周波送波器からなる第1の送波器アレイを1つ又は複数備え、さらに、前記1つ又は複数の第1の送波器アレイの一端側に、前記第1の送波器アレイの長手方向と直交し前記中空立体形状の周方向に沿って配設された複数の高周波受波器からなる第1の受波器アレイを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ソーナー装置とこれを用いた目標探知方法に関する。
船舶に搭載するソーナーには、海中に存在する目標の遠距離での捜索、または小型目標を近距離で精度良く捜索することが求められており、それぞれに特化した装置が開発されてきた。
特許文献1や非特許文献1には、円筒型ソーナーが開示されている。
また、送信アレイと受信アレイを直交させて配置した送波器と受波器を使用するクロスファンビーム方式の水中画像ソーナーの関連技術として、例えば特許文献2には、送信器群と、該送信器群と直交配置された受信器群とを備え、時間PWにわたって周波数がF1からF2まで変化する送信音を送信し、受信器群から受信した信号により、目標を特定して表示出力するソーナーシステムが開示されている。特許文献1では、時間PWにわたって送信音の周波数をF1からF2まで変化させると共に、送波ビーム方向を+θ度から−θ度まで変化させる構成とされている。
さらに、特許文献3には、複数の送波素子のアレイからなる送信用ラインアレイと、前記送信用ラインアレイと直交して配置され、複数の受波素子のアレイからなる受信用ラインアレイと、前記送信用ラインアレイから正方向に変化する周波数と負方向に変化する周波数を、目標に向けて送信信号として送信する第1の手段と、前記受信用ラインアレイから受信した信号に対して、正方向に変化する周波数と負方向に変化する周波数に基づき、目標を特定して表示出力する第2の手段を備えたソーナー装置が開示されている。前記送信用ラインアレイは並置された第1、第2の送信用ラインアレイを備えている。第1の手段は、前記各送信用ラインアレイの平面の法線ベクトルと前記送信用ラインアレイの平面内の長手方向垂直軸が張る面に関して、前記法線ベクトルに対して時計回りの第1の角度と、反時計回りの第2の角度について、前記第1、第2の送信用ラインアレイからの送信信号の周波数に変化する期間に第1及び第2の角度の一方の角度から他方の角度に送信ビームの垂直方位を変化させる構成とされる。
特開2003−232848号公報 特開平10−132930号公報 特開2015−222226号公報
ANTI SUBMARINE WARFARE UMS 4110 Low Frequency Active and Passive Bow Mounted Sonar (BMS) for Medium to Large Platforms, 、[検索:2019年03月04日] インターネット(URL:http://www.thales7seas.com/html_2014/products/424/thales_UMS_4110.pdf)
近年、小型船舶等に搭載可能であり、遠近両方の目標の捜索が可能なソーナー装置が必要とされている。遠距離および近距離目標の捜索を行うためには、いずれかの目的に特化したソーナー装置が必要となる。例えば、遠距離探知性能を重視する場合には、低周波ソーナー、近距離探知性能を重視する場合には、高周波ソーナー等が使い分けて用いられる。この場合、遠近両方の目標を捜索するためには、複数のソーナー装置を搭載する必要がある。しかし、スペースの点で遠近両方の目標を捜索するための複数のソーナー装置の搭載ができない小型船舶等もある。この場合、遠距離または近距離目標への対応のいずれかを選択することが必要とされる。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的は、省スペース化を図り、遠距離及び近距離の両方の目標の探索に対応可能としたソーナー装置及び方法を提供することにある。
本発明の一形態によれば、ソーナー装置は、複数段縦積みされ、且つ、縦積み段方向と直交する断面において音響面の反対側が中空部を画定するように配設された、複数の低周波送受波器からなる中空立体形状の送受波器アレイを備えている。ソーナー装置において、前記中空立体形状の送受波器アレイには、前記低周波送受波器を欠いており縦方向に延在された領域が1つ又は複数設けられ、前記縦方向に延在された前記領域に、複数段縦積みされ、ラインアレイを構成する複数の高周波送波器からなる第1の送波器アレイを1つ又は複数備えている。さらに、ソーナー装置は、前記1つ又は複数の第1の送波器アレイの一端側に、前記第1の送波器アレイの長手方向と直交し前記中空立体形状の周方向に沿って配設された複数の高周波受波器からなる第1の受波器アレイを備えている。
本発明の一形態によれば、複数の低周波送受波器を中空立体形状に配設して送受波器アレイを構成し、前記中空立体形状の送受波器アレイは、前記低周波送受波器を欠いており縦方向に延在された領域を1つ又は複数有し、前記縦方向に延在された1つ又は複数の前記領域に、複数の高周波送波器を配設した第1の送波器アレイを1つ又は複数設け、前記1つ又は複数の第1の送波器アレイの一端側に、前記第1の送波器アレイの長手方向の向きと直交し中空部外縁に沿って配設された複数の高周波受波器からなる第1の受波器アレイを有するソーナーを用い、
前記送受波器アレイの前記低周波送受波器より音波を送信したのち目標からの反射音を受信して水中の前記目標を検出し、
前記高周波送波器から送信ビームの垂直方位を変化させながら音波を送信し、
前記高周波受波器にて前記送信した音波のエコーを受信し、前記水中の目標の3次元情報を取得するソーナーによる目標探知方法が提供される。
本発明によれば、省スペース化を図り、遠距離及び近距離の両方の目標の探索に対応可能としたソーナー装置が提供される。
本発明の例示的な実施形態のソーナー装置の構成を説明する図である。 (A)、(B)、(C)は本発明の第1の例示的な実施形態の送受波器アレイ装置の模式的な斜視図、側断面、横断面である。 本発明の例示的な実施形態を説明する図である。 (A)、(B)は本発明の例示的な実施形態を説明する図である。 (A)、(B)は本発明の例示的な実施形態を説明する図である。 本発明の例示的な実施形態の高周波受信部を説明する図である。 (A)、(B)は本発明の第2の例示的な実施形態の送受波器アレイ装置の模式的な斜視図、側断面図である。 (A)、(B)は本発明の第3の例示的な実施形態の送受波器アレイ装置の模式的な斜視図、側断面図である。 (A)、(B)は本発明の第4の例示的な実施形態の送受波器アレイ装置の模式的な斜視図、横断面図である。 本発明の例示的な実施形態としてコンピュータに実装したソーナー装置を説明する図である。
本発明の例示的な実施形態について説明する。本発明の一形態によれば、ソーナー装置は、遠距離目標の捜索に適した円筒型ソーナーの中に、近距離目標の高精度捜索に適したクロスファンビーム方式のソーナーを埋め込む方式の送受波器アレイ装置(図1、図2(A)の20)を備えている。本発明の一形態によれば、送受波器アレイ装置(図2(A)、図7(A)、図8(A)、図9の20)は、複数段縦積みされ、且つ、縦積み段方向と直交する断面において音響面の反対側が中空部(図2(C)の25)を画定するように配設された、複数の低周波送受波器(21)からなる中空立体形状の送受波器アレイを備えている。複数の低周波送受波器(21)は、音響面の反対側が、該中空部(図2(C)の25)の1部又は全部に沿って配設される。
本発明の一形態によれば、送受波器アレイ装置(図2(A)、図7(A)、図8(A)、図9の20)は、中空立体形状の送受波器アレイには、低周波送受波器(21)を欠き(図2(C)の24)、縦方向に延在された領域が1つ又は複数設けられており、前記縦方向に延在された前記領域に、複数段縦積みされ、ラインアレイを構成する複数の高周波送波器からなる第1の送波器アレイ(高周波送波器アレイ)(図2(A)、図7(A)、図8(A)、図9の201)を1つ又は複数備えている。
本発明の一形態によれば、送受波器アレイ装置(図2(A)、図7(A)、図8(A)、図9の20)は、さらに、前記1つ又は複数の第1の送波器アレイ(201)の一端側に、前記第1の送波器アレイ(201)と直交し前記中空立体形状の周方向に沿って配設された複数の高周波受波器(23)からなる第1の受波器アレイ(高周波受波器アレイ)(図2(A)、図7(A)、図9の202、図8(A)の202A)を備えている。
本発明の一形態によれば、複数段縦積みされる低周波送受波器(21)の縦積み段方向と直交する断面の中空部は、円形、又は、ほぼ円形とされる(図2(C)の25)。この場合、送受波器アレイは、例えば円筒形状とされる。本発明の一形態において、縦積み段方向と直交する断面の前記中空部(図2(C)の25)は、円形に制限されるものでなく、馬蹄形、半円、円弧、楕円(又はその一部)、又は、これらのいずれかと直線の組み合わせを含むものであってもよい。また、中空部(図2(C)の25)は、低周波送受波器(21)の縦積み段方向に沿って、面積や形状が同一でなくてもよい。
本発明の一形態によれば、低周波送受波器(21)を欠き縦方向に延在された前記領域の一端は、前記中空立体形状の縦方向の一端とされ、前記領域の他端は、前記中空立体形状の縦方向の他端とされ、前記第1の送波器アレイ(201)は、前記中空立体形状(例えば円筒)の縦方向の一端から他端に亘って延設されている(図2(A))。
本発明の一形態によれば、前記第1の受波器アレイの前記複数の高周波受波器(23)は、所定の仰角又は伏角で配設してもよい(図7(B))。
本発明の別の形態によれば、前記1つ又は複数の第1の送波器アレイ(201)の前記一端と反対側の他端側に、前記第1の送波器アレイ(201)の長手方向の向きと直交し中空部外縁に沿って配設された複数の高周波受波器(図8(A)の23B)からなる第2の受波器アレイ(図8の202B)を備えている。前記第2の受波器アレイ(202)の前記複数の高周波受波器(23B)は、所定の仰角又は伏角で配設してもよい(図8(B))。
本発明の別の形態によれば、低周波送受波器(21)を欠き縦方向に延在された前記領域の一端は、前記中空立体形状の縦方向の一端とされ、前記領域の他端は、前記中空立体形状の縦方向の他端に達せず、前記領域に、前記第1の送波器アレイ(201)が配設され、前記間隙の他端から前記中空立体形状の縦方向の前記他端の間の領域には、1又は複数段の前記低周波送受波器(21)が配設されている(図9)。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の実施形態のソーナー装置1の構成を例示する図である。なお、図1の構成は、以下に説明される第2乃至第4の実施形態についても適用される。図1を参照すると、ソーナー装置1の送受波器アレイ装置20は、音響エネルギーと電気エネルギーの相互変換を行う複数の低周波送受波器21と、電気エネルギーを音響エネルギーに変換する複数の高周波送波器22と、音響エネルギーを電気エネルギーに変換する複数の高周波受波器23と、を備えている。
送受信装置10は、低周波送受信部11と、高周波送信部12と、高周波受信部13と、ソーナー制御装置14を備えている。低周波送受信部11は、低周波送受波器21に対する送信信号の生成および受信処理を行う。高周波送信部12は高周波送波器22に対する送信信号の生成を行う。高周波受信部13は高周波受波器23に対する受信処理を行う。ソーナー制御装置14は、送信タイミングの生成等のソーナー装置1の全体制御処理を行う。
図2(A)は、送受波器アレイ装置20の概略を模式的に例示した斜視図である。図2(B)は、図2(A)の断面A(側断面)を例示する図であり、図2(C)は図2(A)の断面B(段方向に垂直な面)を例示する図である。図2(A)に示すように、複数の低周波送受波器21は、図の縦方向にN段、周回方向に、M個(隣接するm個づつLグループ)、中空円柱(円筒)形状に配置されている。特に制限されないが、図2の例では、Nは6、Mは30、mは5、Lは6(隣接する5個ずつ6グループ)とされている。
高周波送波器22と高周波受波器23は、低周波送受波器21と比較してサイズが小さく、低周波送受波器21よりも密に配置されている。
図2(B)に示すように、断面Aにおいて、低周波送受波器21の列の下端部側に、高周波受波器23が配設される。特に制限されないが、図2(B)の例では、低周波送受波器21と高周波受波器23は、円筒の径方向外側を音響面(振動面)にして面一で配設される。高周波受波器23は、円筒下端部に周方向に沿って一列に円環状に配置される(図2(A))。
図2(C)に示すように、断面B(低周波送受波器21の縦積み方向と直交する断面)において、複数の低周波送受波器21のそれぞれの音響面の反対側が、円形の中空部(中空領域)25を確定している。すなわち、複数の低周波送受波器(21)は、音響面の反対側が、該中空部25に沿って1部又は全部に沿って配設される。断面Bにおいて、複数の高周波送波器22は、それぞれの音響面と反対側が、円形の中空部25の周方向に所定の間隔で配設される。図2(C)の例では、断面Bにおいて、60度の間隔をあけて、低周波送受波器21が配設されていない領域(間隙)24を有し(360度で6個)、この領域(間隙)24に、高周波送波器22が、例えば1個配設されている。すなわち、断面Bにおいて、複数の高周波送波器22は、円形の中空部25の周方向に60度毎の間隔で、全方位に均等に配置されている。
図2(A)を参照すると、円筒形状の送受波器アレイには、低周波送受波器21を欠き(図2(C)の24)、縦方向に延在された領域が、円筒(中空立体形状)の周方向に沿って6個設けられている。縦方向に延在された各領域には、複数段縦積みされ、ラインアレイを構成する複数の高周波送波器22からなる高周波送波器アレイ201が配設されている。高周波送波器アレイ201は、円筒(中空立体)の周方向に沿って6個設けられている。複数の高周波受波器23からなる高周波受波器アレイ202は、高周波送波器アレイ置201と直交し円筒(中空立体)の周方向に沿って例えば円環状に配設されている。
なお、図2(C)では、領域(間隙)24の幅は、1個分の低周波送受波器21を欠いた幅とされているが、図2(C)において、領域(間隙)24の幅は、低周波送受波器21の1個分に制限されるものでないことは勿論である。また、領域(間隙)24の幅(大きさ)によっては、領域(間隙)24に配置される高周波送波器22の数は1つに制限されるものでない。なお、中空部25は、断面B(低周波送受波器21の縦積み方向と直交する断面)において、低周波送受波器21の配置形態を定義しており、この中空部25には、他の部材(配線ケーブル等)が配設(挿入)されてもよいことは勿論である。
高周波送波器22は、低周波送受波器21と比較してサイズが小さく、縦方向に沿って、低周波送受波器21よりも密に配置されている。また、高周波受波器23は、低周波送受波器21と比較してサイズが小さく、周回方向に沿って低周波送受波器21よりも密に配置されている。なお、低周波、高周波の区分は、魚群探知機等の用途によっても相違するが、低周波の15kHz(kiloHertz)から高周波の200kHzを対象とした場合、50〜100kHz以下を低周波としてもよい。なお、200Hz〜5kHzを低周波、15〜10kHzを高周波とするものもある。周波数が低くなればなるほど遠距離伝播に優れるが、残響などのノイズが大きくなり、指向性が鈍いために方位精度も落ち、また送受波器も大きくなる。
図3は、図2(A)の高周波送波器22の高周波送波器アレイ201と、高周波受波器23の高周波受波器アレイ202の配置を模式的に例示した図である、図3を参照すると、一列に配置された複数の高周波送波器22からなる高周波送波器アレイ201−1と、一列に配置された複数の高周波送波器22からなる高周波送波器アレイ201−2が垂直方向(縦方向)に並行に配置されている。高周波送波器アレイ201−1、201−2は図2(A)の2本の隣接する高周波送波器アレイ201に対応する。複数の高周波受波器23からなる高周波受波器アレイ202は、高周波送波器アレイ201−1、201−2に対して例えばアレイの軸が90度に交差するように水平(横方向)に配置されている。なお、高周波送波器アレイ201−1と201−2の間の領域には、複数の低周波送受波器21が配設されているが、図3では省略されている。
図4は、図3に例示したクロスファンビーム方式の高周波ソーナーにおけるビーム形状の概要を模式的に示す図である。図4(A)において、参照符号201は、図2(C)において高周波送波器22を縦一列に配置した高周波送波器アレイ201に対応している。101、102は、高周波送波器アレイ201から送信される水平方向に広い指向性を持ち、垂直方向に狭い指向性を待つ送信ファンビームを示している。図4(A)に示すように、高周波送波器アレイ(ラインアレイ)201の正面方向の軸106(送信用ラインアレイの法線ベクトル)と、高周波送波器アレイ(ラインアレイ)201の垂直軸104が張る面に関して、軸106に対して時計回りに角度θとなるビームを参照符号101で示しており、反時計回りにθとなるビームを参照符号102で示している。送信時には、例えば、破線矢印で示すように、ビーム101からビーム102へ徐々に送信方位が変化していく。
図1の高周波送信部12は、高周波送波器アレイ201から送信する送信信号を生成し、生成した送信信号に対して送信チャンネルごとに位相制御部(不図示)で位相制御を行う。すなわち高周波送波器アレイ201の複数の高周波送波器22のそれぞれに対応して位相制御を行う。そして、送信チャンネルごとの送信信号を増幅器(不図示)で増幅し各高周波送波器アレイ201の各高周波送波器22に供給する。高周波送波器アレイ201の複数の高周波送波器22に対応して複数の送信用アンプ(不図示)を備えている。この結果、図3の高周波送波器アレイ201−1、201−2から、それぞれ、図4(A)に示す送信ファンビームが出力される。
図4(B)において、参照符号202は、図2(A)の高周波受波器23を円環状に配設した高周波受波器アレイ202を表している(なお、図4(B)では、簡単のため高周波受波器アレイ202は環状(弧状)ではなく、直線のアレイで表している)。参照符号103は、高周波受波器アレイ202で生成される垂直方向に広い指向性を持ち、水平方向に狭い指向性を待つ受信ファンビームである。図4(B)に模式的に示すように、受信ファンビーム103として、受信信号に対する信号処理において、水平方向に複数のビームが生成される。
図5(A)、図5(B)は、高周波送信部12が生成する送信信号を模式的に示す図である。高周波送信部12は、周波数掃引および垂直方位掃引された信号を送信する。図5(A)、(B)において、50、51は、高周波送波器アレイから送波される送信ビームの周波数と送信方位を表している。複数の高周波送波器アレイからの送信は同時に行うようにしてもよい。図5(A)、図5(B)において時間軸(横軸)は互いに同一である。図5(A)において、fs、feはそれぞれ周波数である。図5(A)、(B)において、ts、teは時間である。図5(B)において、θ、θは送信方位であり、それぞれ、図4(A)のθ、θに対応している。
図5(A)を参照すると、送信信号の周波数50は、時間tsからteに変化するにつれて、掃引開始周波数fsから掃引終了周波数feまで連続的(線形)に上昇する周波数変調が施されている(アップチャープ)。また、図5(B)を参照すると、送信方位51は、θLからθHまでリニアに変化する位相制御が行われる。
なお、図5(A)の例では、周波数変調の変化率(時間変化率)の極性はともに正値とされているが、本発明はかかる制御に制限されるものでない。また、周波数が上昇する周波数上昇変調波(アップチャープ波形)と周波数が下降する周波数下降変調波(ダウンチャープ波形)とを、同時又は順次に送信してもよい。送信信号は、連続した周波数で変化させるチャープ変調に制限されるものでなく、飛び飛びの周波数を使う周波数ホッピング(Frequency Hopping:FH)等を用いてもよいし、Baker符号等の位相符号化を用いてもよい。
再び図1を参照すると、低周波送受信部11は一般的な遠距離目標捜索用のソーナーの送受信処理方式に準じ円筒アレイを用いて全方位の捜索を行う。
高周波受信部13では、図4(B)に例示したように、水平方向に複数のビームを生成し、クロスファン方式の3次元ソーナーの受信処理を行う。高周波受信部13では、水平面において異なる方向(図2(A)では、6つの方向)に向けて取り付けた高周波送波器アレイ201(ラインアレイ)からの送信信号による反射音に対して受信処理を行うことで、全方位の3次元情報を取得することができる。
図6は、図1の高周波受信部13の構成の一例を説明する図である。高周波受信部13では、信号分離部131が、高周波送波器22が送信した送信信号の標本となるレプリカ信号(送信信号の一部)と、高周波受波器23で受信した受信データとの間の相互相関を計算する(レプリカ相関処理)。レプリカ信号と受信信号が最も類似した時刻、すなわちエコーを受信した時刻で相互相関値が最大値(ピーク)となる。信号分離部131では、相互相関値のピークから送信信号の垂直方位を割り出し、当該垂直方位に送信された送信信号の反射音である信号を分離抽出する。
開口合成処理部132では、信号分離部131で抽出された複数の受信信号に対して開口合成処理(仮想音響アレイ指向性合成処理)を行うことで、図4(B)に示すような、水平方向の受信ビームを生成する。なお、仮想音響アレイは、送波器が所定間隔(例えば数波長間隔)で配置された送波器アレイと、受波器が例えば半波長間隔で並べられ、送波器の間隔と同じ配列長を持つ受波器アレイで構成される。各送波器からの送信信号を各受波器で受信し信号処理を施すことで、間隔が広い送波器間を、受波器で補間するようにして仮想音響アレイを形成する。方位方向の分解能は、使用周波数の波長に対するアンテナ開口長で定まるビーム幅に依存する。M個の受波器からなる受波器アレイと、N個の送波器からなる送波器アレイを使用することで、M×N素子が空間的に配置されている仮想音響アレイの信号を得ることができる。これにより、必要とされる数分の1の素子数で所望の指向性を実現できる。
ドップラー・方位算出部133は、開口合成処理部132で生成された複数の受信ファンビームに対して、例えば高周波送波器アレイ201(例えば図3の201−1、201−2)が送信したそれぞれの送信信号によるエコーの比較を行い、目標のドップラーと実際の方位を算出する処理を行う。なお、ドップラー・方位算出部133については、特許文献2の記載等が参照される。
3次元画像化部134は、ドップラー・方位算出部133で算出された目標情報に対して表示条件と比較する閾値処理を実行し、閾値処理の結果、表示条件を満たした画素から、表示用データを生成する画像化処理を実行して表示装置303に3次元表示する。
信号分離部131による受信信号の方位算出と、開口合成処理部132で求めた水平に配置された受信ファンビームから、エコーの垂直方位と、水平方位が算出される。さらに、送信信号の送信時点とエコーの受信時点の時間差からエコーまでの距離を算出することで、エコーの3次元的な位置を局限することができる。また、ドップラー算出の結果からエコーの速度を算出することができる。
<第2の実施形態>
次に本発明の例示的な第2の実施形態を説明する。図7は、第2の実施形態における送受波器アレイ装置20を例示する図である。図7(A)は、図1の送受波器アレイ装置20の全体を模式的に例示した斜視図であり、図7(B)は、図7(A)の断面Aを模式的に例示する図である。
第2の実施形態では、前記第1の実施形態と相違して、高周波受波器23Aは、その音響面が所定の伏角で(図7(B)の斜め下方に向いた状態で)、円環状に配設されている。
第2の実施形態によれば、高周波受波器23Aの音響面を図の下方に傾けることで、高周波ソーナーにおいて下方の視野角を拡大することができる。
<第3の実施形態>
次に本発明の例示的な第3の実施形態を説明する。図8は、第3の実施形態におけるにおける送受波器アレイ装置20を例示する図である。図8(A)は、図1の送受波器アレイ装置20の全体を模式的に例示した斜視図であり、図8(B)は、図8(A)の断面Aを模式的に例示する図である。
第3の実施形態では、第2の実施形態の送受波器アレイ装置20が、その下端部の高周波受波器アレイ202Aに加えて、上端部側に第2の高周波受波器アレイ202Bを備えている。すなわち、第2の高周波受波器アレイ202Bは、高周波送波器アレイ201の長手方向と直交し円筒の周方向に沿って円環状に配設された複数の高周波受波器23Bからなる。
図8(B)に示すように、高周波受波器23Bは、その音響面が所定の仰角で(図8(B)の斜め上方に向いた状態)で円環状に配設されている。高周波受波器23Bの音響面を上方に傾けることで、高周波ソーナーにおいて上方の視野角を拡大することができる。
<第4の実施形態>
次に本発明の例示的な第4の実施形態を説明する。図9(A)は、第4の実施形態における送受波器アレイ装置20を模式的に例示する斜視図である。第4の実施形態において、高周波送波器22から構成されるラインアレイ(高周波送波器アレイ)201の高さが、低周波送受波器21で構成される円筒アレイの全高を占めないていない。高周波送波器アレイ201は下端(高周波受波器23側)からn段(<N)の低周波送受波器21までの高さとされている。図8の例では、高周波送波器アレイ201は、高周波受波器23側にから3段(<N=6)目の低周波送受波器21までの高さとされる。高周波送波器アレイ201の上部には、4段目から6段面の低周波送受波器21が縦積みされている。
図9(A)の断面Bは、図2(C)と同一である。図9(A)の断面Cは、図9(B)に示すように、複数の低周波送受波器21が、中空部25(円)の縁(円周)を画定するように配置されており、図2(C)の間隙24は存在しない。
第4の実施形態によれば、低周波送受波器21で構成される円筒状の送受波器アレイの指向特性について、前記第1乃至第3の実施形態と比較して、サイドローブが低減されるため、センサ性能の向上が可能である。なお、送波器(送受波器)から放射される音響信号は方向によって強度が異なり、音響レベルが最大のビームをメインローブといい、その中心から角度をずらしていくと音響レベルは角度の増加にしたがって減少していきその後再び増加する特性をサイドローブ(side lobe)という。なお、第4の実施形態においても、前記第2の実施形態と同様、高周波受波器23は、その音響面が所定の伏角で(図7(B)の斜め下方に向いた状態で)、円環状に配設するようにしてもよい。
前記第1から第4の実施形態では、低周波送受波器21により構成される送受波器アレイを円筒状としているが、立体形状は、円筒形状に制限されるものでないことは勿論である。円筒の一部(中空部横断面が円ではなく円弧、半円、楕円等)、又は、横断面が馬蹄形(中空部横断面は円弧と直線等で組み合わされる)等のような中空立体形状であっても実現可能である。また、中空部横断面は、中空立体の上端部と下端部で、あるいは、低周波送受波器21の縦積み段方向で、面積が相違する構成としてもよい。
図10は、図1の送受信装置10(ソーナー制御装置14)をコンピュータ300で構成した例を説明する図である。コンピュータ300は、プロセッサ301、メモリ302、表示装置303と、インタフェース304を備えている。メモリ302は、プロセッサ301で実行させるプログラムを記憶している。メモリ302は、例えばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、又は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等の半導体メモリであってもよいし、あるいは、HDD(Hard Disk Drive)、USB(Universal Serial Bus)、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等のストレージデバイスであっってもよい。インタフェース304は信号線、制御線等を介して、プロセッサ301を図1の送受波器アレイ装置20に接続するようにしてもよい。あるいは、図1のソーナー制御装置14をコンピュータ300で構成した場合、インタフェース304は、プロセッサ301を図1の低周波送受波器21、高周波送波器22、高周波受波器23に接続するようにしてもよい。コンピュータ300は、外部装置と無線又は有線で通信接続する通信インタフェースをさらに備えてもよい。メモリ302に保持されるプログラムは、例えば、図1の送受信装置10(ソーナー制御装置14)の機能、処理をプロセッサ301で実行させるためのプログラム(命令群、データ)であってもよい。例えばプロセッサ301に、送受波器アレイの低周波送受波器21より音波を送信したのち目標からの反射音を受信して水中の前記目標を検出する処理、高周波送波器22から送信ビームの垂直方位を変化させながら音波を送信する処理、高周波受波器23にて前記送信した音波のエコーを受信し、前記水中目標の3次元情報を取得する処理を実行させるプログラムが提供される。
なお、上記の特許文献1−3、非特許文献1の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ乃至選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
1 ソーナー装置
10 送受信装置
11 低周波送受信部
12 高周波送信部
13 高周波受信部
14 ソーナー制御装置
20 送受波器アレイ装置
21 低周波送受波器
22 高周波送波器
23、23A、23B 高周波受波器
24 間隙(低周波送受波器を欠いた領域)
25 中空部
50 送信信号の周波数
51 送信信号の方位(送信方位)
131 信号分離部
132 開口合成処理部
133 ドップラー・方位算出部
134 3次元画像化部
201、201−1、201−2 高周波送波器アレイ
202、202A、202B 高周波受波器アレイ
300 コンピュータ
301 プロセッサ
302 メモリ
303 表示装置
304 インタフェース

Claims (10)

  1. 複数段縦積みされ、且つ、縦積み段方向と直交する断面において音響面の反対側が中空部を画定するように配設された、複数の低周波送受波器からなる中空立体形状の送受波器アレイを備え、
    前記中空立体形状の送受波器アレイには、前記低周波送受波器を欠いており縦方向に延在された領域が1つ又は複数設けられ、
    前記縦方向に延在された前記領域に、複数段縦積みされ、ラインアレイを構成する複数の高周波送波器からなる第1の送波器アレイを1つ又は複数備え、
    さらに、
    前記1つ又は複数の第1の送波器アレイの一端側に、前記第1の送波器アレイの長手方向と直交し前記中空立体形状の周方向に沿って配設された複数の高周波受波器からなる第1の受波器アレイを備えた、ことを特徴とするソーナー装置。
  2. 前記縦積み段方向と直交する断面の前記中空部が円形とされ、
    前記送受波器アレイは円筒形状をなす、ことを特徴とする請求項1に記載のソーナー装置。
  3. 前記縦積み段方向と直交する断面の前記中空部が、馬蹄形、半円、円弧、楕円、又は、これらのいずれかと直線の組み合わせを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のソーナー装置。
  4. 前記領域の一端は、前記中空立体形状の縦方向の一端とされ、
    前記領域の他端は、前記中空立体形状の縦方向の他端とされ、
    前記第1の送波器アレイは、前記中空立体形状の縦方向の一端から他端に亘って延設されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のソーナー装置。
  5. 前記第1の受波器アレイの前記複数の高周波受波器は所定の仰角又は伏角で配設されている、ことを特徴とする請求項4に記載のソーナー装置。
  6. 前記1つ又は複数の第1の送波器アレイの前記一端と反対側の他端側に、前記第1の送波器アレイの長手方向の向きと直交し、前記中空立体形状の周方向に沿って配設された複数の高周波受波器からなる第2の受波器アレイを備えた、ことを特徴とする請求項4又は5に記載のソーナー装置。
  7. 前記第2の受波器アレイの前記複数の高周波受波器は所定の仰角又は伏角で配設されている、ことを特徴とする請求項6に記載のソーナー装置。
  8. 前記領域の一端は、前記中空立体形状の縦方向の一端とされ、
    前記領域の他端は、前記中空立体形状の縦方向の他端に達せず、
    前記領域に前記第1の送波器アレイが配設され、
    前記領域の他端から前記中空立体形状の縦方向の前記他端の間の領域には、1つ又は複数段の前記低周波送受波器が配設されている、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のソーナー装置。
  9. 前記送受波器アレイの前記低周波送受波器より音波を送信したのち目標からの反射音を受信して水中の目標を検出する手段と、
    前記高周波送波器から送信ビームの垂直方位を変化させながら音波を送信する手段と、 前記高周波受波器にて受信する手段と、
    前記水中の目標の3次元情報を取得する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のソーナー装置。
  10. 複数の低周波送受波器を中空立体形状に配設して送受波器アレイを構成し、
    前記中空立体形状の送受波器アレイは、前記低周波送受波器を欠いており縦方向に延在された領域を1つ又は複数有し、
    前記縦方向に延在された1つ又は複数の前記領域に、複数の高周波送波器を配設した第1の送波器アレイを1つ又は複数設け、
    前記1つ又は複数の第1の送波器アレイの一端側に、前記第1の送波器アレイの長手方向の向きと直交し中空部外縁に沿って配設された複数の高周波受波器からなる第1の受波器アレイを有するソーナーを用い、
    前記送受波器アレイの前記低周波送受波器より音波を送信したのち目標からの反射音を受信して水中の前記目標を検出し、
    前記高周波送波器から送信ビームの垂直方位を変化させながら音波を送信し、
    前記高周波受波器にて前記送信した音波のエコーを受信し、前記水中の目標の3次元情報を取得する、ことを特徴とするソーナーによる目標探知方法。
JP2019052792A 2019-03-20 2019-03-20 ソーナー装置とこれを用いた目標探知方法 Active JP7238516B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019052792A JP7238516B2 (ja) 2019-03-20 2019-03-20 ソーナー装置とこれを用いた目標探知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019052792A JP7238516B2 (ja) 2019-03-20 2019-03-20 ソーナー装置とこれを用いた目標探知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020153825A true JP2020153825A (ja) 2020-09-24
JP7238516B2 JP7238516B2 (ja) 2023-03-14

Family

ID=72558607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019052792A Active JP7238516B2 (ja) 2019-03-20 2019-03-20 ソーナー装置とこれを用いた目標探知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7238516B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2620480A (en) * 2022-05-04 2024-01-10 Ultra Electronics Ltd A hull-mounted sonar assembly

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51103464A (ja) * 1975-02-03 1976-09-13 Raytheon Co
JPS58124394A (ja) * 1982-01-19 1983-07-23 Furuno Electric Co Ltd 多周波用超音波送受波器
JPS61195688U (ja) * 1985-05-25 1986-12-05
JP2006064524A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Nec Corp ソーナー方法及び水中画像ソーナー
JP2010223821A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Toshiba Corp 超音波撮像装置
JP2011002436A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Nec Network & Sensor Systems Ltd 水中画像全方位表示処理装置及び方法
JP2015222226A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 日本電気株式会社 ソーナーシステムとソーナー用送信装置と受信装置及び目標物特定法並びにプログラム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51103464A (ja) * 1975-02-03 1976-09-13 Raytheon Co
JPS58124394A (ja) * 1982-01-19 1983-07-23 Furuno Electric Co Ltd 多周波用超音波送受波器
JPS61195688U (ja) * 1985-05-25 1986-12-05
JP2006064524A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Nec Corp ソーナー方法及び水中画像ソーナー
JP2010223821A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Toshiba Corp 超音波撮像装置
JP2011002436A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Nec Network & Sensor Systems Ltd 水中画像全方位表示処理装置及び方法
JP2015222226A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 日本電気株式会社 ソーナーシステムとソーナー用送信装置と受信装置及び目標物特定法並びにプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2620480A (en) * 2022-05-04 2024-01-10 Ultra Electronics Ltd A hull-mounted sonar assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JP7238516B2 (ja) 2023-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10605914B2 (en) Sonar data compression
US8038620B2 (en) Fresnel zone imaging system and method
US11846705B2 (en) Multimission and multispectral sonar
KR20090084877A (ko) 수중 소나 시스템을 탑재한 선박
US6056694A (en) Wave receiving apparatus and ultrasonic diagnostic apparatus
JP4810810B2 (ja) ソーナー方法及び水中画像ソーナー
JP7238516B2 (ja) ソーナー装置とこれを用いた目標探知方法
JP6179973B2 (ja) 信号処理装置、水中探知装置、信号処理方法、及びプログラム
RU2597687C1 (ru) Гидроакустическая многоэлементная антенна
JP2016038323A (ja) 探知装置、探知方法、およびプログラム
JP7255178B2 (ja) ソーナー装置、方法、及びプログラム
US20210018619A1 (en) Multiple Frequency Side-Scan Sonar
JP7434809B2 (ja) ソーナー装置、方法、及びプログラム
JP7447513B2 (ja) ソーナー装置と目標方位算出方法及びプログラム
JP5982953B2 (ja) 音響標的、送信信号生成方法およびプログラム
JP3202969B2 (ja) 波動受信装置
US11947004B2 (en) Multifan survey system and method
JP2005106705A (ja) 超音波送受信装置およびスキャニングソナー
JP5603355B2 (ja) 超音波計測装置
RU178896U1 (ru) Устройство для акустической гидролокации
Carter et al. Sonar Systems
JP2022039668A (ja) ソーナー装置、海面残響検出方法とプログラム
RU2568338C1 (ru) Устройство гидроакустической визуализации
Blondel et al. The parametric side-scan sonar instrument and synthetic aperture sonar processing
JP2003107155A (ja) 音響撮像方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230213

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7238516

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151